椿芽「ツッコミ不在チャンネルif…ですか?」[スクストSS] (67)

スクストことスクールガールストライカーズのSS


※同じチャンネルの前作
天音「へべれけチャンネル?」[スクストSS]
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=345988


※別のチャンネルの過去作
ティエラ「メンタル強化特訓期間」[スクストSS]
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=338043


あから「エテルノから夜ふかし」[スクストSS]
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=344371

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499784124










……


…ザザー…


椿芽「…うーん…」


椿芽「あれ…?私は一体…?」


椿芽「…っ!そうだ!境界をパトロール中に突然オブリに襲われて…!」


パトリ〈美山…ん…聞こ…すか…?


椿芽「あっ!はい!こちら美山椿芽のパトリ端末です!」


パトリ〈モシ…ネ…ゃん、周…数の調整…てみて…さい


パトリ〈了……シュ!


パトリ(ティエラ)〈…こちらティエラ、美山さん聞こえますか?


椿芽「はいっ!聞こえます!」


ティエラ〈ふぅ…まずは一安心ですね


パトリ(モシュネ)〈これもモシュネのおかげモシュよ


ティエラ〈はいはい、言わなくても分かってますよ


椿芽「あのっ!トルテのみんなは無事なんですか!?」

ティエラ〈ええ、トルテの皆さんは全員怪我もなく無事ですよ


ティエラ〈現在はそのオブリとの戦闘中ですので手が放せませんけどね


椿芽「みんなが無事で良かったぁ…!」ホッ


椿芽「…ってまだ戦ってるんですか!?」


ティエラ〈…ええ、まさかまたアイツが現れるとは思いませんでした…!


椿芽「アイツ?」


ティエラ〈過去にストライカー総出で迎撃にあたったものの取り逃がした因縁のアイツ…!


ティエラ〈そして杏橋さんの胃に深いダメージを与えたというアイツ…!


椿芽「それってまさか…!」


ティエラ〈そう!なんでやねんオブリが再びやってきたのです!


椿芽「えええええっ!?」

椿芽「…って!待ってください!」


椿芽「オブリに付け狙われてるのは天音さんだったはずじゃ…!?」


ティエラ〈それなんですが…


ティエラ〈オブリの間では杏橋さんの話題は、もはや過去のものとなっているようでして…


椿芽「天音さんが聞いたら怒りそうですね…」


ティエラ〈実際怒ってましたよ


椿芽「でしょうね」


ティエラ〈…そんな話題が枯渇した中で前回のへべれけチャンネルでの美山さんのイジられっぷりが話題になったようで…


椿芽「それが今回の襲撃理由…ですか?」


ティエラ〈ええ、ハッシュタグ“美山椿芽 イジられ可愛い”がトレンド入りしてますからねー


椿芽「イジられ可愛いってなんですか!?///」

ティエラ〈ところで美山さんはツッコミ不在チャンネル及び、なんでやねんオブリへの対処法はご存知ですか?


椿芽「あ、はい、以前の襲撃の後に天音さんから話を聞いたので、一応知ってますが…」


ティエラ〈でしたら私から申し上げる事は以上ですね


椿芽「いやいやいや」


ティエラ〈ではここから美山さんの健闘を祈りらせていただきます!


椿芽「いやいやいや!」


ティエラ〈ツッコミは大変でしょうが頑張ってくださいねっ! 


ティエラ〈では! ─プツッ─


椿芽「えええええっ!?」


椿芽「…って、先生?先生!?」


椿芽「本当に通信切られてる…!?」


椿芽「あわわわわ…!」


椿芽「私…これから一体どうすれば…?」

~3分後~


椿芽「はぁ…」


椿芽(ようやく落ち着いてきたよ…)


椿芽(とりあえず…現状の把握が最優先だよね)


椿芽(ええっと…今、私が居るのは…)


椿芽(高等部の教室…2-2か…)


椿芽(…あっ、ここってトルテのみんなの教室だ)


椿芽(そういえばAnimation channelの私もここ…というか、みんなと同じ教室で一緒に授業を受けてるんだっけ)


椿芽(…いつかは私も、みんなと学校に行けるようになるのかな…?)


椿芽(…ううん)


椿芽(必ず…いや、絶対みんなと一緒に学校に行くんだ!)


椿芽(そのためにも…まずはここから元のチャンネルに戻らないと!)

[高等部2-2教室]


椿芽(でも急にツッコミって言われても、ツッコミなんて…)


椿芽(ツッコミなん…て…)


ポワワーン





(「増築!?増築するの!?」)


(「そうじゃない!そうじゃないんだよ、まなちゃん!」)


(「何もかも違う!何もかも違うよ伊緒!」)


(「いいの?悠水は本当にそれでいいの!?」)


椿芽(あれっ…?もしかして私…トルテに入ってからツッコミばっかりしてる…!?)


椿芽(…まさか私にツッコミの適性が!?)


椿芽(…ってそんなワケないよね)


椿芽(…さて、これからどうしよう…?)


椿芽(…そうだ、トルテのみんなの様子も気になるし…まずはトルテのチームハウスに行ってみようかな)

……………………


……………


……


[トルテ・チームハウス前]


椿芽(幸か不幸か、ここまで来る間は誰にも会わなかったけど…)


椿芽(トルテのみんなはどんな感じなのかな?)


椿芽「ただいまー…」ドアガチャ


悠水「…おおっ!おかえりー!椿芽ちゃん!」


悠水「お風呂にする?湯船にする?それとも…バ・ス・タ・ブ?」


椿芽「全部一緒!全部一緒だよ悠水!」


椿芽「どれだけ私をお風呂に入れたいの!?」


悠水「真面目なあなたにはこちらのエクスカリバーを差し上げます」スッ


椿芽「いらない!いらないから!」


悠水「さらに今なら…なんと!エクスカリバーをもう一本プレゼント!」


椿芽「一本でもいらないのに!?」

椿芽「二本も貰っても困るよ!」


椿芽「二刀流はあおいさんに任せよう?ね?」


悠水「じゃあ、お昼ご飯の準備が出来たから食べよっか!」


椿芽「お風呂は!?」


悠水「みんなー!ご飯だよー!」


椿芽「スルー!?」


サトカ「ほい」スタスタ


まな「はーい!」スタスタ


伊緒「きょうのっお昼っはなーにかなっ!」ウキウキ


椿芽「伊緒ってそんなに食いしん坊だったっけ!?」


悠水「本日のお昼ご飯は…!ダラララララ…!」


椿芽「ドラムロール自分で言うんだ…」


悠水「…ジャン!ロシアンピッツァでーす!」


椿芽「ロシアンピッツァ!?」


サトカまな伊緒「おお~!」


椿芽「あれっ!?みんなお馴染みな感じの料理なの!?」

悠水「はい、どーん!」ゴトン


椿芽「あっ、普通に美味しそうなマルゲリータピザだね」


悠水「ノンノンノン、ピザじゃなくて“ピッツァ”だから…ね!」


椿芽「…」イラッ


悠水「えー、こちら一見、普通のマルゲリータピッツァにみえますが…」


悠水「全12ピース中、1ピースだけにトマトソースではなく、激辛のコブラチリソースが塗ってあります」


椿芽「なんでそんな事したの!?」


サトカ「ほほぅ…それはなかなか趣のある試みですね」


まな「わーい!楽しそー!」


伊緒「わ、わーい…」ダラダラ


椿芽「伊緒困ってる!伊緒困ってるよ悠水!」


椿芽「そうだよね!伊緒からしたら全部ハズレみたいなものだもんね!」


椿芽「さっきまであんなにウキウキしてたのに可哀想!」

悠水「じゃあ伊緒ちゃんから行こうか」


伊緒「ええっ!?」


椿芽「よりによって!?」


椿芽「悠水は伊緒に恨みでもあるの!?」


サトカ「あー…その前にひとつよろしいですか?」


悠水「なにかね?ミス…サトカ・スミハラ?」


サトカ「ここは伊緒さんが全て食べるというのはどうでしょうか?」


伊緒「えええええっ!?」


椿芽「どうしてそうなるの!?」


椿芽「何!?サトカも伊緒に恨みでもあるの!?」


まな「では伊緒ちんが全部食べるという事で議論を終了するんだよ」


伊緒「まな!?」


椿芽「まなちゃんまで!?」


椿芽「みんな伊緒の事、嫌いなの!?」


まな「好きな子にはちょっかいを出したくなるんだよ!」

椿芽「仕打ちがちょっかいの域を超えてるよ!まなちゃん!」


椿芽「伊緒も嫌なら嫌って…」


伊緒「いや…いいんだ椿芽」キリッ


椿芽「伊緒…?」


伊緒「こういうの…笑いの世界では“おいしい”って言うんだよ」


椿芽「伊緒!?」


サトカ「大丈夫、骨は拾ってやるですよ」


悠水「伊緒ちゃんグッドラック!」


まな「伊緒ちんガンバー!」


椿芽「白々しい!」


椿芽「3人ともよく応援できるね!?」


伊緒「ようし!いくよッ!」ヒョイ パク


椿芽「伊緒!」


伊緒「うっ…」ウップ


椿芽「伊緒ー!」


───しばらくお待ちください───

悠水「…はいっ、じゃあ伊緒ちゃんが戦線離脱したところで…次、誰から行こうか」


椿芽「まだ続けるの!?」


サトカ「そうですね…ここは平等に…いかに面白い“謎かけ”が出来るかで順番を決めましょう」


椿芽「誰目線の平等なの!?」


まな「異議なーし!」


悠水「謎かけなら任せときぃ!」


椿芽「ノリノリ!みんなノリノリだね!?」


椿芽「謎かけってそんなにポピュラーなものだったかな!?」


サトカ「ではどなたか…」


椿芽「言い出しっぺなのに先鋒じゃないの!?」


悠水「サトカ名人はトリだよ椿芽ちゃん」


椿芽「平等って言っておきながら自分の得意分野に持ち込んだの!?」


椿芽「ズルい!ズルいよサトカ!」

サトカ「何をおっしゃいますか椿芽さん」


サトカ「確かに私は謎かけ名人ですが…」


サトカ「悠水さんは謎かけ免許皆伝ですし…」


悠水「どうもこんにちは、ライセンス・サジマです」


サトカ「まなさんにいたっては謎かけグランドマスターですからね?」


まな「まなGMになったんだよ!」


椿芽「謎かけってそんな階級あるんだ!?」


椿芽「階級が多すぎて、もはや誰が強いんだかよくわからないけど!」


サトカ「まぁ、全員どっこいどっこいの強さと考えてもらって遜色ないかと」


サトカ「…というわけで平等というわけですよ」


椿芽「そういう事なら確かに平等なのかな…?」

椿芽「…さっきはズルいとか言ってゴメンね、サトカ」


サトカ「良いってことですよ」


サトカ「…では謎かけに…」


椿芽「…あれっ?」


椿芽「これって結局、私が不利なだけなんじゃ…?」


サトカ「バレましたか」


椿芽「バレるよ!」


椿芽「やっぱりズルしてる事に変わりなかったね!」


悠水「整いました!」


椿芽「このタイミングで!?」


サトカ「悠水さん、どうぞ」


悠水「えー、納豆にタレをかけー」


悠水「カラシととく」


椿芽「…うん?」


まな「そのこころは?」


悠水「ご飯ともに食べると美味しいでしょう」ドヤァ…


まな「すごーい!」


椿芽「謎かけは!?」

椿芽「これ謎かけじゃないよね!?ただ納豆かき混ぜただけだよね!?」


サトカ「悠水さん、いちぬけ…と」


椿芽「いいの!?今のが及第点超えで本当にいいの!?」


まな「はいはーい!まなも整ったんだよー!」


悠水「では菜森GMどうぞ」


椿芽「呼び方それなんだ…」


まな「えー、鶏肉を揚げてー」


椿芽「導入からおかしい!導入からおかしいよ、まなちゃん!」


まな「あんかけとタルタルソースをかける」


サトカ「そのこころは?」


まな「チキン南蛮でしょう」


椿芽「だよね!」


椿芽「私も薄々そうだとは思ったけど
、なんの捻りもなくチキン南蛮だったね!」


椿芽「大丈夫?謎かけってなにか知ってるかな?」

サトカ「まなさん、にぬけ…と」


椿芽「もう採点基準がわからないよ…」


サトカ「では次は私が…」


椿芽「待って!?それだと私が不戦敗になるよね!?」


サトカ「バレましたか」


椿芽「バレるよ!」


サトカ「では椿芽さん、どうぞ」


椿芽「まだ思いついてないよ!」


悠水「…えー、美山椿芽とかけましてー」


椿芽「えっ、何!?急にどうしたの!?」


まな「パンダとときます」


椿芽「えっ!?えっ!?」


サトカ「そのこころは?」


椿芽「えっ!?」


悠水「そのこころは?」


椿芽「私が言うの!?」


まな「そのこころは?」


椿芽「無茶ぶり!無茶ぶりにもほどがあるよ!」


サトカ「10…9…8…」

椿芽「あわわわわわ…!」


サトカ「…7…6…5…」


椿芽「えーっとえーっとえーっと…!」


サトカ「…4…3…2…」


椿芽「あー、えー…」


サトカ「…1…どうぞ」


椿芽「えー、えー…どちらも…」


悠水「どちらも?」


椿芽「…どちらも…」


まな「どちらも?」


椿芽「ど、どちらも…あの、か、可愛いでしょう…?///」


サトカ「よっ!可愛い!」パチパチ


悠水「可愛い!」パチパチ


まな「可愛い!」パチパチ


椿芽「やめて!?///」


椿芽「自分で言っておいてあれだけど、パンダと言われたら可愛いしか思い浮かばなかっただけだからね!?///」

サトカ「では椿芽さん、さんぬけというわけで…」


サトカ「おおぅ…まさか名人の私が負けるとは想定外ですよ」


悠水「不戦敗だからね」


サトカ「では不本意ではありますが食べるとするですよ」


サトカ「あくまでも不本意ですが」


椿芽「なんで二回言ったの?」


サトカ「ではいただきます」パク


サトカ「…」モグモグ


サトカ「ふむ」ゴクン


サトカ「…もう1ピースいただいても?」


悠水「ええで」


椿芽「チャレンジャー!チャレンジャーだねサトカ!?」


椿芽「リスクより食欲が勝ったのかな!?」


椿芽「っていうか悠水はなんで関西弁!?」


まな「サトちんすごーい!」


サトカ「…」モグモグ


サトカ「うっ」ガタッ!


椿芽「サトカー!」


───しばらくお待ちください───

悠水「…ねっ、じゃあ2人脱落して残りは普通のピッツァ9ピースだから3ピースずつ食べちゃおっか!」


まな「いただきまーす!」


椿芽「サトカが辛いやつだったって事は、伊緒は普通に苦手なトマト食べさせられただけだったんだね…」


悠水「女子としてトマトくらいは食べられないと…という、わたしの親心が裏目にでたね」


椿芽「裏目にでないならでないで、辛いやつ食べるハメになってたけどね」


まな「今日も悠水ちんのご飯は美味しいんだよー!」モグモグ


悠水「ありがたき幸せ」モグモグ


椿芽「…うん、美味しい!」モグモグ


悠水「もったいなきお言葉」モグモグ


椿芽「そこまで遜らなくても…」


椿芽「…あっ!後で伊緒とサトカの分も何かしら作ってあげてね?」

悠水「是非もなし」


椿芽「急に態度デカくなったね!」


椿芽「さっきまであんなに下からだったのに!」


椿芽「というか信長!?信長なの!?」


まな「人間50ね~ん」スイッ


椿芽「信長なの!?」


椿芽「というかよく、まなちゃん敦盛踊れるね!?」


悠水「食事中は大人しくしよう?椿芽ちゃん?」


椿芽「悠水がそれ言うんだ!?」


まな「まなだけに、マナー違反なんだよ椿芽ちん!」


椿芽「それだとまなちゃんがマナー違反してるみたいになってるよ!」


まな「まなだけにね!」


椿芽「意味わからないよ!」


椿芽「…もう!みんなふざけすぎ!」タタタタッ


悠水「椿芽ちゃーん!?」


まな「椿芽ちーん!?」


…………………


…………


みほ「お前たちだけは許さない![ピーーー]!」

みほの気が高まっていく。

超みほ「ガールズパンツァー劇場波ン!!!!!」

みほの究極必殺技が2人を襲う。

超4ベジータ「なにぃ!」

超青悟空「いいっ!?」

超みほ「[ピーーー]ェ!!!!」

超4ベジータ「なんてな」ピン

超青悟空「ベジータぁ、オラちょっとだけおめえが弱くなったのかと思ったぞぉ」ペシッ

2人はみほの究極必殺技を片手でみほにはじき返した。

超みほ「ぎええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」ヒューン

超4ベジータ「少しからかっただけだ」

超青悟空「オラひやっとしたぞぉ!!」

みほは自らの技で大気圏を突破し宇宙へ投げ出されて死んだ

[エテルノ・鐘楼前]


椿芽(ついカッとなってチームハウスを飛び出してしまった…)


椿芽(もしも戻る前にまた会えるようだったらみんなに謝らなくちゃだね…)


…オーイ…!


椿芽(…ん?どこからか声が…?)


ほたる「椿芽さんっ!」タタタタッ


シャルロッテ「美山椿芽っ!」タタタタッ


椿芽「あっ!ほたるさん、シャルロッテさん、こんにちは!」ペコリ


シャルロッテ「挨拶なんてしてる場合じゃねーデス!」


椿芽「ええっ!?」


ほたる「とにかく私達についてきてください!早く!」


椿芽「えっ!?何事ですか!?」


シャルロッテ「つべこべ言ってねーでついてくるデス!」


椿芽「あわわわわわ!」グイッ


……………


………































































ああ
2017/07/12(水) 17:38:04.11ID: FO/WkdNt0 (4)
372: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]
乙です
2017/07/12(水) 17:46:27.91ID: HeBea9beo (1)
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[エテルノ・生徒会室]


シャルロッテ「…ここならどうデス!?」ガラララ


ほたる「…異常ありません!OKです!」キョロキョロ


シャルロッテ「よし!一旦ここに身を隠すデス!」


椿芽(身を隠す?一体誰から…?)


ほたる「…戸締まり完了しました!」ビシッ!


シャルロッテ「うむ、ご苦労デス」


ほたる「ふぅ…ようやく一息つけますねー」


椿芽「あの…色々と説明してもらってもいいですか?」


シャルロッテ「ああ、さっきはろくに話もしないまま失礼したデス」


ほたる「ごめんなさい!あたし達も切羽詰まった状況だったから…」


椿芽「いえいえいえ!別に謝ってもらいたいわけではないので、顔を上げてください!」

椿芽「それで…お二人の身に一体何が?」


ほたる「それが…境界をパトロール中に新種のオブリに襲われて…」


シャルロッテ「気づいたら変なヤツらしか居ねーチャンネルに跳ばされてたデス!」


シャルロッテ「それで…うっ…」


ほたる「いやぁ…恐ろしい目に会いましたねぇー…」


シャルロッテ「本当にそうデス…」


椿芽「何があったんですか!?」


ほたる「下ネタを言うあおいさんとか…泣きながらこしあん食べてる夕依とか…」ガタガタ


椿芽「ふふっ」


シャルロッテ「ターニャがギャル語で喋ってたとか…アマンドのヤツらがフェイを可愛いと崇め奉ってたとか…」ガタガタ


椿芽「んふふふ…」

椿芽「ごめんなさい、お二人からしたら恐怖体験なんでしょうけど、つい笑いが…」プルプル


シャルロッテ「笑い事じゃねーデス!」


椿芽「ふっ、ごめんなさい」フフッ


椿芽「…しかし、お二人もなんでやねんオブリに襲われたのですね」


ほたる「なんでやねんオブリ?」


シャルロッテ「そのバカみてーな名前のオブリが原因なのデス?」


椿芽「ええ…って、お二人ともご存知じゃないのですか?」


ほたる「あたしは初耳ですねー、シャルロッテさんは?」


シャルロッテ「初耳に決まってるデス」


椿芽(まさか…この2人…!)


椿芽(私とは別のチャンネルから、ここに跳ばされてきたんじゃ…!?)

椿芽「ええっと…つかぬことをお聞きしますが…」


シャルロッテ「なんだデス?」


椿芽「天音さんが他のチャンネルに跳ばされた事はご存知でしょうか?」


ほたる「天音さんもですか!?」


シャルロッテ「時空管理官はなにやってるデス!」


椿芽(やっぱり別のチャンネルから…)


椿芽「えー、現状についてお二人に話さなければならない事があるようなので、聞いてもらえますでしょうか?」


ほたる「はい!お願いします!」


シャルロッテ「仕方ねーデス」


椿芽「ええっと…かくかくしかじか…」


────椿芽説明中────


椿芽「…という事なのですが」


シャルロッテ「えっ、マジでそんな事になってるデス!?」

椿芽「マジですね」


ほたる「つまり…この世界がボケに侵されている…!という事ですか」


椿芽「ええ…まぁ」


シャルロッテ「つまり…なんでやねんオブリさえ来なければ…!という事かデス」


椿芽「そういう事でいいです」


シャルロッテ「しかし…急にツッコミと言われてもどうしようもねーデス」


ほたる「シャルロッテさんはイジられ属性ですもんね!」


シャルロッテ「イジられ属性じゃねーデス!」


ほたる「まぁ、かくいう私もボケ属性ですから、どうしようもないですけどね」


シャルロッテ「キサマも私の事を言えた立場じゃねーじゃねーかデス!」


椿芽「それだけツッコめるならシャルロッテさんもツッコミ属性だと思いますよ?」

椿芽「…そういえば!なぜ私がこのチャンネルの私ではないと?」


ほたる「あぁ、それならこの辺りから微弱な時空の歪みが出ていたので…」


シャルロッテ「その歪みの中心に向かってみたらキサマが居たというわけデス」


椿芽「なるほど…」


─おや?時空の歪みを確認しに来たら思わぬ来客に遭遇したようですね─


椿芽ほたるシャルロッテ「!?」


モルガナ「別のチャンネルから来た方々が3人も集まって何を企んでいるのでしょうか」


ほたる「モルガナさん!?」


シャルロッテ「またキサマの企みかデス!?」


モルガナ「あら、企みとは人聞きの悪い事を…」


椿芽「私達が何か企んでるとか言ったのは人聞き悪くないんですか?」

モルガナ「それはそれです」


モルガナ「というより、そもそも私がこのようなくだらないチャンネルを創造するとお思いですか?」


シャルロッテ「すげー説得力デス!」


モルガナ「しかし…条理の探求者ともあろう私をボケの探求者にしてしまうとは…」


モルガナ「そのなんでやねんオブリとやら…なかなか興味深いですね」


椿芽「ボケの探求者ってなんですか!?」


モルガナ「どうやら不覚にもボケの瘴気にあてられてしまったようです」


ほたる「あっ、モルガナさんもこのチャンネルのモルガナさんなんですね」


モルガナ「あたぼうよ」


椿芽「間違いなくこのチャンネルのモルガナさんですね」

モルガナ「それでは、ここで会ったのも何かの縁という事で即興コントとしゃれこもうではないですか」


ほたる「即興コント!?」


椿芽「脈絡が無さすぎますよ!」


モルガナ「では、私がボケますので貴女方はツッコミをお願いしますね」


シャルロッテ「キサマここでも人の話を聞かねーんだなデス!」


モルガナ「うまくツッコミを入れられなければ、罰としてイベント・ホライゾンの向こう側へ行ってもらいますので、そのつもりで」


ほたる「罰がガチのやつじゃないですか!」


シャルロッテ「罪に対して罰が重すぎデス!」


モルガナ「えー、コント・スクスト」


椿芽「横暴!横暴にもほどがありますよ!」

モルガナ「あぁ、ちなみに…」ガタン


シャルロッテ「なんか無駄にデカいモニターが出てきたデス」


モルガナ「こちらのモニターにもボケが表示されますので、こちらにもツッコミを忘れないように」


ほたる「陣内智則スタイルですね!」


シャルロッテ「用意周到すぎやしないデス!?」


椿芽「適応能力高過ぎですよ!」


モルガナ「…では改めて、コント・スクスト」


モルガナ「…さて、今日もスクストをプレイしましょうか」ポチポチ


モニター〈ブシモッ!


椿芽「違うゲーム立ち上げてませんか!?」


ほたる「スクフェスですか!?ガルパですか!?」


モニター〈クラフトエッグ!


シャルロッテ「ガルパじゃねーかデス!」

モルガナ「おっと、間違えてしまいましたね」


モルガナ「気を取り直して…と」ポチポチ


モニター〈スクールガールストライカーズナノダ!


椿芽「ふふっ」


ほたる「ふふっ」


シャルロッテ「ふふっ」


モニター〈あっ、隊長さんこんにちは!


モルガナ「はい、こんにちは」


シャルロッテ「パートナーは東雲リョウコにしてるみたいデス」


ほたる「モルガナさんって、なんだかんだリョウコさんの事を気に入ってますよね」


モルガナ「さて、お知らせを…」ポチポチ


モニター〈はうわ!!


モルガナ「あら、ごめんなさい」


椿芽「たまにありますよね、これ」


ほたる「お知らせを見ようとしてお腹を触ってしまうというラッキースケベですねー」

シャルロッテ「お腹…?胸じゃねーデス?」


椿芽「えっ」


ほたる「えっ」


シャルロッテ「えっ」


椿芽ほたるシャルロッテ「…」


ほたる「…あー…そういう事ですかー…」


椿芽「あの…その…ごめんなさい…」


シャルロッテ「キサマら、優しさは時に凶器になる事を知ってるデス?」


モルガナ「場外乱闘はそのくらいにしてもらってもよろしいでしょうか?」


椿芽「あっ、はい」


モニター(上部インフォメーション)〈~モルガナ隊長のセクハラが500回を突破~


シャルロッテ「なんのお知らせデス!?」


ほたる「どれだけパイタッチしてるんですか!」


椿芽「これを知らせて何の意味があるんですか!?」

見てるぞ
いつも見てるぞ

>>36 ありがとうございます


モルガナ「…あら、今は特訓期間中なのですね」


シャルロッテ「もっとマメにお知らせ読むデス」


モルガナ「という事は…スタメン以外の方々を強化すべきですかね」


椿芽「というより強力戦以外はどの隊長さんもそうしているかと…」


モルガナ「そうですね…ここはショコラーデ・ミラの皆さんにストライカーになってもらいましょうか」


モルガナ「水着2017オフショル付きの姿がとても素敵な東雲リョウコさんをパートナーから外すのは気が引けますが仕方有りませんね」


シャルロッテ「すげー説明くさい口調デス」


モルガナ「とても素敵なのですが」


椿芽「何故二回も言って…」


椿芽「まぁ、確かに素敵ですけど…」

ほたる「あとエッチですよね」


椿芽「ほたるさん!?」


シャルロッテ「キサマは何を言ってるデス!?」


ほたる「いや、どう見てもあれはエッチですって!」


モルガナ「いいえ、あれはエッチなどではありません」


モルガナ「エロです」


ほたる「確かに」


椿芽「何言ってるんですか!?」


シャルロッテ「キサマも賢宮ほたるもバカなのデス!?」


椿芽「というよりほたるさんも隙あらばボケようとしないでくださいよ!」


ほたる「ごめんなさい…ついボケの血が騒いで…」


ほたる「あっ、でも今年のリョウコさんの水着姿がエロいと思うのはボケじゃなくて本当の事で…」


シャルロッテ「その真実は聞きたくねーデス!」

モルガナ「それでは賢宮ほたるさんをパートナーにして…」ポチポチ


モニター〈よろしくお願いします!


ほたる「えへへ、恐縮です」


モルガナ「他のストライカーもショコラーデ・ミラの皆さんに…と」ポチポチ


椿芽「なぜミラの皆さんはぴよぴよスーツを…」


シャルロッテ「どーせ年始から着替えさせるの忘れてるデス」


ほたる「見てるこっちが暑苦しくなってきますね!」


モルガナ「そうですね…では夏ですしコスを水着に統一しましょうか」ポチポチ


モニター〈賢宮ほたる(2015水着)


シャルロッテ「たいして胸がでけーわけでもねーのに無駄に食い込んでるデス」


椿芽「間違えてワンサイズ小さいの買っちゃったんでしょうか…?」

ほたる「そこまでドジっこじゃないですよ!」


モニター〈末葉あおい(2015水着)


モニター〈神無木栞(2017水着)


椿芽「あっ、お揃いみたいで可愛い…」


モルガナ「そうでしょうそうでしょう」フンスフンス


ほたる「あと胸の谷間に挟んだサングラスがエ…」


シャルロッテ「言わせねーデス!」ガシッ!


ほたる「むぐっ」


モルガナ「エロいですよね」


椿芽「言っちゃった!シャルロッテさんがすんでのところで止めたのに言っちゃいましたねモルガナさん!」


シャルロッテ「というか賢宮ほたる!キサマはチームメイトをどういう目で見てるデス!」


ほたる「同じ女性として素敵だなぁーって」


椿芽「それでエロいなんですか!?」

モルガナ「若月チカさんは…」ポチポチ


モニター〈若月チカ(2017水着)


シャルロッテ「キサマどれだけ課金してるデス」


椿芽(水着だけで諭吉が消えてそうですね)


モルガナ「若月チカさんの今年の水着姿は少し背伸びしたようで微笑ましいですね」


ほたる「わかります!いつもより大人びた水着を選んじゃったり可愛いですよねー!」


椿芽「…」


シャルロッテ「…」


ほたる「…?」


椿芽(エロいって言わないんですね)


シャルロッテ(エロいって言わねーんだなデス)


モルガナ「さて、最後は…と」ポチポチ


モニター〈千年夕依(スク水)


椿芽「なぜ夕依さんだけそれなんですか!?」


シャルロッテ「スク水はやめてやるデス!」

ほたる「夕依にも水着買ってあげてくださいよ!」


モルガナ「彼女はスク水の方が需要があると思いませんか?」


ほたる「確かに」


椿芽「だからほたるさん!」


シャルロッテ「少しはツッコミをいれろデス!」


ほたる「やっぱりあたしもボケさせてもらってもいいですか?」


シャルロッテ「ボケたいが為に私達を裏切る気デス!?」


椿芽「どれだけボケたいんですか!」


モルガナ「では賢宮ほたるさんにもボケていただきましょうか」


ほたる「やったー!」


シャルロッテ「キサマ、マジでぶっ飛ばすデス!」グワッ!


椿芽「シャルロッテさん落ち着いて!落ち着いてください!」ガシッ!


椿芽「気持ちは分かりますけど!」

ほたる「えー…では、即答・面白あいうえお作文をしますので、三文字のお題をお願いします!」


モルガナ「彼女、自分からハードルを上げてきましたね」


椿芽「というより、こっちにもプレッシャーかかるのやめてくださいよ」


シャルロッテ「とんだとばっちりデス」


ほたる「ほらほら!三文字なら何でも良いですから!」


シャルロッテ「…じゃあ不知火ハヅキの“ハヅキ”でやってみるデス」


ほたる「あっ、それは無理ですね」


シャルロッテ「キサマ何なんデス!」


椿芽「いやぁ…今のはシャルロッテさんが悪いですよ」


シャルロッテ「なっ!?」


ほたる「ヅから始まる面白い言葉とかヅラかヅカくらいしか無いですからねー」

シャルロッテ「しちめんどくせー言語デス!」


モルガナ「まあまあ、とりあえず“ほたる”でやってみてはどうでしょうか?」


ほたる「ほたる!はい!」


ほたる「えー、ホーム画面
       タップして
       るーるるるる…」


椿芽「ヒドい!」


シャルロッテ「ひでーデス!」


椿芽「完成度が低すぎですよ!」


シャルロッテ「見切り発車にもほどがあるデス!」


椿芽「というより“ほたる”くらいは考えておいてくださいよ!」


シャルロッテ「こいつバカなんじゃねーデス!?」


モルガナ「ふふふふっ…」プルプル


椿芽「モルガナさん凄い笑ってるじゃないですか!」

ほたる「よしっ!さぁどんどん行きましょう!さぁ!」


シャルロッテ「キサマのやる気はどこから出てるデス!」


椿芽「やる気とクオリティが釣り合ってないですし!」


ほたる「こういうのは質より量ですよ椿芽さん!


ほたる「さぁ!次行きましょう!さぁ!」


シャルロッテ「そのテンションやめるデス!」


ほたる「次のお題を言うまでは断固としてこのテンションです!さぁ!」


シャルロッテ「うぜーデス!」


モルガナ「ふふふふっ…」プルプル


椿芽「…では不本意ですが“つばめ”で…」

ほたる「つばめ!はい!」


ほたる「えー、ツンデレ
       バイオレンス
       メモカ!」


椿芽「どんなメモカですか!」


椿芽「…いや、いくつか心当たりはありますけども!」


シャルロッテ「ええっ!?」


シャルロッテ「キサマら今まで、どんなメモカ扱ってきたんデス!?」


椿芽「…あまり聞かないでください」


シャルロッテ「エテルノの連中にまともな奴はいねーんデス!?」


ほたる「否定は出来ませんね!」


モルガナ「ふふふふっ…」プルプル

ほたる「次!次はどうしますか!?」


シャルロッテ「…じゃあ“モニカ”デス」


ほたる「モニカ!はい!」


ほたる「えー、モツ
       煮込み
       カレーパン!」


シャルロッテ「あっはっはっは!」


椿芽「ふふふっはふっ!」


モルガナ「くくくっ…」プルプル


シャルロッテ「ちょっと面白いじゃねーかデス!」


ほたる「さぁ!どんどん行きましょう!」


椿芽「あっ、じゃあ…“イミナ”で」


ほたる「イミナ!はい!」


ほたる「えー、いつも
       みんな
       仲良し!」


椿芽「ふふふふっ…」


シャルロッテ「ふふっ…急に方向性が変わったデス…」


モルガナ「ふふふふっ…」プルプル

ほたる「さぁ!どんどん行きますよ!」


モルガナ「では…黒鳥の騎士オディールこと、田中幸子さんの“たなか”でお願いします」


ほたる「たなか!はい!」


ほたる「えー、隊長さん
       七万円
       課金して爆死!」


椿芽「隊長さぁん!」


シャルロッテ「曹長ぉ!」


モルガナ「もう七万円まで行ったならいっそのこと九万円まで行ってEXRを引き換える方が潔いかと思いますけどね」


ほたる「EXチャージの無い時代もあったんですよ!」


モルガナ「それなら因果律を操作してしまえば容易く引けるでしょうに」


シャルロッテ「あっ!こいつズルしてるデス!よく分からないけど、こいつズルしてやがるデス!」

モルガナ「まぁ、ズルとは人聞きの悪い…」


モルガナ「利用規約のどこにも“因果律を操作してはいけません”とは記述されていませんよ?」


椿芽「そんなの書いてないに決まってるじゃないですか!」


シャルロッテ「キサマ以外の誰が出来るっていうんデス!」


モルガナ「状況とは与えられるものではなく、作るものなのです」


ほたる「それっぽい事言ってますけど要はチートですね!」


モルガナ「いいえ、インサイダー取引です」


椿芽「あっ、そっち!?そっち方向で因果律操作したんですね!?」


シャルロッテ「因果律操作してまで株か何かで儲けた金で課金してやがるデス!?」

ほたる「色々な人に迷惑かかってそうですね!」


モルガナ「さすがにベアール家が破産したときは悪い事をしたと思いましたね」


椿芽「何やってるんですか!?」


モルガナ「それからシャルロッテさんの国でクーデターが起きてしまったのも申し訳無いと思ってます」


シャルロッテ「キサマァ!!!!」グワッ!


椿芽「シャルロッテさん落ち着いて!落ち着いてください!」ガシッ!


椿芽「気持ちは分かりますが!」


ほたる「いやー、これはぶん殴られても文句言えないですねー」


モルガナ「あなたが言いますか」


ゴゴゴゴゴ…


モルガナ「…おや?」

モルガナ「…どうやら、なんでやねんオブリが満足したようですね」


ほたる「おおっ!これで帰れますよシャルロッテさん!」


ほたる「良かったですねっ!」


シャルロッテ「良くねーデス!」ジタバタ


シャルロッテ「帰る前に一発殴らねーと気がすまねーデス!」ジタバタ


椿芽「諦めましょう!諦めましょうってシャルロッテさん!」ガシッ!


モルガナ「では、お三方、またどこかの次元でお会いしましょう」


モルガナ「さようなら」


ほたる「さようならー!」


シャルロッテ「あっ!待つデス!」ジタバタ


椿芽「ここまでですから!ここまでですから観念してくださいシャルロッテさん!」ガシッ!


椿芽「気持ちは分かりますけど!」


シュイーン

[エテルノ・中庭(元のチャンネル)]


椿芽「…気持ちは分かりますけど!」


真乃「うわっ!?」ビクッ!


遥「あっ!椿芽センパイおかえりー!」


紗々「お疲れ様です~」


椿芽「あっ、ただいま!」


天音「なかなか早かったじゃない」


いつみ「この度はウチのリーダーがご迷惑をおかけして~」


天音「あんたはアタシのオカンか!」


真乃「天音が本当にご迷惑をおかけして申し訳有りません…」ペコリ


天音「なんであたしが悪いみたいに言うのよ!」


遥「元はと言えば、前回の襲撃で天音ちゃんが椿芽センパイを…」


紗々「実行犯は遥ちゃんでしたけどね~」


椿芽「あはは…」


天音「まぁ、よくやったわ」


天音「…お疲れ様」

椿芽「ありがとうございます」


真乃「ところで…どうでした?ツッコミ不在チャンネルは?」


椿芽「うーん…トルテのみんなに関しては、ちょっと笑いに貪欲なだけで」


椿芽「ノリはこっちとそれほど変わらなかったかな」


天音「あんた大変ね」


真乃「普段どんな会話してるんでしょうか…?」


遥「エブリデイ漫才だね!」


紗々「プディングとどちらがマシなんでしょうね~」


いつみ「いやぁ、ウチって結構マトモな部類だから比べるまでもないって」


天音「あたしがまとめてるからマトモなだけで、あんた達単品だとただの変人よ?」


いつみ「なんだと!この器用貧乏!」


真乃「まあまあ」


椿芽「天音さんも大変ですね」

天音「本当そうよ、大変なのよ」


いつみ「こっちはこっちで大変なんだからな!」


紗々「天音ちゃん、肝心なところで抜けてますからね~」


天音「ちょっと!」


遥「それにこの性格だから、私達がフォローしてあげなかったら現実でもエテルノでもぼっちだもんね!」


天音「ぼっち言うんじゃないわよ!」


真乃「そうだね、ツンデレだもんね」


天音「ツンデレじゃないわよ!」


いつみ「ポンコツンデレだもんな」


天音「誰がポンコツンデレよ!」


椿芽「お互い大変ですね」


天音「まったくよ」


天音「…まぁ、こんな奴らでも居ないよりは悪くないけどね」


椿芽(デレましたね)

真乃「…あっ!天音、そろそろ任務の時間が…」


天音「…ん、そうね」


天音「じゃあ悪いけど先に行くわ」


天音「ほら、あんた達も行くわよ」


真乃「お先に失礼します」ペコリ


遥「バイバーイ!」


紗々「またお会いしましょう~」


いつみ「ウチのリーダー、ほんっと生意気なやつですけど、今後とも是非、仲良くしてやってくださいね」


椿芽「えっ、あっ、はい」


天音「あんたはあたしのオカンか!」


天音「…じゃあまた会いましょう」


天音「それから…本当にお疲れ様」ドアガチャ


椿芽(デレッデレじゃないですか)


椿芽「さてと…私も帰ろうかな」


………………


…………


……

[アルタイル・トルテ・チームハウス1F]


椿芽「ただいまー」ドアガチャ


悠水「おおっ!お帰り!椿芽ちゃん!」


悠水「ご飯にする?ライスにする?それとも、は・く・ま・い?」


椿芽「全部一瞬!全部一瞬だよ悠水!」


椿芽「というより凄いデジャヴ!」


椿芽「大丈夫?ここ、元のチャンネルだよね?」


まな「あー!椿芽ちんお帰りー!」


椿芽「あっ、ただいま、まなちゃん!」


まな「椿芽ちん

    帰ってこられて

        良かったね」


椿芽「俳句!?急に俳句なの!?」


サトカ「いいえ、今のは季語が無いので俳句ではなく川柳ですよ」


椿芽「サトカ!」


サトカ「あっ、椿芽さんお帰りなさいですよ」

椿芽「うん、ただいま!」


サトカ「あー…話は変わるですが、ツッコミお疲れ様でした」


椿芽「変わってない!話変わってないねサトカ!」


伊緒「あっ!お帰り椿芽!」


椿芽「伊緒!ただいま!」


伊緒「いつもと違って大変だったよね?お疲れ様!」


椿芽「それほど違わなかったのかなって今なら思うよ」


伊緒「あっ!そうそう!今回のご褒美として、トルテのみんなでプレゼントを用意したんだ!」


椿芽「本当!?」


伊緒「イオ ウソ ツカナイ」


椿芽「急に片言!?」


椿芽「インディアンなの!?伊緒インディアンなの!?」


サトカ「では持ってくるですよ」トコトコ


まな「まなもまなもー!」トコトコ

………………


…………


……


椿芽(プレゼントって何かな?)ソワソワ


サトカ「お待たせしたですよ」ガラガラ


椿芽(あっ、台車に箱が乗って…ってデカっ!?)


椿芽「えっ!何っ!?」


まな「よいしょ…こらしょ…」ガラガラ


椿芽「しかも凄い重そうだね!」


椿芽「何!?何をプレゼントされるの!?」


サトカ「ではでは…お披露目といきましょうか」


まな「ボックスオープンなんだよ!」ガタン


[1/1スケール パンダのぬいぐるみ(約150cm)]ドーン!


椿芽「うわぁ!えっ!?おおっ!?」


悠水「喜びと驚きと困惑の混じりあったリアクションありがとうございます」


伊緒「用意した私達が言うのもなんだけど、若干引く大きさだよね」

椿芽「えっ!?これどうしたの!?」


サトカ「それがですね、最初は普通のサイズのパンダのぬいぐるみをプレゼントする予定だったのですが…」


まな「パソコンで色々見てみたら、ぬいぐるみって意外と高かったんだよ」


まな「あっ!もちろんお金を出すこと自体が嫌ってわけじゃなくてね?」


悠水「あんまり高い物をプレゼントされても椿芽ちゃん遠慮しちゃうだろうなぁーって思ってね?」


伊緒「まぁ、それからなんやかんやあって、いっその事、自分達で作ろっかって話になってね?」


サトカ「気づいたらこうなってたですよ」


椿芽「みんな凄いね!?」


悠水「ストッパーもブレーキも居なかったからね」


サトカ「遥さんなみに止まらなかったですよ」

悠水「さすがにね?設計図の段階で、まなちゃんやサトカちゃんの身長を超えたところで“あっ、これやべぇぞ”って踏みとどまったけどね」


椿芽「うん、判断が完全に手遅れだったね」


サトカ「しかも普通にぬいぐるみを買うより高くついたですよ」


椿芽「だろうね!大きいもんね!」


椿芽「まあ手作りだからありがたく受け取るけどさ!」


まな「喜んでもらえて何よりなんだよ!」


伊緒「じゃあ椿芽の部屋に置いてくるね!」ヨイショ


椿芽「待って!?」


伊緒「とりあえずベッドに置いておくから、あとはお好みでね!」タタタッ


椿芽「伊緒!?待って!ステイ!」


椿芽「伊緒ー!」


…………………


……………


………


~夜~


[チームハウス・椿芽の部屋]


椿芽「…」


パンダ「」ドーン!


椿芽「…」


パンダ「」ババーン!


椿芽「…」


椿芽「…」


椿芽「ふふふっ…」クスッ











椿芽「嬉しいけど凄い邪魔!」


END

椿芽ちゃんからしてみれば普段からツッコミ不在チャンネルに居るようなものなので、ツッコミ不在チャンネルifとさせてもらいましたが…


どっちもいつものトルテだ!これ!


作中でも触れましたが、今年のリョウコちゃんの水着がエ…可愛いので、マイアレンジもリョウコちゃん仕様にしております


スクストID[432340ff]にて公開中です


とてもエ…可愛いので良ければどうぞ見ていってください


フレンド申請もお気軽にどうぞ

それから次作でネタ切れなのでリクエストがあればスクストかスレにコメントお願いします


○○と○○の会話が見たい!という感じだとありがたいです

(マリちゃんしか思いつかないから黙っておこう)

>>65 マリちゃん了解です

マリ主演のSSを考えてみます

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