母親「はぁ・・・」
父親「どうした?また落ち込んでるようだが・・・」
母親「言わなくても分かるでしょう?」
父親「まぁ・・・大方アレのことだろ?」
母親「えぇ・・・いつになったら私達に可愛い孫を見せてくれるんだか・・・」
母親「私がお腹を痛めて産んだのはいったい何のためだったんだろうってそう思うんだ」
父親「・・・」
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母親「ねぇ・・・あの子が最後に学校を卒業したのっていつだったかしら?」
父親「・・・20年前か、確か右翼洗脳教育中学校を卒業したのが最後か・・・あんな偏差値26の底辺私立ですら順位はビリだったわけだが」
母親「そんなこと言わないで・・・あんな子でも私の子なんですから・・・」
母親「でも・・・あなたのいう事も分かるわ・・・」
父親「あいつは本当に・・・親の気持ちも知らずに・・・!」
母親「・・・」
母親「もう晩御飯の時間ね、嫌な気分にさせて申し訳ないわね」
父親「いや、お前の気持ちが晴れるならそれでいいんだ、俺もあいつの事に関しては気がかりだったしな」
母親「ありがとう、でもこの話は一旦隅に置きましょう?せっかくのご飯が不味くなっちゃうわ」
母親「ご飯よ、『ネトウヨ』」
ネトウヨ「お、ババア、飯か
今日は・・・刺身か」
母親「そうよ!ネトウヨ刺身大好きでしょ?
喜ぶと思って買って来たのよ!」
ネトウヨ「おい・・・」
母親「え?」
ネトウヨ「何だこの刺身は・・・!「中国産」じゃねえか!!何シナ土人の魚食わせようとしてんだよ!!」
母親「っ!?ご、ごめんね・・・気に入らないのなら食べなくても・・・」
父親「・・・」
ネトウヨ「ああ!食わねえよ!!こんなもん!!ババアは本当に役に立たねえ・・・ちゃんと地域選んで買って来い!!」
父親「・・・なあネトウヨ」
ネトウヨ「あぁ?なんだ親父?」
父親「・・・お前は母親の気持ちが分からないのか?お前に喜んでもらうために買ってきてくれたんだぞ
それに中国産の何が嫌なのかは知らんが、その言い方は流石にないんじゃないか?」
ネトウヨ「なんだ、親父もチョンか・・・大体チョンの刺身なんていらねえんだよ!
そもそもお前らが勝手に喜ぶって思ってただけだろうが!てめえらの自己満足[田島「チ○コ破裂するっ!」]につき合わせるな!」
親父「ネトウヨ!!」バシッ
ネトウヨ「!!殴ったな・・・てめえ・・・」
ネトウヨ「気分悪くなったわ、部屋に戻る
二度と部屋に入ってくるな!![ピーーー]!!」バタン
親父「・・・」
親父「・・・何故分からないんだ・・・?親の気持ち子知らずとはまさにこのことなのか?」
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