ちひろ「Pさんがキャバクラの領収書を持ってきた」 (7)

ちひろ「何考えてるんですか」

モバP「えっ何が駄目なんですか」

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ちひろ「何って当たり前じゃないですか!こんないかがわしいお店、経費で落とせるわけありません!」

モバP「いかがわしいって大げさな」

ちひろ「大げさじゃありません!」

モバP「ふぅ、ちょっといいですか。ちひろさん」

ちひろ「何ですか」

モバP「ちひろさんは少し勘違いしていますね」

ちひろさん「勘違いですか?」

モバP「確かに自分はキャバクラに行きましたが、それはあくまで仕事の一環です」

ちひろ「はぁ、仕事ですか」

モバP「はい、○✕テレビのディレクターと一緒だったんです」

ちひろ「え、○✕テレビの?」

モバP「はい。そこでDさんから今度始まるゴールデンのクイズ番組にうちのアイドルを複数ゲストで出演させて貰えることになりました」

ちひろ「えっ凄いじゃないですか」

モバP「それだけじゃありませんよ。反響が良ければレギュラー化もあると言ってもらえました」

ちひろ「ゴールデンのレギュラー!?」

モハP「はいそうです。全国のお茶の間にうちのアイドルが定期的に映るんです」

ちひろ「やったじゃないですか!これでうちのアイドルたちの知名度アップですよ!」

モバP「ええ、それもこれも全部……」

ちひろ「今までのPさんの頑張りの……」

モバP「キャバクラのおかげです」

ちひろ「きゃ、キャバクラの……?」

モバP「はい、そうです」

ちひろ「えっそこは自分の頑張りのお陰じゃないんですか?」

モバP「いいえ違います」

ちひろ「ず、随分、はっきりいいますね。普通なら謙遜と受け取りますけど、キャバクラのおかげっていうのはよく分からないんですけど」

モバP「なら、詳しく説明しましょう」

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