【RWBY】ブレイクは腐女子 (36)


ここはおなじみビーコンアカデミー

チームRWBYの部屋

ルビー「今日も授業疲れたね~」

ワイス「あなた授業中ずっと寝てましたわよね?」

ルビー「わかってないなぁワイス、教授たちにバレないように寝るのも難しくて疲れるんだよ」

ワイス「信じられませんわ、チームリーダーとしての自覚がおありですの?」

ヤン「まあまあ、ほら、明日も早いし、もう寝ちゃおうよ」

ルビー「賛成!ああ眠いなぁ」

ワイス「信じられませんわ」

ブレイク「…」ペラッ

ルビー「ブレイク、寝ないの?」

ブレイク「…ええ」ペラッ

ブレイク「ちょっとこれ、読み終わってから寝るわ」ペラッ

ルビー「ふーん…」

ルビー「隣り座っても良い?」ノソノソ

ブレイク「!」ササッ

ルビー「あ!ちょっと隠さないでよ!私にも読ませて!」

ブレイク「え、えーっと、どうかな、ルビーには難しいと思うの…」

ルビー「大丈夫だよ、私本読むの好きだから、どんな本なの?」

ブレイク「…『忍者たちの恋』ってタイトルで、えーっと、恋愛物…かな…?」

ルビー「忍者!?私忍者大好きだよ!!

アチョー!ハッハッ!シュリケーン!
格好いいよね!」

ブレイク「本当?私も忍者が大好きで、憧れてるのよ」

ルビー「あ!やっぱり?ブレイクってちょっと忍者っぽいって思ってたんだ!」

ブレイク「本当!?嬉しい、あなたとは気が合いそうね!」

ルビー「そうだね!
…で、その本は忍者が出てくるんでしょ?読んでみたいな~…」

ブレイク「うっ、でもこれはむしろ恋愛の方がメインで…
ていうかその恋愛が普通じゃなくて…」

ルビー「…?」

ブレイク「……はぁ、わかった、貸すわよ」

ルビー「やったあ!ありがとうブレイク!」

ブレイク「いい?ルビー、この本は普通の本じゃないの、絶対に一人で読むこと、わかった?」

ルビー「ふーん?よくわからないけど、わかった!」

ブレイク「はぁ…」

ルビー「それじゃブレイク、お休み」

ブレイク「お休み」

ルビー「フンフ~ン♪」

ブレイク「あんなに無垢なルビーに貸しちゃって良かったのかな…」

ルビー「お姉ちゃ~ん」

ヤン「ん~?」

ルビー「寝る前にこの本読んで~」

ブレイク「!?」ガタッ

ヤン「な~にルビー、昔みたいにお姉ちゃんに甘えたくなっちゃった?」

ルビー「むっ、違うよ!お姉ちゃんに本を読んでもらうとよく眠れるから、明日の授業のためだよ!甘えてるんじゃないの!」

ブレイク「ちょっとちょっとルビー!」

ルビー「え?」

ブレイク「一人で読むって約束したでしょう!?」

ルビー「うん、一人だよ」

ブレイク「…」

ブレイク「はぁ?」

ルビー「お姉ちゃんは本の内容を口に出して私に伝えてるだけで、内容を読んでるってことにはならないから

実際本を読んでるのは私だけってことになるよね」

ブレイク「…」

ブレイク「はぁ?」

ヤン「ねぇ、さっきから2人はなんの話をしてるの?」

ワイス「騒がしくて眠れませんわ」

ルビー「ブレイクが本を貸してくれたんだよ」

ヤン「へー、『忍者たちの恋』か…私も読んでいい?」

ブレイク「だからそれはルビー一人で…

ああもう!好きにして!」

ワイス「小説ですの?」

ヤン「どれどれ…

『これが俺のカタナだ』ボロン

そう言ってナルトはサスケのお尻に…

ちょっ!?ブレイク!これ変な本でしょ!?」

ルビー「カタナ?どういう意味?」

ヤン「可愛い妹に変な物読ませないで!!」

ブレイク(さよなら私の楽しい学園生活…)

ワイス「私も読んでいいかしら?


……
なるほど、男性同士の恋愛小説、所謂『やおい』ですわね」ペラッ

ブレイク「…ワイス、あなたわかるの?」

ワイス「ええ、女性の愛好家が多い、なかなか耽美な趣味をお持ちのようね

何を隠そう、私の姉もかなりの本を持っていましたわ」

ブレイク「ほ、本当?」

ワイス「確かに一般的とは言えませんが、私は別に否定も拒絶もしません」

ブレイク「ワイス、あなた良い人ね…」ジーン

ブレイク「私、ある意味自分がファウナスだってバレる以上に、腐女子だってバレるのが怖かったの」

ルビー「ふ女子?ブレイクは婦女子だよ」

ワイス「腐女子ですわ、ブレイクみたいに、やおい好きの方のことをそう呼びますの」

ブレイク「本当はこの趣味をひけらかしたい、もっとみんなと語り合いたいって思ってたけど、やっぱりダメね…」チラッ

ヤン「うっ」ズキッ

ブレイク「私は所詮変な本好きの変なファウナス、どこに行っても一人ぼっちなのよ…」

ヤン「ううっ」ズキズキッ

ルビー「ああ~、ブレイクがいつものブレイクっぽくなっちゃった…」

ヤン「わかったよブレイクごめん!ちょっと内容にビックリしただけでさ、そんな悪気はなかったんだよ!」

ブレイク「本当にそう思ってる?」

ヤン「も、もちろん!」

ルビー「えーと、私はまだみんなが何の話をしているのか今ひとつわからないけど…

ブレイクの悩みはチームの悩み!分かち合おうよ!」

ヤン「そうだよ!私たちでよければブレイクの話を聞くよ!やおいトークってやつをさ!」

ブレイク「本当?聞いてくれるの?」

ワイス「私も興味が全くないわけではないですし」

ルビー「ブレイクの恋愛話が聞けるの!?

素敵!私、夜に枕を並べて恋バナをするのが夢だったんだ!」

ヤン「あ~、この子わかってないな…」

ワイス「そうと決まればコーヒーをいれて来ますわ」

ルビー「私はミルクに砂糖5つ!」

ブレイク「私は紅茶で」

ワイス「はいはい」

ヤン「じゃあ私たちは布団を真ん中に集めようか」

ルビー「イエーー!」

ヤン「ブレイク、ルビーがいるんだから、あまり過激な発言はしないでよ?」

ブレイク「ええ」

ワイス「飲み物が出来ましたわ」

ブレイク「ありがとう…」ズズッ

ブレイク「熱っっ!!」

ヤン「さて…さっきワイスが言ってたように、男同士の恋愛が好きなんだよね?」

ブレイク「その通りよ、でも、ただ好きなんじゃなくて、恋愛を妄想する方が好きなの」

ヤン「ん?どういうこと?」

ブレイク「この『忍者たちの恋』を読むよりも、実在の人物がホモだったら良いなぁって妄想したいの」

ヤン「えーっと、つまり?」

ブレイク「私はよく、ジョーンがホモだったらって妄想をしているわ」

ヤン「おーっと…」

ルビー「ジョーン?」

ワイス「なるほど、ちなみにジョーンのお相手は?」

ブレイク「ワイス、慌てないで、まずジョーンに関しては、彼は『総受け』だと決めつけているの」

ヤン「ソーウケ?」

ワイス「『総受け』、つまりジョーンは誰が相手でも受け側、つまり攻められる側

…つまりズッポシ入れられる側ってことですわ」

ヤン「うわぁ…ちょっとワイス、それ引くよ」

ワイス「わかりやすく教えてあげましたのに!」

ブレイク「説明ありがとうワイス」

ルビー「ねえねえお姉ちゃん!ジョーンと言えば、最近ジョーンってピュラと良い感じじゃない?」

ヤン「あ~ルビー、ちょっと今そう言う話じゃないかな~ハハハ…」

ブレイク「私の最近のイチオシはジョーンとカーディンね」

ブレイク「カーディンに夜な夜なお尻を苛められているジョーン!

『ああカーディン!激しすぎるよぉ!ダメェ!』

ああ興奮するわ!」

ルビー「カーディンって誰だっけ?」

ヤン「チームCRDLのリーダー、ジャイアンみたいな嫌な奴」

ブレイク「そこよヤン!今良いこと言ったわ!」

ヤン「え!?なに?どこ?」キョロキョロ

ブレイク「チームCRDLよ!チームCRDLは全員男、考えてみて、カーディンに散々犯されたジョーンが、今度は他のメンバーにまわされるのよ

ゾクゾクしない?」

ヤン「えぇー?…し、しないかなぁ…」

ブレイク「はぁ…ジョーンは逸材よ、それがわからないなんて…」

ワイス「ジョーンは力がありませんものね、簡単に犯されるのが容易に想像できますわ」

ブレイク「そうそう、どんなに抵抗しても無駄でね」

ワイス「最初は泣き叫ぶだけだったのが次第におとなしくなり

そして段々と喘ぎ声を上げて…のような?」

ブレイク「そうそうそう!そして一通りまわされた後は白濁の汁まみれで、光を失って虚ろな目で!ヒクヒクけいれんしてて!」

ヤン「あ~、なんだろ、なんかその光景が目に浮かんじゃった」

ワイス「なるほど…ちょっとわかってきましたわ…」

ブレイク「ヤンはまだまだだけど、ワイスは良い感じね

じゃあ次行くわ」

ワイス「次と言いますと?」

ブレイク「オズピン学長とアイアンウッド将軍の2人、凄く怪しくない?」

ヤン「うぇ~、オッサン2人か~」

ワイス「怪しいかしら…?」

ブレイク「怪しいよ!2人ともいつも一緒にいるし、たまに不自然に見つめ合ったりしてない?」

ブレイク「学長のマグカップ、一体誰のなんの液体が入っているのかしらね!」

ブレイク「というか学長の杖、見た目がまんまチ○コだし」

ワイス「ンブフッ!」

ヤン「直球!」

ブレイク「聞いて、私、あの2人はきっとこんな感じだと思う…」

ポワンポワンポワン

オズピン「ふふふ、アイアンウッド将軍、もうこんなにカチコチではないか…まさに鉄並みだな」サワサワ

アイアンウッド「ぬ、ぬう、オズピン…

しかしお前も余裕ぶってはいられまい」モミモミ

オズピン「ああ…私も既にピンピンだ…」ビクンビクン

アイアンウッド「我慢できん、もう入れるぞ」

オズピン「来たまえ、我が校門(肛門)は何者も拒まんよ…」

アイアンウッド「行くぞ…ビーコンアカデミーに裏口入学だ…」ズブリズブリ

オズピン「あああ将軍…」

アイアンウッド「ジミーと呼んでくれ…」パンパン

妄想終了

ブレイク「…と、この2人はこうやってジョークを言い合いながら仲良くやってるハズよ

…ワイス、どうかした?」

ワイス「……っ…ぐ…ふ」プルプル

ヤン「あのさぁブレイク、急に笑わせにくるのやめない?

ワイスがツボに入ってんだけど」

ブレイク「笑わせになんてそんな、私は真面目に…」

ワイス「ふ…ひぃ……ひぃ…」プルプル

ヤン「…」

ヤン「オズピンがピンピン」ボソッ

ワイス「ブフォッ!!」

しばらくして

ワイス「はーーー………すみません、落ち着きましたわ…
取り乱して申し訳ありません」

ブレイク「本当に大丈夫?ごめんなさい、私別に笑わせるつもりじゃなかったの」

ワイス「はぁ…もうわかりましたわ…」

ヤン「ピンピン…」

ワイス「…」バシッ!

ヤン「痛い!ごめん!」

ワイス「全く!

…でも、私、今のカップリングは正直どうかと思いますわ、ちょっと生々しくて…」

ヤン「そうだよね、オッサンの絡みなんて想像しても面白くないよ」

ブレイク「そう…なら次はもう少し軽くてわかりやすいのを…」

ワイス「あ~あ、笑いすぎて喉が枯れましたわ、コーヒーでも飲みます…」ゴクッ

ブレイク「サンとネプチューンとかどう?あの2人絶対デキてるわよね」

ワイス「ゴフォッ!!」

ヤン「うわ汚い!」

ワイス「ゲホゲホ、ケホッ!ネ、ネプチューンですの!?彼だけはありえませんわ!」

ヤン「ああ~…でも、わかる気がするよ、サンとネプチューン」

ワイス「ヤンまで!?」

ヤン「だってあの2人こそいつも一緒じゃん?
チームは4人なのに、普段4人でいるところなんて見たことないし」

ブレイク「ヤン!わかってきたじゃない!」

ブレイク「私思うの、サンの腹筋はホモセ○クスで鍛えられたんじゃないかしら」

ヤン「サンは棒術が得意だから?」

ブレイク「ネプチューンの棒の扱いも大得意って?」

ヤン「でもネプチューンは水に濡れるのが苦手だから?」

ブレイク「ぶっかけ禁止?」


ヤンとブレイクがハイタッチ


ワイス「あなたたち!ネプチューンでそんな妄想は許しませんわ!」

ヤン「わかったごめんごめん」

ルビー「………??」

ルビー「ねぇ…お姉ちゃんたちはさっきからなんの話をしてるの…?」

ヤン「え?あ~…そうだルビー!ツヴァイがトイレに行きたがってるみたいだから、ちょっと散歩に連れて行ってあげてよ」

ルビー「うん!わかった!おいで~ツヴァイ~」

ツヴァイ「ワンワン!」

ヤン「やれやれ」

ワイス「ブレイク、あなた特別仲がよろしいサンでそんな妄想して、悪いと思いませんの?」

ブレイク「え?私とサン、そんなに仲が良い?」

ヤン「違うの?気が合うように見えるけど」

ブレイク「まさか、サンを見てるとサン×ネプ妄想が捗るから、そばにいるだけよ」

ヤン「うわっ、サン可哀想」

ブレイク「2人とも飲み込みが早くて嬉しいわ

次はピーター・ポート教授とバーソロミュー・ウーブレック教授なんてどう?」

ヤン「うげー、だからオッサンは嫌だってば」

ワイス「嫌ですわね、しかしやおいカップルは無限の組み合わせを楽しむものと聞きます、今回は私が頑張って妄想してみますわ」

ブレイク「素晴らしいわワイス!
そう!やおいは無限大なのよ!

その気になれば私はアーサとベオウルフでもいけるわ!」

ヤン「グリムで!?いよいよブレイクがヤバくなってきた…」

ワイス「あの教授お二方なら、多分こんな感じだと思いますわ…」

ポワンポワンポワン

ピーター「流石はウーブレック教授!イくのも早いが回復も早い!オマケに腰を振るのも速いとは素晴らしい!」

ウーブレック「ウーブレック博士と呼んでいただきたい!
しかしピーターの年季の入ったテクニックも実に興味深い!
歴史を肌で感じられて嬉しいですぞ!」

ピーター「わかるかね!ならば教えてしんぜよう、私のホモセ○クスの歴史を!

あれは私がまだ若い頃…ベラベラベラ

オズピン学長とのしゃぶり合いは…うんぬんかんぬん

男子生徒との乱交パーティーは…かくかくしかじか」

ウーブレック「ああピーター…喋りながらだとヒゲがこそばゆい…」

妄想終了

ワイス「こんな感じかしら…いかが?」

ブレイク「…」

ヤン「地獄絵図が目に浮かぶよ…」

ブレイク「……あぁ…ワイス…」

ギュッ

ブレイク「あなた最高よ、もう私が教えるまでもないわ…

感動しちゃった…」

ワイス「ふふ、当然よ、私を誰だと思いまして?」

ルビー「ただいまー!ツヴァイ、お散歩楽しかったね!」

ツヴァイ「ワンワン!」

ワイス「さあブレイク、次はどんなカップルがあるのかしら?」

ブレイク「う~ん、流石にそろそろネタも尽きてきたんだけど…

そうね、ローマンとホワイト・ファングはどうかしら」

ヤン「わーお、そこまでいっちゃう?」

ブレイク「ローマンはホワイト・ファングのメンバーをとっかえひっかえしていると思うの

『ボス!ダストの強奪、成功しました!』

『よぉし良くやったケダモノ共、俺様がご褒美をくれてやるから、順番にその汚いケツを向けな』

『ああボス!一生付いて行きますぜ…!』

『フハハ!ファウナスはケツの締まりだけは人間以上だな!』」

ヤン「うわー!言いそう!」

ワイス「情景が目に浮かびますわ!」

ルビー「ケツ?お尻の話をしてるの?

ねぇみんなどうしちゃったの?」

ヤン「え?あ~…そうだルビー!ちょっと武器の点検をしててくれないかな~…」

ルビー「うん!わかった!おいで~クレセント・ローズ~」

クレセント・ローズ「シャキーンシャキーン!」

ブレイク「…ふ、どうしちゃったの…か…

確かにどうかしてるわね」

ヤン「ブレイク?」

ブレイク「所詮妄想は妄想、現実は厳しいものよ」

ワイス「ブレイク…?」

ブレイク「私、昔はホワイト・ファングの一員だって話はしたわよね」

ワイス「えぇ、彼等の過激なやり方に付いて行けなくなって、組織を抜け出したと…」

ブレイク「…ごめん、実は全然違うの」

ヤン「え、まさか」

ブレイク「私、ホワイト・ファングはホモの集団だと思って入っていたのよ」

ヤン「フゥ~ッ!」

ブレイク「裏切られたのよ!
リーダーのアダムと幹部のチェーンソーを持ったオッサン(名前は知らない)がずっとホモだと思ってたのに!

だから私はいつでも2人の側にいられるように頑張ってきたのに!」

ヤン「腐女子パワー凄いね」

ブレイク「だってホワイト・ファングと言う名前からしてホモの集団なイメージしかないわ!
ホワイト(白い)ファング(牙)よ?

白濁な液体にまみれた男性器にしか思えないわ…」

ブレイク「なのに、いつまで経ってもメンバー同士はおろか、アダムとオッサンのホモセ○クスを見ることが出来なかった…」

ブレイク「だから私は新たなやおいを求めてメンバーを脱退し、このビーコンアカデミーにやって来たわけ」

ブレイク「これが私の歴史よ

私はファウナスや生徒である前に、腐女子なの」

ヤン「…」

ワイス「…」

ブレイク「…」

ヤン「いや…凄いね…」

ワイス「世界のことより自分の好きなことに忠実、その覚悟に感服いたしましたわ…」

ヤン「うん、見直した、感動したよ、ブレイクにも、やおいにもね」

ブレイク「みんな…!」

ブレイク「私、今日みんなと話せて良かったわ」

ヤン「最初はやっぱりビックリしたけどね、でも今はなんの抵抗もないよ、と言うよりまだまだ聞きたいくらいかな」

ワイス「実に有意義な時間でしたわ、チームの結束力が一段と高まった気がします」

ヤン「明日から男子を見る目が変わっちゃうかも」

ワイス「わかりますわ、あれやこれや妄想して、授業に集中出来なくなってしまう可能性がありますわね」

ヤン「ワイスはやっぱりピンピン学長がお気に入り?」

ワイス「それはやめてくださる!?」

ブレイク「ふふ…私、本当にチームRWBYで良かった…」

ルビー「…………」ムスーッ

ヤン「…あっ」

ルビー「もうなに!?みんなして勝手に盛り上がって!結束力とかチームRWBYとか!リーダーの私ほったらかしにして!!」

ヤン「ル、ルビー?」

ルビー「最初っからなんの話してるのかさっぱりわかんないし!!お姉ちゃんは私を散歩に行かせて追い出すし!!お姉ちゃんなんて嫌い!!」

ヤン「ルビー!?」ガーン

ヤン「違うのルビー!これは大人の話だから、ルビーにはちょっと難しいかな~って思って…!」

ワイス「ねぇブレイク、ルビーは本当に理解出来てなかったのかしら?」

ブレイク「本当にそうみたい、ヤンのあの過保護っぷりを見ていると、ルビーのあの無垢さも納得できるわね」

ルビー「ふーんだ!いいもんお姉ちゃんなんか!どうせ私はのけ者ですよ!」

ヤン「そ…そんなぁ…!」

ブレイク「ヤン、ルビーの言うとおりかもしれない」

ヤン「えぇ?」

ブレイク「ルビーにもそろそろ知らない世界を知って欲しい、それに私のことも知って欲しい」

ワイス「確かにルビーは年下ですが、子供扱いするのはもうお止めになったら?」

ヤン「うう………」

ブレイク「お願い」

ヤン「……」

ヤン「…はあ…わかったよ…」

ヤン「でも、言葉を選んで優しく教えてよ?」

ブレイク「もちろんよ」

ルビー「イエーーー!」

ブレイク「じゃあ、聞いてルビー、私たちが話してた『やおい』って言うのはね」

ルビー「うん!」

ブレイク「…」

ブレイク「男のチ○ポを男のお尻にズボズボ入れることよ」

ヤン「ぎゃーー!?直球過ぎる!!!」

ルビー「……」ポカーン

ワイス「ルビー?大丈夫ですの?」

ルビー「…」

ヤン「わああ!見てよブレイク!ルビーが放心しちゃってるじゃん!」

ブレイク「ありのままを伝えるのが一番わかりやすいと思って」

ルビー「なーんだ」

ルビー「それって、パパとクロウおじさんが夜に良くやってるやつのことじゃん」






ブレイク「えっ!!?」

ワイス「はあ!!?」

ヤン「ええええ!?!?」

ブレイク「ちょっとルビー!!それどういうこと!?

詳しく教えて!!!」

ワイス「私も是非知りたいですわ!!さあ!やおいトークも本番ですわよ!!」

ヤン「待って待って待って!!これは私たち家族の問題だから!えええ!?パパとおじさんが!?信じられないどういうこと!?」



こうしてチームRWBYは学園最高の結束力を手に入れましたとさ



終わり

RWBYのSS増えるといいな

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