【ガルパン】アンツィオ戦車道廃部です (36)
・ガルパンのSSです。
・過去のアンツィオ高校戦車道の廃部の話。
・ただしキャラは今のまま。
・アンチョビはドゥーチェ(総帥)ではなく唯の部員です。
・重い話にはなりません。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512057064
戦車、練習中
ブロロロロロ
アンチョビ「飛ばせぇぇぇ!ペパロニィィィィ!」
アンチョビ「前のカルロヴェローチェに追いつくんだ!」
ペパロニ「ハイっす!姐さん!ウオオオ!」
ヴン!ブロロロロロ!!(ギアチェンジ&加速)
アンチョビ「よーし!!追いついたな!!」
ペパロニ「ハイっす!!次はどうするっスか!?」
アンチョビ「体当たりだ!」
ペパロニ「流石姐さんっす!」
キィィィ
スカッ
アンチョビ&ペパロニ「あっ」
戦車→トレヴィーノの泉
ズガーン!
…………
………
……
見積担当「修繕費1000万です。」
学園長「戦車道、廃部ね。」
一同「」
…………
………
……
アンチョビ「いやー、危ない危ない。廃部する所だった。首の皮一枚繋がったわ。」
ペパロニ「ギリっしたね。10円玉ぐらい?」
アンチョビ「ギザだ!それはっ!」クワッ
ペパロニ「下らないボケも拾ってくれるなんて、流石姐さんっすぅ!」
ペパロニ「へへへっ、うちらの相性バッチリっすね~。」
アンチョビ「いや、コンビ解散だ!」
ペパロニ「そ、そんなぁ~!?」
アンチョビ「お前と一緒に乗ると私まで悪ノリする。」
アンチョビ「だから、今度からカルパッチョに運転頼むわ。」
ペパロニ「そりゃあねえっすよ。姐さーん!?」
戦車、練習中
ブロロロロロ
アンチョビ「よし、上手く敵の背面に回るぞ!!」
アンチョビ「あの小道を突っ切れ!」
カルパッチョ「はい!分かりました!アンチョビ姐さん。」
ヴン!ブロロロロロ!!(ギアチェンジ&加速)
アンチョビ「良し、手筈通りだな!」
カルパッチョ「はい!それでどうしますか?」
アンチョビ「左折してあの細道に入れ!」
カルパッチョ「は…」
LINE♪
カルパッチョ「あっ!たかちゃんだぁ~♪」
たかこ@大洗【今何してるの?】
カルパッチョ「ふふっ、さ・せ・つ・す・る・と・こ」
アンチョビ「」
戦車→三神変形合体教会
ズガーン!
…………
………
……
見積担当「修繕費2000万です。」
学園長「もうこれ、間違いなく廃部だわ。」
一同「」
…………
………
……
アンチョビ「いやー、危ない危ない。廃部する所だった。」
アンチョビ「廃部してないのが不思議なくらいだよ。」
カルパッチョ「ギリギリでしたね。でも廃部なんて許せなかったので、」
カルパッチョ「学園長へ死ねってリプしておきましたよ。」
アンチョビ「アウトだよ!それはっ!」クワッ
カルパッチョ「下らない冗談も拾ってくださるなんて、流石アンチョビ姐さんですね!」
ペパロニ「さーて、たかちゃんとお話ししよ~っと。」
アンチョビ「よし、コンビ解散な!」
LINE♪
カルパッチョ「あっ!たかちゃんだぁ~♪」
たかこ@大洗【今何してるの?】
カルパッチョ「ふふっ、先・輩・に・フ・ラ・れ・た・と・こ」
LINE♪LINE♪LINE♪LINE♪LINE♪
アンチョビ「」
…………
………
……
戦車、練習中
ブロロロロロ
アンチョビ「進め!Si子!」
アンチョビ「絶対に事故るんじゃねーぞ!?」
Si子「Si!」
ヴン!ブロロロロロ!!(ギアチェンジ&加速)
アンチョビ「え?何でギア上げたの!?」
Si子「Si!」
アンチョビ「ダメダメ!絶対に突っ込んじゃダメ!」
アンチョビ「ダメったらダメだからな!?」
Si子「Si!」
キィィィィィィ
戦車→パンテオン
ズガーン!
…………
………
……
見積担当「修繕費3000万です。」
学園長「この学校の生徒おかしいよね?」
Si子「Si!」
という感じなんですが、如何でしょうか?
一つだけ
戦車道は部活じゃない
読んでいただき有難うございます。
>>9
ご指摘ありがとうございます。授業でしたね。
今後は廃部では無く、廃止としますね。
1~6は4コマな感じで書きましたが、今回の投稿はショートストーリーになります。
アンチョビ「はぁ、戦車道は今年までかぁ……。折角履修者も多いのに……」
アンチョビ「財政再建のため、来年度からの活動停止ねぇ……。」
アンチョビ「戦車部の収支管理ってドゥーチェも大変だよなぁ」
アンチョビ「ドゥーチェにならなくて本当に良かったよ。」
アンチョビ「……」
アンチョビ「もし、私がドゥーチェだったら廃部を救えたか……?」
アンチョビ「……いや無理だな。今のドゥーチェは頑張ってるよ。」
アンチョビ「怒りたくないのに怒ってさ。」
アンチョビ「さて練習するかっと……お、カルパッチョ発見」
アンチョビ(……来年からの廃部は2年生にとって辛いだろうなぁ……)
アンチョビ「よっーす!」
カルパッチョ「こんにちわ、アンチョビ姐さん。」
アンチョビ「こんな所で何油売ってるんだ~。ドゥーチェにバレたら説教だぞ~?」
カルパッチョ「やだなぁ、油だなんて、打ってるのは文字ですよ。」
アンチョビ「お、上手い事言うね~。戦車道の事聞いた?」
カルパッチョ「はい。」
アンチョビ「そっか、廃止残念だな。うちらの代で申し訳ない。」
カルパッチョ「いえ、謝らないで下さい。皆んな気持ちは一緒です。」
アンチョビ「お前らはまだ来年があったのにな……気を落とすなよ?」
カルパッチョ「はい。でも、悪いことばかりでは無いんです。」
カルパッチョ「最後の全国大会を頑張ろうって、みんな盛り上がってます。」
アンチョビ「ははっ、うちらノリと勢いの熱血系だからな~」
アンチョビ「カルパッチョにはちょっと合ってないのかもな~」
カルパッチョ「いえ、そんな事は~。……ふふっ、それに……」
アンチョビ「うん?」
カルパッチョ「戦車道無くなるんだ~って、たかちゃんに言ったら、沢山慰めて貰えるんです////」
アンチョビ「……お前が落ち込んでなくて、何よりだよ。」
LINE♪
カルパッチョ「あっ、たかちゃ~ん♪」
アンチョビ「ははっ、どんな事話してるんだ?」
カルパッチョ「アンチョビ姐さんも見てみます?」
アンチョビ「うんうん。」
たかこ@大洗【戦車道なくても我慢できる?】
ひな@伊太利【無理。死んじゃう。】
たかこ@大洗【なら、私の3凸に一杯甘えて良いよ。】
ひな@伊太利【沢山装填してくれる?】
たかこ@大洗【うん。ひなちゃんの為に毎日鍛えてる。】
カルパッチョ「ふふっ、沢・山・撃っ・て・ね、っと」
LINE♪LINE♪LINE♪LINE♪LINE♪
アンチョビ「/////」
ドゥーチェ「おい、お前ら!何してんだ!さっさと練習しろ!」
アンチョビ&カルパッチョ「は~い。」
…………
………
……
アンチョビ「お、ペパロニのやつ、いたいた。」
アンチョビ「おーい、ペパロニィ!今、整備中か?」
ペパロニ「……」チラッ
ペパロニ「……うっす。」
アンチョビ「元気無いじゃんか?」
ペパロニ「……うっす。」
アンチョビ「結局戦車道は廃部だもんなぁ残念だな。」
ペパロニ「……廃部だけで落ち込んでる訳じゃねーっす。」
アンチョビ「ん?そうなのか?」
アンチョビ「まぁ、元気出して今日は私と乗り回そうぜ?」肩組み
アンチョビ「またお前と一緒に風を感じたいんだよ。」
ペパロニ「……姐さんは尻軽っす。そうやって取っ替え、引っ換えっすか。」
ペパロニ「カルパッチョやSi子と乗れば良いんス。」
アンチョビ「怒るなよ~」
アンチョビ「私も本当はお前が良いんだって。」
ペパロニ「……本当っすか?」
アンチョビ「本当本当。」
ペパロニ「……どう良いんっすか?」
アンチョビ「面倒な奴だなぁ……。ゴホンっ」
アンチョビ「どうせ建物に突っ込むなら、お前と一緒に突っ込んだ方が楽しい!」
アンチョビ「お前もそう思うだろ?」
ペパロニ「……そりゃあ、まぁ。」
ペパロニ「……でも姐さんの事だから冗談かも分かんないっすし。」
ドゥーチェ「おいお前ら!」
ドゥーチェ「ちゃんと整備しろ!ってまたアンチョビか」
ドゥーチェ「何やってんだこんな所で!」
アンチョビ「後輩の心身のケアを……いえ、スグに戻ります。」
アンチョビ「ペパロニ、お前ちょっと放課後付き合え。」
ペパロニ「……おっす。」
………
……
アンチョビ「よっ、Si子。お疲れ。」
Si子「Si!」
アンチョビ「お互い大事がなくて良かったな。」
Si子「Si!」
アンチョビ「まぁ戦車道は無くなっちゃうけど」
Si子「Si。」ショボーン
アンチョビ「また何かあったら宜しくな?」
Si子「Si!///」
Si子「Si!Si!」
アンチョビ「ん?振りとマジを間違えてごめんって?」
アンチョビ「気にするなって、今度は間違えるなよ?」
Si子「Si!」
~~放課後~~
ブロロロロロ
ペパロニ「……ウチらは何処へ向かってるんすか?」
アンチョビ「もう直ぐ着くよ。次のロータリーを右な!」
アンチョビ「あと良い加減、機嫌直せって。」
アンチョビ「カルパッチョもSi子も気にしてなかったぞ?」
アンチョビ「一番さっぱりした性格のお前が何を引きずってるんだよ。」
ペパロニ「……姐さんの右腕は取れるんすかっ!」
アンチョビ「何を分からない事を~って、……何となく分かったわ。」
アンチョビ「右腕としての自覚があったんだな?」
ペパロニ「……」
アンチョビ「悪かったって。」
アンチョビ「あ、その建物な!」
停車
~~真実の口~~
※レプリカ
アンチョビ「見ろ、ペパロニ。」
アンチョビ「これは真実の口と言ってだな。」
ペパロニ「……爺さんっすね。」
アンチョビ「その爺さんの口に嘘付きが手を入れると噛まれるんだ。」
ペパロニ「マジっすか?確かに上唇が動きそうっス。」
アンチョビ「お、喰いついたか。」
アンチョビ「マジマジ。昔の先輩が噛まれたらしい噂があるそうだ。」
ペパロニ「ええっ、先輩がっ!ヤベェ」
アンチョビ「ところで、お前ってさ、嘘つかないじゃん?」
ペパロニ「……」
ペパロニ「……そうっすね。姐さんと違って正直者だとは思うっすよ。」
アンチョビ(面倒なヤツ……)
アンチョビ「ちょっと、手、入れてみ?」
ペパロニ「良いっすけど……」
ペパロニ「もし、噛まれたら、カタキ取ってくださいっスよ?」
アンチョビ「分かった分かった。復讐を誓うよ。」
ペパロニ「スッ」
アンチョビ「お、あっさりだな~。もうちょっと躊躇っても良いのに。」
アンチョビ「それでどうだ?噛まれないだろ?」
ペパロニ「ハイっす。」
アンチョビ「つまり私も手を入れて噛まれなかったら、」
アンチョビ「私も嘘付きじゃない。だろ?」
ペパロニ「そうなるっすね。」
アンチョビ「よし、もう一度私の気持ちを言うぞ?」
アンチョビ「私はお前を一番の相方だと、右腕だと思っている。」
ペパロニ「……ジーン」
アンチョビ「よし、じゃあ手を入れるぞ?」
ペパロニ「ハイっす!姐さん!!わざわざ私のために……こんな場所にっ……」ウルウル
ペパロニ「私が……私が勘違いじでまじだっ」グスッ
アンチョビ「おいおい、泣くな泣くな。まだ手を入れてないぞ?」
アンチョビ(やっぱりペパロニって可愛い奴だよなぁ………)
アンチョビ(でもなんか……からかいたくなるんだよな………)
アンチョビ(ウズウズ……)
アンチョビ「んじゃ、手を入れるからな?」スーッ
アンチョビ「ほら、大丈……痛!!」
ペパロニ「!?」
アンチョビ「イタイイタイ!!」
ペパロニ「てんめぇぇ!!姐さんに何しやがる!コラ!」
ペパロニ「このっ」ゲシッ!
アンチョビ「ペパロニ!!なーんちゃって」パッ
ペパロニ「この白髪野郎!」ゲシッゲシッ!
アンチョビ「冗談!冗談だから!」
ペパロニ「姐さん!」ダッ
ペパロニ「ちょっとの間、我慢してて下さいっす。」ダッダッダッ
アンチョビ「あいつ、何処か行っちゃったよ」
ブロロロロロ
アンチョビ「!?」
ペパロニ「姐さんのカタキィィィ!!」
戦車→真実の口
ズガーン
…………
………
……
見積担当「修繕費25万です。」
学園長「……」
学園長「案外安いね?」
見積担当「これは壊される前提の設置なんで」
…………
………
……
アンチョビの説教
アンチョビ(ドゥーチェから叱っておくように言われたし、頑張るか。)
アンチョビ「ペパロニ。」
アンチョビ「うちにある真実の口は蹴って壊すヤツが多いって聞くけどさ、」
アンチョビ「粉々にしたヤツは初めて聞いたよ!」
アンチョビ「分かってるか?ペパロニ!」
ペパロニ「ハイっす。」
アンチョビ「次からは戦車じゃなくて手だけを突っ込めよ!?」
ペパロニ「スミマセンっス。」
アンチョビ「あの爺さんも可哀想だよ!」
アンチョビ「戦車なんて突っ込まれたら嘘を確かめるどころじゃないよ!」
アンチョビ「ビビるわ!そういうサービスはやってないよ!営業範囲外だよ!」
アンチョビ「見てたこっちが嘘?ってなっちゃったよ!」
ペパロニ「スミマセンっス。」
アンチョビ「もっと物を労れっていつも言ってるだろ!」
アンチョビ「もし、お前の口に戦車が突っ込んできたらどうなるんだよ!?」
ペパロニ「痛いっす。」
アンチョビ「痛いどころじゃないよ!総入れ歯だよ!」
ペパロニ「ハイっす。」
アンチョビ「はいじゃないよ!入れ歯でもないよっ!!粉々になったって言っただろ!?」
アンチョビ「死亡だよ!死亡!次からは二世だよ!」
アンチョビ「はぁはぁ……」
アンチョビ「もう、あの爺さん壊すなよ?」
ペパロニ「姐さんがそういうなら壊さないっす。」
アンチョビ「よし、なら終了。何か言うことあるか?」
ペパロニ「姐さんの手が無事で良かったっすよ。」
アンチョビ「……///」
アンチョビ「……お前もな?」
ペパロニ「ハイっす!」
アンチョビ「……」
ペパロニ「……」
アンチョビ「廃止かぁ……」
アンチョビ「私、ここの戦車道好きだなぁ~。」
ペパロニ「私もっすよ。」
今回は以上になります。また読んでいただければ幸いです。
>>9
スミマセン。廃部と廃止が入り乱れてしまいました。気を付けます。
・カルパッチョはドゥーチェとしか呼ばない
・学園艦の運営に学園長基本は口を出さない
・一応アンツィオのsi子は名前が出た
この辺かな?
半角二次元で拾った物
SS作成の参考になるかわからないが貼っとく
https://i.imgur.com/hy06PMR.jpg
>>21
アンチョビはドゥーチェではなく気ままな部員として楽しんでいる。として見て頂けると嬉しいです。
>>21
>>22
ありがとうございます。
Si子に名前が付いていたとは最新情報ですね!
今回はまた4コマっぽいやつです。
最初に4コマっぽいのにしたので、それをベースにするべきだなと思いました。
戦車、練習中
ブロロロロロ
アンチョビ「逃げろぉぉぉ!ペパロニィィィィ!」
アンチョビ「後ろのカルロヴェローチェを振り切れ!」
ペパロニ「ハイっす!姐さん!ウオオオ!」
ヴン!ブロロロロロ!!(ギアチェンジ&加速)
ペパロニ「あっ!姐さん!前に川が!」
アンチョビ「何!?でも大丈夫だ!!あそこに段差が有る!!」
ペパロニ「ハイっす!!やってやるっすかね!?」
アンチョビ「跳べ!ペパロニィ!!」
ペパロニ「流石姐さんっす!」
ブロロロ…ギャン!!フワッ!!
アンチョビ&ペパロニ「ヒィヤッホ~ゥ!」
戦車→タベレル川
※元:テベレ川
ボシャーン!
学園長「……」
学園長「楽しそうで良いね?」
見積担当「レッカー車手配しておきました。」
………
……
…
アンチョビ「いやー、楽しかった。次は水切りみたいなのやってみようぜ?」
ペパロニ「ハイっす。茹で上がりのパスタみたいに?」
アンチョビ「湯切りだ!それはっ!」クワッ
ペパロニ「下らないボケも拾ってくれるなんて、流石姐さんっすぅ!」
ペパロニ「へへへっ、前にも増してうちらの相性バッチリっすね~。」
ペパロニ「でも、なんか嫌な予感がするっす。」
アンチョビ「次はカルパッチョだ!」
ペパロニ「そ、そんなぁ~!?」
ペパロニ「一番の相方で右腕で好きって言ったじゃないっすか……」
アンチョビ「言ってないよ!好きって言ったのは戦車道の事だよ!」クワッ
アンチョビ「先輩としてカルパッチョの練習を見てやりたいんだ。」
ペパロニ「ううう、姐さーん!?」
………
……
…
戦車、練習中
ブロロロロロ
アンチョビ「速やかに撤退だ!カルパッチョ!」
アンチョビ「後ろのカルロヴェローチェを振り切れ!」
カルパッチョ「分かりました!全力で振り切ります!」
ヴン!ブロロロロロ!!(ギアチェンジ&加速)
カルパッチョ「あっ!前に川が!どうしますか!?」
アンチョビ「大丈夫だ!!あそこに段差が有るんだ!!」
カルパッチョ「段差!?何をすれば良いんですか?」
アンチョビ「跳んで向こう岸に行くんだ!カルパッチョ!!」
カルパッチョ「嫌です!」
ドリフトキィィィィ
アンチョビ「え?何で左折しちゃったの?反抗期?」
カルパッチョ「濡れたら携帯が壊れます。」
アンチョビ「」
学園長「……」
学園長「レッカー車準備しちゃったね?」
見積担当「残念そうですね。」
………
……
…
アンチョビ「あの、カルパッチョ……」
カルパッチョ「はい。何でしょうか?」
アンチョビ「その……運転中は携帯を……」
カルパッチョ「アンチョビ姐さんはパスタが無くて生きていけるんですか?」
アンチョビ「……」
カルパッチョ「……」
アンチョビ「次の機種は防水のにしようか。」
カルパッチョ「はい♪」
アンチョビ「よし、弱点克服だな!次はSi子だ。」
LINE♪
カルパッチョ「あっ!たかちゃんだぁ~♪」
たかこ@大洗【今日も私の3凸を可愛がってね?】
カルパッチョ「ふふっ、そ・ろ・そ・ろ・買・い・換・え・時・ね」
LINE♪LINE♪LINE♪LINE♪LINE♪
………
……
…
戦車、練習中
ブロロロロロ
アンチョビ「跳べ!Si子!」
アンチョビ「後ろのカルロヴェローチェとかどうでも良いから!オチを付けるんだああ!」
Si子「Si!」
ヴン!ブロロロロロ!!(ギアチェンジ&加速)
Si子「Si!」
アンチョビ「前に川だろ?知ってる知ってる!」
Si子「Si?」
アンチョビ「え?じゃあ何でこっちに逃げたんだって?」
アンチョビ「ごめんよ!Si子。そこに段差が有るからなんだ!こんな先輩でごめんな!?」
Si子「Si!」
ブロロロ……
Si子「Si!!」
ギャン!!フワッ!!
Si子「Si////」
アンチョビ「ありがとう、Si子!!」ウルッ
戦車→タベレル川
ボシャーン!
学園長「私がレッカー車運転して良い?」
見積担当「どうぞどうぞ。」
今回は以上になります。よろしくお願いします。
【2年生のアンチョビ】
戦車道顧問「安斎。ちょっと良いか?」
アンチョビ「はい、何でしょうか?」
戦車道顧問「単刀直入に言うが、ドゥーチェをやらないか?」
アンチョビ「ドゥーチェって哲学者の?」
戦車道顧問「それはニーチェだ。……お前、最近変わったか?」
アンチョビ「え?」
戦車道顧問「ふむ、前はそういう冗談を言わなかっただろう?」
アンチョビ「……そうかもしれないですね。」
戦車道顧問「まぁいい。それでどうだ?是非やってみないか?」
アンチョビ「だって私はまだ2年になったばかりで……その……」
戦車道顧問「生徒には分からないかもしれないが、」
戦車道顧問「1年間お前を見て来た先生なら分かる。お前は人の上に立つ才能がある。」
アンチョビ「でも、3年生を差し置いてっていうのも……」
戦車道顧問「きっとお前なら大丈夫だ。やってくれないか?」
アンチョビ「……」
ペパロニ「アンチョビ先輩~!何処っすか~!?」
アンチョビ「先生、ごめんなさい。私は今の1年生の面倒で精一杯です。」
アンチョビ「それに今の戦車道がとっても楽しいんです。」
戦車道顧問「ふむ……一時の感情で物事を判断するのはあまり良くない。」
戦車道顧問「樹木にとって最も必要なのは果実ではなく種。ニーチェの言葉だ。」
戦車道顧問「お前のそれは果実ではないのか?ドゥーチェはお前を強くするぞ?」
アンチョビ「………なら…」
ペパロニ「アンチョビせんぱ~い!パスタ出来たっすよ~?」
アンチョビ「……ふふっ、スミマセンがやはりお断りさせて頂きます。」
アンチョビ「私はこの選択をした自分自身を信じることにします。自分と自分の胃を。」
戦車道顧問「ははっ……そうか。楽しさも重要だからな。」ニコリ
戦車道顧問「話は以上だ。」
アンチョビ「失礼します。」ペコリ
アンチョビ「ペパロニ~?」タッタッタッ
【練習試合です】
アンチョビ「プラウダと練習試合か……大丈夫かこれ……」
ペパロニ「プラウダって何すか?バッグっすか?」
アンチョビ「それはプラダだ。」
ペパロニ「プラダダじゃないっす、プラダっスよ。」真顔
アンチョビ「……」イラッ
【後輩の不安①】
ペパロニ「プラウダってヤバいっすよ、姐さん。」
アンチョビ「お前もようやく分かったか。」
ペパロニ「あんなに雪が降ってたら……」
アンチョビ「そうだな、ウチらの機動戦が……」
ペパロニ「パスタがすぐに冷めちゃうっすよ。」
アンチョビ「……」
ペパロニ「試合後に雪降ってなければいいっすね。」
アンチョビ「それは全くだな。………試合中もな?」
【後輩の不安②】
カルパッチョ「プラウダって不味いですよ」
アンチョビ「どうかしたか?カルパッチョ」
カルパッチョ「あんなに雪が降ってたら……」
アンチョビ「もしかして、まだ携帯を防水に変えて……」
カルパッチョ「いえ、私達の得意な機動戦による撹乱が機能しにくいなって……」
アンチョビ「……こんな先輩でごめんね。」
カルパッチョ「いえ、なので今回私はベンチ温めてますね。」
アンチョビ「……お前が謝れ。」
【練習試合の挨拶です①】
カチューシャ「アハハハッ、豆タンクばっかり。」
カチューシャ「このカチューシャ、蔑むどころか逆に気に入ったわ。」
ドゥーチェ「よろしく頼む。」手を差し出し
カチューシャ「むー……」ジー(見上げ)
カチューシャ「ノンナ!」
ノンナ「……」膝折り
ペパロニ「!?」
ペパロニ「姐さん。失礼するっす。」
アンチョビ「ん?背後に回ってどうするつもりだ?」
アンチョビ「ひゃっ///!……っておい!ペパロニ!うわわっっ」ググッ
カチューシャonノンナ「貴方達は全てがカチューシャより下なの!」
カチューシャonノンナ「戦車も技術も身ちょ……!?」
アンチョビonペパロニ「////」
ペパロニ「ニヤリ」ドヤァ
カチューシャonノンナ「……」グヌヌ
カチューシャonノンナ「クラーラ!」
クラーラ「いえ、出来ますけど、やりませんよ。」
【練習試合前の挨拶です②】
カチューシャonノンナ「……」グヌヌ
カチューシャonノンナ「貴方達。このカチューシャを陵辱したわね。」
ノンナ「侮辱です。同士カチューシャ。」
クラーラ「陵辱は性的な暴行を加えることです。加えられたいんですか?」
カチューシャonノンナ「わ、分かってるわ!////」カァァ
クラーラ「加えられたいんですか?」グイッ
ノンナ「クラーラ、そんな筈は無いでしょう。」
ノンナ「それにしても、カチューシャ、何処でそんな言葉を覚えたのですか?」
ノンナ「場合によっては試合より重要です。」
カチューシャonノンナ「……それはクラーラのベッドのし……」
クラーラ「おっと、やはり試合が最優先では?今は敵前ですよ?」
ノンナ「……」
カチューシャonノンナ「そ、そうね。コホン。」
カチューシャonノンナ「貴方達!!許さないからね!?」
ペパロニ「…」ドヤァ
アンチョビonペパロニ「こいつが勝手に……なんかごめんね!?」
カチューシャonノンナ「許さないって言ったでしょ!」
カチューシャonノンナ「気に入ったなんて嘘だからっ。大っ嫌い。」プンプン
カチューシャonノンナ「絶対にシュクセーしてやるんだからっ!」
カチューシャonノンナ「覚えてなさい!」クルッ、ザッザッザッ
クラーラ「粛清の意味は不正な者を排除するって事ですよ?分かってますか?」ザッザッザッ
カチューシャonノンナ「知ってるもん!」
ノンナ「それはそうと、あとで良いかしら?クラーラ?」
クラーラ「ビクッ」
【スノード〇。〇ドロップ】
アンチョビonペパロニ「ペパロニ!そろそろ降ろしてくれ。」
ペパロニ「……」
アンチョビonペパロニ「ペパロニ?聞いてるか?」
ペパロニ「あ、いえ。スミマセンっす。ちょっと考え事を。」
アンチョビonペパロニ「何を考えてるんだ。変な理由で降ろさないなら暴れるからな!?」
ペパロニ「いえ、右腕じゃなくて、両足もいいなぁって思ってたっす。」
アンチョビonペパロニ「変な理由だな!でも、予想と違くて良かったよ。」
ペパロニ「予想って、何だと思ったっすか?」
アンチョビonペパロニ「いあー、それは………言わない。」
ペパロニ「それにしても姐さんの太腿あったかくて良いっス。最高っす。」
アンチョビonペパロニ「バタバタ、ジタバタ」グラグラ
バターン
今回は以上になります。
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