【安価】女勇者「敗北、そして隷属」 (125)

女神様の加護を授かり、勇者としての使命を負ってから、私はただひたすらに剣をふるってきた。

祖国での鍛錬は血反吐を吐くほど厳しく、実際の旅路はそれをはるかに上回る過酷さだった。

いくつもの死線を潜り抜け、それでも私が折れなかったのは、多くの人々に支えられてきたからだ。

私に戦う術を教えてくれた師匠。旅の中で触れあい励ましてくれた名も知らぬ街人たち。

私の背中を守ってくれた頼れる仲間たち。

そして、最愛の人。

みんながいたからこそ、私は今日まで勇者でいることができた。

報いなければならない。世界に平和を取り戻すために、今日、勝たなければならない。

敵も味方も、いくつもの屍を踏み越えて、ついに私たちは魔王の元に辿り着いた。

魔王は強大だろう。でも、私たちなら……この仲間たちとなら、魔王にだってきっと勝てる。

勝って、すべてを終わらせるんだ!



そう思っていた。

女勇者「そ、そんな……」


私はついに、膝から崩れ落ちた。

玉座の間の冷たい床が、急速に熱を奪っていく。

血に濡れてボロボロになった利き腕は、もう指先を動かすこともできない。

王より授かった聖剣は遥か後方に転がっており、光を失っていた。


女勇者「僧侶……魔法使い……」


共に戦ってきた仲間たちの名前が、口から零れる。

視界が定まらないまま、彼女たち”だったもの”へ虚ろな目を向ける。

骨は折れ、肉は潰れ、体は引き裂かれ。

目を見開いたまま、彼女たちは絶命していた。


女勇者「っ……戦士……!」


そして。

旅の始まりから、ずっと私を守ってくれた、かけがえのない人。

私が愛し、私を愛してくれた彼は、魔王の攻撃から私を庇って。

腰から上を消し炭にされて死んだ。

死んでしまった。みんな。あまりにもあっけなく。

こんな、嘘だ。だって私たちは、世界を守るために、今日までずっと……!


魔王「もう終わりか?」

女勇者「ヒッ……!?」


喉が引きつり、小さな悲鳴が上がった。

反射的に後ずさろうとしてしたが、腰がガクガクと震えるだけで、それすらできなかった。

そんな私を見下ろしながら、魔王は悠然とした歩みで近づいてくる。

切り傷程度は負っているものの、その歩みはまるで疲れを感じさせない。


惨敗だった。

私たちが積み上げてきた何もかもが、魔王には通用しなかった。

強すぎる。理不尽なまでの強さに、私の心は絶望で塗り潰されていた。


魔王「女神の加護を受けた人間とやらはどの程度のものかと思っていたが……この程度か」


魔王が歩みを止めた。魔王の低い声が、頭上からのしかかる。

押しつぶされそうな重圧に、心臓が締め付けられる。

私は……



【どうする? ↓2】
1.わずかに残った勇気を奮い立たせ、魔王を睨みつけた。
2.何もできず、唇を噛み締めた。
3.泣いて命乞いを始めた。

【※連投、連続取得、その他あんまりな安価は再安価 or 安価下の場合あり】

女勇者(無理だ、こんな……みんな、こ、殺され……こんなの、勝てるわけが……)


恐怖が、絶望が、心を蝕んでいく。

体が、冷たくなっていく。ずぶずぶと、沈んでいく。

これで終わりなのか? 私の旅路は、無駄だったのか?

今までの、何もかもが……


女勇者「ッ……!」


走馬灯のように、かつての光景が駆け巡る。

辛いことはいくらでもあった。救えなかった命もあった。

この剣を捨ててしまいたいと思ったことが、何度もあった。

それでも。

みんなの顔が浮かんでくる。

僧侶、魔法使い……そして、戦士。

どんな時だって、私を助けてくれた。支えてくれた。

私なら世界を救えると、信じてくれた……!

女勇者「『聖炎魔法』!!」

魔王「……!?」


太陽のように眩く輝く炎が、魔王を包んだ。

至近距離での聖魔法。

魔物に対して絶大の効果を発揮するはずのそれは、魔王にたやすくかき消されてしまった。

魔王の黒い装束に、わずかに煤をつけることができた程度。

意味のない無様な抵抗だということは分かっていた。

それでも私は、零れそうになる涙を必死にこらえながら、頭上の魔王を睨みつけた。


魔王「くはは! 面白い!」

女勇者「……!」


魔王が突然笑い出した。

馬鹿にされている。私は魔王を睨む目に一層力を込めた。

魔王「まだ折れないか。哀れなほどの愚かさだが、それもまた愛おしい」

女勇者「な、何を言って……!」

魔王「よし決めた。お前は我が飼ってやろう。女神の加護というものにも興味があるしな」

女勇者「っ……! ふざけるな!」


魔王は心底愉快だというように口元を歪ませる。

まるで驚異と見なされていない。完全に舐められている。

怒りが沸いてくるが、そう思われるのも無理がないほどの力量差があると、どこかで冷静に考える私がいた。

だが、これはチャンスだ。

生きていれば、いつかきっと魔王を倒すためのチャンスが訪れるはずだ。

私は、決して屈しない。

私は勇者なのだから。希望を、皆に託されているのだから。


女勇者(何があっても、絶対に屈したりしない……!)


――その日から私は、魔王の奴隷<ペット>となった。


【奴隷となって初めての夜。女勇者は…… 下2】

1.魔王の寝室で純潔を散らした。
2.折の中に放置された。
3.ゴブリンの群れの慰み者にされた。
4.触手の肉壷に一晩中犯された。
5.淫紋を刻まれ肉体を改造された。

赤く光る月が、瘴気によって霞んでいた。

夜。私は、魔王の寝室に呼び出された。

魔王との戦いによって負った深傷は、魔王の魔法によって見る影もなくなっていた。

身につけているのは、拘束具でもなければ、戦闘時の装備でもでもない。

透けた布から身体の曲線があらわになる、扇情的なネグリジェだ。

こんな格好、戦士の前でだってしたことがない。


魔王「ふむ、似合っているではないか」

女勇者「っ~~!」


屈辱だった。

敵に傷を癒されるどころか、拘束もされずこんな格好をさせられるなんて。

今すぐにでもこのふざけた服を破り捨て、魔王の首を引き裂いてやりたかったが、

そんなことができるはずもないことは、先の戦いで十分思い知らされていた。



魔王も、戦闘時の禍々しい装束ではなく、シンプルな黒い衣服を身に纏っていた。

寝室は薄暗く、中心にあるベッドの四方で紫色の怪しい光が揺らめいている。

香でも焚かれているようで、微かに甘い香りが漂ってきた。

魔物の王の懐に居るというのに、緊張の糸がわずかに緩みそうになる。

魔王「近くにこい。姿を良く見せろ」


魔王が静かに言う。

こちらを無理やり従わせるような重圧はない。だが、私は魔王の命令に逆らえない。

わずかに逡巡した後、足を擦るようにして歩を進めた。

私の体が明かりに照らされる。

胸の突起や股の割れ目まで透けていることが、魔王の前で曝されてしまう。

屈辱と羞恥に顔が赤らむ。鼓動が早くなり、汗が滲み出る。


魔王「勇者というものだから無駄に引き締まっているのかと思っていたが、割と男好きのする体つきをしているではないか」

女勇者「っ、このっ……!」

魔王「愛いやつめ」

女勇者「……!? きゃあ!?」


突如腕をつかまれ、軽々とベッドの上に放り出された。

身体に受ける弾力から、上質なものであることが伺えた。

天蓋に閉ざされた空間に、魔王も踏み入ってきた。

魔王は衣服を脱ぎ捨てていた。浅黒い肌と、人のものとさほど変わらぬ引き締まった体躯が露になる。

この状況で何が行われるのか分からないほど、私は子供じゃない。

恐怖に血の気が引いていく。死のソレとは違う、被虐を受けることに対する恐怖だ。

喚きそうになるのを必死にこらえる。勇者としての矜持か、または折れそうになる心を守るためか。


魔王「我が直々に愛してやろう。魔王である我の寵愛を受けることができるなど、人の身に余る光栄だぞ」

女勇者「ふ、ふざけるな! 誰が、魔物なんかと……!」

魔王「お前はもう我のモノだ。それを教えてやる」


魔王が私の首を掴んだ。そのままベッドに押さえつけられる。

反射的に振り払おうとするも、魔王の片腕はビクともしなかった。

ベッドに身体が沈む。喉を押される感触に、息苦しさを覚える。

そのまま、魔王に唇を奪われた。


女勇者「んんっ~~!?」

魔王「喚くな。受け入れろ」


たやすく舌の侵入を許してしまった。

口の中を、魔王の舌が蠢く。逃げ場のない私の舌を、魔王の舌が絡めて掬い取る。

分厚い肉に咥内を支配される嫌悪感に全身の毛が逆立った。

嘔吐感を抑えるのに必死で、なすがままにされてしまう。

唇と唇が密着する。粘膜質な音が合間から漏れた。

舌を嬲られる。混じった唾液を啜りとられる。

戦士としていた、啄ばむような愛を確かめるキスではない。

主従関係を分からせるための、暴力的な行為だった。

こんなものが、キスと呼べるのか。

女勇者「んむ、ぢゅぷ……! んはぁ……!」


魔王の舌が抜き取られる。

ようやく解放された口から、空気を肺に送り込む。

憎むべき敵に唇を奪われたことにショックを覚える余裕もなく、私はただ荒い息を吐くだけだった。


女勇者「はぁ……はぁ……」

魔王「くはは……では、さっそく楽しませてもらおうか」

女勇者「……!?」


身につけていたネグリジェを、いとも容易く引き裂かれる。

驚きや羞恥を感じる間もなく、魔王は私の脚を強引に開き、その剛直を秘所に押し当てた。

濡れてもいないぴっちりと閉じたソレに、先端があてがわれる。


女勇者「や、やだ、待って……! お願い……!」

魔王「おかしなことを言う。なぜ我が、お前の願いを聞き入れる必要がある?」

女勇者「っ……! 絶対、許さない……! 貴様だけは、絶対……!」

魔王「許す? まだ分かっていないようだな」


あてがわれたソレに力が加わる。

身の毛がよだつ。逃れようと身体を捩らせるも、なんの意味もなかった。

逃れる術はない。私はただ、蹂躙されるだけだ。


魔王「貴様は我の所有物だ。貴様に我を許すだなどという資格はない!」

女勇者「ん、ぎいいぃぃぃ!!?」


魔王の剛直で、一気に貫かれた。

腹に刃物を突きたてられたような、鋭い痛みが襲った。

目の前がチカチカと点滅する。奥歯が割れそうなほど、強く噛み締めた。

女勇者「んあぁ! ぎぃ、はぐう……!!」


魔王は容赦なく腰を振るった。

剛直が中を引き裂くたびに、悲痛な声が漏れてしまう。

ついに、涙が零れ出てしまった。絶対に、涙など見せたくなかったのに。

悔しい。自分の弱さが、情けない……!!


女勇者「ぐぅ……! はぁ、んぎぃ……!」

魔王「ほら、もっといい声で啼いてみせろ!」

女勇者「こ、のっ! んん、あがあぁ……!?」


魔王が嗜虐に満ちた顔で笑う。

魔王の思い通りになりたくなくて必死に声をこらえようとするも、剛直にこじ開けられるように口が開き、悲鳴を上げてしまう。

肉と肉が打ち合う音が響く。身体を大きく揺さぶられ、ベッドが軋む。

突き立てられている秘所が、焼けるように痛い。


女勇者(お願い、早く終わって……!)


ただ耐え忍び、この暴力が終わってくれることを祈ることしかできない。

勇者になって、ここまで己が非力だと感じたことはなかった。

打ち付けられるストロークが、徐々に短くなってきた。


魔王「そろそろ、吐き出すとするか」

女勇者「!? そ、それって……! だ、ダメ!? それだけは!!」

魔王「お前はただ、我を受け入れればよい! 我を愉しませることだけ考えろ!」

女勇者「そんな、いや、いやぁ……!!」


魔王に腕を掴まれ、組み敷かれる。

私は泣き喚きながら、いやいやと駄々をこねる子供のように首を振った。

だけど、意味はない。魔王が止まるはずもない。むしろ、魔王の嗜虐心を煽るだけだ。

私は、理解し始めていた。私に選択権などない。

私の殺生与奪の権は、すべてこの男に握られている。

それが、魔王のモノになることだということを。


魔王「出すぞ、受け入れろ!」

女勇者「いや、いやああああああぁぁぁぁ!!」


最奥で、熱い情欲が吐き出された。

魔物に、仲間を殺した仇に、最後まで穢されてしまった。

最後の一滴が吐き出され、剛直が引き抜かれるまで、私は身体を動かすこともできなかった。

光の消えた瞳から、涙が伝い零れた。

魔王「くふふ……勇者の秘所というのも、なかなか良いものであったぞ」

女勇者「……」

魔王「では、二戦目といこうか」

女勇者「……え?」


呆然と聞き返した。魔王のほうを見やる。

魔王の股間には、すでに剛直が屹立していた。

血と精液に濡れたソレは、ビクビクと脈打っている。


女勇者「そ、そんな……だって、さっき……」

魔王「我がこの程度で鎮まるはずがなかろう。今日は、我という存在を徹底的に教え込んでやろう」

女勇者「い、いや――」


ヒリついた秘所に、再び肉棒が突きたてられた。

私の身体はビクンと跳ね上がり、一際甲高い悲鳴があがった。


そうして。

私はその日、赤い月が沈むまでの間、ひと時も休まることなく犯され続けた。



【女勇者のイった回数 下1コンマ一桁目(ぞろ目2倍)】

【次の日以降の女勇者のイベント 下2】
1.見せしめも兼ねたお散歩デート
2.サキュバスによる調教生活
3.風呂場、食事場での魔王への奉仕
4.オーガとの戦闘訓練
5.その他

女勇者「ん、ぅ……」


窓から差し込む光で、私は目を覚ました。

ぼやけた頭のまま起き上がろうとする。


女勇者「いっ……!」


ズキッとした痛みに身体の動きを止めてしまう。思わず顔をしかめた。

全身……特に腰と下腹部に、鈍い痛みがある。

昨日の出来事を思い出した。

魔王に純潔を散らされてしまったこと。魔王の奴隷になってしまったこと。

そして、魔王に敗北し、仲間たちを殺されてしまったということ。

そのすべてが現実だったということを、この痛みで思い知らされてしまった。


女勇者(みんな……本当に、死んで……!)


かけがえのない仲間の死という現実に、今になって心が引き裂かそうになる。

泣いている暇などない。私には、命に代えても果たさなければならない使命がある。

そう自分に言い聞かせても、目から溢れてくる熱いものを止められそうになかった。

目を手のひらで覆い隠す。今の私にできる、せめてもの抵抗だった。

女勇者「みんな……ごめんなさい……」

「お目覚めですか、女勇者様」

女勇者「!?」


即座に立ち上がり、声のしたほうを見やる。

メイド服を着た人型の女の魔物が、開いた扉の向こうに立っていた。

手を前で重ねた状態で、深く綺麗なお辞儀をした。


魔メイド「お食事とお召し物をお持ちいたしました」

女勇者「……」


言葉の通り、魔物が持ってきた移動台の上には、料理が乗っていた。

瘴気に囲まれた魔王城で出されるものだというのに、人間の町で食べるものと変わらない、むしろ豪華な食事に見える。


魔メイド「ご安心を。毒などは入っておりません。なんなら毒見をいたしましょうか?」

女勇者「……」

魔メイド「……魔王様は、貴女様のことを大変気に入っておられます。貴女様の身に何かあれば、私の首など簡単に飛んでしまうでしょう」

女勇者「……」

魔メイド「どうなさいますか?」

わずかに逡巡したのち、私はその料理を受け取ることにした。

どの道、生きていくためには食事は必要だ。この魔王城付近で人間が食べられるものを見つけるのは難しいだろう。

それに、魔王が私を殺すつもりなら、昨日の時点で私はすでに死んでいる。


女勇者「……いただきます」


食事を口に運ぶ。

瞬間、顔が綻びそうになるのを必死にこらえた。

美味しい。こんな状況であっても、美味しいものを食べると人は幸福を感じるようにできているらしい。

いや、こんな状況だからこそか。


魔メイド「食事が終わりましたら、こちらをお召しになってください。魔王様がお待ちです」

女勇者「っ……」


メイドはそう言って、手に持った衣装を広げてみせた。


【女勇者が着る服は? ↓2】
1.正統派のメイド服
2.可愛らしいフリフリのメイド服
3.露出が非常に多いメイド服
4.露出が多くさらに玩具付きのメイド服(どんな玩具かも)

女勇者(クソ、なんで私が、こんな格好を……!) 


無駄にフワフワと動く、丈の短いスカートを手で抑えながら歩く。

スカートなんて履いたのは何年ぶりだろうか。

勇者になってからは、非戦闘時であっても動きやすさ重視でズボンを履いていたのに。

敵の本拠地で、こんな、恥ずかしい格好をしなければいけないなんて。

せめて、前を歩くあのメイドのように慎ましい服であったなら……


魔メイド「ふふ、とてもよくお似合いですよ」

女勇者「ふ、ふざけないで……!」


クスクスと、魔物は楽しそうに笑った。

顔が真っ赤になっているのが分かる。



こんな状況、あまりにも馬鹿げてる。

諸悪の根源である魔王が私にこんな可愛いだけの格好をさせるというのもそうだし、

そもそも、私が律儀にこの服を着ていることもおかしい。

とはいえ、魔王が着ろと言ってるのだ。私は、これを着るしかない。

そう思ってしまった。


女勇者(決して、やつの奴隷であるということを認めたわけじゃない)

女勇者(ただ、こんなバカらしいことで反発しても、何のメリットもないってだけ)

女勇者(そう、それだけだ……)

魔王「ふむ、よく似合っているぞ」

女勇者「っ……!」

魔メイド「ふふっ」


魔王を睨みつけるも、魔王はまるで意に介さなかった。

魔王は昨日の夜に着ていたようなシンプルな服装で、無駄に長い机の一番奥で食事を取っていた。

人間の頭でも食べているのかと思っていたが、食べている料理は、少なくとも見た目は私たちが食べているものと変わりなかった。

非常に上品な仕草でナイフとフォークを使い、食事を口に運ぶ。

その姿に、私は苛立ちを覚えた。


女勇者「で、私に何をさせるつもり? メイドの真似事でもさせるつもりなの?」

魔王「それもよいが、なんの教育も受けていないお前に給仕など務まるまい」

女勇者「っ……!」

魔王「まあ、我に奉仕するという根本的な在り方で見れば同じとも言えるがな。お前は我の所有物として、その全てを我に捧げよ」

女勇者「ふざけないで。私は、お前なんかに何も捧げたりしないわ」

魔王「ふふ、昨日はあれだけ可愛らしく私に甘えてきたというのにか?」

女勇者「なっ!? 何を言って……!」

魔王「最後の方は、我のモノが良く馴染んでいただろう。お前のモノが我を咥えて離さなかったぞ」

女勇者「っ……!」


昨日の最後の方は、実はあまり覚えていない。まるで、夢でも見ていたかのようにおぼろげだ。

ただ、いつまでも続くと感じたあの行為の中で、痛みや恐怖はいつの間にか消えてしまっていて。

最後に残ったのは、身体を貫かれることへの気持ちよさだけだった……ような気がしている。

何度か、気をやってしまったような気さえするが……


女勇者(そんなこと、ありえない! 魔王ので気持ちよくなるなんて、そんな……!)

魔王「くはは、物欲しそうな顔をするな」

女勇者「なっ、誰がそんな顔……!」

魔王「ちょうどいい。朝も一発抜いてもらおうか」


魔王は椅子に座ったまま、腰の衣服をゆるめた。

昨日、私を散々追い立て続けた肉棒が勢いよく立ち上がる。


女勇者「な、何を……!」

魔王「跪け。そして奉仕しろ」


魔王は意地悪く笑いながら、私に命令した。



【女勇者はどうする? ↓2】
1.従う
2.拒絶する

女勇者「最低……!」


軽く受け流されると分かっていながら、魔王を睨みつける。

そして……魔王の足元に跪いた。


魔王「随分と素直だな」

女勇者「お前が、命令したからでしょ……」


そう。魔王の命令には、逆らえない。

昨日のたった一日で、立場というものを教え込まれてしまった。

魔王のいきり立つソレを、ジッと見つめる。

血管が浮き上がるソレは、天井に向かって突き立てられ、力強く脈動していた。

とても、大きい。

昨日は、マジマジと見ることはできなかったが、こんな太くて長いものが、私の中に挿っていたなんて……

無意識のうちに、喉を鳴らしていた。目線を、外すことができない。

魔王「何をしている。早く奉仕しろ」

女勇者「ほ、奉仕って……何をすれば……」

魔王「……はぁ。まずは手で握ってみろ」


呆れたように魔王が言う。

納得がいかないが、このままでは埒が明かないのも確かなので、言うとおりにしてみることにした。

おずおずと手を伸ばし、触れてみる。


女勇者(か、硬い……それに、熱い……)

魔王「そのまま上下にしごけ」

女勇者「上下に……? こう……?」


おぼつかない手つきで、肉棒を握る手を上下させる。

付け根から先端まで、竿の部分を優しくしごいていく



勃起した男性器になんて、初めて触る。

戦士のすら触ったことがないのに、初めての相手が、よりによって魔王なんて。

異常事態とも言える現実を半ば受け入れられないまま、手は奉仕を続けていた。


女勇者(こんなので、気持ちよくなれるの……?)


ちらりと、魔王の顔を見上げる。

不遜な表情で私を見下ろす魔王と目が合い、慌てて視線を下げた。


女勇者(わ、私はいったい何を……!?)

魔王「……もうよい。次は咥えよ」

女勇者「く、咥えるって……口でってこと!?」

魔王「そうだ。それとも、下の口がよかったか?」

女勇者「ば、馬鹿言わないで!」


口で咥える? この、グロテスクなモノを……?

途端に、生理的な嫌悪感が沸く。口の中に、この異物を含められる気がしない。


魔王「早くしろ。無理やり捻じ込まれたいか?」


低い声が、頭上から降りかかる。

ビクッと、肩が震えてしまった。


女勇者「……ん、んあぁ~……」


おそるおそる、顔を陰茎に近づける。

吐息がかかる距離となったところで、スンと、雄の匂いが鼻を突きぬけた。

脳が、一瞬くらっとして。

そのまま引き戻すこともできず、舌がソレに触れた。

そして、ついに先端を口に含んだ。

魔王「よし。そのまま奥まで咥えろ」


言われるがまま、少しずつ顔を鎮めていく。

口の中を、存在感のある肉棒が埋め尽くしていく。

チクリとした陰毛が、鼻に触れた。

これ以上は、無理だ。喉の奥に触れてしまう。

嗚咽しないように、鼻で大袈裟に息を吸った。

咥えている。魔王の一物を、奥まで。


魔王「ゆっくり引いていけ。そして上下しろ」


そろそろと、口から陰茎を抜いていく。

唇が亀頭のカリに触れたぐらいで、もう一度奥まで咥えいれていく。

上下運動を繰り返す。唇をすぼめ、舌を肉棒の裏に這わせながら、顔を動かす。

少しずつ、速度を増していった。


女勇者「じゅぷ、れろ……んちゅ、むちゅ……」

魔王「っ……いいぞ、慣れてきたら、お前の思うように動いてみるといい」


魔王が、私の頭を優しく撫でた。

汚らわしい。血に汚れたその手で、気安く私に触れるな!

そう思うのが、自然なはずなのに……

女勇者「ぢゅぷ、んぢゅ、んはぁ……れろっ……」


一度口から肉棒を抜く。ただし舌は離さずに、そのまま亀頭の裏を舐め回した。

ピクリと、肉棒がわずかに動いた。

口づけをするように、亀頭に吸い付く。

唾液でてらてらと光る肉棒を舐め上げ、再び口の奥まで咥え治した。

一心不乱に、私は魔王の肉棒を舐めまわしていた。

魔王を、気持ちよくするために……私は、いつの間にか、魔王に奉仕をしてしまっていた。


女勇者(なんで……頭が、ぼうっとしてくる……これ、舐めてると……なんだか、変な気持ちに……)

魔王「よし、出すぞ!」

女勇者「んぶぅ……!?」


魔王が私の後頭部を鷲掴みにし、肉棒を奥まで突きたてた。

突然の刺激に、嗚咽しそうになる。逃れようとするも、魔王に頭をガッチリとつかまれ、離れることができない。

そのまま、咥内で精が吐き出された。


女勇者「んぐうぅ……!?」


ぶよぶよとした精液が、喉の奥にぶちまけられる。

生臭い匂いがそのまま、鼻を抜けていく。

女勇者(き、気持ち悪い……! お、おえぇ……!)


肉棒が引き抜かれた。私はたまらず、床に精液を吐き出してしまった。


魔王「我の精を吐き出すとは、なんと無礼な……まあ、今回は多めに見てやろう」

女勇者「けほっ、けほっ……!」


肉棒から解き放たれ、靄がかかっていた思考が少しずつ鮮明になってきた。

メイドの魔物はいつの間にか姿を消しており、テーブルからは食器も消えていた。

それにも気付かないほど、私は奉仕に夢中になっていたというのか。

私は、自らを恥じた。屈辱と情けなさで、肩が震えた。


女勇者(私は、いったい何をしているんだ……!)


魔王「初めてにしては上出来だと褒めてやろう」

女勇者「っ……!」


自分に対する苛立ちをぶつけるように、魔王を睨みつける。

やはり、魔王は私の視線など意に介さなかった。


魔王「お前はこれからずっと我と行動を共にしろ。我の望むときに、我の望むままにその身を捧げよ」

女勇者(ふざけるな……! 私は、絶対にお前の思い通りになんてならない!)


魔王を睨みつけながら、呼吸を整えた。

ずっと一緒に入れるなら、それはチャンスだ。もしかしたら、魔王が隙をみせるかもしれない。弱点を見つけられるかもしれない。


女勇者(小さな希望だってことは分かってる……でも、少しでも希望があるなら、私は諦めない!)


――下腹部に覚えた小さな疼きについて、私は気付かないふりをした。



【夜になり、お風呂イベント。内容は? ↓2】
1.体を使って隅々まで体を洗うご奉仕
2.魔メイドと一緒に魔王にご奉仕
2.むしろ魔王に体を洗ってもらえるご褒美
3.媚薬風呂に全身を浸ける
4.スライム風呂に全身を浸ける
5.その他

今夜はここまで。続きは朝
短めのSSにするつもりです

ミスしましたすみません、魔メイドと一緒の方にしますね
もうひとつの2.については指定されてない安価とるのもあれなのと>>1的には混ぜるの全然罰にならないので混ぜない方向でいきます

結局、その日は一日、魔王と行動を共にした。

といっても、魔王は特に何をするでもなく、本を読んだり、物を食べたり……私に奉仕させ、精を吐き出すということしかしなかった。

王としての職務をまっとうしなくてもよいのか、と問うと、


魔王「馬鹿が、なぜ我がそんなことをしなければならない。『魔王』とは、魔物の中で最も強い個体に与えられる称号に過ぎん」

魔王「他など顧みず、望むがままに望むことを行うのが『魔王』という存在だ。強いていえば、必要に応じその力を顕示することぐらいか」


と答えたのだった。

椅子に腰掛け本を読む魔王はとても穏やかで、何も知らなければ人類を脅かす悪の根源であるとは思えないかもしれない。


……今なら殺れるか?


手のひらに魔力を集中させながら、逡巡した。

魔王にはこちらには目もくれず、ぱらりとページをめくるだけだ。


……結局私は、暗殺を試みることもなく、ただ魔王の側にいただけだった。

一撃で、確実に致命傷を与えなければならない。失敗は許されない。

そんな思いが、私を踏みとどまらせたのだった。

魔王「湯浴みを行う。先に身を清めておけ」


夕食後、魔王はそう言った。


脱衣場で、フリフリのメイド服を脱ぎ捨てる。

悪趣味な衣服からようやく解放されたが、これからのことを考えると、暗澹とした気分が晴れるはずもない。

浴場に踏み入れる。当然、何も身に纏っていない。

むわっとした熱気が体を包む。

昨日の夜、魔王の寝室に焚かれていた香と同じ香りがした。わずかに、頬が上気する。

無駄に広い浴場には、私以外誰も居なかった。

湯船に脚を入れ、ゆっくりと腰を下ろす。

肩までお湯につかると、つい、ほうっと息が漏れてしまった。

湯に、疲れが溶け出していっているようだ。

湯口から湯が流れ落ちる音だけが反響している。

ほのかに漂う甘い香りを、湯気と一緒に深く吸い込んだ。

緊張の糸が、緩んでしまう。一瞬、思考に靄がかかり、何も考えられなくなる。

ガラガラ、と浴場の扉が開く音がした。

誰かが入ってくる。即座に立ち上がり、臨戦態勢をとる。

水飛沫が大げさに舞った。


魔メイド「やめてください。こんな場所で、互いにこんな格好でなんて、馬鹿らしいでしょう」


現れたのは魔王ではなく、今朝のメイドの魔物だった。

私と同様に、何も身に纏っていない。

クラシックなメイド服の上からは分からなかったが、私よりも凹凸にメリハリのある、女らしい体つきをしていた。

人間の女とほとんど変わらない。ただ、ところどころが鱗に覆われており、お尻の上からは太く重たそうな竜の尾が生えている。

メイドはまるで警戒するそぶりも見せず、まっすぐと湯船に……私の方に近づいてきた。

桶でお湯を汲み、体を数回洗い流してから、ゆっくりと湯船に体をつける。

メイドが、小さく息をついた。たわわな乳房が、浮力でわずかに浮かび上がっている。

私は、少しだけ距離を取り直してから、静かに体を湯に沈めた。

魔メイド「どうでしたか? 今日一日、魔王様と行動を共にして」

女勇者「……最悪に決まってるでしょ。憎むべき敵に付き従って、娼婦のように振舞わなければいけなかったなんて」

魔メイド「女勇者様は、魔王様に感謝するべきです」

女勇者「なんですって?」

魔メイド「本来ならば無惨に殺されていてもおかしくないところを、人間風情が、魔王様の寵愛を受けることができているだなんて」

女勇者「……」


目を閉じながら、穏やかな口調でメイドは話しかけてくる。


魔メイド「魔王様は、とても素晴らしいお方です」

女勇者「あんなやつの、どこが」

魔メイド「あのお方は、この世界の誰よりも強い……最も優れた種です。それだけで、私たちがこの身を捧げるには十分」

女勇者「……魔物特有の、狂った価値観ね。理解できないし、したくもないわ」

魔メイド「いずれ分かりますよ、貴女も。強い雄に支配され、隷属することこそが、雌の至上の悦びだということを」

女勇者「ふざけないで! そんなわけない。そんなもので、喜ぶわけ……!!」

魔メイド「魔王様がお見えです」

女勇者「……!?」


くつろいでいたように見えたメイドは即座に湯船から抜け出し、扉のほうに体を向け跪いた。

魔王が扉を開けたのは、それからすぐのことだった。

魔メイド「いつまでそうしているつもりですか?」

女勇者「……!?」


まだ湯船につかったままでいた私に、メイドが低い声で問いかけてきた。

反射的に立ち上がろうとしてしまったのを、寸でのところでこらえた。


魔王「くはは、そう荒立つな。少しずつ慣れていけばよい」

魔メイド「……」

魔王「湯浴みだ。今夜は二人で、我に仕えろ」

魔メイド「かしこまりました、我が主」


魔メイドは美しい所作で立ち上がると、そのまま魔王の元へ歩み寄った。


女勇者「……」


他に選択肢などない。

私はそのまま立ち上がった。

雫が体表をつたい、曲線を描いた。

一糸纏わぬ姿のまま、上も下も隠すことができず……私は魔王に傅いた。

女勇者「ん……ふっ……」


石鹸を自身の体に滑らせて、小さな泡を立てる。

香とはまた違う、やすらぐよい香りが全身を包む。

それでも、私の心臓は暴れ馬のように跳ね回っていた。

心なしか敏感になっている気がする身体の隅々まで、泡を塗っていく。


魔メイド「はぁ……ふふ、魔王様、いかがですか……?」

魔王「うむ、気持ちよいぞ」


メイドは恍惚とした表情を浮かべながら、泡立った全身を使って魔王の腕を洗っていた。

両の手のひらで腕全体を優しく撫でた後は、脇や胸、お腹を順々に腕に擦り付けた。

そして今は、腕を太ももに挟み、割れ目も押し付けながら、艶かしく腰を揺らしている。


魔メイド「んん、はあぁ……! 魔王様の腕、とても、逞しいです……」

魔王「ふふ、我よりもお前の方が愉しんでいるようだな」

魔メイド「はっ……!? も、申し訳ありません……!」

魔王「よい。普段澄ました顔をしているお前が懸命に腰を動かすさまはとても可愛らしい」

魔メイド「ま、魔王様ぁ……♥」

魔王「お前も、見ているだけではなく我に奉仕しろ」

女勇者「っ……!」


魔王がもう一方の腕を差し出してくる。

おずおずと、その腕を握る。

引き締まりながらもゴツゴツとしている。

逞しい。よく鍛えられた、強い雄の腕だ。

両の手のひらで輪を作るようにして、腕全体を撫でていく。

筋肉の盛り上がりが、手のひらを通して体に伝わってくる。

浴場の蒸した熱気にあてられたのか、熱い吐息が漏れる。体温が上がり、肌が赤らむ。


魔王「お前の思うように動くがいい。我を愉しませよ」

女勇者(私の、思うように……)


【女勇者はどうする? ↓2】
1.そのまま、手のひらで洗い続ける
2.脇で挟んで洗う
3.胸ではさんで洗う
4.太ももに挟んで洗う

メイドの方を見やる。

メイドは魔王の腕にまたがり、大胆に腰を振っていた。

さきほどまで冷静だった彼女の乱れっぷりに、いけないものを見ている気持ちになる。

さすがに、あそこまではできない。

とはいえ、このままただ手で洗っているだけでは、魔王を苛立たせてしまうかもしれない。

私は意を決して、泡にまみれた胸を魔王の腕に押し付けた。


女勇者「んっ……!」


小さく、甲高い声が漏れた。

そのとき私は初めて、自身の乳首が硬く張っていることに気付いた。


女勇者(そ、そんな、なんで……!)

女勇者「ん、ぁ……ふっ……」


再び身を離すことも憚られ、私はそのまま、ゆっくりと上半身を動かした。

泡のおかげで、摩擦はほとんどなかった。

ぬるぬると、胸が腕の上を滑る。ごつごつとした腕に押され、胸が潰れて形を変える。

敏感なところに当たらないように注意して動かす。

それでも、乳輪に触れるか触れないかのじれったい刺激に、ぴんと勃った乳首が震える気がした。

魔王「随分と控えめな動きだな。遠慮する必要はないぞ?」

女勇者「うる、さい……!」

魔王「魔メイドほどではないとはいえ、せっかく立派な胸をしているのだ。もっと贅沢に使え」


そういってクツクツと笑った。

魔王は動かない。あくまで、私自身に奉仕させるつもりなのだ。

魔王を睨みつけながら、私は両の乳房を持ち胸を広げ、そして谷間で魔王の腕を挟んだ。

泡によって、隙間がみっちりと埋まる。まるで、私の肌が魔王の肌にくっついているようだった。

そのまま、全身を使って胸をスライドさせる。

心臓がバクバクと喚いている。羞恥と、屈辱と、それからのぼせ上がるような熱が、鼓動を加速させる。

この音が、魔王にも伝わってしまうんじゃないかというのが怖かった。

泡のせいで、胸がよく滑る。気付かないうちに私は、一心不乱に胸で腕をしごいていた。


魔王「腕はもうよい。次は身体だ」

女勇者「はぁ……はぁ……」


密着していた魔王の腕から離れる。谷間にこもっていた熱が解放される。

もはや自分でも分かるほどに、胸の先端が硬くなっていた。


【その後、女勇者はどこを洗う? ↓2】
1.背中を洗う
2.前全体を洗う
3.下腹部を洗う

魔王「何をしている。早くしろ」

女勇者「っ……!」


ニヤニヤと下卑た笑みを浮かべながら、魔王が急かした。

私は今、椅子に座る魔王のすぐ目の前に膝をついていた。

魔王のすぐ後ろからは、冷ややかな目をしたメイドがこちらを覗いている。

彼女は、魔王の背中に抱きつくようにして身体を密着させていた。

魔メイドは後ろから。そして、私は前から。

その身体を使って我を清めよ。それが、魔王の次の命令だった。


魔メイド「いつまで魔王様を待たせるつもりですか?」

女勇者「っ……!」


下唇を噛み締める。怒りと羞恥で、顔が真っ赤に染まる。

肩を震わせながらも、私は腕を広げて、魔王に近づいた。

魔王の分厚い胸板が目と鼻の先に……吐息がかかるほどにまで近づき。

私はついに、魔王に抱きついた。

私が望んだ行為ではないとはいえ、能動的に魔王に抱擁する形となってしまったことに、矜持がズタズタにされる。

魔王「何をじっとしている。早く動け」


魔王の低い声がすぐ真上から降りかかる。

心の準備をする時間も与えられない。

おずおずと腰を引き、胸の位置を下げていく。

そして反対に、腰を魔王側に寄せることで、胸の位置を上げていく。

全身を使って、魔王の身体を擦りあげる。

魔王を殺すために鍛え、傷つけてきたこの身体を、魔王を悦ばせるために使っている。

屈辱に泣きそうになりながらも、私は身体を押し付けることしかできなかった。


魔メイド「はぁ、うふっ……んん……」

女勇者「はぁ……んっ、はぁ……」


魔メイドと一緒になって、魔王の身体に奉仕する。

魔メイドの艶めいた吐息の音が、私の吐息と重なる。

私の柔らかな肉体が、魔王の隆々とした肉体の上を滑る。

泡が摩擦を低減させ、敏感になった乳首に程よい刺激が加わる。

屈強な雄との吸い付くような密着感に、私は、安堵のような快楽を覚えつつあった。



上下運動も、徐々に動きがスムーズになってきた。

息も上がってきた。極度の緊張と浴場の熱気で、体力がより奪われやすくなっているのか。

のぼせるような蒸し暑さと単調な動きに、次第に頭が回らなくなってくる。

最初はただ添えられていただけだった私の腕は、いつの間にか魔王の身体をしっかりと抱きしめていた。

女勇者「はぁ……はぁ……♥」

魔王「よいぞ、女勇者。そのまま、私のモノも擦り上げろ」

女勇者「え……?」


視線をおろすと、魔王の男根がそそり立っていた。

本当に、大きい。昨日の晩も含め、もう何度も果てているというのに、まるで衰えていない。

逞しい、雄の象徴。


女勇者「……」


私は、無意識のうちに身体をさらに魔王に寄せていた。

胸だけでなく、お腹まで魔王と密着する。割れた腹筋の凹凸が感じられた。

下腹部に、魔王のソレが押し付けられる。

へその下の辺りで、先端がドクドクと脈打っている。

熱い。熱で下腹部が溶かされてしまいそうだ。

私はそのまま、ぐいぐいと身体を肉を押し付けるようにしながら、身体を揺らした。


魔王「ぐっ……! いいぞ、女勇者!」

女勇者「はぁ……あはっ……」


あの魔王が、最初に戦ったときも顔色を変えなかったあの魔王が、快楽からか、くぐもった声を上げた。

私は、それに言いようのない高揚感を覚えた。その感情に身を任せ、身体をこすり付ける。

肌と肌が重なり合う。胸は、先端だけでなく、全体がじんわりとした快感を帯びていた。

熱源を擦りあげる下腹部は、熱が伝染してしまったかのようにじくじくと疼いた。

泡とは違う粘性を帯びた液体が、陰毛を濡らした。


気持ちいい……!


私はもう、言い逃れもできないほどに感じてしまっていた。



【女勇者はどうする? ↓2】
1.そのまま肉棒を腹で擦り続ける
2.手で擦り、口に咥えてしまう
3.勢いで、秘所に挿入してしまう

女勇者「はぁ、はぁ……んんっ……!」


魔王の男根が精を吐き出した。

密着しあう肉と肉の間を、熱い精液が広がっていく。

男根の脈動に合わせて、私の腰もビクンと震えた。


魔王「ふぅ……よかったぞ。お前たちはもう上がっていい」

魔メイド「かしこまり、ました……お褒めに、与り、光栄です……」

女勇者「はぁ……はぁ……」


私はその場にへたり込んだ。

胸やお腹は全体が泡立っており、下腹部には、さきほど出されたばかりの精液がべったりとついていた。

全身がうだるように熱い。朦朧とした状態で、荒い息を吐き続ける。

全身が気だるい。だが、ふわふわとした恍惚感に全身が包まれているようで、決して不快ではなかった。

そうやってぼうっとしていると、突如、頭上にお湯を浴びせられた。


女勇者「あぶっ!?」

魔メイド「いつまで惚けているおつもりですか。もう奉仕の時間は終わりましたよ」


魔メイドが冷めた表情で見つめてくる。

まだ頬は赤く、肩も上下しているが、すでに落ち着いた彼女の雰囲気に戻っていた。

いつの間にか魔王はいなくなっていた。どうやら湯船につかっているようだ。

魔メイドは、魔王のほうに深くお辞儀をし、そのご私に小さく会釈をして、浴場から出て行った。

私はしばらく呆然としていたが、徐々に思考がクリアになってきた。

先ほどの、痴態と言うほかない自分の振る舞いを思い出していた。

冷静に考えて、どうかしている! 自身の愚かさに、泣きたくなるほどの怒りを覚えた。

一刻も早く熱を冷ましたいと、私は勢いよく浴場から飛び出した。

外の空気が、体表の熱を一気に奪った。

浴場の中が、どれだけの湿度と熱気に満ちていたかが分かった。

脱ぎ捨てたはずのメイド服を探したが見つからない。

代わりに、昨晩着た薄手のネグリジェが丁寧に畳まれて置かれていた。


女勇者「っ……!」


八つ裂きにしてしまいたい衝動に駆られるが、他に着る服もない。

全裸でうろつくのも、このハレンチなネグリジェを身に纏うのも、同じぐらい恥ずべきことだと感じたが。

ここにこれが置いてあるということは、つまり、そういうことなのだ。

私に、選択肢なんてない。

私はネグリジェに身をまとうと、脱衣場から出て、一目散に魔王の寝室を目指した。

他の場所で寝るなんて指示は受けていない。

他の魔物に出くわさないようにと祈りながら、早歩きで魔王城内を移動する。

無事、誰にも会わずに魔王の寝室にたどり着くことができ、私はベッドに身を投げ出した。


女勇者(私は、絶対に諦めない……絶対に、屈しない!)


拳を握り締め、柔らかなベッドに叩きつけた。

かつての、最愛の人の顔を思い浮かべながら、いつの間にか私は眠ってしまっていた。



――その日も、私は朝が来るまで魔王に犯され続けた。


【女勇者のイった回数 ↓1コンマ一桁目(最低2回、ぞろ目2倍)】

【次の日以降の女勇者のイベント ↓2】
1.ひたすら、魔王への奉仕を続ける日々
2.魔王への忠誠宣言のための精神的調教
3.立派な性奴隷になるための魔メイドの肉体的調教
4.メス犬としてのペット生活
5.女神の加護の効果測定実験
6.その他

女勇者「んあぁ、はひぃ! やら、もうっ……!」

魔王「これだけ乱れておいて、何が嫌なんだ? 肉壷が吸い付いて離さないぞ」

女勇者「やら、い、いぐううぅぅぅ……!」


魔王に敗北して、二日目の晩。

純潔を散らされて昨日の今日で、私は、忌むべき男の腕の中で何度も絶頂を迎えた。


魔王「くはは! どうやらお前には、色狂いの素質があったようだな。我に奉仕しながら、お前も感じていただろう」

女勇者「そ、そんにゃ、わけっ……! んひっ!」

魔王「我が気付いていないとでも思っていたのか?」

女勇者「んぐっ、ふぅ、んあぁ……!」

魔王「快楽に耐え、口を閉ざすお前もまた愛おしい」

女勇者「ふ、ふざけ、んむっ……!? んぢゅ、ちゅぱ……!」


組み敷かれ、唇を貪られながら、最奥を激しく突きたてられる。

胸を乱暴に揉みしだかれる。痛いだけなはずなのに、私の身体は鋭い刺激を快楽として受け取ってしまう。

剛直が一層深い場所に押し付けられ、精を吐き出された。

熱い精を奥に勢いよく叩きつけられる感触で、私は簡単に上りつめてしまう。


女勇者「んんッッ~~!! はぁ……はぁ……」

魔王「これから毎日、この魔王が直々に愛してやろう。光栄に思うがいい」

女勇者「んは……ん、ちゅ……♥」


髪を梳き頭を撫でてくる右手も、私の指に指を絡めてくる左手も、どちらも振り払うこともできず。

私は、魔王の寵愛をただ、その身で受け止めていた。

――――――――――――――――


女勇者「ぢゅぷ、ちゅぷ……れろぉ……」


あれから、十日ほど経ったのだろうか。

正確な日付は分からないが、私は変わらない日々を過ごしていた。

常に魔王の側に寄り添い、魔王が望めば、いつだってどこでだってその身を差し出した。

日中は奉仕を行い、そして夜は奴隷として情欲の捌け口とされる。

夜は、一晩のうちに最低でも10回はイかされるようになってしまった。

時折、魔メイドも一緒に奉仕を行う。

ただ、魔王が何も言わないときは、私が奉仕を始めると魔メイドはどこかへ行ってしまうのだった。


女勇者「んぢゅ、ちゅう……ちゅぷ、れろ……」


裏筋に舌を沿わせるようにして、丹念に舐め上げる。

竿を奥まで咥え込んだあと、上唇をカリにひっかけるようにして引き抜く。

鈴口から透明なカウパーが溢れれば、すかさず舌で舐めとる。

亀頭を飴のようにしゃぶりながら、唾液を潤滑油にして、竿を指の輪っかでしごく。

変化をつけるために、時折、陰嚢を軽く揉みほぐす。

肉棒が大きく脈打った。射精が近い。

顔を動かすストロークを徐々に短くしていく。そして、肉棒が一際大きく脈打ったタイミングで、喉奥に咥え込む。


女勇者「んんっ!? んん、ぢゅる、ぢゅるる……」


どろどろの精液が口を満たす。

何度射精しても、魔王の精液が薄くなることはなかった。いつだって濃厚で、生臭くて、頭をくらくらとさせる。

尿道に残っている精液も、一滴残らず吸い出す。そして、舌の上に精液を溜めた状態で、私は口を開いた。


女勇者「んあぁ~……」

魔王「ふふ、よいぞ。飲み干せ」

女勇者「ん、んぐ、ごくっ……」


粘りつく精液を、強引に飲み下していく。

雄の匂いが、鼻腔いっぱいに広がる。頭を直接、犯されているかのような錯覚を覚える。

すべて飲み干した後、再び私は口を開け、精液が残っていないことを魔王に示す。

魔王「くはは、上出来だ! 随分と我の奴隷が様になってきたな、女勇者」

女勇者「うるさい……お前が散々、私に教え込んだんでしょ」

魔王「お前に丹精に奉仕されると、我も満たされる。褒めてやろう」

女勇者「……ふん」


魔王を睨みつけながら、射精したばかりの陰茎を口に含む。

そう、すべて魔王の命令だから、仕方なく従っているだけ。

それ以外に、私に選択肢はないから。だから、仕方がないんだ……



竿についた精液をすべて舐め取る。すこしだけ柔かくなった肉棒は、ギンギンに滾るソレとはまた違う感触がある。

少しだけ……可愛らしい。


女勇者「ん、ぺろ……んちゅ……♥」

魔王「……くく、お前は本当に、最高の奴隷だ」

魔王「褒美をやらねばな」

女勇者「え……?」


【魔王の褒美とは? ↓2】
1.奴隷ではなく正妻として、魔王に抱かれる
2.奉仕としてでなく、一緒に湯船につかれる
3.綺麗な衣服と豪華な食事を与えられる
4.奴隷から解放されるチャンスを貰える(ただし魔王のいう条件をクリアできれば)
5.死んだかつての仲間を生き返らせてもらえる
6.その他

場合によってありです
うまく組み合わせられないと判断した場合は再安価or安価下にするかも

魔王『今夜は、奴隷としてではなく、正妻として抱いてやろう』


魔王は、そんなふざけたことを抜かしたのだった。

それがご褒美だとは、どれだけ傲岸不遜な男なのだ。

ふざけるなと声を荒げたが、魔王はいつものように、まったく意に介さなかった。


女勇者「ふぅ……」


湯船で一人、小さく息をつく。

敵の居城にあって、この瞬間だけは心を落ち着かせることができる。今日は、魔王の湯浴みに付き合う必要もない。

この城で暮らすようになって、途中で気付いたことがいくつかある。

まず、この風呂は一般の魔物は使うことができないということ。

無駄に豪華なこの浴場は、魔王と、魔王が認めたごくわずかの存在しか利用できないようだ。

まあ、私は魔王の奴隷になってからずっと、使用の許可が下りているが……

次に、初めてこの風呂に入ったときに焚かれていた香は、常に焚かれているわけではないということ。

どうやら、魔王に奉仕をするときのみ焚かれるものらしい。

いったいどういう効果があるのかは知らないが、あの甘い香りを嗅ぐだけで。

私の身体は、スイッチを切り替えるように、発情するようになってしまっていた。

女勇者「っ……」


情事の際の光景を思い出し、下腹部がわずかに疼いた。

今日は、朝に一度魔王に奉仕をしてから、一度もこの身体に触れられていない。こんなことは初めてだ。

多い日では、秘所が乾く暇もないほどに、城の至る場所で情欲を受け止めたというのに。

夜を楽しみにしていろ、と口元を歪ませていた魔王の顔が思い浮かぶ。

いったい、今日は何をされてしまうのだろうか。意味もないのに、想像だけが先走ってしまう。

普段の、ただ一方的に精の捌け口にされるだけの行為でも、快感に気を失ってしまいそうになるのに。

『ご褒美』として抱かれてしまったら、私は、いったいどうなってしまうんだろう……


女勇者「っ……!」


首を振って邪念を振り払う。

これでは、本当に夜を待ちわびているみたいではないか!

湯船から立ち上がる。

ぼうっとしてしまうから、余計なことを考えてしまうのだ。今日はさっさと出てしまおう。


女勇者「……私は勇者だ。私には、絶対には果たさなければならない使命がある」


改めて、自分自身に言い聞かせるように呟いた。

仲間たちの顔を思い浮かべる。勇者としての使命を、そして仲間を殺されたことへの怒りを、再び再確認する。

身体を覆う熱を振り払うように、私は浴場から外に出た。

脱衣場には、魔メイドが立っていた。


女勇者「……どうしたの? あなたもお風呂?」

魔メイド「いえ。私は、魔王様に夜伽を行うときでしか、この浴場は利用できませんので」

女勇者「……そう」

魔メイド「女勇者様のお召し物をお渡しに参りました」

女勇者「召し物……?」


魔メイドが差し出してきたのは、普段身につけている、情欲を煽るようなネグリジェではなかった。

フォーマルな雰囲気の、シンプルな黒のワンピース。

この雰囲気には、見覚えがある。

まるで、魔王の普段着の対になっているかのようだ。

そのことに思い至って、なぜだか、わずかに頬の温度が上がったような気がした。


魔メイド「……私は、貴女が羨ましい。妬んでいると言ってもいいです」

女勇者「え?」

魔メイド「私は魔王様に、身も心も全てを捧げています。言葉だけじゃない。その覚悟があります」


魔メイドの強い眼差しが、私を射抜く。

思わず逸らしてしまいたくなる。

でもそれは、あるはずのないこの後ろめたさの存在を認めてしまうことになる気がして、私は、彼女の宝石のような瞳を覗き込んだ。

魔メイド「それに、私は竜人族として、己の強さに自信と誇りを持っています」

魔メイド「それでも、勇者である貴女には、勝てないでしょう」

女勇者「……」

魔メイド「たかだか人間風情に、劣等種に、私は勝てない……だから、貴女の方が優れた種であり、魔王様も、貴女を選んだ」


普段は精巧な人形のように整った顔をしている彼女の眉間に皺がよる。

自身に言い聞かせるような言葉。

私に語りかけているわけではないその言葉に、私はどう反応すればよいか分からなかった。


魔メイド「貴女は、己の幸運をもっと自覚するべきだ」

女勇者「……」


魔メイドは、押し付けるように衣服を差し出してきた。

私がそれを受け取ると、彼女は深く綺麗なお辞儀をし、脱衣場を後にした。

――――――――――――――――

魔王「よく似合っている。綺麗だ」

女勇者「っ……」


怪しげな紫色の光が灯る寝室で、魔王は愛するものに囁くようにそう言った。

部屋の中には、いつもの甘い香りが漂っている。

この香りを嗅いだだけで、私の肌には玉のような汗が浮かび、頬は上気する。

私は、太ももをすり合わせるように身体を捩った。


魔王「近くに来い」


魔王の低い声が、すっと耳から入ってくる。

街灯に導かれる蛾のように、光に照らされる魔王の元に歩み寄る。

魔王は私の腰に腕を回すと、軽々と私を持ち上げ、ベッドの上に優しくおろした。

普段はベッドの上に放り投げられるか、自らベッドの上に昇り娼婦のように股を開くかだというのに。

戸惑う私の額に、魔王が口付けを落とした。

そのまままぶたに、頬に、鼻先に、唇をつける。

そして、今まで一度もされたことがないような、優しいキスを交わした。


女勇者(ああ、はああぁぁ~……♥)


たったそれだけで、私の心は溶かされてしまった。

全身から力が抜ける。ベッドに沈む私の身体を、魔王の逞しい腕が支えた。

蜜壷から、愛蜜がとくとくと溢れてくるのが分かる。

せっかく用意してもらった可愛らしいショーツが、ぐしょぐしょになってしまった。

魔王は、大切なプレゼントの包装を剥がすかのように、ゆっくりと私の服を脱がせた。

胸当てを外され、解放された胸が大きく弾む。

すでにピンと硬くなっている乳首を、魔王は口に含んで舌で転がした。


女勇者「はあうぅ!?」


甘い電流が流れ、身体を弓なりに仰け反らせてしまう。

そうしながら、魔王は片手でショーツをゆっくりと脱がせた。

割れ目とショーツの間に、愛液のアーチがかかる。

熱く、すでにほぐれているそこに、魔王の指が挿れられた。

甲高い嬌声と共に、腰が跳ねる。

敏感になりすぎているソコを、魔王が絶妙な力加減で弄る。


女勇者「ら、らめえ!! か、かんじすぎちゃう……! すぐ、イっちゃうかりゃあ!!」

魔王「ふふ、お前のカラダはもうすっかり、我に服従してしまっているようだな」

女勇者「そ、そんなことっ! ん、んあああぁぁ……!!」


快感で頭がぐしゃぐしゃになる。何も考えられない。

子供のように泣き喚きながら、快楽から逃れようと身を捩る。

それでも、魔王に組み敷かれて、まったく抜け出せない。

魔王の前では、私は勇者でもなんでもなかった。そこらの街娘と変わらない、ただの非力な女だ。

全てを剥がされる。剥き出しになったただの雌が、強大な雄に支配されてしまう。

女勇者(でも……それでも……!)


爪が食い込むほどに、拳を強く握り締める。

かつての仲間の顔を、懸命に思い浮かべる。最愛の人の顔を、懸命に脳に焼き付ける。


女勇者(負けない……! 僧侶、魔法使い……戦士っ……! 私は、負けないから……!)


涙でおぼろげになった視界の向こうにいる魔王を睨みつける。


魔王「……! くはは、やはりお前は最高だ、女勇者!」


優しく微笑みかけていたはずの魔王の声色に、嗜虐の色が混じった様な気がした。

そして――





【女勇者はどうなる? ↓2】
1.快楽に負け、何度も絶頂させられる
2.魔王への愛を認め、正妻にしてほしいと懇願する
3.魔王への負けを認め、めちゃくちゃに壊されることを望む
4.鋼の精神力で、最後まで抵抗するが……

ルート分岐用の安価なので、複合は難しいかも……
安価下の意味もこめて、4メインで行きます

女勇者「おおおおォォオオオオ!? んぐ、お゛っ、んぐううぅぅっ!!」


魔王の愛撫は、あくまで優しいものだった。

だが、それによってもたらされる快楽は、脳を焼き焦がしそうなほどの強烈な刺激だった。

今まではいわば、魔王が自分勝手に欲望を満たす中で、副産物的に快楽を得ていただけにすぎない。

だが、魔王が明確な意思を持って、私に快楽を与えようと行う愛撫は、私をいとも容易く極楽まで導いた。


女勇者「イグッ! イグウウウウゥゥゥゥゥ!!」


魔王の指捌きで、秘所から愛液が勢いよく噴き出した。

浮かび上がった腰がガクガクと震える。

喘ぎ声がとめどなく溢れる口を、魔王の口が塞いだ。

今までの、蹂躙するような動きではない。

恋人同士が指を絡めあうように、私の舌がからめとられる。

舌先で、歯茎の裏や、咥内の上壁をなぞられる。

零れる吐息まで、魔王に吸われる。

時折流し込まれる唾液を、私はこくこくと飲み干し、その度に脳がチカチカするような多幸感に満たされる。



魔王の手のひらで、乳房を弄ばれる。

魔王は、胸全体を優しくこねながら、指先で乳輪のふちをなぞった。

もどかしさに胸を震わせたところで、指先が乳首を弾く。

待ち望んだ快楽を待ち望んだタイミングで与えられ、私の中の雌が否応なく歓喜してしまう。

この数時間で、私は何度絶頂を繰り返しただろう。私は何度、負けを認めてしまいそうになっただろう。

心も身体も、とっくのとうに理解していた。

この雄には、抗えない。私だけじゃない。誰であろうと、雌であるのなら、きっと抗うことなどできないだろう。

僧侶だって、魔法使いだって。私と同じ立場だったら、きっと同じようになっていたはずだ。

本能が、この雄を求めている。この雄に蹂躙され、隷属することを望んでいる。

雌の快楽をすべて知り尽くしているかのように、想像を絶する快楽を与え続けられる。

この雄の前でなら、全てを捨てただ庇護されるだけの存在になってもよいのだという、強さへの絶対的な安心感を覚える。

快楽で、全身がバラバラに引き裂かれそうだ。

限界だ。もう全てを捧げて、屈してしまいたい。

それでも――


女勇者「ふぐぅう! んぐ、あ゛ッ! イぐ!!」


それでも、私は抗い続けた。

視界が白と黒に点滅し、もう何も見えない。

そんな私が今見ているのはは、かつての、仲間たちの記憶だった。

僧侶の優しい笑みが、魔法使いの悪戯っぽい笑みが。

そして、戦士の、頼もしく、愛おしい笑みが。

誓い合った。みんなで。世界を救うと。私たちにしかできないのだと。

勇者である私を支えてくれると、私の背中を守ってくれると!

女勇者「ひぎぃい!? ま、まげにゃいぃ!! わらひは、ぜったひいいぃぃぃ!!」


数え切れない、何十回目かの絶頂。

弓なりになった体を元に戻せない。壊れてしまうんじゃないかと思うほど、激しく身体が痙攣する。

全身、いたるところが気持ちいい。もはや、シーツと肌がこすれるだけでイきそうになる。

魔王は秘所から指を引き抜くと、一度距離をとった。

少しだけ、身体が落ち着く。ようやく、ベッドに身体を沈めることができた。


女勇者「はひぃえ……あへぇ……♥」


だらしなく開いた口から舌が零れる。顔は、唾液と汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていた。

秘所からは、堰が外れてしまったかのように愛液が垂れ流しになっている。

指で攪拌された愛液が、白く泡立っていた。

私の愛液にまみれた指を、魔王は艶かしく舐めた。

そして、自身のズボンを脱ぎ捨てる。

魔王の肉棒が、あらわになった。

脳に直接、雄の臭いが突き刺さる。あるいは、強烈な雄のシンボルがそう錯覚させたのか。


女勇者(ち、チンポ……チンポチンポチンポチンポ!!)


餌をお預けされている犬のように、私は荒く短い息を漏らした。

唾液が溢れてくる。今すぐに、アレを舐め回したくて仕方がない。

今まで何度も、私を絶頂に追いやったソレ。私に雌の快楽を刻み付けた、最愛の凶器。

私はそれに、すっかりと飼いならされていた。

今までのは、所詮前戯にすぎない。アレを受け入れて、初めて本番だ。

いま、アレでめちゃめちゃにされたら。今、アレで愛されてしまったら。

耐えられるはずがない。

絶対に、堕ちてしまう。

女勇者(ほしい……! チンポ、チンポほしい! 魔王のおチンポ様でいっぱい愛してほしいっ♥)


すべてが終わると分かっているのに、私は、それを欲する欲望を止められなかった。

お尻を、ふりふりと横に揺らしてしまう。雌として、ご主人様に媚を売ってしまう。

魔王が再び近づいてくる。そして、ベッドが軋む。

上から、魔王の影が覆いかぶさる。

心臓が、破裂しそうなほどに高鳴っていた。


女勇者(ダメ、絶対、屈しちゃ……!! おマンコ、めちゃくちゃにしてほしい!! そんなの、ダメぇ!♥)


思考が支離滅裂になる。

わずかに残った理性と、全身を支配する情欲とがせめぎあう。


女勇者(戦士ぃ……! お願い、助けてぇ……! 私、もう……!)

女勇者「ふぅ……フゥゥ……!♥」

魔王「はは、まるで獣だな」


魔王の無骨な冷たい手が、私の頬を撫でる。ひんやりとして、気持ちがいい。

うっとりとした表情を浮かべてしまう。


女勇者(やめてぇ……優しく触らないでぇ……! 本当に、好きになっちゃうのぉ……♥)

魔王「どうだ、女勇者。我の寵愛がほしいか?」

女勇者(ほしい! ほしいのぉ! 全部、心も身体も、愛してほしいっ!!)

女勇者「ぐううぅぅぅ……! んぐううぅぅ……!♥」


奥歯を噛み締め、最後の一線を越えてしまわないよう、必死にこらえる。

だが、身体はもうすでに、屈してしまっていた。

股を大きく開き、両手を使い陰唇を広げて見せた。ぱくぱくと、秘所が物欲しそうに震える。


女勇者(いやだ、負けたくない、負けちゃ、ダメなのに……! 戦士、私、もう、だめぇ!♥)


みっともなく蜜花を開き、いつでも受け入れ態勢にある私を見下ろして、魔王は愉快そうに言った。





魔王「さすがは勇者。ここまできて、まだ折れないか」

女勇者「え……?」

魔王「さすがは勇者。ここまできてもまだ折れないか」

女勇者「え……?」

魔王「決めていたのだ。前戯まででお前に我を求める言葉を吐かせることができなかれば、お前のことを諦めるとな」


何を、言っているの?

まさか、これで、終わり……?


魔王「我の負けだ。これが人間の強さというものなのか」


芝居がかった物言いで、魔王は肩をすくめる。

そのまま背を向け、寝室から出て行こうとする。


女勇者(そんな……なんで、だって、こんな……)


魔王「お前は今日で解放してやる。どこへでも好きなところへ行くといい」

魔王「ついでに、死霊使いに頼んでお前の仲間も蘇らせてやろう。完全な蘇生とはいかないが、少なくとも魂は本物だぞ」


魔王が何かを言っているが、まるで耳に入ってこない。

すべての希望が潰えてしまったかのような。世界が終わるかのような絶望が私の心を塗り潰そうとしていた。

女勇者(待って……)

魔王「これでもう、お前は我の奴隷ではなくなった。再び敵同士だな、勇者よ」

魔王「せいぜい強くなって、次こそは我を殺してみせるんだな」

女勇者「待って!!」


魔王は振り返らない。止まらない。そのまま扉を開けて、私を置いていこうとする。


女勇者「ま、待ってください! ご主人様っ!!」

魔王「……ご主人様とは、誰のことだ?」


やった! 止まってくれた!

堰が外れたように、想いが溢れて止まらない。


女勇者「あなたのことです! 魔王様のことです! あなたは、私のご主人様で!」

女勇者「私は、あなたの奴隷<ペット>です!!」


ついに、言ってしまった。敗北を、認めてしまった。

心の中に残っていた、ほんのわずかな『勇者』の私は、完全に消え去った。

もう、仲間の顔も思い出せない。思い出さなくていい。

もう、我慢しなくてもいい!

受け入れてしまえば、後には、どこまでも続きそうな幸福感と高揚感があるだけだ。

女勇者「お願いします! 愛してください! もう限界なんです! チンポがほしくて、頭がおかしくなりなんそうですぅ!♥」

魔王「くはは、随分と下品な言葉で喋るようになったな」


魔王が踵を返し、私の元に戻ってくる。

それがたまらなく嬉しくて、涙が零れた。

もう見捨てられるのは嫌だと、縋りつくように叫んだ。


女勇者「ごめんなさいぃ! 魔王様が望むなら、綺麗な言葉遣いも覚えますから! だから、今だけは、私をめちゃめちゃにしてぇ!!」

魔王「お前は本当に、最高の奴隷だよ。辛かっただろう、よく耐えた」


魔王が……魔王様が、私を組み敷いた。

隆々とした、鎧のような筋肉に覆われた肉体。人間なんかよりも、遥かに逞しい。


魔王「褒美をやろう。骨の髄まで愛してやる」

女勇者「あ、ありがとうございまひゅう! こ、光栄で、んごおおおおォォォォオオオオオ!!?」


肉棒に貫かれる。

その瞬間、頭の中で、快楽の火花が爆ぜた。

ほぐれきった蜜壷は、魔王様の人間離れした剛直も容易く奥まで受け入れた。

リズムよく、魔王様が腰を打ち付ける。水気を帯びた肉を打つ音が、室内に響いた。

その一回一回で、私は絶頂に上りつめてしまう。


女勇者「お゛お゛ォ!? ひぎっ、あば! しゅご、しゅごいいぃぃ!!♥」


絶頂に昇ったっきり、降りてこれない。

どこまでも続く最高潮の快楽に、全身の血液が沸騰しそうになる。

優しくも力強い、私を極楽に導くための抽挿。

私のことを愛してくれているその動きに、心までも満たされる。

突かれる度に、胸が大きく弾む。

頭をベッドに沈ませ、顎を天井に向けた状態で、私は獣のような嬌声を上げ続けた。

少しでも近くに感じたくて、私は、蛙の様に開いた脚を魔王様の腰に回した。

女勇者「まおうしゃまぁ……! キス、キスしてぇ……!♥」


口を大きく開き、舌を突き出す。

魔王様は困ったように笑うと、顔を近づけ、私のお願いに応えてくれた。


女勇者「う゛ぶっ、ぢゅぷ、れろっ! んふぅう、ぢゅるっ……!」


腕を魔王様の首の後ろに回す。

私の愛を少しでも伝えたくて、魔王様の身体をぎゅっと抱きしめた。

魔王様の動きに合わせて、舌を動かす。

下品な音が口の隙間から漏れるのも気にせず、ひたすらに魔王様の舌をしゃぶり続けた。


女勇者(これ、らめぇ……! キスしながらおマンコ突かれるの、トンじゃいそうなほど幸せなのぉ♥)

魔王「ぐっ……! 射精すぞ、受け取れ!」

女勇者「っ……!」


魔王様の腰の動きが速くなる。

子宮が降りる。身体を構成するすべての器官が、魔王様の射精を受け入れようと準備を始める。

来るべき快楽を想像して、期待がどこまでも高まり続ける。

そしてついに、最愛の人の熱い精が、最奥に吐き出された。

女勇者「んお゛お゛ううぅぅ!? んっぎいいいいいぃぃぃぃいいいいいいい!!?」


火傷したかと思うほど、最奥が熱い。

許容量を超えた快楽に、脳が焼ききれてしまったかのように真っ白になる。

何も見えない。何も聞こえない。何も考えられない。

ただ、奔流のような快楽が全身を駆け巡り、それだけで生きていることを実感する。

魔王様は、腰を少しだけ震わせた後、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。

へその裏側を引っ掛けるカリの刺激で、私は小さく絶頂した。

しばらくして、熟れた秘所から、魔王様の精がどろりと零れでた。

もったいないとせき止めようとするも、腕が動かない。

壊れてしまったのかと思うくらい、身体のいたるところが気持ちいい。どこを触られても、敏感な秘所に触れられたかのように反応してしまう。


女勇者「ま、魔王しゃまぁ……しゅ、しゅてきでしゅう……♥」


魔王様は私の頬に顔を寄せ、小さく口づけをした。

口元がだらしなくにやけてしまう。

私は、なんて愚かだったのだろう。魔王様は、こんなにも私を愛してくれる、とても素敵な雄だったというのに。

今すぐ私を愛してくれたあの肉棒を咥えて、私の愛を伝えたいのに。

身体が鉛のように重くて、指一本動かすこともできない。

奴隷としての至らなさを感じながら、目線だけで魔王様のほうを見やる。

魔王様の男根は、すでに屹立していた。

その逞しさに、まるで恋を知ったばかりの少女のように私の胸は高まった。


魔王「何を惚けている。夜は長いぞ」


魔王様は、私の腰を抱きかかえた。

そして、逞しい身体で私を力いっぱい抱きしめた。

幸福感に満たされる。こうして、この人に愛してもらうことができたのなら、勇者として剣を振るってきた日々も、無駄ではなかったと思える。


魔王「私は、本当に認めているのだ、お前の強さを」

女勇者「へ……?」

魔王「いつか、お前が我に迫るほどの強さを手に入れることができたなら……お前を、真の妻としてやろう」

魔王「だから、その日まで、今宵のことを忘れぬようにするがいい」

女勇者「……はい!」


魔王様は私に、恋人のようなキスをしてくれた。



そうして、私は一晩中、魔王様の女として愛を受けた。

それまでの人生……奴隷となった期間も含めた、昨日までのすべての人生で迎えた絶頂の回数を。

そのたった一夜で、超えることになるのだった。

――――――――――――――――

【数年後……】



「はあっ!!」


玉座の間……神聖な決闘の場で、私は剣を振るっていた。

対峙するは、最強の種。魔物の頂点に君臨するお方。私の、最愛の人。

人間はおろか、上位の魔物ですら視認できないほどの速さで、剣戟が振るわれる。

それでも、あの人の首に刃を届かせるには、遅すぎるぐらいだ。


魔王「遅い!」

「ぐうっ……!?」


剣がはじかれる。

そして、魔王様の手のひらが私に向けられる。

魔王様の手から放たれるのは、全てを滅ぼす死滅の魔法。

直撃すれば、私であっても跡形もなく消えてなくなるだろう。

魔王様は、一切手を抜いていない。それでなくては意味がない。

この程度で死んでしまう女を、魔王様は愛してはくれない。


魔王「終わりだ」


凍てつくような低い声に、身体が竦む。

だが、終わらない。こんなところで、私は終われない。

私には、死んでも叶えたい夢がある!

「『聖炎魔法』!!」

魔王「……!?」


魔王様の顔に、初めて驚愕が浮かぶ

太陽のように眩く輝く炎が、魔王様を包んだ。


「この程度で死ぬような男なら、私のご主人様にはふさわしくない」

魔王「言ってくれるな」

「!?」


魔物に対して絶大の効果を発揮するはずのそれは、魔王様の手によってかき消された。

そして、その勢いのまま、魔王様の手が眼前に迫る。

死を覚悟し、私は、静かに目を閉じた。

魔王「合格だ」

「……!?」


目を開くと、魔王様の腕は、目の前に停止していた。

魔王様の漆黒の装備は半壊しており、肌が剥き出しになった右腕は、酷い火傷で爛れていた。


魔王「我にここまで深手を負わせたのはお前が始めてだ」

「魔王様、腕は大丈夫ですか!?」

魔王「問題ない……と言いたいところだが、回復が遅いな。しばらくは使えんかもしれん」

「も、申し訳ありません……!」

魔王「よい。全力で戦えと言ったのは我だ。たとえ今の戦いで死んでいたとしても、それは我がその程度だったというだけの話だ」

「魔王様……!」


なんと、器の大きなお方なのだろう。

私は長い間、魔王様という存在のことを誤解していた。

魔王様はただ、弱肉強食という絶対の原理のもと行動しているだけなのだ。

思えば、大した力も持たず、権利だけは主張する人間という種族の、なんと愚かで醜い事か。

今となっては、魔王様の小指ほどの力もない雑魚が何匹死のうと、何とも思わなくなってしまった。

魔王「我は傷を癒してくる。お前は式の段取りを急げ」

「……! ついに、なのですね……」

魔王「ああ、これで正式に、お前は我の正妻となる」


そういって、魔王様は優しくキスをしてくれた。

ついに、この日が来たのだ。長らく、この日を夢見て、勇者であった頃よりも遥かに辛い修行に耐えてきた。


魔王「今夜は久々に、お前を愛してやろう」

「ま、魔王様……♥」


秘所が、ジュンと疼いた。

魔王様に抱かれることを想像しただけで、アソコは簡単に濡れてしまう。

この逞しい雄に、私の全てを捧げたい。蹂躙され、隷属したい。

私がどれだけ強くなっても、私の本質は変わらない。

むしろ、強さを増すたびに、その私を屈服させる魔王様に惚れ直していた。

魔メイド「……ご結婚、おめでとうございます」

「ふふ、まだ早いわよ」


魔王様が玉座の間を後にしたのと入れ替わるように、魔メイドが現れた。

思えば、彼女とも長い付き合いになる。


「……人間が魔王様と結ばれるのは、やっぱり納得いかない?」

魔メイド「いえ……今の貴女は、人間とは到底呼べませんので」


それもそうか、と呟く。

魔王様に幾度となく抱かれた私は、すでに魂に魔王様の魔力が混ざった状態となっていた。

魔王様の紫色の肌と、人間だった頃の肌が混じり合った、マーブル模様の腕を眺める。

……今の私の姿を見たら、人間たちは化け物だと蔑むだろうか。

それは、とても愉快なことだと思った。

魔メイド「それに、今の貴女は私よりも遥かに強い。もはや、嫉妬などできないほどに」


私は、魔メイドのなくなった右腕を見やった。

私が決闘を挑み、そして切り落とした。

身の程知らずの過ぎた感情を抱かないように、自分の力量というものを分からせてあげたのだ。

魔メイドの表情は、相変わらず読み取れない。


魔メイド「……本当におめでとうございます。魔后様」


魔后「ええ、ありがとう」


これからの輝かしい未来を想って、私は心から笑顔を浮かべた


【魔王の最愛の妻エンド】

以上です
久しぶりのSSで楽しかったです
付き合ってくれた人はありがとうございました

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