千歌「7人で新しいAqoursを!」 (102)

千歌「浦の星でみんなと最後のライブをして」

千歌「私たちは本当に浦の星にさよならをしました」

千歌「そして…今日、新しい学校での生活が始まるのです!」


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曜「おはヨーソロー!」

千歌「おはよう曜ちゃん」

梨子「おはよう。新しい学校の初日から元気ね曜ちゃん」

曜「そりゃあ、最初が肝心だからね」

曜「それにしても新しい制服を着ても可愛いねぇ、お二人さん」

梨子「曜ちゃんも可愛いわよ」

曜「いやあ、嬉しいでありますなぁ」

千歌「…」

曜「どうしたの千歌ちゃん?」

千歌「浦の星の事を思い出しちゃって…」

梨子「千歌ちゃん…」

千歌「今でも思い出すんだ。浦の星ですごした日々を…」

千歌「果南ちゃん達はどうしてるかな?」

曜「きっとみんな元気でやってるはずだよ」

千歌「そうだね…」

千歌「果南ちゃん、鞠莉ちゃん、ダイヤちゃん…似たような髪型の人を見るともしかして、また沼津に帰ってきてるんじゃないかって思う時があるんだ」

梨子「気持ちはわかるわ…」

曜「あそこにいるポニーテールの人なんか果南ちゃんに見えちゃうね」

千歌「確かに後ろ姿が果南ちゃんそっくりだ!」

梨子「背丈も同じくらい。もしかして本当に果南ちゃんだったりして?」

曜「まっさかー!」

千歌「でも、何となくだけど果南ちゃんと同じぐらい魅力的な女の子な気がするよ」

梨子「どうして?」

千歌「果南ちゃんが昔、女は背中で語るって言ってたからね。あれは良い女の背中だよ」

曜「男はじゃないの?」

梨子「でも、果南ちゃんらしい」

千歌「新しい学校の友達第一号になってもらおうかな?ちょっと声かけてみるー!」

千歌「あのー!そこの人―!」

果南「はい?」クルッ

千歌・梨子・曜「!!!???」

果南「!?」

千歌「か、果南ちゃん!!??」

梨子「か、果南ちゃんはダイビングの修行のため海外に行ったはずよ!この人は多分そっくりさん!」

千歌「そ、そうだよね。アハハハ、世界には似たような人が三人いるって言うしね」

果南「松浦果南本人だよ」

千歌「ゆ、夢なんだこれは…果南ちゃんが新しい学校の制服を着てここにいるなんて」

果南「夢じゃないよ」ギュッ

千歌「痛いっ!?ほっぺたつねられた…」

千歌「夢じゃない!」

曜「何で浦の星の統合先の学校に果南ちゃんがいるのー!?」

果南「深い訳があるんだ…」

千歌・梨子・曜「ゴクリ…」

果南「出席日数が足りないのと成績が悪くて浦の星を卒業できなかった…」

千歌・梨子・曜「」

曜「いやいやいや!!果南ちゃん、普通に卒業証書もらって卒業したでしょ!」

果南「あれは鞠莉とダイヤが廃校する学校で三年生が一人卒業できないなんてカッコ悪いし恥さらしも良いところだからって形だけでも卒業する事にしたんだ…」

梨子「えぇ…」

千歌「あの時の涙の別れはなんだったのー!!」

果南「そういうわけでまた1年間よろしく」

花丸「新しい学校、未来ずらー!」

ルビィ「うゅ…知らない人がいっぱい…」

善子「これが新しき我が伏魔殿なのね…ここにいる人間どもを全て我がリトルデーモンにしてみせるわ」

花丸「何だかワクワクしてきたずら」

ルビィ「ルビィは怖くなってきたな…」

善子「ルビィったら臆病ね。リトルデーモンなら堂々としていなさい」

花丸「善子ちゃんも『新しい学校嫌ー!』ってお母さんに泣きついてた癖にー」

善子「ヨハネよ!それと泣いてなんかいないー!」

花丸「あっ!千歌ちゃん達がいるー!」

ルビィ「知ってる人がいるとわかると安心するねー」

善子「ま、まあね…」

果南「それと私が留年してる事は新しい学校では内緒にしてよね。1つ年上の人間がいるとなると色々言われるし…」

千歌「果南ちゃんでもそんな事気にするんだー」

果南「私を何だと思ってるの…」

ルビィ・花丸「千歌ちゃーん!梨子ちゃーん!曜ちゃーん!」

善子「ごきげんよう我がリトルデーモンたち」

千歌「ルビィちゃん達だー!」

果南「おはよー三人とも!」

ルビィ・花丸・善子「果南ちゃんがいるー!!!???」

ルビィ「ど、どうしてー!?」

善子「これは悪夢!?それとも果南のドッペルゲンガー!?」

花丸「果南ちゃん、去年卒業したはずだよね?何で?」

ルビィ「もしかして去年、本当は3年生じゃなくて2年生だったとか?」

善子「そんなわけないでしょ!」

果南「ちょっと三人とも声が大きい!」

ヒソヒソ ヒソヒソ

「あの人たち誰…?」「ほら元浦の星の人達よ」

「何だか去年卒業したはずとか言ってなかった?」「あっ…(察し)」

千歌・梨子・曜「あちゃー…」

ルビィ・花丸・善子「ええ!!卒業できなかった!?」

果南「こら。声が大きい」

ルビィ・花丸・善子「うぐぅ…」

ルビィ「果南ちゃんかわいそう…一人だけ卒業できなったなんて」

果南「あははは…」

善子「でも出席日数はともかく成績が悪いのは自業自得じゃない?」

果南「うぐっ!」

花丸「英語も成績悪いみたいだし、どうやって海外行くつもりだったずら?」

果南「ぐはっ!」

梨子「もうやめて!果南ちゃんのライフは0よ!!」

千歌「でも、果南ちゃんとまた学校で一緒に会えるのは凄く嬉しいよ!」

果南「卒業できなかった事は辛いけど…私もまた千歌たちと一緒に学校行けるのは結構楽しみなとこあるかな」

ルビィ「ルビィも!」

花丸「マルも!」

善子「ヨハネも同意見ね!」

果南「こんなに後輩たちに喜んでもらえるなんて…私、卒業しなくて良かった!」

曜「いや、そこは良くないでしょ」

千歌「果南ちゃんとまたスクールアイドルできるのも嬉しいなぁ」

梨子「ほんとだね。Aqoursで果南ちゃんとまた歌えるなんて」

曜「7人で新生Aqours再結成であります!」

果南「その事なんだけど…」

果南「新しい学校ではスクールアイドルはやらない事にしてるんだ」

千歌・梨子・曜・ルビィ・花丸・善子「え!?」

曜「そっかー。新しい学校では勉強に集中したいんだ」

果南「うん。やっぱり卒業できなかったのは結構こたえたよ…」

果南「今度こそは絶対卒業したいと思い、1から勉強したいと思ってるんだ。それに海外行くためにも色々勉強したいし」

梨子「それじゃあ仕方がないね」

千歌「残念」




果南「それにしても4人一緒のクラスになるなんてね」

千歌「奇跡だよ!」

果南「まさか千歌と同じ学年で一緒のクラスになるとは…」

千歌「私は嬉しいな。いつか果南ちゃんと一緒のクラスになって一緒に授業受けるのが夢だったんだ」

曜「夢がかなって良かったね」

千歌「うん!」

梨子「嫌なかない方だけどね…」

千歌「そこで果南ちゃんにお願いが…」

果南「うん?」

千歌「果南ちゃんは1度3年生をしていたから勉強教えてもらえたらなーって思って…」

果南「無理だよ」

果南「私が教えてほしいぐらいだもん」

千歌・梨子・曜「…」

千歌「…というわけで新しい学校生活がスタートしました」

千歌「浦の星で3年生になる事ができないのは悲しいけど」

千歌「果南ちゃんと一緒のクラスで学校生活を送れるという嬉しいサプライズのおかげで楽しくやっていけそうです」

千歌「嬉しいなんて言うと梨子ちゃんに失礼だよって説教されちゃうけど…」

翌日の教室

千歌「おはよう」

梨子・曜「おはよう」

果南「おはよう千歌」

千歌「果南ちゃんと同じ教室にいるのって違和感あるよね」

果南「まあね。でも、そのうち慣れるよ」

授業中

梨子(果南さんが隣りの席か…なんだか新鮮)

果南「…」

梨子(真剣に授業に集中してる果南さんの横顔カッコいいな…///)

果南「ごめん、梨子ちゃん」

梨子「え///」

果南「この問題がわからないんだけど…」

梨子「えーと…」

梨子「…これ2年生でやった問題の復習だけど」

果南「え」

昼休み

曜「食堂混んでるよね」

梨子「そうだね…浦の星の食堂は人が少なかったから何だか新鮮」

千歌「ここの食堂はなっちゃいないよ!だってみかん焼きが無いんだよ!」

梨子「普通は無いから…」

果南(…ここの食堂のうどんはワカメが少ないのが駄目だな)ずるずる…

放課後

果南「もうスクールアイドル始めるの?」

千歌「うん!申請が通って今日から部活動開始なんだ!」

果南「この学校にはアイドル研究会もスクールアイドル部も無かったんだ」

千歌「うん」

曜「でも、こんなにあっさり認められるなんてね」

果南「ブッブーですわ!とか言う生徒会長がいなかったからだよ」

千歌「あははは!」

梨子「懐かしいなダイヤさん…」

千歌「ここが新しい部室か…」

善子「それにしても汚いわね…」

曜「まあ、誰も使ってない部屋だから使えるわけなんだし」

花丸「それじゃあ、最初の部活動は部室の大掃除ずら」

ルビィ「お掃除がんばルビィ!」

梨子「そういえば浦の星でも最初の頃に部室のお掃除をしていたな…」

曜「懐かしいね」

千歌「…うん」

果南「お、やってるね」

千歌「果南ちゃん!」

曜「勉強は良いの?」

果南「ちょっと様子を見に来ただけだよ…それにしても散らかってるね」

果南「よし!私もいっちょ手伝うか!」

梨子「そんな!果南さんに悪いわ」

果南「良いの良いの!勉強の後は少しぐらい身体を動かしたいと思ってたとこだし」

千歌「ありがとう果南ちゃん!」

善子「魔界より授かりし宝具の力を見よ!」

ルビィ「カッコいい!」

花丸「ホウキで遊ぶなずら」

曜「机はここらへんで良いかな?」

梨子「もう少し後ろかな?」

果南「よいしょっと!」

千歌「あの大きな棚を一人で!すっごーい!」


ダイヤ(そんな重たいものを一人で運ぶなんて!危ないですわよ果南さん!)

果南(こんなの一人で楽勝だよ)

鞠莉(Oh!果南ストローング!)

果南「…」

千歌「どうしたの果南ちゃん?やっぱり一人で運ぶには重たかった?」

果南「そ、そんな事ないよ。こんなの一人で楽勝だよ」

果南(鞠莉、ダイヤ達とスクールアイドル始めた時も部室の片付けやってたっけ…)

千歌「じゃーん!無事、お掃除完了しました!」

ルビィ「ぱちぱちぱち」

曜「綺麗になったね」

梨子「本当に見違えて見えるわ」

善子「我が魔力による大きな働きを讃えよ!」

花丸「善子ちゃんは遊んでばっかな気がしたずら」

果南「みんなお疲れさま」

千歌「部屋が片付いた事で新生Aqoursの第一目標を決めようと思います」

曜「新しい目標か…」

梨子「次のラブライブに向けての曲作りや練習とか?」

善子「前回に続いて二連覇を狙うわけね」

花丸「燃えるずら」

果南「それも大事だけどまずやらなければいけない事があるんじゃない?」

ルビィ「やらなければいけない事?」

果南「まずは、この新しい学校のみんなに私たちAqoursを知ってもらわないといけないんじゃないかな」

千歌「あっ…」

曜「そっかー。当たり前のようにみんな私たちAqoursの事を知ってると思いこんでた」

梨子「動画で私たちの事を知ってても直接、私たちの事を見た事も無い人もいるし…」

花丸「スクールアイドルに興味が無くて何も知らない人達もいるずらね」

果南「そう。それに私たちはこの新しい学校に来た新入りなんだよ。全国で優勝したからといって簡単にAqoursをこの学校の人がみんな認めてくれるとは限らない」

千歌「私たちの事を受け入れてもらうために何かをしないといけないわけなんだ…」

果南「後、千歌たちは3年生、ルビィたちは2年生なんだよ。1年生の後輩が欲しいと思わない?」

千歌「新入部員!」

ルビィ「ルビィたちに後輩!」

善子「新しいリトルデーモン!」

千歌・ルビィ・善子「新入部員欲しい!」

果南「アピールして新入部員を呼びこまないとね」

千歌「それじゃあ、この学校でライブをしよう!」

梨子「やっぱりそれが私たちAqoursをみんなに知ってもらう一番の方法ね」

曜「体育館でのライブを思い出すなぁ」

千歌「新しい学校でのファーストライブに向けて頑張ろう!」

千歌・梨子・曜・ルビィ・花丸・善子・果南「おー!!!!!!!」

果南「…あっ、私は無しで。スクールアイドルしないから」

千歌「えー、やっぱりスクールアイドルやろうよ」

果南「…駄目だよ。勉学に集中」


千歌「こうして私たちの新しい輝きを見つけるための部活が始まりました」

千歌「浦の星でスクールアイドルをやっていた時と同じぐらいワクワクします」

千歌「9人とは違う新しい輝き…いったい何が待ってるんだろう?」

千歌「果南ちゃんと一緒にスクールアイドルやれないのは残念だけど…」

翌日


千歌「それでライブ用の曲の事なんだけど…」

梨子「新しい曲にするか、既存の曲にするか…」

曜「今まで9人でやってたから、6人用のフォーメーションや振り付けに変えないといけないのは大変だね」

果南「…」

果南(休み時間とはいえ、教室の中で話されると気になってしまうな…)

千歌「やーっと授業が終わったー」

梨子「お疲れ様」

曜「すぐに部室に行かないとね」

果南「頑張ってるねー」

千歌「今すぐにでもライブをやってこの学校の人に私たちの事を知ってもらいたいからね!」

果南「ふーん」

果南「…」

部室

千歌「どんなライブにしようかな…」

花丸「悩むずら…」

善子「悩んでる暇は無いわリトルデーモンたち!善は急げよ!」

ルビィ「善子ちゃんなだけに?」

善子「ヨハネよ!」

果南「最初が肝心だからね。悩む気持ちはわかるよ」

梨子「そうなのよね…」

曜「…って果南ちゃん!?」

千歌「勉強は良いの?」

果南「ちょっと様子を見に来ただけだからね。ほんとちょっとだけね。ちょっとしたら帰るから!」





梨子「みんなお疲れ様ー」

曜「ライブのコンセプトや曲は決まったから後は練習するだけだね」

ルビィ「明日から練習がんばルビィ!」

果南「明日からが楽しみだね」

千歌「うん!」

果南「…」

果南「結局、最後まで残ってしまった!!」

果南「このままでは駄目だ!」

果南「明日からはスクールアイドル部に顔を出さない!」

果南「絶対に!」


千歌「ライブのための練習が始まりました」

千歌「みんなの努力のおかげもあってか日に日にライブに向けての準備が進んでいます」

千歌「後、練習を手伝ってくれる果南ちゃんの力も大きいです」

千歌「勉強もあるのにちょくちょく練習を手伝ってくれる果南ちゃんには感謝感激!」

千歌「新しい学校生活も慣れてきて部活も楽しくて充実した毎日を過ごせるようになりつつあったのだけど…」

千歌「アクシデントというのは起きるものでして…」

次回に続きます。

千歌「前回の!」

「ラブライブサンシャイン!」ジャン!


千歌「浦の星にお別れをして新しい学校に通う事になった私たち」

千歌「何とそこであっと驚く事が!?」


果南『出席日数が足りないのと成績が悪くて浦の星を卒業できなかった…』


千歌「果南ちゃんと一緒に新しいスクールライフが始まったのでした!」

千歌「新しい学校でもスクールアイドルを続ける私たち、もちろん果南ちゃんも誘ったのだけど…」


果南『新しい学校ではスクールアイドルはやらない事にしてるんだ』


千歌「残念!というわけで6人で新しいAqoursをする事になったのだ!」

千歌「あれ?タイトルと違う??」

千歌「え!?善子ちゃん、今日休みなの?」

花丸「何でも風邪ひいたみたいで…」

ルビィ「かわいそう…」

梨子「大丈夫かしら?」

果南「季節の変わり目は風邪ひき易いから気をつけないとね」

曜(果南ちゃん、今日も当たり前のように部室にいるな…)

数日後


千歌「ええー!?今日も善子ちゃん休みなの!?」

梨子「少し休みが長いような…」

曜「もしかしてインフルエンザだったりして」

果南「みんな予防接種した?」

ルビィ「注射怖い…」

花丸「実は善子ちゃんのお母さんから聞いたんだけど…」

千歌「ええええ!!??」

曜「登校拒否!?」

花丸「うん…」

果南「何でまた?」

花丸「実は善子ちゃん、マルとルビィちゃんと違うクラスなんだ」

ルビィ「それで中学校の時の知り合いもいたりするし、クラスにも馴染めないみたいで…」

梨子「そうだったの…」

千歌「なかなか難しい問題だね…でも放っておくわけにもいかないよ。みんなで善子ちゃんの家に行ってみよう」

津島家


コンコン!

善子ママ「善子ちゃん。スクールアイドル部の友達が来てくれてるわよ」

千歌(反応が無い…善子ちゃん、やっぱり落ち込んでるんだね…)

梨子(元気づけてあげたいわ…)

善子ママ「…」コンコン

花丸(まだ、反応無し…そんなにも辛いんだ…ごめんね善子ちゃん。マルたちが気づいてあげられなくて)

善子ママ「…」

善子ママ「こらー!善子!またニコ生放送やってるでしょ!!」ドーン!

千歌・梨子・曜・花丸・ルビィ・果南「え」

善子「うわーん!急に入って来ないでよー!!」

善子ママ「それじゃあ、ごゆっくり」

梨子「ありがとうございます」ペコリ

千歌「善子ちゃん…」

善子「…」

千歌「登校拒否してるって聞いて心配しちゃったよ…でも思ったより元気そうで安心した」

善子「…ごめんなさい、心配かけて」

花丸「マル達と一緒のクラスじゃないのが辛かったんだね…」

善子「…それもあるけど」

ルビィ「もしかして新しいクラスで虐められてるとか!?」

善子「それは無い!」

梨子「じゃあ、どうして?」

善子「怖かったの…」

善子「中学の時の同級生達に馬鹿にされないか…クラスに馴染める事ができるか心配で怖くなったの…」

千歌「…」

梨子(…どうしたら良いかな?)

曜(少し様子を見てあげた方が良い気もするけど…)

果南「確かに善子の気持ちはわかるな」

果南「私も似たような経験を二度した事があるからね」

善子「え?」

果南「去年、私が浦の星で休学していた事は覚えている?」

善子「うん」

果南「あの時は鞠莉との喧嘩の事もあったし、最初は学校に行きづらかったな…」

千歌「果南ちゃんでもそういうの気にするんだ」

果南「そりゃあ気にするよ」

果南「でも学校に復帰できて良かった。鞠莉と仲直りできたし、善子たちともスクールアイドルができるようになった」

善子「果南さん…」

果南「二度目の経験は今だね」

善子「今?」

果南「そう、今」

果南「何てったって私だけ1歳年上だからね。割と私の方を見てヒソヒソ話される事もあるよ」

果南「それでも逃げるわけにはいかない。今、逃げても得るものは無いし、立ち向かっていかないと得る事はできないと思うんだ」

善子「…」

梨子「私もピアノが辛くて逃げた事があるよ。でも、もう一度向き合う事ができたから今があると思うの」

善子「リリー…」

千歌「私も廃校が決まって、どうにもできないって事がわかると逃げそうになっちゃってた」

曜「私だって色々あるよ(千歌ちゃんの事でね)」

果南「それに新しい学校のみんなに受け入れてもらうためにライブをやるんでしょ?だったらここで休んでちゃいけないよ」

花丸「善子ちゃん、マルは善子ちゃんに学校に来て欲しい。善子ちゃんと一緒にスクールアイドルやりたいよ」

ルビィ「ルビィも善子ちゃんと一緒が良い!」

善子「…」

善子「ごめんなさい、みんな…。私、明日から学校に行く」


千歌「次の日から善子ちゃんは学校に行く事になりました」

千歌「ちょっと心配だったけど、善子ちゃんも新しい学校に慣れるように頑張ってるみたいです」

千歌「やっぱり新しい学校のみんなに認めてもらえるためにもライブを成功せないとね!」

英語の授業中


先生「松浦さん、この黒板に書かれてる英文を訳して下さい」

果南「はい」

果南「…」

先生「どうしたの?」

果南「わかりません」

「あんな初歩的な文章も読めないの?」「だから留年したんだ」ヒソヒソ

果南「…」

放課後の部室


ルビィ「もうすぐライブの日だね」

梨子「そう思うと少し緊張してくるわね」

曜「何度もライブをやってきたはずなのに…」

善子「私たちはラブライブを優勝したのよ!こんなのでビビるわけないじゃん」

花丸「本当はビビってきてるずら?」

善子「うぐっ…」

千歌「このライブが新しいAqoursの第一歩だもん。緊張しちゃっても仕方が無いよ」

千歌「あれ?そういえば果南ちゃんは?」

曜「今日は来てないみたいだね」

花丸「珍しいずら」

梨子「それが本来なら普通なんだけどね…」

果南「居残り自主勉強中かなん?」

果南「そりゃあ、あんな笑われ方したら悔しいからね」

果南「…何、私独り言を言ってるんだろ…」

果南(今頃…千歌たちは練習中かな?)

果南(もうすぐライブの日だもんね。頑張れよ!)

果南(…ちょっと見に行ってみようかな?)

果南(駄目駄目!勉強に集中!)

果南「…家で勉強した方が良かったかな」

数日後


千歌「明日がついにライブの日だね」

梨子「ドキドキしてきたわ」

曜「気合が入るであります!」

「Aqoursは明日がライブなんでしょ?」

「楽しみにしてるよ!」

千歌「ありがとー!」

梨子「クラスのみんなにも応援されるようになってきたね」

「そういえば松浦さんはライブに出るの?」

千歌「え?果南ちゃん?果南ちゃんは出ないけど…」

曜「っていうか果南ちゃんはスクールアイドル部に入ってないしね…」

「そうなんだ、残念だなー」

「私、Aqoursが9人だった時は松浦さんのファンだったのに…」

梨子「ごめんね…」

「松浦さん、一人でダンス練習してるとこ、つい最近見たからライブにも出ると思ってたんだけどなー」

千歌「え!?」

千歌「ねえ、果南ちゃん」

果南「ん?」

千歌「果南ちゃんもやっぱりライブに出ない?」

果南「…駄目だよ。今年は勉強に集中するって言ったじゃん」

千歌「クラスの人は何人か果南ちゃんがライブに出てくれる事を期待してたよ?」

果南「そうなんだ…その子たちには悪いけど仕方ないよ」

千歌「後、果南ちゃんが一人でダンスの練習をしてるのを見たってのも聞いたよ」

果南「!」

千歌「果南ちゃんもやっぱりライブに出たいんじゃないかな?」

果南「…あの時はたまたま気晴らしに身体を動かしただけだよ」

千歌「割と頻繁に果南ちゃんがダンスの練習してるっていう話も聞くんだけど…」

果南「…」

曜「果南ちゃんがライブに出れるように振り付けやフォーメーションも少しなら変更できるし」

梨子「歌のパートだって変更できるよ」

果南「…気持ちは嬉しいよ。でも駄目だよ。今は勉強に集中しなきゃ!」

果南「私、全然勉強できてないから…あははは」

果南「また卒業できなくて来年ルビィたちと一緒の学年になるのは流石にね」

果南「ごめんね…みんな」

千歌「断られちゃったね…」

梨子「仕方が無いわよ、今度ばっかりは。果南ちゃんの人生がかかってるんだし」

曜「ごめんって謝られちゃうとね…やっぱつらいな」

千歌「私は果南ちゃんと一緒にスクールアイドルやりたいけど…やっぱり仕方が無いかな…」

放課後


果南(家に帰ってきたは良いけどあんまり勉強に集中できないな…)

果南(ライブか…)

果南「ふぅ…」

ピンポーン!

果南「チャイムの音!誰だろ?」

果南「はーい!」

果南「!?」

鞠莉「ハーイ!」

ダイヤ「お久しぶりです」

鞠莉「か~な~ん!!!!」ダキッ

果南「なっ、何で鞠莉が!?」

ダイヤ「鞠莉さん!急に抱きついたら果南さんが驚くでしょう!」

果南「ダイヤまで、どうして!?」

鞠莉「だって久しぶりの果南なんだよ!ハグしちゃうに決まってるじゃない!」

果南「ちょっ、ちょっと待ってよ!?何これ!?夢なの?」

鞠莉「正真正銘、現実の鞠莉だよ!感触で分かるでしょ?」

果南「確かにこの体重は鞠莉だ…鞠莉少し太った?」

果南「いてっ!?何で脇腹をつねるの!?…痛いって事は夢じゃない!」

鞠莉「久々に会って早々そんな事言う!?」

ダイヤ「向こうで美味しいイタリアンばかり食べてるからそうなるんですわ」

鞠莉「そういうダイヤも東京に行って少し肉がついたんじゃない?」わしわし

ダイヤ「こら///やめなさい///もう!!」

果南(何だかこのやりとり懐かしいな…)

果南「って何で二人が沼津にいるの?!イタリアは?東京は?」

ダイヤ「ですから東京から帰ってきたのですよ」

果南「まあダイヤは良いよ。普通に里帰りという事で東京に帰ってくるのは理解できる。帰ってこれる距離だ。問題は鞠莉!鞠莉はイタリアでしょ?おいそれと帰ってこれる距離じゃないでしょ!?」

鞠莉「小原家のジェット機を使えばひとっ飛びデース!」

果南(これだから金持ちは…)

果南「帰ってくるなら何で知らせてくれなかったの?」

ダイヤ「私もそうした方が良いと鞠莉さんにおっしゃったのですが…」

鞠莉「サプラーイズ!!」

果南「ああ、うん。鞠莉はそういうキャラだったもんね…」

果南「何でこの時期に何のために?!」

ダイヤ「それはもちろん…」

鞠莉「明日にある果南たち新生Aqoursのライブを見るためよ」

果南「!!」

果南「誰から聴いたの?」

鞠莉「千歌っちから」

ダイヤ「ルビィからですわ」

果南「まあ、確かに連絡しててもおかしくないか…」

ダイヤ「ルビィは動画で見せてあげるねって言ってたのですけど…」

鞠莉「どうせならリアルで見ようよって私がダイヤを誘ったの♪」

果南「まったく…大学はどうしたの?」

鞠莉「少しぐらい休んでも大丈夫よ!」

果南「鞠莉はまあそんな感じだけど、真面目生徒会長だったダイヤまでズル休みとはねぇ」

ダイヤ「コホン///1日ぐらいなら休んでも何とかなると思いまして」

果南「東京に行って悪い女になったねダイヤ」ニヤニヤ

鞠莉「Oh…ダーティーダイヤ!」

ダイヤ「そ、そんな事ありませんわ!東京に帰ったらちゃんとその埋め合わせはするつもりです!」

鞠莉「で、明日のライブはどんな曲を歌うの?衣装は?」

ダイヤ「鞠莉さん。そういうのは明日見てのお楽しみにしましょうよ」

鞠莉「果南がまたスクールアイドルやるなんてね!本当に明日は楽しみ!」

果南「残念だけど…私はやらないよ」

鞠莉・ダイヤ「え!?」

ダイヤ「何故ですの!?」

鞠莉「Why!?」

果南「何故って卒業できなかった理由を考えてよ」

ダイヤ・鞠莉「あっ…」

果南「今年の私は勉強に集中するんだ」

ダイヤ「そうですの…」

果南「うん。だから明日は観客席で一緒に千歌たちを応援しよ」

鞠莉「…」

鞠莉「果南…本当の気持ちを言って!」

果南「え!?」

鞠莉「果南、何だか辛そうな顔してる…。本当の気持ちを言えないって辛い事よ。私にはわかる…だから言って」

果南「…」

果南「…私も出たいよ」

果南「スクールアイドルをもう一度やりたいよ!」

果南「でも仕方ないじゃん…」

ダイヤ「果南さんの言う事は理解できます。正直、果南さんの去年の成績は絶句するほどでしたもの…」

果南「そこまでなの!?」

ダイヤ「でも、仕方ないで済ませてしまったら後悔するかもしれませんよ」

果南「…」

ダイヤ「そんなモヤモヤした気持ちを抱えて勉強してても果南さんの場合、身につくとは思えません」

ダイヤ「スクールアイドルと勉強、両方努力しようとする方があなたに合っていると思いますわ」

果南「そんなの無理だよ…」

ダイヤ「それなら勉強は教えてもらったら良いじゃないですか?あなたの周りには助けてくれる仲間がいるでしょ?」

果南「…」

果南「…本当はね、勉強の事だけじゃないんだ」

果南「鞠莉とダイヤが卒業してスクールアイドルを辞めたのに、私だけがスクールアイドルをやるなんて許される事じゃない」

果南「一度切りの高校生だから…かけがえのない時間の中だからこそ輝ける…それがスクールアイドルなんだよ」

果南「鞠莉とダイヤはその大切な時間を立派にスクールアイドルとしてすごし、それを終えた…」

果南「私だけが延長時間が与えられるなんてそれは卑怯な事だって思ってしまうんだ…」

ダイヤ「果南さん…あなたらしい考えですわね。その気持ちは理解できます。私も同じ立場になったら同じ事を言ったかもしれません」

ダイヤ「でも…」

ダイヤ「もう一度スクールアイドルができる…それはとても羨ましい事ですわ」

果南「!!」

ダイヤ「もう一度Aqoursとしてみんなで歌い、踊る…本当に夢のような話です」

果南「私だってみんなとスクールアイドルしたいよ!でも、二人はいないんだよ!鞠莉とダイヤは!!」

鞠莉「果南…ありがとう。私とダイヤの事をこんなにも好きでいてくれて…」

鞠莉「でも…」

鞠莉「私はもう一度スクールアイドルとして輝く果南が見たい」

果南「…」

ダイヤ「どうか、私たちに遠慮しないで下さい。新しくスクールアイドルとして羽ばたく千歌さん達の助けになって欲しいのです」

鞠莉「私たちがいないと嫌?それじゃあ、私とダイヤの想いも乗せて三人分で輝いてよ果南」

果南「…ずるいな二人とも」

果南「こんな事言われちゃ、もう一度スクールアイドルやるしかないじゃない…」

果南「また卒業できなかったらどう責任とってくれんの?」

ダイヤ「そうならないように沼津に帰ってきた時は勉強を見てあげますわ」

鞠莉「私だって!」

果南「鞠莉は流石に止めた方良いよ」

鞠莉「何でよ!」

果南「だって遠いし」

果南「せっかく二人が帰ってきてくれたのに用事ができちゃった。ごめん」

鞠莉「明日がライブだもんね」

ダイヤ「今からだと大変ですわよ」

果南「やれって言った張本人がそれ言うかな?」

鞠莉「大変な時こそ果南は実力を発揮するじゃない」

果南「まぁ、そうかもね」

ダイヤ・鞠莉「さぁ…」

ダイヤ・鞠莉「いってらっしゃい」

果南「うん、いってきます!」

部室


果南「みんな!」

曜「果南ちゃん!?」

ルビィ「ピギィ!?」

果南「ごめん…今から凄く勝手な事言うよ私」

千歌「…いいよ」

果南「明日ギリギリだけど私もスクールアイドルやりたい!!」

千歌「みんな、どうする?」

梨子「答えは決まってるでしょ?」

千歌・曜・梨子・ルビィ「もちろん大歓迎!!」

花丸「ずら!」

善子「ようこそリトルデーモン!」

果南「後、勉強も教えてね…(小声)」

千歌「みんな、どうする?」

曜「私、正直自分の勉強の事で精一杯かも…」

梨子「で、できるだけみんなで協力して教え合いましょ!」

花丸「三年生は大変ずら」

ライブ当日、体育館


ガヤガヤ

「私、楽しみー」

「Aqoursのライブが生で見れるなんてー」

「私、浦の星まで見に行った事あるよ」

「私、Aqoursもスクールアイドルも知らないけど大丈夫かな?」

「大丈夫ー大丈夫!見たら一目で大好きになるはずだから」

「全国優勝したスクールアイドルのライブが生で見れるなんてね!」

「でも、あの時は9人だったんでしょ?」

「私、ダイヤ様のファンだったのにー!」

「私は鞠莉ちゃん大好きだったよー!」

「人数減ってどうなってるかな?」

「脱退したメンバーの穴埋めをどうするかにも期待したいところだね」

鞠莉「聴いたダイヤ!私たちのファンがいるんだって!キャー!!」

ダイヤ「お静かに!」

ダイヤ「サングラスとマスクをつけて変装したのですから、バレたら意味がないじゃありませんか!」

鞠莉「そんな事する必要ないと思うんだけどなー」

ダイヤ「なんせ私たちは全国優勝を果たしたメンバーの一員なのですよ!有名人としての自覚を持たないと!」

「何だかあの二人怪しくない?」

「マスクとサングラスつけてるとか不審者丸出しじゃん」

ルビィ「うわぁ…人がたくさんいる…緊張してきた…」

善子「こ、こ、こんな事で緊張してるなんて…まだまだリトルデーモンとして修行が足りないわよ」

花丸「よ、よ、善子ちゃんもき、緊張してるずら…」

善子「ズラ丸だって、そうでしょ!」

花丸「手のひらに人という字を書いて…」

善子「我が心を静める呪文を唱えねば…エロイムエッサイム…」

いつき「全国優勝したのにまだ緊張するんだ」

よしみ「こんな事じゃ浦の星の名が泣くよ」

千歌「ありがとうね!三人とも。新しい学校になってもAqoursの手伝いをしてくれて」

むつ「いいって事よ!…それに嬉しかったんだ、またAqoursがスクールアイドルをやってくれるなんて…」

よしみ「だって千歌たちが初めて浦の星でライブをした時から私たち手伝ってきたんだもんね!」

曜「懐かしい話だね…」

いつき「がんばってね、みんな」

梨子「うん!」

千歌「さぁ行くよみんな!」

千歌「1!」

曜「2!」

梨子「3!」

花丸「4!」

ルビィ「5!」

善子「6!」

果南「7!」

千歌「0から1へ!」

千歌「1から新しい冒険に!」

千歌・曜・梨子・花丸・ルビィ・善子・果南「新生Aqours!サンシャイーン!!!」

千歌(別れの後の新しい出会いと旅路がテーマなんだ)

曜(何だか難しいテーマだね)

梨子(作詞できる千歌ちゃん?)

千歌(難しいけど頑張ってみるよ)

花丸(マルも手伝うずら!)

梨子(テーマに相応しい曲を作らないとね…)

曜(私たちも良い衣装を作ろうね)

ルビィ(うん!)

善子(あれ?ヨハネする事なくない?)

果南(善子はサポートしてあげないとね)

『HAPPY PARTY TRAIN』


果南「開いたー花の香りから ー♪受けとったよーつぎの夢をー♪」

果南「さあどこへ行こうかなー跳ねるように行こうかな♪はじまりとー (さよならを) 繰り返して♪」

善子「会いたいのはー新しいときめき♪生まれたて 願いの熱さー♪」

善子「抱きしめて行きたいね♪軽やかに行きたいね♪思い出はポケットのなか♪」

花丸「ステキなー旅に出よう♪人生ってさ♪」

花丸「たくさんの場所へ続いてる♪ ワクワクだらけさ!」

「想いを乗せて♪ HAPPY HAPPY TRAIN to go!」

「あしたが呼んでるー僕たちをー♪」

「期待でかがやく♪瞳なら見えるよ♪遠い駅でーきっとなにかが待ってるね♪」





梨子「凄い拍手と歓声…」

善子「これでリトルデーモンを続々と増やす事ができるわ」

花丸「これで安心して学校に行けるずらね」

善子「うん、まぁね…」

ルビィ「良かった…成功して」

曜「やっぱりいつだって緊張しちゃうよね」

果南「あっ」

千歌「どうしたの果南ちゃん?」

果南「あそこで手を振ってるの鞠莉とダイヤだよ」

千歌「ほんとだ!マスクとサングラスしてるけどわかっちゃうね」

果南(ありがとう…鞠莉、ダイヤ)


千歌「こうして新生Aqoursのファーストライブは大歓声とたくさんの拍手によって幕を閉じました」

千歌「ようやく私たちがこの新しい学校の一員になれたような気がします」

梨子「これから私たちは受験勉強をしながらスクールアイドルをしなければいけない事になるわけですが…」

曜「本当にこれが大変!」

千歌「両立してたダイヤちゃん鞠莉ちゃんは偉いなぁ」

果南「両立できてなかった私への嫌味?」

千歌「そんな事無いよ、多分…」

ルビィ「私たち7人は色んな苦労を重ねながら再びラブライブの舞台に挑む事になります」

善子「今度は挑戦者じゃなくて王者としてラブライブに出るのよ!」

花丸「でも、それはまた別のお話ずら…」


終わり

これにて終了です。
最後まで読んでくれた方、感謝です!

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