【ミリマス】琴葉「プロデューサーとイチャコラしたい」 (26)

ーー事務所ーー



琴葉「プロデューサーとイチャコラしたい」


エレナ「また唐突だネ」


恵美「また唐突だなぁ」


琴葉「唐突じゃないもん。ずっと我慢してたもん」


琴葉「イチャコラしたいというか、甘えてもらったり甘えさせてもらったりとかでも良いんだけど」


エレナ「コトハはプロデューサー大好きだもんネ」


恵美「傍から見てて丸わかりだもんね」


琴葉「エレナと恵美だってそうでしょ?」


エレナ「モチロンだヨー♪」


恵美「にゃははー///」




ミリマスSSです。ガールズトークです。全員親愛高いですが琴葉は特に高いです。よろしくお願いします。




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琴葉「でもいきなりプロデューサーに『イチャコラさせてください!』なんて言えないじゃない?」


エレナ「ワタシは言っちゃうけどネ」


琴葉「キスしてくださいとかハグしてくださいとか言えないじゃない?」


恵美「それはアタシも言えないなー」


琴葉「だからね、何か良い方法ないかなーって」



琴葉「とりあえずね、色んなシチュエーションは想像してあるの」


エレナ「想像してあるんだネ」


琴葉「いつどんなチャンスが訪れるかわからないもん。当然よ」


恵美「当然だったかー」


琴葉「問題はそのチャンスが未だに来ないことなんだけど」


エレナ「そりゃそうだよネ」


恵美「まず滅多に2人っきりになれないからね」


エレナ「一応聞くけド、コトハは具体的にどんなシチュエーションを想像してるノ?」


琴葉「よくぞ聞いてくれました」フンス

琴葉「やっぱりまずは事務所で2人っきりよね」


エレナ「お約束だネ」


琴葉「お仕事を頑張るプロデューサーに私がコーヒーを入れてあげるのよ」


恵美「……」



琴葉『プロデューサー、お疲れさまです。少し休憩しませんか?』


P『ああ、ありがとう琴葉。それじゃあ一息入れるよ』


琴葉『はい、どうぞ』


P『ん、サンキュー』


琴葉『だいぶお疲れですねプロデューサー。プロデューサーさえよろしければ…その……』


琴葉『私の膝枕、いかがですか?』



琴葉「なーんちゃって~!やだ-!琴葉恥ずかしい-!」キャー


エレナ「これは重症だネ」


恵美「……」


琴葉「恵美?どうしたの?」


恵美「……」


恵美「ごめん」


恵美「それこの間やった…」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「膝枕?」


恵美「うん」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「初耳なんだけど」


恵美「にゃははー」


琴葉「詳しく」

恵美「いや、今琴葉が言ってたみたいにさ、プロデューサーかなり疲れてるみたいだったからさ」


琴葉「うん」


エレナ「ウンウン」


恵美「少しでも休ませてあげたいなーって思って、『今ならアタシが膝枕してあげるよー?』って言ったらさ」


琴葉「うん」


エレナ「ウンウン」


恵美「最初は『アイドルにそんなことさせられない』って断られたんだけど、よっぽど疲れてたのかほんとに膝枕することになって」


恵美「プロデューサーの寝顔間近で見ちゃった…///」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「え、ずるくない?」


恵美「にゃははー」


琴葉「次行くわよ。次」


琴葉「次はそうね。ライブ中、私の出番が迫ってるの」


琴葉「緊張して『このままじゃ失敗しちゃうかも』って時にプロデューサーが来てくれるのね」


エレナ「……」



P『琴葉、大丈夫か?』


琴葉『プロデューサー…!私、その…緊張しちゃって…』


P『大丈夫。琴葉ならできるさ』


琴葉『ありがとうございます…。あの…お願いしたいことが…』


琴葉『緊張をほぐしたいんです。だから…その…』


琴葉『私を…抱き締めていただけませんか?』


琴葉「なーんちゃってー!!やだぁー!琴葉恥ずかしーい!」


恵美「これは酷い」


琴葉「言ってる私も少しそう思うわ」


エレナ「……」


琴葉「エレナ?どうしたの?」


エレナ「……」


エレナ「ゴメン」


エレナ「それこの間やったヨ」


琴葉「……」


恵美「……」


琴葉「ハグ?」


エレナ「ウン」


琴葉「なんなん」


琴葉「でも正直ハグくらいならエレナはしたことあると思ってた」


恵美「アタシも」


エレナ「結局ワタシからハグしただけでプロデューサーからはさすがに無いヨー」


琴葉「そりゃそうよね」


恵美「プロデューサーからハグは色々な意味で危険なんじゃない?」


エレナ「でもハグとはいかなくても頭撫でたり背中押したり手を握ったりはしてくれるよネ」


恵美「まあね」


琴葉「そうね」


琴葉「でもやっぱり、壊れるくらいに抱き締めてー、みたいな?」


エレナ「琴葉は欲張りさんだナー」


琴葉「ハグ関連ならまだあるわよ」


エレナ「まだあるんだネ」


恵美「琴葉が生き生きとしてるんだけど」


琴葉「さっきみたいにまた事務所での話なんだけどね?」


琴葉「時刻は夕暮れ、事務所には2人っきり。プロデューサーがキーボードを叩く音だけが聞こえるの」


琴葉「そろそろ誰か帰ってきちゃう。2人っきりの時間が終わっちゃう。でもその前に私は行動を起こすの」


琴葉「周囲に誰もいない事を確認した後、そーっとプロデューサーの後ろから近付き抱き締めて…」



琴葉『プロデューサー…』ギューッ


P『琴葉……。琴葉は甘えん坊だな…』ギューッ


琴葉『その……こんなことお願いしていいかわからないんですけど…』


琴葉『キス……したいです』


琴葉「いやぁーん!琴葉恥ずかしぃぃぃい!」


恵美「こっちも恥ずかしいんだけど」


エレナ「琴葉は元気だネー」


琴葉「まだまだこんなもんじゃないわよ」


恵美「あ、アタシそろそろレッスン」


琴葉「あら、もうそんな時間?頑張ってね」


エレナ「いってらっしゃいだヨ」


恵美「んじゃね~」ヒラヒラ


紗代子「ただいま戻りました」


琴葉「あら、紗代子お帰り」


エレナ「オカエリー」


紗代子「あれ、2人ともどうしたんですか?」


エレナ「琴葉の妄想が止まらないんだヨ」


琴葉「なによぅ。いいじゃない聞いてくれたって」


紗代子「それじゃあ私もご一緒しますね」


琴葉「うふふ、ありがと」


琴葉「次はそうね。私が風邪を引いちゃうの」


琴葉「その日はたまたまOFFでお仕事に穴を空けたりとかは無かったんだけど、一応事務所に連絡はするのね」


エレナ「風邪は長引くかもしれないからネ」


紗代子「……」


琴葉「連絡を済ませた私はベッドに横になるの。早く治さなきゃだし眠ろうとするんだけど」


琴葉「色々考えちゃって中々眠れないの。治らなかったらどうしよう。みんなに迷惑かけちゃうって」


琴葉「そうこうしてるうちにうとうとするんだけど、家のチャイムが鳴って目が覚めるの」



チャイム『ピンポーン』


琴葉ママ『はーい』


琴葉『あれ?お客さんかな…?』


コンコン


琴葉ママ『琴葉ー。お客様よ。どうぞ、入ってください』ガチャッ


P『よっ』


琴葉『ぷ、プロデューサー!?』


琴葉「みたいな感じでプロデューサーがお見舞いに来てくれるのよ」


エレナ「琴葉は想像力豊かだネー」


紗代子「……」


琴葉「紗代子?どうしたの?」



紗代子「いえ、なんでも。続けてください」


琴葉「???」


琴葉「それでね?お母さんは買い物に出かけちゃって家には私とプロデューサーの2人だけになるの」


エレナ「ウンウン」


琴葉「でね?おかゆとかプリンとかあーんして食べさせてもらうんだけど、本番はここからなのよ」


エレナ「なんかエッチな予感がするヨ」



琴葉『ありがとうございます。食べさせていただいて…』


P『いいさ。琴葉に早く良くなって欲しいからな』


P『それじゃあ俺はそろそろ帰るよ。お大事にな』


琴葉『待って!』


琴葉『待ってください。お願いがあるんです』


琴葉『あの、その…』


琴葉『着替え、手伝っていただけませんか…?』シュルシュルッ


琴葉「いやぁーん!!琴葉恥ずかしぃぃぃぃい!!」


エレナ「だんだんエスカレートしてきたネ」


紗代子「……」


琴葉「紗代子?どうかした?」


紗代子「ごめんなさい」


紗代子「それこの間やりました」


琴葉「……」


エレナ「……」


琴葉「詳しく」



紗代子「その…この前風邪引いちゃって。結構熱あったしインフルエンザかもしれないから一応事務所に連絡したんです」


琴葉「それで?」


紗代子「そしたらプロデューサーがお見舞いに来てくれて…色々食べさせてくれて…」


エレナ「ウンウン」


紗代子「部屋には2人っきりだったし、なんかもう私も止まらなくて」


琴葉「止まらなくて?」


紗代子「着替えを手伝ってもらったりはしなかったんですけど、背中拭いてもらっちゃいました」


琴葉「背中」


エレナ「背中」


紗代子「プロデューサーは絶対ダメだって言ってたんですけど、私が背中だけでいいからどうしてもってお願いしたら折れてくれまして」


琴葉「うんうん」


エレナ「ウンウン」


紗代子「もちろん前は隠してましたし、それ以上の事は無かったんですけど」


琴葉「ゴクリ」


エレナ「ドキドキ」


紗代子「プロデューサーの手が私に触れた瞬間、やっぱり変な声が出ちゃって」


琴葉「はわわ」


エレナ「はわわわ」


紗代子「もうダメ!我慢できない!ってなった瞬間に」


琴葉「瞬間に…!?」


紗代子「母親が飲み物を持ってきてそこで終わりました」


琴葉「あー」


エレナ「アー」



琴葉「そういうお約束ってあるわよね」


エレナ「不思議とジャマが入るんだよネ」


紗代子「母親にはその後すごく申し訳なさそうに謝られました」


紗代子「あの時母親が来なければどうなってたのかなーとか思っちゃいます」


琴葉「でも多分プロデューサーはそこから何もしないような気がする」


エレナ「だよネ」


紗代子「ですね」



琴葉「おかしい」


琴葉「おかしいと思う。さっきから私がやってみたい事のほとんどを先越されてる気がするもん」


エレナ「たまたまだヨー」


紗代子「たまたまです」


琴葉「他にもプロデューサーの部屋に上がり込んで恥ずかしい服を着る話とか」


エレナ「ウンウン」


琴葉「雪山で遭難して人肌で温めあう話とかあったのに」


紗代子「なるほど」


琴葉「それすらも誰かに先を越されてる気がする」


エレナ「可能性はゼロじゃないネ」

P「ただいまー」


ことエレさよ「お帰りなさい」


エレナ「プロデューサー帰ってきたネ」


琴葉「この話はまた今度ね。2人とも付き合ってくれてありがとう」


紗代子「いえいえ」


琴葉「はあー。プロデューサーとイチャコラしたいなあ…」


紗代子「……」




紗代子「琴葉さん。昔の人は言いました」


紗代子「『男なら……やってやれ!』」


琴葉「紗代子…!」


エレナ「ワタシ達女の子だけどネ」


紗代子「行ってください琴葉さん。ここは私達が引き受けます。プロデューサーとのイチャコラを勝ち取ってください!!」


琴葉「うん!私頑張る!プロデューサー!」タッタッタ


エレナ「コトハ頑張レー」


紗代子「琴葉さん頑張って!」


琴葉「プロデューサー!お願いがあるんです!私と…その…!」


琴葉「イチャコラしてください!」


エレナ「ストレート過ぎるヨ」


紗代子「だがそれが良い!」


琴葉「ただいま」


琴葉「ダメでした」


エレナ「だよネ」


紗代子「ですよね」


琴葉「イチャコラしたい」



~おしまい~



以上です。暴走気味の琴葉を書いてみたかった。ありがとうございました。依頼出してきます。

他の子に置いていかれてるところがらしいな
乙です

>>1
田中琴葉(18)Vo/Pr
http://i.imgur.com/BwZOzJW.jpg
http://i.imgur.com/e5Gvrw9.jpg

所恵美(16)Vi/Fa
http://i.imgur.com/IxuG9Xl.jpg
http://i.imgur.com/a2Ghj4r.jpg

島原エレナ(17)Da/An
http://i.imgur.com/HNlmTzo.jpg
http://i.imgur.com/VuZJh9X.jpg

>>12
高山紗代子(17)Vo/Pr
http://i.imgur.com/BtlBhJL.jpg
http://i.imgur.com/z4kfU7U.jpg

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