男「おねショタってあるじゃん」友「詳しく聞こう」 (86)

男「最高だよな」

友「わかる」



過去作
露出狂女「」男「…」

女上司「人肌恋しい季節だな」男部下「まだ夏ですよ」

かなり昔に書いたんでURLはわからんちん
興味ある方がいらっしゃったらまとめサイトかなんかで探して読んでもらえたら嬉しいですです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1534474686

男「ここで言うおねショタは二次元のみを指し示す」

友「最近そういうAVも増えてきたけど、なんか違うよね」

男「やっぱり三次元だとどうしても限界がな…」

友「二次元で流行ったものを三次元であるAVで模倣する風潮、良くない」

男「アヘ顔とか触手とかリョナとかな」

男「ちなみにお前はおねショタではどちら視点だ?」

友「と言うと?」

男「ショタ視点で見て、おねえさんから攻められ『ふえぇ、だめだよぉ、そんなとこ汚いよぉ』となるのか」

友「それとも、おねえさん視点でショタに対してぐふふふふ、と言う視点か」

男「理解が早くて助かる」

男「ちなみに俺はショタ視点」

友「なるほど」

男「年上のおねえさんから痴的に攻められるとかめっちゃ興奮する」

友2「お前らは昼間っからなんつー話してんだよ」

男「なんだ友2、お前いたのか」

友2「いたってか、また下らん話をしてるのが聞こえたから来たんだよ」

友「お前も混ざりたいのか」

友2「何故そうなる」

男「聞こえていたなら話は早い、お前はどっち派だ」

友2「えぇ…まぁショタ視点かなぁ…」

男「同志よ」

友2「本来上の立場であるおねえさんを攻めて立場逆転!とか弱みを握ってねちねち攻める…とか最高じゃん?」

男「前言撤回だこの痴れ者がぁぁぁああ!!!」

友2「!?」

友「それはおねガキだ!分類が違う!恥を知れ!!」

男「一つ!主導権は常におねえさんにあることッ!!」

友「一つ!ショタはブサイクではなく可愛い顔であることッ!!」

男「一つ!ショタのちんこが巨根ではないことッ!!」

友「他にもまだあるが以下省略ッ!!」

男「これをおねショタ鉄の掟とする!!!」

友2「なにこいつら怖い」

友「男殿、この逆賊の処罰どうしてくれましょう」

男「市中引き摺り回しの計の後打ち首としてくれる」

友2「罪に対して罰が重すぎる」

男「今謝れば許してやらんこともない」

友2「はいはい、俺が悪かったよ、ごめんなさいでした」

男「良し、今回だけは大目に見てやろう」

男「ちなみに友はどっち視点だ?」

友「僕はどちらでも無いかな」

男「どちらでもない?それはどういう」

友「強いて言うなら神視点」

友2「神?」

友「そういう媒体で感情移入してどちらかの視点で見ることってないんだよね」

男「と言うと」

友「言葉の通り、どちらかとなって楽しむのではなく第三者としてその現場を目撃してるって感じ」

男「なるほどそういう視点もあるのか」

男「おねショタ、奥が深い」

友「計り知れない何かがそこにある」

友2「深いようで結構浅いぞこの会話」

男「最高だよな」

友「そうか」

友2「ロリコンかよ」

男「てめぇ表出ろ戦争だ!」

友2「物騒極まりないな」

訂正≻≻12

男「貧乳ヒロインっているじゃん」

友「詳しく聞こう」

男「最高だよな」

友「そうか」

友2「ロリコンかよ」

男「てめぇ表出ろ戦争だ!」

友2「物騒極まりないな」

友2「だって胸小さいってロリじゃんか」

男「はぁ!?ちげぇんだよ!貧乳とロリはイコールじゃねぇ!!
  成長した女性の胸が小さいって言うのが興奮するんじゃねぇか!!!」

友2「大は小を兼ねるって言うぜ?」

男「巨乳には!!ないだろうが!!!恥じらいが!!!!」

友2「恥じらい」

男「貧乳ってのは所謂スレンダー美人なんだよ!性格もクールで!仕事やら勉学もそつなくこなす!!
  そんな完璧美女の唯一の弱点が!貧乳ってところなんだよ!!!」

友2「お、おう」

男「いざ事に及ぼうとして彼女は頬を赤らめて言うのさ!小さくてごめんね、って!
  普段はキリっとしていて付け入る隙のない彼女が見せた唯一の隙!
  その隙に!!恥じらいに!!ときめくんだよ!!!
  そして俺は!その胸も含めてお前が好きなんだと抱きしめてあげたい!!ああっ!!!」

友2「隙が好きってか」

男「千切るぞ」

友2「何処をだよ」

友「つまり貧乳はステータスであると」

男「そうなんだけど、開き直って自ら貧乳は素晴らしいものだと誇示するのはなんか違う」

友2「難しすぎだろお前の貧乳観」

男「胸の扱いは常にデリケートかつ繊細にしなきゃいけないもんだからな、仕方ない」

友2「ふーん、そうか
  せっかくロリ物の良いエロ本手に入れたから貸そうかと思ってたんだがな」

男「いや、別にロリは嫌いじゃない、また別腹よ」

友2「正直でよろしい」

~後日~

男「メガネっ娘っているじゃん」

友「詳しく聞こう」

男「凄く好きなんだよ」

友「そうか」

友2「また下らん性癖語りか」

男「眼鏡かけてるってだけで当社比1.5倍は可愛く見える」

友「好みがはっきり分かれるジャンルではあるな」

男「世の女性は全員眼鏡かけないといけない法律が施行されれば良いのに」

友2「政権交代待ったなしだな」

男「放課後に眼鏡屋に時たま行くんだけどさ」

友「何故」

男「店員さんも、他の客も皆眼鏡をかけてるんだ!それを拝みに行く!!
  その空間だけメガネ100%!最っ高だね!!」

友2「眼鏡だけに眼福ってか?」

男「お前ちょっと黙ってろ」

友2「ごめんて」

友「目の保養目的で眼鏡屋に行くのは男くらいだろうな」

男「いや、俺も眼鏡屋に行く以上眼鏡を買おうと思ってはいるよ?」

友2「?でもお前眼鏡かけてないじゃん」

友「視力いくつだっけ」

男「両目とも2.0」

友2「冷やかしにも程があるだろ」

男「そうなんだよ…だから自分用の眼鏡作れないんだよなぁ…」

友2「伊達メガネとかは?」

男「伊達メガネはメガネっ娘の理に反するから嫌だ!!」

友「友2は相変わらず地雷を踏むな」

友2「知らんよメガネっ娘の理とか」

男「眼鏡ってのはなぁ!医療器具なんだよ!!
  伊達メガネだぁ?耳が聞こえるのに伊達補聴器とかつけんのか?あぁ!?!?」

友2「自分は眼鏡かけてないのにプライドが半端ない」

男「正当な理由で眼鏡かけてる友がうらやましい」

友「そんな目で見られても困る」

男「メガネっ娘もののAVとか見てるとたまにあるんだけどさ」

友「うん」

男「途中でメガネ外すやつなんなの?」

友2「あー…あるな」

男「魅力激減だよ、萎えるわ」

男「俺は!メガネをかけてるその姿に!!ときめいてるんだよ!!!」

友2「今日は一段と情緒不安定だな」

男「なのに!なんでメガネ外すかな!?!?俺のときめきを返せよ!!!」

友「コスプレ物なのに途中でコスプレ脱がすのと同じレベルの蛮行よな」

友2「確かにそれは萎える」

男「そう!それ!!まさにそんな感じよ!!実に無能の極み!!」

男「俺がコスプレAV担当大臣に任命されたら衣装を絶対に脱がさない法案を施行する」

友2「半脱ぎくらいがベストよなー」

男「友2もわかって来たじゃねぇか!」

友2「やだ俺お前らの仲間だと思われちゃう」

友「もう手遅れ感半端ないけどね」

~後日~

男「ふたなりってあるじゃん」

友「パス」

男「!?」

男「パスとはこれまたいかに」

友「ふたなりって…いや、どうよ?」

男「どうよとは」

友「少なくとも僕は良さがわからない」

男「まぁこれも好みがはっきり分かれるジャンルよな」

友「男はふたなり好きなのか?」

男「いや、俺も良さは良くわからないんだが…
  友がそっち方面に造詣深ければ教授願いたいと思って話題を振ってみた」

友「役に立たなくて悪いな」

友2「話は聞かせてもらった!」

友2「ふたなりには大きく分けて三つの種類がある」

男「いきなりどっから湧いたよお前」

友「なんだか既視感がある」

友2「まず俺が『お豆ちゃん肥大型』と呼んでいるふたなりだ」

男「ふむ」

友2「そして『男性器発生型』、『女性器発生型』と呼んでいるふたなりだ」

友「その違いとは」

友2「そんなん読んで字のごとくだ
  『お豆ちゃん肥大型』は女の子のお豆ちゃんが大きくなり、男性器としての役割を担うことになるふたなり
  『男性器発生型』は女の子が女性器の機能を万全に備えたまま男性器が生えたふたなり
  主にこの二つが今のふたなり業界のニーズを占めている
  『女性器発生型』は…これはケースが少ない」

男「何故少ない」

友2「男に女性器が発生した形のふたなりなんだが…
  これは人気も低い上、『男の娘』っていうジャンルがあるからな」

男「『女性器発生型』を描くより男の娘の方が自然だし興奮する、と」

友2「まぁそういうことよ」

友2「更に細かく分類すると玉の有無、皮被りか否かってとこまで分かれるんだが
  今回はそこまで言及しなくて良いだろう」

友「なんだこいつ」

男「こんなに輝いてる友2を初めて見た」

友「ふたなりの何処が良いんだ?」

男「ちんこ生えてるのに興奮できないだろ」

友2「ちんこ生えてる分お得って発想はないの?」

男「なにその発想怖い」

男「つまりちんこに興奮していると?」

友2「人をホモみたいに言うな、ちゃんと彼女いるわ」

男「…えっ」

友「今耳を疑う発言が聞こえた…パードゥン?」

友2「人をホモみたいに言うな」

友「そっちじゃない」

友「なんだ友2、お前彼女いたのか」

友2「知らなかったのか?まぁ、お前らクラスでも孤立気味だし
  この手の話題に疎くてもしょうがないか」

友「ちなみにお相手は何次元の方で」

友2「三次元だわ!二次元は二次元で嫁がいるのは確かだけど」

友「浮気者め」

友2「いや大体オタクってそんなもんでしょ」

友2「まぁ別にいいだろ俺の彼女の話なんて
  今はふたなりの話の方が大事だ!なぁ男?」

男「」

友2「男?」

友「ダメだ友2、男はお前に彼女がいたと言う事実を受け入れられずにショートしている」

友2「そんなに俺に彼女がいるって非現実的?」

友「10連で☆5が2体同時に出るくらい非現実的」

友2「稀によくあるレベルじゃねぇか」

友2「まぁ、物好きってのはどこにでもいるもんだからな」

友「おぉう、ディスってるようでお惚気だねぇ」

友2「彼氏特権ってやつだよ」

男「はっ!?俺は一体…」

友2「おう、おはよう男!そんなに俺にかのj

友「おはよう男!今友2が男にふたなりの良さを語ろうとしてたところだ」

男「?あ、あぁ、そういやそんな話してたな
  すまんすまん、ちょっと寝てたみたいだわ」

友2(何故遮った、そんなにふたなり話が聞きたいか)

友(違うわバカ…男がお前に彼女がいると認識したらお前何されるかわからんぞ)

友2(やれやれ、人の幸せを祝えない哀れなやつだ…)

友(ちなみに僕もお前を殴りたくなった)

友2(こっわ)

男「二人でこそこそ何喋ってんだ?」

友2「あぁ、悪ぃ悪ぃ」

男「んで、ふたなりの何処がいいんだ?」

友2「美少女にちんこが生えているっていうアンバランス感がいいんじゃねぇか
  それに女の快感なんて男の俺たちにはわかんねぇんだから
  美少女の興奮及び快感が男にも伝わりやすくする役割もあるわけよ」

友「んー…なる、ほど?」

友2「女性器に挿入され快感を得て、さらに扱かれ快感!
  射精という目で見てわかる快感興奮により本当に感じているんだと視認できる!
  ほら!お得でしょう!?」

男「どっかの通販で見たことあるテンションだな」

友2「そもそも神とか天使は両性具有として描かれる事が多いわけで
  天の御使いたる神、天使がふたなりであると言うことつまりそれは
  ふたなりこそが完成された姿であるという証明以外の何物でもないわけよ!
  わかるかね諸君?」

男「俺無宗教だから神とか天使とか言われても困るわ」

友「僕にもちょっと早いみたいだわ、理解できない」

友2「ファッキンジーザス!!」

~その日の放課後~

友「友2、ちょっと良いかな?」

友2「おんおん?どうしたん?」

友「ちょっと相談したいことがあって…」

~後日~

男「ボクっ娘っているじゃん」

友「詳しく聞こう」

男「個人的にすごく好みだ」

友「そうか」

男「やっぱリアルには中々いないから憧れる所があると思う」

友「ふむ」

男「こう、男兄弟に囲まれて育った故にその一人称になり
  んでもって、いつ一人称を私に変えればいいかわからず仕方なくボクって一人称になった
  みたいな背景を想像するだけでいじらしくて可愛いよな」

友「僕の方から補足して良いか?」

男「ん、なんだ友」

友「僕も一人称が『僕』故にボクっ娘について語るのはちょっと気が引けるんだが」

男「どうぞどうぞ」

友「ボクっ娘の魅力はその一人称の性別観にあると思うんだ」

男「性別?」

友「通常、ボクという一人称は男性が用いるものだ」

男「あぁ」

友「故にどうしてもその女性が男っぽく見えてしまう
  しかしそこでたまに見せる乙女な一面にときめくところがあるだろう」

男「確かに、そういった魅力があるな」

友「また、男に負けないように奮闘するキャラがボクという一人称を使っているのもよく見かける
  そういったいじらしい姿に守ってあげたい、と思うところもあるだろう!」

男「わかる、わかるわぁ
  ここまで熱く語る友を見るのは久々だな」

友「!すまんな、ちょっと興奮した」

友2「俺は断然オレっ娘派だな」

友「当たり前のように会話に入ってくる」

男「オレっ娘もまた良きよなぁ」

友2「さっき友が言ったボクっ娘の良さを踏襲し、さらに乙女な一面を際立たせることができる」

友「確かに、上位互換感はあるがボクっ娘の万能さを舐めないでもらいたい」

友2「万能さとは?」

友「ボクっ娘は別に男勝りってだけじゃない
  クールキャラ、ロリキャラ、掴みどころのない飄々としたキャラ
  たくさんのキャラクター性を付与することができる」

友2「そう言われるとオレっ娘より万能感あるな」

友「そう…ボクっ娘とは他の属性と組み合わせても良さ同士がぶつかり合わない
  いわば可能性の獣なのだよ!!」

男「ボクっ娘恐るべし」

友2「ちなみに自称ボクっ娘好きである男の一番好きなボクっ娘のタイプは?」

男「んー…いざ言われると具体例を上げられないんだが…
  クール系で、スレンダー美人!メガネかけてるとなお良いな!!」

友「まぁこないだ散々そう喚いてたもんね」

男「迸るパトスを抑えられなかった」

男「友は?」

友「僕はアルルかな、可愛いし」

男「おぉ、王道を征く…」

友2「なんつーか、コメントするところもなければ落ちもないな」

友「たまにはそう言う日があってもいいんじゃないかな」

~後日~

男「幼馴染ってそれだけで負けフラグよな」

友「!?」

男「ど、どうしたそんなにビックリして珍しい」

友「い、いやすまない…
  普段〇〇ってあるorいるじゃんスタートだからな、新しいパターンで驚いた」

男「なんかごめん」

友「いや、こちらこそごめん」

友「で、幼馴染は負けフラグである、と」

男「まぁ、幼馴染が勝利してる作品をあまり見たことがないってのもある」

友「んー…」

友2「やっぱ唐突に幼馴染って言われても感情移入が難しいよなぁ」

友「お前は本当に唐突に湧くな」

男「珍しく友2と意見が合ったな」

男「そう、そこなんだよ
  こいつは俺の幼馴染!って言われても過去編とかないと感情移入できないし
  過去編あったとしてもどうせ一緒にいた期間が長くて~とか子供の頃の約束が~とかだろ?
  そんな理由で好きって言われても…ねぇ?」

友「ねぇ?って言われても…」

友2「幼馴染って言う大枠の属性ついちゃって他の属性を付与しづらいってのもあるよな
  属性の多さはそれだけでヒロインの武器なんだし」

友「むぅ…」

男「後は昔からずっと一緒にいたってのも大きいよな
  思いを伝えらないまま他のぽっと出ヒロインの台頭を許してしまって
  そのままなし崩し的に掻っ攫われるまでがテンプレみたいになってる節もある」

友「ぼ、僕は幼馴染良いと思うけど…」

女「よっ!またあんたたち変な話してんの?」

男「出たなぽっと出ヒロイン」

女「ぽっと出でもヒロインなだけマシでしょ」

男「流石リア充系女子順応性が高い」

女「幼馴染が負けフラグねぇ…」

友2「女もそう思うだろ?」

女「そうかなぁ?やっぱ幼馴染は王道ヒロインじゃない?」

友「!」

男「王道か」

女「そう、王道
  少女漫画でも少年漫画でも、幼馴染とくっつくってのが一番王道じゃない」

友2「王道!って言われても
  なんか抽象的でピンとこないなぁ…」

友「僕も良いと思うよ、幼馴染」

女「わかるじゃない友」

男「じゃあ幼馴染の良さをプレゼンしてみ」

友「いや、えーっと、その…僕も上手くは言えないんだが…
  例えば、ビアンカとフローラだったらどっち選ぶ?」

男「そんなんビアンカに決まってんだろ!…はっ!?」

友2「俺はデボラ派」

女「友2はちょっと黙ってようね」

友「じゃあ、ファ・ユイリィとフォウ・ムラサメだったら?」

男「ファの方が献身的だし、良い嫁さんになるよなぁ…はっ!?」

友2「マウアーさん綺麗だし姐さん女房感あって良いやん」

女「だから友2は黙ってて」

友「これで最後だ!リリーナとシャニーとセシリア!!」

男「んなもんリリーナに決まってんだろ!!
  今のはフォルブレイズではない……ファイアーだ…はっ!?」

友2「スー良いじゃん、遊牧強いし、何より美しい」

女「あんたわざとやってる?」

友2「それがサカの掟」

友「まぁ、つまり!そういうことだよ男よ!」

男「なるほど、なるほどな!幼馴染はやっぱ良いもんなんだな!!」

友2「驚くほどに単純だなお前」

女「スーはシンとくっついた方が良いでしょ」

友2「お前まだその話引っ張る?」

~放課後~

友2「…で、今日は何でいきなり会話に加わって来たんだ?」

女「…あんた最近クラスで付き合い悪くなったから
  男と友と、どんな話してんのかなって」

友2「んだよ、寂しかったのか?」

女「…まぁ、うん」

友2「あー…それは、なんかごめんな?」

女「いや、いいんだけどね
  私も面白いなって思ったし」

友2「だろ?あいつら面白いんだよ
  クラスのやつらももっと絡めば良いのに」

女「話題が話題だけに入れる人は限られてるでしょ」

友2「そりゃそうか」

友2「彼女を差し置いてあいつらの所に入り浸ってたのは謝るよ、ごめん」

女「特別に許してあげましょう」

友2「なんと慈悲深いことか、ありがたい」

女「別にこれからも遠慮しないで良いよ
  私もたまーに混ざりに行くから」

友2「そうしてくれると助かります」

女「ただ、友は美形だからねー
  私は友2が取られないか心配なんですよー」

友2「だよなー、友ってホント美人だよなー」

女「あ、今の嫉妬ポイント」

友2「同調したのに嫉妬されるとか世知辛い」

女「軽く誘導尋問だったりして」

友2「お前なぁ…」

友2「でもまぁ、俺と友2が付き合うとかあり得ないっしょ」

女「なんで言い切れるん?」

友2「そりゃあ友2が…っと、これは言わない約束だった」

女「そこまで言ったら暴露したのと同じレベルでしょ」

友2「あっちゃ~…まぁ、バレたならしゃーねーか
  実はさ…」

~回想~

友『友2、ちょっと良いかな?』

友2『おんおん?どうしたん?』

友『ちょっと相談したいことがあって…』

友『実は、その…恋愛相談なんだけど…』

友2『マジ!?え?誰?どこの子!?もちろん三次元だよな!?』

友『マジ、同じ学校の人、三次元』

友2『マジか~…お前も隅に置けないなぁこのこのぉ』

友2『で、相手ってのは誰なんだ?』

友『えっと、その…』

友2『ほら恥ずかしがらずにセイホー!』

友『実は、男のことが好きなんだ…』

友2『…?』

友『だから!いっつも一緒に喋ってる!男のことが好きなんだ!』

友2『えっちょ、理解が追い付かない
  何?お前、ホモなの?俺のこと散々ホモ扱いしといて?えぇ??』

友『ホモ扱いしてたのは僕じゃなくて男だろ!
  それに!何を勘違いしてるか知らないが、僕は女子だ!!』

友2『え、いや…えぇ…?』

友『確かに身長は高いし、声も低めだし、胸も小さいし…スラックスを穿いているから男に間違われることもあるけど
  ちゃんと僕は女子だぞ!戸籍上も、生物学上も』

友2『うっわマジかぁ…全然知らなかった…』

友『失礼なやつだな』

友2『お前女子だったのかよ先に言えよ』

友『逆になんで知らなかったんだよ』

友2『いや、昔から付き合いあるならともかく俺今年からの付き合いじゃん?
  初見で男子だって思ったからそのまま先入観でずるずると…
  そもそも最初の方はあんまり絡みなかったし
  イケメンがフツメンな男子と隅っこで会話してんなぁぐらいしか印象なかったし』

友2『マジかぁ…お前女子だったのかぁ…』

友『女子だったのだ』

友2『ってか!女子がちんことか下ネタ言うなよはしたない!!』

友『はぁ?思い返してみろ、僕はその手のワードは一度も口にしてはいないぞ』

友2『えっ…そう言われてみればそうだったような…
  いや、ふたなり!ふたなりとは確かに言ってた!!』

友『そんなニッチなワード下ネタと認識できる方が少ないだろ
  バレなきゃセーフなんだよ!』

友2『そんなご無体な』

友2『で、相談ってのはお前と男をくっつけりゃ良いって話か?』

友『いや、そこまでは望んでない、告白とかそこらへんはきっちり僕がやる』

友2『じゃあお前に気を向けるようにアシストすれば良いのか?』

友『そういうこと』

友2『まず、そもそも男はお前が女子だって認識してんのか?』

友『そりゃあね、幼馴染だし』

友2『あぁ、そうだったのか』

友『昔からずっと一緒だったからね、良いところも悪いところも全部見てきたつもりだよ
  だからこそ好きになった。我ながら物好きだと思うよ』

友2『お惚気ですなぁ』

友『これは昼間のお返しってことで』

友『じゃあ、明日から頼むよ!
  彼女持ちの手腕!期待してるから!あと!このことは誰にも言わないように!!』

友2『おーう、あんまり期待しない程度でいてくれよ
  他人の恋のサポートとか初めてなんだから』

~回想終わり~

友2「ってなことがありまして
  俺は友の恋が成就するよう東奔西走中なんよ」

女「なるほどね~」

友2「ご理解いただけまして?」

女「そういうことなら私も一肌脱ごうかな!」

友2「あー…やめてくれ、俺が喋ったってバレたら最悪市中引き摺り回しの刑の後打ち首にされるから」

女「罪に対して罰が重すぎる」

友2(実は女に言ってないことがあるんだが…
  本当どうしてこうも面倒なことになるかねぇ…)

~回想~

男『おーい友2ー!ちょっと良いかー?』

友2『おんおん?なんでございましょ?』

男『風の噂でお前に彼女がいると聞いたんだが』

友2『げぇっ!?』

男『何そんなに身構えてるんだ』

友2『いや、お前の嫉妬の炎に燃やされるかと』

男『そこまで浅ましい男じゃねぇぞ俺は』

友2『どの口が言うか』

男『そんな彼女持ちの友2にちょっと相談なんだが』

友2(すげぇ嫌な予感)

男『相談ってのはな…』

友2『もしかしてぇ…恋愛相談だったりします?』

男『!?すげぇな友2!お前エスパーか!』

友2『いや、そんな予感がしたと言うか…で、誰が好きなんで?』

男『いやぁ、実は俺、友のことが好きなんだわ、昔から』

友2『はぁ…やっぱりかぁ…』

男『なんだ、お前気づいてたのか
  それなら話は早いな!』

友2『更にもしかして、告白は自分でするからサポートしろとかおっしゃいます?』

男『そう!正にそうなんだよ!!
  やっぱお前エスパーの才能あるよ!!それともあれか?やっぱ俺たち気が合うのかねぇ?』

友2『いや、なんかそんな気はしてたよ、うん』

男『もちろん手伝ってくれるよな!?』

友2『手伝うのは良いんだけど、お前は友になんかアプローチかけたりしてんのか?』

男『あれ?お前気付いてたんじゃねぇの?』

友2『何が?』

男『アプローチなら毎日のようにしてるじゃんか!!』

友2『どうやって?』

男『メガネっ娘とか貧乳ヒロインとかボクっ娘とか!全部あいつの特徴だろ!?
  あいつの特徴を好きだって言うことによって好きだとアプローチしてるわけよ!』

友2『遠まわしすぎるだろ!
  っつーか!じゃあふたなりは!?ふたなりについてはどうなる!?』

男『いや、俺あいつの下半身とか見たことないし
  もしかしたらの可能性があるだろ!』

友2『微塵もねぇよ』

男『10連ガチャで☆5が11枚出るくらいの可能性はあるだろ!』

友2『それバグってんじゃねぇか』

男『ふたなりは置いといて、次はどうアプローチすればいいと思う?』

友2『今までのアプローチのスタンスは崩さない方向でか?』

男『できればそう願いたい』

友2『じゃあ押してダメなら引いてみろってことで、相手の属性にダメ出しするのはどうだ?』

男『そんなことして友に嫌われたらどうする!!』

友2(めんどくせぇ…)

友2『大丈夫だ安心しろ絶対嫌われねぇから』

男『どこにそんな保証がある!』

友2『10連で1枚は☆4が出るくらいには保証してやる』

男『絶対じゃねぇか!やっぱエスパーかなんかだなお前!!』

友2『じゃあもうエスパーでもなんでも良いからやってみろ』

男『わかった頑張る!でももしダメだったら…』

友2『はいはい、市中引き摺り回しの後打ち首な、わかったよ』

男『んだよ』

友2『またエスパーだとでも言うんか?』

男『いや…分かって来たじゃんか友2!俺たちやっぱり合うのかもな!
  じゃあまた明日!』

友2『ったく調子が良いこって…
  おう、また明日な~』

~回想終了~

友2(あくまでサポートしかすんなって言われてるし…どうしたもんかねぇ…
  本当、前途多難だわ…)

女「さっきから黙ってどうしたん友2?」

友2「ごめんごめん、ちょっと考え事してた」

女「あの二人について?」

友2「そんなとこ」

女「本当、友2はあの二人にお熱だねー」

友2「大事な友達だからなー」

友2(ま、時間はかかるだろうけどあの二人なら大丈夫か
  なんとかなるっしょ、うん)

~一年後~

男「腹筋割れてる系女子っているじゃん」

友「詳しく聞こう」

男「最高だよな」

友「そうか」

友2(いい加減そろそろ付き合えや…)

~終わり~

書き溜めしてるとコピー&ペーストだけで終わる実に楽ンゴwwwwww
とか思ってたらミスしてやがんのこいつ

ゴーカイジャーの青春回見て青春的な何かを書きたくなったから書きなぐりました
本当ゴーカイジャー面白いから皆に見てほしい

では、HTML化依頼してきま

>>63
ミス?

>>85
普通にミスです指摘されるまで全く気付かなかった

訂正≻≻63
友2「でもまぁ、俺と友が付き合うとかあり得ないっしょ」

女「なんで言い切れるん?」

友2「そりゃあ友が…っと、これは言わない約束だった」

女「そこまで言ったら暴露したのと同じレベルでしょ」

友2「あっちゃ~…まぁ、バレたならしゃーねーか
  実はさ…」

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