ガヴリール「年賀状」 (6)





ガヴリール「ん…あぁもう朝か、無事に年が明けたな」



ガヴリール「大晦日の深夜イベントは盛り上がったからなぁ~ヴィーネからメールが届いてるな」



ヴィーネ「あけましておめでとうガヴ、そしてあなたの家の玄関がはがきがいっぱい届いてるから見る事!いいね?」



ガヴリール「はがき~?そうえば下界は新年の挨拶に『年賀状』って奴をおくるんだっけ?全くアイツは油断も隙も無い」



ガヴリール「数えるのも面倒だ。さっさと読むか」






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ガヴリール「まずはヴィーネからだな、アイツの年賀状は大体予想付くけどな」





ヴィーネ『ガヴリールあけましておめでとう、今年は、私を頼らないように過ごして行ってね?』





ガヴリール「多分今年もお世話になると思うよ」




ガヴリール「次は、ラフィエルとサターニャか・・・どんな年賀状が届いてるのやら」





ラフィエル『ガヴちゃん!あけましておめでとうございます。ご報告があります私はサターニャさんと結婚する事になりましたー』




サターニャ『ガヴリール騙されないで!私はラフィエルとなんか結婚しないんだから!』




ラフィエル『あららサターニャさんは照れちゃってるんですかー照れなくていいんですよー!』




サターニャ『照れていないわよー何で天使と結婚しないといけないのよ」




ラフィエル『サターニャさん・・・私じゃあダメですか?』




サターニャ『別にダメじゃあ無いわけでも無いわよ!』




ガヴリール「リア充は爆ぜろ!そして年賀状で会話すんなよ」




ガヴリール「次はクラスメイトの年賀状か、出して無いのによく住所がわかったな」



まち子『天真さん、私は、出番が欲しいです』


田中『他のクラスメイトも出番が欲しいって言ってるんだよ!』


まち子『出』


井上『番』


田中『を』


生徒A『下』


生徒B『さ』


生徒C『い』




ガヴリール「私じゃなくてうかみ先生に言えやああああああああ!!!まち子達は、アニメで活躍できたでしょ!もう十分じゃあないか?」



ガヴリール「大体なんでこいつら年賀状で1文字リレーするんだよ!私が読む順番一つ間違えるだけでダメじゃん!面倒な事してくれるなぁホント」



ガヴリール「次は、グラサンからか・・・」



グラサン『おい天真、終業式初日に学校遅刻してくるなよ?もしも遅刻したら分かってるよな?(威圧』



ガヴリール「終業式サボろうと思ったけど・・・グラサンに殺されるのは厄介だな。仕方ない行くしか無さそうだ」




ガヴリール「マスターからも送っていたのか、ついでにタプリスも年賀状送ったのか」



マスター『天真くん、そろそろバイトのシフトを増やしてくれないかな?』



ガヴリール「無理(即答)」



タプリス『天真先輩あけまして・・・天真先輩天真先輩天真先輩ぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん 』



ガヴリール「キモい(即答)」




ガヴリール「タプリスとはもう一生話さない・・・タプリスの年賀状は、犬に食わしてやるか」




ゼルエル『元気にしてるか?お姉ちゃんは、とても貴女の事が心配ですたまには連絡ください』




ガヴリール「姉さんの年賀状は心に込めてない奴だ。家に帰ったら絶対に説教始まるな」



ハニエル『ガヴお姉ちゃん!下界に今度遊びに行きたいけどいいかな!』




ガヴリール「まぁ、ハニエルにも下界の素晴らしい所を教えて行くのもいいかもな」





ガヴリール「あと1枚残ってる・・・一体誰だろうな・・・」




タプリス ガヴリール『私達、結婚しました!!』



ガヴリール「……」ビリッ



ガヴリール「(タプリス…始業式覚えてろよ・・・)」




おしまい



※ >>3の所が、誤字です。申し訳ない。脳内で始業式だと思ってください・・・

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