P「最近、物がよく無くなるなぁ」 (58)

765ASです。書き貯めなのですぐ終わります。

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P「あれー?」

亜美「どったの兄ちゃん」

P「いや、俺の机の上に置いてあった頂きもののお菓子が無くなったんだよ」

亜美「あ、ごめん。それ亜美が食べちゃった」

P「あ、そうなのか?」

亜美「うん、ずっと置いてあったから食べないのかな→って」

P「いや、まぁいいんだが。今度からは断ってから食べるようにな」

亜美「は→い」

P「無いと分かると少し小腹がすくな」クゥ

亜美「ごめんね兄ちゃん。代わりに亜美が持ってきたポッチー食べる?」

P「ほんとか、悪いな亜美」

亜美「半分こだかんね!」

P「亜美は優しいなぁ」

亜美「んふふ→」

P「あれー?どこ行った?」

春香「どうかしたんですか?プロデューサーさん」

P「ああ、春香か。いやな、この辺に置いておいたボールペンが無いんだよ」

春香「あっごめんなさい!ちょっと書くものが欲しくて借りてました!」

P「なんだ、春香が持ってたのか」

春香「すみません。でもこのボールペン、とっても書きやすいですね」

P「だろ、俺のお気に入りなんだ。何回も替え芯してるんだよ」

春香「へぇ…、何か月か使っているんですか?」

P「ん…ここに来る前から使っているから数年単位だな」

春香「そうなんですか!…それだけプロデューサーさんの色んなものが…(ボソッ)」

春香「コレは…イイナァ」

P「え、何か言ったか?」

春香「いいぃえぇ!?な、なんでもないでしゅよ。あはは…」

P「何か気に入っているみたいだからそれで良ければあげるぞ?」

春香「ぅえぇ!?良いんですか!?」

P「ん、まぁ新しいのが良ければ買ってくるが」

春香「いえ!!これがイイです!!」

P「そ、そうか?ならやるよ。そんなもので良ければ」

春香「あ、ありがとうございます!!ふふ、貰っちゃった♪プロデューサーさんの色んな…(ブツブツ)」

P「よく分からんが、上機嫌になったからいいか」

春香「うふふ~♪」



P「ふぅ…っと、あれ?」

雪歩「プロデューサー?どうかしましたか?」

P「雪歩か、えっと、俺の湯飲み知らないか?」

雪歩「湯飲み…あ、ごめんなさいぃ!新しいのを入れてあげようと思って、さっき給湯室にもっていきましたぁ…」

P「あ、捨ててくれたんだな。わざわざありがとうな」

雪歩「いえ、時間が経っていましたし、とても美味しかtt…じゃなかった、美味しく頂いてほしくて」

P「そっか、本当にありがとうな。雪歩のお茶は安心するよ」

雪歩「えへへ…、ありがとうございますぅ」

雪歩「あ、そろそろ新しいお茶入れてきますね」タタッ

P「ああ、頼むよ。ありがとう」


雪歩「コクッ…はふぅ、プロデューサーさんの飲みかけ…。今度は私の…うふふ」



P「ふぅ…っと、あれ?」

伊織「どうしたのよ、そんな間抜け面して」

P「ん~、伊織に聞いてもしょうがないと思うんだが」

伊織「なによ、バカにしてるの!?」

P「違う違う!いやな、俺のこのコーヒーカップなんだが」

P「コーヒー渋や茶渋がきれいさっぱり無くなっているんだよ」

伊織「…ふぅん、小鳥が漂白でもしたんじゃない?」

P「いや、それどころか持ち手に欠けがあったんだが、それも無くなってるんだよ」

伊織 ギクッ

P「おかしいなぁ、漂白したって欠けは直らないよなぁ?」

伊織「そ、そうね。だ、誰かが直したんじゃないかしら?」

P「そうなのかなぁ、後で音無さんに聞いてみよう」

伊織「え、ええそうしなさいよ」クピクピ

P「ところで、伊織は何飲んでるんだ?」

伊織「んぶっ…!な、何でもいいでしょ!オレンジジュースよ!」

P「見たところコーヒーカップみたいだが」

伊織「丁度これしかなかったのよ」

P「そうか…。ところで、なんでこっちを見てくれないんだ?」

伊織「ちょ、ちょっとジュースをこぼしちゃったのよ!」

P「え、大丈夫か?タオルもtt」

伊織「いい!来なくていいから!大丈夫だから!」

P「変な奴だなぁ…」

伊織「ふぅ…、にひひっ」クピクピ



やよい「プロデューサー!プロデューサー!大変ですー!!」

P「どうしたやよい、そんなに慌てて」

やよい「えっと、今日お掃除してたら…プロデューサーの机の下から、10円玉がでてきましたぁ!」

P「おーそれは良かったじゃないか。もらっときなさい」

やよい「えー!だ、駄目ですよ!泥棒さんになっちゃいます!」

P「そうか…?事務所に落ちてたんだから別に」

やよい「落とし物は交番に届けるんですよプロデューサー!落とした人が困ってます!」

P「う、そうだが…」

やよい「それじゃ、私交番に行ってきます!」

P「ああ、待ったやよい!こうしよう。俺が一旦預かっておくよ」

P「落ちてたのがこの事務所なんだから、落としたのは765プロの誰かだろ?」

やよい「うー、そうですね!それじゃプロデューサー、よろしくお願いしまーす」ガルーン

P「ああ、任されたよ」チャリン

やよい「それじゃ私はいきますね?」

P「…!」ティン!

P「やよい待った!ベロチョロの内側から何か出てるぞ!」

やよい「えっ!ほんとーですかー!?」パカッ

P「アア!!アレハナンダァ!?」ソトユビサシィ!!

やよい「はわっ!?な、なんですかぁ!?」クルッ

P スッ チャリン

P「いや、何でもなかったわ。驚かしてごめんなやよい」

やよい「何もなかったんですか?」

P「ああ、ベロチョロもただの糸くずが出てただけだったよ」

やよい「は、はぁ…って、えぇええ!!?」

P「ド、ドウシタやよい!」

やよい「ぷ、プロデューサー!ベロチョロの中に…ご、ごひゃきゅえん玉がー!?」キラーン

P「ナ、ナンダッテー!?」

やよい「うう…普段はこんなの入ってないのに…」

やよい「プロデューサー、これも誰かの落とし物でしょうか?」

P「これはなやよい。神様からのプレゼントだ」

やよい「神様からの…プレゼント?」

P「ああ、神様はやよいの行い、今回なら拾った10円玉を、すぐ自分のものにしなかった」

P「あとは普段の、事務所の掃除とかをよく見てたんだよ」

P「だからやよいにプレゼントをしたんじゃないかな?」

やよい「神様が…私に…」

P「やよいも俺も、ベロチョロに何かが入ったとか落ちたとか見てないからな」

P「ということは、コレは神様からの贈り物だと考えるべきだろう?」

やよい「う、うぅー…分かりました。プロデューサーが言うなら信じます!」

やよい「神様、ありがとうございまーす!!」ガルーン

P(ふぅ…しかし、500円はやよいには大金だったか?)

P(ま、やよいが少しでも幸せになれば良いか)

P(今日はおにぎり一つだな…)



P「はぁ~、腹減った~…って、あれ?」

美希「あ、ハニー!おひゃようにゃの」モグモグ

P「あぁ、おはよう美希。もう昼だけどな」キョロキョロ

美希「どーしたの?」

P「それがな、俺の買ってきてたおにぎりが無くなってるんだよ」

美希「おいひいよ?」モグモグ

P「何で勝手に食べてるノー?」

美希「ふぁにーたべう?」モグモグ

P「いや、元々俺のだし、返してほしいかなーって」

美希「んぐ…んもう、それじゃ返すの」スッ

P「ちょっ、美kガボッ…!」

美希「ど?ハニー、美味しい?」

P「…うん、ほってほほひひい」モグモグ

P「…ん?微かに桃の香りがする…」ゴクン

美希「あ、今日美希がつけてるリップの匂いだね、あはっ」

美希「これって…間接キスだねっ」キャッ

P「えっ…あっ、こ、こら美希!からかうんじゃない!」

美希「あはっ☆ハニーお顔真っ赤っかなのー」




P「さぁて、午後も仕事がんばるぞー」

P「ん?あれ?無い」

真美「ほーひたの、ひーひゃん(どーしたの、兄ちゃん)」シャコシャコ

P「真美か、俺の歯ブラシが無いんだよ。ここに置いておいたんだけどなぁ」

真美「ほっはー、はいへんはへー(そっかー、大変だねー)」シャコシャコ

P「…真美か?」

真美「エンッ!!…ゴッホ!エッホ!」

P「おい、大丈夫か?ほら、水」

真美「あいがと、…ングッ、ガラガラペッ」

真美「に、兄ちゃん!いきなり何言い出すのさ!」

P「いや、いつもの調子で隠してたりとかしてんのかなと思ってな」

真美「流石にそこまではしないよ!真美、あっちで歯磨き続きしてくんね」

P「そうか、疑って悪かったよ」

真美「んうー」シャコシャコ


P「しかし、真美の歯ブラシ大きくなかったか?」

P「ま、人によって歯ブラシのサイズってあるからな」

P「しょうがない、買い置きしてた新品使うか…」


真美「~♪」シャコシャコ



P「あの、千早?」

千早「なんですか?プロデューサー」

P「いや、なんで俺のアパートにいるんだ?」

千早「プロデューサーの洗濯前パンツを探していました」

P「そっかーパンツを探してたのか」

千早「あと枕カバーも持って帰る予定です」

P「随分と断るのに中途半端なところ攻めるねぇ」

千早「それでは」

P「待って、しれっと帰らないで」

千早「…泊めていただける、ということでしょうか?」

P「違うよ。こんな千早泊めたら色々奪われそう」

千早「…奪うのはプロデューサーのほうですよ」ポッ

P「上手く言ったつもりだろうけど、そうはいかないからね」

千早「やさしく…してくださいね。プロデューサー」

P「ちょっとまって、落ち着いて。まず、まず俺のパンツを置こうか千早」

千早「これが無いと帰れません」

P「分かった!あげる!あげるから帰ろう!なっ!」

千早「…。はぁ…分かりました」

千早「ついでにプロデューサーのヘタレっぷりも分かりましたので帰ります。それでは」ガチャ

P「…えっ?」


P「え~…」



事務所デス
P「zzz…」

P「んがっ、ぁ…はぁ~…はふぅ」ノビー

P「しまった、寝すぎたか!?」ガバッ

律子「おはようございます、プロデューサー殿」

P「ん、律子か。今何時だ?」

律子「安心してください。まだ次の予定まで1時間以上ありますよ」

P「あ、そうか。よかったぁ、寝すぎたかと思ったよ」

律子「仮眠なんて珍しいですね。よほどお疲れですか?」

P「まぁな…少し無茶をしすぎたかもしれん…」サガシサガシ

律子「お疲れ様です。マッサージでもしましょうか?」

P「いや、気持ちだけでも頂いておくよ。…あれ?」サガシサガシ

律子「どうかしました?」

P「メガネが無いんだよ。あれー?この辺に置いておいたハズなんだけどなぁ」

律子「もー、良く探しましたか?」

P「んむぅ、メガネが無いとほとんど見えないからなぁ…」サガシサガシ

律子「私もさすがにどこに置いたかまでは見てませんからねぇ」

P「くっそー…。予備のメガネがロッカーにあるから取ってくるか」

律子「はいはい。そうして下さい」


エート,メガネメガネット…

律子「ふふ…」スチャッ
シマイシマイ
パコッ(メガネケースを閉める音)

P「ふぅ、あったあった。前のやつだから度が若干合わないけど、無いよりマシだな」

律子「へぇ~そんなメガネもあったんですね。似合ってますよプロデューサー殿」

P「そうか?なら新しいレンズに入れ替えようかな」

律子「ええ、是非そうしましょう!」



律子「…これでまたコレクションが増えるわね…。ふふ」



あずさ「~♪」カキカキ

P「上機嫌ですね、あずささん」

あずさ「あら、分かりますかぁ?うふふ」

P「こっちで仕事しながらでも分かるくらいですよ」

あずさ「そうですねぇ、とても良いものを見つけちゃいまして」

P「見つける?通販とかですか?」

あずさ「いえ~そういうものではないんですが…」

P「??」

あずさ「うふふ♪」カキカキ

コンコン 765プロサーン タクハイデース

P「あ、俺出ますね、はーい!」タッタッ


あずさ「はぁ~…とってもいい物を拾っちゃったわ…」ナガメ

あずさ「これがあればプロデューサーさんと…うふふ♪」

P「え~っと、判子判子っと…」タッタッ

P「んー?あれー?」キョロキョロ

あずさ「~♪」カキカキ

P「おっかしぃなぁ~?」ポリポリ

P「サインでいいか聞くか…」タッタッ

あずさ「~♪」ポンッ

サインデイイデス?イイデスヨー。ジャサインデ
アリアシター

P「うーん、無くしたか?」

あずさ「あの、プロデューサーさん」

P「あ、はい、どうしました?」

あずさ「これ、落ちてましたよ」

P「あっ、判子!ありがとうございます!探してたんですよ!」

あずさ「いえいえ、探し物が見つかってよかったです~」

P「本当に助かりました。無くしたら大変ですからね」

あずさ「ええ、そうですね。『あなた』」ニコッ

P「えっ?」



P「あの、貴音?」

貴音「ふぁい、にゃんでございまひょうか?」モグモグ

P「いや、何で俺のアパートにいるんだ?」

貴音「ゴクン…それは、とっぷしーくれっとです」

P「そっかーとっぷしーくれっとかー」

貴音「はい」パクパク

P「ところで貴音?」

貴音「ふぁい」ズルズル

P「さっきっからなに食べてるの?」

貴音「あにゃたふぁまの…ゴクン、冷蔵庫の中にあった食材ですが?」

P「ん、そっか。何か色々突っ込みたいけど、どこから突っ込もうか…」

貴音「あっあなた様!そんな破廉恥な!」

P「またこのパターン!?」

貴音「し、しかし…いずれあなた様に捧げるこの身体…しょ、少々お時間を頂ければ」

P「まって!貴音落ち着いて!ほら、ラーメンだぞー」

貴音「…」ズルルルル

貴音「ふぅ…」

P「落ち着いたか?」

貴音「はい、お見苦しいところをお見せしました」パクパク

P「でも食べるのは止めないんだ」

貴音「ゴクン…あの、あなた様?」

P「なんだい貴音?」

貴音「おかわりを頂いても?」カラッポ

P「おかわりかーもうないなー」

貴音「そうですか」スッ

貴音「ご馳走でした。明日もプロデュースよろしくお願い致します」ペコッ

貴音「それでは」ガチャ


P「えー…」

P「」グゥゥ

P「そういえば秘蔵のカップめんがベッドの下に…」ゴソゴソ

ガチャ
貴音「その秘蔵のかっぷらぁめんは一番最初に頂きました。大変美味、でしたよ」
ガチャ

P「…」

P(滝涙)


P「んー?あれー?」

真「どうしましたプロデューサー?」

P「おぉ、真か。いやな、ロッカーに入れてたハズのワイシャツが無くなってるんだよ」

真「プロデューサー、今日お昼頃事務所に戻ってきましたよね?」

P「ああ、ちょっと汗かいてたから、そん時に替えのワイシャツに変えて入れておいたんだ」

真「それですぐ出かけたんですよね?」

P「そうだな。すぐ次の営業に向かったんだ」

真「ふーむ、ボクはプロデューサーが出かけた後、レッスンがあるから(プロデューサーのワイシャツに)着替えてスタジオに向かったので、それ以上のことは分かりませんね」

P「そうか…それじゃあ仕方ないな」

真「急ぎすぎてロッカーに入れてなかったんじゃないですか?」

P「そうかもしれん。ちょっと色々探してみるよ」タッタッ


真「…へへっ」キュッ



響「なぁプロデューサー?」

P「ん?どうした響」

響「いや、なんというか」クンクン

P「な、なんだいきなり、臭いか?」

響「やっぱりそうだ。最近、事務所の皆からプロデューサーの匂いがするぞ」

P「え、なんだって!?どういうことだ?」

響「春香とか伊織はほんの少ししか分からないけど」

響「千早とか貴音は特に匂うな」

響「しかも千早と貴音はプロデューサーの部屋の匂いだな」

P「すごいな響。まるで犬の嗅覚みたいだな」

響「へへん!自分完璧だからな!」

P「で、その完璧な響に聞きたいんだが」

響「うん!何でも聞いてよ!」

P「どうして俺の『部屋の』匂いがわかるんだ?」

響「あっ」

P「俺は響をアパートに呼んだことは無いぞ?」

響「そ、それはぁ…そのぉ…」

P「ん、どした?反論が無いなら俺の勝ちだぞ?」

響「…そう!自分は毎日のようにプロデューサーの匂いを嗅いでいるからな!部屋の匂いくらい分かるさー!」

P「なるほどー、それなら分かっても仕方ないなー」


~~

響「な、なんとか誤魔化せたぞ…」

オチ無ですが以上です。千早に勝手にアパートに入られたい。
依頼出してきます!

<過去に書いたやつとか>
亜美「手のツボマッサージ」
P「今日の昼飯はうどんだな」

<他ゲー混合SS>
P「Wonderland Warsの世界での皆」

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