魔人ブウ「ギギ !グギグゴゴ」安価 (17)

悟空「またな」

魔人ブウ「ガアアアア!!」


ーーー
ーー


魔人ブウ「ハアハア」
 
魔人ブウ「??」

魔人ブウ「???」」キョロキョロ 

少女「やっと起きたのね、あなたずいぶん眠っていたわ」

魔人ブウ「安価下1」






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魔人ブウ「マタ……ナ?」

魔人ブウ「グアア!マタ…ナ!マタナ!!!」

少女「きゃ!」

ブウはトドメを刺された事に苛立っていた。

報復のため直ぐにあの金髪の男の気を探る。


魔人ブウ「グガ?」

しかしあの男の気を感じない。

遥か彼方、界王神界にまで届く気の探知能力を持っているのに感じないのだ。

少女「あなたは何者なの?猿には見えないし…貴方みたいな亜人も見たことないわ?」

魔人ブウ「……」ジロリ


少女「安価下1」

少女「それにとっても…美味しそう!」

少女を中心に突風が吹いた。

魔人ブウ「……」ビリビリ

少女「わたしを人間だと思った?残念…わたし、吸血鬼なの」

少女「貴方みたいな珍しい亜人の血がどうしても気になるの…」

魔人ブウ「グゴガ?」

少女「暴れないでネ…直ぐ終わるから…えい!」カプ!

少女「安価下1」

少女「!?」

少女「…驚いた貴方に触れた瞬間…血生臭い記憶が流れてきたわ」

少女「魔導師ビビディとバビディ…界王神たちとの戦いそして黄金の戦士に敗れるまで断片的だけど貴方の記憶が流れてきたわ」

少女「とんでもない化け物ね…どこまでも純粋で綺麗で赤子のように無垢な魂なのにその所業は悪魔の様で…貴方の歪さにゾクゾクするわ」

魔人ブウ「グギギ!」

少女「記憶を見られて怒っているのね、私を[ピーーー]の?」

魔人ブウ「安価下2」



魔人ブウ「ウッホ!ウッホ!ウッホ!」

魔人ブウはドラミングをしながら少女の周りを歩く

少女「えっと…なんの真似かしら」

魔人ブウ「…ガ!」スウ

魔人ブウは少女の正面でピタリと止まると右手を差し出した。

少女「貴方は私と踊りたいの?」

魔人ブウ「……」コクコク

少女「いいわ…エスコートしてくださいね」

魔人ブウ「ウガウガ」

少女(何を考えてるのかしら?行動が読めないわ…でも今は[ピーーー]気は無いみたいね)

少女「貴方の記憶を見たとき貴方の名前だけ靄がかかっていてわからなかったわ、よかったら教えてもらえるかしら」

魔人ブウ「安価下1」

魔人ブウ「ブーウ」

少女「ブーウさんね…見た目と違って可愛い名前ね」

魔人ブウ「ガウ!」

少女(今は大人しいけど…暴れたら手に負えないのよね…)

少女「不発弾を手にしてる気分だわ…はぁ」

魔人ブウ「ウガウガ!」

少女「あら慰めてくれるの?ありがとう…まあ貴方が私の悩みなんだけどね…」

少女「ひとまず私の屋敷に招待するわ、付いてきて」

魔人ブウ「安価下1」





???「し、信じられない…あの魔人ブウがまだ何も破壊してないなんて…!」


???「へっへっ!界王神様!約束は守ってくれよ」

???「分かってますよ…この世界で一ヶ月誰も殺さなければ魂を浄化し人間に転生させます…ただし!ブウがもし誰かを殺害しそうになればそうなる前に貴方の手で魔人ブウを消滅させてください」

???「そんときはオラに任せてくれ、界王神様!あの太っちょのブウもいい奴になったんだから大丈夫だ!」


???「思惑どうりになればいいのですが…それと貴方に一つ言いたいことが…」


???「 私の名前を呼ばないでください…伏せ字の意味がないじゃあですか!」


???「すまねえ…界王◯様!」










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