狛枝「議論なんて必要ないよ!」 (29)

スーダン2の狛枝チートSSです
既出ネタかもしれませんが勢いだけで書いてしまったので取り敢えず貼ってみます

キャラ崩壊、ネタバレ、ルート変更あります

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おやつ気分の息抜きでお願いします

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日向「何言ってんだよ狛枝、犯人が誰かなんて分からないんだぞ?」

狛枝「いや、1つだけ最短ルートがあるよ」

狛枝「ほら、ボクの才能…って、ボク如きの才能なんて覚えてないよね」

日向「超高校級の…幸運?」

狛枝「うん、そうだよ。それを使えばほら、分かるんじゃないかな?」

小泉「ちょ、ちょっと待ってよ!直感で犯人を決めるつもり!?」

狛枝「それは違うよ」

狛枝「ボクはね、今回の掃除当番のくじ引きをボクの運で引き当てたんだ」

狛枝「何も仕掛けもしてない中で16人の中から選ばれるなんて、凄い運だよね?」

狛枝「結論から言うと全てボクが仕掛けたんだけど」

狛枝「ほら、澪田さんの証言でボクが十神クンに突き飛ばされちゃったのは分かるよね?」

狛枝「つまり、ボクはナイフも握れなかったし、殺人なんて出来なかったんだよ」

西園寺「うわ、さらっと全てバラしてるし…」

日向「じゃあ誰が犯人なんだよ!」

狛枝「そこでボクの幸運の出番ってわけ」

狛枝「じゃあ、ボクが当ててみるね。犯人は」

狛枝「花村クン、君だよね?」

花村「えっ?」

花村「何!?何の話!?」

狛枝「勿論ボクの直感だけど、超高校級の幸運がそう告げてる事は確かなんだよ」

狛枝「つまり、100%花村クンなんだ」

狛枝「15人中一人のアタリを引くことぐらい、訳ないよね?」

小泉「そんな…本当に花村が犯人だって言うの?」

花村「そんなわけないじゃないか!大体何にも話し合ってないじゃん!」

弐大「どうなんじゃ?花村よぉ」

花村「ちょっと待ってよ…」

澪田「てるてるちゃん!自白するなら今っすよ!」

花村「まてっちゅーとるやろがああああ!!!」

田中「むっ!?何という邪気…!これは正しく暗黒より遣わされし魔神の殺気…!?」

九頭龍「つまり、犯人は花村って事か…!?」

ソニア「殺人鬼さんの放つオーラに似ています!」

花村「えぇ…?」

七海「そういえば狛枝クンと大富豪した時ずっと一位だったよね」

罪木「ふゆぅ…狛枝さんの幸運で私は身包み剥がされてましたからね…」

日向「そうか!これが超高校級の幸運!犯人は花村…お前しか、居ない!」

花村「えぇー…」

狛枝「やっぱり花村クンが犯人だったね。ボクの才能の前じゃ15人の中から犯人を当てるくらい簡単だよ…」

左右田「いやいやありえねーだろ!」




日向「今回の事件…殺されたのは小泉だが…一体どうやって…」

狛枝「今回のクロは間違いなく辺古山さんだよ」

辺古山「え?」

狛枝「ボクの直感がそう告げている!間違いないよ!」

終里「うっしゃ!じゃあ今回も投票だな!」

辺古山「ちょ、ちょっと待ってくれ」

九頭龍「ペコ…もう諦めるしかねえぞ…俺達は終わりだ…」

辺古山「ぼっちゃん!?」

西園寺「小泉ねえを殺してあたしに罪を被せるなんて酷いよ!このゲロブス眼鏡!」

田中「やはり殺意の波動に駆られた貴様から漂う邪のオーラ、そういう事か」

日向「今回の事件、犯人は辺古山!お前しか居ない!」

七海「昨日は人生ゲームをしたら狛枝君ずっと一位だったよね」

罪木「私はずっと最下位でしたあ…」

弐大「墳ッ!では投票タイムと行くか!」

左右田「ありえねー…」



狛枝「やっぱり辺古山さんだったね」

左右田「どうなってんだこのゲーム」

日向「九頭龍ぅうううううう!!!!」




左右田「今回は流石に狛枝の直感に頼る訳には行かねえぞ!」

左右田「なんてったって二人も」

狛枝「犯人は罪木さんだよ」

ソニア「左右田さんは黙ってて下さい!」

左右田「えぇ…」

罪木「はうっ!?私が犯人なんて、そんな訳ないじゃないですか!」

日向「なるほど、西園寺に恨みも持ってたし、絶望病に掛かってた澪田ぐらいは訳ないか…」

罪木「それは違います!」

狛枝「違う?何が違うの?」

罪木「えーっと、それはですね…」

罪木(勢いで言ったなんて言えない)

田中「ふっ、投票タイムと洒落込むか」

終里「俺はさっさと終わるならそれでいいぜ!」

九頭龍「目が痛えんだ、早く終わろうぜ」

七海「そういえば狛枝君今回はゲーム出来なかったね…」

狛枝「残念だけど事実だよ…」

日向「つまり今回のクロ、殺人が出来たのは罪木!お前しか居ないんだ!」

罪木「理不尽過ぎますよ…」



狛枝「今回のクロはやっぱり罪木さんだったね」

左右田「ツッコむのもめんどくさくなってきたわ…」




狛枝「単刀直入に言うと今回のクロは田中クンだよ」

日向「そうなのか。じゃあ投票タイムに行こう」

左右田「待て待て待て!流石に早すぎだろ!」

ソニア「…きっと、破壊神暗黒四天王さんの力を借りて弐大さんを倒したんですね…」

田中「ふっ、我が僕の力を認められては仕方あるまい」

七海「お腹減ってゲームどころじゃなかったけど、今回はジャンケンで狛枝君が15連勝してたよね」

日向「あれは凄かった。野球拳なら俺はこの場に立っていなかったぞ」

左右田「何の話してんだよ…」



狛枝「田中クン、生き残れって凄い意志だったね。彼こそが本当の希望だったのかもしれない」

左右田「次のチャプターの為にキャラ思い出してんじゃねーよ!」




狛枝「悪いけど、今回の幸運はここで使わせてもらうよ」

日向「殺人なんてもう起きる訳ないもんな」

ソニア「この大きな建物のパスワード…ですか」

狛枝「11037、間違いないよ、これがパスワードだ」

ウィーン

日向「マジで開くのかよ!」

左右田「どっか湧いてんじゃねーの!?」

モノクマ「流石に色々飛ばしすぎだよ…」

日向「それに賛成だ!」

狛枝「それで、この世界の真実だけど」

狛枝「ボクの直感ならここはゲーム世界だね!」

狛枝「そしてボクらはきっと絶望の残党なんだ!」

狛枝「ちなみに日向クンは恐らくカムクライズルだよ」

モノクマ「葉隠君にこの直感を分け与えたいよ」

日向「そうなのか!?」

七海「これでこの世界の真実も分かったね」

左右田「いやいや、あり得なさすぎだろ!全部直感で解決出来んのかよ!?」

狛枝「よし、早く皆で卒業しよう!今ならまだプログラムも上書きされてないはずだよ!」

モノクマ「ちょ!」

日向「じゃあな!モノクマ!」

ソニア「狛枝さんありがとうございます!」

九頭龍「お前は俺の九頭龍組で養ってやるぜ!狛枝!」

七海「そういえば私はプログラムの人間なんだけど別にそんな事なかったよ!」

日向「じゃあ皆で卒業だ!」

左右田「待って!俺を置いてかないでくれ!」

狛枝「希望は前に進むんだ!」



苗木「あれ?ボクのセリフ取られてるしなんか江ノ島ウイルスが消えていくけど…」

霧切「なるほど、あれが超高校級の幸運…」

十神「フン、無駄足だったと言う事だな」


終里

苗木verは?

超高校級の幸運じゃなくて超高校級の直感じゃね?

>>12
全然思いつかなかったので時間かかりましたが取り敢えず書いてみました。載せます。

>>14
書いてて思いました。でもこれ以外にネタが思い付かない!


苗木Ver.も書きました。
超高校級の直感です。ごめんなさい。他にネタがないのでこのまま投下します。



苗木「そうか分かったぞ!」

苗木「この事件の犯人が分かったんだ!」

霧切「唐突ね、何も話し合ってないじゃない」

十神「フッ、遂に頭がおかしくなったか、愚民め」

苗木「いや、ほら、ボクって超高校級の幸運だからさ」

苗木「幸運にも今事件の全容が頭に思い浮かんだんだ」

葉隠「幸運って何だべ」

大和田「流石に突拍子なさすぎるんじゃねえか?」

苗木「事件の真相は舞園さんが桑田クンを殺そうとして逆に殺されたんだよ!」

桑田「は?」

山田「あのー、流石に無理があるといいますか…」

セレス「私には信じられませんね、何か根拠でもあるのでしょうか?」

苗木「ないよ!!!」

朝日奈「言い切るんだ!?」

腐川「あ、頭がおかしくなったのかしら…」

苗木「ボクは正常だよ。ボクの幸運を使えばきっと犯人も当たるんだよ!」

葉隠「幸運の先制攻撃だべ!いや先制か?」

不二咲「さ、流石にそれは横暴じゃないかな…」

大神「我もそのような不確定要素に命を賭ける訳には行かぬ」

苗木「これが事件解決の最短ルートだよ!そうだよね?桑田クン…」

桑田「アポ?」

石丸「よし!苗木クンがそう主張するのならそれに従おうじゃないか!」

葉隠「オレはめんどくせーから何でもいいべ!」

霧切「残念だけど、私の推理でも桑田クンは犯人だと思うわ」

十神「奇遇だな、オレもその結論に至っていた」

腐川「びゃ、白夜様が言うなら私も…」

大和田「オレは考えんのは苦手だ。事件調査した奴がそう言ってんならそれに従うぜ」

桑田「はいぃ…?」

大神「ふむ、桑田よ、お主は反論はないのか?」

桑田「いや、反論っつーか、何も事件に触れてないと思うんすけど…」

朝日奈「うーん、私もそういう頭使う事は苦手だから皆に任せるよ!」

不二咲「うん、あのダイイングメッセージも怪しかったしね」

セレス「そうですわね、アレは180度回転させればレオンと読めますから、苗木君の直感は恐らく推理の上で成り立ってるものかと」

苗木「そうだったんだ!今初めて知ったよ!」

桑田「アポ…?」



苗木「やっぱりボクの推理は正しかったんだね…」

葉隠「推理なんてしてねーべ!」



苗木「今回の事件、不二咲さんを殺したクロは大和田クンだよ」

霧切「また何にも根拠が無さそうね」

苗木「そうだよ!死体発見時にインスピレーションが湧いてきたんだ」

葉隠「ありえねーべ!」

十神「死体の偽装工作はオレがジェノサイダー翔こと、腐川冬子を炙り出すためにやったのだからな」

ジェノ「だぁーってろ負け犬が!」

十神「っ!?何っ!?」

朝日奈「さっきクシャミしたと思ったら人が変わったんだよね…」

山田「つまりー、二重人格ですな!それなんてエロゲ!?」

葉隠「エロゲーは今関係ねえべ!」

石丸「待ちたまえ!兄弟がそんなことするわけないじゃないか!」

大和田「すまねえな、兄弟」

セレス「認めるんですね、己の罪を」

大神「…お主は指摘されて足掻くような男ではあるまい。苗木の言う通りなのだろう」

石丸「そんなわけないじゃないか!」

苗木「これが事件の全容だよ!」



苗木「別に何も分かってなかったけどボクの幸運で大和田クンがクロだって分かったね…」

葉隠「全く議論をしてねーべ!」

石丸「兄弟いいいいいい!!!!!」



十神「今回の事件だが、犯人は間違いなく葉隠だろう」

葉隠「オレじゃねーって!」

朝日奈「あんたしか居ないじゃない!」

苗木「それは違うよ!」

苗木「今回の犯人はセレスさん、いや、『ヤスヒロ』タエコ…そう、キミだよね?」

セレス「はぁ!?なんで私が!私の名前はセレスティアルーーデンベルクッ!!!!耳の穴かっぽじって脳みそにねじ込んでな!!!」

霧切「電子生徒手帳を見れば分かるわよ」

葉隠「確かにそうだべ!オレは犯人じゃないからセレスっちが犯人なんだべ!」

大神「流石にその理論はおかしいが…」

朝日奈「せ、セレスちゃんが山田の言ってたやすひろなの…?」

腐川「だ、ダサい名前ね…」

セレス「貴女には言われたくありませんわ」

苗木「セレスさん、キミの負けだよ」

セレス「負け…ですか、いつ聞いても「投票タイムと行こう!」

セレス「決めゼリフぐらいは言わせて欲しいですわ」



苗木「全く確信はなかったけどやっぱりセレスさんが犯人だったんだね」

葉隠「今回は苗木っちに助けてもらったけど流石にあの流れは酷いべ」



十神「今回のクロ候補、それは葉隠と腐川だ!」

苗木「それは違うよ!」

苗木「今回の事件は大神さんの自殺なんだ!多分!」

葉隠「まーた適当だべ!?」

朝日奈「流石にあり得ないよ!」

霧切「いいえ、あり得るわ。現場の証拠がそれを物語っているもの」

十神「そんなわけないだろう!」

腐川「あ、あたしは犯人じゃないからそういうことよ!」

苗木「恐らく、大神さんは自分で毒を飲んで死んだんだと思う!分からないけど!」

霧切「直感にしては本当に的を得ているわ。あなた何者?」

苗木「超高校級の幸運、苗木誠だよ!」

霧切「ふふ、私の推理でその直感が正しかった事を証明してあげるわ」

苗木&霧切「これが事件の全容だよ(全容よ)!」




十神「ば、馬鹿な…こんなはずは…」

苗木「やっぱりね、ボクの推理は正しかったんだ」

葉隠「分かりやすいトリックだったな!でも全く推理はしてなかったべ!」

十神「どういう事だ!説明しろ苗木!」

葉隠「あれで分からない十神っちが流石におかしいべ…」





苗木「今回の事件はボクがクロの方が良い気がするよ!」

霧切「!?」

十神「どういう事だ!説明しろ苗木!」

苗木「何となくだよ!」

朝日奈「またそれ?」

葉隠「流石に自分の命を賭けて幸運に頼るのはおかしいと思うべ…」

腐川「ど、どうでも良いわよ!自白したんだから苗木が犯人に決まっているわ!ナイフもあいつの物だし!」

苗木「その意見に賛成だよ!」

霧切「その要素まだ出てないわよ」




苗木「何とか生き延びた!やっぱりボクは超高校級の幸運なんだね!」

モノクマ「あの幸運厨うざかったから始末したかったのに何が起きたんだろう…?」

苗木「あれ?このファイルなんだろう?希望ヶ峰学園コロシアイ計画…?」

モノクマ「えっ?捨てたのかなり前なのになんで残ってるんだよ!」




苗木「希望は前に進むんだ!」

苗木「世界が絶望で満ちていてもボクらは希望を持って前に進まなきゃいけない!」

葉隠「何の話してんだべ?」

十神「どういう事だ!説明しろ苗木!」

腐川「さ、裁判はまだ始まったばっかりなのに何を言ってるのよ!」

朝日奈「そうだよ!全然意味分かんないよ!」

霧切「どういう事かしら、説明してくれる?苗木君」

苗木「このコロシアイは江ノ島盾子により世界中に配信されてて世界はもう滅びてるんだ」

苗木「焼却炉でこんなファイルを見つけたんだよ」

葉隠「なんだべそれ?希望ヶ峰学園コロシアイ計画?」

苗木「これがじけ…コロシアイの全容だよ!」

霧切「貴方の推理は今まで私の推理と一致していた」

霧切「苗木君、ここまで言えば分かるわね?」

苗木「うん!戦場むくろをどうにかこうにか殺したのも全て江ノ島盾子だったんだよ!」

江ノ島「いやそれはちょっとすっぽかしすぎじゃない?」

苗木「希望は前に進むんだ!」

江ノ島「ガン無視チート進行とか絶望的ぃ!」




苗木「うぅ…何かがボクに何かが取り憑いてた気がする…」

葉隠「正に超高校級の幸運だったべ」

十神「どこぞの希望厨とそっくりだな」

霧切「何にしてもこれからは幸運じゃ解決出来ないわよ」

朝日奈「そうだね…ドーナツをいっぱい食べる為にも頑張らなきゃ!」

腐川「あ、あたしは白夜様について行くわ…」

十神「やめろ!」




狛枝「いてっ!」

九頭龍「どうした?狛枝」

狛枝「いや、何かに突き飛ばされたような気が…」

九頭龍「気のせいだろ。それよりお前これからどこ行くんだよ?」

狛枝「そうだね…塔和シティが気になるかな」

罪木「あ、あそこはまだ絶望で満たされていないからですか…?」

狛枝「いや、そうじゃないよ。江ノ島盾子の忘れ形見、って言うのかな。そういう子が居るって話だからね」

カムクラ「ツマラナイ…アナタが何をしても彼女はもう死んだのですよ?」

狛枝「江ノ島盾子は死んだ。でも超高校級の絶望はどうだろうね?そうだ、カムクラクンも気になるなら一緒に行こうよ」

カムクラ「…いいでしょう。どうせツマラナイ事になるのは分かりきっていますが」


終里

一人称がオレの人が俺って言ってたりするのは本当にすみません。ノリとテンションで書いてたので全く見直してなかったです。

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