【安価】お爺さん「魔王が出たみたいでの~」勇者「クッ……マジかよ!」 (166)

~はじまりの街~

勇者は酒場で枝豆を喰っていた

勇者「なんか魔王が出たらしいがよ」

酒場の主人「らしいですな」

勇者「これって、俺が討伐に行った方がいいのか?」

酒場の主人「行きたければ勝手にどうぞ。行きたくなければ、これもまた勝手にどうぞ。誰も強制はしておりません」

勇者「で、でもよ。あの壁に貼ってあるポスターを見ろよ。魔王を討伐した者に、金貨1000枚を授けるとあるぜ」

酒場の主人「ほう」

勇者「金貨1000枚といったら、あれだぞ。一生遊んで暮らせる金だ。こんなん行くしかねぇだろ! なぁ!」

酒場の主人「今日は、お仲間をお探しで?」

勇者「然りだぜ。勇者っつったら従者だろ。ハーレムを築いて流れで魔王もブッ倒して流れで姫と結婚する」

酒場の主人「あなた、『自称勇者』であることをお忘れなく。ではこちらの名簿を御覧ください。まずは、一人でよろしいですね?」

仲間>>2


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516201203

ゴーレム

遊び人

ゴーレム「ピ……ピピ……コンニチハ……」

勇者「デケェ図体して声は随分と小さいんだな。おいテメェ、何ができる」

ゴーレム「ナグッタリ……タタイタリ……デキマス……」

勇者「殴ったり叩いたり!? っつーことはよ、近接攻撃でガンガン前線を上げてくれる戦士タイプだな。そうだろ? マスターさんよ」

酒場の主人「ゴーレムの性能は私にも分かりかねます。近くの石切場に倒れていたのを、拾ってきたのですから」

勇者「使い方に関しては習うより慣れろってことか。分かったぜ、ありがとな! オラ、行くぞゴーレム!」ゲシッ

ゴーレム「ピッピピ……イタイ……」

勇者「で、まず何をすりゃいいんだよ」

ゴーレム「>>10

自殺

ゴーレム「シニマショウ……」

勇者「お、それもいいかもな!」

ズドン! 勇者は拳銃でこめかみを撃ち抜いた。

勇者は死んだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

神父「おおゆうしゃよ、しんでしまうとはなさけない」

勇者「……あ? 教会? 俺、どうしたんだ?」

神父「こめかみから血を流していたあなたを、ゴーレムが連れてきてくれたのですよ」

勇者「え……ああ、俺、死んだのか……」

神父「金はありますか?」

勇者「いや、酒代でスッちまったよ」

神父「仕方ありませんね……>>12

あーあ、やっぱいつものノリかよ

神父「あーあ、やっぱいつものノリかよ」

勇者「いつものノリってなんだよ。俺とテメェは初対面だろうが」

神父「ちょっと神様に聞いてみたんだがな。前世のお前も、その前世のお前も自殺しているらしいじゃねぇか」

勇者「なッ……なんだよ意味わかんねぇよ! 前世の俺がどうしたって!?」

神父「どうせ俺が説教しても、家に帰ったら首吊るんだろ。それでゴキブリに転生してつまらんコントでも始めんだろ。このクソ野郎が」

勇者「口調がおかしいぞ、テメェ本当に神父か!?」

神父「ああ、すまないね。こう見えて、昔はやんちゃしてたんだよ。よく町の外でキメラとサシで殴り合いになったりしたしよ」

勇者「マジか……ちょっと急用思い出した」

神父「あ、逃げんじゃねぇ! 自殺すんじゃねぇぞ! 絶対だぞ!」

外ではゴーレムが待っていた。

ゴーレム「サキホドハ……ドウモスミマセン……ピッ……」

勇者「気にすんな。俺も安易に死を選んだことを後悔してる。で、魔王を倒すんだったよな。どこに行けばいい?」

ゴーレム「>>14

ここで延々と過ごす

ゴーレム「ココデ……シヌマデ……スゴシマショウ……」

勇者「つまり、他の誰かが魔王を倒しに行ってくれるのを待てってことか?」

ゴーレム「シカリ……」

勇者「テメェ、身体は頑強だがオツムの方はプルプルみてぇだな。そんなん待ってたら、金貨1000枚、他の誰かに取られちまうぞ」

勇者「そうじゃなくてもよ、俺は外の世界を見てみたいんだよ。こんな腐れた町で一生を終える気はさらさらねぇ」

勇者「ゴーレム、テメェだって同じだろ? いつまでも石の身体は嫌だろ? 世界には良質な石がいっぱいあるぜ。ポーキサイトにアメジスト、ルビー、サファイア、エメラルド、ダイアモンド。目を見張る宝石がテメェを待ってるんだ。心、踊らねぇか?」

ゴーレム「ココロ……?」

勇者「何も感じねぇのかよ、クソ……! これだから無機物は嫌いなんだ! せめてかわいい女だったら、男でもいい。人間だったらよォ……!」

勇者「ゴーレム、テメェの提案は却下だ」

勇者「>>16

もうやめよう

勇者「もうやめよう」

勇者「俺達の関係はこれで終いだ」

勇者「テメェはこの町と一緒に心中でもしてろ」

ゴーレム「ア……マテイ……」

勇者「待たねぇ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「……っつーわけでよ。クソゴミを掴まされたんで、もう一度仲間を紹介しろ」

酒場の主人「ゴーレムは壁としても優秀だったのですがね。あなたの対応がマズかったのでは?」

勇者「おい、テメェ死にたいのか?」

酒場の主人「ほらね、注意するとすぐにコレですよ。ゴーレムが逃げるのも分かります」

勇者「逃げたんじゃない、俺が解雇したんだ。あんまりに使えなかったんでな。次は良いの頼むぞ。エロい女とかな」

酒場の主人「女なら、妓館で好きなだけ抱けばいいではありませんか」

勇者「性病になるのが嫌なんだよ! できれば処女な。誰にも犯されてない清楚な女僧侶でな」

酒場の主人「いい精神科を紹介しますよ」

新たな仲間>>18

天使

【安価】勇者「勇者になってみっか……」
【安価】勇者「勇者になってみっか……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510814419/)

これはやらんの?

シュワ―ン!

勇者「なんだこの音! ウッ……まぶしい!」

天使「……」

勇者「か、かわいい! これが俺の求めていた従者だぜ! よろしく!」

天使「……クソガキが」

勇者「えッ……」

天使「あ? なにガン飛ばしてんだ殺すぞ」ペッ

勇者「どうしてこんな荒んでんだよ!」

酒場の主人「本当は女僧侶を召喚するつもりだったのですが、既に死んでおりましてね」

酒場の主人「天国から無理やり召喚した結果、下界の汚い空気を吸って心が病んでしまったようですな」

酒場の主人「とりあえず、この方と旅をしてみてください。全体魔法も扱えますし、戦闘面では困らないと思います」

勇者「あ、ありがとう」

天使「クソガキ、あたしはあんたの仲間になった覚えはねぇからな。いつでも寝首掻いてやんよ」

勇者(ちきしょう……俺が天使を従えるつもりだったのに。これでは俺が天使の従者みたいではないか)

勇者「あ、あのう……どこかいきます?」

天使「>>22

>>19
すまん
気が向いたら……

[ピーーー]

天使「[ピーーー]」

勇者「ピー? 妓館のことでしょうか?」

ドゴォッ!

天使のパンチが腹にめり込む。

勇者「げえッ!」

天使「気安く話しかけんなや。あたしは今、気が立ってんだ。下手なこと言うとその手足、へし折ってやる」

天使は勇者の首にハーネスをつけた。

天使「四つん這いになれよ。あたしと同じ目線で物を語るなボケナスが」

勇者「すみません……くそぉ……」

酒場を出る。

広場の噴水に、ゴーレムが腰かけていた。

ゴーレム「ア……」

勇者「見るな」

ゴーレム「ヒョットシテ……」

勇者「見るんじゃねぇッ!」

天使「>>25

なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪

【安価】勇者「姫様が魔王に拉致されたって?」
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勇者「魔王を倒しに行くぜ!」
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【安価】勇者「勇者になってみっか……」
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天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>34

【安価】勇者「勇者になってみっか……」
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~はじまりの街~

勇者は酒場で枝豆を喰っていた

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仲間>>2

万能移動砲塔「逝きはよいよい」
この砲台に入ると目的地まで毎秒1000kmの瞬間加速処理で一気に運んでくれるぞ!
利用者の誰からも苦情が来ない優良製品!
いまなら初回無料!

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~はじまりの街~

勇者「ニートから勇者に転職したはいいけど、何すればいいんだろ。平和過ぎてやることねーわ」

勇者「とりあえず、酒場に行って仲間を集めるか。そんな暇人いんのかな……」

カランカラン! 酒場に行った

酒場の主人「よう兄ちゃん、こんな朝っぱらからどうした。就職先が決まらずヤケ酒かい?」

勇者「おい主人、俺はニートから勇者に転職したんだぞ。早く仲間を寄越せ。なるべく強い奴な。あと人件費が安くて、優しくて、俺の言葉に逆らわない奴」

酒場の主人「フム、ま、いいだろう。ちょうどそれっぽい冒険者が入ったところなんだ。窓際の席に座ってる、あの>>3だよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510814419

|壁|・ω・`)

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

万能移動砲塔「逝きはよいよい」
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ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

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勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

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ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

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勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

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勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

車「ぶーん!」

勇者「お、こいつぁ魔導車じゃねぇか。ちょうどいい、誰の車か知らねーが、借りてくぞ」

ボフッ

勇者「椅子もフカフカだし、渋い匂いがするな。これがマナの香りってやつか。ケケケ、それでは発車させて頂くぜ!」

勇者はハンドルを握りしめ、アクセルを踏み込んだ。

プス~

勇者「なッ!? 動かない! ピクリともしねー! なんだ、ガソリンが切れてんのか!? それとも……」

>>93「やれやれ、魔導車の仕組みも知らないとは、先が思いやられる」

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

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ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

天使「なにあれ可愛い!ほらこっちおいで~チッチッチ~♪」

ゴーレム「カ……カワイイ……オンナノコ……」

スリスリスリスリ

天使「きゃはは! くすぐったいよ~」

勇者「あんな硬い石ころに頬ずりされても、痛いだけだろ」

勇者「この隙に逃げちまおう。幸い、天使の奴がハーネスから手を放しているしな。絶好のチャンスだぜ!」

勇者「けどよ、俺の脚じゃ追いつかれちまう。なんか速い乗り物ねーかなぁ……」

キョロキョロ

見つけた物>>91

なんか変な輩に絡まれちゃったな……
どうして私の周りにはキチガイしか集まらないのか

まぁ、とりあえずこれまでの三点依頼出してみますわ
埋めは流石にキツイし
続き書けないし

車「ぶーん!」

勇者「お、こいつぁ魔導車じゃねぇか。ちょうどいい、誰の車か知らねーが、借りてくぞ」

ボフッ

勇者「椅子もフカフカだし、渋い匂いがするな。これがマナの香りってやつか。ケケケ、それでは発車させて頂くぜ!」

勇者はハンドルを握りしめ、アクセルを踏み込んだ。

プス~

勇者「なッ!? 動かない! ピクリともしねー! なんだ、ガソリンが切れてんのか!? それとも……」

>>118「やれやれ、魔導車の仕組みも知らないとは、先が思いやられる」

魔導車

魔導車「やれやれ、オレの動かし方も知らないとは先が思いやられるな。そもそも、お前誰だって話だ」

勇者「車が喋った!?」

魔導車「オレをそこらの車と一緒にするな。これでもゴーレム族の端くれだぞ。そりゃ喋るわな」

勇者「意思疎通ができるんだな? では聞くぜ、発車しない理由を5秒以内に答えろ。無理なら廃車確定だ」

魔導車「できんのかよ、マナがすっからかんのお前に」

勇者「あ? マナだと?」

魔導車「オレを動かすにはマナが必要なんだ。マナっつーのは、人間が誰しも持ってる……そう、例えるなら>>120

寿命

魔導車「マナは人の生命力だ。マナの強さが寿命を表してるようなものさ」

勇者「えッ……つまりマナがすっからかんってことは」

魔導車「お前はもう死んでいる、かな? あはは」

ドガシャア!

ゴーレムが無造作に魔導車ごと勇者を叩き潰した。

天使「隙ついて逃げるからだよ。バーカ」

ゴーレム「テンシ……サマ……」

天使「よくやった石ころ。あんたは最高のペットだぜ」

魔導車「痛ェな……オレごと叩き潰すなんて、正気の沙汰じゃないぜ」

天使「おい鉄屑、命だけは助けてやる。その代わり、あたしの従者となれ。あんたはまだ使える」

魔導車「はは……NOという選択肢はなさそうだな」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「あれ~? また死んでるわ。いつ殺られたんだ?」

神父「今度は自殺ではないようですね。ホッ」

勇者「この野郎、安堵してんじゃねぇぞ。はじまりの街で死ぬこと自体、おかしいんだよ。フィールドでなく、街で二回も死んでんだぞ」

神父「はいはい分かった分かった。分かりましたから。で、どうしますか?」

勇者「そんなん決まってる。>>122だ!」

強制終了でhtml化

勇者「そんなん決まってる、強制終了でhtml化だ!」

神父「え、ちょッ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

勇者「ほら見ろよ! 俺の願いが叶って、巨大な彗星が紺碧の尾を引いて落ちてきたぜ! これなら魔王も倒せる!」

神父「うるせぇ、お前のせいで俺の死まで確定したじゃねーか!」

勇者「疲れたんだよ、もう! 街から出られねーし、今後も死にまくるし、ネタの引き出しはねーし! 消えちまいたいんだいい加減! やめちまいたいんだよォ!」

神父「テメェはそうでもこっちは仕事があんだよ、家庭があんだよ! なぁ、ガキにどう説明すりゃいい! もうすぐ死ぬけど泣かないでってか? 子供の未来を奪って何が父親だ!」

激しい風が吹き荒れる。

青い光が地上を照らす。

勇者「ははははは! ざまぁみろ! テメェの家庭事情なんざ、俺にゃ関係ねぇ!」

神父「き、貴様ァ! こ ろ し て や」

プツン……

~はじまりの街~

女勇者は酒場でラム酒を飲んでいた

女勇者「魔王が現れたみたいですね」

酒場の主人「らしいですな」

女勇者「……私が討伐に行くべきなのでしょうか?」

酒場の主人「行きたければ勝手にどうぞ。行きたくなければ、これもまた勝手にどうぞ。誰も強制はしておりません」

女勇者「そうですか……でも、壁の張り紙を見てくださいよ。魔王を倒した者には、報酬として金貨1000枚」

酒場の主人「ほう」

女勇者「金貨が1000枚あれば、お母さんもお父さんも、みんな養っていける……」

酒場の主人「今日は、お仲間をお探しで?」

女勇者「はい」

酒場の主人「ではこちらの名簿を御覧ください。まずは、一人でよろしいですね?」

仲間>>126

ポプ子

酒場の主人「出でよ万理の使徒! ツインエレメンタルドラゴン!」

ボワーン

ポプ子「ん」

ポプ子「なんやここ、また呼び出されたんか」

女勇者「か、顔が大きい……!」

ポプ子「あれ、ピピ美いないけどどしたん」

女勇者「ええ!? ピピ美ってなん……ですか?」

ポプ子「は? つまんね。もっとマシな返しせいお前」

女勇者「マスターさん、どういうことですかこれ!」

酒場の主人「私の方を聞かれても困ります。ドラゴンを召喚したつもりが、クソアニメの登場人物だった……と」

ポプ子「いうてお前らもクソやろ」

女勇者「ちょッ、どうにかしてください! 私耐えられません! もう、嫌あ!」

ポプ子「>>128

それもこれも全部竹書房って奴らの仕業だ

ポプ子「それもこれも竹書房って奴らの仕業だ」

女勇者「竹……書房……?」

ポプ子「そうだ、お前ピピ美になれや。あれやるぞ」

女勇者「あれって何ですか、きゃあッ!」

ポプ子は女勇者の両足首を掴むと、ブンブン振り回し始めた。

酒場の主人「お客さん、店内で暴れては困ります!」

女勇者「はわわわ、はわわわわ……目が回るゥ~!」

ポプ子「チェスト竹書房ォ"ーイ"!」

酒場の主人「うわああああッ!!!」

ズガシャアアアアンッ!!

シュ~

酒場の主人「」

女勇者「ご、誤チェストにごわす……あうぅ……」

ポプ子「またにごわすか!」

~武器屋~

女勇者「もうあんな酷い目はこりごりです! 私は真面目に魔王退治がしたいんです!」

武器屋「よう嬢ちゃん、武器を探してるのかい?」

女勇者「そうですよ。だってここ武器屋ですもん」

武器屋「あ~そうだったな、忘れてたわ。すまんすまん!」

女勇者「魔王退治に行くんですけど、私のレベルでも扱える強い武器ってありますか? 近距離でも遠距離でも構いません」

武器屋「嬢ちゃんは運がいい。今朝、良い武器を北の炭鉱街から仕入れたんだ。中古じゃない、新品の奴だぜ」

女勇者「これは、>>131!」

触手

女勇者「これは、触手! ……触手って何ですか! 武器でも何でもないでしょ、ばか!」

バシン!

触手「ギッ」

武器屋「地面に叩きつけんな。かわいそうだろ」

女勇者「ぎゃああ! まだ動いてる、キモい!」

武器屋「あんま触手の力を見くびるなよ。敵の首を絞めて気絶させたり、遠くの物を掴んだり、使い方によってはかなり強力な武器になるんだ」

女勇者「でも、ビジュアルが受け付けないですよ」

地面に落ちた触手が、女勇者のふくらはぎに巻きついた。ぬらぬらと粘液の筋を残しながら、太もも、腰と上っていく。

女勇者「い、いいいい! いやあああ! 取って、取ってください! 勘弁してよ、もう!」

ムニュッムニュッムニュッ

女勇者「へ……どこ触ってんのよ!」

武器屋「触ってるんじゃない、揉んでいるのさ」

女勇者「あっ、あっ、うぐ……セクハラとして訴えます!」

武器屋「別の武器やるから、落ち着け」

別の武器>>133

衣服だけ溶かす爆弾

鍛冶屋「マナの詰まった爆弾だ。魔族に対して絶大な威力を誇る。間違って人間に当てても、怪我はしない」

女勇者「へぇ~、すごい!」

モニュモニュモニュモニュ

女勇者「いつまでおっぱい揉んでるんですか、変態!」

バシン!

触手「ギャッ」

鍛冶屋「嬢ちゃん、試しに爆弾食らってみるか? こっちも商売人でね。お客さんに安全を保障したいのよ」

女勇者「あ、はい。お願いします」

女勇者(ちょっと怖いなぁ……)

鍛冶屋「じゃ、いくぜ」

ドガァアン! ジュワ~

女勇者「けほッけほッ、なんか白い煙が……それに腕から肩にかけてスースーするんですけど……涼しいっていうか……上手く言えなくてすみません」

鍛冶屋「そりゃ涼しいよな。嬢ちゃん、今ハダカなんだから」

女勇者「えッ……ええ~!?」

鍛冶屋「>>135

いいもん見せてもらった例だ、タダでくれてやるぜ

鍛冶屋「いいもん見せてもらった礼だ。その爆弾、タダでくれてやる。せいぜい無双するんだな、嬢ちゃん」

女勇者「まず服をください!」

服とサンダルをもらった女勇者は、腰のベルトに触手と爆弾をぶら下げ、はじまりの街を練り歩く。

女勇者「こんなのでモンスターに勝てるのかなぁ」

触手「ウジュルウジュル」

しばらく握ったりしごいたり繰り返していると、触手の先端から米のとぎ汁のような、白く濁った粘液がジワリと滲み出してきた。

女勇者「うわくっさ! なにこの匂い……イカ?」

女勇者「私、どうしちゃったんだろ。こんなはずじゃなかったのに。ああ、カッコ悪い……」

>>137「おーい」

破滅龍ジェノサイド

破滅龍ジェノサイド「おーい」

女勇者「はい?」

破滅龍ジェノサイド「触手、落としましたよ」

女勇者「あ、ありがとうございます」

破滅龍ジェノサイド「では、私はこれにて」

ドウッ

バッサバッサ

女勇者「……」

女勇者「どうして受け取っちゃったのよ」

女勇者「ヒルみたいなぶっとい触手に、服だけ溶かす爆弾? どういうプレイなのこれ。神様は私に何をさせたいの!?」

女勇者「あーもー、ダメ。何も考えらんない。処理することが多過ぎんのよ。もはや魔王退治とかどうでもいい。宿に泊まって、頭を落ち着かせなきゃ」

~翌朝~

女勇者「ふわぁ……よく寝た。昨日は混乱しちゃったけど、今日こそ魔王退治に出向かなきゃ」

女勇者(これは私だけの問題じゃない。お父さん、お母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん。みんなの未来のため。絶対に魔王を倒して、金貨1000枚ゲットするんだから)

ドクンッドクンッドクンッドクンッ

女勇者「え……?」

触手「ズビュルッ! ビュッ! ビュビュッ! ビュルッ!」

目線を真下に落とす。
股の間で、触手が身体を激しく波打たせていた。
しかも、その先端はしっかり女勇者の秘部に吸い付いている。

女勇者「きッ……きゃああああああッ!!!///」

触手を引き剥がす。
白濁液は断続的に流れ出しているようだった。
腐ったイカの匂いが室内に立ち込める。

女勇者「このッ! このッ! このおッ! 寝ている間に何してくれてんのよ! ブッ殺してやる!」


女勇者「もうホントありえない! 朝っぱらから何してくれてんの? これでお腹壊したりしたら、あんたのせいだから」

触手「……」

女勇者「ハァ……結局、連れてくしかないのね」

ガラガラガラガラ

御者「おはよう! 冒険者さんかい?」

女勇者「ええ、そうよ。見て分からない?」

御者「馬車で人を送り届けているんだが、乗ってかないか?」

女勇者「タダなの?」

御者「もちろんさ。ちなみに>>141行きだ!」

地獄

女勇者「地獄行き? フン、もうとっくに地獄なんて味わってます!」

御者「冗談だよ、ごめんな。新米冒険者を見ると、ついからかいたくなっちゃうんだ」

女勇者「あっそう。冗談下手なのね、接客業のくせに。儲からないですよ」

御者「ははは、キッツいなぁ」

女勇者「で、どこまで運んでくれるの?」

御者「んー、そうだな。>>143までかな」

ハンバーガー王国

女勇者「ハンバーガー王国? 聞いたことないわ、そんな場所。本当にあるの?」

御者「ハンバーガーを栽培している山間の農業国だ。俺はそこで『荷』を下ろす。冒険者さんも、そこで降りてもらうよ」

女勇者「はい……」

御者「隣に座って。荷台の方は見なくていいからね。さ、出発だ!」

ゴトゴトゴトゴトゴト

女勇者「あの、さっきは乱暴な言葉を使ってしまって申し訳ありません。私、気が立ってて、つい……」

御者「いいんだよ、謝らなくて。変な冗談言った俺が悪いんだ」

女勇者「このお仕事、何年続けてるんですか?」

御者「>>145

100年

御者「ざっと100年くらいか? 分かんね。あんまりに長いんで、忘れちまったよ。ガキの頃からやってきたんでね」

女勇者「仕事人なんですね、尊敬します」

御者「ありがとう、この仕事を尊敬してくれたのは、冒険者さんが初めてだ」

女勇者「いえいえ、お礼なんていいですよ。農家さん」

御者「農家……か……。ま、そういうことにしとこか」

ガラガラガラガラ

女勇者「着くまで暇だな~……あ!」

↓1 コンマ1ケタ
偶数 >>147
奇数 >>148

これは何の安価なんだ

Y字路の中心にドクロの仮面を付けた山高帽子の貴族みたいな男が立っててこっち向いて会釈してくれた

道がふたつに分かれていた。
深い森を進むか、山岳地帯を進むか。

女勇者「あ! 魔物です、魔物がいます!」

御者「どこどこ?」

女勇者「岐路の中央にスケルトンが立ってるじゃないですか! 倒したら経験値貰えるんですかね!」

御者「あれは、人間だな。手足が人間だ。すね毛も見えてる」

女勇者「ヴェッ」

御者「それに、スケルトンは貴族みたいな格好はしない。山高帽もかぶらない。小学校で習わなかったのかい?」

女勇者「小学校行ってないです……」

御者「あッ……ふーん……」

ドクロ仮面がペコリと会釈した。
右を指差す。道を教えてくれたようだ。

御者「右は山岳地帯か。冒険者さん、揺れるから捕まってなよ」

女勇者「わっ、すごい揺れる! 荷台の大根とか白菜大丈夫ですか? 飛び出しちゃわないですか?」

御者「安心しろよ、荷物は大根じゃねーから」

女勇者「じゃあ、ジャガイモ?」

御者「惜しいな」

女勇者「分かりました、トロロイモー!」

御者「はっはっは、愉快な子だ。飛ばすぜ!」

馬「ばひぃん! ばひぃん!」

ズガガガガガガガ

女勇者「ひゃあ!」

御者「俺の馬は打たれ弱いが、スタミナと速度がある。山道の傾斜も60°くらいまでなら、難なく駆け上れる」

女勇者「すご~い!」

ドドドドドドドド

女勇者「後ろから誰かが走ってきます!」

御者「なにィ」

ドクロ仮面「待テクダサーイ、チョト待テクダサーイ」

女勇者の行動>>151

もしかして……落とし物ですか?

女勇者「もしかして……落し物ですか?」

ドクロ仮面「爆弾、落トシマシターヨ」

ヒョイッ

スパァァァン!!!!

御者「お、派手な音がしたな。なんかあったか?」

女勇者「……ぐすっ」

御者「なッ、おま、どうして裸なんだよ! ついに頭までおかしくなったのかよ。とりあえず服着ろ服!」

女勇者「う、うぅううぅうぅぅぅ……」

女勇者「着る服が、溶けちゃったんです……」

御者「服が溶けた!?」

女勇者「えぐっうっうっ」

御者「しゃーねーな、俺のチュニック着ろ! 臭くてサイズも合わないかもしんねーけど、裸よりはマシだ」

女勇者「ありがどうございまず……!」

御者「勘違いすんな。お客様に風邪引かれたら、俺が困るんだ。そ、それだけだからな!」

ドクロ仮面「デハ、私ハコレニテ」

シュババババババッ

~ハンバーガー王国~

御者「着いたぜ、ハンバーガー王国だ!」

女勇者「……ここがですか?」

御者「ハンバーガー王国だからって、山のようにあるわけじゃねぇ。ヴァーティカル・ファーミングっつってな。ハンバーガーの畑を何層も積み重ねて、建物の中で栽培するようにしたんだ。ここらはもう畑じゃないぜ。どちらかってーと、LEDライトの基板となる炭化ケイ素……モアッサン石の発掘場になってる」

女勇者「」プスプス

御者「あー……分かりやすく言うとだな。敷地が足りなくなったんで、縦に敷地を伸ばしていけばいいじゃんって話だよ」

女勇者「分かったような分からないような……それよりハンバーガーはどこで食べられるんですか!?」

御者「宿屋ならあの岩山の上にあるぜ。ほんじゃ、俺は仕事に取り掛かるから。乗ってくれてありがとな、冒険者さん。良い旅を」

女勇者「はい!」

テクテク

女勇者「荷台が気になりますッ」チラチラッ

御者「おら、さっさと歩け。家畜風情がいっちょまえに休んでんじゃねぇぞ」

奴隷A「いてッ」

奴隷B「あああっ!」

御者「お前らはここで永遠にモアッサン石を探し続けるんだ。この笊を使え。成績の悪い者から順に、鞭打ち100の罰を与える。では始めッ!」

奴隷A「クルシイ」

奴隷B「タスケテ」

奴隷C「ユウシャサマ」

女勇者「……」

女勇者は見て見ぬふりをした。


ハンバーガー国王「ハンバッガwwwハンバッガwww冒険者殿wwwよく来られたwwwwハンバッガwww」

女勇者「あ、あの……ハンバッガって……」

ハンバーガー国王「我が国の挨拶ですwwwwドゥヒヒwwwこんにちは、こんばんは、おはようございます、おやすみなさい、死ね、全ての意味を含みますwwwハンバッガwwww」

女勇者「それは、必ずしなきゃいけないんですか? こんにちは、ハロー、でも意味は通じますよね……」

ハンバーガー国王「ダメですwww憲法で決まっておりますのでwww挨拶の時は必ずハンバッガをつけて下さいwwwハンバッガwww」

女勇者「早くも帰りたくなってきた」

テクテク

ハンバーガー国王「アwwwどこへ行かれますwww」

女勇者「ちょっと宿屋に泊まろうかな~……なんて」

ハンバーガー国王「ダメですwwwこの国では太陽の最後の欠片が山の端へ消える、その瞬間にチェックインしなければホテルには泊まることはできませんwwwwつまりあなたアウトwwwwハンバーガー憲法第125条参照下さいwwww」

女勇者「>>156

は…ハンバッガ(殺意)

女勇者「は……ハンバッガ(殺意)」

ハンバーガー国王「ンン~?www いまさっき小声でカッコサツイウンタラカンタラとか言っていたようナ~wwww」

女勇者「言ってないですさよなら」

ーーーーーーーーーーーー

女勇者「あ~ん、ハンバーガー王国に来たはいいけど、何もすることないですよぉ~」

ハンバーガー武器屋「よう、可愛い姉ちゃん! ハンバーガー武器はいらないかね!」

女勇者「ハンバーガー武器?」

ハンバーガー武器屋「ハンバーガーみたいな武器や武器みたいなハンバーガー、どっちも売ってるんだ! ところでハンバーガーってなんだ!?」

修道女「ハンバーガーはハンバーガーでしょう。ハンバーガーがハンバーガーであることに意味はありません。ハンバーガーをハンバーガーたらしめているのはハンバーガーの特徴にあります。ハンバーガーは唯一無二の存在であるからしてハンバーガーは……」

ハンバーガー武器屋「おう、横からいきなりなんだね! お前さんもハンバーガー武器が欲しいのかい!? ハンバーガーは高いぜ!」

修道女「なぜならパン二枚の間に薄くスライスした肉、野菜類、魚介類を挟み食するからです。ハンバーガーをハンバーガーたらしめている原因はハンバーガーの本質ともいえるハンバーガーのマナが他のハンバーガーよりも大きく上回っており、そのハンバーガーは他のハンバーガーと結合することで、ハンバーガーの軸とも呼べる牛肉をハンバーガーと同化させられます。これはモーセが出エジプトの際、神の御力で紅いハンバーガーを二つに割り、ハンバーガーの民をハンバーガーしたことに起因しています」

女勇者「あの、武器買います! 装備もそろそろ新調したいし……どんなのがありますか?」

武器>>158

触手バーガー

ハンバーガー武器屋「ああ、あるよ! 触手バーガーだ! ……あれッ? なんでオイラ、こんな物を?」

触手バーガー「ウネウネ」

女勇者「あのさぁ……もっとマシな武器ないんですか?」

ハンバーガー武器屋「いや、オイラもさっぱり分からなくてよ……なんか知らない間に入荷してたみたいでさ」

修道女「その通り。正解ですよハンバーガー君。私はハンバーガー君を育てるためハンバーガー王国へ移住しました。つまりハンバーガーにとっての聖母であり、ハンバーガーにとってのシヴァでもある。ナザレのマリアは神の啓示を受けて子を孕んだようですが、私の場合は違います。ハンバーガーショップの啓示を受けてハンバーガーを『注文(チュウモン・チャウモン)』したのです。私は注文したハンバーガーを……」

女勇者「とにかく! この武器は買いません。別の武器をお願いします!」

ハンバーガー武器屋「そりゃ無理だ。この触手バーガー、既に姉ちゃんに惚れちまってるよ」

女勇者「え、どういうことですか……んぐッ!」

ハンバーガーが女勇者の口に飛び込んだ。

ハンバーガー武器屋「触手が伸びてやがる!」

触手は女勇者の胸に巻きつくと、一気にシャツを引き裂いた。
お碗のように丸く、白い乳房が露わになった。
それだけでは止まらない。
触手は女勇者の柔らかい乳房をキツく縛り上げ、薄ピンク色に染まった突起をコリコリと弄び始めたのだった。

女勇者「んッ……/// んッ……///」

ハンバーガー武器屋「オ、オイラはひょっとして見ちゃいけねぇモンを見ちまっているのか!? 白眼剥いて涎垂らして……女ってのは、乳首だけであんな気持ちよくなれるもんなのか!?」

>>160「それは違うな……ハンバーガー君」

勇者の乳首

勇者の乳首「それは違うな……ハンバーガー君」

ハンバーガー武器屋「乳首が喋った!? 酒、飲みすぎたかな……それかお天道様のお迎えが来なすったか」

勇者の乳首「今、女勇者が機能不全なので代わりに私が話しているだけだ。マナの力でな」

ハンバーガー武器屋「はぁ……マナは便利なんだな」

勇者の乳首「君は人がどのように快感を覚えるか、知っているかね?」

ハンバーガー武器屋「分かんねぇ! でも美味い物を食ったり、ぐっすり眠ったりすると気持ちいいぞ!」

勇者の乳首「そう、本能に根ざした行動は快感として現れる。女勇者は今、乳首という性感帯を刺激されることで、三大欲求の一つ、性欲をかきたてられているのだ」

ハンバーガー武器屋「つまり……オイラにどうしろと?」

勇者の乳首「お前に、女勇者の子を育てる覚悟はあるか?」

ハンバーガー武器屋「そ、それはどういう……」

勇者の乳首「率直に聞く! 女勇者の中にブチ込みたいか、ブチ込みたくないか、答えろ! 今ならチャンスだぞ! もちろん、責任は取ってもらうがな!」

安価>>162

ハンバーガー以外に興味はねぇ

ハンバーガー武器屋「……み、見くびるんじゃねぇよ。オイラは、ハンバーガー以外にゃ興味はねぇ」

勇者の乳首「よし、それでいい。モブキャラの領分をわきまえたな。そして、Rの線引きも理解している」

ハンバーガー武器屋「こんな寂れた武器屋の嫁にするにはもったいねぇ……さっさと帰ってくんな」

勇者の乳首「ああ、そうさせてもらおう。同じ男として、お前のことを尊敬する」

ハンバーガー武器屋「ん? 男? お前さん、女勇者の乳首じゃないのかよ」

勇者の乳首「女の乳首だからって、性別が女とは限らない。マナの合成次第では男にもなるのだ」

ハンバーガー武器屋「何か良いことを聞いた、気がする」

勇者の乳首「そうだ、店主。服をくれ。破れてしまったからな。この触手共には、後でキツくお仕置きをせねばな」

ハンバーガー武器屋「できんのか? 乳首ごときによ」

勇者の乳首「ただの乳首ではない。"勇者の"乳首だ」

Rの境界線を攻めていきたい

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