マシュ「最近ふとモードレッドさんが寂しそうにするから、なんとかしたい、と」
フラン「ウゥ…」
ぐだ男「でもなんで急にそんなこと?」
フラン「ウ、ウー」
マシュ「ふむふむ…。どうやら最近アルトリアさんの召喚に成功したのが原因みたいです」
ぐだ男「あー…なるほど」
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ぐだ男「確かに、オレに気を使ってるのか、かたくなに会おうとしないんだよね」
ぐだ男「召喚したときはまっさきに『父上はいるか?』て聞いてきてたのに」
フラン「ウウゥ……」
マシュ「父親に会えないのはつらいことだから、と」
ぐだ男「フランは優しいなあ」
マシュ「つまり、モードレッドさんとアルトリアさんの仲を取り持って欲しいということですか?」
フラン「ウ」コクコク
ぐだ男「うーん。とりあえずアルトリアに話ししようかな」
マシュ「はい」
~~~
青王「お断りします」
フラン「ウ??」
マシュ「な、なぜですか?アルトリアさん」
青王「私jは別に構いませんが、彼女がそれを望んでいないのでしょう?ならば私から敢えて動くのは、モードレッドには大きなお世話でしょう」
ぐだ男「そっかー…」
フラン「ウゥ…」
ぐだ男「息子のためだと思っても、だめかな?」
青王「いやその、そもそも認知した覚えはないのですが。実の息子、というわけでもないですし…」
マシュ「改めて考えてみると、女性の父親と女性の息子とは、複雑な関係どころではないですね…」
青王「とにかく。モードレッドがその気にならないのであれば、私も動きません」
フラン「ウー……」
マシュ「せんぱい、どうしましょう?」
ぐだ男「うーん、とりあえず別の方法を考えようか」
~~~~~
ジャンヌ「モードレッド さんと?その...それは私で意味があるのでしょうか?」」
ネロ「断る。何故かはわからんが、余はあやつとは相容れない気がして....犬猿の仲というか?いや何故かはわからんのだけど」
沖田「沖田さん、あの子にはもう母上認定されてるので駄目なんですよねー。え?初耳?まあ無理なものは無理です」
~~~
ぐだ男「替え玉作戦は失敗かー…」
フラン「ウゥ!ウー??」バンバン
マシュ「せ、せんぱい!フランさんが「まじめにやれ」とお怒りです!」
マシュ「他のアルトリアさんに頼るのはどうでしょうか?ランサーアルトリアさんや、ヒロインXさんなら受けてくれるかもしれません」
ぐだ男「でもその2人はモードレッド の知ってるアルトリアとはちょっと違うからなー」
マシュ「替え玉作戦をしようとした先輩が言うんですか?」
フラン「ウ」
ぐだ男「他に何かいい方法がないか考えてみるよ。それまで待っててね、フラン」
フラン「ウゥ…」
数日後
青王「あの、マスター、少しよろしいでしょうか?」
ぐだ男「アルトリア?どうしたの神妙な顔して」
青王「実はここ数日…私について妙な噂が流れているようでして」
ぐだ男「噂?」
青王「その…私が姉に子供を産ませたのにその存在を認めようとしない人間の…もとい英霊の風上にも置けない者だという噂でして…」
青王「事情を知っている者はよいのです。ただ所々痛い視線が…特にジャック・ザ・リッパーなどには通りすがるだけで怨念のようなものすら感じられて…」
青王「いったい何故こんなことに…」
青王「今日も此処に来るまでに、2人のアタランテに襲われまして。偶然通りかかった聖女の方へ向かっていったのが幸運でした」
ぐだ男「それは大変だったね(ジャンヌが)」
青王「マスター、このままではまずい。なんとかしなければ」
ぐだ男「……モードレッドに会いに行くしかないんじゃない?」
ぐだ男「早い話、息子と認めてしまえば噂に収束していくんだし
青王「やはりそうなりますか…」
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