サトシ「...俺が好き?」
セレナ「う、うん///私と付き合ってサトシ///」
セレナから告白を受けたサトシは心なしか嬉しそうである。
だが、セレナに帰ってきた言葉は信じられないものだった。
サトシ「悪いけどそれは出来ない」
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セレナ「...どうして?私のことが嫌いなの!?」
サトシ「セレナの事は好きだよ?」
セレナ「好きなら私と付き合ってよ!!」
サトシ「でもそれは友達としてだよ。それに俺は好きな人が居るんだ」
セレナ「どこの誰よ!!?」
サトシ「教えない。またなセレナ...気をつけて帰れよ」
セレナに背を向けてサトシは歩き出した。その後ろ姿を見てセレナは決意を固めた。彼女の青空のような瞳には生気がなかった。
セレナ「...サトシ...あの世で式を挙げましょ?」
帽子に隠してたいたナイフでサトシの背を目掛けてセレナは飛びかかる。だが...!
セレナ「グギャアゥ!!」
次の瞬間、強烈で豪快な蹴りがセレナの腹に命中した。
痛みを堪え、セレナは自分に攻撃をした者を睨みつけた。その男は糸目の似合うナイスガイ...ニヒルなタケシだった。
タケシ「振られたからって...お前のした行為は決して許されない。もう2度と復活出来ないようにお前の心臓に杭を打ち込んでやる」
セレナ「は、はぁ...?」
タケシは無から杭を形成し、セレナの心臓を狙ってそれをハンマー投げの要領で放つ。グサリィ...狙いは命中し、セレナは息絶えていた。
タケシ「...自業自得だ」
サトシ「...お前が守ってくれたのかタケシ?」
いつのまにかサトシはドレスに着替えてタケシの前に立っていた。タケシは可愛いと素直に思った。
タケシ「...あぁ」
サトシ「嬉しい...タケシ。お前の嫁になってもいいか?」
タケシ「もちろんだ...サトシ」
その後、2人は教会で永遠の愛を誓い合ったのでした。
~END~
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