ss速報vipが回復するまでこっちで先行。
安価の選択肢によって多視点になることがあります。
――小さな村――
お偉いさんA「勇者様がやられて一年。魔族の脅威は増す一方…」
お偉いさんB「このままでは村はいずれ魔族に奪われてしまいます…」
村長「……」
お偉いさんA「村長!」
村長「仕方ない。こうなったら……」
安価↓1
1:村の若いもんに勇者として頑張ってもらおう
2:村を捨て、都会へ避難しよう
1:新たな勇者を
村長「村の若いもんに勇者として頑張ってもらおう」
村長(確か、今いる若いもんといったら……)
村長が思い浮かべた若いもんとは
安価↓2くらいまで。
名前:
性別:
性格:
その他(自由に。なしでも可):
村長「魔族に対抗するためにはやはり武器をもつ者がいいじゃろうな」
お偉いさんB「……まさか」
村長「左様。西岡じゃ」
お偉いさんA「冗談じゃない! あんな奴を勇者にするくらいなら私がいく!」
村長「落ち着きなさい。村を騒がしたあの爆弾攻撃なら魔族にも通用する」
村長「それに、西岡の攻撃対象を村ではなく魔族に移すだけじゃ」
お偉いさんA「ぐぐぐ、確かに奴の爆弾騒ぎには懲り懲りしていたところだ」
お偉いさんB「決まったな」
――ボマー西岡の家――
お偉いさんA「という訳で勇者として頑張ってくれ」
ボマー西岡「やだね」
お偉いさんA「なぜだ」
ボマー西岡「考えてみろよ。村でドンパチやっても説教で済むだろ?」
ボマー西岡「魔族に手を出したら命を狙われる。そんなのごめんだね」
お偉いさんB「そう言わず頼むよ。今はお前しか魔族に攻撃できないんだ」
お偉いさんB「そんなお前はまさしく勇者といって過言じゃないだろう」
ボマー西岡「お偉いさん方の口車には乗らねぇよ」
お偉いさんA「こいつ……」
ボマー西岡「お、やるか? 正当防衛で爆弾使うぞ?」
お偉いさんB「やめとけ二人とも。戦う相手が違うだろ」
お偉いさんB(ここはどうしようか)
安価↓1
1:成功報酬の話をする(その内容とは)
2:爆弾を使えないようにする
2:ボマーとしての威厳
お偉いさんB「なぁ、大好きな爆弾が二度と使えなくてもいいのか?」
ボマー西岡「どういう意味だ?」
お偉いさんB「分かってるだろ? 私が爆弾の心得を持ってることくらい」
お偉いさんB「お前の爆弾騒ぎのおかげでしなくていい勉強をしたからな」
お偉いさんB「つまり、お前の使う爆弾の解除方法くらい知ってるってことだ」
ボマー西岡「……」
お偉いさんB「村に爆弾はいくつ仕掛けても構わない。爆発する前に私が止める」
ボマー西岡「この俺に向かって言ってくれるじゃねぇの。試してみるか?」
お偉いさんB「逃げるなよ」
ボマー西岡「売られた喧嘩は買ってやるよ。もし俺が負けたら魔族だろうが魔王だろうが爆破してやるよ」
お偉いさんB「言質とったからな。私が負けたらお前の好きなようにすればいい」
お偉いさんA「……」
安価↓1
1:今の話し合いの隙に火薬を盗んでいた
2:何もせずにボーっと立っていた
3:面倒だから別の若いもんを頼る(詳細は>>3)
1:爆弾処理(?)完了
――お偉いさんの家――
お偉いさんB「首尾は?」
お偉いさんA「完璧」
お偉いさんB「火薬さえ無ければ爆弾なんて怖くないからな」
お偉いさんA「今頃あいつは火薬のない爆弾をセットしてると思うと笑えるぜ……くく」
お偉いさんB「あとは約束の時間になるのを待つだけだ」
お偉いさんA「楽勝だったな」
お偉いさんB「私たちを散々コケにした罰として魔王退治の旅か、頑張ってくれ」
A&B「あはははははは」
安価↓1コンマ
偶数:外から会話を盗み聞きしている輩が……
奇数:約束の時間になったぜ
偶:バレた会話
A&B「あはははははは」
――お偉いさんの家・外――
ボマー西岡「野郎ども……覚えとけよ」
――約束の時間――
お偉いさんA「さぁ、勝負開始の時間だ!」
ボマー西岡「その前にひとつ確認だ」
お偉いさんB「なんだ?」
ボマー西岡「勝負は俺とあんたの二人でするんだよな?」
お偉いさんB「当たり前だ」
ボマー西岡「なら、こいつが介入した時点であんたの負けだよな?」
お偉いさんB「……そうかもしれんが、勝負はこれからだ」
ボマー西岡「!!」
ボマー西岡(くそ、やられた……)
A&B「」ニヤニヤ
(後から気付いたけど、コンマ見えないじゃん。秒じゃん)
ボマー西岡(話を聞いたあとで新しい火薬を完成させる時間はなく、俺は負けてしまった)
お偉いさんA「どうした? どこからも爆発音が聞こえないぞ~」
ボマー西岡「あ、あんたが火薬を盗ったからだろうが!」
お偉いさんA「おいおい言い掛かりかぁ?」
お偉いさんB「素直に負けを認めなさい」
ボマー西岡「きたねぇことしといてよく言えるな!!」
ボマー西岡「……だったらお前らのお宅訪問して証拠探ししても文句言わねぇよな?」
お偉いさんA「負け犬の遠吠えに付き合う必要はない」
お偉いさんB「はやく約束守ってくれないかな? 勇者となって最終的に魔王倒してくださいよ」
【ボマー西岡が勇者に選ばれました】
勇者ボマー「お、覚えてろよ……いつかぜってぇ爆殺してやる」
――村長の家――
村長「そうかそうか、なってくれるか」
勇者ボマー「姑息な手段で勇者を押し付けられました」
お偉いさんA「おいおい勝負は勝負だったろ?」
勇者ボマー「」キッ
お偉いさんA「おぉ怖い怖い」
勇者ボマー「ということなので、何か支援金とか色々よこしやがれください」
村長「ふむぅ。しかしこんな小さな村では農作物くらいしかないのだが……」
村長「ここ最近の爆弾騒ぎで損失が激しすぎるのじゃ」
村長「そのせいで金銭も村に流れてこないんじゃ」
お偉いさんA「ようするに何も手助けするものはないってこった」
勇者ボマー「相変わらずシケた村だな」
勇者ボマー「別にいいよ、期待してたわけじゃねぇし」
勇者ボマー「こんなとこさっさと出てやる」
村長「すまんのぅ」
安価↓1
1:とりあえず村周辺を歩いて食料探し
2:こんな村なんか当てにしないからさっさと街へ行く
2旅立つ勇者ボマー西岡
――ボマー西岡の家――
勇者ボマー(荷物は爆弾の材料と道中の食料、あとは金があればいいか)
勇者ボマー「全くなんで俺が勇者になってんだか……」
勇者ボマー「しかしまぁ、街で暮らしたとしても文句言う奴はいねぇか」
勇者ボマー「あんな勝負で本当に俺が勇者になると思ってんのかねぇ」
勇者ボマー「……荷物もできたし、こんな村とはさっさとオサラバだ」
【キャラ視点が解禁された】
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1:引き続き勇者ボマー視点
2:街にいる誰かの視点(>>3を参照)
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