【チアフルーツ×SideM】聖果戦士ヒナネクターVSドラスターズ (76)

アクションヒロインチアフルーツとアイドルマスターSideM(モバゲー版)のクロスSSです。

前作
【戦隊×SideM】劇☆星戦隊ドラスターズVSアキバレンジャー
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日菜野高校生徒会室

一同「「「アイドルと共演!?!?」」」


城ヶ根御前「そうなの!ヒナネクターとアイドルが演じるヒーローのコラボレーションショーが決まったの」

青山元気「ヒーローってことは男性のアイドルなんですか?」

御前「ええそうよ、315プロダクションの『DRAMATIC STARS』と『W』というグループなんだけど」

青山勇気「ええっ!ドラスタとダブルが来るの!?」

緑川末那「アイドルは詳しくないけど、名前くらいなら聞いたことはあります」

黄瀬美甘「クラスの子たちがよく話してますよね」

紫村果音「というか、アイドルがヒーローショーなんてするんですの?」

桃井はつり「確かに、公認様のキャストというのでしたら分かりますが…」

御前「まえに期間限定で公演してたみたいだけど、いまでも根強いファンがいるみたいよ、そのヒーローの名は…」


赤来杏「劇星☆戦隊 ドラスターズ!!!」


御前「さすが赤来さん、知ってるのね」

杏「もっちろんです!『所詮アイドルだから』っていう低い前評判を跳ね返して熱い正義を見せてくれたって、ヒーローファンにも話題になりましたから!
 私もクリアファイルが欲しくてAPバーいっぱい買っちゃったなー」

果音「なんだか意外ですわね、アイドルに興味があったなんて」

杏「そんなことないよ。新しい戦隊のキャストが発表されれば事務所のHPも調べるし、テレビで出演してたらつい追っちゃうし」

美甘「ヒーローが好きなのは分かってたけど、そこまでするんだ」

御前「まあ、それなら話が早いわね。詳しい内容はこれから向こうのプロデューサーと決めていくけど、公演は今月末、場所は陽菜野市文化会館よ」

元気「またあの大ホールで公演出来るんですね」

御前「ええ、今週末に顔合わせと会議、向こうはお仕事もあるから合同で出来る練習は限られてるわよ。時間を無駄にしないように気合を入れていきましょう!」

一同「「「はいっ!」」」


杏「よーし、それじゃあまずはドラスターズの動画をみんなで見よー!」

末那「ええ!今からっすか!?」

御前「ふふっ」

黒酒路子「キャプテン、なんだかゴキゲンね」

御前「そりゃあね、今回の件は向こうのプロデューサーさんに強くプッシュされたって話だから、チアフルーツの活動が認められたんだって思えば嬉しくもなるわ」


その夜
青山家

元気「『W』、元サッカー選手の蒼井悠介と蒼井享介の双子ユニットか、名前もアオだし双子だし、なんだか私達と似てるね」

勇気「うん、そうだね……」

勇気「……足をケガして夢を諦めたってところまでそっくりだよ」

元気「え!?」

勇気「昔悠介さんが、試合中の事故でケガをしてサッカー選手を引退して、享介さんも後を追うようにして引退したんだって」

勇気「元気はアイドルを目指せなくなって、私もアイドルを諦めて、似た境遇のなのにアイドルとして人気を得て、私とは全然ちg「妄想解除!」ヘゴチンッ!

勇気「へごっ!」

元気「たしかに私はアイドルを諦めたけど、今のチアフルーツの活動にやりがいも手ごたえも感じている。勇気だってそうでしょう?」

勇気「それはそうだけど…」

元気「なら、それでいいでしょう。他人と比べたってしょうがない、これから私達がどうなるかまでは分からないけど、まずは今度の公演を成功させよう」

勇気「……うん」


一方そのころ
黄瀬家

美甘「『DRAMATIC STARS』に『W』かあ」PCカチカチ

美甘「ORIGIN@L PIECESツアーに3rdライブ、すごく人気のアイドルなんだ」

美甘「そんなすごい人たちと競演できるなんてすごいなぁ」

美甘「あ、もう今度の公演のことが書き込まれてる、なになに」カチカチ


『なんでドラスタとWがあんな田舎娘と競演してるの!マジ信じらんない!』

『アイドルヒーローならマイティセーラーやスイーツファイブだっていただろ!なんでヒナネクターが野郎と競演してんだよ!』

『どうせ枕で仕事とってきたんでしょ!このアバズレども!』

『清純そうにみえてもやっぱイケメンにはケツ振るんだな』

『ヒロイン目当てのクサいキモデブ野郎共が同じ会場に入るんでしょ?マジ最悪!』

『はあ!?ヒロインに興味ないくせに座席奪う夢腐女子のがよっぽど最悪なんですが!』

『誰も得してなくてMAX大草原wwwwwww』

『お前らもちつけwただ仕事で競演するってだけだろw』

『憧れの女の子に男の影が見えるだけで清純さは失われるんだ!可能性を生み出しただけでアウトなんだよ!』


美甘「ど、どうしよう。企画への批判だけじゃなくてヒナネクターのファンとアイドルのファンがケンカまで始めちゃったよぉ」

美甘「ま、まぁ、こんなのちょっと過激な人たちがネットで言い合ってるだけだよね?」

美甘「……今日はもう寝よう」


二日後
日菜野高校生徒会室


御前「……はぁ」


 【書類の山】


路子「なになに、『ヒロインとヒーローの競演は考え直していただけませんか?』」

元気「『ヒロインファンとアイドルファンで席を取り合うのは不毛だと思います』」

末那「『ヒロインに男の影が見えるのはよくないと思います』」

御前「ネットでよくない反応があるのは知ってたけど、正規の窓口にもこんなにご意見が届くなんて」

はつり「ごぜん様ぁ」

御前「舞い上がって引き受けちゃったけど、間違いだったのかなぁ」

果音「そんなことありませんわ!いいご意見もたくさん届いておりますわ!」

勇気「『ドラスターズがまた見られてうれしいです、ありがとう』」

美甘「『ヒーローとヒロインの競演が楽しみです』」

路子「ほらキャプテン、応援してくれる人もいっぱいいるんだからさ」

御前「でも、私達のところでこれなら向こうの事務所にはもっと多くのご意見が届いてるんでしょう?やっぱり私とかかわったばっかりに不運が向こうにまで…」



杏「……向かい風、上等だ!」


御前「!! 赤来さん?」

杏「私はキャップが日菜野の為になるって今回の公演を引き受けたんだって信じてるし、ドラスターズだってファンの為になるって信じてオファーをくれたはずだよ!」

杏「いままでだってファンからの厳しい意見もたくさんもらってきたけど、キャップを信じてみんなで頑張ってきたから文化会館の大ホールで公演できたんだから!」

杏「決まった事をゴチャゴチャ言ってもしょうがないよ、今は応援してくれる人たちのために精一杯がんばろう!」

美甘「赤来さん……」

元気「ずいぶん頼もしいこと言うようになったじゃない、神栖真心と会ったときはあんなに骨抜きにされてたのに」

杏「あ、あれはその…、あれから成長したってことでぇ」

元気「ほめてんのよ、赤来君の言うとおり、今さらグダグダ言っても始まらないんだから、最高のステージをみせてアンチを見返してやりましょう」

果音「この程度の批判に怖気づくほどわたくし達はヤワじゃなくってよ」

末那「アイドルとのコラボグッズの計画もあるんですから、ここでやめるなんて言われても困るっす」

勇気「御前さん」

はつり「ごぜん様ぁ」

御前「……そうよね、今は日菜野とヒナネクターとドラスターズを応援してくれる人たちのために頑張りましょう!」

路子「うん、それでこそ御前だよ!」

今日はここまで
全4回くらいを予定してます

なお前作でずっと「劇☆星戦隊ドラスターズ」と勘違いしたまますすめてしまいましたが、正しくは「劇星☆戦隊ドラスターズ」でした
この場を借りてお詫びします

続きを書いていきます。


訂正
>>3
御前「さすが赤来さん、知ってるのね」
→御前「さすが杏ちゃん、知ってるのね」

>>11
美甘「赤来さん……」
→美甘「杏ちゃん……」

赤来さん呼びは1話と2話の最初だけだった。


週末
日菜野市文化会館前


杏「今日はついにドラスターズとダブルデビルに会えるんだぁ!」

元気「こらこら赤来君、今日来るのはDRAMATIC STARSとWだよ」

杏「おっと、そうだった」

美甘「ライブ映像も見たけど、すごくカッコよかったね」

勇気「一緒に番組に出たときより歌もダンスもずっとレベルが上がってた」

果音「アイドルなんてチャラチャラしたものだと思ってましたけど、まあ、思ってたよりはやりますわね」

末那「せっかくだからヒナネクターも本格アイドル路線での営業も考えてみますか?」

路子「いや、流石にそれはちょっと…」

はつり「あっ、あの車がそうじゃないですか?」



キキー ガチャ


蒼井悠介「ふー、やっと着いたー」

蒼井享介「ようやく身体を動かせるね」

天道輝「ここがヒナネクターの活躍する日菜野市かー」

桜庭薫「はしゃぐな天道、今日僕達がここへ来たのはドラスターズとヒナネクターの共同公演の会議のためなんだからな」

柏木翼「ここってフルーツが名産なんですよね?あとでおみやげ見に行きましょう」

薫「柏木まで…」

エムP「チアフルーツの方々でよろしいでしょうか? はじめまして、315プロダクションのプロデューサーです」

御前「はじめまして、陽菜野市観光親善大使 兼 チアフルーツプロデューサーの城ヶ根です」


杏「スゴイ、ホンモノのアイドルだー」

美甘「杏ちゃん神栖さんが来たときみたいになっちゃってるよ」

輝「おっ! 君がメディカレッドか?」

杏「はっ、はいっ! メディカレッド役の赤来杏ですっ!」

輝「レオドラスター役の天道輝だ、今度の公演よろしくな」

 ⊃拳

杏「ッ! こちらこそよろしくお願いします!」

 ⊃拳拳⊂ コツ

果音「…なんだか、天道さんも赤城杏と同じ雰囲気がしますわね」


日菜野市文化会館会議室


エムP「では、公演の流れはそんな感じで台本の仕上げは黄瀬さんにお願いするということでいいかな?」

美甘「はっ、はい! よろしくお願いします」

エムP「突貫での仕事になるけど、完成したらこちらにも送って下さい」

美甘「分かりました、頑張ります!」

路子「それでは、この後DRAMATIC STARSとWの方々は大ホールの方へご案内いたします」

御前「私はプロデューサーさんと演出やグッズ販売のお話があるから、悪いんだけど美甘ちゃん 元気ちゃん 末那ちゃん はーちゃんは私と一緒に残ってくれる」

はつり「分かりました!ごぜん様」

翼(ごぜん様?)

享介(主従関係?)

薫(癒着?)

悠介(百合?)

輝(宇宙統一忍者流!)

御前「ちょっとはーちゃん! 人前でその呼び方はしないでよ」

はつり「分かりました! ごぜん様」

御前「(ガクッ)まあいいわ、路子、あとお願いね」

路子「うん、ではこちらへどうぞ」


日菜野市文化会館大ホール


輝「うわー、おっきいホールだなー」

薫「資料によると客席は3,000席になるそうだ」

翼「3,000ってことは1stライブの会場より大きいってことじゃないですか!?」

享介「たしか1stライブの会場が2,170席、ドラスターズの公演の会場が765席だから、それ以上の規模ってことですよね」

悠介「一番奥からじゃあ豆粒になっちゃうから相当大きく動かないと伝わらないね」

薫「僕達が1年半かけてたどりついた場所を、地元の応援とヒロインブームがあったとはいえ彼女達はわずか半年で超えていったんだ。
 彼女達は間違いなく実力を持っている。アマチュアだと甘く見てると足元をすくわれるぞ」

輝「へー、めずらしいな、お前が他人をほめるなんて」

薫「実績を出している以上認めざるを得ないだろう」

享介「気を引き締めていかないとね」


果音「フフン! プロのアイドルがわたくし達の実力に恐れをなしていますわね」

路子「あいかわらず、プロ相手にも無駄に自信満々だね」

果音「あら、あのお方達のおっしゃるとおり実績がわたくし達の実力を証明しておりますわ。
  この公演を成功させて今度こそカミダイオーRXを超えてみせましょう」

勇気「そう簡単にはいかないよ、アイドルとのコラボでいつも以上に注目されてるけど、逆に言えば普段ヒロインを見ない人たちの厳しい目があるんだから。生半可なクオリティじゃ認めてもらえないよ」

果音「そんな弱気なことでは成功するものもしませんわよ!」

杏「ムラムラちゃんの言うとおりだよ! ジーッとしててもドーにもならねえ! 高みを目指し、学び、変われ!」

果音「だからその呼び方はやめなさい!」

路子「まったく……それでは次は普段使っているステージの方へご案内します」


日菜野駅
ヒナネクターステージ


悠介「スゲー、駅の中にステージがある」

輝「駅の中にあるとは聞いてたけど、動画じゃ周りまで映らないから改めて見るとやっぱすごいな!」

翼「電車の中からもステージを見ることができるんですね、こうやって地元の人たちにアピールしていたんですね」

薫「正確にはこの鉄道の車両は電車ではなく気動車だ」

享介「まさにご当地ヒロインならではの地の利を活かしたって感じだね」

路子「公演本番までは、こちらのステージで練習することになります」

輝「ヒナネクターのステージを使えるのか!?それじゃあ列車に乗ってる人たちにもバッチリアピールしていかないとな!」

悠介「それじゃあ黒酒さん、紫村さん、今度の公演は悪役どうしよろしくね!」

果音「よろしくお願いしますわ」

杏「よろしくお願いします!天道さん!」

輝「輝でいいぜ、よろしくな杏ちゃん」

杏「はっ、はい!ありがとうございます輝さん!」

今日はここまで、次回はヒロインとアイドルの練習パートに入ります。

今期はアニメと特撮だけじゃなく鎧武とドライブとアキバレッドが出演するドラマも気になってる

続きを書いていきます


杏&輝


杏「赤い血潮はミラクルフルーツ!健康一番!メディカレッド!」

輝「おおっ!本物のメディカレッドだ!」

杏「あはー、こうして見られるとなんか恥ずかしいですね」

輝「そうそう、カジュダイオーと一番最初の手作りカミダイオーも見させてもらったよ」

杏「ええっ!?あれも見たんですか!?」

輝「ああ!なんていうか、動きのひとつひとつからカミダイオーが好きなんだって気持ちが伝わってきたよ」

杏「私もネット生放送の特撮ヒーロー100連発見ましたよ!ただ仕事として演じたんじゃなくて本当にヒーローが好きなんだって伝わってきました!」

輝「見ててくれたのか!ありがとう!ストップかからなければ最後まで見せたかったんだけどなー」

杏「そうだ輝さん!よければレオドラスターのサイン貰ってもいいですか?」

輝「……あー、悪いけどそれは出来ない」


杏「え?」

輝「杏ちゃんがただのファンなら喜んでしたよ」

杏(そっか、神栖さんと同じでヒーローに高いプロ意識で臨んでいるんだ…)

輝「だけど今の俺と杏ちゃんは、一緒に日菜野を守る仲間だろ」

杏(!!!)

輝「だから、この公演が終わってアイドルとファンの関係になったら改めてサインを書くよ」

杏(輝さん、ヒロインとしてだけじゃなくて仲間としても認めてくれてるんだ…)

輝「そのときは俺にもメディカレッドのサインくれるか?」

杏「はいっ!」


勇気&薫


勇気「~♪~~~♪~~~♪」

薫「流石だな、元赤坂66のアイドルだけあって歌もダンスもできるようだ」

勇気「あ、ありがとうございます」

薫「他のメンバーも総じて一定以上のレベルがあるのは君の指導によるものか。
  ご当地ヒロインの中にはお遊戯会レベルのお粗末な出来のものもあるが、やはり上位になるものはひとつひとつのクオリティが違う」

勇気「みんなで力を合せたからです。シナリオも演出も衣装も関係各所への根回しも、誰一人欠けてもできませんでしたから」

薫「だが君はアイドルを辞めてしまった」

勇気「あ……」

薫「すまない、僕も業界の人間だから噂ぐらいは聞いている。
 妹の元気君のことを売名に利用するのを拒んだのが原因だとか」

勇気「……はい。アイドルになるのが夢だったけど、夢をかなえられなくなった元気を利用してまでかなえたいと思えなくて……」

薫「……」

勇気「桜庭さんは甘いって思うんでしょうね、目的の為に何でも利用する覚悟がないならプロ失格だって……」

薫「……もしうちのプロデューサーが亡くなった僕の姉を売名に利用するようなプロデュースをしていたのなら、僕はアイドルになっていなかった」


勇気「え?」

薫「僕は大金を得るために医者を辞めてアイドルになった、姉の命を奪った病気を治療するために大金が必要だったからだ」

勇気「桜庭さん…」

薫「確かに目標の為に何でもする覚悟は必要だ、だが目的を見失ってしまえば意味がない
姉への思いを裏切ってしまえば僕はただの守銭奴になってしまう」

勇気「……」

薫「僕は理由(ワケ)あってアイドルになったが、君は理由あってアイドルを辞めてヒロインになった。
 そして、いま君はヒロインとして結果を出している。元気君と、君の仲間達と共に」

勇気「桜庭さん…」

薫「僕はアイドルとして最善を尽くす。君達はご当地ヒロインとして今回の公演に協力して欲しい」

勇気「はい!」

薫「…姉さんを 大切にするんだ」

勇気「あのー、元気は妹で私の方が姉なんですけど」

薫「……すまない」

勇気「いえ…慣れてますから」


美甘&翼


翼「深緑の大鷲 ファルドラスタぁー!」

美甘「翼さん、すこし休憩にしませんか?」

翼「美甘ちゃん、それじゃあ休憩入りまーす」

美甘「はいっ、うちで採れたレモンで作ったレモネードです」

翼「わー美味しそう!いだだきます!」

美甘「ふふっ、翼さんはいつも日菜野のフルーツや商店街のお菓子を美味しそうに食べてくれるから私もうれしくなっちゃいます」

翼「本当に美味しいですよ!日菜野まで来るのはちょっと大変だけど最近稽古にくるのが楽しみですから」

美甘「そういって貰えると助かります、それに最近は妹のわがままで相手してもらったりもして本当にすみません」

翼「いえいえ、俺も兄弟からヒナネクターと仕事できるのを羨ましがられてますから、おみやげ貰ったりして本当にありがとうございます」

美甘「兄弟想いなんですね」

翼「美甘ちゃんも妹想いだよね、聞いたよ、もともと最初のカミダイオーショーは妹のためにやったって」

美甘「あ…それ聞いちゃいましたか?あの時は妹に見栄張っちゃっていろいろ恥ずかしいことしちゃって…今でも動画が消されてないからいろんな人にネタにされて恥ずかしいんですよぉ」

翼「そんなことないですよ!妹の為にそこまで出来るってスゴイと思うんですよ!」


美甘「翼さん?」

翼「俺、いつもいざというとき自分の事ばかりでいっぱいになってしまって輝さんや薫さんに迷惑かけてしまって…
 だから誰かの為に何かを出来るって凄いことだと思うんです!怖いことや恥ずかしいことって簡単に出来ることじゃないですから美甘ちゃんは本当に優しくて強い人だと思います!」

美甘「…あっありがとうございます」

翼「あっ…すみません急に大きな声を出して…」

美甘「いいえ、私ずっと不安だったんです。悪い評判もいっぱい見たし本当はチアフルーツの活動も世間には認めてもらえていないんじゃないかって。
  だから翼さんの本気の言葉を聞いて本当に認めてもらえてるんだって思いました」

翼「ヒナネクターを見た人みんないいって言ってます!自信持って下さい!」

美甘「わっ私もDRAMATIC STARSもドラスターズもすごいカッコイイと思います!」

翼「それじゃあみんなで力を合せて頑張りましょう!」

美甘「はい!」


果音・路子&悠介・享介


果音「オーホッホッホッホ!覚悟なさいヒナネクター、ドラスターズ」

悠介「紫村さんはすごいなー、俺達も演技の仕事はやってきたけどプロの役者に引けを取らない演技だよ」

果音「あら、プロからお墨付きをいただけるなんて光栄ですわ」

悠介「動画も見たけどアクションもすごいよね、特にメディカレッドとディープパープルのアクションシーンの迫力があって
  本当にぶつかるんじゃないかってハラハラしたよ!なにかコツとかあるのかな?」

果音「簡単なことですわ、わたくしは本気で当てにいっていますわ」

悠介「えっ!」

果音「わたくしがチアフルーツに入ったのは赤来杏を倒す為ですわ、本気で当てにいっているのに赤来杏はわたくしの攻撃を軽々かわして、まったく面白くありませんわ!」

悠介「そっかあ、二人とも本気でぶつかり合っているからこそのあの迫力なのか」

路子「白熱しすぎて台本無視することがしょっちゅうだからこっちは合せるの大変だけどね」

果音「そっそれは…感謝してますわ」

享介「ははは、うちの悠介も同じだよ、しょっちゅうアドリブ入れてきてさ、合せるの大変だよ」

悠介「享介なら合せてくれるって信じてるからね、それに紫村さんもそうでしょ?」

果音「ええっ!?」


悠介「赤来さんなら全力でぶつかれるって信頼してるから紫村さんもあれだけのパフォーマンスができるんでしょ」

果音「はあっ!?そそそそんなワケありませんわ!赤木杏はわたくしの倒すべき憎き敵!信頼なんてありえませんわ!!!」

悠介「ライバルだって信頼するよ、強いライバルがいるから自分も負けないように強くなる、それも信頼関係のひとつだよ」

路子「あーそれは言えてる、赤来さんは紫村がいるといつも限界を超えた動きをするようになるから、少なくとも赤来さんの方は紫村を信頼してると思うよ」

果音「そんなワケ…赤来杏はいつもヒーローヒロインの事ばかりでわたくしの事なんか気にも留めずどれだけ追い抜こうともあっさり上を行って…」

悠介「まあ、負けたくない気持ちは分かるしそれが力になるのも分かるけど無茶はしないでね、身体壊したら勝負もできなくなっちゃうから」

享介「それ悠介が言うとシャレにならないから!」

路子「享介さんも苦労してるんだね、うちも無茶したがるのが多いから私がしっかりしないと」

果音「みんな頼りにしてますわよ路子さん」

享介「ははは、それじゃあ練習を再開しようか」


御前・元気・末那・はつり&エムP


エムP「おかげさまでチケットは完売しました」

御前「日菜野近隣の宿泊施設も予約でいっぱいだと連絡がありました」

末那「いやーそれにしてもチケット販売だけでなくバスツアーまで企画するなんて商売上手ですねー」

はつり「公演の翌日も日菜野の各地でPRしてくださるということで商店街の人たちもはりきってます」

エムP「ステージの方の仕上がりはどうですか?」

元気「順調です。うちの子たちもアイドルの方々もいい連携を見せてくれています」

御前「演出や監督まで任せていただいてありがとうございます」

元気「正直、プロのアイドルに偉そうに指示をするのは緊張しました。内心ビクビクしてましたよ」

エムP「いえいえ、やはりヒロインのステージならそちらの方が専門家ですから。
   それにみんなステージに妥協しないプロ意識に感心してましたよ」

御前「そんなとんでもないです、スタッフや機材も手配していただいてこんな大規模なステージは我々だけでは作れなかったのでこちらこそ感謝しています」

はつり「組の人たちもスタッフで使っていただいてありがとうございます」

エムP「演出プランも決まりましたし今日はこの辺でお開きということで」

御前「……あの、改めてお聞きしたいんですけど今回の件はなぜチアフルーツにいただけたんですか?
  ご当地ヒロインなら他にもたくさんいますし、光栄ですけどずっと疑問に思っていまして」

エムP「うーん、一言で言うと…パッションかなぁ」

御前元気はつり「「「パッション!?」」」


末那「えっと、ヒナネクターにパッションフルーツキャラはいませんよ?」

エムP「ああ、そうではなくて…城ヶ根さん」

御前「はい?」

エムP「チアフルーツは赤来さんと黄瀬さんの手作りカミダイオーショーを見て始めたとおっしゃってましたね?」

御前「はい、日菜野を活性化させるためにいろいろ考えているところに彼女達のステージを見てこれだと確信してヒロインプロジェクトを立ち上げました」

エムP「たぶんそのときの城ヶ根さんと同じ気持ちに私はなっています」

御前「!!!」

エムP「熱いパッションを持つ彼女達を見て、うちの子たちと一緒になった姿を見てみたくなりました」

元気「曖昧な理由ですね、凄腕のプロデューサーだから何かしらの意図があったんだと思っていましたが」

エムP「感動は理屈じゃありませんから。仲間達の絆でファンに感動を与える。そしてそのための舞台を用意するのがプロデューサーの私の役目ですから」

末那「さすが敏腕プロデューサー!儲けをかぎつける鋭い嗅覚をお持ちで」

御前「ちょっと末那ちゃん!」

エムP「ははは、それでは当日はよろしくお願いします」


本番当日
日菜野市文化会館



杏「うわー!お客さんいっぱいだよ!」

美甘「前回は地元のお客さんが多かったけど、今回は外からもいっぱい来てるね」

路子「日菜野駅で乗車率150%越えなんてみたの初めてだよ」

末那「グッズも飛ぶように売れてアイドル様々ですなー」

勇気「また芸能人と一緒のステージに上がることになるなんて」

元気「私達はやれるだけのことはやってきた、けっしてプロの仕事にも引けをとらないハズよ」

果音「今度こそカミダイオーを越えてみせますわ!」

はつり「明日のPR活動につなげる為にも頑張りましょう」

御前「それじゃあみんな気合入れていくわよ!」


「「「「「 チアフルーツ ARE GO! 」」」」」


輝「彼女達気合入ってるな!」

翼「俺達も負けてられませんね」

薫「当然だ、ヒロインショーは彼女達が専門家とは言え僕達はプロなんだからな」

悠介「遠くから来てくれた僕達のファンに日菜野をばっちり宣伝していこう」

享介「それにヒナネクターのファンにも僕達を覚えていって貰いたいよね」

輝「それじゃあみんな!俺達もいくぜ!」


「「「「「 WE ARE 315! 」」」」」


エムP「みなさん楽しんできて下さいね」

今日はここまで、次回は公演パートに入ります。

SideM側が説教くさくなってる感じはしますが、
先代戦隊の特訓やアドバイスで現行戦隊がパワーアップするのもVSシリーズの王道パターンの1つなのでご容赦ください。


モバエムのイベントがドラスタのフルーツイベントで笑ったw
イベント走るので少し遅れるかもしれませんがreason!!発売までには完結できるようにします

訂正
>>28

薫「…姉さんを 大切にするんだ」
→薫「…姉妹を 大切にするんだ」


>>28

勇気「あのー、元気は妹で私の方が姉なんですけど」

薫「……すまない」

勇気「いえ…慣れてますから」

→カット


上の方で桜庭が自分で妹っていってるじゃん

訂正

>>18>>19の間が抜けていたので以下の文が入ります


御前「それでは、会議室を用意しておりますのでこちらへどうぞ。
  自己紹介と、本題もそちらで」

エムP「はい、それでは皆さん行きましょう」

薫「おい、行くぞ天道!」

路子「赤来さんもほら」

輝「おっと、それじゃあまた後でな」

杏「はいっ!」

続き書いていきます。

うpろだの調子が悪いので画像なしでいきます。



日菜野市文化会館
ステージ


御前「みなさーん、こんにちはー」


 \ こ ん に ち は ー /


御前「はい、みなさん元気なお返事ありがとうございます」

御前「本日の司会進行をさせていただきます陽菜野市観光親善大使の城ヶ根御前です、よろしくおねがいしまーす」

御前「今日は日菜野の外からもたくさんの方が来てくださったみたいですね」

御前「みなさんお目当てはもちろんあのアイドル達ですよね?」

御前「それではさっそく登場してもらいましょう! DRAMATIC STARSのみなさんです」


 \ きゃああああああああ!!! /


輝「みなさーん、こんにちはー」


 \ こ ん に ち は ー /


輝「DRAMATIC STARS、天道輝でーす」

薫「桜庭薫だ」

翼「柏木翼です」

御前「今日は日菜野に遊びに来てくださってありがとうございます」

輝「お招きいただきありがとうございます」

翼「日菜野のみなさんも遠くから来てくれたみなさんもありがとうございます」

輝「日菜野にたくさんのファンが来てくれて 今日はとってもいい日なの!」


 \ きゃああああああああ!!! /


薫「君達!調子に乗るからこのバカを甘やかすな!」


 \ Fooooooooooooooooo!!! /


翼「まあまあ二人とも、せっかく来たんですから楽しみましょう」

輝「そういう翼は日菜野を満喫してるよな」

翼「はいっ!日菜野のフルーツがとってもおいしくて ついたくさん食べちゃいました」

薫「フルーツはビタミンも豊富で身体にもいい、日菜野のフルーツは味も濃厚ですばらしい品だ」

輝「今日はそんな日菜野の魅力をたっぷり紹介していくぜー」


?『オーホッホッホッホ!』

?『ふーん、面白そうなことをやってるじゃない』

(下手から登場)

ロコモブラック「フッフッフ」

ディープパープル「キショォォォ」

薫「なんだお前達は!?」

御前「あなた達はロコモブラックにディープパープル!」

輝「知っているのか?」

御前「彼女達はこの日菜野から世界転覆を企む悪の手先」

翼「なんですって!?」

ロコモブラック「こんなに多くの人間共を集めるとはアイドルというのは余程人気があるようだな」

ディープパープル「せっかく集まったのですからここにいる人間共はこの悪のきっぷでわたくし達の手下にしてさしあげますわ」


薫「勝手なことを言うな!」

翼「あなた達の好きにはさせません!」

輝「どうやら俺達のことを知らないみたいだな。俺達は歌って踊るだけのアイドルじゃないんだぜ」

⊃リボルバスター

輝「いくぜ!」

輝薫翼「「「劇星ッ」」」

?『おっと、そうはいかないよドラスターズ』

?『この子がどうなってもいいのかな?』


(スポットライト点灯)

黄瀬柚香「たすけてー!」

悠久のアル「フッフッフ」

享楽のエル「アッハッハ」

輝「お前達はダブルデビル!」

御前「彼らは?」

翼「前に俺達と戦った世界の破壊を目論む双子の悪魔、悠久のアルに享楽のエル」

薫「どうしてお前達がここに」

悠久のアル「ドラスターズがこの日菜野で面白いことをやってるっていうから俺達も来たんだよ」

享楽のエル「そしたら彼女達とバッタリ会ってね、面白そうだから手を組んだってワケ」

輝「俺達は会場に来てくれたみんなを笑顔にするために来たんだ!お前たちのタチの悪い遊びに付き合ってる暇はない!」

享楽のエル「ふーん、そんなこと言っていいのかな?」

柚香「いっいや…」

薫「くっ、卑怯だぞ!」

翼「その子を離してください!」


ロコモブラック「いいザマねDRAMATIC STARS、いえ 劇星☆戦隊ドラスターズ」

輝「知っていたのか」

ディープパープル「彼らから聞きましたわ、平和を守る正義のヒーローだとか?」

ロコモブラック「ふん、まったく虫唾が走る」

悠久のアル「そうそう、平和なんてつまらない」

享楽のエル「刺激がなくちゃあじけない」

悠久のアル「この日菜野がドラスターズの墓場になるんだ!」

享楽のエル「これでも喰らえ!」

(弾着)<バンバンバン!

輝薫翼「「「うわあああぁぁl!」」」

(上手へ退場)

ロコモブラック「さあ、これで邪魔者はいなくなった」

悠久のアル「善良なサポーターなんかやめてグラウンドに降りるフーリガンになっちゃいなよ!」

ディープパープル「UOグルグル!叫べイエッタイガーですわ!」

享楽のエル「さあ、破壊を楽しもう」


ステージ裏


スタッフA「スーツの準備は出来てます」

スタッフB「悪役のトークの後はヒナネクターの出番です!準備をお願いします」

薫「毎回思うのだが、こういうのはスーツアクターがやるものではないのか?
 フルフェイスのマスクをかぶるならこんな手間をかけてまで僕達が入る意味ないんじゃないのか?」ヌギヌギ

輝「何言ってるんだ桜庭!俺達が実際に中に入るからこそライブ感ってものが出るんじゃないか」ヌギヌギ

翼「それにヒロインの子達は毎回早着替えもしてますし、俺達だけ楽をするわけにはいきませんよ」ヌギヌギ

美甘「きゃっ///」

末那「いやいやリハーサルでも見たでしょ」

はつり「この台本書いたの美甘さんですよね」

勇気「はいはい、おしゃべりはこのくらいにして」

杏「さあ、柚香ちゃんを助けにいくよー!」


ステージ


ディープパープル「イエッタイガー!」


 \ イエッタイガー! /


悠久のアル「なんか思ってたより面白くないね」

享楽のエル「考えてみたら好き勝手やって他人に迷惑かけるから悪い事なのであって息を合せてコールアンドレスポンスしたら意味ないじゃん」

ロコモブラック「フン、使えない手下に用はない」

ディープパープル「それじゃあこんなところ壊して差し上げますわ」

?『待ちなさい!』

?『これ以上あなた達の好きにさせません!』

?『会場のみんな!待たせたわね!』

悠久のアル「この声はいったい?」

ロコモブラック「くっ、この声は!」

御前「来てくれたのね!それじゃあみんな大きな声で彼女達を呼ぼう!日菜野を守る正義のヒロイン!せーの!」


 \ ヒ ナ ネ ク タ ー ! /


メディカレッド「とうっ!」ワイヤーアクション


享楽のエル「うわっ」

チアイエロー「早く逃げて!」

柚香「ありがとー」

ディープパープル「くっ、おのれ!」



メディカレッド「赤い血潮はミラクルフルーツ!健康一番!メディカレッド!」

テラグリーン「緑の地球に恵みのキウイ!色即是空!テラグリーン!」

チアイエロー「黄色い刺激 さわやかレモン 笑顔あげます チアイエロー」

セインブルー「青い勇気のブルーベリー!軽やかに舞う!セインブルー!」

ニトロピンク「ピンクの衝撃!無敵のピーチ!パワフルミニマムー!ニトロピンク!」



ヒナネクター「「「「「聖果戦士 ヒナネクター!」」」」」


 \ わあああぁぁぁ!!! /


チアイエロー「ロコモブラックにディープパープル!あなた達の悪事もここまでです」

テラグリーン「悠久のアルに享楽のエル!日菜野に来てまで勝手なことはさせないぞ!」

セインブルー「会場のアミーゴたち、私達が来たからにはもう大丈夫だ」

ニトロピンク「日菜野の平和はボクたちが守ってみせます!」


ロコモブラック「図に乗るなヒナネクター」

ディープパープル「返り討ちにして差し上げますわ」

悠久のアル「これが君達の言ってた聖果戦士ヒナネクターか」

享楽のエル「この子達と遊ぶのも面白そうだね」


メディカレッド「みんな行くよ!」


ステージ裏


輝「やっぱヒナネクターのアクションはスゲーな」

翼「悠介君と享介君もしっかりついていってますね」

薫「無駄口を叩くな、マスクが曇って動けなくなるぞ」

スタッフA「このあとはポップアップでの登場になります、位置に着いてください」


ステージ


ロコモブラック「ハアッ!」

悠久のアル「セイッ!」


チアイエロー「きゃっ」

ニトロピンク「つ、つよい」

テラグリーン「これがダブルデビルの力」

セインブルー「ブラックとパープルもいつもよりパワーが上がってる…」


享楽のエル「なーんだ、全然大したことないじゃん」

ディープパープル「今までわたくし達の邪魔をしてきた借りをまとめて返させて貰いますわ」


メディカレッド「このままじゃみんなやられちゃう」


?『ヒナネクターのみんな、俺達も力を貸すぜ!』


ロコモブラック「なにっ!」

悠久のアル「この声は!」

メディカレッド「ドラスターズのみなさん」

御前「会場のみんな!大きな声で彼らを呼んで!せーの!」


 \ ドラスターズ! /


御前「もう一度!せーの!」


 \\\ ド ラ ス タ ー ズ ! ///


翼『会場のみんなの声、たしかに届きました』

薫『これ以上この日菜野を悪者の好きにはさせない』

輝『いくぜみんな!』


輝薫翼『『『劇星☆変身!』』』


(ポップアップ)<カチッ ドーン!


レオドラスター「紅蓮の獅子 レオドラスター!」


ドルドラスター「青碧の海獣 ドルドラスター!」


ファルドラスター「深緑の大鷲 ファルドラスタぁー!」



レオドラスター「正義の魂が感じるままに!」

ドラスターズ「「「劇星☆戦隊 ドラスターズ!オンステージ!!」」」


 \ きゃああああああああ!!! /


ファルドラスター「お前達の悪事もここまでだ!」

ドルドラスター「ダブルデビルを呼び込んでしまったのは僕達の責任だ、始末は僕達でつける」

セインブルー「ありがとうドラスターズ」

チアイエロー「日菜野を守るため力を貸してください」

ニトロピンク「みさきおねーさんは逃げてください」

御前「分かったわ、後はお願いします」

(上手へ退場)

ロコモブラック「フン、いまさら死に損ないが出てきたところで何も変わらぬわ」

悠久のアル「いいよ、ヒナネクターと一緒に遊んであげるよ」

レッド&レオ「「いくよ(いくぜ)!」」


享介(さあ、青対決だ)

薫(行くぞ勇気君)

勇気(はい!)


享楽のエル「はぁっ!」ブンッ!

セインブルー「やーっ!」ガキン!

ドルドラスター「リボルバスター」バシュバシュ


ロコモブラック「はあっ!」

チアイエロー「えいっ!」

ファルドラスター「喰らえ!」


路子(翼さん体格大きいから接近するとやっぱ迫力あるなぁ)

美甘(動きを大きくして隠れちゃわないようにしないと)

翼(あんまりどっしり構えると悪役っぽくなっちゃうから二人のアクションを引き立てるように)


悠久のアル「女の子だけで俺の相手をするなんて舐められてるのかな」

ニトロピンク「甘く見ないでください!」

テラグリーン「日菜野は私達が守る!」


悠介(役得役得♪)

はつり(そういえばボク達あまりアイドルの方たちと絡んでないですよね)

末那(桃井はずっと御前さんにべったりだったじゃん)

はつり(そういう末那さんもプロデューサーさんとグッズ販売の話ばかりだったじゃないですか)

末那(まあね、ただ緑は地味でもいいんだけどまったく見せ場がないのはイヤかな)

はつり(ここでしっかりコラボらしさを出していきましょう)


ディープパープル「メディカレッド!今日こそ決着をつけてさしあげますわ!」

メディカレッド「ディープパープル!お前の悪事もここまでだ!」

レオドラスター「メディカレッド!共に戦おう!」


杏(Wレッドの共闘…くぅ~燃えてきたー!)

果音(天道さんもいるし今日はアドリブは無しですわね)

輝(遠慮せずに本気でかかってきていいんだぜムラムラちゃん)

果音(……ッ!ムラムラちゃんはあなたでしょ!)


ディープパープル「ハァッ!」

レオドラスター「セイヤー!」

メディカレッド「たぁー!」


機材席

エムP「プラチナムの準備も完了しました」

元気「分かりました」

(カンペ)<準備OK

元気「いよいよクライマックスです」

エムP「みなさんの成果を見せてください」


ステージ

路子(チラッ)

(カンペ)<準備OK

杏(うん)

ロコモブラック「チッ、しつこいヤツ等め」

テラグリーン「私達は諦めない!」

ドルドラスター「だが、このままではジリ貧だ」

メディカレッド「なにか!なにか決め手になるものがあれば…」

?『バラバラではいけません、今こそヒナネクターとドラスターズの心を1つに合せるのです』

ファルドラスター「この声は?」



(ポップアップ)<カチッ ドーン!


アテナプラチナム「正義の白金、アジアンペア!愛の迸る、アテナプラチナム!」


メディカレッド「プラチナム!」

ニトロピンク「お姉ちゃん!」

レオドラスター「彼女は?」

メディカレッド「ヒナネクター6人目の戦士、アテナプラチナム」

アテナプラチナム「ドラスターズ、敵は強大です、あなた達の力を彼女達と合せるのです」

レオドラスター「よーし俺達の力を託すぜ」

メディカレッド「分かった、いくよみんな!」

ヒナネクター&ドラスターズ「「「オーッ!」」」

ロコモブラック「小賢しい!」

享楽のエル「何をやってもムダムダ」

ディープパープル「わたくし達も一気にいきますわよ」

悠久のアル「この一撃で蒼き破滅へ導いてやろう」

メディカレッド「いっけー!」

ヒナネクター&ドラスターズ「「「チアフルドラマチックエクストリーム!」」」

ブラック・パープル・ダブルデビル「「デビルズクラッシュ!」」


  ズガガガガガガガガ!!!!!!!


チアイエロー「うぅ強い…」

ドルドラスター「押されているのかっ」

御前(録音)『このままじゃ負けちゃう!会場のみんなヒナネクターとドラスターズを応援して!せーの!』


 \ ガンバレー! /


御前(録音)『もっと大きな声で!せーの!』


 \\\ ガ ン バ レ ー ! ! ! ///


レオドラスター「頑張れって言われたら」

メディカレッド「頑張らないわけにはいかないよね」

ヒナネクター&ドラスターズ「「「うおおおおおおおお!」」」


 ドオオオォォォン!


ブラック・パープル・ダブルデビル「「うわあああ!」」


テラグリーン「見たか私達の力!」

ファルドラスター「正義は絶対に負けません!」


悠久のアル「はー、やだやだエルもう帰ろうぜ」

享楽のエル「そうだねアル」

ロコモブラック「今日のところはこのくらいにしといてやる」

ディープパープル「次に会ったときがお前達の最期ですわ」

ニトロピンク「何度きてもボク達が守ってみせます」

ドルドラスター「日菜野だけじゃない!ヒーローは各地いるんだ」

セインブルー「悪が栄えたためしはないぞ」


メディカレッド「ありがとうドラスターズ、おかげで日菜野を守ることができました」

レオドラスター「こちらこそ、ダブルデビルを連れてきちまって悪かったな」

アテナプラチナム「この後は是非ともこのヒナーノを楽しんでいってください」

メディカレッド「また会いましょう」

レオドラスター「ああ」

 ⊃握手⊂

御前(録音)『日菜野の平和は守られました、ありがとうヒナネクター、ありがとうドラスターズ、みなさん彼女達に盛大な拍手を送ってください』


 \ わあああぁぁぁ!!! /

 パチパチパチパチ


(閉幕)


ステージ裏

スタッフA「お疲れ様です!飲み物とタオルです」

女性スタッフ「パープルとブラックはこちらのパーテーションに衣装の用意ができてます」

スタッフB「Wのステージ衣装はこちらです。DRAMATIC STARSはフェイスオフでの出演になります」

風間忍「髪とメイクを直す故、順にこちらに掛けていただこう」

輝「ふー」カポッ

杏「お疲れ様です輝さん」

輝「おうっ杏ちゃんもお疲れ」

エムP「みなさんお疲れ様でした、いいステージでした」

美甘「あ、ありがとうございます」

元気「まだ終わりじゃないぞ、城ヶ根さんのトークの後は歌があるんだから」

勇気「元気も準備できてるね」

元気「当然」

薫「ほら次は君たちの番だ、早くメイクを直せ」


ステージ

御前「さあそれでは改めて登場していただきましょう!チアフルーツ・W・DRAMATIC STARSのみなさんです!」


(開幕)


 \ワアアアァァァ!!!/ \キャアアアァァァ!!!/


杏「みなさーんこんにちはー」


 \ こ ん に ち は ー /


輝「ヒナネクターとドラスターズのステージどうだったー?」


 \ サ イ コ ー ! /


悠介「みんなー、試合を妨げるフーリガンになっちゃダメだからなー」

享介「コールはみんなで心を合せてしてねー」

果音「後ろの席の方が見えるように旗やタオルを上げるときは胸の高さまでですわよ」

路子「線路に入っての撮り鉄はご法度だからねー」

杏「それじゃあ最後の曲コーナーいくよー、チアフルーツ9人で歌う『情熱☆フルーツ』と」

輝「今日ここにいないメンバーの分まで力を込めて歌うぜ!315 STARSで『Reason!!』」

杏&輝「2曲続けてどうぞ!」


後日
路子の部屋


テレビ『今週の第二位はー万葉県日菜野市の聖果戦士ヒナネクター』

テレビ『なんとあの知る人ぞ知るアイドルヒーロー劇星☆戦隊ドラスターズと夢の競演!』

テレビ『全国のアイドルファンからの人気を獲得しました』


果音「またしても一位にはなれませんでしたか」

美甘「まあまあ、あの後も観光客がいっぱい来てくれたって商店街の人たちもよろこんでたから」

末那「動画を見たアイドルファンからグッズの注文もいっぱい来ました」

御前「一位になれなかったのは残念だったけど、確実に成果はあったわ」

はつり「とっても楽しかったです」

勇気「現役のアイドルに触れたらなんというかまた熱くなってきました」

元気「それじゃあアイドルに復帰してみる?315のプロデューサーに頼めば事務所紹介してくれるんじゃない?」

勇気「えっそれはちょっと…」

元気「私は本気よ、勇気が本気でアイドルを目指すならそれを応援したいって本心で思ってる」

勇気「…ううん、今はチアフルーツを本気でやりたいな」

杏「あーまたコラボしたいなー、いまご当地ヒロイン達がランク争いしてるけどいつか他のヒロインとも一緒にステージに立ちたいよー」


テレビ『なんと今週の第一位 超神天界!カミダイオーRXもアイドルとのコラボショーで話題をさらいました』


一同「「「えっ!?」」」


テレビ『カミダイオーショーに961プロの新人アイドルがサプライズ登場!SNSで拡散され瞬く間に人気を獲得していきました!』

テレビ『アイドルコラボがワンツーフィニッシュを取る展開となった今週のレビュ10、アイドルコラボブームの到来か?次週をお楽しみに!』


御前「ぜんぜん知らなかった」

果音「同じ事をやっていたのでは勝てませんわね」

元気「桃姫様の時もそうだけどもっとよその動向気にしたほうがいいかしら…」

路子「まあ今回は同時だったしパクリにはなってないから」

はつり「カミダイオーまでコラボショーなんて」

末那「これは新たな商売の匂い」

勇気「末那ちゃんは変わらないね…」

杏「いいなーカミダイオー」


携帯<Prrrrrrr

御前「(Pi)はい城ヶ根です。えっ!チアフルーツに仕事のオファー!?アイドルと共演!?」

末那「おおー!さっそく新しい仕事!」

御前「(Pi)みんな、新しい仕事の依頼があったけどやれる?」

路子「もちろん」

はつり「ごぜん様にどこまでもついていきます」

果音「トップを取るまで止まるつもりはありませんわ」

元気勇気「「うん」」

杏「よーしみんないくよー!」


「「「「「「 チアフルーツ ARE GO! 」」」」」


 終

以上です。

前作に引き続きファン層がまったくかぶらない作品をヒーローショーつながりだけでクロスさせてしまいました。
もうSSは書かないと思ってたけど夏アニメのチアフルーツが面白かったのと秋からSideMアニメが始まったのとで
妄想が止まらなくなってしまったので勢いで突っ込みました。

アイドルマスターSideM OPテーマ Reason!!は本日発売
アクションヒロインチアフルーツ コミックスは11/20発売
よろしければチェックしてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました

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