【ゼノブレイド2】レックス「マンイーターって赤ちゃん作れるのか?」 (17)

注:作中時間に縛られないものとして下さい
グーラ領トリゴの街

ガヤガヤ…

レックス「トリゴも最近は一層賑やかになってきたなー」

メレフ「そうだな。我々スペルビアの協力もあって、という事だ」

トラ「トラの様に隠れて生活してるノポンも多いも。そこはどうにかならないのかも?」

ジーク「そこはどのアルスでも同じや。鎖国しとったうちにもおるし、スペルビアにも、インヴィディアにもそういうのはおるんや」

カグツチ「かと言ってそれがいい事かって話になるけど」

セイリュウ「土地を増やすか、人口増加を抑えるかのどちらかしか方法はないのお」

ニア「人口増加を抑えるって…」

ビャッコ「赤子の出産を止めるとなると破滅の危機になりますから、つまり」

メレフ「我が国とインヴィディアが戦争を起こせば大人の数は減るだろうな」

カグツチ「メレフ様っ!」

メレフ「冗談だカグツチ。そんな事をする訳がないだろう?」

レックス「赤ちゃんか…ん、そう言えば…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513836906

ホムラ「どうかしましたか、レックス?」

レックス「いや、ちょっと気になることがあってさ。気にしないで」

ニア「なんだよ、言いなよ」

レックス「うーん、なぁニア」

ニア「へ、アタシ?」

レックス「マンイーターって赤ちゃん作れるのか?」

ニア「…へっ!?」

ジーク(oh…)

メレフ(また面白い事を)

レックス「ブレイドと赤ちゃんを作れないってのは分かるんだよな。ブレイドは亜種生命体な訳だし」

ホムラ「一応、天の聖杯の力を使えば不可能ではないのかも…」

レックス「それで、人と融合したマンイーター…ニアとかは赤ちゃん作れるのかなって思ってさ」

ニア「アタ、あ、あ、アタシ?あ、あは、あぅ、あははは」プシュー

カグツチ(メレフ様)

メレフ(分かっている)

メレフ「マンイーターはどうなのだろうな…恐らくブレイドイーターなら可能だろうが」

レックス「そうなのか?」

メレフ「ジークが良い例だろうな。あくまでもブレイドのコアが体の中に入ってきただけ…という様に考えれば人としての機能は充分果たせると言える」

ジーク「わ、ワイか?どうやろなぁ…まぁ、多分出来るやろな」

メレフ「との事だ。そもそもマンイーターもブレイドイーターも数が少ない上に現在では禁忌。失われた技術なのだから文献を調べる他ないだろうな」

レックス「もしくは実際にやってみる、とかかー」

ニア「じっひゃっ!?」ビックゥゥ

サイカ(わざわざメレフが言わんようにしとったことを…)ハァ…

カグツチ(鈍さだけはピカイチね本当に)

レックス「そう言えばホムラ…今はヒカリか。ヒカリなら分かるんじゃないか?」

ヒカリ「え…?えっちょっとホムラ!?」

ホムラ『私には無理ですよぉ。ヒカリちゃんお願いします…』

ヒカリ「あんたねぇ~…!」

レックス「どうかした?」

ヒカリ「…うぅん、なんでもない。そうねぇ…まぁ多分可能ね」

ニア「!」ミミピクッ

レックス「そうなのか?」

ヒカリ「ブレイドイーターがブレイドと同じく生命活動にエーテルエネルギーが必要なようにマンイーターも人の生命活動に必要な部分が出てくるのよ。代謝が必須と考えたら…って話だけど」

ヒカリ「ニアの場合、ブレイドの姿でいる時よりもドライバーの姿なら多分って感じね」

レックス「へー…つくづくブレイドイーターマンイーターって不思議な存在だなぁ」

メレフ「マンイーターに関しては忌々しき過去の負の産物と言う考え方が一般的な様だがな。とはいえそれも法王庁の刷り込みではあるが…」

レックス「それのせいでニアもずっとい追いかけられてた訳だしな」

ニア「…ウン」パタパタ

ニア「…私にも…」

レックス「?何か言ったか?ニア」

ニア「あっや、あは、あははっ!」バッ

レックス「…?」

メレフ「まぁとにかく、マンイーターでも十分にチャンスがある…という事だな」

レックス「チャン…?」

ジーク「ボン、お前いつまで猫娘困らせるんや。首まで真っ赤やないか」

カグツチ「鈍いにも程があるわよ。もうちょっと周りを見なさい」

レックス「え、俺?なに…を……」

レックス「あっ……あー…」カァ…

ニア「っっ…」キョロキョロキョロキョロ

レックス「あ、そ、その…ニア…?」

ニア「ひゃひっ!?」ビクッ

レックス「あっ…お、俺としてはさ…」

ニア「へ、にゃっ!?」

レックス「その…」

ニア「あっあーーーっ!!な、なに、なん、なんだよ急にっ!今は無理だからっ!その話は後!後っっっ!!!」

レックス「え、あ?」

ニア「あ、あああ、そうだ、急用を思い出した、ごめんっ!!」ピューッ

ビャッコ「おじ、お嬢様ーっ!」ダッ

レックス「あっ…なんなんだろ…」

ジーク「…ボン、お前なぁ」

サイカ「呆れてものも言えんわ…」

メレフ「ククっ」

カグツチ「あなたねぇ…もう少し、女心ってものを学びなさい」

レックス「お、俺!?」

ヒカリ「流石に擁護できないわよ…レックス…」

レックス「ヒ、ヒカリまで!」

トラ「ただいま戻ったも!」

ハナ「ハナJS、パワーアップしてきましたもー」

レックス「ト、トラ、ハナ!聞いてくれよ!」

トラ「……」

ハナ「……」

レックス「と、言うわけなんだ。なぁ、俺なにが…」

トラ「アニキィ…トラはノポンだから人間の気持ちはよくわからないけども…それは流石にないも…」

ハナJK「レックスは大喜利をやってるんですかも?ハナには理解不能ですも」ビーガガボン

レックス「ふ、二人まで…」

ヒカリ「とりあえずねぇ…」プルプル

レックス「ヒ、ヒカリ?」

ヒカリ「ニアのところに行ってきなさいっ!」バッシーン

レックス「う、わっ!?わ、分かった、分かったよ!」タタタタタ…

カグツチ「…また、同じ事にならないかしら…」

ホムラ「流石に2回目は無いと思います…思いたいですけど…」

ジーク「こら、帰ってきたら反省会やな」

メレフ「だな。女心というものをキッチリ学ばせてやらねばな。…もちろん、ニアと一緒に」ニッコリ

終わり

お粗末ではありますが以上で終了です
読んでいただきありがとうございました

あ、ミス…脳内補完してください
多分今の所ニアちゃんssは全部自分です
また気が向いたら書くのでお待ち下さい

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