【デレマス】沖の夕日に撃滅の、敵のマストを由愛に見る (110)

由愛「すぅ……すぅ……」


今、俺の隣で担当アイドルがシーツにくるまって寝ている……全裸で


由愛「……んふふ……すぅ……」


……いわゆる、プロデューサーとしての理性が負けて、男としての本能が勝った結果であった


由愛「……すぅ……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1509712038

成宮由愛誕生日記念SSです


こちら、独自の設定がありますので、気になる方は旗旒信号「斉動Z」にて願す

初めての出会いは平凡だったけど


モバP(以下P)「次の方、どうぞ」


ガチャ


由愛「し、失礼……します」


P「それでは、お名前とPRポイントをどうぞ」


由愛「あ……あの、な…成宮……由愛で…す。えっと……ママが応募したので……その…余りアイドルには……」


P「大丈夫ですよ。そういって入っても、アイドル活動が楽しくて続けていく方は沢山いますから」


由愛「え……そ、そうじゃなくて……絵……絵を描くのは好き…です」


P「はい、じゃあ今日はこの辺で」


由愛「は……はい、ありがとうございます」

由愛(……これでよかったのかな?)


(……うん。ママには悪いけど、私は余り人前に出るのは苦手だし……男のコとか話したりとか……可愛くないし)


(逃げちゃうし……暗いし、地味だし……ダメダメです)





後日


由愛母「由愛ちゃーん、アイドルの面接受かったわよ!」


由愛「え?え!?……えーっ!!!」

由愛(ど、ど、ど、どうしよう!)


(あ、まだ面接に受かっただけだし、候補生とかからデリートしちゃえば……大丈夫だよね)





由愛「は……始めまして…成宮由愛です。……由良の由に…愛宕の愛で『ゆめ』って読みます……『ゆあ』って読まれるのは…慣れてます」


えらいひと「おっけー、前向きで素晴らしい」


えらいひと「よろしい、頑張りたまえ。あと彼がこれから君の世話をするプロデューサーだ」


P「由愛ちゃん、これからよろしく」


由愛「あっ……は、はい。よ、よろしく…お願いします」





コツコツコツ


由愛(ど、どうしよう。このままじゃあ、アイドルになっちゃうよ……)


P「由愛ちゃんは覚えてるかな?」


由愛「は、は、は、はい!……えっと…何をですか?」


P「一番最初に面接した時の部屋に何人かいたでしょう。その時の一人なんだけどなぁ」


由愛「え……えっと…すみません。よ、よく覚えていなくて……」

由愛(ってことは、私がここにいるきっかけになった人なの?…じゃあ、この人に出会わなければ……私……)


P「あはは、やっぱり緊張していたかな?……でも、なんていうのかな?普通なら仮にお母さんが応募しても、あそこまではっきり言う子はいなかったから」

「それでピンって来ちゃったんだ」


由愛「え?」

(ど、どういうこと?)

P「君にはアイドルになる前提な、純粋で芯が通った強さがある。そう感じたんだ」


由愛「わ…私なんて……」


P「うん。間違いなく今は不安だろうね。あまり難しく考えないで」

「……とは無責任だし言わないけど、最初のきっかけさえ見つければ、みんな由愛ちゃんの可愛い所からわかってくれるよ」


由愛「わ、わ、わ……私……か、可愛くなんか……」


P「うん、可愛いよ」


由愛(//////)ポンッ

すまん。今メールで明日の仕事が早まったのお知らせが入ったので寝るのです


また明日

由愛(か…可愛いだなんて……ママにもあまり言われないのに、面識がない男の人に言われるだなんて……)


(でも……ちょっと嬉しいかな)


P「でも可愛いだけ、人を引き付ける魅力があるだけじゃあアイドルは続かない。それだけは肝に命じておいて」


由愛「は……はい」


P「今、由愛ちゃんに何が足りないか、まず見つけていく。それから足りない点を補うレッスンを行っていく……厳しいかもしれないけど一緒に頑張ろう」


由愛「よ…よろしくお、お願い…します」




(こうして私はアイドル候補生になりました)

……数日後


P「それじゃあ、今日からみんな一緒にアイドル候補生としてレッスンしてもらうことになる。仲間としてライバルとして、より輝きを見せられるように懸命に励んでもらいたい」


「では各自、自己紹介を」


ザワザワ


美穂「こ、小日向美穂です!趣味というわけではありませんが、ひなかぼっこが好きです。が、頑張りまひゅ!」


千枝「佐々木千枝です。趣味はお裁縫です。よろしくお願いします」


由愛「あ……えっと、成宮…由愛です。…絵を書くことが……好きです」


P「では三人は暫定的に『うららかリズム』というユニットを組みながらレッスンをしつつ、アイドル活動に励んでください」


美穂「よ、よろしくお願いします。千枝さん、由愛さん」


千枝「こちらこそよろしくお願いします……あ、お二人は年上ですし、千枝は『千枝』と呼んでくだされば……」


由愛「わ、私も…小日向さんさえよければ……由愛って…」


美穂「じゃ、じゃあ、私のことも美穂って呼んでほしいかな……千枝ちゃんに由愛ちゃん。これからよろしくね」


千枝「はいっ!」


由愛「…よろしくお願いします」

(初めてのアイドル活動、初めてのレッスン……そして初めての一人ぐらし)


(……学校に通いながらこれを一人で熟すのが私の一番の関門になるとは…)


タッタッタッ


由愛「す、すみません……遅れました」


トレーナー「また遅刻か。今月だけでもう10回を越えているぞ。……まだ生活週間が慣れないのか?」


由愛「い……いえ、そんなことは……」


(思わず否定してしまい、悩みを出せずにいる自分が恨めしかった)





(そんな訳であまり活動もうまくいかず……)


千枝「えーっ!美穂さん、もうデビューなんですか!?」


美穂「えへへっ、なにかの拍子にデビューが決定しちゃったよ」


由愛「おめでとうございます…私なんてまだまだで……」


美穂「そんなことないよ!由愛ちゃんも千枝ちゃんも、私と同じだけレッスンを受けてるから、きっとすぐにアイドルになれるよ」


千枝「そうですね。千枝、頑張ります」ブイ


美穂、由愛「まってちがう」

由愛(とにかく、思うようにスケジュールを回せない自分が恨めしかった)


(ママの期待、プロデューサーさんの期待……美穂さん、千枝ちゃんへの焦り……こういう自分が見えなくなっている時は、何か失敗をするものだった)


トレーナー「123、123、さぁ手ば上さ上げて」


グラッ


ドシーン


由愛「いたたた……」


千枝「由愛さんっ!だ、大丈夫ですか?」タタッ


トレーナー「うーん、こんな所でつっかえるとは……いや、いい。成宮!今日は帰って休め!」


由愛「え……えっと……」


トレーナー「言いたいことはわかる。だが、今のお前のままでは何も変われない。それだけは断言しておく!」


由愛「は……はい…………す、すみません。では」


(変われないって……)


トボトボトボ


トレーナー「……うーん、重傷だな。これはプロデューサーにも相談せんとな」

由愛(…………もうダメなのかな……)


(私…自信がなくなっちゃったよ……)


(ともかく、プロデューサーさんに相談を)





ケンケンゴウゴウ


由愛(……?…プロデューサーさんの声?)


専務「個性を伸ばす、大いに結構だ。しかし時計の針は待ってくれない」


P「アイドルだって人です!時間差はあります!すなわち、位相を整える必要だって」


専務「今の非効率的なやり方では成果が出るのが遅すぎる」


P「それは……私が彼女達の励振の位相に合った……バックアップをする力に欠けているからかと」


専務「……二週間だ。二週間で何も成果を出さなければ」


「成宮由愛の教育は……」


由愛(……!)


グルッ


タッタッタッ……

専務「成宮由愛の基本レッスンはストップして、即活動に入ってもらう。とりあえずL.M.B.Gという舞台がある。まずはここで実践的経験を詰んでもらおう」


「昔から言われる『実戦は訓練三日分の経験に値する』というからな」


P「……今の海自の派遣問題みたいに、彼女はいわゆる実戦に出ても精神ばかり消耗するタイプだと確信していますから、それは避けるべきです」


「ただ、私自信の問題もあります。とにかく二週間の間になんとかしましょう」


専務「うむ、君の信じるアイドルだ。期待しているぞ」


P「ありがとうございます」

パタン


千枝「あ、由愛さん。お帰りなさい。トレーナーさんが気分転換にって言ってましたが、ゆっくりできましたか?」


ぽろぽろ


千枝「由愛さん?」


由愛「……すみません…私…もう帰りますね」ぽろぽろ


千枝「え……由愛さん!?……泣いて?…どうしたんですか!!」


ダッ


千枝「由愛さん!!!」


バタン


千枝「由愛さん……最近いろいろあって、悩んでたから……もしかして」


ピッポッパッ


千枝「もしもし?佐々木です。千枝です。プロデューサーさん、今よろしかったでしょうか?」

由愛(……わかっていた)


(私なんかがアイドルだなんて……)


(プロデューサーさんにうまく言われてその気になっていただけだなんて)


(なんとなく……わかっていた)


(でも……)


(私だって……もっとうまくなって)


(もっと頑張ってみんなの前に立てるようになって……美穂さんや千枝ちゃんと一緒に)


(アイドルをやりたかった)





(…………本当に)

由愛(とりあえずもうここにはいられないかな……)


ゴソゴソゴソ


(美穂さんからもらったぬいぐるみ……)


ゴソゴソゴソ


(千枝ちゃんが作ってくれたハンカチ……)


(……みんなでピクニックにいった時のスケッチ)


ぽろぽろぽろ


(やだよう……やっぱり止めたくないよ……)


(でも……こうやって甘えているからダメなのかな……)


ぽろぽろぽろ


(涙が止まらない……)


コンコン


(えっ!?千枝ちゃん?)


P「由愛ちゃん……いるかな?」

とりあえずまた明日。

……ただいま栄光に暗雲が終わって奮迅ぐらいかな

由愛(えっ!?プロデューサー……さん?)


(ど、どうしよう……こんな泣いている顔で…とりあえず拭く物のを……)


ゴシゴシ


(でも、なんでプロデューサーさんが……はっ!)


(………やっぱり、私に引退を勧告しに……)


「は、はい……どうぞ…」


ガチャ


P「入ってもいいかな。ちょっと話があって……」


由愛「は、はい……大丈夫です……それに……も、もう覚悟はできましたから」


P「覚悟?……ひょっとしてさっきの専務との」


由愛「す、すみません……専務さんとの…お話……立ち聞きして……それで……」


P「立ち聞きはあまりよくないけど……それなら話は早い。こんなことを頼める義理はないけど」


「由愛ちゃん。君のすべてを俺に見せて欲しい」

由愛(え……?…すべて……??)


(それって……テレビとか……お話に聞いてる……体で…………お仕事……私も……?)


(や……やだよ……私、そこまでして……アイドルに……)


ビクンッ


(え……何……?……じわじわって……お腹の中から熱くなって……私の……大切なところが…)


(わ、私……か、体がほてっちゃって……何……変……背中からも…じくじく……する……)


「…………」カオマッカ

P「(いきなりは無理なのかな……ん?顔が真っ赤になって……何故に?……うん?)」


『由愛ちゃん。君のすべてを俺に見せて欲しい』


P「(って、俺は年頃の女の子になんてことを!)」


P「いや、ごめん。いきなり言われるなんてイヤだよね……ちょっと俺に付き合って欲しいんだ」


由愛「つ、付き合う……?」


(へ、変なところに……連れてかれちゃうの!?……そこで私……)


キュン


(あ……また……お腹が……なんだろう……変な感じ)


P「(ってまた……まさか付き合うを別の意味で!)」


P「えっと、つまりその……二週間だけ、俺の言うことを聞いてもらいたいんだ」


由愛「え…?……い、言うことを……聞く……」


(や……やっぱり…そういう…私……ママ…ごめんさい……あ……)


「きゅう」


バタン


P「由愛ちゃん?……由愛ちゃーん!!」

運命の恋と人は言うのでしょう





…………


由愛「…………はっ」


(ここは?……私……ベッドの上!?……嘘……もうおうちに帰れないの?)


ガチャ


由愛(!!!)


P「よかった、気がついて……ごめんね。どうやら勘違いさせたみたいで」


由愛「勘……違い……ですか?」


P「簡単に言うと、このままだとイベントばかりやるユニットに入ることになるから、そのままでは……ということで期間をもらって来たと」


「その間に由愛ちゃんの才能を伸ばして、一度大きな仕事についてもらうことになったわけ」


由愛(……そうだったんだ…よかった……え、ということは、すべて私の勘違い!?)


「え、えっと……お騒がせしました……あと……ありがとうございま…す」


ニコッ


P「」


ドキーン


P「(な、な、な、彼女は俺の担当じゃないか……ちょっとキレイで、コケットリーな感じがするからって顔を見つめないでも)」


「(そもそも13歳の女の子をコケットリーだなんて……うん、落ち着け落ち着け。こういう時は心構えの斉唱だ。一、使命の自覚。二、個人の充実。三、責任の遂行。四、規律の厳守。五、団体の強化」

由愛「あ……あの……プロデューサーさん?……だ、大丈夫ですか?」


P「あぁ、すまない。また勘違いさせるといけないから、言葉を選んでいたんだ」


由愛「でも……団結の強化って……」


P「あはは、俺と由愛ちゃんが団結しないと道を進めないからな」


P「(危ない危ない。おもいっきり口に出していたのか)」


P「それに」


由愛「それに?」


P「実際のところ、俺は由愛ちゃんの位相を掴んでいない。だからプロデュース不足で、今だに小さい仕事しか回せられていない」


由愛「位相……ですか?」


P「簡単にいえば一般の人が規則正しく生活しているなら、アイドルは乱雑に分布……好みにあった割当がある。その割当分を、俺は由愛ちゃんのを探せれていないんだ」


「……すまないと思う。だから」


ガシッ


由愛(えっ……肩を……顔も近い……男の人がこんなに……)


P「俺と一緒に幸福を掴んでもらいたい」


きゅん


由愛「!!!」

由愛(何……これ……私、プロデューサーさんが)


(すごく……欲しい……私だけの特別な…プロデューサーにしたい。そして私もPさんに……恥ずかしいけど……)


くいっ


P「ん?」


由愛「……ゆめ」


P「うん?」


由愛「……由愛って呼び捨てでいいです。そ、そのかわり、私もPさんって……」


P「わかったよ。由愛」


由愛「……はい、Pさん」

一旦終了します


あとは激浪と弔鍾か……

P「それじゃ、うららかリズムの初ライブだ。気合入れていけよ」


千枝「はいっ!佐々木千枝頑張ります!」ブイ


美穂「ち、千枝ちゃん。それは卯月ちゃんの唯一のネタだよ」


千枝「えへへ。千枝、パクっちゃいました」


由愛「ふふっ……ふふふ」


P「由愛?」


由愛「あ…だ、大丈夫です。こんな時でも…千枝ちゃんは元気だなぁ…って」


美穂「由愛ちゃんもすごいよぉ。私なんて、さっきから緊張してるのに、自分以外も見られるなんて……」


由愛「えへへ…そうでもないですよ。こんなに…胸がドキドキしてますから」タッチ


美穂「本当だ……うん、でも大丈夫。みんないっぱいレッスンしてきたから……ねっ」


由愛、千枝「「はいっ!」」


ホンバンハイリマース


P「よしっ!とびっきりの笑顔で、ファンのハートを取ってこい!!」


千枝「プロデューサーさん……はいっ!」


美穂「プロデューサーさんは、しっかり私達の姿を見てて下さいね」


由愛「Pさん…私、逃げません」


P「よしっ!」


千枝、美穂((Pさん?))

ワーワーワー


美穂「みなさーん!こんにちわー!」


コンニチワー


千枝「今日はうららかリズムのライブに来て下さってありがとうございます」


由愛「ふ…ファン皆さんに、笑顔を届けられるよう、が…頑張ります」


千枝「それでは文殊の『千枝』で」


美穂「ほほえ『美穂』しいな」


由愛「なんとか『成宮』!」


ワーワーワー


三人「聞いてください、私たちの歌を」

………………
…………
……


ワーワーワー


タッタッタッ


P「みんな、お疲れさま。いいライブだったぞ」


美穂「はぁはぁ、あ…ありがとうございます」


千枝「千枝、ちゃんとできていましたか?」


P「うん、ちゃんとレッスンの成果が出ているぞ。悩んでいた、腕の振付もバッチリだったしな」ナデナデ


千枝「えへへー」


美穂「むー」


由愛「あ…あの、Pさん……」


P「由愛も頑張ったな。昔なら中盤辺りでよく歌が詰まって……」


由愛「も、もう…それは言わないでください」ポカポカ


P「ははは、痛くないぞう」ポカポカ


由愛「むぅー」ポカポカ


美穂(……なんか、由愛ちゃんとPさんを見てると)


千枝(……もやもやします。どうしたんだろう。千枝、病気かな?)





?「ほー」

……数日後


トレーナー「はいっ、そこをターンだ」


由愛「はいっ」クルッ


千枝「ほぇー」


トレーナー「よし、大分うまくなったな。これなら、次の課題も問題ない」


由愛「あ、ありがとうございます」


千枝「由愛さん、すごいです!千枝、まだあの振付できないのに」


由愛「そ、そんなことないよ…千枝ちゃんだって手の動きをPさんに褒められていたし……」


千枝(ズキッ)


(また……あの痛み)


「えへへ、プロデューサーさんも褒めてくれますから、千枝頑張っちゃいます」


トレーナー「よし、なら佐々木は追加レッスンだな。今日こそターンを成功させてみろ」


千枝「あ、はいっ!」


トレーナー「成宮はいいぞ。たしか、ボイスレッスンが控えているだろう」


由愛「あ、はい。ありがとうございました!」


トレーナー「うむ」


バタン


トレーナー「……Pさんか。熱に浮かれてないといいが」


千枝「え!?由愛さん、病気なんですか!?」


トレーナー「違う……といいたいが、まぁ近いな。『お医者様でも草津の湯でも直らない』という病気だ」


「……恋という名のな」





千枝「恋……」

…………
……

由愛「♪らー、ららるぅー、らりらー」


マストレ「うむ、まだ…ちと足らんな」


ベテラン「でも、これなら間に合うでしょ」


マストレ「よし、成宮。今日はもういいぞ。次回から課題をつけていく」


由愛「か…課題……ですか?」


マストレ「なんだ、プロデューサーから聞いていないのか?小日向や佐々木みたいなソロの話を」


由愛「わ、私が……」


ベテラン「その様子なら聞いていなかったみたいだな。ま、次回以降はその準備だ。しっかりかかっていけ」


由愛「はっ、はい!」


マストレ「プロデューサーも、成宮がソロデビューできるように手回しして我々に直接頼み込んできたぐらいだからな。ま、これなら大丈夫だろう」


由愛「Pさんが……」ボー


マス、ベテ((んー?))


ベテラン「ま、まぁ、今日は気をつけて帰るように」


由愛「は、はいっ」


バタン


ベテラン「姉さん……」


マストレ「うむ、プロデューサーの方も確認しておくか」

由愛「うふふ……Pさんが……そんな……えへへ」


ノー……


由愛「うふふ……」


ユメドノー


由愛「えへへ……」


?「由愛殿ー」ポン


由愛「は、はいっ!……えっと」アセアセ


芳乃「少しお時間の方、よろしくてー?」





由愛「依田さん……?」

長いこと間を開けて申し訳ありません

…………
……


イラッシャイマセー ゴチュウモンハー


芳乃「ほー、玄米茶に乾麺麭も合うのでしてー」ポリポリ


由愛「あ、あの…依田さんは」


芳乃「芳乃でしてー」


由愛「あ…あの」


芳乃「芳乃でしてー」ニッコリ


由愛「え…えと、芳乃さんは私に何か…」


芳乃「由愛殿はー、今は幸せでしてー?」


由愛「幸せ…ですか?」


芳乃「左様ー。アイドルとしての幸せと、人としての幸せがありますがー、私には由愛殿に両方感じられたのでしてー」


由愛(幸せ…アイドルなら今、いっぱいキラキラした仕事ができるし、プロデューサーさんや美穂さんに千枝ちゃんと一緒にやってて楽しいし)


芳乃「」ニコニコ


由愛(私として…はどうかな?…ようやく寮生活や学校も慣れて)


芳乃「由愛殿はー、彼の方をどう思いましてー?」


由愛「…彼の方ですか?」


芳乃「プロデューサー殿のことでしてー」


由愛「!!!(///)」

由愛「え……っと」


(そ…そんな、私、Pさんのことを考えただけで…キュンってきちゃうなんて…)


(でも私なんて…恥ずかしがりやだし…まだまだ男の人とちゃんと話せないし…ダメダメだし…)


(でも…私だって、私だって…)


(Pさんのことが……?!)


「え……え…!?」


(好き…なの……?…私が?)


「えっと……あの……(///)」


(Pさんを」


「……好き」

芳乃「やっと言霊にできましてー」


由愛「…まって……えっと…私が…わたしが……(///)」


芳乃「大丈夫でしてー。私は秘密厳守がもっとーですのでー」


由愛「えっ…は、はい。ありがとうございます…」


芳乃「してー、言葉にして確信を持つことができたとは思いますがー」


「それは彼の方のプロデューサーとしての能力に惚れたのか、人なりに惚れたのかわかりますか?」


由愛(っ!!…よ、芳乃さんが普通に喋って)


芳乃「私のことはいいのです。今は由愛殿のことを知りたいのでして」ズイッ


由愛「え、えっと…」


(ど、どういうこと?私とPさんとの……もしかしてアイドルだから恋愛禁止とか?)ビクビク


芳乃「いえ、そうではありません。私は、これからの由愛殿の心配をしているのでして」


由愛「し……心配?」


芳乃「……せっかくアイドルとしてステージに立てたのに、その…無念のままいなくなった方が大勢おりますので……」


「私としては、そのような世の中の不祥事に合い、寂しい思いをされるぐらいでしたら、想いもすっぱり切ろうと」





由愛「ダメっ!!」

由愛「私は……」


「私は……私は…」





「Pさんのことが好きです!!」


「Pさんの全部が、Pさんのすること、仕草、みんなみんな好きです!!」


「だから……だから…そんなことしないで下さい……」


芳乃「」ポカーン


由愛「」ハッ

由愛「あ……」


(ど、どうしよう…芳乃さん相手にこんな…強い口調でなんて…)


(呆れちゃった…それとも、嫌われちゃったかな?…せっかく…アドバイスしてくれて)


芳乃「そのような心配は御無用でしてー」


由愛「芳乃さん…」


芳乃「二度、由愛殿の口からあつーい想いを承りましたー。依田は芳乃の名かけて、これは叶える案件と判断しましたー」


由愛「えっと…」


芳乃「ご心配なくー。由愛殿はゆっくりとその想いを育んでくださいませー」


「それではー」





「あ」


由愛「」ビクッ


(何かな?まだ…何か……)


芳乃「そうでしたー。由愛殿のお年ではー、やや子には早いのでこれをー」ポフ


由愛「ん?」


突撃一番「やぁ」





由愛「!!(/////////)」

由愛(そう言って、芳乃さんは帰っていきました…)


(おみやげに乾麺麭と…………明るい家族計画を残して(///))


(……何だったんだろう…以前に何か芳乃さんの身の上にあったのかな?)


(じゃないと、普段会わない私にアドバイスだなんて…)


「そういえば…私、思っていることを口にしてたのかなぁ?」

芳乃「……」


?「芳乃ちゃん、あまり歴史介入はいけませんよ」


芳乃「しかし、見ておれませんのでー」


?「本来なら四年後のことですか……介入で変わってしまいましたから、どうやら二年後になりそうですね……」


芳乃「それまで皆が幸せならー」

芳乃「ではー」





よ し の ん ぱ わ ー 解 放





…………
……


トレーナー「プロデューサー。ちょっと話があるんだが」


マストレ「偶然だな、私もだ」


ベテラン「何、時間は取らせないさ」


P「え?……何かアイドル達にまずいことでも?」


トレーナー「まずいといったらまずいことだな」


マストレ「そしてプロデューサー、君にも関わっているんだが」


ベテラン「心辺りはあるだろう。いや、ないとは言わせないさ」


P「えっと……(今の担当が美穂に千枝に……はっ)


「……由愛のことですか?」


トレーナー「わかっているじゃないか」

トレーナー「わかっているとは思うが」


P「……はい。由愛は大切なアイドルですので」


マストレ「いや、そうじゃない……おそらく君と成宮は心惹かれあっている」


ベテラン「しかし、考えてみろ。成宮まだ13歳。まだまだ親にも甘えたい年頃だ。もしかすると君にも……酷な言い方だが」


「心に足りていない、何かの代理としていただけかもしれん」


P(足りない何か……)


トレーナー「それに対して、君が本気になってしまった可能性もある。……だから、少し距離を置いてみたらどうだ?」


P(俺である必要はないのか……)


(なら……今は)





「わかりました……」


(うかつだった……俺が舞い上がっていると、由愛まで迷惑をかけてしまう)


(由愛の…彼女のアイドルとしてのステージはこれからなんだ……)


(俺の身勝手で潰してはいけない……だから)





(大切にしていきたいと思った女の子だからこそ……プロデューサーとアイドルのケジメをつけないと)

P「……本日でプロデューサーを辞めさせていただきます」


姉妹「「「っ!?」」」





P(これで……これでいいんだ)

激浪終了……あとは弔鐘っと、頑張ります





ちなみに二年とか四年のヒント


由愛はただいま13歳。そして妊娠には10月10日かかります……そして結婚できるのは?

P「……自分なりのケジメです。もちろん今直ぐは彼女達に迷惑をかけるだけなので無理です。さしあたって後任が見つかるまでということで」


「それに、このままでは由愛ばかりに気を取られて……せっかく全力でやって来たアイドル活動を、自分のせいで美穂や千枝に嫌な思いをさせてしまうのは……」


トレーナー「だからって……」


マストレ「よし、とりあえずプロデューサーの後任が見つかるまで継続。もちろん彼女達の指導が偏らないように、我々も全力でサポートを尽くさせてもらう」


ベテラン「もちろんその間に気が変わるようなら……」


P(たしかに気掛かりなのは彼女達のこれから……元はといえば俺のせいで…でも、一人を本気で好きになってしまった俺には資格が……)


「わかりました。ありがとうございます。あとこんなことになってしまい、申し訳ありま





「だ、ダメッ!」

……少し前


美穂「今日はレッスンと……」


タッタッタッ


千枝「こんにちは、美穂さんっ」


美穂「あ、千枝ちゃん。久しぶりだね」


千枝「はいっ!この間の……コンサート以来……」


美穂「うん……そうだね……」





千枝「もしかして……美穂さん‘も’でしたか?」


美穂「そっか……千枝ちゃん‘も’だったんだ……」


千枝「でも……由愛さん、とっても嬉しそうでしたから…」


美穂「うん……プロデューサーさんも…見たことがないぐらいの笑顔だったし……」


千枝「本当に好きな人を想う気持ち……」


美穂「……ダメです。これじゃあ、ファンのみんなに見せられない顔になっちゃいます」


千枝「はい……初恋って実らないんですね」


美穂「じゃあ、私はレッスンだから」


ワイワイガヤガヤ


千枝「あれ?レッスン場にトレーナーさん達とプロデューサーさんがいますね?」


美穂「……みんな深刻そうな顔をしているけど……私たちのことかな?」

…………


美穂「由愛ちゃんのことがそんなに問題になっていたなんて……」


千枝「やっぱりプロデューサーさんは……」


…………


美穂「え!ぷ、プロデューサーさん!?」


千枝「や、辞めるのですか!?」


…………


美穂「そんな……そんな……」


千枝「せっかくみんなで……」


美穂「…………」


千枝「美穂さん?」


美穂「ダメ……ダメだよ……」


…………


バタン


美穂「だ、ダメっ!」

美穂「ダメですっ!プロデューサーさんが辞めるだなんて……え……」


P「」ポカーン


トレーナーさん達「」ポカーン


美穂「」カァァァ


千枝「あ、あの……美穂さん?」





美穂「穴掘って埋まってきます!!」ザクザク


P「やめろぉ!それは他社のアイドルのネタだぁ!!!」

………………
…………
……


美穂(ま、まともに顔をあげられませんっ!)


ベテラン「で、聞いてしまったわけなんだな」


千枝「は、はいっ……でも、プロデューサーさんは辞める必要なんて」


P「……お前達には悪いと思っている。だか、元はといえば俺が……由愛に本気になってしまったのが原因だ」


「合わす顔がないとはいえ、二人にこれ以上の不義理を働きたくないし、皆にはまだアイドルを続けて欲しい。となれば俺が……」


千枝「そんな……そんな理由でプロデューサーを辞めるんですか?」


マストレ「そんな理由っておい」


千枝「おかしいです!由愛さんを好きになってるのに、大切な人なのに……その大切な人から自分から離れるだなんて!!」

由愛「えっと…今日は」


ケンケンガクガク


由愛「Pさんに千枝ちゃん?」





千枝「千枝もプロデューサーさんを見ていましたから、由愛さんがプロデューサーさんにとって一番幸せになって欲しい大切な人だって知ってます!」


トレーナー(ん?)


美穂「そ、そうです!二人の気持ちを私たちが知らないとでも思っていたんですか?」


P「……すまん。な、なら、余計に」


千枝「ダメです、許しません」


美穂「大切な…好きな人の笑顔すら守れないプロデューサーさんを辞めさせるわけにはいけません」


P「……」


千枝「もし、このままじゃいけないんって思うんだったら、千枝達を」


美穂「私たちをトップアイドルにして」


二人「さらに今より由愛さん(ちゃん)を幸せにしないと絶対に辞めさせません!」





由愛(……)クルリ

千枝「だから……だから……」ポロポロ


美穂「辞めるだなんて……言わないで」グスッ


P「……本当にわかっていなかったのは俺の方だったのか」


ポン


マストレ「さぁ、ここまでみんなの想いを聞いて君はどうしたい?」


P「俺は……」


ベテラン「何がプロデューサーとして正しいかではなく、一人の人として何をすべきかだな」


P「……そうですね。その通りです」


トレーナー「まぁ、あまり目立つ行為は控えて欲しいがな」


千枝「行ってください…由愛さんにプロデューサーの想いを」


美穂「女の子を待たせるのは感心できませんよ…待っている間に萎んじゃうかもしれませんから」


P「すまん!」ダッシュ


タッタッタッタッ





マストレ「行ったか……まったく」


ベテラン「まぁ、二人が回りすべてから祝福されるようになるまでも大変なんだがな」


トレーナー「それより……」





千枝「美穂さん……千枝…千枝……」グスッ


美穂「千枝ちゃん……大丈夫。もう大丈夫だから」グスッ





(*>△<)<ナーンナーンっっ

今日はここまで。ちょうど紀伊、愛宕、駿河、武蔵が沈んだ辺りですかね

なんとか今週中に大和沈没まで終わらせたいです

タッタッタッタッ


トレーナー「ん?」


バタン


トレーナー「あの後ろ姿は……」


ベテラン「もしかして……聞かれていた!?」


P「今のを由愛に……?」


千枝「プロデューサーさんっ!!」ズイッ


P「はっ、はい!」ビクッ


千枝「由愛さんを…由愛さんを追い掛けてください!」


P「……しかし」


美穂「しかしもかかしもありません!…今、追い掛けないと……由愛ちゃんだって、いつまでも待っててはくれなくなってしまいます」


マストレ「今はできることからやっていけばいい…」


ベテラン「プロデューサーたる君がここで立ち止まってどうする」


P「……ありがとう……ありがとうございます」


「いってきます!!」バタン





トレーナー「……ようやく行きましたね」


マストレ「薦めておいてなんだが、いい年した男が中学生を……」


ちひろ「まぁ、そこから先は彼にお任せしましょう」にゅっ


芳乃「彼の者とてー、今は止まらないのでしてー」


美穂「わわわ、ちひろさんに芳乃ちゃん?」

芳乃「ではー、最後に一押しをー」


ちひろ「はい、エナジードリンクです」


カポッ


ゴクッ


芳乃「ほー!」


「ではー、参りましてー」





え な ん ざ む !


よ し の ん ぱ わ ぁ ふ る ば ぁ す と !

由愛「……」


『千枝もプロデューサーさんを見ていましたから、由愛さんがプロデューサーさんにとって一番幸せになって欲しい大切な人だって知ってます!』


由愛「千枝ちゃん…」


『そ、そうです!二人の気持ちを私たちが知らないとでも思っていたんですか?』


由愛「美穂さん…」


「…ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい」エグッ


「私だけ……Pさんに……」


「みんながPさんを好きって……知らないわけじゃなかった……」


「やっぱり……」


「罰が当たったんだね……やっぱりアイドルなんて……」グスッ


「でも……」





「好き…………大好きです……私、成宮由愛は…Pさんが大好きなんです……」グスッ





「うわぁぁぁぁん!」

タッタッタッタッ


バタン


P「由愛っ!」


由愛「ぴ、Pさんっ!?…どうして……千枝ちゃんと美穂さんは?」


P「話があるんだ」


由愛「っ!!……だ、駄目です…私は……プロデューサーさんを好きになってしまったから……好きで好きで仕方がないから」


「アイドルを続ける資格がないから……もうみんなに……Pさんにも……」


(でも……好きなのは諦めt)


P「俺は……俺はお前のことが……かもしれん」


由愛「…………えっ!」


P「お前が!成宮由愛が好きだ!」


由愛「……えっ……私を…Pさんが私を」


(好き?)



(えっ……と)へなへな

ガクリ


ペタン


P「おっ、おい!大丈夫か!!」


由愛「あ、あの、今…悪いことが起きるぐらい……嬉しいことが…あったんで……」


P「す、すまん。お前の意見を聞いていたら、多分前に進めないと思って……」


「いや、お前がイヤって言う」


由愛「そんなわけありませんっ!!」


P「うおっ!」キーン


由愛「あ……あの…ごめんなさい」

由愛「私も……」


(……自分がこんなに)


「私も…Pさんのことが好きです」


(欲張りだなんて)


「…千枝ちゃんや美穂さんにも負けたくありません」


(初めて知った)


「Pさんを独り占めしたいです」


(もう止まらない)



「だから……」


(この感情……この想い……)


「キスして…ください」

……途中ですがここの18禁のラインってどれぐらいでしたっけ?


脱がしてじらして入れるまでおけでしたか?


(以前は入れて動いたのでちょっと)

ひとみ閉じたら二人になれる


P「き、キスって……」


由愛「んー」ソットメヲトジ


P「わ、わかった……ええと……」シドロモドロ


由愛「んぅ……えいっ」


チュッ


P「ん……え……」


(や、柔らかい。これが女の子の……由愛の……)


ドクンドクン


由愛「……えへへ、Pさんにキスしちゃった(///)」

「……女の子も好きな人には積極的になれt」


P(キスされた瞬間は何ともなかったが、体から、頭から、津波のようにやってくるこの感情を抑えられず)


「ゆ、由愛っ!」


ガバッ


由愛「きゃっ……え……Pさんっ…んー、んんっ!」


(Pさんからキス……私に……キス)


(唇がちょっと触れただけの私のキスと違って、もっと押し付けるように……)


(息ができないぐらい激しく、何も考えたくないぐらい優しい)


(あ……舌が……Pさんの舌が私の……(///))


(初めて私の口の中に……ほかの人の体の一部が入って来ちゃう……)


(もう何も考えられない……もう私を好きにして欲しい……そう……もっとめちゃくちゃにして欲しい。そう思えるキスだった)

由愛(口の中でPさんの舌が私の舌に触れる度に、全身の力が抜けていく…)


(体が……小刻みに震える――想像以上の……快感)


「んっ……んーーんっ!……はぁツ―――!」


(唇の縁に触れるだけで……電気が走ったかのような感覚)


「んー、んー――」


(こんなにキスされて――)


(急に恥ずかしくなり動こうとするが、Pさんの手が私の背中に伸び……逃げられない)


ジュンッ


(だ、ダメ……これ以上は……立って……)


「はぁはぁ……はぁ」


(胸の先が、下着の上からでも痛いってわかるぐらい張ってしまい……お腹の下も――熱い……自分でしたときだって、こんなにはならないのに……)


「はぁ……はぁ…ふぅ」


(10分?20分?もっと?……キスの影響で頭が動かなくなってしまい、時間すらどうなっているかわからなくなっていた私を)


グイッ


(えっ、えと……ソファーに……)


ドスンッ


「きゃっ……ぴ、Pさんっ……?」


(押し倒されてしまった)

由愛(そして……動けないように私の手を掴みながら)


P「由愛……」


チュゥゥゥゥ

由愛(二度目……あれ、三度目だっけ……またき、キスを……ぁ……やだ……んっ!)


クチュクチュ


(唇だけじゃなくて……おでこに……ほっぺたに……首に……ふぅん!)


由愛「きゃっ……ふぅっ……んんー――っ!」


プチッ、プチッ、スー


(首から肩へ。そして……え?肩?……えと)


(そこで初めて、Pさんに服を脱がされているとわかった……)


「きゃっ?!あ、Pさん……ちょっと……待って」


(いつのまにかリボンは解かれて、ブラウスのボタンは外され……中の……キャミソールとブラジャーを見られていた)

ちなみに下着は




こんなの想像しております

由愛「ま……待って…服は……(///)」カァァァァ


さらにPさんがスカートに手をかける……どこか自分とは別の世界で、スカートのホックが外れる音がする気がした


私はPさんがこれから何をしたいのかをわかっていた……愛し合う二人なら欠かすことのできないことと


たしかに、いつかはPさんにして貰えたらぁ……とは妄想はしていたが、知識でしか知らないことを、まさか今ここで実践とは思わなかった


「うぅ……うぅぅぅ」


頭の中が軽いパニックに陥っていた私は、腕で胸を隠しながら唸るぐらいしかできなくなっていた


人から見たらさぞ滑稽な姿だっただろう


もう一つ、気がつかなかったことがある


私のあそこはすっかり濡れていて、パンツまで染みを作っていたことを

由愛「うぅぅ……」


私はもう体を固くするぐらいしか何もできなくなった


(全部脱がされちゃう……私…見られちゃう……)


……ふと気がつくと、スカートを脱がし終えたPさんの動きが止まっていた


私は今だにパニックから回復していない頭で、うっすらと靄がかかったような頭で思った


(……どうしたんだろう……む、胸を触ったりとかしないの?……まだブラウスを脱いでないのに……もしかして……も、もうするのかな)


(ど、どうしよう…何をすれば…えっと下着は……見られてるし……うぅ…恥ずかしい。もっと可愛いのにすればよかった……)


(えっと……天井のシミを見ていればよかったのかな…ママ…ごめんなさい……由愛はママになります……)


落ち着いていればもっと他のことを考えるべきなのだが、私にはそれが精一杯だった


ふと、一瞬の静寂を破ってPさんが呟く


P「ごめん……俺ばかり……由愛の気持ちが聞けて嬉しくて……同じ想いってわかって」


「それで……どうしようもなく抱きたくなって、気がついたら抑えが効かなくなっていたんだ」


「本当にすまない……由愛の気持ちも考えずに……」


由愛(……Pさん)

由愛(え、えっと……な、何か答えないと)


(何か……何か……)


「だ、大丈夫です。思ったより急だったから……こ…恐くないです。びっくりしただけですから」

「だ、だから……わたしは…Pさんに愛してほしいです……おっ、お願いします…………来て下さい」


(……)


(…………)


(///)


(バカバカバカバカーっ!これじゃあ、えっちなことばかり期待している、ふしだらな娘じゃないの!!)


(ん……Pさん……引いちゃったかな)チラリ


P「……」ポカーン


由愛(うぅ……やっぱり……恥ずかしいよぅ……)


(どうしよう……ここまで見られちゃったのに……体……熱くなってるのに………嫌われちゃうよぅ)


P「…………くすっ」


由愛(!?)

P「こんなに力んで……」チョンチョン


由愛「ううっ……」グッ


P「(ジェットコースターに初めて入るみたいに腕に力が入ってるな。13歳なのに、こんなに背伸びして……)」


「(無理させているのは100%、俺のせいだろうけど。でも……好きな女性にそう言われて正直、俺も歯止めが効かない……)」


「(どっかのKC-130Hみたいに暴走しそうだ……)」


ググッ


由愛「あっ……」ゾクゾクッ


Pさんの腕が私の背中に回る


チュッ


唇にやわらかい感触


(また……キス……)


チュッレロッレロッ


「あぅ……んっ……」


口から出る吐息


ジュルジュル


(また……口のな…か……)


遠慮がちだけど、優しい舌の動き。それに伴い、指先がしびれるような感覚


「んっ……ん――アっー――」


さっき以上の快感。理性と一緒に手足の力が抜けていく


(やっぱり……Pさんのキス……息ができなくなるぐらい……気持ちよくて…あったかくて……好きって想いが……わかる)ドキドキ


お腹の下から熱くなる。ようやく私のあそこが濡れていることに気がつく


(だから……だから)


(私……後悔しなくない……)ブルルッ

由愛「Pさん……」


プチッ


手を後ろに回しブラのホックを外すと、それまで締め付けられていた胸の辺りがスーッとした


さらにストラップとカップを繋いでいたホックも外す


そしてキャミソールの中で浮いていたブラジャーおもむろに取る……


パサッ


P「おっ……おい、由愛……そんな」


Pさんは止めるように言っている……けど、私はもう止める気はない


由愛「だから……」


キャミソールのストラップを肩からずらすと、すっかり硬くなっていた乳首をあらわになった……まだ成長していない小振りの乳房にツンと立った乳房が一際目立つ


顔だけでなく、体全体が熱くなっていたが、胸の付近だけスースーして気持ちよく感じた


由愛「私の胸……吸って……下さい」

P「そ……それは……」


最後の一線を越えるのを躊躇っているPさん……なら


由愛「Pさん……ほら……どうぞ」


Pさんの顔に胸を押し当てる。キャミソールの生地から露出した乳房がほっぺたに当たり、少し感じてしまった


由愛(擦っただけで……ンッ…これで吸われたら……私…私どうなるの……)


鼓動が高まる。だが、もう止められない


ほんの数秒。だが、コンサート本番前のバックでの待機している時みたいに緊張が永遠に続くと思う……その刹那


P「由愛っ!ごめんっ」


その声と共に、胸の先から中まで神経が直流した感覚に襲われる

由愛「きゃッ……うぅ……ふぅぅぅンッ!」


(Pさんが……私の……おっぱいを)


もどかしい感覚……胸の先からくる電流みたいなそれに体が堪らなくなる


他人の舌がこんなに気持ちよくなるとは思わなかった……ただ、大人の本で読んだこと。それを真似しただけだった


「はアッ……くっ……痛……っ!」


いつの間にかPの手が乳房に伸びていた。その強引とも思える愛撫……というより、わしづかみはまだ成長していない由愛の胸には早すぎた


成長期の胸は最初はただ乳頭の突出による脂肪の育成から始まり、やがて皮膚の成長が追い付き全体へと膨らみ完成する


Pのその手は、ブラジャーこそ必要だがまだ成長期真っ只中のAAカップの由愛の胸には有り余る代物だった


ましてや、Pは成長した乳房を揉むように掴んでいた


弁護するなら、中学生の由愛のように成長期の女性の乳房は本来触れられないもの。偶発的事故を除き、触ったことのある男性は間違いなく犯罪者である……つまりPもである

P「ごっ…ごめん!」


慌てて手を引っ込めるP。だが、由愛の手は引っ込んだ手を握る


由愛「大丈夫です……少し痛いけど……乳首は気持ちいいです」


「……もっとしてください」


そう言いながら、すっかり濡れて性器の形があらわになったパンツを脱ぎ始める


Pは、光の当たる角度でキャミソールが透けラインが見え隠れする由愛の肉体に見とれていた


そのともすれば犯罪的。別の見方をすれば芸術的なそれに興奮しない男はいないだろう


P「行くよ……」


その声と同時に再び由愛の乳首を吸い始める。そして右手はもう片方の乳首を弄り、左手は下腹部





つまり子宮の辺りを撫で始めていた

本日はここまで


挿入はあるけど本番そのものはない予定です

(アンアンでごまかします)

由愛「Pさん…?はふぅ…っふ……あ、あァ……ふぅンッ!!」


胸を愛撫してもらうように頼んだのに、Pが何故お腹にも手をやるか由愛にはわからなかった。


その思考はPにいじれた乳首の刺激に掻き消され、自分のものとは信じられないぐらい甘い艶めいた声が出てしまう恥ずかしさから、手で口を抑えることに意識を集中させてしまう


P(よし、お腹をマッサージするように……えっと子宮は……ここら辺かな)


Pの手が、由愛の柔からい下腹部をあちこち撫でるように押しこんでいく。まるで発酵したてのパンの生地のガス抜きでもするかのように手際よく


……そして由愛の肌はその動きを敏感に感じ取っていた


由愛「ふぇっ……何か…くすぐっ…いィッ――!?」


それこそ先ほどの乳房を揉んだ時とは違い、ソフトにゆっくり触っていく


由愛(お、お腹の中に何かあるの?……もしかして赤ちゃんができる場所!?や……やだ、気持ち良すぎて恐……い)


由愛の吐息が漏れるのと同期してお腹が揺れる。そして探り当てたソレを柔らかく押していく


由愛「な、何……何を――――――っ!!」

ポルチオ


それはGスポット、クリトリスと並ぶ女性の性感体。普通の手段では届かない場所にあるそれは、性知識が限られたモノでしかない少女にとっては開いてはならない魔の領域


その刺激は由愛にとって未知であり許容以上のものとなりもはや声すら出せない


痛みと紙一重のその感覚は13歳の少女には他に例えようがない、それこそ快楽という辞書にある言葉では済まされない堪え難いモノであった


由愛(Pさ……ん…ダメっ、や、激しい…んンッ――!それ、私のからだ壊れ…ゃう……息が……んふっ……――っっっっんぅ!……んんっ!」


それまで自然と口から漏れていた言葉はおろか、吐息すら出せずにいる間にもPの手は休まることを知らず彼女の部位に迫っていく


そして――それは訪れた


由愛「ああああ――ァ、あ――――っ!!!」


動悸が激しくなりそして体が反ったように痙攣する。口を閉ざす余裕すらなくイキ声を張り上げながら……


由愛は初めて


他人の前で……否


愛する――好きな人の前で絶頂を迎えた

過去に一人でしたことはあったが、未知の感覚への恐怖からいつも中途半端に……満足することなく、終わらせていたのも災いした


その二重の意味もあって、ここまで盛大に激しく絶頂を迎えたことはなく、若干13歳にして意識が飛ぶぐらい――許容できないほどの経験を味わうことになった……


身も心も快楽でとろけ、身体が自分のモノでないような感覚に襲われつつも意識はつないでいる。


未経験の普通の娘なら既に気を失っていてもおかしくない行為を味わったというのに……


とはいえ、腕すらあげる余裕がないぐらいに絶頂したため、好きな人の前で口から涎を出し陰部からは愛液が溢れ出るという思春期の少女には恥辱ともいえる状態にいた


そのような、どうにもならないぐらい身体が制御できない状況の中、何故か心の奥はすっきりしていた





それは、Pのことを自分以外にも恋という形で想っている二人――その存在を一瞬だけでも忘れるぐらいに……

ビクッビクッ


由愛「はぁーッ……はァーっ……」


(これが……イクってことなの?……落ちちゃうよ……)


通常では味わえない絶頂の直後の体では、由愛は息をするのも苦しそうにしか見えなかった


当然、罪悪感にいたたまれなくなる


P「だ、大丈夫か?すまん……加減が…もっと優しくすればよかったのに……」


由愛「あっ……あの……っ」


P「どうした?気分が悪いか?……今日はここまでにして」


ギューッ


由愛(だ……駄目……)


「嫌じゃ……なかった……」


Pの服の裾を、すっかり弱り切った腕の力でつまむとそう言った


由愛「初めてだったけど……すきぃ……」


(もっとして……たくさんして)


由愛「…………もっと……色々教えて……」


その一言一言がPの罪悪感を消し去っていった


そしてその台詞がとどめになる


由愛「続きを……最後まで…………Pさんと一緒になりたいです」


P「由愛……」

ゴソゴソ


P「じゃあ……挿れるよ?」


「最初は痛いと思うけど……」


由愛「は……はい……お願い」


P「どうした?……やっぱり止めるか?」


由愛「いえ……キスして……くださ」


「ん――ぅう――」


「はぁ……はぁ……」


P「じゃあ……」


グッ


由愛(わ、私のアソコにPさんの……)


(……硬い……入るの……?)


―ググッ


由愛(――イっ!――――ッ!!)


「痛――――ーっ!!」

由愛(私の中を)


(入口から引き裂くような痛み……)


「痛……痛い……」


(今の私に……到底耐えられるものではなく……)


「Pさん……Pさ…ん……怖いで…す」


P「ご、ごめんっ。ごめんな。由愛のこと……すごい興奮して止められなかった……」


「それに……もう濡れているからって勘違いしていたし……」


由愛(わ、私に……興奮……)


(わ……)


ジュク


(あ……やだ……また、濡れてきちゃった……)


P「……なら、これはどうかな」


「ちょっとこそぐったいかもしれないけど……」


クチュッ


由愛「え……何…?んんっ!」


(わ……たしの中に……何が?)


(あれは……指?)


「あふ……あっ……ん……ふーっ」


グリュッグチュッ


「私の……きもちい……あたっ……さ、さ…わって……る」


コリッ


キュキュン!


P(「ちょっとキツイけど、指は入るみたいだな」)


「反応してくれているし、もうちょっと続けるよ」


クニュクニッ


由愛「はぁっ!……そ…れ……ダメ……きゃふうっ!」


「き…もち……いいです……はーっ、はーっ」


ジュパッジュパ

由愛「あ……!ダメ、だ……めっ!きゃっ!」


プシュプシュ


「やっ、おし……っこ……でちゃうよ……あっ!」


クチュクチュ


「ぴ、P……さぁん!!」


ツププッ


「だメぇ……うっ」





「いやっ!?あー――っ!あっあー――!!」





ピクッピク


P「指で、イっちゃったみたいだね」


ナデナデ


由愛「はー―っ、はー――っ……はい……」


「も、もう……今度こそ……」


「だから……」


P「ん……今度はゆっくりいくからね」


由愛「はい……」


P「どうしてもダメなら一度止めるから……」


由愛「……今度は……止めないで下さい」


「私を……Pさんで犯してください」

P「じゃあ……」ガシッ


ググックプッ


由愛「あッ……あ――っ!」


(入ってくる……)


ググッズブッ


(さっきよりは……でもキツイよぉ)ゾクゾクッ


ジュブブブ


「あっ、はぁぁぁっ!!」ゾワゾワ


(入っちゃってる……私の中に……Pさんの体が……入って…!!)


「ふっ!あ……っ……んっ!」


ズニューッ


(さっきまで入らなかったのに……)


「……ぅ……うぅっ……」


(一番奥……届いちゃってる……)


(お腹の……中、Pさんのでいっぱい……)


ジワァ


「あ……」


(すると自然と涙が出てきた。痛みによるものでなく、愛する人と繋がったこと)


(それに対する幸せと喜びに反応したのだろう)


(で、でもさすがにっ、これ以上は……)


(ぎちぎちまで入っているPさんので、私の中は限界を越えて広げられている気分だった)


(今動いたら……私、壊れちゃうよ)

由愛(すると、私が涙を流しているのにPさんが気がつき)


P「ゆ、由愛っ!大丈夫か?……やっぱり、ダメだったんじゃ」


由愛「うぅん……違います……あなたと……Pさんと繋がったのが嬉しくて……」


「……ぁ……はぁっ……大丈夫です」


「男の人が動くもの……ですよね?」


「だから……っ、つ、続けて……ください」


P「だ、大丈夫……かな?」


由愛「んっ……多分……」


(本当は怖いけど……もっとPさんとくっついていたい)


(Pさんを全部受け入れたい。……そんな気持ちの方がいっぱいだった)

由愛(ようやく、ようやく一緒に……一つに繋がった私とPさん……)


(私の中でPさんのが――ぴくぴくって動いているのがわかる)


(指より大きくて……もう、いっぱいいっぱいで壊れてしまいそうなのに…そこからぞくぞくした感覚が、背中まで駆け巡ってく……)


(初めてなのに……その感覚)


(……キモチイイ)


(私……このままじゃ…おかしくなっちゃう――)


(――ふと気がつく)



P「はーっ、はーっ」


由愛(Pさん……私で喜んでくれているの?)


(Pさんの……荒い息遣い。……まるで私を労って、必死に我慢しているみたい)


(でも――すごくえっちな気分)


P「……じゃ……じゃあ」


「う、動くよ」

由愛「は……はい」ドキドキ


(い、今から……私……)


ググッ


(き、きた……)


ニュッ


(えっ……外に?)


グィーッ


「あふぁっ!?」


(動いてる……私の中で)


ギシッギシッ


「はぁ……あぁ……んんっ!」


(こんなにキツいのに……)


グチャグチャ


「――や……ぁッ……っ!」


(……ついさっきまで私……普通の中学生だったのに……)


ズプズプッ……クプッ


「ひゃっ!……んっ、ふ……うッ!」


(最初は恥ずかしかったのに……こんなに……こんなにカラダ熱くて)


P「大丈夫か?」ハーッハーッ


由愛「へ、平気です…く……ぅゥ…っ」


(Pさん……優しい……もう何も考えたくない……このまま)


P「手……繋ごうか。イク時は一緒になりたいし」


由愛「は、はいっ!」

P「由愛、気がついてるかな?」


ニュパッニュパッ


由愛「はぁ……えっと……何をですか?……はっ、はっ」


P「右の……ほら、鏡」


ネチャッネチャッ

由愛(鏡?……えっ?嘘!……私とPさんが映って……)


(せっくすしている所、鏡に見られているよぉ……)


ギュウウウ


P「あぁっ」


由愛「ひゃんっ!」


(う、嘘……鏡に写る姿を見ただけで私……感じちゃってる?!)


クチュクチュ


P「すごい……これが由愛の……中なんだね」


ビクッビクッ


由愛「やぁぁ……言わないで……言わないでください……っ……んアっ!」


「わ、私……もぉ……だめ」


P「俺も……じゃあ……いくよ」


ギシッギシッ


由愛「はーっ、あぁ――っ!」


タムッタムッ


(や、やだ……激しいよ……イッちゃう……イッちゃう……よ)ガクガク


P「うっ……由愛っ!!」


ゾワワッ


由愛(ダメ……目がチカチカするよぉ……)


「わはっ!ハぁッっ――……やっ――あぁぁぁ――――!」

……………………
………………
…………
……


P「平気か?由愛」


ナデナデ


由愛「あ……はい。その……」


「な、中に……」


(芳乃さんからせっかく……こ、こんどーむをいただいたのに)


P「あ……ごめん。……も、もしできたら……ちゃんと責任は取るから」


由愛「くすっ。大丈夫ですよ。生理前の安全な日ですから」


P「本当にすまない。……こういうのは男がしっかりしないといけないのにな」


由愛「じゃあ……」


「……その……また次は……お願いしますね」


P「……」


由愛「……」


「(///)」ポンッ


P「ゆ、由愛っ!!」アタフタ

…………
……


由愛「くぅー、くぅー」


P「可愛い寝顔だな……さて」





芳乃「にこにこ」


ちひろ「にこにこ」


P「えっと……欲望にまかせ、担当アイドルに手を出してすみませんでした!!」


芳乃「いえいえ、愛するもの同士の逢瀬。誰にも止められなくてー」


ちひろ「でも避妊しなかったのはマイナスですよ」


P「あの……もしかしてなんですが……」


芳乃「なんでしてー?」


ちひろ「10連ガチャなら日付が変わってからですよ」


P「そうじゃなくて…」


「二人とも……いや、何か俺と由愛が急いでくっつかないといけない訳とかあるんですか?」


二人「……っ!」


P「図星ですか…」


ちひろ「……由愛ちゃんに聞かれたらいけませんので、会議室までいきましょう。あそこなら防音構造ですし、鍵がかけられますから」


芳乃「ちひろ殿ー、盗聴器を発見する機械をお忘れなくー」


P「どんな話をする気だよ……」

ギィ……バタン


芳乃「名探偵のSEでしてー」


P「そういうのはいいから話を」


ちひろ「ねぇ……プロデューサーさん」


「平行世界って信じますか?」


P「……思っていたよりは普通でしたね」


芳乃「ほー?どのようなー?」


P「俺と由愛が特異点だとか、アカシックレコードに刻まれた何かとかかな?」


ちひろ「近いといえば近いんですが……えっと」


「この世界の由愛ちゃん。彼女を一年以内に妊娠させないと世界は滅亡します……っと言っても信じますか?」


P「……はぁ?!」


芳乃「量子崩壊が起こりー、フィナボッチのー」


P「まてまてまて!……あー、本当にあったのは信じたが何がどうなってそうなる!?」


ちひろ「簡単にいいますと、プロデューサーさんが由愛ちゃんと結婚するんですが、テロ事件に巻き込まれて……その……」


P「死ぬんですね……」


芳乃「それがきっかけで、事務所のアイドル達が因果を操ろうとしたりー、金本位制度を呼び込んだりー」


P「あいつらならやりかねないな……で戦争が起きたと?」


ちひろ「私たちは、あちらで……二人だけの生き残りなんです」

芳乃「それで、第七世代量子電算機『祝祭』に……たしか3万と15回程シミュレートしたところ、プロデューサーと由愛さんに子供……できれば娘さんができるのが運命を変えさせて、さらに変化のブレが少なくてよいという判断が出ました。それ以外だと13歳未満のCute属性。例えば」


ちひろ「芳乃ちゃん、芳乃ちゃん」


芳乃「……とんだ失礼をー」


P「お前……ちゃんと話せるのか」


芳乃「何のことやらー」


P「……まぁいい。だが、由愛はアイドルでありそれ以前に中学生。しかもまだ13歳だ。子供だなんて……」


ちひろ「その中学生に中出しした人は誰でしたっけ?」


P「すみませんでしたー」ドゲザ


芳乃「まぁそれは何とかなりましてー。空間を圧縮して時空を狭めれば大丈夫かとー」


P「何をどうするかはともかく……それで大丈夫なのか?」


ちひろ「以前、千枝ちゃんと美嘉ちゃんの妊娠で……おっとと。あとはプロデューサーさん次第ですよ」


P「向こうの俺は、何をやってたんだ……」

芳乃「あー、由愛殿にやや子ができるかどうかは、そなたにかかっておりましてー」


P「ん……あぁ、それは任せろ。絶対に由愛のことを……その……幸せに」シドロモドロ


ちひろ「微妙にヘタレますねぇ」


芳乃「そなたはこちらでも変わらぬものでしてー」





P「あー……俺は由愛を愛している。だから、幸せにするのは俺だ!俺一人で充分だ!」キッパリ


ちひろ「やーい、ロリコーン」


P「まってちが……いませんけど……」


芳乃「今の言葉、ゆめゆめ忘れぬようにー」


ちひろ「さ、由愛ちゃんが起きてくるかもしれません。その前に行った行った」フリフリ


P「あ……あぁ……わかった」


バタン





芳乃「これで銀河は……宇宙は救われましてー?」


ちひろ「わかりません……でも」


「私たちが……この世界の私たちを消してまで来た意味はありそうです」


芳乃「それは……その話は、私達の残りの人生を贖罪に充てましょうぞー」


ちひろ「つまんない人生になりそうですねぇ」ハァ





たとえ今この世界一人でもIt's Only Destiny

――次の日、事務所


由愛(……私……Pさんと……)


(えへ……えへへ……幸せ……)


(でも……千枝ちゃんと美穂さんは)


そう思った途端だった


ガチャ


美穂「おはようございます」


千枝「おはようございます」


由愛「美穂さん……千枝ちゃん……」


美穂「あ……由愛ちゃん……」


千枝「おはようござい……ます」


由愛「えっと……あの……」


美穂「あ……その、ちょっとお話があるんだけどいいかな……?」


由愛「は、はい……」


美穂「き、昨日、千枝ちゃんと話あったんだけど……由愛ちゃんとプロデューサーさんは好きあってると思うんだ……だから、応援するから……その……が、頑張っ……て」ポロッ


千枝「み、美穂さん……」


由愛「美穂さん……」


美穂「えへへ……ごめんね……頑張ってなんて言って……泣いちゃって」ポロポロ


「でも……これは……これだけは言わせて」


「二人は好き合ってるはず。だって、二人が大好きな私たちが言うから間違いないよ。でも、でもね。必ず、必ず幸せになって欲しいんだ」


「だって……」グスッ


千枝「美穂さんっ!」ダキッ

美穂「千枝……ちゃん」ウッ

千枝「ダメです……ダメですよ……千枝達は……もう」


美穂「そうだね……うん……ごめんね。由愛ちゃん……泣いちゃって」ゴシゴシ


由愛「いえ……はい……私……」


「私……Pさんのことが大好きです。この気持ち誰にも負けたくありません。だから……」


「だから……お二人の分まで……きっと」ポロポロ


美穂「由愛ちゃん!」ダキッ


千枝「由愛さぁん!」ダキッ


由愛「美穂さん……千枝ちゃん……」





――その場に三人の鳴咽が聞こえる。止むまではしばらくかかりそうだった








ちひろ「……ごめんなさい」


芳乃「……申し訳ありません、美穂殿。千枝殿……」

…………
……


由愛「……Pさん……んっ、んふぅ……んちゅう」クチュクチュ


プハァ

P「ん……由愛……その」


由愛「はい……どうぞ……私も……」





P「由愛、いくぞ」


由愛「はい……ふぁ……ふぅ、あっ…あぁ……やっ……なか」ギシッ


「はっ……はぁ……んはっ!」


ヌッチャヌッチャ


P「由愛の中……温かい……すごいいいよ……」


パスッパスッ


由愛「うれしい……もっと……んっ!はあっ!ぴ、Pさぁん!」


ギュウゥゥ


P「すご……締めてくる……」


ズブッズブッ


由愛「だめっ!あ、掻き回さ……あっ!あイっ!」


P「由愛、そろそろ……一度出すから」


由愛「やっ、はっ!ダメっ……今日は……中……はぁ!」


(こんな……肩から抱きしめられたら……)


P「いくよ……全部受け止めてくれッ!」


ドクッドクッ


由愛「はぁっ!あぁっ!あぁぁぁぁんっ!」


グチュウウウ


(こんなに……赤ちゃんできちゃう……)


「ひどいよ……Pさん……私、赤ちゃんが……」


P「由愛……あのさ……できたらちゃんと責任取るから」


由愛「うぅっ……」


(そ、その目で言われると反論できないよぉ……)



カリカリシャーシャー


由愛「……あ?起こしました?……ごめんなさい」


P「ん……何をして……スケッチブック?それに何か書いていたのか?」


由愛「この…スケッチブックですか?…その、恥ずかしいんですが」


「ぴ、Pさんの寝顔がかわいかったので……スケッチを」


P「うわぁ……こっぱずかしいな……どんな感じだ?」ヒョイ


由愛「……だ、駄目ですよ。ま、まだ完成していませんから」


P「そうか内緒か……それはそうと、昨日の由愛は世界で一番素敵だったよ……情熱的で、愛欲に溺れているようで」


由愛「え?…あ……ーっ!、ーっ!(//////)」←言葉にならない悲鳴


「はぁはぁ、か、からかわないで下さい…本気にしちゃうじゃないですか」


P「いや……本気でそうと」


由愛「こんな…胸も小さくて……特徴がない私を……」


P「由愛が好きだからな。大きい小さいは関係ない。由愛のだから……由愛の胸が好きだからな」


由愛「す、好きになったから関係ないのですか…」


「……やっぱりあなたを……私は、Pさんを好きになってよかったです」チュッ


「え……また大きく……きゃっ!!」

――数カ月後


P「由愛……どうだった?」


芳乃「おめでたでしてー」


ちひろ「おめでとうございます。妊娠三ヶ月だそうですよ」


由愛「うぅ……ママになっちゃったよ……」


美穂「Pさん……」ジトー


千枝「Pさん……」ジトー


ちひろ「まぁまぁ、おめでたいことなんですから」


芳乃「ではー、二人を例の部屋へご案内ー」


P「あー、いよいよか……」


由愛「例の?部屋ですか?」


芳乃「入ったら生まれるまで出られませんがー」


ちひろ「こちらの時間で一時間で出産できる部屋でござーい」


由愛「えっ!?えっと……」


P「じゃあ……一時間よろしく」


芳乃「いってらっしゃいませー」

もう戻れはしない これが最後の真実


………………
…………
……


赤ちゃん「くぅー、くぅー」


千枝「わぁぁぁぁ」キラキラ


美穂「か……かわいいです」


芳乃「お名前はー、何と?」


由愛「えっと……夢と愛で『ゆあ』っていいます」


P「下手に漢字の名前にして……なんていうのか、型に嵌めたりせずに育ってほしいんで、あえてひらがなにしました」


ちひろ「父親はこんなに憎たらしい顔をしているのに、可愛い名前ですねぇ」


P「なんだとこら」


ナンデスッテー


ヤルノカチッヒ


アハハ





芳乃「……」

芳乃「ちひろ殿ー」


ちひろ「あ、はーい」


芳乃「……そろそろ」


ちひろ「……もうそんな……名残惜しいですねぇ」


芳乃「居心地がよいとー、いつまでも……」


ちひろ「そうですね……では」





「おっと、そうはいきませんよ」


芳乃「そなた……それに」


由愛「……」


美穂「……」


千枝「……」


P「やっぱり……こっそりと…どこかに消える予定だったんですね」


芳乃「……ここから先は私達の出る幕ではありませんので……舞台から引くのが一番かとー」


美穂「そ、そうは肉屋がさせませんよ」


千枝「それは問屋さんだったような?」


P「千枝は賢いなぁ」ナデナデ


千枝「えへへー」


由愛「ぶぅ……」


ちひろ「お気持ちは嬉しいんですが……」


由愛「でしたら……まだアイドルとして充分に活動もしないまま、美穂さんと千枝ちゃんの気持ちも通さずに、私とPさんと……その……(///)」
カァァァァ


P「……まだ中学生の由愛の体に、妊娠をさせるように話術巧みに誘った行為を許せないと言ったら?」


「(まぁ、本当は俺が悪いんだけどな)」

ちひろ「それは……そのゴニョゴニョ……の為に……」


P「大義名分なんかいいんです。……言い方を変えましょう。ちひろさんと芳乃がいなくなったら、ただでさえアイドルが一人動けなくなったこの事務所をどう回せばいいんですか?」


ちひろ「……」


芳乃「それでも私達はー」


由愛「もう……私一人では子育ては不安ですから、手伝って……いえ」


「助けてください。お願いします」


ちひろ「…………芳乃ちゃん」


芳乃「なら……良きように」


P「決まりですね。じゃあ、まずこの子が事務所にいてもいい環境を作りますか」


千枝「あ、まず寝る所が欲しいですね」


美穂「あと、おむつとかいっぱい必要ですし、それからそれから……」


ちひろ「はいはい、そういうのは事務の仕事です。だから、アシスタントさんに任せてくださいな」


由愛「はいっ、よろしくお願いします!」


芳乃「……しかしながら、いつかはー」


P「その時はちゃんと教えてくれないとな。こっちも笑顔で見送りたいし」


芳乃「そなたー……やはりそなたは」





「選ばれた運命に勝利し者でしてー」

――数年後


ゆあ「それでは行ってきます」


P「おぅ、車に気をつけろよ」


「じゃあ俺もいくか」


由愛「あ、Pさん……その……」


「ん……」


kiss


P「ぷはぁー、それじゃあ」


ちひろ「朝から見せつけてくれますね」


芳乃「まことー、そなたはー」


オンギャアオンギャア


由愛「わわっ、今のはゆま?それともゆの?じゃなかったらゆら?」

芳乃「急ぎますー」


P「……ちょっと心配だな」


ちひろ「なら先にいって事務所を開けてきますよ」


P「すまんな。つか、手伝えとはいったが、居候しろとは言った記憶がないんだが」


ちひろ「ちーっひっひっひっ」

――十数年後


ちひろ「それでは……お世話になりました」


芳乃「今生の別れ……送るも行くも門出に涙は不要ですぞー」


ゆあ「うんっ、またね。芳乃さん、ちひろおばちゃん」


ちひろ「もう……この子は……最後ぐらい……」


由愛「今まで……ありがとうございました」


P「せっかく新しい事務所が軌道に乗ってきたから、楽をしてあげられると思ったんですがね……」


芳乃「未練は断ち切る……それが希望の先の光への一歩でしてー」


ゆあ「……それじゃあ」


ちひろ「お元気で……ゆあちゃんもお父さんとお母さんの言うことを聞いて、ちゃんとお手伝いしないといけませんよ」


ゆあ「うん。だから元気でね」


「ちひろさん」





ちひろ「……」グスッ


「では」


ペコリ

P「またいつか……お会いしましょう」


由愛「はい……」


ゆあ「そう……だね」グスッ


P「さて、腹を空かせた連中が待ってるから朝飯の用意をしないとな」


由愛「あら、それなら……」


ガチャーン


ゆあ「あーあ……誰?今のは!?」


ゆな「ごめんなさいです」


ゆさ「ちょっと転んで……」


ゆの「はいっ、救急箱だよ」


ゆま「もう、怪我はしないって言ってたのに」


ゆら「それよりご飯は?」


プスプスプス


ゆあ「……やりなおしかな?」


P「くっくっくっ」


由愛「うふふっ」


ゆあ「もう、笑いごとじゃないんだよ!」

ちょっとエピローグ思いついたんで明日に終わらせます

ねぇ不思議、彼を想って泣ける夜があるって、まるでLOVE SONG


――エピローグ


『速報が入ってきました』


『訃報です』


『世界最高年齢のギネス記録を持ち、伝説のプロデューサーと言われたP氏夫人で、これまで幾度の戦争を歌の力で治めたとして有名な成宮由愛さんこと……

………………
…………
……


『ふぅ』


『見たこともない場所……上も下も右も左もわからない』


『どうやら無事に死ねたようね……』


『さてさて、何が待っているかしら』





『……サァン』


『ん……あれは?』


『オカーサァン』


『小さな子……?』


『お母さん……もう、探したんだよ』ハァハァ


(はてはて?どこかで見た子ねえ)


『んー?もしかして私のことがわからない?』


『もう……自分の娘がわからないだなんて、お父さんはすぐにわかったんだからね』


『……え?もしかして……ゆあ?』


『そうだよ。この姿はうーん、150年ぐらい前だから忘れたかな?』


『あぁ……ゆあ……もう、私を置いて先に逝くんだから……』ポロポロ


『ごめんね……というかお母さんが長生きし過ぎなんだよ!』プンプン


『あ、そんな場合じゃなかった。こっちこっち!』


『おやおや、この子ってば……』


トコトコ


『……まだかい?』


『もうすぐだよ』


『もう少しでしてー』


『由愛ちゃんもずいぶんお年を召されたみたいですね』


『え……もしかして……ちひろさんと芳乃さん…!?』


『でしてー』


『うふっ、まだまだ若いままですよ』


『由愛ちゃん、私たちもいますよ』


『由愛さんに負けないぐらい生きたと思ったんですけどね……残念です』


『えっ……み、美穂さん!?それに千枝さんも……』


『お久しぶりだね』


『病院で……私は寝たままでしたが、会って以来ですね』


『みんな……』ウルウル


『さぁ、もう一人待っている人がいますよ』


『彼の者を忘れずにおられましてー?』


『えっ……もしかして』


『そうだね、そのもしかしてだよ』


『はいっ、もしかしてですよ』

コツコツ


『あ……ああっ』


『久しぶり、由愛』





『あぁ……』


『……あなた……いえ』





『プロデューサーさん!』


『おっ、その呼ばれ方本当に懐かしいな』


『プロデューサーさん!、プロデューサーさんっ!、プロデューサーさぁぁぁぁん』ダキッ


『おおっと……由愛、待ってたぞ』


『はいっ!』





『じゃあ、後は若い二人に任せて……いや、死んでいますけど』


『私たちはまた違う世界に行くのでしてー』


『ありがとう。芳乃さんにちひろおば……』


『ゆあちゃん?』


『えへへ、ちひろさん』


『はい、よくできました』





『また一緒だな』


『はいっ、もう……離しませんよ』


『だって……私は…成宮由愛は…』


『あなたが大好きですから』


燃え尽きてもいい。これが最後の真実





はい、11月から始めてやっと終わらせました


さらに言えば中盤ダレてしまい申し訳ありませんでした


これを見た方は反面教師だと思って、真似はしないでくださいませ


ではありがとうございました

過去作

デレマスSS 「みんなが失恋した日」
デレマスSS 「みんなが失恋した日」 - SSまとめ速報
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【デレマス】L.M.B.Gと事後/朝チュン - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524876775/)


あと何か作った記憶が……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年04月25日 (水) 21:14:43   ID: e1EePPi6

由愛、弄るぞ。

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