基本的にコンマで進めるオリロンパ (269)

タイトル通り。重要な分岐や学級裁判ターンなど一部を除き、あらゆる部分をコンマ判定で決めるオリジナルダンガンロンパです。

オリキャラ中心、原作のネタバレありなので注意。


まずは才能募集。コンマで進めるとか言っておきながら普通に安価します。

その前にコンマ判定。16人分の才能を募集するのですが、その系統を決めたいと思います。

1:スポーツ系(アスリートやそれをサポートする職業)
2:パフォーマンス系(役者とかミュージシャンとか、舞台やテレビに出たり、色々表現する人達)
3:犯罪系(原作だと暴走族とか殺人鬼とか)
4:身分系(御曹司とか王女とか、生まれながらのやつ)
5:学者系(○○学者とか○○博士とか。原作で言ったらメカニックとか発明家もアリですかね)
6:戦闘系(戦うのに特化した人達。格闘家とか軍人とか)
7:部活動系(○○部ではあれば大体何でもアリ)
8:委員会系(○○委員)
9:その他(無効にならなければ何でもアリ)
0:???→幸運→原作の才能(出た順)

↓8までのコンマ二桁で判定

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1511064391

1:スポーツ系……3
2:パフォーマンス系……0
3:犯罪系……1
4:身分系……1
5:学者系……2
6:戦闘系……3
7:部活動系……0
8:委員会系……5
9:その他……1
0:???→幸運→原作の才能……0


こんな感じになりました。委員会系多すぎない? まぁこれもコンマの導きですね。これも元に才能を募集します。

まずはスポーツ系。3人分です。

↓3まで。無効や被りは安価下

漕艇部

【超高校級の登山家】
【超高校級の漕艇部】
採用


言い忘れてましたが原作の才能は無効です。それは0が出た時なので……すいません。

↓1 スポーツ系の才能

柔道家

【超高校級の柔道家】
採用


1だけのは置いといて、続いては学者系の才能を募集。

↓2 無効や被りは安価下

物理学者

錬金術師

【超高校級の人類学者】
【超高校級の錬金術師】
採用


続いて戦闘系の才能を3人分。

↓3 無効や被りは安価下

スパイ

ゲリラ

【超高校級のスパイ】
採用

↓2 戦闘系の才能最安価

スナイパー

用心棒

【超高校級のスナイパー】
【超高校級の用心棒】
採用


続いて一番多い委員会系です。○○委員という才能でお願いします。


↓5くらいまで 無効や被りは安価下

園芸委員

(国際・地域など)交流委員

緑化委員

文化祭実行委員

給食委員

【超高校級の図書委員】
【超高校級の園芸委員】
【超高校級の交流委員】
【超高校級の文化祭実行委員】
【超高校級の給食委員】


最後です。残った犯罪系、身分系、その他が1人ずつ。

↓3くらいまで才能安価。犯罪系の才能には①、身分系の才能には②をつけてください。その他は何もいらないです

②ジプシー

雀士

1 盗掘人

①贋作師
②不動産王
旅人

【超高校級の盗掘人】
【超高校級の不動産王】
採用

↓1 才能最安価。その他のやつ

ゲームクリエイター

主人公

サクラ

【超高校級の登山家】
【超高校級の漕艇部】
【超高校級の柔道家】
【超高校級の人類学者】
【超高校級の錬金術師】
【超高校級のスパイ】
【超高校級のスナイパー】
【超高校級の用心棒】
【超高校級の図書委員】
【超高校級の園芸委員】
【超高校級の交流委員】
【超高校級の文化祭実行委員】
【超高校級の給食委員】
【超高校級の盗掘人】
【超高校級の不動産王】
【超高校級のサクラ】
以下16人分を採用します。


次は名前と性別安価。それと共にキーワードを決めるコンマ判定。

採用したもの以外のコンマによってキーワードを決めます。キーワードは01~00まであります。次のレスに貼っておきますね。

01:喫煙者02:トラブルメーカー03:ムードメーカー04:派手好き05:世話好き06:自己犠牲07:喋れない08:二面性09:不屈の精神10:ポーカーフェイス11:太っている12:男の娘13:記憶喪失14:コロシアイ経験者15:希望厨16:絶望厨17:ポジティブ18:ネガティブ19:前科がある20:狂人21:気弱22:傲慢23:冷血24:めんどくさがり25:礼儀正しい26:優等生気質27:常識人28:ミステリアス29:不摂生30:語尾が「~だべ」31:語尾が「~っす」32:リーダーシップ33:完璧34:妄想癖35:女々しい36:ドM37:ドS38:変態紳士39:メガネ40:男好き41:女好き42:男嫌い43:女嫌い44:独特の価値観45:理屈っぽい46:人類愛47:電波系48:純粋無垢49:無邪気50:スケベ51:口が悪い52:自堕落53:嘘つき54:正直者55:高身長56:低身長57:巨乳(女)or筋肉質(男)58:貧乳(女)orガリガリ(男)59:男らしい60:仕切り屋61:ビビり62:ロマンを求める63:皮肉屋64:こだわりが強い65:第六感66:大食い67:家庭的68:ヒステリック69:クール70:自虐的71:毒舌72:ハイテンション73:ローテンション74:情緒が不安定75:厨ニ病76:熱血77:器用貧乏78:眠たげ79:高い推理力80:骨格フェチ81:義肢を持つ82:気品に溢れる83:世間知らず84:浮世離れ85:野生児86:平凡87:寡黙88:お喋り89:お人好し90:鋼のメンタル91:卑屈92:明るい93:アクティブ94:インドア派95:胡散臭い96:達観している97:チャラい98:清純派99:短気00:トラウマ持ち


見にくいと思いますがご容赦ください。

最初は【超高校級の登山家】です。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

高峰 晴世(たかみね はるよ)

・加賀林太郎(カガ リンタロウ)
性別:男
才能:超高校級の登山家
採用キーワード:[喫煙者][家庭的]


続いて【超高校級の漕艇部】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

早河 航(はやかわ わたる)

渡瀬 漕 (わたせ こい)女

川崎 鈴太郎(かわさき りんたろう)

・渡瀬漕(ワタセ コイ)
性別:女
才能:超高校級の漕艇部
採用キーワード:[優等生気質][お喋り]


続いて【超高校級の柔道家】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

古東 千景(こひがし ちかげ)

久我透(くがとおる)男

稲垣 龍斗(いながき りゅうと)

・久我透(クガ トオル)
性別:男
才能:超高校級の柔道家
採用キーワード:[鋼のメンタル][胡散臭い]


続いて【超高校級の人類学者】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

藻屑緋雪(もくず ひゆき)女

古影 築時(ふるかげ つきじ)

深見沢 一樹(ふかみざわ いつき)

柔道家の名前は>>57のような

>>64
あれ、ホントだ。ご指摘ありがとうございます。修正修正。

・牛山龍真(ウシヤマ リュウマ)
性別:男
才能:超高校級の柔道家
採用キーワード:[クール][胡散臭い]


・古影築時(フルカゲ ツキジ)
性別:男
才能:超高校級の人類学者
採用キーワード:[大食い][卑屈]


続いて【超高校級の錬金術師】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

如月 緋色(きさらぎ ひいろ)

倉島 秀一(くらしま しゅういち)

・倉島秀一(クラシマ シュウイチ)
性別:男
才能:超高校級の錬金術師
採用キーワード:[礼儀正しい][インドア派]


続いて【超高校級のスパイ】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

叶 幸姫 (口上;かのう ゆきひめ/本名;イェ シンヂェン)女

闇野 未知流(あんの みちる)

ジェームズ グレイブ

・花小金井はな子(ハナコガネイ ハナコ)
性別:女
才能:超高校級のスパイ
採用キーワード:[自己犠牲][電波系]


続いて【超高校級のスナイパー】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

射手矢 雷蔵(いてや らいぞう)

アンリ・カンタレラ女

月下部 静也(かすかべ しずや)

・月下部静也(カスカベ シズヤ)
性別:男
才能:超高校級のスナイパー
採用キーワード:[自己犠牲][優等生気質]


ちょっと休憩します。続きは8時過すぎから、

利 鋭逢 (リー ルイフォン)女

虎丸 吉綱(とらまる よしつな)

崎森 アイリ(さきもり -)

旦乙
キーワード被ってもずらさずそのまま行くのか

一旦乙
男女比は88?大分男子に偏ってるが

>>82
キーワードが2つ被った場合のみ再判定します。

>>83
88です。現在男5女2です。確かに偏ってますねー


では始めます。続いて【超高校級の用心棒】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

レイチェル・アーティ 女

榊 紫音 (さかきしおん)

・榊紫音(サカキ シオン)
性別:女
才能:超高校級の用心棒
採用キーワード:[喋れない][妄想癖]


続いて【超高校級の図書委員】です。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

黄泉野 文 (よみのあや)

丹生 杏(におう あん)

神代 美琴

太宰 香(だざい かおり)

・九重詩乃(ココノエ ウタノ)
性別:女
才能:超高校級の図書委員
採用キーワード:[仕切り屋][清純派]


続いて【超高校級の園芸委員】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

園生 蕾(そのう つぼみ)

月宮 椿(つきみや つばき)

五十嵐 涼音(いがらし すずね)

・園生蕾(ソノウ ツボミ)
性別:女
才能:超高校級の園芸委員
採用キーワード:[喫煙者][正直者]


続いて【超高校級の交流委員】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

流川 正義(るかわ まさよし)

藍沢 樹里(あいざわ じゅり)

交野 譲葉(かたの ゆずは)

秋本 美鈴(あきもと みすず)

・藍沢樹里(アイザワ ジュリ)
性別:女
才能:超高校級の交流委員
採用キーワード:[ドM][眠たげ]


続いて【超高校級の文化祭実行委員】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

歌仙 史(かせん ふみ)

月読 暦(つくよみ こよみ)

嬉野 エリカ(うれしの -)

・月読暦(ツクヨミ コヨミ)
性別:女
才能:超高校級の文化祭実行委員
採用キーワード:[喋れない][短気]


なんだかんだ女子は残り一人です。あと、被ったキーワードやっぱり後で再判定します。喋れない人が2人いてもアレなので……

続いて【超高校級の給食委員】。

↓3まで名前・性別安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

森田 万福(もりた まんぷく)

安治 旨志 (あじうまし)

工藤 刑部(くどう おさべ)

・榎本胡桃(エノモト クルミ)
性別:女
才能:超高校級の給食委員
採用キーワード:[太っている][眠たげ]


女子枠が埋まりました。よって、今からのは全て男子となります。

続いて【超高校級の盗掘人】。

↓3まで名前安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

馬場園 亘(ばばぞの わたる)

望月雫(もちづき しずく)男

堀川 清麿(ほりかわ きよまろ)

ジョセフ ダルトン

ヴァン・ゴルド

・望月雫(モチヅキ シズク)
性別:男
才能:超高校級の盗掘人
採用キーワード:[熱血][明るい]


続いて【超高校級の不動産王】。

↓3まで名前安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

シルヴァ ノーア

ユウヤ・トガミ

金木 瀬人(かねき せと)

・金木瀬人(カネキ セト)
性別:男
才能:超高校級の不動産王
採用キーワード:[優等生気質][達観している]


ラスト。【超高校級のサクラ】。

↓3まで名前安価。コンマの大きさが真ん中のものを採用。一番高いものと低いものでキーワードのコンマ判定を行います。

吉楽 鏡二(きら きょうじ)

新条匠(しんじょう たくみ)男

吉田 正義(よしだ じゃすてぃす)

千原 蓮司(ちはら れんじ)

・吉楽鏡二(キラ キョウジ)
性別:男
採用:超高校級のサクラ
採用キーワード:[ドM][チャラい]


では、コンマの再判定を行います。再判定する事になったキーワードは8つ。多い。

↓8までコンマ判定。上から当てはめていきます。

はい

a

一つ被ってしまったので直下コンマ判定。

A

・加賀林太郎(カガ リンタロウ)
性別:男
才能:超高校級の登山家
採用キーワード:[喫煙者][家庭的]

・渡瀬漕(ワタセ コイ)
性別:女
才能:超高校級の漕艇部
採用キーワード:[優等生気質][お喋り]

・牛山龍真(ウシヤマ リュウマ)
性別:男
才能:超高校級の柔道家
採用キーワード:[クール][胡散臭い]

・古影築時(フルカゲ ツキジ)
性別:男
才能:超高校級の人類学者
採用キーワード:[大食い][卑屈]

・倉島秀一(クラシマ シュウイチ)
性別:男
才能:超高校級の錬金術師
採用キーワード:[礼儀正しい][インドア派]

・花小金井はな子(ハナコガネイ ハナコ)
性別:女
才能:超高校級のスパイ
採用キーワード:[自己犠牲][電波系]

・月下部静也(カスカベ シズヤ)
性別:男
才能:超高校級のスナイパー
採用キーワード:[こだわりが強い][女好き]

・榊紫音(サカキ シオン)
性別:女
才能:超高校級の用心棒
採用キーワード:[喋れない][妄想癖]

・九重詩乃(ココノエ ウタノ)
性別:女
才能:超高校級の図書委員
採用キーワード:[仕切り屋][清純派]

・園生蕾(ソノウ ツボミ)
性別:女
才能:超高校級の園芸委員
採用キーワード:[傲慢][正直者]

・藍沢樹里(アイザワ ジュリ)
性別:女
才能:超高校級の交流委員
採用キーワード:[ドM][眠たげ]

・月読暦(ツクヨミ コヨミ)
性別:女
才能:超高校級の文化祭実行委員
採用キーワード:[男嫌い][短気]

・榎本胡桃(エノモト クルミ)
性別:女
才能:超高校級の給食委員
採用キーワード:[太っている][不屈の精神]

・望月雫(モチヅキ シズク)
性別:男
才能:超高校級の盗掘人
採用キーワード:[熱血][明るい]

・金木瀬人(カネキ セト)
性別:男
才能:超高校級の不動産王
採用キーワード:[ムードメーカー][達観している]

・吉楽鏡二(キラ キョウジ)
性別:男
採用:超高校級のサクラ
採用キーワード:[第六感][チャラい]

結果こんな感じに。被ってない……よね?


次に主人公判定。

↓5まで主人公にしたいと思うキャラ名をお願いします。コンマが一番高いキャラが主人公です。

九重

渡瀬漕

望月

錬金術師

牛山

コンマ同数のため、さらにコンマ判定。

直下コンマ偶数なら錬金術師の倉島くん、奇数なら図書委員の九重さん

コンマ奇数のため、主人公は【超高校級の錬金術師】の倉島秀一くんです。


最後に舞台コンマ一桁判定。

1:希望ヶ峰学園
2:ジャバウォック島
3:才囚学園
4:豪華客船
5:寝台列車
6:宇宙ステーション
7:雪山
8:飛行船
9:海底基地
0:監獄

↓1

奇数なら図書委員の子では

奇数だから図書委員では

>>154
あっ! ホントだ! ミスです。主人公は【超高校級の図書委員】の九重詩乃さんです。ごめんなさい。


んで、コンマにより舞台は【飛行船】となります。

コンマで決める事は取り敢えず終了です。至らぬ点も多いと思いますが、これからもコンマ使っていくのでよろしくお願いします。

続きは明後日の夜に。

乙です、期待

乙、期待してます。

乙です

やります。
プロローグなので今日の安価は少なめです。

【PROLOGUE】


私の名前は九重詩乃。本を読むのが好きな、至って普通の女子高生だ。

そのはずだったんだけど……何故か、希望ヶ峰学園から手紙が来た。どうやら私は【超高校級の図書委員】としてスカウトされたらしい。

希望ヶ峰学園。各分野で一流の才能を持つ高校生をスカウトし、その才能を育成するという、一風変わった教育機関。

でも、長い歴史があるし、政府からのバックアップもあるし……スゴイ学校なんだよね。私も友達と「希望ヶ峰学園に行けたら人生安泰だよねー」とか言ってたし。

そんな私が…………超高校級に? 確かに……学校の図書委員として働くだけじゃ満足できなくて、町の図書館で働かせてもらってたら、首都圏最大の図書館を作るプロジェクトに混ぜてもらったりしたけど…………

…………た、確かに、色々してるけど、でも超高校級かぁ……

まぁ、でも、私に希望ヶ峰学園に行かないなんて言う選択肢は無かった。他の超高校級の人にも興味あったからね。

だから……今日は明後日からの学校生活のために、学園の寄宿舎に引っ越そうとしたはずなんだけど……

九重「…………ここ、どこ?」

私は、見覚えの無い真っ白な部屋にいた。

九重「うーん…………」

……どうしてこんなところにいるのか、ここがどこなのか、まったく覚えてない。

九重「……誘拐、とか?」

一応、私も超高校級なわけだし……希望ヶ峰学園の人質としては使えるもんね……

九重「でも……それにしては、拘束されてないしなぁ」

九重「他に人は…………」キョロキョロ

ガチャ

九重「あっ」

ドアが開いた。人がいるっぽいけど……


>>143から一人選択してください。↓3まで募集し、コンマの一番高いキャラが選ばれます。

*コンマ91の吉楽選択

吉楽「あっ、やっぱり人がいたッス!」

吉楽「大丈夫ッスか? 怪我とかは無さそうッスけど」

九重「うん、大丈夫だよ」

九重「君は……?」

吉楽「自分は吉楽鏡二。【超高校級のサクラ】ッス」

九重「……えっ?」

サクラって言うのも気になるけど……それより……

九重「超高校級? 君も?」

吉楽「その反応だと、やっぱりアンタも超高校級なんスね」

九重「うん。あっ、自己紹介が遅れちゃったね」

九重「私は九重詩乃。【超高校級の図書委員】だよ」

九重「えぇっと……吉楽君。君は何か知っているの?」

九重「さっき〝やっぱり〟とか言ってたけど……」

吉楽「あぁ、それは勘ッス! ここに人がいそうっていう!」

吉楽「自分の勘ってけっこう当たるんスよ」

九重「へぇ」

吉楽「あ! し、信じてないッスね!?」

吉楽「ま、まぁいいッス……それより、知ってる事ッスよね」

吉楽「自分も知っているというほどでは……同じ状況ッスから」

九重「気がついたらここにいた……って事だね」

吉楽「そうッス。んで、自分やアンタと同じ状況の人が、他に14人いるんス」

吉楽「その14人全員が……超高校級なんスよ」

九重「超高校級が……16人集まっているの?」

仮に誘拐だとしても……大掛かりすぎない……?

九重「他の皆は何をしてるの?」

吉楽「自由に行動してるッス。暇ッスからねー」

吉楽「自分も行けるところをブラブラしてた感じッス」

九重「なるほど……」

九重「よしっ、私も調べてみようかな。どういう施設なのか知った方がいいし、他の人達とも自己紹介しないとね」

九重「吉楽君、案内してもらってもいい?」

吉楽「オッケーッス!」

吉楽「あ、ちなみにここは多目的ルームという場所みたいッス。広いだけって感じッスねー」

倉島「そうッスね……取り敢えず食堂に行くッス。多分そこが一番人いるんで」

九重「うん、分かった」

[食堂]


九重「おー……けっこう広いね」

オシャレなレストラン、といった感じだ。あれ、良い匂いがする……誰かがご飯作ってるのかな?

榎本「あらあら、まだ人がいたのねぇ」

九重「あっ、九重詩乃です。【超高校級の図書委員】です。よろしくね」

榎本「はいはい、あたしは榎本胡桃。【超高校級の給食委員】だよ。これからよろしくね」

榎本「じゃ、これ、お近づきの印に。簡単なもので悪いけど…………ハンバーグ」

九重「か、簡単?」

吉楽「うはー! ウマそーッス!」

榎本「あらあら、鏡二ちゃんも食べる?」

吉楽「いただくッス!」

加賀「おーい、榎本。俺にもハンバーグくれよ」

榎本「あらあら! ちょっと、林太郎ちゃん! 食堂は禁煙よ!」

加賀「あ、そうなの?」

榎本「あたしが決めた」

加賀「自分ルールかよ!」

月下部「おい加賀。胡桃さんが言ってるんだから、ここは禁煙なんだよ」

月下部「ですよね胡桃さん!」

榎本「はいはい」

九重「え、えぇっと……」

月下部「おっと、自己紹介が遅れたな。オレは月下部静也。レディのハートを二重の意味で撃ち抜く【超高校級のスナイパー】さ」

加賀「だっせーなー」

月下部「ハッ! 男の嫉妬は見苦しいぜ?」

吉楽「ポジティブな脳みそッスねー」

月下部「バカにしてるだろ!?」

加賀「俺は【超高校級の登山家】、加賀林太郎だ」

加賀「訳あって留年しててよ、このメンバーじゃ俺だけ成人してるんだわ」

加賀「だから煙草吸ってるんだが……嬢ちゃん、煙草は苦手か?」

九重「いえ、大丈夫ですよ」

加賀「あ、別に敬語使わなくていーぞ。同じ高校生なんだしよ」

九重「そうで……そう?」

加賀「おう、それでいい」

月下部「何だよ何だよ、そんなに詩乃ちゃんと親しくして……ズルイぞ!」

加賀「おめーの方が嫉妬してるじゃねーか」

古影「……うるさいな」ガツガツ

加賀「あ?」

加賀「……あ、わり。おめーいんの忘れてたわ」

古影「別にいいよ……おれ、昔から空気だし…………」ガツガツ

古影「どうせおれの事なんて誰も見てないし…………」ガツガツ

九重「スゴイ勢いで食べてる……」

吉楽「フードファイターみたいッス」

榎本「はいはい、そんな捻くれた事言わないの。おかわりいる?」

古影「……寄越せ」ガツガツ

月下部「あん……?」

月下部「おい古影、レディに向かってそういう態度はいただけねぇな……」

古影「うるさい。おれは今ハンバーグを食べるのに忙しいんだ……」ガツガツ

九重「ね、君の名前は?」

古影「だからおれは今…………」

九重「うん、分かってる。だから、名前だけ教えて?」

古影「…………」

古影「……古影。古影築時。【超高校級の人類学者】」

古影「これでいいか?」

九重「うん。ありがとう」

古影「…………」ガツガツ

九重「榎本さん」

榎本「ん? なになに?」

九重「料理は榎本さんが作ってるみたいだけど……厨房が使えるの?」

榎本「そうそう、ちゃんと使えるのよぉ。点検してみたけど危ないところは無さそうだわ」

榎本「厨房の奥に食料庫もあってね。1ヶ月は持つくらいの量があったわ」

九重「そんなに……」

榎本「大きな冷凍庫もあるから食材は新鮮よぉ」

加賀「……ここがどこなのか分かんねーのが気になるけどな」

九重「やっぱり……誰も分からないんだね。ここがどんな施設なのか」

加賀「あぁ。さっぱりだ」

加賀「色々調べてるやつもいるみたいだけどな……さっきチラッと見たら倉庫に何人かいたぜ。行ってみたらどうだ?」

九重「そうしようかな」

九重「行こ、吉楽君! あ、ハンバーグ食べてる?」

吉楽「食べ終わったッス! 行けるッスよ!」

九重「じゃあ行こっか」

吉楽「はいッス!」

月下部「吉楽ァ……!?」

加賀「だから嫉妬すんなっつーの」

[倉庫]


九重「ここが倉庫……」

すごっく広い……たくさん物があるんだな……

望月「お!? まだ人がいたのか!」

牛山「耳元で騒ぐな……」

望月「すまん!!」

花小金井「倉島っち、その子の名前は~?」

九重「あっ、九重詩乃。【超高校級の図書委員】だよ。よろしくね」

花小金井「よろしく~花小金井はな子だよ~【超高校級のスパイ】なんだ~」

九重「スパイ……?」

花小金井「そうだよ~だから花小金井と仲良くすると個人情報がドンドン拡散されるんだ~」

望月「怖いな! 気をつけよう!」

吉楽「スパイってそういうやつッスか?」

牛山「マトモな人間が来てくれて嬉しいよ。この二人はちょっとおかしくてな……」

牛山「俺は牛山龍真。【超高校級の柔道家】だ」

望月「違うぞ牛山! 俺はちょっと元気なだけだ! おかしくはない!」

花小金井「それじゃあ花小金井がおかしいみたいじゃ~ん」ヒュンヒュン

九重「……何してるの?」

花小金井「ん~? ナイフジャグリングだよ~」

九重「危ないね!?」

牛山「な? 変だろ?」

望月「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺だけ自己紹介してないぞ!」

望月「俺は望月雫! 【超高校級の盗掘人】だ! 法には触れているが、悪い人間じゃないぞ!」

九重「……法に触れている時点で悪いんじゃ?」

吉楽「それは違うッス! 自分もギリギリ法に触れる時あるけど善人ッスよ!」

望月「おお……! お前、話が分かるな!」

吉楽「へっへっへ……ッス!」

牛山「マトモなのは一人だったか……」

牛山「来てくれたのは嬉しいけどよ、ここには特にこれと言ったものは無いぜ」

牛山「ありとあらゆる物があるから生活には困らなそう、ってくらいか。得た情報は……」

望月「そうだな! 俺達はもう少し漁るから医務室に行ってみるといい! 人がいるはずだぞ!」

牛山「俺〝達〟……?」

九重「そうだね……じゃあ医務室に行ってみようか」

吉楽「そうッスね」

[医務室]


九重「医務室も結構広いね……」

吉楽「施設がしっかりしているから怪我や病気の時は安心ッスね」

九重「……処置をする人がいないけどね」

吉楽「ハッ……それは盲点だったッス……!」

吉楽「じゃあ、このベッドとかタダのふかふかベッドじゃないッスか! 意味ないッス!」

倉島「………薬などは種類ごとに分けられてますから、医務室に使い道が無いわけじゃないですよ」ムクッ

吉楽「うおっ!? 人が寝てたッス!」

倉島「疲れたので少し横になっていました」

倉島「倉島秀一。【超高校級の錬金術師】という肩書きです。よろしくお願いします」

金木「あ、僕も自己紹介させてもらおうかな」ムクッ

金木「僕は金木瀬人。【超高校級の不動産王】だよ」

吉楽「みんなベッドで寝ててずるいッス…………」

金木「皆ではないよ。ね、榊さん」

榊「…………」コクコク

九重「あなたは……?」

榊「!」

榊「…………」カキカキ

金木「この子、喋れないらしいんだ。だから筆談なんだって」

九重(なるほど……)

榊『榊紫音。【超高校級の用心棒】。よろしくお願いします(^ ^)』

九重「あ、可愛い」

榊『(〃ω〃)』

金木「無表情でそれを持ってるのが面白いね」

榊『o(`ω´ )o』

金木「あははっ、ごめんごめん」

倉島「目が覚めてしまいましたし……部屋に戻りましょうか」

吉楽「申し訳ないッス……」

九重「えーと、後4人かな……」

吉楽「施設はもう一つだけッスよ」

吉楽「そこ行ったら自分達も部屋に行くッス!」

九重「そうだね」

[ラウンジ]

九重「ここは……?」

吉楽「ラウンジッス。休憩室ッスね」

吉楽「ドリンクサーバーもあるし、ソファも……灰皿もあるッスね…………」

九重「加賀君用かな? だったらここで吸えば良かったのに……」

吉楽「…………あー、アイツがいるからッスねー……」

九重「えっ?」

月読「…………」イライラ

な、なんかイライラしてる女の子が……

吉楽「……自分、外で待ってるッス」

九重「えっ、どうして?」

吉楽「い、いや、お構いなく!」

九重「あ……」

行っちゃった…………

九重(……お構いなく、は違うような…………)

渡瀬「もう……月読さん。吉楽さんが怖がっていなくなっちゃったじゃん」

渡瀬「さっきは加賀さんも追い出したし、来る男全員追い出すつもり?」

月読「そうだけど? なんか問題ある?」

渡瀬「ありまくりだよ!」

園生「貴様……男と関わらずに生きていく事など不可能だぞ?」

月読「アタシはやる。やってやる……!」

藍沢「変な方向にやる気ですねぇ……ふわぁ…………」

九重「えっと、自己紹介いいかな? 私は【超高校級の図書委員】、九重詩乃」

渡瀬「わたしは渡瀬漕。【超高校級の漕艇部】だよ」

渡瀬「漕艇っていうのは、いわゆるボート競技だね。わたしはシングルスカルっていうのをやってるんだ」

渡瀬「で、こっちのイライラしてる子が月読暦さん。【超高校級の文化祭実行委員】なんだってさ」

渡瀬「こちらの眠そうな子は【超高校級の交流委員】の藍沢樹里さん」

渡瀬「後ろの腕を組んでいる女の子は園生蕾さん。【超高校級の園芸委員】……だよね?」

園生「…………私達の自己紹介を奪うな」

渡瀬「あっ……ご、ごめん! つい喋りすぎちゃうのがわたしの悪いクセなんだよね」

渡瀬「と言うか……わたしだけ委員会系じゃないんだ。ちょっと場違いじゃない?」

九重「そ、そんな事ないよ!」

園生「そうだ。そんな事はどうでもいい」

九重「そういう意味じゃないけど……」

九重「…………さっきから気になってたんだけどさ、ここって窓ないんだね」

園生「気づいたか。そう、この施設には窓が一切無い」

園生「明かりは充分だから暗いという事は無いが……やはり閉塞感は強いな」

園生「それと……至るところにある監視カメラ。これも異常だな」

渡瀬「これ、自分の部屋にもあったんだよね。作動してのかなぁ……部屋でダラダラするのも見られちゃうじゃん」

藍沢「全部、見られる…………? へへ、へへへへへへ…………」

園生「気持ち悪いぞ」

藍沢「ふへへへへへへへへへへへへへ…………」

園生「気持ち悪さが増したな」

九重「私も自分の部屋を確認してみようかな」

九重「あっ、吉楽君に声かけてこないとーーー」

ピンポンパンポーン


『あー、あー。マイクテス、マイクテス!』


『感度良好? 聞こえるよね?』


『えー、オマエラ、おはようございます! 愚民のオマエラはイマイチ状況を把握できていないと思いますが……』


『ざっくり説明しちゃうんで、ラウンジに集まってくださーい。全員参加だかんな!』


ブツン

九重「……今の放送って…………」

園生「ここの管理者、というところか。きちんと説明があるのならば有り難いな」

月読「チッ、男の気配……!」

藍沢「覇気使いみたいだねぇー……」

渡瀬「ちょっとだけ我慢しようね、月読さん」

月読「くっ…………!!」

吉楽「失礼するッスー……」

九重「あ、吉楽君」

吉楽「いやー説明あるならよかったッスねー」

九重「そうだねー」

…………私達が話している間に、他の皆もぞくぞくと集まってきた。

古影「食い足りない……」

加賀「食べすぎじゃねーか?」

古影「あのハンバーグが美味いのが悪い」

榎本「あらあら、嬉しいねぇ」

望月「榎本! 俺も食べたいぞ!」

榎本「はいはい、この集まりが終わったらね」

吉楽「どこッスかね? 人はいないッスけど」キョロキョロ

「ここだよ!」

声の方を向くと、そこには…………

「やぁ、オマエラ! ボクはモノクマ!」


「空飛ぶ飛行船『モノクマ号』の船長兼整備士兼管理者兼雑用兼マスコットキャラクターさ!」


…………白と黒のぬいぐるみが立って、喋っていた。

望月「うおおおおおおおおおぬいぐるみが喋ってるぞおおおおおおおお!?!」

牛山「……いや、ロボットだろ」

望月「そうなのかああああああ!!」

月読「うるさい! いちいち喚くな!」

望月「すまん!!」

月読「だからうるさい!!」

望月「すまん!!!」

月下部「無限ループって怖くね?」

渡瀬「い、いやいや! それより、なんか色々ツッコミどころがあるよね!?」

花小金井「おかしいよ~!」

渡瀬「そう! おかしい!」

花小金井「空飛ぶ飛行船は表現の重複だよ~!」

渡瀬「いや違う! 違くないけどそこじゃないよ!」

園生「ここが飛行船だと? 冗談も休み休み言え」

モノクマ「何だよ、疑うの? まったく……最近の子供は懐疑的だよね……人生辛くない?」

金木「証拠はあるのかい?」

モノクマ「証拠証拠って……昨今の若者はすぐ…………」

モノクマ「まぁ出すけどね! 証拠! では、ラウンジの前方をご覧くださーい!」

モノクマ「あポチッとな」

そう言うと、モノクマはどこからともなくスイッチを取り出して、押した。

ゴゴゴゴゴ……

九重「…………へ?」

すると……ラウンジの前の方の壁が開き、巨大な窓が現れた。

そこにうつっているのは…………青い空と、眼下に広がる白い雲。

…………まさしく、空の上だった。

加賀「お、おいおい……マジかよ…………!?」

月読「な、何よ、これ! ふざけてんの!?」

金木「本当に飛行船なのか…………まったく揺れが無いし、それに巨大だ。あまりに規格外だね…………」

モノクマ「信じてもらえたかな?」

九重「……飛行船に乗っているのは信じるよ。じゃあ、説明して。どうして私達をここに連れてきたのか」

モノクマ「そうだねぇ……それは複雑怪奇で奇想天外な物事が絡み合ってるわけなんだけど……簡単に説明するなら…………」

モノクマ「オマエラにはこの飛行船で一生を過ごしてもらいまーす!」

倉島「なっ…………!?」

モノクマ「安心してよ、電気や水道、下水などの設備はしっかりしてるし、物資も申し分ない」

モノクマ「この飛行船には小型の無人飛行船もあってね、それを使って物資の追加もできるんだよ」

モノクマ「だからオマエラが心配する事は何一つ無いよ!」

月読「ふざけんな! なんでアタシがこんな男共と一緒に暮らさなきゃなんないわけ!?」

加賀「俺もできれば帰りてーな」

渡瀬「わたし、そろそろ大会近いし……」

皆、口々に不平を言う。そりゃそうだ、私だってずっとここにいるのはイヤだよ。

モノクマ「やれやれ……仕方ないなぁ」

モノクマ「オマエラが帰りたいって喚き散らすのは目に見えてたからね、ちゃんとルールを作ったんだ」

九重「ルール?」

モノクマ「そう。オマエラがここから帰る方法。それはーーー」

モノクマ「ーーーコロシアイだよ」

榊「…………!?」

モノクマ「撲殺毒殺焼殺爆殺轢殺悩殺絞殺呪札必殺自殺…………殺すんだったら何でもアリ!」

モノクマ「人を殺す事で、ここから出る権利を手に入れる事ができるんだ」

九重「ふ……ふざけないで! そんな、そんな事が許されるわけない!」

モノクマ「うーん……まだ分かってないのかな?」

モノクマ「こういうのは口で言うより…………やっぱり見せしめだよね!」

モノクマ「ってなわけで九重詩乃さん! 君に決めた!」

九重「えっ?」

モノクマ「見せしめだべ! いけ、グングニルの槍!!」

モノクマが手を振ると、後ろから鉄の槍が何本を、私目掛けてーーー

九重「あっ…………ーーー」


>>143から一人選択してください。↓3まで募集し、コンマの一番高いキャラを採用。

*コンマ91の牛山選択


九重「……………………」

九重「…………?」

痛く、ない…………? どうして…………

おそるおそる目を開ける。すると……

牛山「くっ……………………」

…………血だらけの牛山君が立っていた。

九重「う、牛山君……!?」

牛山「へっ……大丈夫、だ…………内臓はやられてねぇからな……………………」

古影「……その出血じゃヤバイだろ」

渡瀬「と、とにかく医務室に運ばないと!」

モノクマ「あーあ、九重さんをブチ抜くつもりだったのになぁ……」

モノクマ「まぁ……これでボクの本気が分かったよね?」

モノクマ「詳しいルールはこの、電子生徒手帳! に載ってるから後で読んでおいてね」

モノクマ「コロシアイがイヤなら……ずっとここで過ごせばいいだけなんだよ? うぷぷ………」

九重「…………!」ギリッ……

九重「助ける気が無いなら、どこかに消えて!!」

モノクマ「うぷぷぷぷぷ……そうさせてもらうよ…………」

牛山「待て…………」

モノクマ「んん?」

牛山「お前の…………目的は何だ? 何故、こんな事を…………」

モノクマ「目的? そんなの…………」



モノクマ「ーーー絶望に決まってんじゃん」

そう言い残して…………モノクマはどこかに消えた。

九重「早く……早く医務室に!」

これからどうなるのだろうか。底知れない不安が、私達の中に充満していた。

これが…………絶望、というやつなのだろうか。





【PROLOGUE】END


【生存】
・加賀林太郎(カガ リンタロウ)
・渡瀬漕(ワタセ コイ)
・牛山龍真(ウシヤマ リュウマ)
・古影築時(フルカゲ ツキジ)
・倉島秀一(クラシマ シュウイチ)
・花小金井はな子(ハナコガネイ ハナコ)
・月下部静也(カスカベ シズヤ)
・榊紫音(サカキ シオン)
・九重詩乃(ココノエ ウタノ)
・園生蕾(ソノウ ツボミ)
・藍沢樹里(アイザワ ジュリ)
・月読暦(ツクヨミ コヨミ)
・榎本胡桃(エノモト クルミ)
・望月雫(モチヅキ シズク)
・金木瀬人(カネキ セト)
・吉楽鏡二(キラ キョウジ)


【死亡】

というわけで、プロローグ終了です。選ばれたコンマがどちらも91というね。

次の更新は金曜日を予定してます。3日後です。よろしくお願いします。

始めます。
安価もあります。

【CHAPTER1(非)日常編】


九重「ふぅ……」

私達は、怪我をした牛山君を急いで医務室に運んだ。処置が早かったのが幸いしたのか……大事には至らなかったみたいで、今は落ち着いている。

九重(…………怪我の処置ができる人が結構いたのが幸運だったなぁ)

加賀君に渡瀬さん、月下部君、榊さん……本の知識だけなら私もだし。

九重「…………」

牛山君をこんな目に合わせたモノクマ。アイツはコロシアイとかなんとか言っていたけど……

九重(……本気、って事だよね)

そんな話、悪ふざけだって一蹴したいけど……こんな状況じゃあ、そうもいかないよね。

九重「…………これからどうしよう」

そう言えば……電子生徒手帳だっけ? ルールがどうのって言ってたな……

確認してないでモノクマに何かされるのもイヤだし、見ておこうかな。

【船内規則】

・生徒の皆様には【飛行船『モノクマ号』】にて共同生活を行なってもらいます。期限はありません。

・船内で殺人が起きた場合、全員参加が義務付けられた学級裁判を行います。

・学級裁判で正しいクロを指摘できればクロだけが〝おしおき〟、指摘できなければクロ以外の全員が〝おしおき〟となります。

・生き残ったクロは特別措置として罪が免除され、地上への帰還が許されます。

・監視カメラや船長であるモノクマに対する暴力を禁じます。破ると〝おしおき〟です。

・『モノクマ号』について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

・なお、規則はモノクマの都合によって増える可能性があります。ご了承ください。



九重「ふざけたルールばっかり…………」

けど……学級裁判? これってつまり、殺人をしてもすぐここから出られるってわけじゃないって事だよね……

九重「このルールがあるなら…………コロシアイは起きない、かな」

自分以外の全員を騙さなきゃいけないって事だもんね…………そんな事できないよ。

九重「…………コロシアイなんて、しないのが大前提だけどさ」

ガララ

九重「?」

誰か、医務室に戻ってきたのかな?


>>143から一人選択してください。↓3まで募集。コンマ50以上だったキャラを全員採用します。全部50以下だった場合はモノクマが来ます。

コンマ57の倉島選択


倉島「……あ、九重さん」

九重「倉島君……医務室に何か用?」

倉島「あぁ……いえ、医務室というよりは…………牛山さんに少し話がありまして」

倉島「牛山さんの容態は?」

九重「多分……大丈夫だと思う。普通に眠ってるから……」

倉島「寝てますか……なら、起こしてしまうのは良くないですね。話はまた今度にしましょう」

九重「話って……どういう内容? 私が聞いても大丈夫なもの?」

倉島「……そう、ですね…………」

倉島「…………九重さん、牛山さんの治療を手伝っていましたよね? 何か違和感を覚えませんでしたか?」

九重「違和感……?」


*↓1 コンマ一桁判定。大きいほど違和感を覚えてる。

6:何となく気づいてる


九重「…………まぁ、言いたい事は分かるよ」

九重「あの槍が何発を打ち込まれた割に……傷が浅いって事だよね?」

倉島「えぇ。モノクマのあの攻撃……普通は死んでしまうようなものです」

倉島「それも受けてこの程度の傷…………おかしいとは思いませんか?」

九重「うーん、そうかもしれないけど……」

九重「そこまでおかしい、かな?」

倉島「まぁ、杞憂かもしれないんですけどね」

九重「杞憂……?」

倉島「……いえ、こちらの話です」

倉島「ともかく、また出直します」

倉島「九重さんもそろそろ部屋に戻られた方がよろしいのでは?」

九重「そう……だね。ありがとう」

倉島君…………結局何だったんだろ?

九重「…………私も、そろそろ部屋に戻ろうかな」

モノクマ「ちょっといい?」

九重「うわっ!?」

も、モノクマ……!? 一体どこから…………!!

九重「何しに来たの…………!?」

モノクマ「何って…………牛山クンの容態を確認しにきたんじゃん」

九重「…………えっ?」

モノクマ「牛山クンに死なれたら困るからね。いきなり一人減るのはボクとしても不本意だから」

九重「……私を殺そうとしたよね?」

モノクマ「うぷぷ……それは言葉の綾ってヤツだよ…………」

モノクマ「……うーん、大丈夫そうかな。一応モニタリングだけしておくか…………」

九重「…………」

モノクマ「……あれ? まだいたの?」

九重「……牛山君をモノクマと二人きりになんてできないよ」

モノクマ「信用無いんだなぁ…………」

九重「当たり前でしょ…………!?」

モノクマ「……はぁ」

モノクマ「あのね? ボクは言わばゲームマスターなんだよ? そんなボクが直接手を出したらオモシロくないでしょ?」

モノクマ「オマエラに絶望を与えるにはソレじゃダメなんだよ…………」

九重「絶望って…………」

モノクマ「ちょうどいいや。じゃあ、ちょっとついてきてよ。見せたいものがあるんだ」

モノクマ「大丈夫。怪しいものじゃない……というより、キミにとって有益かもよ?」

九重「…………?」

……ついていくしかない、か。

[多目的ルーム]


九重「…………あれ?」

ここ、何も無い部屋だったはずなのに…………

九重「……ガチャガチャ?」

モノクマ「そう、これは何を隠そう、『モノモノマシーン』!」

モノクマ「回すだけで色んなプレゼントが手に入る夢のガチャガチャだよ!」

九重「怪しいじゃん……」

モノクマ「うぷぷ……そう言わずにさ、回してみてよ」

九重「…………」

回して、みようか?


*直下コンマ一桁判定。出た数だけ回せます。ゾロ目だと+10回。

コンマ55より15回回せます


モノクマ「おおお!? いきなりスゴイ回すね!?!」

モノクマ「予想外だよ! プレゼント足りるかな!?」

九重「知らないよ……」


*↓15までコンマ判定。>>1が独断で選んだプレゼントがコンマに対応して獲得できます。多いんで連投アリです。

『ルアックコーヒー』
『ストライプのネクタイ』
『クリスタルバングル』
『第二ボタン』
『ボールペンロッド』
『生存フラッグ』
『ハンモック』
『床之物語』
『アナザーホープ』
『強運のボタン』
『ジャバの天然塩』
『ジャバ・ザ・フロッグ』
『油芋』
『トレーニングウェア』
『男のロマン』
を獲得しました!


九重「……何か、たくさん手に入ったけど…………」

モノクマ「おお……いろいろ良いのが揃ってるねぇ」

モノクマ「うぷぷ…………使い方は人それぞれだけどね…………」ピョーン

…………意味深な事を呟いて、消えちゃった。

九重「これ、持つの大変だな…………」

[九重の部屋]


九重「……割とちゃんとした部屋だね」

ベッドもあるし、シャワーも…………湯船は無いのか。それが残念だな……

九重「本当に……現実なのかな」

実は夢だったとか、そんな陳腐なオチだったらいいのに…………

九重「今日は疲れた……シャワーは明日にして、早く寝てしまおう」

九重「…………おやすみなさい」


*好感度コンマ判定。ちなみに現在、九重の好感度は全員1.00です。

↓1 吉楽クンの好感度。ゾロ目だとさらに2倍。

↓2 牛山クンの好感度。出た数×2。ゾロ目だとさらに2倍。

↓3 倉島クンの好感度。ゾロ目だとさらに2倍。

吉楽:1.00→1.27
牛山:1.00→1.02
倉島:1.00→1.65


今日はここまで。何故か倉島君の好感度が一番高いです。

次回の更新は明後日。日曜日です。自由行動が始まると思います。

要望があったのでキャライメージを。あくまでイメージなので、服装はそれぞれそれなりに学生っぽくなってます。

・加賀:筧・十蔵(境界線上のホライゾン)
・渡瀬:暮井珠緒(這いよれ! ニャル子さん)
・牛山:秋瀬或(未来日記)
・古影:白柳啓(出会って5秒でバトル)
・倉島:リオン・マグナス(テイルズ オブ デスティニー)
・花小金井:御園マユ(嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん)
・月下部:ロイ・マスタング(鋼の錬金術師)
・榊:桐生萌郁(STEINS;GATE)
・九重:千反田える(氷菓)
・園生:志布志飛沫(めだかボックス)
・藍沢:泉こなた(らき☆すた)
・月読:結標淡希(とある魔術の禁書目録)
・榎本:おシゲ(忍たま乱太郎)
・望月:熱繰椎造(クレヨンしんちゃん)
・金木:北城睦実(ケロロ軍曹)
・吉楽:紀田正臣(デュラララ!!)

では、始めます。

【2日目】

[食堂]


身支度を整えて、食堂に向かうと……もうそこにはほとんどの人が揃っていた。

九重「皆、おはよう。早いね」

月下部「おはよう詩乃ちゃん! 今日も一段と可愛いね!」

園生「貴様……さっきから同じ台詞ばかりではないか。芸の無い奴め」

月下部「それは違うね。オレは女の子を平等に愛しているんだ……差はつけたくないんだよ」

園生「なるほど。さっぱり分からん」

吉楽「それが正常ッスよ」

古影「おい、榎本胡桃。おかわりだ」

榎本「はいはい、ちょっと待ってなね」

榎本「はい、これ、詩乃ちゃんの分の朝ご飯。おかわりが欲しかったら遠慮なく言うんだよ」

九重「あ、ありがとう」

加賀「オカンみてーだな……」

九重「榎本さんが食事を担当してくれる……って事でいいのかな?」

榎本「うんうん、そういう事。あたしは【超高校級の給食委員】だし、分担するより任せてもらった方が楽だよ」

九重「そっか。よろしくね」

九重「じゃあ……今後の事について、ちょっと話し合いたいんだけど…………」

九重「…………全員揃ってないね」

倉島「月読さんと、牛山さんがいませんね」

金木「牛山君は仕方ないとして……月読君はどうしたんだろうねぇ」

渡瀬「あー……月読さんは来ないと思うよ」

九重「えっ?」

渡瀬「さっき呼びかけてみたんだけどさ、男がいるところなんかに行ってたまるか! って怒られちゃって」

渡瀬「男だってだけで目の敵にしてる感じだよねー。ずっと引きこもってるつもりなのかなー」

花小金井「う~ん……男の子をみんな殺しちゃえば来るんじゃないかな~?」

九重「…………!」

……食堂が静まり返った。

九重「…………は、花小金井さん、それは……」

花小金井「ん~?」

吉楽「ちょ、ちょっと今の状況だと笑えないッスよ…………」

花小金井「え~? あ、もしかして~……」

花小金井「みんな、モノクマっちの話を本気にしてるの~?」

加賀「…………そりゃあ、アイツがコロシアイをさせようとしてるのは、嘘じゃねーだろ」

花小金井「そうかもね~でも大丈夫!」

花小金井「宇宙人が助けに来てくれるから~花小金井達は助かるよ~!」

九重「…………」

九重「何それ!?」

望月「宇宙人かぁ……そいつらは俺達の味方なのか!?」

加賀「そこじゃねーだろ!」

金木「ははっ、なかなか愉快な理論だねぇ……」

花小金井「む~! 信じてないな~!」

花小金井「信じない人はアレだよ、キャトルナントカされちゃうよ~!」

藍沢「……キャトルミューティレーションかなぁ? 動物の内臓とかが無くなっちゃう事だっけぇ」

月下部「それ、ただの解体途中じゃねぇの?」

花小金井「違うよ~! 宇宙人だよ~!」

牛山「…………やれやれ、また電波な事言ってんのか?」

牛山「まぁ……助けが来るだろうって意見には賛成だけどよ」

九重「えっ……」

声の方を見ると、そこに立っていたのは……

九重「う、牛山君!?」

渡瀬「だ、大丈夫なの!? 昨日、身体のあちこちグサーッってなって、グチャグチャになって、血がドバーッって!!」

古影「話を盛るな」

牛山「まだ身体は痛ぇけど、昨日よりはマシだ。一応、顔だけでも見せておこうかと思ってよ」

九重「よ、良かった……無事で…………」

園生「……さっきの、助けが来るっていう意見の根拠は何だ?」

牛山「根拠ってわけじゃないが……俺達は超高校級だろ? それが16人もいるんだ、国を挙げて救助しようとするだろうさ」

花小金井「宇宙人じゃなくて?」

牛山「俺にはお前が宇宙人に見えるよ……」

月下部「オレは宇宙人だとしてもはな子ちゃんが好きだぜ!」

榎本「はいはい、静也ちゃんはいつも通りだねぇ」

月下部「うっひょー! 女の子に褒められちゃったぜーい!!」

加賀「おめーはそれでいいんか?」

加賀「…………つーか、月下部、おめーの持ってるそれ、何だ?」

月下部「あ? これか? 銃だけど。狙撃用の銃」

榊『危険物……!(-᷅_-᷄๑)』

月下部「紫音ちゃんの顔文字、最高に可愛いね!」

園生「うるさい。そんな事はいいんだ。どういうつもりだ?」

月下部「……え? な、何でそんなに睨んでるんですかね皆さん…………」

月下部「こ、これ、オレの仕事道具だし! 大事なものなんだよ!」

金木「……それ、どこにあったんだい?」

月下部「じ、自分の部屋だよ。モノクマが用意してくれたんだと思ったんだけど…………」

金木「ふむ……他にもそういう人はいるのかもね」

榊『私も仕事用の武器が置いてあった』

加賀「おめーもか!」

九重「ま、まぁまぁ……月下部君はそれを私達に向けたりしないよ、多分、きっと、う、うん」

月下部「詩乃ちゃん……! 流石、優しいぜ……!」

吉楽「都合のいい解釈しかできないんスかね?」

望月「本人が幸せならそれで良いだろうな!」

金木「まっ、それはともかく……救助の件だけど、すぐには来ないだろうね」

金木「モノクマの話だとここは飛行船の中……下手に刺激すると墜落しかねない。慎重に対策を立てるだろうから……それまでは何とかここで暮らしていかないと」

藍沢「わたしは別にいいかなぁ……ずっと寝てても怒られないし……」

倉島「本当は早く帰りたいですが……まぁ、仕方ありませんね。無事に帰れる方が良いですし」

九重「あっ、じゃあさ。朝ご飯は皆で食べない?」

九重「点呼の意味も込めてさ。そこで何か発見があれば共有できるし」

金木「良いアイデアだね。そうしよう」

吉楽「メシはみんなで食べた方が美味いッスもんね!」

古影「……そうなのか? 違いは感じられないが…………」

古影「…………それが分かんないおれは一人ぼっちって事か……」

園生「こいつはネガティブなんだな」

九重「じゃ、じゃあ、そういう事で!」

皆が頷き、食事が再開された。

九重(……あ。月読さんにも伝えとかないとなぁ)

[月読の部屋]


月読「……で? 何、それを伝えに来たの?」

九重「う、うん。そうだけど……」

朝の食事会に来てほしいって伝えに来たのはいいけど……すごい睨んでるなぁ……そんなに男の子が嫌いなのかな…………

九重「ど、どう……?」


*↓1 コンマ二桁判定。30以下、またはゾロ目だと食事会に来るようになります。

*コンマ22により月読さんは朝食会に参加する事になりました。


月読「…………はぁ、分かったわ」

九重「えっ」

月読「参加してやるって言ってんの? 文句ある?」

九重「ううん、ありがとね」

月読「別に……和を乱すのは良くないと思っただけよ。共同生活なわけだし」

月読「男と仲良くする気はさらさらないけどね。朝だけならいいわよ」

九重「良かった……本当にありがとね!」

月読「分かったって。はぁ……明日が憂鬱だわ……」


*自由行動の説明をします。

*自由行動は一日に3回。↓3までキャラを募集し、コンマが50を越えたキャラを採用します。つまり、1回の交流で3人のキャラと話す事も可能です。コンマによっては誰とも交流できない事もあります。

*また、その後他のキャラを乱入させる事ができます。これもコンマが50を越えた場合のみです。

*では、さっそく自由行動を始めましょう。>>143からキャラを一人選択してください。↓3まで募集し、コンマが50を越えたキャラを採用。

*古影・榊・月下部採用

[食堂]


榊『九重、どうだった?』

九重「月読さんの事?」

榊「……」コクッ

九重「明日からちゃんと来てくれるみたい」

月下部「うおっ、マジ!? よっしゃああああ!! ツインテール枠の暦ちゃんが来てくれるなんて嬉しいぜ!!」

榊『そういうのが月読の男嫌いを加速させる(・・;)』

月下部「へっへっへっ……オレのテクに掛かれば暦ちゃんとてイチコロよ…………」

九重「やめた方がいいと思うなぁ。月下部君が危ないよ」

榊『そうだよ('ω')』

古影「うるさいな。おれはまだ食事中だぞ」

月下部「まだ食べてんの? 食いすぎだろ絶対」

古影「そんな事はない」モグモグ


*コンマ判定。

偶数:私もお腹空いてきちゃった。何か食べようかな。
奇数:古影君、そんなに食べたらお腹壊しちゃうんじゃない?
ゾロ目:あ、そうだ。月下部君、ちょっとその銃見せてもらってもいい?

↓1

*ゾロ目採用


九重「あ、そうだ。月下部君、ちょっとその銃見せてもらってもいい?」

月下部「フ、詩乃ちゃん……大胆なお誘いだね……!」

九重「そういうんじゃなくてさ……」

九重「ほら、やっぱり銃って危ないでしょ? だから、弾数とか確認しておこうかなぁって」

月下部「……オレ、信用ない感じ?」

九重「そういうわけじゃないよ。ちゃんと確認しておいた方が、何かあった時に疑われないでしょ?」

月下部「まぁ……それもそうか」

月下部「うっし、ちょっと待ってくれ。まとめるから」

榊『私はナイフが2、3本あるくらいだったよ』

九重「うん、ありがと」

古影「…………」モグモグ

九重「ホントによく食べるね……」


>>143から一人選択してください。コンマが50以上の場合乱入します。

↓1

*コンマ24のため乱入はナシです。


九重「……うん、確認できたよ。ありがと、月下部君」

月下部「いいって事よ! 女の子の頼みならいくらでも聞くぜ!」

月下部「……でも、詩乃ちゃんって真面目だなー。そこまでしなくてもいいのに」

榊『真面目(^.^)』

九重「うーん、まぁ、念には念を、ね」

古影「…………」モグモグ

月下部「まだ食べてるぜ……」


*プレゼントを渡しますか? 渡すプレゼントを選択してください。渡さない場合はナシとしてください。

『ルアックコーヒー』
『ストライプのネクタイ』
『クリスタルバングル』
『第二ボタン』
『ボールペンロッド』
『生存フラッグ』
『ハンモック』
『床之物語』
『アナザーホープ』
『強運のボタン』
『ジャバの天然塩』
『ジャバ・ザ・フロッグ』
『油芋』
『トレーニングウェア』
『男のロマン』

↓1 古影

↓2 榊

↓3 月下部

九重「古影君、これ良かったら。スナック菓子らしいよ」

古影「……!」

古影「い、いいのか……?」モグモグ

月下部「もう食べてるじゃねぇか」

九重「榊さんは……この本とか、どう?」

榊「…………?」

榊『…………あ、ありがとう』

九重(あんまり嬉しそうじゃないな……)

月下部「お、オレは? オレは!?」

九重「あ、じゃあ、トレーニングウェアとか、どうかな」

月下部「うひょー! サンキュー!!」

九重(こっちは異常に喜んでる……)


*好感度コンマ判定。

↓1 古影の好感度。出た数×2。ゾロ目だとさらに2倍。

↓2 榊の好感度。ゾロ目だとさらに2倍。

↓3 月下部の好感度。ゾロ目だとさらに2倍。

古影:1.00→1.56
榊:1.00→1.82
月下部:1.00→1.41


今日はここまで。あんまり進められなかったので、明日もやります。よろしくお願いします。

すいません。今日は時間が取れないので、更新は無しにします。

明日やります。よろしくお願いします。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom