◆翌日◆

美奈子「はい、Pさん！　今日のお昼ご飯です！」ﾃﾞﾃﾞﾄﾞﾝ

P「うおお、相変わらず凄い量だな」

美奈子「お残しは厳禁ですからね！」

P「はは、そんなこと言って。中華料理は残すのがマナーだもんな。安心しろ！」

P「ぱくぱく。むしゃむしゃ。ごっくん」

P「ごちそうさま！　ふーお腹いっぱい」

美奈子「」

美奈子（まだ10分の1しか食べてないのに）

P「」ﾌﾌﾌ

美奈子「……」

◆翌日◆

美奈子「はい、今日のお昼ご飯です！」ﾁｮｺﾝ

P「今日は随分量が少ないな」

美奈子「今朝は時間がなくって」

P「そうか」

P（にしても少ないな。1分で食べ終わっちまうぞ）

P「ぱくぱく」

美奈子「はいご馳走様でした！」ｻｯ

P「えっ、まだ食べてる途中……」

美奈子「残すのがマナーですから」ﾆｺｯ

P「」

P（くっ、そういうことかよ）

美奈子「」ﾌﾌﾌ

◆2週間後◆

P「」ｸﾞｩ~

P（あれから日に日に量が減っていって、今日は小鉢一皿分ぐらいしかない）

P（うわあああん美奈子ぉ！　美奈子の手料理が食べたいよう！）

小鳥（コンビニでおにぎりでも買えば良いのに）

P「美奈子！　久しぶりに沢山食べたいな！　明日は量多めで頼む！」

美奈子「」ﾆﾔｯ

美奈子「はい、お任せください♪」

P（大丈夫。多すぎたら残せば良いだけだ）

◆翌日◆

美奈子「はい、今日のお昼ご飯です！」ﾃﾞﾃﾞﾄﾞﾝ

P「おお！　待ってまし──あれ？　なんかいつもと違──」

美奈子「今日は日本料理にしてみました！」

美奈子「中華料理じゃありませんからね。お残しは、許しませんよ♪」

P「」

美奈子（勝った）

P「ぱくぱく。もぐもぐ。ごっくん。ぱくぱく。もぐもぐ。ごっくん……」

美奈子「美味しいですか？」

P「うん！　おいちい！」

美奈子「やった♪」ﾆｺﾆｺ





奈緒「ところで中華料理は残すのがマナーって言うの、間違いらしいな」

P・美奈子「そーなの！？」



おしり