【ゼノブレイド2】トラ「美味しそうな食べ物を買ってきたも!」 (22)

作中時間にとらわれないものとして下さい。またちょいエロなのてご注意を

レックス「なぁ、ニア」

ニア「なに?レックス」

レックス「……ニアってさ、猫なのか?」

ニア「…はぁ?」

レックス「あいや、よく戦いの時ににゃーとかにゃにゃーとか言ってるじゃん」

ニア「あー…あれは単に気分が上がるとああなるだけで…」

レックス「シャーって猫みたいに威嚇することもあるし」

ニア「あれは冗談の範囲だって」

レックス「そもそも名前がにゃぁって感じだしさ」

ニア「…いや、それは関係ないだろ」

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ニア「グーラ人は大体そうなるんじゃないか?」

レックス「耳生えてるから?でもそれならトリゴなんてそこらからにゃーにゃー聞こえてきそうだけど」

ニア「まぁ、それは」

レックス「やっぱりニアが特別猫っぽいんじゃない?ほら、にゃーって言ってみてよにゃーって」

ニア「えぇ…なんで…」

レックス「なんでってそりゃ…可愛いから?」

ニア「か、かわっ!?」

レックス「まぁ、どうせまた戦いの時に聞けるだろうしいっか」

ニア「ぐっ…もう二度と言わないようにしよう…」

トラ「アニキーっ!美味しそうな食べ物買ってきたも!みんなで食べるも!」

レックス「よっトラ。…これ、なんだ?なんか色が黒ずんでるな…」

トラ「えーと、デッドリーキウイって言うらしいも。とっても美味しいって言われたも!」

レックス「本当か~?こんな色してて美味しいのかな…」

ハナ「匂いはとってもいい匂いですも。多分」

トラ「とりあえず、食べてみるも!」

レックス「そうだな…でもどうやって食べよう。まずは皮を剥くべきだよなー」チラッ

ニア「…アタシの方見られてもねぇ…そのキウイ?がグチャってなってもいいってんならやるけど」

ハナ「ハナがやるですも。皮を剥くくらいならハナにも出来ますも」

トラ「もももーっ!」

レックス「おぉ…あの皮からこんな綺麗な中身が出てくるなんて」

ニア「どれどれ…わっ本当に綺麗。それにしても剥くの上手だねぇハナ…ん…」スンスン

ハナ「ふふんですも」

トラ「ハナ、お疲れ様だも!」

レックス「カットの仕方もなんだか上品な感じだなー。どれどれ…」パク

レックス「おっ!美味いぞこれ!」

トラ「ももっ!ズルいも!」

レックス「まぁまぁ食ってみろって」

トラ「もももーっ!こ、これは、世界の夜明けだも…」

レックス「ニアは食べないのか?」

ニア「…」

レックス「…ニア?」

ニア「……んにゃっ!?にゃ、にゃにゃにゃ、にゃんでもにゃいっ!あは、あははっ!」

レックス「…どうかした?」

ニア「にゃ、本当にゃんでもにゃっ」

レックス「これキウイ。凄く美味いからさ、食べなよ」

ニア「んにゃっ…にゃにゃ…」スンスン

レックス「なんだ?もしかして食べるのが怖いのか~?」

ニア「にゃっ!そんなわけにゃいにゃん!食べれるからにゃ!」

レックス「…トラ、ニアは一体どうしたんだ?」

トラ「わ、分からないも…」

ハナ「これは…」

レックス「何かわかるのか?」

ハナ「……ワカラナイデスモーコマッチャウデスモー」

レックス「ハナにも分からないのかー…」

ニア「にゃ…」オソルオソル

ホムラ「レックス、戻りましたよ」

レックス「ああ、おかえり3人とも」

メレフ「流石アヴァリティア、料理も多いな」

カグツチ「そうですね。魚屋等は驚きの連続でしたけど……ニア?」

メレフ「まさか、それはっ!」

カグツチ「ダメよニア!それは…」

ニア「にゃ」パク

メレフ「ああ、遅かった…」

レックス「え?どうかしたのか?」

カグツチ「…」ジロ

レックス「な、なんだよ…」

ホムラ「ニアにキウイ…これは…」

ヒカリ『中々の事態ね…確定ではないけれどもしかしたら…』

カグツチ「ニア、大丈夫かしら?なんなら…」

ニア「…へ?なにが?」

メレフ「おや?」

ホムラ「大丈夫みたいですね」

カグツチ「貴女、なんともないの?」

ニア「いや、全然平気だけど。ほら。アハハ」

レックス「な、なんだよ…毒になるとでも思ってびっくりしたじゃないか」

ニア「アタシの方がびっくりだよ…急にみんな近寄ってくるからさ」

トラ「心配したも…トラのせいでニア死んじゃうかもって思ったも」

ニア「心配しなくていいってば…アタシはピンピンしてるよ」

カグツチ「それならいいのだけれど」

ニア「なんだか疲れちゃったなー。ちょっと部屋で休んでくるわ」

レックス「あ、あぁ」

ニア「あ、それと個別で部屋借りるね。ちょっとやりたい事が出来たからさ」

メレフ「それは構わないが」

ニア「んじゃ、おやすみ」スタスタ

レックス「…なんだったんだ?」

ホムラ「なんでしょうね…」

パタン

ニア「ふぅー…はっ…」

ニア(んな…っっっ…なに、なん、なんだよ、これっ!?)ゼェハァゼェハァ

ニア(き…急に身体が疼いて…鼓動が止まらなくなって…っっ)ハァハァ

ニア「む、り…立ってられにゃ…」ドサ

ニア(─今、あそこに、レックスの横にいるのはダメだっ……体の、抑えが…っ)ギュウッ

ニア(あ、レ…、レック、ス…レックス、レック…)ドキドキ

ニア(だ─ダメだ、それだけはダメだ。それをやったらもう仲間として─っ)ギュウゥ

ニア「あ─っ!はっぁ…は…っっ…はぁっ…」///

ニア(身体が、熱い─顔だけじゃない。全身が発熱して、破裂しちゃいそうなくらいに─)

ニア「っ─っっ…!!」ギュウゥゥ

ニア(いや─無理だ…これ以上は気が狂う。狂ってしまうかもしれない。せめて、自分一人だけで─)

ニア「はっ…は……ふぅっ…にゃ、う」ビクッビクッ

ニア(ダメだよ─仲間が近くにいるのに、すぐ隣にいるのに…っ……でも─)

ニア「う、う、う、うにゃぁっ!」ビクゥッ

ニア(こうしてると、少し楽になれる─)

ニア「にゃぁ、にゃ、にゃ…っうにゃあぁ…」ビクビク

ニア(あぁ、レックス、レックス、レックス─)

ニア「う、ぅ…れっくす…れっくしゅぅ…」ビクビクビクッ

ニア(─あ、これ─もっと気持ち良くなってぇ─)

ニア「にゃ、ぅ、れっくす、れっくす、れっくすぅっ……にゃうぅぅ…」

ニア「れっくす、れっくしゅぅ…す─好─」

ガンガンガン

レックス「ニア、どうかしたかー?」

ニア「えっにぁっ、にゃぅっ!?んにゃっは、ひゃ、にゃ、は、にゃんでもにゃあぁぁっ!!」ガタッガンッ

レックス「…?どうしたんだ?大丈夫かー?」

ニア「にゃ、にゃ、だい、じょぶ、だから」ドキドキドキドキ

ニア(やめ─やめろ、今入ってくるな!今入ってこられたらヤバいって─)

レックス「…本当に大丈夫なのか?なんか凄く声が…」

ニア「や、め、今、は、入っ、て」ハァハァハァハァ

レックス「風邪でもひいたのか?少し見せてみろよ」ガチャ

ニア「あ─」

レックス「ニア…うわっ顔真っ赤じゃないか!大丈夫…な訳ないよな。今医者を─」ギュッ

ニア「…は…入って来るなって…言っただろぉ…」プルプル

レックス「え?なにが─」チュ

ニア「───」

レックス「──っっ!?」

ニア「ん……ぁ…ごめ、ん……でも、でも…」

レックス「ニ…ア……」

ニア「もぉ我慢なんてできないよぉ…」ギュウッ

ニア「入るなって、入っちゃダメって言ったのにぃ……歯止め効かなくなるからダメって言ったのに…」

レックス「い、や、言われて──」

ニア「──…こんな状況で、好きな人と二人きりで、我慢なんて出来ないよぉ…」

レックス「お、おちつ…1回、落ち着けよ…」

ニア「無理、だよ…落ち着ける訳なんて…そんなこと出来るわけないだろ…」

レックス「ニア…」

レックス(ニアの手、震えてる…?)

ニア「身体が言うことを効かない…もうレックスの事をアタシのものにしたいって、身体が疼いて、疼いて、もう駄目なんだよ…」

ニア「ずっと、ずっと、レックスに振り向いて欲しくて、アタシの方を見て欲しくて、こんなんじゃダメだってわかってるけど、それでも、もう、我慢なんて…っ」

レックス「っ…」

レックス(ニアが、そんなに俺の事を…)

ニア「───」

レックス「───ぷあっ…んっ───」

ニア「ぷ、ぁ…レックス、れっくす、好きだよ、好き、れっくす…」

レックス「ニ、ア…」

ニア「ん───」ギュウゥゥ

レックス「───っ…」

ニア「ねぇ、こっち向いてよ…」

レックス「う、ぅ…」

ニア「…ねぇ、もっと、欲しいよ…キスだけじゃなくて、もっと…」

レックス「ニア…」

ニア「足りない、足りないよぉ…」ギュッ

レックス「…」ギュ

ニア「レックス─今日は、身体の疼きが戻るまで、ずっと─」

レックス「あぁ─」

~~~~~~

朝チュン…朝チュン…

ニア「う゛ぅ……っと…朝か…」

ニア「…えっちょ、…!?なんではだ…か…」

レックス「すぅ…すぅ…」スヤスヤ

ニア「んにゃああぁぁぁ!?!?」バッサァ

レックス「ぅ…なんだよ…朝から…」

ニア「あっ…うっ…」パクパク

レックス「んん?…あー、もしかして覚えてないのか?」

ニア「へ、何が」

レックス「『アタシずっとレックスの事好きだったの~』とか何度も言って押し倒してきて」

ニア「え、あ…?」カァァ

レックス「耳元で何度も好きって言ってくるわキスしてくるわで正直一晩でなれきっちゃった感あるよ」

レックス「挙句の果てに疲れ果てた俺を回復させてまた何度も何度も」

ニア「う、う、ぅ…」//////

レックス「ネコみたいに んにゃぁ~んにゃぁ~なうーとか言っちゃってさ」

ニア「ううぅぅぅ」/////

レックス「…まぁ、偶にならいいんじゃないかな」

ニア「えっ」パッ

レックス「うわっわかりやすっ」

ニア「……シャーッ!」カバァッ

レックス「うわ、朝から…えっ」



 \ギニャアァァアァァァァ/

ニア「あ゛ーーっ…なんだかめっちゃスッキリしたーっ!」ノビー

ニア「…まさかそんな関係になるなんて思いもしなかったけど…まぁ……うん、いいか」フヘ

ニア「おっはろーみんなー」

ホムラ「アッハイ」シュッ

ヒカリ「ちょ、ホム………ニア~」ニヤニヤ

メレフ「あぁ、おはようニャー」カチカチカチカチバシャバシャバシャバシャ

カグツチ「お茶がこぼれてますメレフ様。ニア…そうねぇ…まぁ、私達に助けを求めなかった貴女の責任でなくて?」

ハナ「ももももももももももももももももももももも」

ニア「…あれ、どしたのみんな」

ヒカリ「ニア」

ニア「ん、何?」

ヒカリ「丸聞こえよ」

ニア「…え?」

ヒカリ「あんたらの昨晩の…その、それ…」

カグツチ「流石に外までは分からないけれど…宿屋全体で聞こえてたわよ」

ニア「…は」

メレフ「……レックス大好きだにゃー」ブフォッ

カグツチ「メレフ様!」

メレフ「げぇっほ!げほっ!こ、こんなおもし、あっは、あっはっはっはっは!!」ゴホゴホ

カグツチ「女性なのですからそんなに下品に笑わないでください!」

メレフ「あぁ…すまない」

ニア「うそっ…マジで…っ…」///

ヒカリ「…後で何したのか教えてね」ボソッ

カグツチ「あなたようやくアプローチを…度が過ぎてる気もするけれど」

メレフ「もっとキスしてほしいにゃ、からだみんなブフォッ」ブシュッ

カグツチ「鼻からお茶が!メレフ様ァ!」

メレフ「ひーっ!ひ、ひ、ひーっひっひっひっ!無理だ、カグツチ、私にはしばらく無理のようブフォッ」

カグツチ「…」ハァ

ニア「」パクパク

ハナ「…ネコはあざといですも」

ニア「あ……にゃ………」

ヒカリ「…そういう事もあるわ。気にしな」ニッコ

ニア「うにゃああああぁ!んにゃああああああ!!」ダダダッ

ヒカリ「……あっちゃあ…これはしばらく立ち直れそうにもなさそうね」

ホムラ『レックスに手を出した泥棒猫…ネコ…』

ヒカリ(怖い)

カグツチ「メレフ様は置いておくとして、ニアを探しに行かないと。また雲海に落ちるわよ」

ハナ「ももももも…雲海の方向に全力疾走中ですも…」

ヒカリ「ちょっとレックス起こしてくる」

カグツチ「その方が早そうね。…」

カグツチ「にゃー」

メレフ「ブフォッ」ビグンッ

終わり

非常にお粗末ですが以上で終了です
読んでいただきありがとうございました

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