【ハグプリ】ルールー「魔法少女サイト・・・?」 (25)

~ある夜の野乃家~

ルールー「・・・・・」カタカタ

ルールー「チャラリート、順調に再生回数を伸ばしている模様ですね・・・」

ルールー「・・・さて、もう遅いですし寝・・・ん?」

ルールー「このサムネは・・・」

ルールー「魔法少女サイト・・・」

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ルールー「どうやらこの世界で放送されているアニメのようですね」

ルールー「タイトルから推測して、不思議な力に目覚めた女の子が戦う・・・とっいったものでしょう」

ルールー「とても興味深いですね・・・」

ルールー「私もプリキュアになったことですし、何かの参考になるかもしれません」

ルールー「ちょっと見てみましょうか」ポチ

~視聴中~

ルールー「こ、これは・・・」


~翌日~

ルールー「えみるー!!!」タタタ・・・

えみる「ど、どうしたのですかルールー!?そんなに慌てて・・・」

ルールー「ちょっと失礼します」ペラ

えみる「え・・・ひゃあああああああああああああ!!!!!」ビクン

ルールー「分析開始」ピピピ・・・

えみる「ちょ、何で私の服をめくってお腹をまじまじと見つめているのですか!?」

ルールー「特に外傷なし・・・良かった」ホッ

えみる「あ、あの・・・」

ルールー「はい?」

えみる「そろそろお腹もどしてほしいのです、このままでは風邪をひいて熱が40度になってしまうのです!」

ルールー「あ、すみません」スッ

えみる「それにもし雷様が鳴ったらおへそをとられてしまうかもしれません!」

ルールー「それは迷信だと思いますが」

えみる「そ、それはさておき、一体どうしたのですかルールー?」

ルールー「実は昨日の夜あるアニメを見まして・・・」

えみる「アニメ?」

ルールー「それは魔法少女というファンシーの皮を被ったダークファンタジーでした」

ルールー「その話の主人公の女の子が・・・その・・・」

えみる「?」

ルールー「学校で酷い虐めにあい・・・」

えみる「え・・・」

ルールー「あまつさえ家ではお兄さんに・・・その・・・殴られ・・・」

えみる「!」

ルールー「それを見た瞬間、えみるとお兄さんのことが浮かんで・・・」

ルールー「心配になって駆け付けた次第なのです」

えみる「そうだったのですか・・・」

えみる「安心してくださいルールー」

えみる「お兄様は確かに厳しい人ですが、それで手を上げるような人ではありません」

えみる「それにもう私のこともわかってくれましたし、決してそのようなことはありません」

ルールー「えみる・・・ごめんなさい」

えみる「いいのですよ、それだけ心配してくれたんですから」ギュッ

ルールー「・・・はい」

ルールー「じゃあ学校でいじめられてるとかは・・・」

えみる「それもないのです!」

ルールー「これはすぐ帰ってことりに聞いてみないといけませんね・・・」

えみる「いやですから・・・」

ルールー「失礼、直帰します!」ダッ

タタタ・・・

えみる「行っちゃいました・・・」

~その夜~

ルールー「ことりによると特に学校でも何もないようです、安心しました」

ルールー「それにしてもこのアニメは・・・」

ルールー「折角ですしもう少し見てみましょうか」



~それから~

ルールー「今回は海ですか・・・」

ルールー「我々も夏休みになったら行くのでしょうか」

ルールー「な!?」

ルールー「こ、こんなことが・・・」





~翌朝~

ルールー「私先に学校行きますね!」ダッ

はな「え!?」

~ラヴェニール学園~

ルールー「ハァハァ・・・」

さあや「ルールー?おはよう・・・」

ほまれ「息上がってるけど・・・どうかした?」

ルールー「おはようございます、ちょっと失礼」ペラン

ほまれ「!?」ビクッ

さあや「ちょ・・・何してんのルールー!?」

ルールー「スカートの下に体操着・・・まさか・・・」

ほまれ「ああ、一時間目体育だったから・・・」

ルールー「えみるのお兄さんにパンツを盗まれたんですね!」

ほまれ「は?」

さあや「何を言ってるの?」

ルールー「兄というものは妹の友達のパンツを盗むものだとアニメでやっていたので・・・」

ほまれ「いや、現実はそうそうする奴いないから」

ルールー「・・・つまり、100%いない、というわけですね」

ほまれ「・・・私らの周りにはいないと思うけどね」

ルールー「確認のためさあやのも見ていいですか?」

さあや「だから大丈夫だって!」

ルールー「私としたことが冷静さを失っていたようで・・・すみません」

ほまれ「いや、落ち着いたんならそれでいいよ」

ルールー「危うくえみるのお兄さんを引ん剝きに行く所でした」

さあや「そこまで・・・」







正人「うっ・・・何か今寒気が・・・」ブルブル

アンリ「大丈夫かい?」

はな「みんなおっはよー!」

ほまれ「あ、はなのは確認しなくていいの?」

ルールー「はなの物が盗まれる確率は0,5%ですので」

さあや「そうなんだ・・・」

はな「めちょっく!?」

~後日、レンタルビデオ店~

えみる「アニメに毒されるなんて、ルールーもまだまだなのです!」

ルールー「すみません・・・」

えみる「ここは他のアニメを見てこれからの戦いの参考にするのです!」

ルールー「わかりました」

ルールー「戦いというなら、さっき立ち寄ったリサイクルショップで買ったこういう玩具も参考になりそうですね」イッテイーヨ

えみる「ルールー、その信号機みたいな武器気に入ったのですか?」

ルールー「何故かこれにシンパシーを感じてしまって・・・あ、このアニメなんかどうでしょう」

えみる「魔法少女まどか☆マギカ・・・?かわいい女の子が5人・・・まるで私達みたいですね!」

ルールー「ええ、これならハズレではないでしょう、後この魔法少女育成計画ってのも良さそうですね」

えみる「ちょっと違うかもしれませんけど、こういうのも可愛くてよさそうなのです!」

ルールー「メイドインアビス・・・可愛い男の子と女の子の大冒険・・・いいかもしれませんね」

えみる「あとこのがっこうぐらし!っていうのも面白そうです!」

ルールー「早速帰って見ましょうか」

えみる「はい!」

ハリー「おーい!」タタタ・・・

はぐたん「はぎゅ~」

えみる「あ・・・」

ルールー「どうしました?」

ハリー「実はな・・・」


ドカーン!


オシマイダー「オシマイダー!」

ルールー「ああ・・・」

えみる「そういうことですか」

ハリー「それじゃ頼んだで!」

ルールー「えみる、アニメを見るのは後になりそうですね」

えみる「そのようなのです!」

えみる・ルールー「「ミライクリスタル!ハート、キラッと!」」



(以下変身シーン省略)




マシェリ「愛のプリキュア!キュアマシェリ!!!」

アムール「愛のプリキュア!キュアアムール!!!」


マシェリ・アムール「「2人はプリキュア!!!」」


アムール「行きますよ」

マシェリ「はいなのです!」

はぐたん「がんばえ~」フリフリ

ルールー(この戦いの後、例のアニメを見てえみるが絶叫しまくったのですが)

ルールー(それはまた、別のお話です)


~おしまい~

以上です

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