グラン「ナル・グランデ編のレオナちゃん!!」 (56)


★注意☆


・グランブルファンタジーSSです

・キャラ崩壊注意

・グラン=団長と表記します

・メインストーリーのネタバレが含まれています



以上がダメな方はブラウザバック推奨です



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1527767533


団長「なぁ、レオナちゃん? 俺と一緒に夜明けの珈琲でも飲もうぜ? なぁ?」

レオナ「も、もう! からかわないでください団長さん///」

カイン「なんだ団長のヤツ、レオ姉を口説いてるのか?」

ビィ「まったく、アイツの女好きにも困ったもんだぜ………」


団長「ええやろ? ええやろ? なぁ、今度ベッドの上で二人きりのマルチバトルしよう! 救援なしでさ」

レオナ「意味わかりませんよ!!///」

団長くん

https://i.imgur.com/BcdFvtt.png

レオナ

https://i.imgur.com/HDoGUac.png

ビィ

https://i.imgur.com/JCx9Hni.png

カイン

https://i.imgur.com/LMvWwkh.png


レオナ「もう、団長さんはいつもそうやって人をからかうんですから……私なんて全然可愛くなんかないのに」

団長「なに? キミの部屋には鏡がないの? こんなにも可愛い顔してるくせに」

レオナ「お、おだてないで下さいってば! 私は全然可愛くなんかありません!」


レオナ「私なんて、デカ女だし、年増だし、未亡人だし。面倒くさい性格してるし、その上打たれ弱いし」

レオナ「ナルグランデ編ではそのせいで色々とやらかしちゃいましたし………団長さん達に迷惑もかけちゃいましたし………」


レオナ「はぁ……つくづく自分が嫌になります………本当、私って………」


レオナ「私って……ダメだなぁ………本当………ううっ……」ジワァ


団長「なぁおい。お前の義姉ちゃんどんだけ自分のこと嫌ってんの?」

カイン「レオ姉は昔からネガティヴなとこあったからなぁ~……兄貴が死んでから余計に酷くなったというか」

ビィ「うーん、そいつは可哀そうだな……何とかしてやりたいけれど」


団長「なら、ここは団長として一肌脱いであげないとな」

カイン「どうする気なんだ?」

団長「まぁ、任せなさいって」


団長「なぁ、レオナちゃん。そう自分を卑下するなよ。俺からすればキミはとっても魅力的な女性なんだぜ?」

レオナ「団長さんはお優しいから気を遣っているだけでしょう?」

レオナ「それに私は27歳ですし……年増ですし………」ジワァ

団長「27歳なんてまだまだ若いじゃないの。何言ってるのさもう」

レオナ「で、でも………」


団長「27歳をBBAなんて言ってるのは一部のキモいロリコンぐらいだよ。全然若いって!」

レオナ「そ、そうでしょうか………?」

団長「そうだって」



団長「そもそもグラブルって27歳のキャラ結構見かけるんだよ?」

団長「シルヴァちゃんとか、ヘルエスちゃんとか、イシュミールちゃんとか」

ビィ「男ならランスロットやパーシヴァルとかもそうだよな」

団長「ラムぴょんや十天衆のニヤケ面とかもそうだったし。人気キャラには27歳の奴が多いんだぜ?」

団長「だから27歳だからって引け目に感じることはないの。おわかり?」

レオナ「で、でも………」


団長「そもそもウチの団には100歳越えの奴らもたくさんいるんだしさぁ」

レオナ「それって人外の人達でしょ!?」


団長「500歳越えの癖して十代のJKと自称する輩もいるし」

ロゼッタ「それ、誰の事言ってるのかしら?」ニッコリ

団長「ひえっ!?」ビクッ


レオナ「わぁ、ロゼッタさん!?」

カイン「いつの間に………?」


JK

https://i.imgur.com/25Nn5em.jpg



レオナ「あっ、そうか。ロゼッタさんは星昌獣でしたね。だから500年も―――」

ロゼッタ「違うわよレオナちゃん。私はJKよ?」

レオナ「えっ、でも――」


ロゼッタ「JKよ? JK」

ロゼッタ「そこ間違えちゃダメよ? 絶対にね?」

ロゼッタ「OK?」ニッコリ


レオナ「あっ、はい………」


カイン「うおおっ……なんだこの圧は………!?」


カイン「ってかそもそもJKって一体なんなんだよ?」

団長「J(常識のない)K(高齢者)の略でしょwwww」


ロゼッタ「ダーティ・ローズ!!」ズッパッシャ!!

団長「ギャアアアァァァァァァァッッッ!!??」

レオナ「団長さ――ん!?」

カイン「わぁ、言いにくい事をスッパリ言いやがった………」


団長「ま、まぁそういうわけで………」ボロッ

団長「レオナちゃんは全然若いってことが言いたかったんや……いててて!」ズキズキッ

レオナ「そう言ってくれるのは嬉しいですけど、でも、それ踏まえても私なんて………」


レオナ「そもそも私、未亡人ですし………」

レオナ「そういうのってやっぱり敬遠されるものではないでしょうか?」

団長「全然そんなことないよ!」

団長「むしろめぞん一刻好きな俺からしたら御褒美みたいなもんですしお寿司」

ビィ「それもどうなんだよ………」


団長「それに未亡人キャラなんてグラブルには既に何人かいるしな」

レオナ「えっ、そうなんですか?」


団長「例えばそうだな………うーん……ネネさんとか?」


ネネ「いやいや! ウチのダンナは死んでおらへんわ!!」ヌッ!

レオナ「わぁ!?」

ビィ「いきなり現れんなよ!?」



ネネ

https://i.imgur.com/S1dOCSD.png


団長「あれ? 違ったけ?」

ネネ「ちゃうで! ウチのダンナは蒸発してるだけや! 死んでおらへん!!」


カイン「そういやネネさんは、行方不明のダンナさんを探すために団長の騎空団に入ってるんだっけ」

ネネ「せやで。ダンナはウチらに何も言わんで出て行きおったさかい。その理由と行方を知るために団長はんのとこでお世話になっているんや」

レオナ「いなくなった旦那さんですか………不安ですよね。色々と」

レオナ「子供だっているのに長い間行方知らずでいるなんて………残された側からすれば………」

ネネ「心配してくれておおきになー。でも、ウチらは大丈夫やさかい」



ネネ「それよりもお嬢ちゃんの方が大変なんやろ?」

ネネ「ダンナさんを戦争で亡くしてしまうやなんて。そらウチらよりもつらいやろうて……」

レオナ「は、はい……あれから随分時が経つというのに、未だに立ち直れてなくて………」

ネネ「わかる。気持ちごっつぅわかるでホンマ」


ネネ「でもな? だからって後ろ向きで生きるのだけはアカンよ? 前向いて進まんとな!」

ネネ「嬢ちゃんはまだ若くてこんなに別嬪さんやし。もういくらでもつぶし利くやろうて」

ネネ「もし、一人じゃしんどくて前に進むのがアカン時は、誰かに頼って肩貸してもらえばええねん」

ネネ「ここには団長はんやウチらがいるさかい。何でも頼ってくれてかまへんからな」

ネネ「ウチは嬢ちゃんよりもちょっとだけお姉さんなんやし。遠慮なく頼ってくれてええんやで?」ニコッ


レオナ「ネネさん………ありがとうございます」


カイン「いい人だな。ネネさんって」

団長「せやろ? 個人的にネネさんはもっと評価されるべきキャラだと思うわ」


団長「人妻の子持ちキャラなんて貴重だし、バリバリの関西弁で会話するし。やたら飴ちゃんもくれるし」

団長「それに木ノ葉にその名を轟かせた伝説の三忍の一人だし」


ネネ「アタシは大蛇丸じゃねーちゅーの!!!!」ビシッ!!

レオナ「あっ、中の人がくじらさんなんですね………」


カイン「しかし、奥さんと子供を置いて旦那さんは本当どこに行ったんだろうな?」

ネネ「ホンマやなぁ~。こんな美人な若妻と可愛い娘を放っておいて今頃何してるのやら………」

団長「音隠れの里にでもいるんじゃない?」

ネネ「だから大蛇丸じゃないちゅーねん!」ビシッ


ネネ「ウチの人はヘタレやったからなぁ~……どこかで野たれ死にしてなきゃいいんやけど」

団長「そん時は穢土転生の術でもすればいいんじゃね?」

ネネ「だから大蛇丸じゃないねぇつの!!!!」


ネネ「ウチはともかく。娘のヤエにはつらい思いさせとるやろうと思うねん」

ネネ「あの年頃でお父ちゃんに甘えられないのは、色々と酷やろうて………」


団長「あれ? 子供の名前ってミツキじゃなかったけ?」

ネネ「だから大蛇丸じゃねーって言ってるダルルオッ!?!? エエ加減しつこいわボケェ!!」


ネネ「喰らいやッ!! 潜影蛇手ッ!!!」シュバァッ!!

団長「ギャアアアア!!??」


レオナ「ひっ!? 団長さんの身体に大量の蛇が巻きついてる!?」

カイン「やっぱり大蛇丸じゃないか!」


――――――――――

――――――

団長「あ、危うく身体を乗っ取られるところであった………」

ビィ「お前がしつこく言い続けるからだろ?」

団長「と、ともかく俺が言いたかったのは。未亡人キャラは全然OKということだよ。わかった?」

レオナ「は、はぁ………」


団長「そもそもレオナちゃん、婚約はしてたけど結婚はまだだったんでしょ?」

団長「だから未亡人警察から色々五月蠅く言われんじゃねぇの? 厳密には違うって」

カイン「未亡人警察ってなんだよ!?」




団長「ん? 結婚はしてなくて婚約者どまり………ってことはもしかして――」


団長「ねぇ、レオナちゃん。ひょっとしてキミってば……ヴァージン?」


レオナ「!?!?!///」



カイン「ちょ、何てこと聞いてんだよ団長!?」



レオナ「そ、そそそれは………その………あうぅぅぅ!!??」


団長「おいおい、この反応………マジか!? マジでヴァージンかよ!」

団長「ハハハハハハッ! 未亡人でヴァージンとか俺特過ぎる!!」

団長「ヤヴァイ! 達する達するゥ!!」


ビィ「やめろこのベリアルが!!」


レオナ「あっ、ああっ……ああああああああ!!////」


カイン「レオ姉落ち着いて!! ほら、今どき20代後半でヴァージンとかそんなに珍しいことじゃないから!」

団長「そうだよ。俺みたいな奴からしたらむしろご褒美ですし」

ビィ「お前はもう黙ってろ!!」


レオナ「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」


レオナ「ううっ、アベル……どうして貴方は私を置いて死んでしまったの………」ウルウルウルッ

団長「ご、ごめんよレオナちゃん……つい調子に乗ってベリアルしちゃった………本当ごめん!」

カイン「ベリアルって動詞!?」


レオナ「やっぱり私ってダメですよね……いい歳して処女ですし……アハハッ、ハハハハ………」(ハイライトOFF)

団長「だからそれはご褒美だって言ってるじゃない」


団長「なんなら今すぐこの場で、俺とカ〇イ〇しないか?」

ビィ「だからベリアルするなっての!!」



レオナ「処女な上に、こんなに背が高くちゃ、男の人は誰も見向きはしないですよね………」

カイン「レオ姉、今度は背の高さにまで………」

レオナ「だってそうじゃない! 私、177cmもあるんだよ!? とんでもないデカ女じゃない!」

カイン「欧米の女性ならそれぐらい普通だって!」

団長「そうだよ。『るっ!』のイオちゃんが言ってた通り、スタイルが良くて素敵じゃないか」

レオナ「で、でも、男性からすれば自分より背の高い女性は無理だと思ってしまうのでは………?」


団長「確かにそう考える奴はいるだろうけど。言うほどそんなに多くないと思うよ?」

団長「少なくとも俺はそういうタイプじゃないし」

レオナ「そ、そうなんですか?」

団長「そうだって」


団長「レオナちゃんは背が高いから身体のラインが凄い綺麗だよね………おまけに出てるとこは出てるし………」ジロリ


団長「ホンマ、レオナちゃんの身体は………美味しそうやなって」サワッ

レオナ「ひゃん!!??///」ビクッ


レオナ「ど、どこ触ってるんですか団長さん!?///」

団長「ごめんごめん。つい………」

レオナ「も、もう………///」ドキドキドキ


ビィ「なにセクハラしてんだ!! お前さっきからベリアルし過ぎだろぉ!!」


カイン「でもまぁ、団長の言う事は正しいよ。背が高い事は全然悪いことじゃない」

レオナ「で、でも……やっぱり女の子はちっちゃい方が――」



シャルロッテ「ならばその背をよこせでありますぅぅぅッッ!!!!」


レオナ「きゃあ!?」ビクッ

団長「うおっ、シャルちゃん!?」


シャルロッテ

https://i.imgur.com/JyWDg6a.png



シャルロッテ「さっきから聞いてたら贅沢な悩みをグチグチと言って!」

シャルロッテ「背が高いなんて羨ましいであります! 低いよりかは全然いいであります!!」

カイン「そういやシャルロッテは、自分の背を伸ばすためにイスタルシアを目指してるんだっけ」

シャルロッテ「その通り! だからレオナ殿は自分にとっての理想像そのものであります!!」


シャルロッテ「それなのに背が高いのが悩みだなんて……自分に喧嘩でも売ってるのでありますか!? 言い値で買ってやるでありますよ!?」

レオナ「えっ、いや、あの! ち、ちが………」

団長「まぁまぁ、落ち着きなってシャルちゃん」


シャルロッテ「そこまで言うなら自分にその背をよこすであります!」

シャルロッテ「その背をよこせ……その背をよこせでありますぅぅぅぅ!!!」ガバッ

レオナ「キャアッ!?」


団長「だから、落ちつけっての」ヒョイ

シャルロッテ「がるるるるるッ!!」ジタバタジタバタ


レオナ「な、なんかその………ご、ごめんなさい」

シャルロッテ「謝るなであります! こっちが惨めになるであります………」



シャルロッテ「うううっ、自分はいつになったら背が伸びるのでありますか」

シャルロッテ「そもそも星の島にはいつになったら着くのでありますかぁ~~!?」

団長「サービス終了までには行けるんじゃね?(適当)」

ビィ「気の遠くなる話だぜぇ……」


レオナ「私としては、出来る事なら身長を分けて上げたいですけど………」

シャルロッテ「本当でありますか!?」

レオナ「ええ。10㎝ぐらいあげれるならあげたいですね」

シャルロッテ「おおっ! そんなに………」


シャルロッテ「もし10cmも上がったらいいでありますねぇ~…夢が広がるであります~♪」

団長「でもキミ。10cm上がったところで元が90cmだから1メートルになるだけでどっちにしろ………」

シャルロッテ「うわぁぁぁぁぁぁんでありますぅぅぅぅ!!!」


カイン「トドメ刺してどうする!?」

――――――――

―――――

団長「さーて、もういい加減勘弁したらどうだいレオナちゃん?」

団長「もう貴様の負けだ! おとなしく自分が可愛いと認めろ!!」

レオナ「うぅぅぅ~! そ、そんなことないですよ!」

レオナ「私は可愛くなんかありません! 間違ってるのは団長さんの方です!!」

団長「なにを~~!!」


ビィ「何を張り合ってんだよこいつら………」

カイン「レオ姉は変に意固地な所あるからなぁ」



レオナ「だ、だって私! 大食いキャラでもあるんですよ!?」

団長「それがどうしたって言うんだ!? このゲームのメインヒロインだってそうだぞ!!」

ルリア「はわわ~、一体誰のことなんでしょうか?」ヒュゴウ

団長「お前じゃい!!」


レオナ「そ、それにプレイアブルキャラとしてもイマイチですし………」

団長「いや、SRにしては滅茶苦茶強くね!?」

カイン「そうだな。特に2アビの効果が凄い。あと累積攻撃UPやグラビティ持ちなのも貴重だよな」

カイン「SRキャラなのにSSRに片足突っ込んでると言ってもいいんじゃないかな?」

レオナ「そ、そうなの?」


カイン「あっ、ちなみに今日実装された俺のリミテッドシリーズも強いからお勧めだぞ♪(宣伝)」

団長「お前のは強過ぎんだよ!!」

ビィ「まさか除去不可のバフデバフ持ちとはなぁ………」


レオナ「で、でも……それでも私なんて団長さんが言うような魅力的な人間なんかじゃないですよ!」


レオナ「だって私………すごっっっっっく面倒くさい性格してますし!」

ビィ「あー、それなぁ………」

カイン「確かにフォローできない………レオ姉、ほ――んと面倒くさい性格してるもんなー………」

レオナ「ううっ! 自分で言っておきながらやっぱり傷ついちゃう………」


レオナ「凄く打たれ弱いし、自分でも若干病んでるなって思うとこあるし」

レオナ「そのせいでメインストーリーではやらかしてしまい……あんな事に………」

カイン「で、でも! それは別にレオ姉のせいってだけじゃ!!」

団長「ってか全部ギルなんとかさんのせいじゃね?」

ビィ「ギルバートだろ」

カイン「違う。ギルフォードだよ」


ギルベルト「ギルベルトだぁぁぁぁぁ!!!!!!」


団長「まぁ確かに、レオナちゃんは面倒臭い性格してるよね。どう控えめに言っても」

レオナ「や、やっぱりそうですよね………」ショボン


団長「だが、それがどうした?」

レオナ「えっ?」


団長「グラブルにはレオナちゃんみたいな面倒くさいキャラなんて山ほどいるからもう慣れっこなんだよ!」


団長「なぁ、リーシャ?」

リーシャ「な、なんで私を見て言うのですか!?」



団長「そんじゃアイル」

アイル「お、俺が面倒くさいだと!? そんなことないだろ!?」

ジェシカ「そうですよ! アイルはただ思春期なだけです!」

アイル「姉さんそれフォローになってない!!」


団長「じゃあフェザーで」

フェザー「俺は面倒くさくなんかないぞ団長ォォォォッ!!!!!」


フェザー「その証拠を見せてやるッ!! さぁ、拳と拳で語り合おうぜッッッ!!!!!」

フェザー「拳と拳でぶつかり合えば全てわかる! わかり合える!!」

フェザー「さぁ、オレが面倒くさくなんかないってことをわからせるためにオレと拳をぶつけあおうぜッッ!!!」


団長「ああもう、その時点で面倒くせぇんだよ!!」ドゴッ

フェザー「ぐはぁ!?」

レオナ「一撃!?」


団長「あとはソーンちゃんかなぁ~」

レオナ「ソーンさんって……あの十天衆の!?」


ソーン「えっ………わ、私って面倒くさい!?」

団長「うん」

ビィ「そうだな」

ソーン「しかも即答!?」



団長「面倒くさいというよりか、メンタルが弱すぎ?」

ビィ「だよなぁ」ウンウン

団長「正直、シルヴァちゃんと長い間こじれてた原因とかもそうだけど、少し打たれ弱すぎんよ――かなって」

ソーン「そ、そうかしら? そ、そーんなことないんじゃない?」


ソーン「ソーンだけに」

団長「は?」

レオナ「えっ?」

ソーン「えっ?」


「………………」


カイン「わぁ、一瞬で空気が凍りついた………」




ソーン「そ、そーんなことないんじゃない? ソーンだけに!」

レオナ(二回言った!?)


ソーン「そ、そそそそーんなことないわよ? ソーンだけに!」

団長「………」

レオナ「………」


ソーン「………」


ソーン「ちょっと死んでくるわね」

レオナ「わぁぁぁぁ!! 落ち着いて下さい!!」

団長「早まるなァ!!」ガシッ!


ルリア
https://i.imgur.com/1G7bVMg.jpg

リーシャ
https://i.imgur.com/N0kTMa2.jpg

アイル
https://i.imgur.com/aBKc5g5.png

ジェシカ
https://i.imgur.com/osW29RW.png

フェザー
https://i.imgur.com/drZhJCQ.png

ソーン
https://i.imgur.com/DK1Go4z.png




団長「―――とまぁこんな感じで。この団には面倒くさい奴なんて腐る程いるってことだよ」

団長「レオナちゃんなんて可愛いもんさ」


ナルメア「うんうん♪ お姉さんもそう思うな♪」

ヴィーラ「本当、この団には難儀な方が多いですよね」ハァ


団長「………キミらがその筆頭だと思うんですけど?」


ナルメア
https://i.imgur.com/f8AIFOR.png


ヴィーラ
https://i.imgur.com/eoTqk95.png



団長「そもそも主役級であるルリアとビィからして面倒くさいしなー」

ビィ「お、オイラ達も!?」

ルリア「め、面倒くさいですか!? 私達………?」


団長「何て言うか設定からして面倒くさい」




団長「片や星昌獣操る事が出来るヤベ―奴だし。片やバハムートと関わりあるポイやべー奴だし」

団長「その大層な設定のせいで色々とトラブルに巻き込まれるしなぁ………数多くの組織に狙われたりするし」

団長「それでいて性格がクッソお人好しなもんだから、厄介事に自ら首を突っ込んでいく始末だし」

団長「おまけに二人ともクッソ非力だからすぐに人質とかになって、それがまた面倒事の一つになるし」


団長「本当、面倒のスパイラルが引き起こしてるんだよな。面倒を引き起こす天才? いや天災?」

団長「もう存在自体が面倒くさい感じ? 面倒くさいが擬人化してるみたいだわ」


ルリア「ひ、酷すぎますぅぅッッ!!! うわぁぁぁぁぁぁん!!!」

ビィ「いくらなんでも言い過ぎだろォ―――ッッッ!!」



団長「ともかくそういうことだから」

団長「ルリアやこのクソトカゲに比べれば、レオナちゃんは全然面倒なんかじゃないよ」

ルリア「私はそんな言うほど面倒なキャラじゃないですよぉー!!」

ビィ「オイラは面倒なクソトカゲじゃねー!!」


レオナ「え、えっと、どう返答したらいいのやら………」オロオロオロ


ルリア「それ言ったらグランだって面倒くさいじゃないですか!!」

ビィ「そうだぜ! お前だって特異点だのなんだのと、面倒くささそうな設定持ってんじゃねぇか!」

ルリア「おまけに異世界転生した主人公みたいにご都合主義的に強いですし! ワンクリックで性別変化するとかいうわけのわからない仕様までありますし!」

ビィ「おまけに中身ベリアルみたいに薄汚れてるし。最悪じゃねぇか!!」


団長「ぶち殺したろかこのクソガキ共―――ッッ!!!!」


ギャーギャーギャー ワーワー!


レオナ「さ、三人とも落ち着いてください!」オロオロオロ


カイン「はははははっ、こりゃみんな面倒くさいってオチかな?」

レオナ「もう、カイン! 何呑気なこと言ってるの!!」

カイン「でも、そういうことだろレオ姉。団長が言いたかったのはさ」

レオナ「えっ………」


カイン「誰にだって何かしら面倒くさい部分があるってこと」

カイン「だから自分を嫌いになり続けることはないんだって」


カイン「団長はそう言いたかったんじゃないかな?」

レオナ「そ、そうなんですか………?」


団長「うんうん。そうだよ。俺はそれが言いたかったんだ」


ルリア「嘘です!! 絶対何も考えてなかったと思います!!」

ビィ「そうだぜ! こんな頭がベリアルなヤツが、ここまで考えてるはずないぜ!」

団長「ええい、さっきからベリアルベリアルやかましいんだよ! この変態糞トカゲ!!」


ビィ「うっせぇ!! このプライベートベリアル!!」

ルリア「オフホワイト!! 宮〇博〇ッ!!」


団長「言っていい事と悪い事があんだろうがァァァァァァァッ!!!」


ギャーギャー ギャーギャー!!


カイン「あーあー、また喧嘩し始めちまった」

カイン「でもまぁ、喧嘩する程仲がいいってことかもしれないしな」


レオナ「ふふふっ……ふふふふっ」クスクスッ


カイン「おっ、やっと笑ったなレオ姉」

レオナ「うん。なんか団長さん達を見てたら元気がでちゃった」


レオナ「団長さんってなんだか不思議な人だね。あの人を見てたら悩んでたのが馬鹿らしく思ってきちゃう」

カイン「はははっ、確かに。わかるよそれ」


レオナ「本当、アベルにそっくり………」


レオナ「アベルも団長さんのように大らかだったな……」


レオナ(大らかで。いい加減で。でも、その分誰でも受け入れてくれていた)

レオナ(そう、今の団長さんみたいに………)

レオナ(やっぱり団長さんはアベルにそっくりだな………まるでアベルの生まれ変わりのよう………)


レオナ(アベルに………)


レオナ「………」


レオナ「あれ? もしかして……――」


カイン「ん? どうしたんだレオ姉?」


レオナ「ねぇ、カイン。もしかして団長さんって―――」



レオナ「アベルじゃないかな?」ニッコリ


カイン「えっ………」




―――――――――――――

――――――――――

――――――



レオナ「アベル、そろそろ朝食の時間よ? さぁ、起きて起きて?」

団長「あ、あの……レオナちゃん?」

レオナ「もう、相変わらず朝に弱いんだから。ほら、シャッキとして」

団長「ちょ、あの!? レオナちゃん!?」


レオナ「なーにアベル?」

団長「いやあの、俺アベルじゃないんですけど………」



レオナ「はいはい、そうですね♪ そうやってアベルはいつも私をからかうんだから。フフフッ♪」

団長「いや、ちょ」

レオナ「さぁ、急いで支度して。弟であるカインを私達でサポートしてあげなきゃいけないんだかね?」

団長「だからちょっと! 俺はアベルじゃな―――」


レオナ「えっ? 団長さんはアベルでしょ?」キョトン

団長「いや違うよ!?」

レオナ「アベルだよね?」

団長「アベルじゃないよ!?」


レオナ「アベル………だよね?」

団長「だから違うって!」



レオナ「いえ、そうですよ」


レオナ「団長さんはアベル、そしてアベルは団長さん」


レオナ「もう、からかわないでくださいよ。ウフフフフ♪(ハイライトOFF)」


団長「あっ………(察し)」

ビィ「おい、これ不味いんじゃ………」

ルリア「グランの事を、亡くなった婚約者の方だと思い込んでますね………」

カイン「ああっ、レオ姉! ここまで病んでいたなんて……」ガクッ

ナルメア「でも、何故かお姉さんは親近感湧いちゃうな♪」

ヴィーラ「私もです。フフッ、何やらレオナさんとは仲良くなれそうな気がします」

カイン「えぇ……(ドン引き)」


レオナ「さぁ、アベル。今日も一日頑張っていこうね♪」ニコッ

団長「あっ、ハイ………」


レオナ「うふふふふふ………♪」



おわり

これで終わりです。クソSS失礼しました。

SRレオナがクッソ可愛かったんで書きました。
個人的にナルグラ編のキャラはもっと評価されてもいいんじゃないかと思います。


前作です。よろしければどうぞ

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近況報告ですが。この前ようやく、十天衆のニオたそを最終開放することが出来ました。
ヒヒイロ2個コースで解放させましたが、滅茶苦茶苦労しました………もう、やりたくないです………

駄文失礼しましたぁぁぁッッッ!!!




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