うまる(21)「お兄ちゃんお金貸して」 (12)

うまる「今月少し厳しくてさ…」

タイヘイ「仕方ないな…いくらだ…?」
うまる「五万円…」ヘラヘラ

タイヘイ「わかった…持ってくるから待っててくれ」

うまる「うん…」

うまる(うへへ…これでまたパチンコ打てる…!!)

タイヘイ「ほら、五万円」

うまる「ありがとうお兄ちゃん」ヘラヘラ

タイヘイ「しかしもうお前も大人なんだからいつまでも甘えてちゃだめだぞ。」
うまる「わかってるよ…」

うまる(こっちは早くパチンコ行きたいんだようざいなぁ…)

パチンコ屋

ガーガー キュインキュインキュイン
うまる(この爆音…気持ちいい…)

うまる(うまるは今生きている!!)

~四時間後~

うまる「くそぉぉぉ!!」イライラ

うまる「なんで出ないの…!」イライラ

うまる(落ち着け…頭を冷やせ…)ハァハァ
うまる(これが最後の千円…)

うまる(頼む…!)
~そして20分後~

うまる(終わった…)

うまる「くそっ!」ガンッ

店員「ひぃっ!」ビクッ

土間うまるはクズだった。高校を卒業後某ゲーム会社イー○ルジャン○に勤めることになり兄とも離れて暮らすようになる。しかし二年前にクビになってしまい21歳になった今安定した職につけずフリーターとして働く怠惰で自堕落な日々…

うまる(三万負けか…もう借りたお金も半分以上消えた…)ヘラヘラ

うまる(あー、頭に血が上っておかしくなりそう…)

うまる(ちょっとトイレ…)

うまる(こんな時でもオ○ニーだけはしたくなっちゃうよ…)

~トイレ~

うまる「あっ…♪あはぁ♪」ビクンッビクンッ

うまる「ふぅ…」

うまる(しかし続けるか…?ここからの逆転はかなり難しい…)

ミギウチシテネ ミギウチシテネ

うまる(隣の台めっちゃ当たってる…)
うまる(てか打ってる男の子高校生じゃない?)

うまる(…)ニタァ

うまる(さっきのじゃ物足りなかったしいいよね…)ニヤニヤ

少年(いいぞいいぞ今日はボロ儲けだww)

うまる「ねえ君」トントン




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少年「おわっ!」

うまる「うふふ…そんなに驚かなくても」

少年(誰だろう綺麗な人だなぁ)

少年「お姉さん、シーッですよ」

うまる「私も高校の時からやってるよ、ところで君…」

少年「はい…?なんですか?」

うまる「お姉さんといいことしない?」
うまる(言ってみたかったんだよねこれww)

~再びトイレ~

うまる「おとなしくして!」

少年「なんなんですか急に!」オドオド

うまる「君良い身体してるね♪」ハァハァ

少年「…」ドキドキ

うまるは少年と二時間トイレにこもりヤりまくった。そしてトイレがイカ臭くなった

少年「ふひぃ」

うまる「気持ち良かったぁ、ありがとね♪」チュ

少年「…!」ドキッ

うまる「またね♪」
うまる(連絡先交換しちゃった)

三日後

うまる「海老名ちゃん、いるんでしょ~」ドンドン

海老名「うまるちゃん、また来た…」ビクビク

海老名「なにかな?」ガチャ

うまる「あのね、また少しお金貸してくれないかな?」ヘラヘラ
海老名(やっぱり…)

海老名「ごめんねうまるちゃん…私も学校とかあるから今は…」

ガンッ

うまるは壁を蹴った
うまる「海老名ちゃん、私達友達だよね…?」

海老名「わかったよ…いくら…?」

うまる「10でいいや」

ゲームセンター

うまる「ぬはははwwww」

うまる「ゲーム楽しいぃぃぃww」

客たち「UMR!UMR!」

うまる(この歓声…この熱気…やっぱり最高ぉ!!!wwww)

~帰り道~

うまる(スペ4140連勝達成…メダル+千枚越え…)ニヤニヤ

プルルル

うまる(電話…あっ、この番号店長だ…)

うまる(うざいなぁ…)プチッ

うまる(どうせろくな事じゃないでしょww)ヘラヘラ

うまる(それよりも帰ったら宴だぁww)

一方海老名宅

海老名「またお母さんに仕送り頼んじゃった…」

海老名「心配してたけどうまるちゃんにお金取られてるなんて言えないよ…」

海老名「うぅ…うぅ…」プルプル

海老名「私…どうしたら…これからも絶対うまるちゃんは来る…」

海老名「断らなきゃ…私だってもう大人…!」

海老名「泣いちゃだめ…泣いちゃだめ…!」

一方うまるは

TV「勝負だ!ジレン!デヤァァ!」

うまる「今週のドラゴン○ールは神回だぁぁ!!!」

2日後

うまる「海老名ちゃ~ん♪」

海老名(来たっ!?)ビクッ

うまる「ちょっとお話があるの」ニコニコ

海老名「何かなうまるちゃん」ガチャ

うまる「実はねおかn」

海老名(今日こそ言わなきゃ…!)

海老名「お金なら貸さないよっ!」

うまる「えっ…」

海老名「どうせまたパチンコ行くんでしょ?」

うまる「…」

海老名「うまるちゃん…私からもう三十万以上借りてるよね…」

海老名「これ…」スッ
うまる「5千円…?」

海老名「お金がないならそれでやりくりして」

海老名「そしてもう私の前に現れないでっ…!!」

うまる「なっ…!!」

海老名「うまるちゃんの顔はもう見たくないの」

うまる「海老名ちゃん…高校の時あんなに助けてあげたのに…!」プルプル

うまる「どうしてそんなこと言うの…!!」

うまる「もう少しで大きい当たりが来るんだよっ…!借りたお金…返せるくらいの…」ヘラヘラ

海老名「パチンコの話は聞きたくない…」

海老名「私…もう行くから…」スタスタ

うまる「…」チッ

うまる(返せるって言ってるんだからもう少し貸してくれてもいいじゃない…!)プルプル

うまる「くそぉぉぉ!」ガンッ

うまる「まあいいか、お金借りれる人はまだいるんだから」ニヤリ

うまる「それに今は可愛い可愛い彼氏もいるしね」ニタニタ

ババア(あの女の子なにを笑っているの…)ドンビキ

JK(少年君…かっこいいなぁ…)

JK(そろそろ告白しても…いいよね…!)

JK「少年君…今帰り…」

少年「うん、そうだよ」

JK「あのね、私少年君に言いたいことg…」

うまる「待ってたよ~♪♪」ギュー

少年「おわっ!?うまるさん!?」

少年「急に…よしてくださいよ//」ドキドキ

うまる「ごめんねw少年君凄く可愛いから」

JK(誰この人…?)
JK「少年君…誰この人…?」

少年「あぁ、知り合いだy…」

うまる「彼女で~す♪」

少年「えっ…!!」
JK「えっ…!!」

少年「ちょっ!?うまるさん何言ってるんですか!?」

うまる「何言ってるの、私たちもう立派に恋人じゃない~」
少年「エェェエェェ!?」
うまる「ところで…」ジト

JK「…」

うまる「あなた少年君のなんなの?」ギロリ

うまる「私たちの邪魔しないでよね」ニタァ
JK「…」ビクビク

JK「ごめんなさい…私帰るわ…」タッタッ

少年「JKさん…!?」

JK(涙が…止まらないよぉ…)グスッ

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