「どのような闇が訪れようと、決して途切れることの無い矢印を」
ぐだ子「って、獅子王様言ってたけど、矢印って何だろね、マシュ」
マシュョ「難しいですね……道標的なものでしょうか」
ぐだ子「なるほど、私達は人理……人類の航海図を守る機関だしね」
ぐだ子「道標は、言ってみれば歴史上の灯台みたいなものなのかも」
ぐだ子「よし!そうと決まればダヴィンチちゃんに言って矢印を観測・収集する装置を作ってもらおう!」
マシュ「はい!先輩ならきっと沢山の矢印集める事が出来ます!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500687381
ぐだ子「ダヴィンチちゃんダヴィンチちゃんダヴィンチちゃーん!」ダバダバ
ダヴィンチ「なんだい、ぐだ子ちゃん、血相を変えて」
ぐだ子「矢印を観測したり収集したりする装置って作れる?」
ダヴィンチ「ほう、矢印を……そりゃまたどうして?」
ぐだ子「うん、どうも人理を守る為には矢印が沢山必要みたいなんだよね」
ぐだ子「ほら、私って礼装がないとガントすら撃てないくらいのヘッポコマスターだし」
ぐだ子「もし人理修復に有効な物があるなら、いっぱい集めて皆をフォローしないといけないと思って」
マシュ「先輩はヘッポコじゃありません」
ダヴィンチ「矢印が人理を守るのに必要?それはまた斬新な解釈だね……」
ぐだ子「獅子王様が別れる前に言ってた」
ダヴィンチ「なるほど、それは無視できない情報だ」
ダヴィンチ「……矢印は言ってみれば強い想いの証だ」
ダヴィンチ「それを沢山集めれば、確かにそれだけで強い力になるだろう」
ダヴィンチ「けど……」
ぐだ子「けど?」
ダヴィンチ「矢印には、対象が必要なんだ」
ダヴィンチ「その対象は、誰にするんだい?」
ダヴィンチ「一つや二つの矢印なら、それほど負担じゃないかもしれないけど」
ダヴィンチ「沢山の矢印を集めるとなると、対象への負荷もかなりの物になるよ」
ぐだ子「うーん、令呪みたいに宿主が必要ってことかな?だったらそこは私が引き受けるよ」
ダヴィンチ「よし判った!君がそこまで覚悟しているなら、私もこの天才的な脳を存分に働かせようじゃないか!」
ダヴィンチ「というワケで、矢印を観測するための術式が完成だ」
ぐだ子「早い!」
ダヴィンチ「この術式を宿せば、矢印を見ることが出来るようになる」
ダヴィンチ「君の行動で矢印の向きや大きさが変わるから、それをうまく調整すれば……」
ダヴィンチ「多くの矢印を君に集める事が出来るだろう」
ぐだ子「おおー、流石はダヴィンチちゃん!」
ダヴィンチ「はっはっはっ、よし、じゃあ術式をぐだ子ちゃんに移植するね」
ダヴィンチ「少しチクリとするだろうが、我慢しておくれ」
ぐだ子「はーい」
チクリ
ぐだ子「目がショボショボする……」
↑↑↑
マシュ「だ、大丈夫ですか、先輩」
ぐだ子「う、うん、大丈夫だよ、マ……シュ?」
↑↑↑
マシュ「はい、マシュです、先輩のマシュです」
ぐだ子「……」
↑↑↑
マシュ「先輩?」
ぐだ子「やじるしがみえる!」
↑
ダヴィンチ「だろう?」
ぐだ子「ダヴィンチちゃんからも出てる!」
↑
ダヴィンチ「そりゃ、出てるだろうさ、私は君達の事を大切に思ってるからね」
↓
マシュ「私やダヴィンチちゃんから矢印が出ているのですか?」
ぐだ子「うん」
↑↑↑
マシュ「では、早くも二つ収集に成功したということですね!流石です先輩!」
ぐだ子「ううーん、二つというか、四つかな」
↑↑↑
マシュ「え?」
ダヴィンチ「矢印の強さは人それぞれだし、その時の気分によって変わったりもするからね」
ダヴィンチ「より強い想いを持っていたり、何か印象深い出来事があった直後とかだと」
ダヴィンチ「通常より矢印の数が多くなることもあるのさ」
ぐだ子「そういうものなのか……」
↑↑↑
マシュ「難しい物なのですね、矢印というのは」
ぐだ子「確かに難しいけど、さっきよりは理解度が強まったかも」
ぐだ子「矢印は想いの強さ、つまり今回で言うと、私に対する何らかの感情の強さを示すんだと思う」
ぐだ子「マシュから伸びてる三本の矢印は、信頼の強さかな」
ぐだ子「つまり、獅子王様は、仲間の信頼をより多く集めろって言いたかったんだろうね」
ぐだ子「勿論、仲間だけじゃなく、これから出会う人たちからも」
ぐだ子「そうやっていっぱい矢印を集めれば、きっと、人理修復に役立つはず!」
ぐだ子「ようし!頑張るぞ!」
↑↑↑
マシュ「私もお手伝いします!」
浜風「」好感度三億無限
↓↓↓
京太郎「明石浜風を犯させろ」
明石「ダメです」
京太郎「大淀新娘寄越せ」
大淀「ダメです」
マシュ「先っぽだけですよ佐世保須賀菫ちゃん」
京太郎「(((o(*゚▽゚*)o)))マシュ姫大好き」
浜風未実装「」チーン
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません