【FGO】ぐだ男「霊衣解放?」【安価・コンマ】 (51)

ぐだ男「…つまり、カルデアのサーヴァントが色んな衣装を着られるようになると?」

ダヴィンチ「そう!異種特異点である新宿やアガルタでは何度かサーヴァント達を現地の格好に合わせる必要があっただろう?」

ダヴィンチ「でも、もしまた似たような事態になった時に都合よく服が置いてあるか分からない…そんな時こそ、このダヴィンチちゃん考案のシステムの出番って訳さ!」

マシュ「…という訳で明日、霊衣解放システムの試験に入ろうと思います」

ダヴィンチ「試着ってところだね。君は適当なサーヴァント達に声をかけて、参加するように伝えてくれるかな?」

ぐだ男「了解、何人か連れてくるようにするよ!」

ダヴィンチ「よろしく~…さーて、こっちはシステムの最終調整だ!徹夜して頑張るぞー!」

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~翌日~

ダヴィンチ「やあ、待ってたよぐだ男くん!さあ、どうぞこちらへ!」

ぐだ男「へー、この装置でみんなを着替えさせるんですね」

ダヴィンチ「結構ギリギリの完成だったけど、まあ何とかなるだろう。それで、声掛けはしてくれたかな?」

ぐだ男「うん、そろそろここに来るはずだけど…」

一人目のサーヴァント:>>3

宮本武蔵

>>3:武蔵ちゃん

武蔵「やっほー、現代の服って面白そうだから来てみたよー!」

ダヴィンチ「おや、これはこれは…適任な子を連れてきたね」

ぐだ男「え、なんで武蔵ちゃんが適任なの?」

ダヴィンチ「ほら、次の特異点って彼女が主役だし、絆ボーナスとかで連れ回すだろうから…」

マシュ「ダヴィンチちゃん、ストップです。余りにメタな発言は抑止に止められますよ」

ダヴィンチ「はーい…それじゃ、早速霊基に服を張り付けてみようか!」

武蔵ちゃんの新しい服:>>6

水玉模様のパジャマ

>>6:水玉パジャマ

武蔵「へえ、これが今時の…あれ、これ寝間着じゃない?」

マシュ「何故か可愛らしい水玉パジャマです!ダヴィンチちゃん、これはいったい…?」

ダヴィンチ「ま、今日のは試作品だからね?色々な服のデータを詰め込んで適当に出力する簡易版なんだよ」

ダヴィンチ「だから、どんな服になるかは神のみぞ知るといった所だね」

マシュ「そ、それは一歩間違えればとんでもない事態になりかねませんか…?」

武蔵「えー…確かに可愛いけど、これで町には繰り出せないわよね?…キミはどう思う?」

ぐだ男「とても可愛いのでアリだと思います」キリッ

↓コンマ一桁が4以下にてハプニング発生

コンマ0:ハプニング発生

武蔵「…あれ?というか何故か体がピリピリしてきたんですけど…!?」

ぐだ男「え…?」

ダヴィンチ「あらら、さっそくエラーが出ちゃったか!マシュ、データの確認を!」

マシュ「は、はい!…この数値、このままだと武蔵さんが>>10になります!」

服装?ならミニスカチャイナで

>>10:服装をミニスカチャイナに
※ハプニングはなんでもありです(あまりの無茶振りやR-18はNG)

武蔵「あ、収まった…って、また服が変わってる!?」

マシュ「今度はミニスカのチャイナ服ですね…」

ぐだ男「コフッ(吐血)」

マシュ「せ、先輩ー!?誰か、誰か衛生兵を!!」

ダヴィンチ「うんうん、あれだけ体のラインが出ると健全な青少年にはキツいかもだ」

武蔵「ちょっと恥ずかしいけど…結構動きやすいわね、これならさっきより好みかも!」ピョンピョン

ぐだ男「跳ね…跳ねないで…色々マズイから…」

―――

ダヴィンチ「変更値を戻して…よし、これで元通りと!付き合ってくれてありがとねー!」

武蔵「どうもどうも!また何かあったら呼んでちょうだーい!」

マシュ「行きましたね…しかし、欠陥があるのであれば中止すべきでは?」

ダヴィンチ「うーん…ま、面白いし続けようじゃないか!どうせみんな集まってきちゃうしね!」

マシュ「ですが、これが続くようでは先輩の体力が…」

ぐだ男「ぐ…大丈夫、まだいける…よ?」

二人目のサーヴァント:>>13

メルトリリス

スレタイ見て、てっきりぐだ男がサーヴァント達と同じ格好になって闘えるようになるのかと…

>>13:メルトリリース!

メルト「あら、随分だらしないわねマスター?私がせっかく誘いを受けたのに、最初から疲労困憊なんていい度胸じゃない」カツーン

マシュ「メルトリリスさん…!これまた際どい方が来ました!」

ダヴィンチ「いや、むしろ大丈夫じゃないかな?だってほら、布面積が減る可能性がほぼ無いし」

メルト「やるのなら全力で着替えさせなさい?プリマドンナには、相応しいドレスというものがあるのだから!」

メルトの新衣装:>>17(脚部は変わりません)

赤褌

>>14:それはそれで…ジークさんその他諸々のバレンタインプレゼントを今こそ活かすとき!

>>17:赤褌

メルト「」ソイヤッ‼

ダヴィンチ「あー…マシュ、ぐだ男くんは無事かい?」

マシュ「はい…嫌な予感がしたので、なんとか衣装変更の瞬間に先輩の顔にフォウさんで覆うことに成功しました」

フォウ「フォーゥ…」

ぐだ男「モゴモゴ…(よく分からなかったけどGJ、マシュ)」

メルト「………」ワッショイ‼

ダヴィンチ「さて、彼女が呆然としている間に元に戻したいところだけど…」

↓コンマ一桁目が4以下でハプニング

※ハプニング無し

メルト(通常服)「…何もなかったわ。ええ、何もありませんでしたとも」

メルト「折角、この腕のせいで面倒な着替えが簡単に出来ると聞いて、少し楽しみにしていたような気がしましたが、そんなことはありませんでしたとも」

メルト「本当なら今すぐこのふざけた装置を溶かしてあげたいのだけれど、これをリソースにしてしまうことすら嫌なのでもう帰ることにします」

メルト「あなたたちも何も見なかった、それでいいわね、ね?あと、マスターは後で屋上に来なさい」

ダヴィンチ「はーい」

マシュ「はい…申し訳ありません…」

フォウ「フォ…フォウ…」

ぐだ男「モゴモゴ…(解せぬ)」

マシュ「ダヴィンチちゃん、やはりここで止めておきましょう。これでは悲しみしか生みません」

マシュ「実験は最初の提案通り、私だけで行います。それでいいですね?」

ダヴィンチ「いや、それは出来ないかなー…ある程度データを集めてからじゃないと、今のキミの不安定な霊基に手を出すのは危険だからね」

ダヴィンチ「それにほら、三度目の正直というじゃないか!次のサーヴァントは幸運に恵まれていることでしょう!」

マシュ「ですが…」

ぐだ男「…モフモフ(大丈夫だよマシュ、きっとうまくいくさ)」

マシュ「…先輩、そろそろフォウさんを離しても大丈夫なのですが」

フォウ「フォゥ…(嫌そうな顔)」

次のサーヴァント:>>24

ドレイク

>>24

ドレイク「来たよマスター!…どうしたんだい、それ」

ぐだ男「…モフモフ(気にしないでください)」

マシュ「えーと…わ、私はドレイク船長の服はその海賊服しか見たことありませんから、別の服を見られるのが楽しみです!」

ドレイク「そうかい?確かにこれはお気に入りだけど、生前は色々着替えてたよ?憲兵になってた事もあるし、敵船に忍び込むために色々と…」

ダヴィンチ「他にも、かの王女と入れ替わっていた説もある彼女だ。案外、ドレスとかでも着こなせるんじゃないかな?」

ドレイクの新しい衣装:>>27

カレイドルビー

>>27

ドレイク「…なんだいこりゃ」フリフリーン

ぐだ男「oh…」

マシュ「ダヴィンチちゃん…イリヤさんのデータまで入れたんですか…」

ルビー『グ、グワーッ!?いきなり誰かと強制契約させられたと思ったら年増じゃねぇですか!!チェンジ!チェンジお願いします!』

ぐだ男「うわ、ステッキが喋った!?本物のルビーなのあれ!?」

ダヴィンチ「いや、衣装を再現するために細部までデータを入力したんだけど…まあ、残念ながらこうなっちゃった訳だ」

ドレイク「ま、とりあえずこのステッキは真っ二つにしていいんだね」グイッ

ルビー『アーッ!やめてください~、クラス相性が、ダメージが二倍増しで~…』

↓コンマが00以外で黒ひげが海の藻屑となる

案の定くろひーが死んだ!

>>32 この人でなし!

黒ひげ「えーと、たしか情報だとマスターがおにゃのこサーヴァントのコスプレ大会をしているというのはこの辺でしたな?」

黒ひげ「ふっふっふ、この黒ひげ様の目(カメラ)から逃れることなんざ出来ねぇよ…さーて、可愛いあの娘のマル秘写真を確保にいざ突撃…」

ドレイク「…あ」

黒ひげ「」

ドレイク「………」

黒ひげ「…うぇっwふっwwBBA無ww理wwすwwんwwなwwwwww」パシャパシャパシャ!!!

ドレイク「よしクソ杖、あいつを沈めたら折るのは勘弁してやる」

ルビー『あ、アイアイキャプテン!とりあえずマジカル☆カルバリン砲でデストロイしときましょう!』

>>ア、チョットタンマ…アーッ‼

ぐだ男「悲しい…事件だったね…」

マシュ「先輩、私はもう疲れてきました…」

ダヴィンチ「うーん、確かにそろそろ潮時かもね、装置を動かす燃料も切れてきたし」

ぐだ男「ん?燃料って何を使ってるの?」

ダヴィンチ「本来なら霊基再臨と同じくそれなりの素材を使う予定なんだけど…今回は試作品ということで、銅素材を10個ずつ使って動かしているんだ!」

ぐだ男「嘘でしょ!?ウチの竜の牙と髄液の総数知っててそれ選んだの!?」

ダヴィンチ「という訳で、次が最後の一人だね!」

最後のサーヴァント:>>37

きよひー

>>37

清姫「ま・す・た・ぁ♪」フゥ…

ぐだ男「おわっ!?き、清姫…!」

清姫「私は嬉しいです…ますたぁが昨日、私の色々な姿が見たいと仰ってくださったんですから!」

清姫「それはつまり、『今から白無垢かドレスを選べ、結婚式を上げるぞ』という事ですよね!」

ぐだ男「違うよ!?全然そんな事言ってないもの!?」

清姫「そうなのですか…?はっ、つまり『雌狗が勝手に服を着るな、犬は大人しく四つん這いになってろ』と…!?ああ、とうとう念願の犬プレイ…!」ハァハァ

ぐだ男「誰ですかこの娘にお酒飲ませたのー!完全に眼がイッちゃってますよー!?」

ダヴィンチ「いやー、相変わらずの振り切れっぷりだね。流石狂化EX」

マシュ「というか先輩を助けないと…は、早く実験を終わらせてください!」

きよひーの衣装:>>40

裸エプロン

>>40

清姫「ああ!見てくださいマスター!これが伝統的な主婦の正装、HADAKAエプロンです!」フリフリ

清姫「最早これを来た以上、旦那様の帰りを待つしかありませんとも!さあ、私の胸に飛び込んでくださいまし!!」

ぐだ男「待ったー!?ヤバい、このままだと失っちゃいけないものを失いそう!!だ、誰か助けてー!?」

マシュ「す、ストップです清姫さん!これ以上の狼藉は許しません!」ガシッ

清姫「何をするのですかマシュさん…!たとえ貴女でも私と安珍さまの愛を邪魔するのなら…シャアアアア!!」ボッ!!

ダヴィンチ「っと、ちょっと落ち着きなさい!このままだと火が燃料その他諸々に燃え移って…あ」

―――ボンッ☆

―――医務室―――

ぐだ男「―――ん、ここは…」

マシュ「…あ、気がつきましたか、先輩」

ぐだ男「マシュ…?」

マシュ「…ごめんなさい先輩、私の我が儘のせいで、先輩を酷い目に…」

ぐだ男「いや、違うでしょマシュ。悪いのは変な燃料使ったダヴィンチちゃんなんだし…」

マシュ「違うんです…!あの、今回の装置…ダヴィンチちゃんに作るようお願いしたのは、私なんです」

ぐだ男「…え?でも、着替えって特異点での潜入用だったんじゃ…」

マシュ「…それは建前で、本当の理由は、私が―――先輩と、また海に行きたかったからなんです」

マシュ「そろそろ一年前になりますね…あの島で、長くて短い夏の冒険をしたのは」

ぐだ男「うん、ちゃんと覚えてるよ。うりぼうとか、開拓とか…」

マシュ「あの時の体験は、私に色々な事を教えてくれました…作物の作り方、住居の大切さ、そして…砂場の熱さに、どこまでも広がる海」

マシュ「…もし、また今年も似たような事件があれば、サーヴァントの力を使えない私はその時先輩の傍にはいられません」

マシュ「だから、ダヴィンチちゃんに頼んだんです。あの時、スカサハさんが行った霊基の変換…そこから、私のサーヴァントとしての力を取り戻せないかと」

ぐだ男「………」

マシュ「…でも、今日の結果は散々で。私が無理を頼まなければ、先輩に負担を掛けずに済んだのに…」

ぐだ男「…大丈夫だよ、マシュ」

マシュ「せん、ぱい…?」

ぐだ男「ほら、アガルタの時も言っただろ?マシュがカルデアにいるから、俺は頑張ることが出来るんだって」

ぐだ男「傍にいられないのは不安かもしれないけど…マシュは変わらず俺のサーヴァントで、大切な仲間なんだ」

ぐだ男「だから…ちょっとズルいかもだけど、マスターの事を信じて、今はオペレートに集中してくれると嬉しいな」

マシュ「…はい」

ぐだ男「…それに、今年は海に行けないなんて事はないさ!」

ぐだ男「今年も海に行こう。別に、特異点じゃなくていいんだから、今度こそ普通の海に」

ぐだ男「去年のみんなや、新しく来てくれたサーヴァント達も連れて…あんまり連れていくと怒られるかな?」

ぐだ男「協会とかが目を光らせてくるかもしれないけど…でも、俺はマシュと海に行きたいんだ…ダメ、かな?」

マシュ「先輩…いいえ!行きましょう、今年も海へ!」

マシュ「マシュ・キリエライトは、先輩と海に行くために、これまで以上に全力で先輩をサポートすることを誓います!」

ぐだ男「…うん。頼りにしてるよ、マシュ!」

―――
ダヴィンチ「…いやー、若いっていいなぁ」

ダヴィンチ「ま、それはともかくとして、今回のデータはしっかり残しているダヴィンチちゃんなのであった」ピラッ

ダヴィンチ「マシュの霊基を戻す作業は当然として…ふふ、これからは創作が捗るぞぉ」

ダヴィンチ「何しろ、私は現在所長代理だからね…サーヴァント達の服装は、これから私が好きなように変換できるのさ!」

ダヴィンチ「そう、転んでも只では起きない天才こそがこの私、レオナルド・ダ・ヴィンチさ!さあ、とりあえず紳士諸君は全員褌祭りに…」

職員「…ダヴィンチちゃん所長代理、お楽しみのところ、申し訳ないのです…」

ダヴィンチ「おや、どうしたんだい?ああ、そうだ。ぐだ男くんに『今年のイケメンピックアップは地獄になる』と伝えて…」

職員「いえ、先ほどの研究室での爆発の損害額なのですが…とりあえず、こちらを」

ダヴィンチ「―――ふむ、ゼロがひーふーみーよー…結構あるね」

職員「…とても、とてもお伝え辛いのですが、馬鹿な計画を立てるよりこちらを優先して下さい、としか言えませんね」

ダヴィンチ「…むう、分かったよ分かりました!男の裸祭りは中止!でも、予算ギリギリでも彼女の望みだけはなんとしてでも叶えるからね!」

職員「ありがとうございます!あと、マスター君から『チンピラとワイバーン狩り200ループ付き合って貰うからね』との言伝てを預かっていますので、頑張ってくださいね」

ダヴィンチ「ワイバーンは苦手って知ってるよね!?…あーもー!私も海にいきたーい!」

―――こうして、霊衣解放計画は少しずつ、本当に少しずつ進行していくのでした

おしまい

最後は滅茶苦茶早足&着地点を見失ってしまった…それはともかくマシュ成分を補給したい人生だった…

お付き合いいただき、ありがとうございました

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