柚「ドサーッ！」(ベッドにダイブ

忍「出た、毎回恒例のドサーッ」

あずき「喜多見選手、今回も見事なダイブでしたね。解説の綾瀬さんいかがでしょうか？」

穂乃香「今日も綺麗なダイビングでした。着地の痛みを軽減できるようキチンと接地面を広くとるような姿勢を...」

あずき「おっと判定が出るようです」

柚「...」(祈るポーズ

穂乃香「...緊張しますね」(真剣な眼差し

あずき「果たして出るのか？新記録！？さて、工藤審査員の判定やいかに！？」

忍「...」

柚「...」

穂乃香「...」

あずき「...」

忍「せっかく洗ったシーツがクシャクシャ。0点」

柚「なーんーだーとー」

穂乃香「なんと...ダイビングの姿勢ばかりに気を取られていて、ベッドメイキングを忘れていました」

あずき「喜多見選手、残念ですがメダルならず。それでは一旦CMです」

忍「はい！茶番は終わりね、ほら柚ちゃんどいてどいてシーツ直すから」

柚「はーい」

　

忍「はーい、りんごの配給だよー」

柚「やった♩待ってました」

穂乃香「いつもいただいてばかりですみません」

忍「気にしなくていいよ。アタシ一人じゃ食べきれないからね」

あずき「長野のリンゴが一番だけど、青森もまぁまぁおいひいね」(シャリシャリ

忍「いやいや、青森が一番だから」

あずき「長野」

忍「青森」

柚「あちゃー...また始まったよ故郷自慢大会」

穂乃香「ふふっ、お二人とも故郷が大好きなんですね」

あずき「おそば！」

忍「ニンニク！」

あずき「野沢菜！」

忍「サバ！」

柚(あ、これ終わらないやつ？)

柚(止めよっかな？でも巻き込まれたくないし) (・～・)ウーン

柚(穂乃香チャンに止めてもらおーっと)

穂乃香「...」

柚(真剣な顔してるけど、まさか二人のこと本気で心配して...)

穂乃香「牛タン！」(にゅっ

柚(笑顔で混ざっていったー！！)

柚(柚は巻き込まれないように気配消しとこーっと)


　

>>2
なぜか酉抜けてるけど1です

あずき「おっ、忍ちゃんまたぬいぐるみ増えた？」

忍「うん。相変わらず穂乃香ちゃんがお裾分けしてくれるの。穂乃香ゾーンだよ」

穂乃香「練習の甲斐あって、クレーンゲームが得意になりました」(フンス

穂乃香「忍ちゃん、寮じゃなくてアパートで一人暮らしですから、寂しいかなって思って」

忍「穂乃香ちゃん...なんて優しい子なの...」

あずき「あれ？でも忍ちゃん家にはぴにゃが1匹もいないね？」

柚「穂乃香チャン...もしかしてぴにゃを取ろうとしたけどミスって取ってしまった他のぬいぐるみを...」

忍「えっ...私の家の穂乃香ゾーンって...いらない子ばっかり...」

穂乃香「ちっ、違いますよ！！」

あずき「本当かなぁ」(ジトー

柚「かなぁ」(ジトー

忍「かなぁ」(ジトー

穂乃香「ううっ...違うんです...」

あずき(穂乃香ちゃんホントに困ってそう)

柚(そろそろいじるのやめよっか)

忍(そだねー)

あずき「なーんて冗談冗談みんなわ 穂乃香「わかりました！この私の鞄に付いているぴにゃを...ぴにゃを...忍ちゃんにお嫁に出します...」

忍「えー...」

穂乃香「ひっく...えぐっ...ぴにゃ...幸せにしてもらうんですよ」(抱きしめ

柚「重い...愛が重すぎるよ穂乃香チャン...」

あずき「ほら、ぴにゃがお嫁に来てくれるって、ご挨拶しなきゃ新郎さん」

忍「誰が新郎さんだー！」

穂乃香「さて、気を取り直してカレーを作りましょう」

柚「さっきまであんなに号泣してたのに、気持ちの切り替え早いねサスガ」

忍「そろそろツッコミ疲れてきた。休みたい」

あずき「よーし、カレー作り大作戦だ！」

穂乃香「では、私は野菜を切ります」

あずき「同じく」

柚「柚はお鍋の火加減をみとくね」

忍「アタシは隠し味のリンゴの皮を剥きます」

あずき「ストーップ！ダメだよ忍ちゃん！」

忍「へ？リンゴダメなの？甘みが出て美味しいよ？」

柚「チッチッチッ、分かってないなぁ忍ちゃんは。ね、穂乃香チャン？」

穂乃香「......あー、そういうことですねなるほどりかいしましたー(棒読み」

忍「穂乃香ちゃん分かってないでしょ...。まぁいいや、そんでアタシは何が分かってないの」

あずき「隠し味は隠してこその隠し味だから隠さないと隠し味にはならないんだよ！」

柚「なんか頭がこんがらがりそうだけど、あずきチャンの言う通りだよ」

穂乃香「そのとおりです！」

忍「へーへー、じゃあ隠さない味のリンゴの皮剥くね」

あずき「よろしい！」

柚「よろしい！」

穂乃香「えっ、それだけでいいんですか？」

忍「...」(モクモク

あずき「おっ、忍ちゃんが職人モードに入った」

柚「んじゃ、コンロの取っ手をぐいっと回して。よし、火がついたよ」

穂乃香「では、私たちは野菜を切りましょう」

あずき「よーし、おりゃぁ！」(ザクっ

穂乃香「あずきちゃん、ダメですよ。左手はネコの手にしないと危ないです」

柚「穂乃香チャン、お手本見せてあげなよ」

穂乃香「こうです」にゃん

あずき「かわいー！！穂乃香にゃんだー！」

柚「穂乃香ニャン！穂乃香ニャン！！」

穂乃香「以前のトークバトルの応援の時に練習しましたからね。にゃんにゃん」

あずき「あずきもあずきもー。にゃんにゃん」

柚「柚も可愛さなら負けないよ。にゃーん」

穂乃香「ふふっ、2人とも可愛いです」

あずき「...」

柚「...」

穂乃香「...」

穂乃香「えっと、作業に戻りましょうか？」

ゆずあずき「「そだねー」」

忍「...」(モクモク

フリルドスクエア「「「「いただきまーす！」」」」

柚「はむっはむっ、うわっあちちちちち 」 (><)

あずき「あちちちちち」 (><)

忍「もぅ二人ともがっつきすぎだよ、そんなにお腹空いてたの？」

穂乃香「成長期ですもんね、食には関心がありますよね」

柚「魚も野菜もとれたてが美味しいでしょ？カレーも作りたてが美味しいかもだよ」

あずき「そうだよそうだよ！ぼやぼやしてると鮮度が落ちちゃうよ」

忍「いや、カレーは一晩寝かせたほうが美味しいって言うじゃん。現に多めに作って、明日の分残してるし」

穂乃香「たしかに食には鮮度がありますね！目から鱗です！美味しいうちに食べないといけません！」

あずき「...」ワクワク

柚「...」ワクワク

忍「...」ジトー

穂乃香「はむっはむっ、あつっ」 (><)

あずきゆず「「やったー！！おんなじ！！」」

忍「もぅ、穂乃香ちゃんを巻き込まないの！」

柚「ところで思ったんだけどさー」

忍「またくだらないこと？」

柚「にゃにおぅ！失礼な！今度はマジメなことだよ！」

穂乃香「柚ちゃん、何を思ったんですか？」

柚「えっとね、みんな食べてる時の姿勢いいなーって。正座で背筋ピーンてしてるし」

穂乃香「そうですか？」

あずき「普通じゃない？」

忍「普通だよ」

柚「いやいやいや、3人とも背中に定規差し込んでるみたいに綺麗な姿勢だよ？普通のJKはもうちょっとダラーンとしてるよ！」

穂乃香「そうですね、私は昔からすべての日常生活で姿勢を崩さないようにしてたので、その癖が残っていて」

あずき「あずきはちっちゃい頃、よくお父さんとお母さんに怒られたからねー。着物を一番綺麗に見せるのが正座ですなんてー」

忍「あずきちゃん今もちっちゃいけどねー」

あずき「言ったなー！いいもん9センチ負けてても、2センチ勝ってるから」

忍「キサマ！？イッテハイケナイコトヲ」(ゴゴゴゴゴ

柚「まぁ、これに関しては柚は高みの見物だけどねー」

穂乃香「えっと、柚ちゃん何の話ですか？」

柚「あー、全員にマウント取れる人がぽやぽやで救われたよ」

穂乃香「マウント？？？？」

柚「んでんでんで、話を戻すね。穂乃香チャンとあずきチャンはわかるとして、なんで忍チャンも姿勢がいいの？」

忍「アタシ？特に深い意味はないよ。アイドルって、お食事レポとかあるじゃん」

あずき「あーあるね。掘りごたつとかテーブルじゃないと正座しないとだ」

忍「うん。だから、正座しても綺麗な姿勢でいられるように特訓してたんだ」

穂乃香「忍ちゃん...素敵です」

忍「へへ？そう、なんか努力してましたって自慢してるようで決まりが悪いね」

あずき「そんなことないよ、忍ちゃんえらいえらい」

穂乃香「えらいえらい」

忍「やめてよー、もう///」

柚「イチャイチャしやがってー！！」

柚「てことで、柚も綺麗に正座します！みんなには負けないよ！」

忍「やめといたほうがいいと思うけどなー」

あずき「あずきも同意」

穂乃香「柚ちゃん、私は応援しますよ」

柚「よいしょっと。正座をしてー」

あずき「...」

忍「...」

穂乃香「...」

柚「うぁ...足...ビリビリ...」

忍「ほーら言わんこっちゃない」

あずき「柚ちゃんの足をツンツーン」

柚「ピギャ！」

穂乃香「あわわわわ、大丈夫ですか？柚ちゃん？」

忍「穂乃香ちゃんとあずきちゃんお風呂上がったから、次はアタシと柚ちゃんね」

柚「ふひひ、JKといっしょに風呂！お風呂！」

忍「柚ちゃんもJKでしょうが」(チョップ

柚「アウチ！」 (><)

忍「じゃあ、ゆっくり待っててねー」

柚「のぞいちゃダメだぞ♩」

あずき「もう見飽きた」

穂乃香「覗かないので、安心してあったまってくださいね」



あずき「ふひー、お風呂上がりってぐにゃーんってするよね...って、穂乃香ちゃん？」

穂乃香「よいしょ、よいしょ」(ストレッチ

あずき「相変わらずの柔らかさだね。骨とか関節とかないみたい」

穂乃香「あずきちゃんもやりませんか？お風呂上がりのストレッチは体を柔らかくするのに最適ですよ」

あずき「そだね。ぐにゃーってしている今ならいつもより曲がるかも。えいっ！」

穂乃香「いいですよあずきちゃん、私が後ろから押しますね」


###############
数十分後
###############


忍「はー気持ちよかった」

柚「んもー忍チャンたら、激しく柚の体を...」

忍「はいはい、背中洗ってあげただけでしょ、絶対ラジオとかでそういう言い方しちゃダメだからね」

柚「ほーい。二人ともーお風呂上がりのJKの参上だよー」

忍「...って、二人とも何やってるの。右足を右の肘につけてひらがなの『よ』みたいなポーズとって」

あずき「あはは...二人でストレッチしてたら特訓モードになっちゃって」

穂乃香「お二人もどうですか？」(キラキラ

柚「なんか口から火吹きそうなポーズで誘われても...」

忍「テレポートもできそうだね...」

柚「ジャーン！新しいパジャマ〜！」

忍「おぉー！オレンジ色が柚ちゃんぽくて可愛い」

あずき「やっぱりパジャマにもフード付いてるんだね可愛い」

穂乃香「フードは猫耳ですね可愛いです」

柚「でしょでしょー！いつも寝るときジャージだけど、このために買ったのだー」

あずき「新しく買ったといえば、忍ちゃんも寝るときジャージ派だよね」

忍「うん。私もジャージ派だけど、パジャマ買っちゃった。どう？」

穂乃香「赤いパジャマ、可愛いです」

あずき「かわいー！真っ赤っか！」

柚「かわいいし、リンゴみたいだからかじっていい？」

忍「やだ」

柚「いやかー」

あずき「柚ちゃんも忍ちゃんもパジャマ姿可愛いから、いっつも着ればいいのに」

柚「あーそれはね...」

忍「それは...」

穂乃香「それは？」

ゆずしの「「パジャマだとコンビニ行くとき着替えなきゃじゃん」」

あずき「...」

穂乃香「...」

あずき「さすがにアイドルとしてそれはどうかな...？」

穂乃香「バレないように気をつけてくださいね...」

ゆずしの「「はーい」」

忍「あずきちゃんは浴衣風のパジャマだね」

あずき「うん。可愛いでしょでしょ」

穂乃香「帯はいらないんですね」

あずき「うん。この脇の方の紐を縛るんだ」

柚「帯ないとお代官様ごっこできないね。ざんねんー」

穂乃香「お代官様ごっこ？」

忍「あー、穂乃香ちゃんは一生知らなくていい知識だよ」

あずき「まぁまぁ、今度はきちんと帯付けてあげるよ。お代官様、ほんと悪よのぉ」

柚「ふへっふへっふへっ、お主ほどではないわ」

穂乃香「すごい！時代劇みたいです！」

忍「桃太郎侍早く成敗しに来てくれないかな？」

忍「さて」

あずき「さて」

柚「さて」

穂乃香「...」(ワクワク

忍「トランプでもしますか？」

あずき「さんせー」

柚「やろやろー」

穂乃香「ちょっ、ちょっと待ってください！次は私の番じゃないんですか？」

忍「いやー、たまにはボケを放置するのもいいかなつって」

穂乃香「ボケてないですよ！」

あずき「予想を裏切らないぴにゃ着ぐるみパジャマだね」

柚「フードを被ったら、ぴにゃに食べられてるみたいだ」

穂乃香「えへへ、ぴにゃと一緒になったみたいで嬉しいです♩」

忍「あのさ？」

あずき「どしたの？」

忍「ぴにゃって女の子だよね？」

穂乃香「はい、女の子です」

柚「はっ！？ということは、これは濃厚な百合...」

忍「これはガチ百合なんだろうか、それともゆる...」

あずき「大事件だ！？」

穂乃香「そんな///私とぴにゃが///」(キュンキュン

忍「えっ！？まんざらでもない様子！？」

柚「穂乃香チャンファンには衝撃の展開だね」

あずき「ガチ恋勢はこのブサイクに勝たないといけないのかー...大変だ...」

忍「敷布団を2枚敷いただけでぎゅうぎゅうだねー」

柚「そういえば、忍ちゃん家布団たくさんあるね」

忍「あぁ、お父さんとかお母さんが泊まりに来たとき買って置いていったの。みんなが泊まりに来るって言ったら、布団買っとくからたくさん来てもらいなさいって」

あずき「忍ちゃんの親ってアイドルに賛成した途端、すっごい応援し始めたよね」

柚「そうだね。流石に遠いから毎回じゃないけど、結構ライブ来てくれるもんね」

忍「私も驚いたよ。あんなにめちゃくちゃに喧嘩したのに、今じゃ私の出た番組BDに焼いてご近所さんに配ってるみたいだしね」

穂乃香「努力が伝わって良かったですね」

忍「うん。でも、さすがに温泉番組まで配るのはデリカシーないかな...」

あずき「忍ちゃんパピー...」

柚「あー、それはやだ...」

穂乃香「うちの父がやったら...ちょっと距離を置いてしまうかもです...」

忍「ありがとう。みんなの意見は、きちんとアタシからお父さんに伝えとくね」

柚「ドサーッ！」

あずき「お、本日2回目のドサーです。前回は惜しい結果となってしまった喜多見選手ですが、今回はどうでしょう？解説の綾瀬さん」

穂乃香「...」

あずき「...穂乃香ちゃん？」

穂乃香「ドサーッ♩」

柚「ふぎゃっ！」

忍「穂乃香ちゃんが柚ちゃんにダイブした！？」

穂乃香「ふふっ、私も一回やって見たかったんです」

柚「だからって柚の上に乗らなくても...って背中に、すごいどたぷーん」

あずき「ずるいずるい！上からだと重いから、あずきは横からぎゅーっ大作戦だ！」

柚「むぎゅー」

穂乃香「ふふっ、忍ちゃんもどうですか？」

柚「喜多見の隣、空いてますよ」

忍「そいじゃアタシも、ギュッと」

柚「まさか柚がハーレム系主人公みたいな経験をするとは、役得役得」

忍「さて、本題に入りますか」

柚「おっ、コイバナコイバナ？」

穂乃香「柚ちゃん、それは後にしましょう」

あずき「今度のライブの話だよね。私たちのはじめてのユニット曲のすーてじこんせぷと？だっけ？」

忍「うん。プロデューサーさんがアンタたちの曲だから、アンタたち自身で考えていいよって」

柚「プロデューサーサン、サボり？」

穂乃香「いえ、私たち信頼されてるんですよ」

あずき「最終判断はプロデューサーさんがするって言ってたしね」

柚「なんちゃってなんちゃって、冗談冗談♩柚は考えてあるよ」

忍「なになに？聞かせて聞かせて」

柚「ステージからバーンって客席に降りるんだ！そんで、みんなと一緒に歌うの！」

穂乃香「柚ちゃん。今度のライブはステージ高いですから、落ちたらケガしちゃいますよ」

あずき「それに、最前の人しか見れなくなっちゃう」

柚「むえー、だめかー」

忍「でも、柚ちゃんのお客さんと一体になって楽しみたいって気持ちよくわかるよ」

柚「でしょーえへへ」


　

あずき「あずきはね、モニタとか背景とかたくさん可愛くしたいな」

あずき「私たちの曲に合わせて、お花が咲いたり、日差しが照ったり、夕焼けになったり、照明とか後ろの大道具とかくるくる変えちゃう大作戦！！」

柚「スタッフさん過労で倒れそうだね」

忍「私たちのステージだけ、そんな派手にできるかなぁ？」

あずき「うーん、そうだよね。大作戦しっぱいー」

穂乃香「でも、確かに曲に合わせたアイテムがあったら楽しそうです。あとで映像になった時に、見つけてもらうのも楽しいですし」

あずき「そうそれ！えへへ伝わってよかった」

　

忍「私はね自己紹介パートとか入れられないかなって？間奏で、それぞれソロでダンスしたりコールしたり」

柚「間奏そんなに長かったっけ？」

穂乃香「1人1人キチンと何かを伝えるには、ちょっと時間がないかもですね」

忍「だよねー」

あずき「4人揃ってフリルドスクエアだけど、1人1人もキチンと見てほしいよね。じゃあ、MCになんとか入れてみようか」

忍「おっけー。台本、舞台監督さんと相談しないとね」

　

穂乃香「私は、えっと、すみません、みんなみたいに、ステージ全体のコンセプトが浮かばなくて...。自分のことだけで精一杯になってしまうんです」

柚「穂乃香チャン？じゃあ、穂乃香ちゃん個人としてはどうしたい？」

穂乃香「私自身ですか？そうですね、笑顔で楽しみたいです。完璧でなくても、その場しかない心の動きをみんなとお客さんと伝え合えたら」

忍「うん。よかった。私たちの案も全部、穂乃香ちゃんと同じ気持ちだよ」

あずき「そうそう。あずきたちは具体案を出しただけだからね。根っこは同じ、みんなで楽しめ大作戦！」

柚「でも会場で一番楽しんじゃうのは柚だからね♩」

あずき「へへー、あずきも負けないよー」

忍「ステージへの想いならアタシが一番なんだからね」

穂乃香「みんなで競い合いましょう」

フリルドスクエア「「「「フリルドスクエアー！ファイトー！オー！」」」」

柚「んじゃんじゃ、お仕事のお話も終わったしコイバナ♩コイバナ♩」

忍「でももう1時回ってるよ。穂乃香ちゃん毎日早く寝てるんでしょ？大丈夫？」

あずき「眠くない？大丈夫？」

穂乃香「ちょっと眠いですけど、せっかくのパジャマパーティーなのでみんなと夜更かしたいです」

柚「可愛い」

あずき「尊い」

忍「結婚しよ」

穂乃香「え？え？え？」

柚「じゃあトップバッターは穂乃香チャンだ！ズバリ、理想の男性はどんな人かな」

穂乃香「えっとですね、私はーーー」

　

あずき「zzz」

柚「zzz」

穂乃香「zzz」

忍(穂乃香ちゃんのぴにゃアイマスクの圧が強い...)

忍「ふふっ、流石に3時ともなるとみんな寝ちゃったね。といいつつ、アタシも眠いふぁー」

忍「アタシ夢追っかけて良かった。頑張ったからみんなと出会えたんだもんね。ライブ頑張ろうね、みんな」

　

######
翌朝
######

柚「おはよーございますー」(小声

あずき「さて、フリルドスクエアお泊まり会恒例一番遅く起きた人罰ゲーム大作戦の開始ですー」(小声

穂乃香「いっつも忍ちゃんですね、ホントに朝弱いんですね」(小声

あずき「穂乃香ちゃんなんて早朝ランニングとストレッチまでやったのにね」(小声

柚「いつも柚が先に起きようって思うけど、やっぱり今日も勝てなかったよ」(小声

穂乃香「ふふっ、日課ですから」(小声

あずき「じゃあ、まずはあずきが定番のこすれば消えるペンで顔に落書きを...」(ソローリ

(ガシッ)

あずき「へ？」

柚「忍チャンがあずきちゃんの腕を」

穂乃香「つかみました」

忍「ふふふ、いつもやられるアタシじゃないのだよ」

あずき「寝たふりしてたなー」

忍「さーて、いっつもイタズラする悪い子にはお仕置きだ」

あずき「キャー」

　

忍「じゃあみんな用意できた？」

柚「できたよー」

あずき「ばっちし」

穂乃香「できました」

忍「忘れ物ないように...って、あったらまた来ればいいか」

柚「確かに」

あずき「じゃあ、行こっか」

穂乃香「はい、今日も1日頑張りましょう」

フリルドスクエア「「「「おー！！！！」」」」

穂乃香「いってきます！」

あずき「いってきます！」

柚「いってきます！」

忍「だからウチはみんなの家じゃ...まぁいいか。いってきます」



E N D

　

第七回総選挙中間発表も間近です。綾瀬穂乃香を工藤忍を桃井あずきを喜多見柚に1票をお願いします。

とはいえ、総選挙が終わってもフリルドスクエアを応援してくだされば嬉しいです。フリルドスクエアはいいぞ。