【ごちうさ】チノ「ちゃらららーんちゃららららーん♪」 (8)

チノ「見てくださいココアさん。すごい綺麗な星空です」

ココア「ねえ見てリゼちゃん。チノちゃんってば妖精さんみたい」

リゼ「ああ」(苦笑

チノ「あのココアさん」

ココア「なにかな?妖精さん」

チノ「私……UFOが見たいです」

リゼ「おいおい。チノなにを言ってるんだ?UFOなんていr……いだだだ」

ココア「うーん。UFOはちょっと無理かなあ?」(リゼの小指を捻りながら)

チノ「………」

チノ「お姉ちゃん。お願い」(涙目+上目遣い)

ココア「OK」(鼻血)

リゼ「ぎゃっ」(ゴキン


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~学校屋上~

ココア「それじゃこれからUFOさんを呼んじゃうよー」

一同「おー」

リゼ「なんか大量に集まったな……というかすでに宴会状態だな……」

シャロ「リゼせんぱ~い。助けてくださ~い」

あんこ「(ガジガジガジ)」

千夜「相変わらず仲良しさんね」

青山「うふふ」

リゼ「なんで青山さんまでいるんだ?」

青山「そんなの宇宙人さんを一番に捕獲して徹底観察して小説を書くために決まってるじゃないですか」

リゼ「………(酔ってる?)」(空のブランデーの瓶を見ながら)

リゼ「それでココア。どうやってUFOを呼ぶんだ?」

ココア「ふっふっふ。抜かりはないよ?」

ココア「あれを見て!!」

リゼ「な、なんだってー」

 ココアの指差した校庭にはでかでかと温泉マークが描かれていた。

ココア「ふふふ。宇宙人さんとコミュニケーションをとる準備は万全だよ」

チノ「流石です。ココアさん」

リゼ「………」

シャロ「どうしたんです?」

あんこ「(ガジガジ)」

リゼ「なあココア……」

ココア「ん?」

リゼ「宇宙人はアレの意味がわかるのか?」

一同「Σ( ̄口 ̄;」

ココア「えーでは次の方法を―――」

リゼ「(逃げたな)」

ココア「これを使って宇宙人さんとメッセージのやり取りをするよ」

千夜「まぁレトロなラジオね」

リゼ「いや、それって受信するだけじゃ……」

ココア「………」(無言でぶん投げ)

ココア「ふぅ……どうしようか?」

ココア「……ん」

あんこ「?」(シャロをガジガジ)

リゼ「生贄~~~!?」

ココア「そうだよ。古来より人類は生贄を捧げることで超自然とうんたらかんたら」

あんこ「~~~」(御柱に縛り付けられたあんこ。周囲では千夜と青山が謎の踊りを披露)

ココア「点火♪」(ポチ

あんこ「ピーーーーーーーーーーーーーーー」

リゼ「おいおい。こんな事してUFOが来るわけ」

UFO「(ふよんふよんふよん)」

リゼ「きたーーー」

UFO「(ガコン)」

 ゆっくりと開いた扉から出てきた宇宙人……その姿は……

宇宙人「シャロー」

 なんと出てきたのは頭にはあんこと同じ王冠を被り、その身には真紅のマントをはためかせた「あんこ」そっくりなウサギであった。

あんこ「(ピクピク)」(プスプス

宇宙人「!!」

 大慌てであんこへと駆け寄る宇宙人……そして……

宇宙人「Δе㊥φ√」(キシャー

一同「(ビシ)」(シャロを指差しながら)

シャロ「ちょっ…い、いやーたすたすけ……」

 ズルズルズル・・・ガコン・・・ふよんふよんふよん

一同「敬礼」

リゼ「シャロ……すまん」(敬礼

マヤ「見て見てメグ。流れ星だよ。何かお願いしなきゃ」

メグ「えーでもあれってお空へ昇っていくよー?」


~終~

短編を書いてみました。
これで終わりです。
読んでくださった方がいましたらありがとうございます。

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