【コンマ】吹雪「ピンク髪、レズ多い説!」【艦これ】 (44)


吹雪「こんにちは、吹雪です! 最近鎮守府に導入されたパソコンを見ていたら、『ピンク色の髪をした人はレズが多い』というのが書いてあるサイトを見ました」

吹雪「最初はそんな訳ないと思いましたが、最初からうそと決めつけるのは良くないと思ったので、実際に調べてみようと思います!」

吹雪「どうやって調べるかについては、前もって夕張さんにレズ測定器というものを作ってくれるようにお願いしておいたので、今から受け取りに行こうと思います!」


~工廠~


吹雪「夕張さーん、吹雪でーす!」

夕張「お、来たね! もう完成してるよ!」

吹雪「ありがとうございます!」

夕張「はい、これがレズ測定器よ。使い方は端末を計測したい相手に向けてボタンを押すだけでいいからね」

吹雪「なるほど、簡単ですね」

夕張「レズ度は【01~100】まで出るようになってるわ。後、二人同時に計測できるようになってるからね」

明石「あら、吹雪? 何してるの?」

吹雪「明石さん、こんにちは!」(早速ピンク髪の艦娘さんが来ましたよ! 計測してみましょう…二人同時に計測できるらしいので夕張さんのレズ度も見ちゃいましょう!!)

↓1コンマ 明石
↓2コンマ 夕張

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1524996802


夕張「わっ、ちょっと私まで計らないでよ!」

吹雪「す、すみません…で、でも、これ…や、やばいです」

夕張「えっ、私、高かった!?」

吹雪「い、いえ、こ、この数値見てください」

夕張「えぇっと…私が【06】で、明石が【95】…【95】!?」

明石「なになに? 二人して何話してるの?」ヒョコッ

夕張「きゃあっ!?」

明石「そ、そんなに驚かなくてもいいじゃない…」

夕張「い、いきなり後ろから話しかけないでよっ!」

明石「いきなりってわけじゃないと思うけど…あっ、夕張、今日も暑かったし、この後一緒にお風呂行くでしょ?」

夕張「お、お風呂…お風呂で私にナニするつもりよ!」

明石「ナニって…普通にお風呂入るだけでしょ? 工廠で汗かいた後はいつも一緒に入ってるじゃない」

夕張「そ、そういえばそうだったわね…。え、えっと、今日は遠慮しておくわ、この後予定があるのよ」

明石「そうなの……。あっ、それなら吹雪一緒にお風呂行かない?」

吹雪「ご、ごめんなさい、私もちょっとこの後やらないといけないことが…」


明石「そう…それならしょうがないわね。でも、一人で入っても意味ないし…大淀でも誘おうかしら…」ブツブツ


吹雪「夕張さん、一人で入っても意味ないってどういう事でしょうか? 汗を流すだけなら一人でもいいと思うんですけど…」ボソボソ

夕張「わ、私に聞かないでよ!」ボソボソ


明石「あっ、そういえば吹雪。また後日でいいけど改装の件で話しがあるから工廠に来てね…一人で」

吹雪「ひゃ、ひゃいっ!」

明石「それじゃ、私行くわね」スタスタ



吹雪「夕張さん…この機械壊れたりしてませんよね?」

夕張「壊れてないはずよ…」

吹雪「ということは明石さんは…」

夕張「思えば、そういう兆候はあったわ。工廠で作業してるとやたらとお風呂に誘ってくるし、それに明石が誰かを修理したり改装の手伝いをした後、あの子やたらと肌つやがいいのよね」

吹雪「改装した後…あの、私後日、改装の件で話があるって言われたんですけど…」

夕張「……ま、頑張りなさい」

吹雪「な、何をされるんでしょうか」

夕張「それは…ナニでしょ」

吹雪「う、うぅ…改装の話は嬉しいけど素直に喜べないです…」

夕張「まぁ、今からそんなに考えてもしょうがないわよ」

吹雪「はい…。じゃあ私、他のピンク髪の艦娘さんの所に行きますね」

夕張「うん、頑張ってね。後、私もなんだか気になるから結果が出たら教えてね」

吹雪「はい、それじゃあ行ってきますね」

夕張「行ってらっしゃい」





吹雪「まさか明石さんがガチレズだったとは…この鎮守府、かなりやばい気がしてきました…後、私の貞操も」

吹雪「ま、まぁ、気を取り直して次のピンク髪の艦娘さんの所に行きましょう!」

吹雪「次は…ピンク髪中のピンク髪! 子日ちゃんの所に行きましょう…」スタスタ


~初春・子日部屋~


吹雪「子日ちゃーん!」

子日「ん、吹雪ちゃん! どうしたの?」

初春「これはこれは、珍しい来客じゃな」

吹雪(うん、子日ちゃんは大丈夫! だってこんなに純粋な目をしてるんだもん! 早速計っちゃいます! ついでに初春ちゃんも!)

↓1コンマ 子日
↓2コンマ 初春

吹雪(子日ちゃんが…【25】ですか。やっぱりあの説は都市伝説だったんでしょうか…? まぁ、まだ序盤ですし、平均を取るにはデータが足りないですよね)

吹雪(それで、初春ちゃんは…【97】!? ガチレズ中のガチレズじゃないですか!)

吹雪(ど、どういうことなのこれはいったい…)

初春「吹雪、何をしているのじゃ? 何か用事があったのではないのか?」

吹雪「あ、あぁ、え、えっとね…」

吹雪「って、あれ? そういえばどうして子日ちゃんはタオルを羽織ってるの?」

子日「えっとね、実はこの下は…じゃーん! にゃっほい、裸なのです!」

吹雪「きゃぁっ!? ど、どうして裸なのっ!?」

子日「さっきまで初春にマッサージしてもらってたんだー」

吹雪「は、裸で…?」

子日「そだよっ」

初春「マッサージは筋肉や関節をしっかり見ることが重要じゃからな。布があるとしっかりと見ることができないのじゃ」


子日「初春のマッサージとっても気持ちーよ! 吹雪もやってもらえば?」

初春「なんじゃ、吹雪もどこか身体に不調があるのか? わらわに任せてくれれば…」

吹雪「わ、私は遠慮しとこうかなー…」(とっても気持ちいいって…いったい何をされているんでしょうか…)

初春「そうかや」

吹雪「あ! そういえば私、この後いかないといけない場所があったんだ! 二人とも、またね!」スタスタ


初春「う、うむ…結局あやつは何をしに来たのじゃ…?」

子日「さぁ?」

初春「む、子日…お尻が少し張っておるようじゃぞ?」サワサワ

子日「ひゃわあっ!? い、いきなり触らないでよーっ!」

初春「おっと、すまなかったな。じゃが、これはマッサージが必要じゃぞ?」

子日「えー、また? さっきまでお胸のマッサージしてもらってたのに…まぁ、気持ちいいからいいけどね」






吹雪「というわけで、ピンク髪レズ大井説の信憑性が薄くなってきました…」

吹雪「まぁ、まだまだ検証人数が少ないので正確なところはわかりません! どんどん行きましょう!」

吹雪「次は…多摩さんの所に行こうかな」


~球磨多摩部屋~


吹雪「こんにちはー、吹雪です」

ドアの奥「勝手に入っていいクマよー」

吹雪「あ、失礼します」ガチャ

球磨「吹雪、どうしたクマ?」

多摩「ふにゃぁ~…」

吹雪(お、おぉっ! 球磨さんが多摩さんの事を膝枕してあげてる…この和やかな光景を別の意味に捉えたくないですね…行きますっ!)

↓1コンマ 多摩
↓2コンマ 球磨

吹雪(ええっと…多摩さんが【29】で球磨さんが【03】ですか…多摩さんの方が若干高いみたいですが、レズには程遠い数値ですね)


球磨「多摩、そろそろ頭が重くなってきたクマ」

多摩「にゃ…球磨の太ももは気持ちよすぎて離れたくないにゃぁ…」ゴロン

球磨「クマぁっ!? どっちに顔向けてるクマ!」

多摩「くんくん…球磨、いい匂いにゃ…」

球磨「やめろクマ!」


吹雪(はぁ、こんないちゃいちゃもレズじゃないと分かっていれば微笑ましいですね…もしもレズだったら…)


球磨(レズ)『多摩、そろそろ頭が重くなってきたクマ』

多摩(レズ)『にゃ…球磨の太ももは気持ちよすぎて離れたくないにゃぁ…』ゴロン

球磨(レズ)『クマぁっ!? どっちに顔向けてるクマ!』

多摩(レズ)『くんくん…球磨、いい匂いにゃ…』

球磨(レズ)『やめろクマ!』


吹雪(…うん、全然違う意味でとらえちゃいますね)

多摩「そういえば、吹雪は多摩たちの部屋に何しに来たにゃ?」

吹雪「あ、あぁ、えっと…」(まさかレズ度を計りに来たとは言えないし…)


吹雪「く、球磨さんってなんだかすごいお姉さんっぽいですよね?」

球磨「まぁ、多摩も北上も大井も木曾も面倒がかかる妹たちだから、自然と優秀なお姉ちゃんになっちゃうクマ」

吹雪「何か秘訣とかはあるんですか?」

球磨「そうクマね…やっぱり普段の行いクマ。普段からお姉ちゃんらしく振舞っていれば、いざという時に妹たちをしっかりまとめることができるクマ」

吹雪「なるほど…勉強になります!」

多摩「球磨はなんだかんだ甘やかしてくれるから好きにゃ」

球磨「これは、もう少し厳しく接した方がいいクマかねぇ…」

吹雪「あ、あはは…それでは、私はこれで失礼します! お二人ともありがとうございました!」






吹雪「ふぅ、あの二人を見てるとなんだか和みますね」

吹雪「えぇっと、今までのをまとめてみると…ピンク髪【149】それ以外【106】ですか」

吹雪「うーん、ピンク髪の方が高いですが、別にそこまで顕著な差は出ていないですね」

吹雪「まぁ、まだ試行人数が少ないですからすぐに結果は変わっちゃうと思いますが…」

吹雪「まぁ、どんどん計測していくしかないですね! 次は…」

ろー「吹雪、コンニチハですって!」

吹雪「あ、ろーちゃん、こんにちは!」

吹雪「それにゴーヤちゃんも! 珍しいね、この時間に鎮守府にいるなんて」

でっち「ゴーヤたちがいつもオリョールに行ってると思ったら大間違いでち」

吹雪「そ、そうだよね」

吹雪(ゴーヤちゃんとろーちゃんと会いました! ラッキーですね、早速二人とも計ってみましょう!)


↓1コンマ でっち
↓2コンマ ろー


吹雪(ゴーヤちゃんは…【26】ですね。うーん、その気なしですね)

吹雪(そしてろーちゃんは…【89】!? ろーちゃんっ!?)

ろー「吹雪、その端末は何ですかって…きゃぁっ!」ドンガラ

でっち「ろー!?」ギュッ

ろー「う、うぅ…転んじゃいましたって…」

でっち「ろーはよく転ぶでちね…気を付けないとダメだよ!」

ろー「うぅ、ごーや、ありがとう、ですって……あ、でっちのお胸ふかふかぁ…」ムニムニ

でっち「はぁ、本当にろーはゴーヤの胸が好きでちね」

吹雪「ご、ゴーヤちゃんはろーちゃんに胸揉まれるの平気なの…?」

でっち「別に女の子の艦娘同士だから問題ないよぉ」

吹雪「そ、そっか…。わ、私も一揉みいいかな?」

ろー「だ、ダメですって! でっちのお胸はろーちゃんのものですって!」


吹雪「そ、そうだよね! ゴーヤちゃんの胸はろーちゃんのものだよね!」(ろーちゃんがこんなに真剣な顔をするなんて…)

でっち「ゴーヤの胸はろーの物じゃないでちけどね」

ろー「って、あぁっ!? でっち、ごめんでっち!」

でっち「どうしたでち?」

ろー「お胸の所…ろーちゃんの爪で引っ掻いちゃったみたいでほつれちゃった…」

でっち「あぁ…てーとく指定の機能美あふれる水着がぁ…」

ろー「ご、ごめんなさいですって…」


でっち「まぁ、しょうがないでちよ」

ろー「せめてものお詫びでち! ろーちゃんがでっちの水着を直しますって!」

でっち「え、いいよ、そんなの。大鯨さんに…」

ろー「そ、それじゃあろーちゃんの気が済まないから!」

でっち「そうでち…? なら、ろーに任せるでち」

ろー「任せてくださいって! そ、それじゃあ、早速ろーちゃんのお部屋で直してあげる! 吹雪、バイバイですって!」ギュッ

でっち「ちょ、ちょっとろー! あんまり引っ張らないでほしいでち!」

ろー「ふふふ…でっちの生着替え…、でっちの使用済みスク水…」ゴクリ



吹雪「…よし、次のピンク髪の艦娘さんの所に行こう!」




吹雪「ふぅ、次は…不知火ちゃんの所に行こうかな!」


~かげぬい部屋~


吹雪「こんにちはー、吹雪でーす」

不知火「…あら、珍しいわね。何かご用?」

吹雪「あぁ、陽炎ちゃんの改二改装が決まったって聞いたからそのお祝いに来たんだ!」

陽炎「お、なになに? 私のお祝い来てくれたの?」

吹雪「あっ、陽炎ちゃん、改二おめでとう!」

陽炎「さーんきゅっ! って、まぁ、改二予定ってだけでまだ練度が足りないから改のままなんだけどね!」


吹雪「…改装の時の明石さんには気を付けてね」

陽炎「ん、何か言った?」

吹雪「いや、何でもないよ!」(よし、じゃあ二人のレズ度を計ってみよう!)


↓1コンマ 不知火
↓2コンマ 陽炎

吹雪(不知火ちゃんは【61】ですか…。これはもう、レズに片足突っ込んでますね)

吹雪(陽炎ちゃんは【13】、普通ですね)

陽炎「はぁ、早く改二になりたいわねぇ…」

吹雪「あっ、そういえば私も改装の話が来てたんだ! 私も次は改二だからもしかしたら一緒に改二になれるかもね」

陽炎「そうなの? それは楽しみね」

不知火「…なぜ、不知火には改二改装の話がないのでしょうか? 落ち度はないはずなのに…」

陽炎「落ち度がなければ改二になれるってわけじゃないでしょ」

不知火「む…確かにそうですね。落ち度がなくとも改二改装がない艦娘は大勢いますから」


吹雪「そうだよ! …って、あれ? そういえば陽炎ちゃんと不知火ちゃんの部屋随分広いような気が…」

陽炎「あぁ、きっとベッドが一つしかないからね」


吹雪「あっ、本当だ…でも、どうして一つしかないの?」

陽炎「それはね、部屋にゴキブリが出没した時に、不知火が連装砲を使ってゴキブリごとベッドまで消しちゃってね…。それで、今はベッドが一つしかないのよ」

吹雪「ご、ゴキブリに連装砲って…」

不知火「不知火に落ち度でも?」

吹雪「あ、あはは…。ということは、二人は今一緒のベッドで?」

陽炎「そうよ。まぁ、私も不知火も駆逐艦だし二人で一つのベッドでも狭いってことはないから特に不便はないけどね」


陽炎「あっ、ただ不知火のおかしな寝返りは直してほしいわね」

吹雪「おかしな寝返り?」

陽炎「不知火ったら、よく寝返りで私の股に頭を突っ込んでくるのよ」

陽炎「この前なんて、起きたらパジャマのズボン脱がされてたんだから。全く、どんな寝返りしてるのよ!」

不知火「不知火に落ち度でも?」

吹雪「…」(あっ、これレズだ)

吹雪「それじゃ、私はこれで帰るね! 陽炎ちゃん、本当におめでとうね!」

陽炎「さんきゅっ!」

吹雪「じゃあ、また明日教室で会おうね」

不知火「えぇ、また」






吹雪「ふぅ、なんだか疲れてきたし、まだピンク髪の艦娘さんはいますがここらへんでまとめに入りましょう」

吹雪「えっと、結果は…それぞれ五人ずつ計ってピンク髪【236】、それ以外【208】ですね」

吹雪「うーん、そこまで差は出ませんでしたね。やっぱりネットの情報はしっかりと自分でウソはウソと見抜けるようにしないとダメですね!」


吹雪「あっ、ただ一つだけ、今回の検証で分かったことがあります」

吹雪「それは…うちの鎮守府には10人中4人もレズがいたことです!」


吹雪「それでは!」


終わり

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