【ガルパン】レゲー・ウォー! (16)

左衛門佐「うわ~ん!たカエも~ん」

カエサル「どうしたんだ?もんざくん」

左衛門佐「アリクイの奴らが~」

カエサル「虐められたのかい?」

エルヴィン「なんだあれは?青狸Dごっこでもやっているのか?」

おりょう「面白いから見てるぜよ」

左衛門佐「うわ~ん!」

カエサル「泣いていちゃわからないから何があったのか話してみなよ」

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ももがー「今年のドラマ井伊直政おもしろいナリ」

ぴよたん「近年では指折りの傑作だっちゃ」

ねこにゃー「いや、近年の傑作どころか今までの最高傑作じゃないかにゃー」

ももがー「これに比べれば去年のは大した事ないナリ」

左衛門佐「待ておぬしら、大した事ないとは聞き捨てならんな。去年の幸村丸こそ最高傑作であろう」

ねこにゃー「これは杉山さん聞こえてましたか。失礼したにゃ」

ももがー「でも直政の面白さは去年のとは比べ物にならないナリ」

ねこにゃー「直政に比べれば駄作だにゃ」

左衛門佐「まだ言うか!幸村丸こそ最高傑作でござろう!」

ももがー「それならゲームで勝負ナリ!」

ねこにゃー「ボクたちゲーマーだからゲームで勝ったなら杉山さんの言い分を認めてもいいにゃ」

左衛門佐「ならば勝負だ!」

ももがー「格ゲーで勝負!ファイティングストリート5ナリ!」

左衛門佐「あの有名シリーズか、新作は触ったことないがなんとかなるだろう」

ももがー「こっちはアレガイルで行くナリ」

左衛門佐「アレガイル?もしかしてFFに出ていたアレか?」

ぴよたん「若いわりになかなか良く知ってるぴよ」

左衛門佐「若いっておぬしもひとつしか違わないのではないか?」

ねこにゃー「杉山さんもキャラを選ぶんだにゃー」

左衛門佐「せっかくだから拙者、この赤のタイフーンを選ぶでござる!」

ももがー「ザンギュラを選ぶとはなかなかやるナリ」

左衛門佐「いくぞ!」

ももがー「勝負ナリ」



左衛門佐「やられた~」

ぴよたん「次はWorld of SPGで勝負ぴよ!」

左衛門佐「ほう、戦車ゲームか。いいだろう」

ぴよたん「WoSは戦車ゲームじゃなくて自走砲ゲームだっちゃ」

ももがー「戦車道やってるくせに戦車と自走砲の区別も付かないなんて嘆かわしいナリ」

ねこにゃー「ほんとこれだから素人は困るにゃー」

左衛門佐「くっ!ならばなおさら三突乗りとして負けるわけにはいかぬ!」

ぴよたん「勝負だっちゃ!」

左衛門佐「敵はどこだ?見当たらないではないか。探さねば」

ドカン

左衛門佐「側面から撃たれただと!あんな所に敵が!」

ぴよたん「自走砲は先に動いた方が負けだっちゃ」

左衛門佐「そんな理不尽な!」

ねこにゃー「次は多人数でできる場外乱闘スタイナーブラザーズだにゃー」

左衛門佐「あれ?音速針鼠がいるぞ?これはニルトエンドのゲームなのにいいのか?」

ぴよたん「何年か前から出るようになったぴよ」

左衛門佐「ならば針鼠を使ってみようではないか」

ぴよたん「わたしは超・兄弟のM男にするだっちゃ」

ねこにゃー「オモロイドのサムソンにするにゃー」

ももがー「桃姫にするナリ」

左衛門佐「いざ、勝負!」



左衛門佐「あ~れ~」

ももがー「杉山氏たいしたことないナリ」

左衛門佐「3対1とは卑怯であろう!」

ねこにゃー「杉山さんにとって表裏比興とは褒め言葉じゃないのかにゃ?」

左衛門佐「うっ」

ももがー「負けたからにはうちらの言い分きくナリ。最高傑作は井伊直政。ほら口に出して言ってみるナリ」

左衛門佐「最高傑作は」

ねこにゃー「どうした?続き言うんだにゃー」

左衛門佐「最高傑作は幸村丸だ~!」

ぴよたん「あっ逃げたぴよ」

ねこにゃー「口程にもない奴だったにゃ」

左衛門佐「~と言うわけなんだ」

カエサル「そんな事があったとは災難だったな」

左衛門佐「くやしいよ~特に表裏比興を向こうに言われるなんて~」

おりょう「向こうの土俵に上がるからそんな目にあうぜよ。こっちの土俵ならば」

エルヴィン「いや、ゲームの借りはゲームで返すべきだ」

左衛門佐「向こうはゲーマーなんだぞ!勝てるあてでもあるのか?」

テレレッテレー
エルヴィン「メガタワ~!」

左衛門佐「これがあったか!」

おりょう「黒地に燦然と輝く金文字が眩しいぜよ!」

カエサル「時代が求めた16bit!」

左衛門佐「これで奴らに復讐戦を挑む!」

ねこにゃー「戻って来ましたか、改心して最高傑作は井伊直政と言いに来たのかにゃ?」

ももがー「仲間を引き連れてみんなで謝りにきたナリか?」

カエサル「もんざの弔い合戦を挑みに来た!」

おりょう「もんざの仇、覚悟するぜよ!」

左衛門佐「それがしは死んでないでござる」

エルヴィン「ゲームで勝負だ!ただし今度のゲームはこちらが用意した!」

ねこにゃー「これはメガタワー!」

ももがー「知ってるナリか?」

ぴよたん「その昔、ゲームズゲームズがハードメーカーだった頃作っていたゲーム機だっちゃ」

ももがー「ゲームズゲームズって『USO2』とか『ドラゴンのように』を作ってる会社ナリか?」

ぴよたん「そうだっちゃ、あの頃はメガタワーが世界中で売れて一時ニルトエンド王国を脅かす勢いだったぴよ」

ねこにゃー「ボクたちはゲーマー!どんなゲームでも受けて立つにゃ!」

おりょう「最初の相手は誰だ?婆ちゃんで勝負ぜよ」

ももがー「婆ちゃん?」

ぴよたん「3D格闘の祖、婆ちゃんファイターだっちゃ」

ももがー「格ゲーならわたしがやるナリ!勝負!」

おりょう「覚悟するぜよ」

ももがー「なんか婆ちゃんが変身したナリ?」

おりょう「精気吸って若返りパワーアップぜよ!」

ももがー「やられた!強いナリ!」

おりょう「おぬしには10年早かったぜよ!」

カエサル「次はぴよぴよ痛で勝負だ!相殺以外余計なシステムのないシンプルイズベスト!」

ねこにゃー「ぴよぴよシリーズの基礎を築いた作品だにゃー」

ぴよたん「ぴよぴよなら得意だっちゃ。伊達にぴよたんを名乗ってないぴよ」

カエサル「行くぞ!5連鎖だ!」

ぴよたん「早い!でも6連鎖で返すだっちゃ」

カエサル「返せると思ったか?ふっ甘い」

ぴよたん「ばたんきゅ~」

カエサル「ぴよ組みの速さが勝負を分けたな」

ぴよたん「6連鎖が5連鎖に負けるなんて~」

左衛門佐「次は漫画原作のゲーム悠々白紙だ!四人対戦できるぞ!」

ぴよたん「キャラゲーなのに面白いものを作るドレジャーは立派だっちゃ。南無dieにも見習って欲しいぴよ」

左衛門佐「こっちは公平に2対2で勝負して進ぜよう。おりょういくぞ!」

おりょう「おう!」

ねこにゃー「邪眼持ちの飛燕でやるにゃ」

ももがー「生来目が見えぬ月光でいくナリ」

左衛門佐「こっちは主人公でいくぞ!」

おりょう「負けんぜよ!」



ももがー「負けたナリ」

ねこにゃー「裏目と限界の師弟タッグ強いにゃー」

ももがー「両側から攻められるとガード出来ないナリ」

ぴよたん「まさかゲームで完敗とは思ってもなかったぴよ」

ねこにゃー「負けを認めるにゃー。こっちの得意分野なのに」

ももがー「ゲームで負けたからにはそっちの言い分を聞くナリ」

エルヴィン「まだ最後にグレートスラテジー進化版が残っているのだが」

ももがー「もうまいったから長いゲームは勘弁ナリ」

ねこにゃー「許してにゃー」

ぴよたん「ごめんなさいぴよ」

エルヴィン「楽しみにしていたのに出る幕なしとは」

左衛門佐「我が方の勝利だ!」

左衛門佐「こちらが勝った事だし幸村丸は傑作だと認めて貰おうか」

ねこにゃー「確かに幸村丸が駄作とは言い過ぎだったにゃ」

ももがー「ここ数年と比べれば傑作と言える出来ナリ」

ぴよたん「ほんとはみんな幸村丸も良いと思ってるんだっちゃ」

左衛門佐「おおそうか、ならば好きな人物はあるかな?」

ぴよたん「わたしは秀吉が好きだっちゃ」

カエサル「秀吉は中盤ほぼ主人公だったからな」

左衛門佐「冗長過ぎたかも知れんがこの太閤殿下あってこそ幸村公の忠臣ぶりに納得できると言うものだ」

ねこにゃー「ボクは信幸が良かったにゃー。コメディも多くて面白かったにゃ」

左衛門佐「おお兄上か、最初から最後まで苦労しっぱなしであれでは寿命が縮むのも無理ないな」

おりょう「演じた役者も面白かったぜよ」

ももがー「わたしは本多忠勝ナリ」

左衛門佐「徳川方ではないか!」

ねこにゃー「脳筋は同類を好むものだにゃー」

ぴよたん「武力が高いだけの人はちょっと 」

エルヴィン「たわけ!幸村丸の本多忠勝はな、湯川英一が援軍に来るまで孤軍奮闘し、戦線を維持した凄い武将なのだ!羽田に向かって謝りなさい!」

「すいません!」

エルヴィン「わだかまりも解けた事だしみんなでゲームをやって仲直りだ!」

カエサル「ソビエトパズルの手と椅子で遊ぼう!」

ぴよたん「これはスペースファンタジーズー!幻と言われたゲームがここにあるなんて」

左衛門佐「帝王と呼ばれた名作、リードオブリダソもあるぞ!」

ねこにゃー「それはちょっと遠慮しとくにゃ」

おりょう「ならばドライブゲームのアウトバーン3Dはどうぜよ」

ももがー「やっぱりゲームは楽しいナリ」

「エンタープライゼスのゲームは世界いちぃ~!」

数ヶ月後

左衛門佐「うわ~ん!たカエも~ん」

カエサル「どうしたんだ?もんざくん」

左衛門佐「おりょうの奴が~」

カエサル「虐められたのかい?」

エルヴィン「なんだこれは?この光景見覚えあるな」

おりょう「セゴドン最高!これに比べれば井伊直政も幸村丸も話にならんぜよ!」

次回予告

「島田百代を覚えているな?」
「島田」
「お前が殺した女の名だ」
「まさか、あなたは」
「乗りなさい、最期は戦車乗りとして死なせてあげる」

ドカーン

「優花里、愛すべき友を持ちなさい」ガクッ
「お母さーん!」

少女は母の仇を求めて旅に出る
母の過去と戦車、山下財宝を狙う謎の組織
そして鍵を握る熊本の姉妹
新しい世界が今開かれる


茨木 ~第一章大洗~


乞うご期待

32X誕生日おめでとう
本当はドリームキャスト誕生日に投下する予定でしたが遅れてしまいました
以上ありがとうございました
なお次回作は予告と異なる場合があります

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