斉木楠雄のΨ難Χ"伝(がいでん)・こんなΨΧはアンケ最下位!? (20)

『全責任、スレ主にあり あしからず』

今回の創作物標語:(元)某商業誌連載作家 S.Aさん(!?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521188851

-斉木ロスに毎夜○○○を濡らす奴の為のss-

斉木「やれやれ… 今日から三学期か [中略] だがこれこそいつも通りの通常回…」

斉木「(…になる筈だったのだが…) なんなんだこれは…?夢か? いや夢なら予知夢だし結局一緒か…」

斉木「僕が何度目かのガチの兄弟喧嘩[≒シリアス]やってる間に世界はどうなってしまったんだ!? いつも通りの日常は帰ってこないのか…?」

斉木「何しろ周りが小イメチェン大イメチェン半死だムキるわ[ピザ]るわ[ピザ]るわバブルわ関さ…」コホンッ

斉木「…バブルわ と、さながら“七”変化(セブンチェンジ)…ってとこか。(…何か嫌な気分な単語だな…)」

-第273Χ(元ネタ)のプレイバックあらすじ-

『大惨事じゃねえか』

斉木「…って、バブルと言えば居たな 本家成金の奴 …噂をすれば……ん?」

?「ふん、にわかが!生粋の金持ちじゃない奴がそうなった所で内(なか)の品性まで同等にはなれんぞ!」

級友「…相卜さん!?」

相卜?「…!」

相卜「…って、素でこう言える様早くイイ男get したいものだな…したいしぃ~。」

斉木「……オイマサカダベ?」

ガラガラッ

?「オッハー …ウッワ、え、何?今日に限ってみんなチョー個性爆ちゃけ マヂウケパネェんスケド。」

取り巻き「…え?才虎さん……!?」

才虎?(……!)

…ツカツカ(相卜?に詰め寄る才虎?)

才虎?「アンタ…お前の“素”は、元々こうだろうが。どこぞのモビュビュン…モブビンビ…モ ブ 貧乏…みたく下手に滑って火傷したくないっショ…ないだろう!?」

高橋「」カオマッカッカ

相卜?「そ そーだったね、ついウッカリ。テヘ♪」

トコトコ…

才虎?(お昼体育館裏で待ってるね…。)ヒソヒソ

斉木「………」

斉木「こういう運命の悪戯(“この手の”ネタ)もうこれで何度目だ……!!」

授業中

先生「…では、この文を訳せる という生徒…」

明智「ハイ!」

先生「お?明智 今日は随分元気がいいな よし、前へ出ろ」

明智「ハイ?」

カリカリ カキカキカキ…

明智「ハイ!」

先生「は? 何だこりゃ全然デタラメだろうが!お前俺を舐めてんのか?先生を困らせてそんなに楽しいか、あ"ぁ"?」

明智「…ん~ …かもしれないっすね…。」

先生「…先生疲れたんで今日はもう自習にする 明智、お前も暫く停学(やす)め。」

明智「その裁量ちょっと待って~~(泣)

遡ること約12時間前…

それなりのリストランテ 2F

才虎「くっそ、まさか行き付けの料亭の店長が売上着服その上蒸発するとは… あそこの炙りたらこ大福はもっと味わいたかったものを…」

才虎「ウェイター、ドルチェの葱カレーサンドこれで出せるだけ出せ!」万札ズラリ

じぃ「坊っちゃま、ヤケ喰いも適度になさらないと喉に突っかえ…」

才虎「…ヴグッッ!」

バタンッ

じぃ「坊っちゃまぁぁッ!!」

時間少々前後して同店1F

相卜「いいの?ここ高そうだけど!?」

友人「全ッッ然OK。ミコトの占いを元に描いてみたケモナー学園もの漫画が入選ーノ即連載ーノ単行本売上こ~んなんだし」ツウチョウミィニンマリ

相卜(…ヤラシイ顔してるわよ…(汗))

友人「お礼に今回は好きなだけ飲み食いしちゃってよ。」

相卜「そーゆう事なら…じゃあ、コレとアレとソレとで…あとシメに この『カフェオレリゾット』ファミリーサイズで♪」

友人「…ちょ 大丈夫なん?そんなワケワカランもん人類の口に合うのかどうか…」

ガツガツムシャムシャバリバリ…

相卜(……§†☆δ◎▼#…!!)

相卜「」チーン

友人「ミコトーーー!?」

そして数分後 2F

ムクッ

じぃ「おぉ坊っちゃま、ご無事な様で何より」

才虎?「え、何?このじーさん… ヤダ?アタシが寝てる間にヘンな真似されたんじゃ…!?うゎマヂ最悪なんスけどォ もぉお嫁行けなぃ~」

じぃ「大変だ、坊っちゃまのフィラリア症が悪化してしまわれた!」

じぃ「この中に医者居らんか?十分な報酬なら即金で出せるぞ!」

才虎?「…うぉっぷ…!」トイレダッシュ

じぃ「坊っちゃま!?」

1F

…パチ パチクリ

友人「良かった やっと目を覚ました。」

相卜?「…何だ貴様等、俺様の上流階級オーラ嗅ぎ付け何かしらあやかろう魂胆か? フン、●ッチ貧乏はさっさと失せろ!」

友人「…うわヤッバ、ミコトこれ“アッチのともだち”に憑かれたくね…? アーメンソフトメンビーフンハルサメ…」ブツブツ

相卜?「う"ぅッッ!」トイレカケコミ

友人「ちょっ ミコト…?」

男女それぞれのトイレ内

相卜?&才虎?「「ヴォエエエェ……っ」」ジャーーー ガチャッ ギィ

相卜?と才虎?「「さ、早く口を濯い…」」

?A 「ちょ、才虎芽斗吏?ここで何してんのヨこの痴漢…え……!!?」

?B「何だ占い貧乏、こんなトコで変態の本領発… ……!!!」

ギィ… ×2

才(※相)&相(※才)「「………」」

才(※相)&相(※才)((…こういう運…))

斉木「スマン それは僕がさっきやった」

そして現在 昼休み…

相(※才)「…それからというもの 変に誤解されない様に上手く言い訳して俺様の屋敷に招くわ」

才(※相)「この状態中での着替えトイレフロ等の制限禁止等々の条約取り決めるわてんやわんやだったし何より…」

相(※才)&才(※相)「「お互いのキャラ設定レクチャーに一晩中掛かったもんだから今 すっげえ眠いんだワ!!」」

斉木「で?ここまで聞いても全くわざわざ僕を駆り出した意味が見えないんだが?」

才(※相)(…ほら、ここは一つ復元能力(例のアレ)でさ…)ヒソヒソ

斉木「悪いがダメだな。 (理由は)判るだろ?」

才(※相)「あぁそうか そうだったワ…」

斉木(ウン、流石はもう一人の“本物”だ)

才(※相)「怖いけど、ディープチュウと胸モミモミまでならいいヨ…」

斉木(前言撤回 全然判ってない全然よくない)

斉木「その顔と肉体でキス顔と服はだけさせは止めろ才虎…じゃねえ相卜さん」

斉木「あと “ハルマ”った…もとい、早まったマネもな。間違いなく(元に)戻れなくなるぞ相卜さん…やのうて才虎」

背後には鬼の形相で今にも水晶玉で頭を殴り付けんとする相(※才)の姿

斉木(言っとくが一度何らかの状態になった後では身体を戻した所で24時間経てばフリダシなるだけだ 暫くは様子見しかあるまい)

※テレパシーで話してます

才(※相)「」ガッカリ

相(※才)(…?)

相(※才)「それよりこの後の小テストどうするつもりだ?お互いの筆跡なんぞ当然知らんぞ」

斉木「…互いに素の自分のまま受けてみろ」

「…大丈夫。奇跡を信じろ。」
 


相(※才)(…眼鏡貧乏の奴はああ言ったが…)カキカキ

相(※才)(…で、書き終えたら用紙裏返して目閉じて、祈るだのなんだのしてろ …だったな ええぃままよ!)バサッ

斉木(よし二人共ちゃんと手順踏んだな…)

斉木(あとはアポートで相(※才)?僕、才(※相)?相(※才)、僕?才(※相)でO.K…と。)

斉木(…やれやれ、テストも終えてあと校内で行事の予定はもう無い筈だからこれで少なくとも今日“は”乗りきれそうだな。)

タッタッタッ… ガラッ

生徒「大変だー!次の体育の授業 松崎の急な思いつきで寒中水泳に変更だそうだ!!」

斉木&相(※才)&才(※相)「………」

斉木&相(※才)&才(※相)(マジで馬鹿なんじゃねーの松崎(アイツ)…!!!?)

ヒソヒソ…

才(※相)(どーすんのよ、『才虎芽斗吏(アタシ)』はまだしも …え?“その身”のままでしれっとやりきるつもりじゃあ……!?)

ゴミを見るような目つきで相(※才)を視る才(※相)

相(※才)(その目はやめろ…)

才(※相)「仕方ないわね ここはやっぱり…」

6限 プールにて…

燃堂「…なぁ窪谷須は仕方ないとして占いネーチャンあれサボリじゃね?」

一人制服のまま体育座りで見学する相(※才)

海藤「ばっ…! いいんだよ何でも今日…急 …… キュウニ “ハジマッタ” ン ダッテ…。」モゴモゴ モジモジ…

燃堂「あ"?良く聞き取れねーぞチビ。…ハサマッタ?何だ?チ○○閉まう時急いでチャック上げたんか?バカでーw」

燃堂「…あれ?でもあいつ女だから金○ないハズだよな…? …んで、結局のとこプール参加何でできねーんだ?」

赤面湯気才(※相)「バカッ!!!」バシィッ

燃堂「おぶふっ!」

松崎「よーし、男子はもう上がれ。次 女子…」

?「ちょっとよろしいかしら…?」

松崎「…アンタは…!」

松崎「校医の灰見巣先生…何しにここへ!?」

灰見巣「ちょっと“それ”気になりまして。ごく たま~に[そういう輩]が ね……」

灰見巣「“新事実”次第では問題提議も止むなしでしてよ」ギロリ

相(※才)を睨む灰見巣

高橋「…要は自分と違って“現役真っ盛り”なモンにひがんどんとちゃうんか…?」ヒソヒソ

シュババッッッ

灰見巣「ん?何か言うたかしら?大変。顔が悪…もとい顔色が悪いわよ このお薬どうぞ」ドバババ

高橋「」ザッパーン ブクブクブク…

女生徒「男子が一人しんだーー!」

灰見巣「あら ごめ~ん間違えちゃったみたいテヘ♪」

生徒達「((((( ;゚Д゚)))」ガクブル… ガクブル…

灰見巣「次は貴女の番よ… 」


灰見巣「さ、これをお使いなさい」スッ

灰見巣「“その最中”の女性の体調は特徴的になるから大抵それで分かるはずよ」

ピピピピッ…

相(※才)(…ブッッ! やっぱり普通通りだ こんなん見せたら一発でバレる… な"っ 眼鏡貧乏貴様何余計な真似を…)

灰見巣「あらありがとう貴方なかなかいい子ね …どれどれ」

アリエナイ数値ノ体温計「チャース」

灰見巣「ハイ退学ぢゃあぁぁーーーッ!!(怒)」

灰見巣「生憎決定的瞬間こそは見落としてしまったけどコレ何かしらの細工したんは明らかだろが!!」

灰見巣「こりゃもう(全教員共を上手く言いくるめて)次の職員会議の題材決定だ!」

松崎「……うだ…。」ガチガチガチ…

灰見巣「ほら御覧なさい、松崎先生も怒りに震えつつもちゃんと仮病と太鼓判…」

松崎「違ぁーーーう!!」

松崎「仮病じゃなく“ケ”病だ!」

灰見巣「おいオメェ ゲェジかや!?そんな馬鹿な話…」

松崎「……あったんだよ!6年程前俺は一度“その”症例を見た事あんだ!!」

松崎「早く119番!相卜を病院へ…!!」

ピーポー ピーポー ワーワー キャーキャー…

斉木(こうして授業は中止急遽下校となった 今度こそ二人は今日“は”乗りきったのであった)

燃堂「…ん? 最初ン(ケ病の件の)時は相棒と(あと誰かいた気したが) んで、おれっち高2で17-6=……アレッ!?」

…その日の午前0時00分00秒頃…

?「…」パチクリ

…… シュンッ







そして次の日(の朝)

ガヤガヤ ガヤガヤ…

「おはよー」

「うーす」

「おいっス」

?「よう斉木…」ザッ

斉木「!!」

斉木(海藤…! お前その服装… 燃堂…! その体は… 窪谷須… お前怪我は…)

斉木の前に次々と現れる、従来Ver.に戻った級友(メインキャラ)逹…

……そして“彼等”もまた…

ザッ…

明智「やぁ、くすお君 いや昨日は散々でした。あの後長い時間 先生宅でパンイチ土下座を続けて どうにか山程の量の宿題提出と一週間トイレ掃除に朝夕のグラウンド整備でどうにか今回は許して頂ける事になりました。まあ宿題に関しては、頭の回転が早く、鋭い観察眼・洞察力・推理力を持つ(※『斉木楠雄のΨ難』-wikipedia -より)僕の特性を活かせば、多少骨は折れますけれど無理ではありませんし。むしろもう一つの方の掃除や整備等をこなす為に無理して早起きしないといけないのがある意味かなりイタい所だと言いたい…あ、今のは別にダジャレで言った訳じゃないですよ。白い目はやめて下さいね… ……!」

斉木「そうか それは悪かった。それよりもまだ宿題残ってるんだろ?早く教室行って手を付けたらどうだ…!?」ゴゴゴ…

明智「…ハイ!!」ダダダッ

数時間前 某病院

相(?)「ん… ふわぁあぁぁぁ……。」

相(?)「ねぇ ジーサン 執事さん メイドさん誰かいないの?」

相(?)「今日の朝は景気つけにフカヒレ重定食食べたいな…食したい気分 だ …あれ?」

周りには医師や女性看護師逹

医者「どうやら末期ぽいな どれ、ひとつちょっとチクッとする注射…」

相卜「…あ、もうすっかり良くなったみたい お世話なりました …おっと、着替え着替え…。」

相卜「アレ…?今アタシ しっかり“アタシ”ってるよね? …でも何で!!?」

(※●●だから)

ほぼ同時刻 才虎邸

じぃ「…ゃま、そろそろ学校へ行かれる支度を…。」

才(?)「じぃ…!こんな早朝から見舞いに来るとは感心だ誉めてやる …って『才虎家関係の者』が俺様…アタシんとこに来んの違くなくなくなくな~い?」

才虎(?)(クソ… 本当ややこしい喋り方しやがってアイツ)

じぃ「…大変だ、坊っちゃまがいよいよ狂ってしまわれた!至急専門医の手配を…!!」

才(?)「…貴様(怒)、また随分と直球に …えっ今俺様を『坊っちゃま』…と?」

才虎(?)「………! …ハハハ、いや済まぬな 脳の活性化の一環で少しジョークを嗜んでみただけだ いやいたって正常だその体温計しまえ」

才虎(なんか暫くはそれは見たくなくな…見たくないな…)

才虎「それよりも支度をしろ、学校へ行く…!(…しかし、何なんだ この収束感…)」

(※●●だから)

才虎「…この辺でいい、降ろせ。」

タッタッタッ…

ドドドドド……

才虎「ハァ ハァ… こんなんなってるって事は…」

相卜「…ゼェ ゼェ …今頃多分 ううん、間違いなく…」

学校に向かって走り、校門まで着いたものの猛スピードで走ってた為勢い余って門を通り過ぎその際お互いにすれ違う二人

相卜「…! …アンタの…」

才虎「…貴様のn…」

斉木「やぁおはよう相卜命&才虎芽斗吏。(“例のアレ風”は)やらせねえよ。」

スタスタ…

斉木(相卜さん 後でコーヒーゼリー1週間分×各メーカー毎な)ヒソヒソ

相卜「…??」

斉木(『“僕”のおかげ』だから な…。)

アハハ… フフフ…

談笑し教室へ向かう一同 その風景からあるひとつの事に気付いた斉木

斉木「あぁそうか これギャグ漫画だもんな (コイツらの方は)どんなに変わっても1日経てばいつも通りか」

斉木(…しかしそれにしても今回のみんなの変貌 僕のクラスの主要キャラ“全員”だったとはな…)

照橋さん:ツインテ

燃堂:太っちょ

…[中略]…

相卜さん&才虎:例のアレ風

明智:“ある何か”のモロ影響







……そして、斉木(ぼく):半ポンコツ化…か。

…そんな中

?「え?私は?」

一人ツッコむ肥満体のままの夢原

夢原「あの ちょっと、あたし一人だけ変化後の姿のままになってっぞ…!?」

斉木「あっそう。(ダイエット第2R)一生懸命頑張ってね オチ要員(ユメハラサン)。」

夢原「いや、そのルビ振りはやめろオイ!」

斉木「さぁ 今日も一日頑張りましょう」

夢原「締めるなあぁぁーーーッ!!!!」

-完-

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