市原仁奈「みんな一緒で楽しいですよ!」ウルトラマンベリアル「オレを解放しろ!!」 (52)

ウルトラマンエックス「私は不愛想な宇宙人じゃない!」輿水幸子「天然ですね!」
ウルトラマンエックス「私は不愛想な宇宙人じゃない!」輿水幸子「天然ですね!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498740842/)

上記スレの続編というか、系列な感じのスレです。

アイドルマスター シンデレラガールズ×ウルトラマン


・物語はシンデレラガールズ2期からとなります。

・基本的にみんなハッチャケてるぞ☆

・スレタイからわかる通り、今回はシリアスはないぞ☆

・アニメで登場してなかったアイドルもいるから、温かい目で見守ってくれよ☆

・柔らかい頭で見てくれよな☆


 前回のあらすじ

CP解散の危機に、凛とアーニャがプロジェクトクローネのメンバーに選ばれてしまう!

常務に反抗する二人だったが、新たなる挑戦・出会いの未来に惹かれ、仲間の後押しと共に参加することに!

スペースビーストの大群も退けたウルトラ戦士たちに、地球の人々は歓声の声を上げる!


けど、今回の話は前回と時空列が前後してたり、メチャクチャだったりするから、注意な☆




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499262695


 秋のフェスが始まる前   仮CPルーム

島村卯月「~~~♪」

城ヶ崎美嘉「あれ、卯月。手紙? ファンから?」

ゼロ(in卯月)「よう美嘉。普通に出入りするようになってきたな」

美嘉「あはは~★ まぁ、アタシも防衛隊シンデレラガールズの一員って感じだし?」

ゼロ「はは、なんだよそれ」

神崎蘭子「おぉ、勇ましき魔法の詠唱か。して、どのような効果が?」

卯月「実はこれ、ババルウ星人バリアンこと、セレナさんからの手紙なんです」

蘭子「なんと!」

美嘉「えっ! ウソ? メールじゃなくて? あいつ、意外とマメだね。なんて書いてあるの?」

卯月「ええっとですね」

ババルウ星人セレナ『拝啓、島村卯月様、神崎蘭子様。いかがお過ごしでしょうか?』

蘭子「い、意外と真面目な人だったんですね……」

ゼロ「真面目な奴が道を踏み外すと、怖いってことだな」


『異次元人ヤプール、スペースビースト、根源破滅招来体にエンペラ星人……(怒)

 エンペラ星人を倒してくださいまして、ありがとうございます!

 ざまーみやがれ! 地球人の女の子に負けてやんの! バーカ! バーカ!』


美嘉「えぇ……?(困惑)」

ゼロ「ま、まぁ、エンペラ星人のせいで苦しんでいたようだし……」

蘭子「積年の恨み……」


※ババルウ星人セレナ
 スレ内オリジナルの敵キャラ。ババルウ星人には珍しい、エンペラ星人を恨んでいる。


ババルウ星人セレナ『私情が入り、失礼いたしました。それだけ感謝していると、思ってください。

 優しい卯月様達のことなので、エンペラ星人にすら光や優しさを分けてくださったかと思います。

 また、私が訪れただろう次元の闇の巨人の襲来時には駆けつけられず、申し訳ございません。

 蘭子様が狙われていると知りながら、力及ばない自分が情けないです』

蘭子「闇の巨人……カミーラ……」

卯月「セレナさんはあの闇の巨人さん達とお知り合いだったんですね」

美嘉「味方してくれるっていっても、戦いにくいだろうし……」

ババルウ星人セレナ『ですが、蘭子様達とティガダーク様……改め、ウルトラマンティガ様の力により

 全ての闇を退けたことはわかっています。僭越ながら、私からも光が飛び出したことに驚きました』

美嘉「えぇ!? じゃあ、最後のグリッターティガの光には」

卯月「セレナさんの光も入ってたんですね! 暗黒星人だろうが何だろうが、光になれるんですね!」

蘭子「誰でも、光になれる! 闇も、光も! 古の巨人はすべて受け入れようぞ!」 フンスッ!

蘭子(ティガの先輩! やっぱり、誰だって光になれるんですね!)

ババルウ星人セレナ『私は今、とある事務所に拾われ、海外でモデルの仕事をしています。

 地球人ですらない私を美人だ何だと持て囃してくれるのは嬉しいのですが……。少々、困惑気味です』

美嘉「真面目に働いてるんじゃん! いいじゃん、いいじゃん!」

ゼロ「へぇ」

卯月「確かに、物凄い美人さんでした」


ババルウ星人セレナ『ガッツ星人さんやナックル星人ナクリたち連絡を受けまして、

 最近ではとある宇宙人コミュニティに参加しています。

 こちらでは私のような出生や境遇から闇の勢力に加担しながらも抜け出し、

 真面目に生きていこうとしている宇宙人の集まりです。

 皆で罪を背負いながらも、前を向いて生きていこうと思います』

ゼロ「……そうか。あいつら以外にも、そういう奴はいるのか」 ジーン

美嘉「あっれ~? ゼロ、感動しちゃってる~?」

ゼロ「うっせーやい」


ババルウ星人セレナ『突然ではありますがコミュニティの紹介で、お見合いをすることになりました』

卯月「おおおお、お見合いですか!?????」

蘭子「ああああ、相手は!!!???」

ババルウ星人セレナ『別次元の地球に住む、同じババルウ星人のババリューさんという方です。

 ババルウ星人で闇の勢力から足を洗う者は珍しいので、ガッツ星人さん達が是非にと。

 写真を含め伺ったところ、子供が好きな紳士的な方のようです……///』


卯月・美嘉・蘭子『キャ~~~!///』


ゼロ「女の子は好きだなぁ。そういう話」

卯月「当たり前じゃないですか!」

蘭子「けけけ、結婚! 生涯の伴侶! わが身を作る半身!!」

美嘉「そうだよ、ゼロ! ……ゼロにだって、関係あるんだし」 ボソ

ゼロ「え?」


ババルウ星人セレナ『家族を失った私ですが、できれば新たな家族と共に小さな幸せを掴みたいと思います』

卯月「あなたには幸せになる権利があるんです! 全力で応援しましょう!」

蘭子「うんっ!」

ババルウ星人セレナ『日本は秋が深まる頃でしょうか? 風邪などにお気を付けください。

 次は手紙ではなく、直接……改めて、お礼を言いたいと思います。弱虫の私をお許しください』

美嘉「ホントに、素の性格はメチャクチャ真面目なやつだったんだねぇ~」

ゼロ「美嘉はへそ出しだから、気をつけなきゃな」

美嘉「ゼロが温めてくれればいいんだよ~?」

卯月・蘭子「……」

ゼロ(なんか、二人の視線が怖い)


卯月「…………。あれ? 最後にまだ何か」

ババルウ星人セレナ『追伸、ウルトラマンゼロ様。最近、宇宙が騒がしいようです。

 噂のスペースビースト、根源的破滅招来体などとは別に、『黒い雷』の目撃が相次いでいます』

ゼロ「黒い雷?」

ババルウ星人セレナ『あの『ベリアル』の目撃情報があります。てっきり、あなたが倒したと思っていましたが』

ゼロ「なんだと?」

卯月「べ、ベリアル……!!?」

ババルウ星人セレナ『シャイニング・アースを守れるのは、あなた達ウルトラマンです。

 どうか、シンデレラガールズを守ってあげてください』

ゼロ「ふっ……任せておけ。どんな奴だろうと、俺が、必ず……!!!」


 ガチャ

大槻唯「ゼロちゃん、やっほ~! あれ? ファンレター? 難しい顔しちゃってるね~」

ゼロ「よぉ! 唯じゃないか。いいのかよ? 敵陣のCPに来ちゃって!」

唯「ふっふ~! 真っ向勝負だ~! 返り射ちだ~!」

美嘉「自分から来てるのに返り射ち!?」

唯「唯、ゼロちゃんに興味津々だし。いつデートする?」

卯月「で、デート?」  蘭子「ぴっ!?」

ゼロ「あのなぁ……」

唯「え~? じゃあ、卯月ちゃんとデートすればいい?」

卯月「え、えぇ! 私ですか?」

唯「そ! だって、どうせゼロちゃんついてくるでしょ~? みんなで遊びに行こうよ~!」

卯月「遊びには行きたいです! 来週くらいからは、忙しいですし」

唯「美穂ちゃんと組むんだっけ? 美穂ちゃん、がんばるね~」

美嘉「ちょっと頑張り過ぎで、心配だけどね」

ゼロ「美穂が決めたことに、俺達が口を挟む筋合いもないだろう」

卯月「はいっ! 美穂ちゃんのご期待に沿えるよう、頑張ります!」

唯「じゃあ、今日はその前祝だ!」

美嘉「結局、遊びに行く流れなのね~。ま~、いいけど★」


 夕方 街中

美嘉「いや~、遊んだねぇ!」

蘭子「結局、ゼロさんにカラオケで勝てなかったです……」

唯「ゼロちゃん、超歌上手いじゃん! ずるいよ~!」

ゼロ「俺は自分の番組の歌は、自分で歌う男だからな!」

卯月「ギンガのTV放送版も……アレって、友紀さん?」

唯「ホントだ。何してるんだろ~? お~い!」

姫川友紀「あれ? みんな~! 今帰り?」

蘭子「はい。友紀さんはいかような儀式を?」

友紀「ああ、アタシはね。これから、仁奈ちゃんのお家に」

美嘉「仁奈ちゃんの?」

友紀「仁奈ちゃんのお母さん、忙しくてね。たまにアタシや早苗さん達とで一緒に食事したりしてね」

ゼロ「友紀は面倒見がいいんだな」

友紀「まぁね! ゼロたちが地球の面倒見てくれるみたいにさ、アタシもできることを、さ」

美嘉(うわさでは聞いたことあるけど、仁奈ちゃんのお母さんって確か……)

ゼロ(俺が立ち入れない話になりそうだな)

友紀「おっと、早苗さん達との合流もあるから! じゃあね!」

卯月「はいっ! さよなら~」

蘭子「一緒について行きたいけど、女子寮の食事もあるしなぁ……」

美嘉「難しい問題だね」


 サイド 二十歳過ぎのアイドル組


片桐早苗「友紀ちゃ~ん!」

友紀「あ、早苗さ~ん! て、アスカにムサシさん!? ガイアにアグルまで!」

アスカ・シン「え、俺だけ呼び捨て?」

春野ムサシ「まぁまぁ」

高山我夢「僕らウルトラマン名で呼ばれるの?」

アスカ「つーか、友紀ちゃんが飲みに行こうなんて誘ったんだろうが!」

友紀「あ、いっけな~い。ダブルブッキングだ!」

アスカ「仁奈ちゃんのとこ行くなら、それでもいいけどな」

川島瑞樹「最近は何かと物騒だからね。人間相手じゃなくて、こっち関係で」

高垣楓「何ができるかわかりませんが、ご一緒しようかと思って」

三船美優「は、初めまして。346所属の三船美優と申します」

佐藤心「オッス、ウルトラマン達☆ シュガーハァトだぞ☆」

藤宮博也「ヤバいぞ。一目でヤバい奴だってわかる」

シュガハ「おっ、失礼な奴だな☆ こんなに可愛いアイドルを前に」

藤宮「俺は帰るぞ」

ムサシ「まぁまぁ!」

我夢「恐ろしい空間に来てしまった……」

アスカ「そうか? 賑やかでいいじゃねぇか!」

藤宮「適応できてるのは、お前だけだ」


美優「うぅ、すみません……。ホントにすみません……」 ペコペコ

藤宮「……このメンツの中じゃ、あんた苦労するな」

瑞樹「いやいや! 私も常識人枠よ?」

藤宮「嘘つけ」

我夢(お酒も飲んでないのに、藤宮が毒舌全開に……。最近は丸くなってたのに)

ムサシ「それにしても、これだけ一気にお邪魔したら迷惑じゃないかな?」

早苗「仁奈ちゃんを連れて外で食事するだけだし、大丈夫よ。……どうせ、誰もいないし」

我夢「仁奈ちゃんのお母さんは忙しい人なんですね」

瑞樹「……まぁ、キャリアウーマンみたいね」

楓・美優「…………」

藤宮「なるほど。『私は仁奈の面倒もきちんと見れる!』って片意地張るタイプか」

我夢「藤宮!」

心「家庭の事情はひとそれぞれ、だぞ☆ 個人的に気に入らないのは同じだけど」

早苗「子供もいないあたしらには、分からないことでもあるのよ。だから、手を伸ばせる範囲はやるからさ」

藤宮「…………ふん」 ムス

美優(テレビの説明で、アグルさんは人類に対しては厳しいって言ってた気がする……)

瑞樹「仁奈ちゃんのお母さんも別に、仁奈ちゃんに意地悪したいわけじゃないし。むしろ、仁奈ちゃんの為に」

藤宮「娘の為にといって、放置するのか? 俺には理解できないが」

瑞樹「懸命に働いているわけよ! そりゃあ、本人だって、仕事が好きな面もあるとは思うし……」

ムサシ「藤宮の言う通り一緒にいてあげられるのが一番だとは思うけど、現実にはそうならない」

アスカ「強要しちまえば、スフィアと同じか……」


 とあるマンション 廊下

早苗「このマンションの……」


仁奈『わ~い! もっと高い高いしてほしいですよ!』


楓「あら? 仁奈ちゃんの声?」

アスカ「誰かに遊んでもらってる声だな」

友紀「あれ? 今日は仁奈ちゃんのお母さん、仕事で遅い日のはずだけど……」

心「もしかして、仁奈ちゃんのパパ?」

美優「あ、きっとそうですよ。お父さんが一時帰国してるんですよ」

ムサシ「そういえば、昨日会った時は嬉しそうな顔をしていたね」

藤宮「なら、俺達がいる必要もなくなったか」

我夢「『サイキ』じゃないけど、挨拶くらいはしていかなきゃね」

友紀「そうだね。パパがいるなら、挨拶だけして、そのまま帰ろうか」

アスカ「ごめんくださ~い!」

 キィィィ……

アスカ「あれ? 不用心だなぁ」 トコトコ

ムサシ「そのまま入るんだ……」

楓「アスカさんらしいです」



友紀「ごめんくださ~い! 仁奈ちゃん、いる~?」


メフィラス星人・魔導のスライ「さ、仁奈さん。次はこのゲームをしましょう」

テンペラー星人・極悪のヴィラニアス「我輩がいくらでも遊んでやろう」

ヒッポリト星人・地獄のジャタール「いやいや! ここは最新のテレビゲームを」

グローザ星系人・氷結のグロッケン「仁奈ちゃ~ん! オヤツもあるぜ!」

デスレ星雲人・炎上のデスローグ「グォォォ」

暴君怪獣タイラント(縮小中)「グギャー」


アスカ・ムサシ・我夢・藤宮「「「「      」」」」


仁奈「仁奈、毎日が楽しいですよ! 今日は友紀おねーさんが遊びに来る約束です!」

魔導のスライ「それはいけませんね。我々は一時隠れると……」


心「宇宙人?」

地獄のジャタール「あっ」


ダークネスファイブ「…………」

平成4人組「…………」


 ダイナーーー!! ガイアーーー!! アグルーーー!! コスモースッ!! 


ダイナ・ガイア・アグル・コスモス「デュアッ!!!!」

ダークネスファイブ「ブーーーーーーーッッッ!!!????」



極悪のヴィラニアス「ウルトラマンが4人だと!?」

氷結のグロッケン「聞いてねぇぜ!? ゼロ以外にもこんなにいるなんてよぉ!」

地獄のジャタール「しかもこいつは、慈愛の勇者と名高いコスモスに、英雄ダイナ! 名のあるやつらだ」

魔導のスライ「そちらの2人もただ者ではない様子ですね……」

炎上のデスローグ「グゥゥゥ……!!」


ダイナ「みんな下がれ!」

コスモス(ムサシ)「ゼロを知っている? お前たちは一体……」

ガイア「どうやら、今までの敵とは違うようだ……」

アグル「ああ、そこの赤い奴以外ただ者じゃないぞ」

地獄のジャタール「えっ?」


ダイナ「テメーら、何もんだ!? 仁奈ちゃんをどうする気だ!?」

コスモス(ムサシ)「まさか、仁奈ちゃんを堕落させて道を踏み外させようと……」

心「なんてひどい作戦!!」

瑞樹「別の意味で」

極悪のヴィラニアス「そんなことするわけないだろ!?」

氷結のグロッケン「大体、仁奈ちゃんの母親が碌に相手しねぇから俺らがしてたんだろうが!!」

早苗「くっ……言い返せない……!!」

友紀「この敗北感は……ぐっ、凄まじい……!」

美優「割と心にキます」


瑞樹「ていうか、何でこんな強い宇宙人ばっかりなのよ!? お仕事で紹介したわよ!!」

アグル「そこの赤黒い奴以外、要注意か」

地獄のジャタール「えっ!?」

ガイア「思い出した。あいつ、夢の中(超8兄弟)で戦った奴と同じだ」

魔導のスライ「ほぅ、この地球人達は我らを知っているようですか。自己紹介をしておきましょうか」


魔導のスライ「メフィラス星人、魔導のスライ!」 ジャーン!

極悪のヴィラニアス「テンペラー星人、極悪のヴィラニアス!」 ジャーン!

氷結のグロッケン「グローザ星系人、氷結のグロッケン! よろしくぅ!」 ジャーン!

炎上のデスローグ「グォォォ!」 ジャーン!

氷結のグロッケン「こいつはデスレ星雲人、炎上のデスローグだ」

地獄のジャタール「そして俺が……」

暴君怪獣タイラント(縮小中)「グギャー!!!」

極悪のヴィラニアス「こいつは我輩の相棒、タイラントだ」


魔導のスライ「我ら! ベリアル陛下にお仕えするダークネスファイブ!!!」

  バババ~ン!!!!

心「……5人と一匹だと思うぞ☆」

魔導のスライ「えっ? あ」

地獄のジャタール「泣いていい?」

美優「ムリをされないほうが……」

地獄のジャタール「俺のこと覚えててくれたの、ホントに陛下だけなんだもんなぁ……」 グス

心「ウルトラゼロファイトでもオチ要員だったしな☆ 列伝Verも含めて☆」


楓「ええっと、では、名乗っていただいても」

地獄のジャタール「ゴホン。ヒッポリト星人、地獄のジャタール!!」 デデーン! ジャタール、タイキックー

魔導のスライ「では、改めて。我ら! ベリアル陛下にお仕えするダークネスファイブ!!!」

  バババ~ン!!!!

瑞樹「ベリアルって、ゼロが言ってた……!」

楓「善人だらけのパラダイス、光の国で唯一の悪人……」

美優(光の国ってパラダイスだったんですか)

ダイナ「野郎……! この地球に目を付けたわけか……」


ウルトラマンベリアル「ん? そこのお前は見たことがあるなぁ」


ダイナ「っ! この声、ちょいと若返ってる気はするが、ベリアル! 何処だ!?」 キョロキョロ

コスモス(ムサシ)「声だけでいないようだけど」

ガイア「宇宙か?」

アグル「……どうにもおかしいぞ」


ベリアル「ククク! いいだろう、俺様が直々に遊んでやろう」

魔導のスライ「えっ!? あ、あの、陛下?」

ベリアル「なんだ、スライ」

魔導のスライ「『出られる』のですか?」


ベリアル「お前達のお陰で、イけそうだぜ」

魔導のスライ「おぉっ!」


アグル(ん? どういうことだ? やはり、この場にはいないのか?)

楓(これは……ついに、ゾフィーさんの召喚ベータカプセルを使う時でしょうか……?)


ベリアル「いくぜ!!! ウォォォォォォォォ!!!!」

 シーン…………

ガイア「?????????」 キョロキョロ


ベリアル「グガァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

シーン…………

友紀「何もいないね……」


楓(けど、温泉に行きたいし……)

楓「使いたくないから、ネクサスさん! 来てください!」

 ピカーッ!

楓「えっ。ホントに来ちゃった」

心「えっ! あ、あたし? 26歳でアイドルとさらに兼業はきつ……て、強制かよ☆」 バシュン


ネクサス アンファス(しゅがは)「明後日は筋肉痛確実だな☆ ネクサス、お前許さないぞ☆」

ネクサス(また選定ミスった)


氷結のグロッケン「げぇ!? さらに増えた!?」


魔導のスライ「ここは我々が!」

ダイナ「よくわかんねぇけど、させるかよ!」


瑞樹「まずいわ! 2LDKのマンションの中で、ウルトラ大戦が勃発するわ!」

美優「え、えぇ!? 仁奈ちゃんのお家が壊れちゃいますよ!」

友紀「いやいや! ミラーナイトがいないんじゃ、被害はマンションどころじゃないでしょ!?」

楓「とりあえず、仁奈ちゃんはこっちに!」


仁奈「みんな、喧嘩するでごぜーますか……?」

極悪のヴィラニアス「うぐっ……。し、しかしだな」

仁奈「もうっ! ベリアルがうっせーからですよ!!」

ベリアル「うるさいだと!? オレに向かって! 大体、お前がオレを出さないからこうなって……」

魔導のスライ「へ、陛下!」


ガイア「……は?」

アグル「出さない?」


地獄のジャタール「知られてしまったか……」

氷結のグロッケン「ここまでか……」







『はぁ!? 仁奈ちゃんの中から出れなくなった!!?????』


楓「どうしてそんなことになったのですか?」

スライ「我々はゼロが地球にいるという情報を得て、この地球に降り立ったのですが」

ジャタール「たまたま出会った仁奈ちゃんが勘違いして我々に近づいてきたんだ」

コスモス(ムサシ)「ビクトリーみたいな黒いウルトラマンと勘違いして、近寄っちゃったのか……」

デスローグ「フゥゥ」コクコク

ヴィラニアス「最初は我々もこの娘を利用しゼロ達の情報を得ようと陛下に憑依していただいたら……」

グロッケン「陛下が仁奈ちゃんに吸い込まれて、出れなくなっちまったんだよ!」

瑞樹「もしかして、私達って何かしらの特殊能力でも持ってるのかしら?」

友紀「そうなのかもね~。きっと、ウルトラマンが来なきゃ役に立たない能力だろうけど」

ガイア「蘭子ちゃんのティガ、ティガダークの件を考えるとそうだろうね」


ヴィラニアス「ティガダーク? まさかとは思うが、ウルトラマンティガのことか?」

グロッケン「なんでダーク? あいつ、光の戦士だろ?」

仁奈「蘭子おねーさんのティガは、闇の巨人なんですよ!」

楓「蘭子ちゃんは光の心のまま、闇の力を完璧に操れるとても特殊な子なんです」

ジャタール「……はっ!? そ、そんな能力を持つ人間がいるなんて」

スライ「ですが、陛下が吸い込まれた理由もおぼろげながら見えてきました」

ヴィラニアス「まさか『噂に名高い』ウルトラマンティガが闇の巨人だったとは」

ダイナ(噂に、名高い? こいつら、ティガを知ってるのか?)


ベリアル「クソ! 何故だ! 何故、支配権が奪えねぇ!?」

仁奈「もう、ベリアルはうっせーですよ! 普段は遊んでくれないアグルが遊んでくれるです!」

アグル「た、高いたか~い」 ポーイ

瑞樹「うわ、キャラを考えるとシュールね」

楓「相手が相手ですから、変身解除はできないですし」


スライ「彼女を殺すという選択肢もあったのですが、陛下もいますからね」

友紀「あ~、それやらなくて良かったね」

ヴィラニアス「怒りに燃えるゼロに攻撃されるとでも? 侮るな!」

グロッケン「確かに和んじまったが、命令一つで俺らは仁奈ちゃんを」

友紀「あたしが前に読んだ漫画だと、仁奈ちゃんの能力って、封印した奴もそのまま死ぬタイプだし」

ジャタール「……えっ!?」


ネクサス(しゅがは)「そうなのか☆」

友紀「お兄ちゃんの漫画にもそういうのがあったし」

瑞樹「前に一緒にお仕事をした荒木比奈ちゃんが漫画なんかは詳しいから聞いてみるわ」 送信

美優「あっ、もう返事が」

比奈『そうっスね! そういう封印の仕方だと、封印解除はメチャクチャ難しいっスね!
   復活するには封印されている器の人間をそそのかしたり、堕落させるしかないんじゃないっすか?
   稀に内部の敵が強すぎて復活する場合もあるっスけど、強制的に封印されてるんじゃムズイっスね』

スライ「つ、つまり、陛下は……」


ベリアル「ふ、ふざけるんじゃねぇ!!!」

友紀「ふざけてはないけど~」

ネクサス(しゅがは)「悪は滅びたな☆」

美優「そ、そうです! わ、悪いことはダメですよ!」


スライ「では、平和的な解決をしましょう。陛下の解放、手伝っていただけないでしょうか?」

ダイナ「なんだと!?」


ヴィラニアス「そうすれば、我々は大人しくこの地球から出て行こう」

グロッケン「しばらくは大人しくしててやってもいいぜ?」

デスローグ「グォォォ」

ジャタール「この要求をのまないというならば、俺達は力の限りこの地球で暴れるぞ」

スライ「もちろん、積極的に人間を狙わせてもらいましょうか」


コスモス(ムサシ)「お前達……!」 ギリッ!

スライ「選択肢はあなた達にありますよ? ふふ、お好きな方を選んでください。
私としては、陛下の解放がオススメですが」

ガイア「君達が約束を守る根拠は?」

スライ「ありませんよ! 強いて言うならば」

アグル「強いて言うならば?」



スライ「次回作『ウルトラマンジード』の準備の関係で、陛下にスタンバって頂かないと……」

ネクサス(しゅがは)「こいつ、そっちで攻めてきやがった☆」


美優「ジードってなんですか?」

スライ「ご説明いたしましょう。ベリアル陛下の息子と呼ばれる、ウルトラマンジードの物語です。

光の国が開発したと思しきジードライザーとウルトラカプセルを駆使し、フュージョンライズを行い変身します。

注目すべきは、敵である『伏井出ケイ』もジードライザーを所有し、怪獣カプセルを使用することです」

ヴィラニアス「おそらく、ウルトラマンオーブのフュージョンアップを参考に光の国で開発されたのだろう」

グロッケン「主人公『朝倉リク』は『ベリアル陛下銀河帝国』でもおなじみだった、濱田龍臣くんだぜぇ!」

ジャタール「大きくなったなぁ」 シミジミ

デスローグ「フゴォォ」 コクコク

美優「ご、ご説明ありがとうございます……」

瑞樹「こいつら、普通に販促する気ね」

友紀「ノリがオフの日のダークネスファイブに」


スライ「番組には当然、ウルトラマンゼロもレギュラー出演。ウルトラゼロアイも新ギミック搭載で発売します」

ヴィラニアス「きっとゼロも、主役の座を奪おうと躍起になっているだろう」

早苗「いやいや、そんなことは」

ジャタール「『イージス 光る時』」 ボソッ

グロッケン「『ウルトラ十勇士』」 ボソッ

瑞樹「…………ノーコメントで」

楓「ゼロさんは設定が設定ですからね」


グロッケン「ウルフェスサポーターに就任した土屋太鳳ちゃんとか出てくれるかもしれないし~」

ジャタール「陛下を解放するのがいいと思うなぁ~」

楓「話題沸騰中のエメラナ姫(リアル)で釣る作戦ですね」

ネクサス(しゅがは)「ウルティメイトブレス持ってるから人間だからな☆ ……マジで」

美優「普通にお洒落ですからね。発売予定とかないでしょうか」


ヴィラニアス「貴様らは次の番組の為に、協力するしかないのだ!」

グロッケン「>>1はジードがやるなんて夢にも思わなかったから、ちょっと焦ってんだよ!」

ジャタール「やったとしても、ゼロ10周年にやるとか思ってたし……」

楓「ゼロさんが地球に長期滞在したことがないことをネタに、好き放題していたSSですからね」

友紀「まぁ、公式でも何でもない、ただのSSなんだから気にする必要ないでしょ」


スライ「いずれ誰かが考えるだろうネタでしたが、「ニセモノのブルース」とかね。>>1はもう、歓喜ですよ」

早苗「あんた、ババリューに司令出してたんじゃないの?」

スライ「き、気のせいですよ」 ドキリ

ジャタール(俺はバレてないな)

ヴィラニアス(我輩もバレてないな)

アグル「バレてるぞ」

暴君怪獣タイラント「それ以上言うなって」

デスローグ「グォ!?」

ガイア「お前がしゃべるんかい」


コスモス(ムサシ)「コズミューム光線ならベリアルだけを攻撃できるはずなんだけど」

ダイナ「積極的に人間を襲われても、被害も増えるからな」

楓「協力するしかないですね」


スライ「話は決まりましたね」

友紀「けど、どうやってベリアルを出すの? ゼロとか蘭子ちゃん呼ぶ?」

早苗「蘭子ちゃんの闇のパワーなら何かできそうだけど……ねぇ?」


ティガダーク(蘭子)「ゼロさんをひどい目に合せたベリアル? 滅します」


瑞樹「こうなるのが目に見えているわね……」

楓「ゼロさんの安寧の為にも、私達でどうにかしましょうか」

瑞樹「けど、ベリアルって相当強いんでしょ? それが自力で出れないとなると」

ネクサス(しゅがは)「仁奈ちゃん強すぎ問題☆」

仁奈「だって、ベリアルは『カギ』を持ってねーですよ」

アグル「……『カギ』?」 ピク

仁奈「そうです! きっと、だからでれねーですよ!」

アグル(ああ、子供の比喩表現か。『入口』のせいで、過敏になっているな) ハァ


ネクサス(しゅがは)「とりあえず、ハァトは何もできそうにないからパス☆」 ヨイショ

ダイナ「俺も」 ヨイショ

美優「あの、お二人とも変身したままでソファーに座るのは……」

しゅがは「えぇ~? けどさぁ、一応は変身し解かないと危ないしぃ~?」 グデー

ダイナ「念の為に変身解除はできないよな」 グデー

瑞樹「CPのプロデューサーくんが悲しむからやめなさい」

武内P『ダイナとネクサスのこんな姿は見たくなかった……!』

友紀「帰ってくれウルトラマンのネタ画像状態に……」


ガイア「しかし、どうしようか」

アグル「蘭子の場合は光と闇の遺伝子を持つ古代人の末裔の可能性があるが」

早苗「相手を閉じ込める、拘束する……あ(察し)」

楓「寂しさからくるものと、私達の持つ高エネルギーが影響して、それが特殊能力に影響を?」

ダイナ「お前らの好きな闇だぞ。現代社会の」

極悪のヴィラニアス「こういう、現代社会の闇はちょっと……その、困る」

友紀「あんた、マジで極悪宇宙人テンペラー星人?」

美優「ウルトラマン列伝見てると、良い人疑惑が出てましたし……」

極悪のヴィラニアス「ヤメタランスのあんな映像見せられたら、突っ込まざるを得ないだろうが!」

※ヤメタランスのせいで消火活動を止める消防士に対し
「それは止めちゃダメだろ……」と、素のツッコミを入れる極悪宇宙人テンペラー星人。

友紀「確かに」

アグル「とりあえず、光エネルギーを照射してみるか」


ガイア「じゃあ、痛かったら手を上げてくださいね~」

仁奈「歯医者さんみてーです!」

アグル「いくぞ。せ~の!」 ビー

ベリアル「ダメだな……。出られやしねぇ」

ネクサス(しゅがは)「おいおい、もうムリなんじゃねーか?☆」

グロッケン「諦めるな!!」

ガイア「お前がその台詞を言うんかい」


コスモス(ムサシ)「危険だけど、コズミューム光線を使ってみようか? もしかしたら」

美優「仁奈ちゃんから追い出す方に作用するかも!」

楓「ただ、ベリアルにダメージがあるのは目に見えていますね」

スライ「陛下、いかがいたしましょう?」

ベリアル「こうなっちまったら仕方がねぇ。やれ! ダメージは覚悟の上だ!」

ムサシ「わかった」

 ルナモード → コロナモード → エクリプスモード

早苗「まさかマンションの一室でエクリプスを見られるなんて!」

仁奈「すげー! かっこういいですよ!」

友紀「あたしもお兄ちゃんと、見てたな~。強すぎてびっくりしたけど」

しゅがは「ダメージ蓄積されるまではほぼ無敵っていう、化け物だったな☆」

ムサシ(ひどい言われようだ……)


スライ「一応言いますが」

コスモス エクリプス(ムサシ)「わかってる。仁奈ちゃんから出すことを優先するよ」

仁奈「どんとこいですっ!」

『コズミューム光線!!』

ベリアル「ぐぐぐっ……! お、おぉ!? 出れそうだ!!」

スライ「やった! 遂に!」

ジャタール「これでジードの準備に帰れる!!」

ガイア「お前ら最初から帰る気だったんかい」

 ギュオン!

美優「えっ?」

 スポンッ!

美優(ベリアル)「何でこうなる!?」

瑞樹「美優ちゃんの中に入った!?」

美優「た、助けてください……」

ジャタール「仁奈ちゃんよりは拘束が弱いようだな。陛下の方が身体を乗っ取っている」

友紀「性格の問題じゃない?」

美優(ベリアル)「さっきよりはマシなサイズの身体だが、無駄なもんぶら下げやがって……!!」 モミ

美優「や、やめてくださぃ……」

早苗「あ、セクハラよ!」

スライ「陛下、不味いですって。その手のこと、地球の、特に日本はうるさいんですから……」

文香(ベリアル)「あぁっ!?」

スライ「なんでもないです……」

しゅがは「うわぁ……悲しき中間管理職……」

ジャタール「お前ら、仮に俺達の立場だった時、意見言えるか?」

友紀「え? いうでしょ?」

ジャタール「あ、はい」

コスモス(ムサシ)「もう一度だ!!」

>>25の美優が「文香」になっていました。失礼しました。



ダイナ「その後、ベリアルは追い出されるも」


早苗(ベリアル)「ちっこい上にムダな肉がつきすぎだ」

早苗「うっさい! 雫ちゃんみたい全部が胸に行くわけじゃないのよ!」


瑞樹(ベリアル)「肉体的な年齢がちょっとな」

瑞樹「はっ? 私はまだまだイケるわよ! 大体、あんたらウルトラマンなんておっさんでしょ!」


友紀(ベリアル)「おっ、こいつの身体は丁度良さそうだ!」

友紀「あたしからホームベース奪えるわけないじゃ~ん! あと、顔が好みじゃないからパス」

スライ「好みとは一体」

友紀「あたし、ウルトラマンの顔の好みならレッド族タイプが好きだし」

ガイア「ここにいる面子、全部論外じゃん」


楓「あら、私の中に」

心の声『日本酒飲みたい。海の楽sea……。魔法にかかりまほう。ワインも飲みたい……』

ベリアル「な、なんだこいつの中は!? 異常にうるさいぞ!」


アグル「失敗ばかりだな」

スライ「気のせいでなければ、陛下の闇の力が減っているような…」

友紀「そりゃ、コズミューム光線喰らってるわけだしね。むしろ、こんだけ喰らって生きてる辺り流石だね」

デスローグ「フ、フゥゥゥ!??」



ムサシ「これじゃあ、誰もいないところで試してみても、近場のアイドルに強制憑依されちゃいそうだ」

ジャタール「そ、そんな!」

友紀「もうさ、諦めない?」

スライ「な、何をバカな! 次の番組をどうする気ですか!?」

友紀「いやさ~、逆にさ? 『亡き陛下の息子を見つけ、奮闘する家臣たち』みたいな展開にしたら」

ネクサス(しゅがは)「ダークネスファイブが完全なレギュラーだな☆」


ダークネスファイブ『…………』 ピク


ムサシ(味方サイドがとんでもない懐柔の仕方を始めちゃった)

ダイナ(えげつないな……)


楓(ベリアル)「お前ら……?」


グロッケン「や、やだな~! 陛下! オレらが陛下を裏切るわけないじゃないっすか!」

スライ「そそ、その通りです! 我々はどんな苦難も、陛下と共に歩む覚悟!」

ヴィラニアス「どのような覇道も、進みましょうぞ!」

デスローグ「フゴ! フゴ!」

ジャタール「そ、その通りです陛下! このジャタールなど、わざわざ合流したほどではないですか!」


楓「ひとまず、仁奈ちゃんに危険はなくなりますし……。私がベリアルを預かりましょうか?」

ベリアル「止めろ! お前の中はすさまじく居心地が悪いぞ!!」

楓「住めば都と言いますし。……ゾフィーさんが喜んでくれて、温泉にいっぱい連れて行ってくれるかも」 

ベリアル「お前、絶対に闇の勢力だろ!? 邪な願いが出てるぞ!!」

スライ「あの、温泉なら我々が連れて行きますから……」

楓「そういえば、あなたは超能力が得意そうな雰囲気ですね」

スライ「え? ま、まぁ、魔導のスライと名乗っていますし」

楓「テレポート能力などは」

スライ「移動手段程度ならば問題ないですよ」

楓「タクシーがゲットできましたね」

スライ「え?」

楓「これからは毎晩、潰れるまで飲めますね」

スライ「……えっ!?」

美優「あ、あの、さすがにかわいそうなのでは……」

瑞樹「いいんじゃない? 言い換えれば、こっちはベリアルを人質にしてるんだし」

楓「つまり、私がベリアル。雇用主。ダークネスファイブは解体で、高垣ファイブということで」

ヴィラニアス「え? えっ?」

楓「地獄のジャタールさん改め、ビールのジャタールさんはビールを買ってきてください」

ジャタール「勘弁してください……(泣)」

コスモス(ムサシ)「すごい。あの凶悪そうな宇宙人が本気で泣いてる」

ダイナ「ひでぇ」 グター

友紀「あはは~。今のダイナの姿も相当酷いと思うよ~」



仁奈「ベリアル達……行っちまうですか?」 ションボリ

楓「仁奈ちゃん。手出しできないとは思いますけど、危ないから」

仁奈「それでも、仁奈と遊んでくれたでごぜーます! 一緒にいてくれたですよ!」


仁奈「いつも、仁奈は一人でご飯食べて、一人でお風呂に入って、一人で寝て……」

ムサシ「…………」

仁奈「けど、昨日は凄く嬉しかったです! 一人じゃ、ないから……」


アグル(どこの地球にでも、一定の文明があれば起こり得る問題だ)

ガイア(野生動物でさえ、育児放棄はする。仁奈ちゃんの場合、放棄までされていないのが逆に面倒だけど)

ダイナ(いっそ、女子寮とかで預かれないのか?)

瑞樹(悔しいけど、仁奈ちゃんのお母さんがそれを拒否してるのよ……)

美優(色々な人が説得しているみたいなんですけど……)

ネクサス(しゅがは)(今のはぁとなら物理的にお願いできるな☆)

早苗(さすがにやめなさい)


スライ「我々が言えた義理ではないかもしれないですが、楓さんよりは仁奈さんの方が
    陛下もよろしい様子。陛下がこの状態である以上、我々も敵対するつもりはありません」

ヴィラニアス「当然、協力するつもりもないが。陛下がピンチの時のみ、武力行使をさせてもらう」

グロッケン「仁奈ちゃんを殺して解放されるような単純なものでもねぇみたいだし」

ジャタール「さすがの俺達も、これは、ちょっと……」

デスローグ「オォォ」 コクコク

ダイナ「お前ら……」


ダイナ「その優しさをウルトラゼロファイトの時のゼロに分けてやれよ。一かけらでいいから」

ダークネスファイブ『そういわれても……敵だし……』


 コスモス → 変身解除 → ムサシ

ムサシ「仁奈ちゃんが彼らを受け入れるという以上、僕から言うことはないよ」

ガイア「抜け出す方法は一緒に考えてあげるよ。ゼロには内緒で」

アグル「この地球で問題を起こした時、容赦はしないぞ……!!」

スライ「我々も馬鹿じゃありませんよ。仮に陛下が解放されたとしても、今回は大人しく引き下がります」

ヴィラニアス「勝手に話を進めてしまい、申し訳ございません。陛下」

ベリアル「いや……構わん。もとはと言えば、俺がこの地球をナメたせいもある」

ジャタール「ははっ! 勿体なきお言葉」

グロッケン「ジードの準備までにでれりゃいいんですけど」

ネクサス(しゅがは)「その設定引き継ぐのか☆ ていうか、もうムリだろ☆」

ムサシ「ところで、これ以上コズミューム光線を受けたらベリアルはまずいと思うけど」

スライ「あっ」

友紀「コズミューム光線を4発受けてまだ生きてるって、ヤバいね」

美優「仁奈ちゃんの為に使っている感じもありますし……」


ベリアル「つまり、今日俺は、このどうしようもなさそうな女から出れないのか!?」

楓「ふふふ」 ニッコリ

瑞樹(楓ちゃん、実はどうしようもない人って思われるの好きだからなぁ)

ムサシ「死ぬ可能性が増えるけど、試すかい?」

ベリアル「ぐぐっ……!!」


早苗「とりあえず、ご飯食べに行きましょうか!」

瑞樹「そうね~! 仁奈ちゃん、何が食べたい? お姉さんたちが奢っちゃうわよ~!」

仁奈「仁奈、ハンバーグが食べたいです!」

友紀「ハンバーグね!」

美優「どこか美味しい店は……」

 分離 → 佐藤心

しゅがは「ようやく解放された☆」

ネクサス(次からはもっと、相手を調べてから移ることにします)

しゅがは「よく考えたら、テレポートできる奴がいるなら近場じゃなくてもいいな!」

スライ「……えっ!?」

仁奈「わ~! すげ~! スライすげーです! こんないっぱい、テレポートできるですか!?」

スライ「え、ええ。それはまぁ、余裕なのですが……」

ヴィラニアス(このSSの我輩たちの運命が決まったな……)

デスローグ(フゴォォ……)


 後日  街中

唯「ねぇねぇ! あれ、ユッキじゃん?」

ゼロ(in美嘉)「ホントだ」

美嘉「お~い! 友紀ちゃ~ん!」

ゼロ「ようっ!」

友紀?「ほわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???????」

ゼロ・唯・美嘉「っ!?」

友紀?「どどどどどど、ど~も……」

ゼロ「わ、悪いな。驚かせるつもりはなかったんだが」

美嘉「すごいお菓子を買い込んでるけど……」

友紀?「ちょ、ちょっと、仁奈ちゃんに差し入れを!」

唯「最近仁奈ちゃん、凄く楽しそうだったね! ユッキ、えらいじゃ~ん!」

友紀?「あは、あははは……ま、まぁ」 アセアセ

ゼロ「なんかあったら言えよ!」

友紀?「お前にだけは言わん」

ゼロ「えっ?」

友紀?「い、いや、なんでもない! じゃ、じゃあ、みんな待ってるから!」 ダッ

ビールのジャタール(何故だ。何故、俺がこんな目に……) シクシク


唯「そういえば、最近さ~! 楓さん達が妙にご機嫌なんだよね~」

美嘉「ああ、その話知ってる。なんでも、タクシー券をただで貰ったとか」

ゼロ「へぇ~、そうなのか~」


『その後、ダークネスファイブは解体。高垣ファイブとして、パシリに勤めるのであった』



 番外編2 『翻訳機?』

 仁奈ちゃんのお家

氷結のグロッケン「おし、これでいいはずだぜ」

炎上のデスローグ「フゥゥゥ」

美優「な、何をしているのですか?」

グロッケン「あ、一番まともな姉ちゃん」

楓「まともじゃない姉ちゃんもいますよ」

グロッケン「ヒェ」

美優(楓さんに恐怖を抱いてるんだ……)

楓「それで、何をされているんですか?」

仁奈「デスローグに、翻訳機を付けてるでごぜーますよ!」

楓「翻訳機、ですか?」

グロッケン「ああ。この地球にいる間は、不便だと思ってよ」

美優「その首についているのがそうなんですか? 購入は……宇宙ですか?」

グロッケン「ああ。中古品だけど丁度いいのが出回ってよ!」

楓「まぁ、すごいですね。翻訳家の人のお仕事がなくなっちゃう」

グロッケン「じゃあ、いっちょテストを……ぽちっとな!」

 カチッ

仁奈「音が違うですよ」


『……あれ!? ここは、どこだい!!?』

楓「これがデスローグさんの声ですか? おはスタで司会をやっていそうな声ですね」

仁奈「おはスタの司会者の声は全然ちげぇですよ? ベリアルの声っぽい奴と、フェアリル解説してる奴です」

美優(ジェネレーションギャップ……)

『僕は確かガイくんと楽しく戦っていて……!!』

楓「ガイというのは、どなたのことでしょうか? 気のせいでなければ、その方もおはスタに出ていましたが」

『そうだ!! セブンの乱入で負けちゃったんだったよ~!! さすが、生涯現役!!』

美優「セブンといいますと、ゼロさんのお父様の?」

『ま~、楽しかったからいいけどね! それより、ここは僕が熱くなれる場所なのかい!?』

楓「……翻訳機、ですよね?」

『早く僕をもっと楽しませておくれよ!! さぁ、ワンモアエクササイ……』

 ブチッ!

グロッケン「やっぱ、安物はダメだわ~!」

デスローグ「フゴォ」 コクコク

楓「残念ですね」

仁奈「デスローグともおしゃべりしてーですよ!」

グロッケン「今度、もっと良い奴買っておくからよ!」

美優「とりあえず、それは厳重にしまっておいたほうがいいですね」


『その後、翻訳機と思しき物体は仁奈ちゃんの家の押し入れに封印された』



 番外編3 『ウルトラマンジード』

ゼロ「もうちょっとでジードかぁ……。はぁ……やだなぁ……」

卯月「そんなこと言わずに!」

ゼロ「……だってさ、タイプチェンジできそうにないじゃん?」

未央「まぁ……できないだろうね……」

ゼロ「俺の時間制限なし設定、なくなってるじゃん?」

凛「なってる……だろうね……」

ゼロ「つまり、ウルティメイトゼロもなしっぽいじゃん?」

卯月「ジード直前スペシャルでは、ベリアルのギガバトルナイザーの一撃を受けてましたね……」

美穂「若返ったベリアル+ギガバトルナイザーですからね……」

ゼロ「しかも、今度は妻子持ちの気弱なサラリーマンが憑依先か……」

未央「そりゃ、しまむーやらんらんと憑依先を比べると……」

凛「このSSの閲覧者の九割が卯月と蘭子の方がいいっていうだろうね」

美嘉「それで比べても……」

卯月「けど、ほら! ゼロさんもパワーアップしますし!」

美穂「ウルトラカプセル二つ、しかも中身は二つ分で、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブのパワーで!」

凛「色がウルトラマンレジェンドみたいなことになってたけど」

ゼロ「けどなぁ……負けイベントだしなぁ……」 ハァ

卯月「ゼロさん、よしよし♪ いつでも戻ってきていいですからね~」

美嘉(あ、これ、ダメ男製造機って奴だ)


『意外と乗り気じゃなかった』


  オマケ

卯月・未央・凛「私達と!」

ゼロ・ダイナ・コスモス「俺(僕)たちの!」

ウルトラマンサーガ「ヒーロー、アイドル紹介!!」


美嘉「ああ、合体して言うんだ……」

卯月「今回は本スレが少ないので、複数紹介です! まずはこちら!」


『ウルトラマンダイナ』

未央「ご存じ、ネオフロンティアスペースのもう一人のウルトラマン! 前々回の冒頭でも語ったけど」

凛「正体は一切不明。恐らくはティガの、超古代における仲間の巨人なんじゃないかってくらい」

美嘉「その力はメタっちゃうと、ティガの後番組ってこともあり、かなり強い!」

杏「フォームチェンジは戦闘中に一回しか使えないものの、その分ティガより強くなってるんだ」

奈緒「ちなみに、フラッシュ→ミラクル→フラッシュと、基本形態に戻ることは可能だぞ!」

蘭子「彼方の来訪者、スフィアとの戦いにその身を業火に焼かれ、行方は分からず……」

美波「え、えっと、最終回でスフィアとの戦いで行方不明になり、主人公生死不明で番組終了と」

李衣菜「ヒーロー番組の中じゃ、前代未聞の終わり方に……」

みく「けれども! ヒーローは死なないにゃ! 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIEにおいて」

卯月「生存が確認されたのです! しかも、パラレルワールドの別人ではなく、本人です!」

凛「これをきっかけに、ダイナは多くの宇宙を旅する『風来坊』になったわけだね」

卯月「その後はフューチャーアースでハイパーゼットンと戦い、遂にはネオフロンティアスペースに一時帰還!」

未央「アマゾンプライム配信のオーブオリジンサーガにて、オーブと共闘!」

李衣菜「この時のダイナの強さには、ビックリだね……」

アスカ・シン「俺の旅は、まだ終わらないぜ!」


卯月「続いて紹介するヒーローは!」

『ウルトラマン コスモス』

凛「慈愛の勇者と名高いウルトラマン。月の優しさ、青いルナモードでは決して拳は握らない」

加蓮「一回だけ握っちゃってるけどね」

凛「も、もぅ/// 太陽の燃ゆる炎のようなコロナモードは、邪悪な侵略者に立ち向かうよ!」

奈緒「ルナのイメージが強いから知らない人は想像しづらいけど、メッチャ武闘派のムキムキマッチョだ!」

奏「付いたあだ名は『ブッコロナ』……。劇中の活躍を見ると、仕方がないような頼もしさね」

凛「だ~か~ら~! もぅ。そして、その二つの力を併せ持つエクリプスモード」

フレデリカ「必殺光線コズミューム光線は、チート中のチート!」

周子「威力はコロナのネイバスター光線より高いのに、毒素だけ消したり、アレーナを呪縛から解放したりと」

ありす「やりたい放題ですね……」

アーニャ「ですが、エクリプスは、信頼が必要です。ムサシとコスモスでしか、使えま、せん」

文香「そんなコスモスさんですが、物語後半ではカオスウルトラマンの猛攻や」

凛「ゼロのお父さん、セブンのように疲労が溜まり、戦う力が僅かとなり、大苦戦を強いられるんだ」

奏「カオスウルトラマンは恐ろしく強いわ。こんなのが何回も復活、パワーアップしてくるのね」

奈緒「そんなカオスヘッダーも最後はミラクルナとなったムサシさんたちの声を聞き入れ、優しさを知るんだ!」

周子「カオスヘッダー自身も、実は秩序を保つために作られた存在だったから、和解できたんだろうね」

ありす「『君はもう、一人で飛べる』というコスモスさんの言葉に……うぅっ! な、涙が……」

唯「カオスヘッダーちゃんとも分かり合えてよかったね~!!」

アーニャ「その後は劇場版で再開し、その際にはスペースコロナ、フューチャーモードと、更なる姿に」

フレデリカ「そして、伝説のチートラマン、ウルトラマンレジェンドへがった~い! なのかな? これ?」

凛「最後は旅立つムサシさんを見送りに来てくれて……ふふ、結局一緒にいるみたいだね♪」

文香「コスモスさんの正体も、よくわかりませんね……」

コスモス「……私は一体……」

周子「自分で知らないん!?」


楓「そして、最後に紹介するのは」

『ウルトラマンベリアル』

友紀「基本的に善人しかいない光の国で唯一の悪のウルトラマン!」

美優「レイブラッドのせいだったりしますけど、やっぱり悪いことはよくないですね……」

瑞樹「厄介なことに悪に染まる前から光の国でもトップクラスの実力者で、その力はウルトラの父に匹敵するわ」

早苗「伝説の武器を持っていたけれども……」

しゅがは「光の国の歴戦の戦士、ウルトラ兄弟さえ撃破! う~ん、スウィーティーじゃないな……」

友紀「タイマンでまともに戦えたのは、ウルトラの父、ゾフィーに、タロウ! 強すぎる……」

楓「最後はギガバトルナイザーに慢心したところを、怒りに燃えるゼロさんに撃破されるんですけど」

ジャンボット「生き延びて我々のアナザースペースを侵略し」

ミラーナイト「バラージの盾を手に入れたゼロと、アナザースペースの光に倒されますが……」

グレンファイヤー「今度はゼロにとりついて復活たぁ、トンデモねー奴だぜ」

楓「その後もエタルダミーとして出現しゼロさんを苦しめ」

早苗「オーブの世界でも、ベリアルの力が宿るカードがマガオロチの封印を破壊したりするけど……」

友紀「まさかの味方として力を貸しちゃったり~!? 案の定、うまくいかず」

美優「主人公ガイ(オーブ)さんは、ベリアルの力に翻弄され、悩んじゃうんですね」

瑞樹「ウルトラマンにおいて暴走する正義の戦士というのは非常に珍しいからね~」

しゅがは「VSマガオロチは中国で4億再生という驚異的な数字を記録してるぞ☆」

友紀「そして、暴走の克服! それと同時に本来の姿を取り戻すオーブ!」

楓「使いこなした後は、頼もしい『諸先輩方』になったわけですね」

しゅがは「なお、本物は絶対に力を貸さないぞ☆」

仁奈「次のジードに、ダークネスファイブの出番があるといいでごぜーますね」

魔導のスライ「仁奈さんが我々の唯一の救いだなんて……」

楓「ゼロさんに3度目の敗北を喫した際、僅かながら心に変化があったようですが……果たして?」


ウルトラマンゼロ「今日紹介するアイドルは!」

宮本フレデリカ「おっ! ついにフレちゃんのばん~?」

ゼロ「19歳の短大生、キュート属性のフレデリカだ!」

ミラーナイト「私と同じくハーフの方で、フランス人とのハーフなのですが……」

ジャンボット「全くフランス語が喋れないどころか、フランス語を必殺技のように叫んでいる」

フレデリカ「え~? だって、必殺技っぽくない?」

ジャンナイン「シンデレラガール界の高田純次と言われる始末だ」

グレンファイヤー「これ、言われてもしゃーないだろ」

フレデリカ「グレンちゃんに言われるのだけは断固拒否!」

グレンファイヤー「えっ?」

ゼロ「黙っていればトップクラスの美少女なんだが、ご覧の通り。つっても」

フレデリカ「これも私の魅力の一つ! 全部まとめてテキトーでオッケー?」

ミラーナイト「結局適当なんですね……」

ジャンボット「そんな彼女だが、実際はかなり空気の読める少女で」

ジャンナイン「本当に助けが必要なものには、さり気なく手を差し伸べる」

ゼロ「素晴らしい少女なんだ」

フレデリカ「も~、そんなに煽てても、アイドル衣装着る前の宮本は見せられないよ~?」

グレンファイヤー「……どゆこと、それ?」

ミラーナイト「グレンでさえツッコミが追い付かない少女……」

ジャンボット「素晴らしい……のだろうか?」


コスモス(ムサシ)「続けて紹介するのは」

塩見周子「アタシの出番?」

ガイア「18歳のクール属性アイドル。京都出身で、狐のような釣り目が特徴な女の子だ」

アグル「和風ミステリアスな雰囲気を出す周子だが、実際の性格は自由奔放にして、杏と同じニート属性」

ダイナ「実家の和菓子屋で売り子をしていたみたいだけど……ニート属性過ぎて追い出されたっぽいな」

周子「いや~、何があるかわからないよね。アイドルの世界に迷い込んじゃった気分」

ムサシ「そんな彼女だけど、アイドルの世界で生きていくことには意欲的になっていくんだ」

アグル「杏と違ってな」

ガイア「彼女はブレないからね……」

周子「シューコちゃんはこう見えても、フレちゃんや唯ちゃんより空気読めるよ」

ダイナ「比べる相手がその二人で良いのか?」

ガイア「あの二人はわざと読んでないというか、真面目な空気に耐えられないというか……」

アグル「自由奔放な周子だが、相手がフレデリカや一之瀬志希などだと、ツッコミに回る場合もあるな」

ダイナ「みんな、個性強いな~」

周子「ダイナには言われたくないかな?」

ダイナ「みんな、ひどくない?」


ウルトラマンエックス「続けて紹介するのは!」

鷺沢文香「お手柔らかに……お願いします……」

大地「鷺沢文香ちゃん。19歳の大学生、大人しくて綺麗な女の子だね」

文香「あの、女の子と言っても大地さんとは一つしか変わらないのですが……」

大地「俺の設定年齢20歳だった」

エックス「ここの大地は巨乳好きって設定だから、文香は逃げた方がいいぞ」

文香「えっ!?」

大地「常識の範疇でしかやらないよ!」

エックス「文香は叔父の本屋でアルバイトをしている、本が好きな大人しめの女性だ」

大地「ゆったりしている服装が多いけど、上でエックスが言ったようにスタイルはいいんだね」

文香「最近は水着のお仕事もあるので、まだ、恥ずかしいですが……」

エックス「また本屋のアルバイトをしているだけあって、実は力持ち。なのに、運動音痴……」

大地「不思議……だね……」


エックス「ちなみに、文香の中の人は特撮好きにはお馴染みだが、このスレで生かされることはない……」

ルギエル「我の中身が、かな子と文香が好きなのは、有名だな」

エックス「好きすぎた結果、グーグル先生で画像検索してかな子の間にS田が混ざるという珍事が起きている」

大地「ファン冥利に尽きる……のかな?」


ウルトラマンティガ(マドカ・ダイゴ)「最後の一人は!」

橘ありす「橘ありすです。名字で呼んでください……」

ティガ(ダイゴ)「橘ありすちゃん。クール属性、12歳の小学六年生と、年少アイドルだね」


ダイナ「……ん?」 ガイア「ううん?」 アグル「……??」


ティガ(ダイゴ)「自分の名前にコンプレックスを感じているんだね。わかるな……」

ありす「ダイゴさんは名前ではなく」

ティガ(ダイゴ)「うん、能力だね。僕も総監の推薦で入った身だから」

コスモス(ムサシ)「いや、あの……」

ティガ(ダイゴ)「ありすちゃんは音楽関係の仕事に興味があってアイドルを始めたけど」

ダイナ「あの、先輩、だよね? 蘭子ちゃんじゃないよね?」

ティガ(ダイゴ)「当初は業界に入る為のような手段として考え、知識で壁を作り、冷めた態度を見せてしまう」

ティガ(ダイゴ)「けれども、音楽に関する情熱は本物で」


ダイナ「ちょっと、先輩!?」

ティガダーク(蘭子)「…………」 ガシ

ダイナ「え、ちょ、は、放して……」

ティガ パワータイプ(ダイゴ)「ハァッ!!」 ドス!

ダイナ「ぐふっ!?」 バタ

ガイア・アグル・コスモス「「「えぇぇぇ……?」」」


ありす「じょ、徐々にですけど、見失っていた自分らしさを見つけられたんです!」 ガクガクブルブル

ティガ(ダイゴ)「同じキッズアイドルの子供達とも、仲良くやれているようだね」


ティガ(ダイゴ)「次回も!」

ウルトラマンゼロ「お楽しみに!」

ダイナ「な、なんでいるんっすか……?」

 おしまい


次回から最終三部作となり、そちらで完結予定となります。
もうギャグを入れるスペースがない鬱グ……シリアス展開になるので、
ギャグを入れなきゃ死んじゃう病なので、こういう形で入れさせていただきました!


後ホント、言い訳がましくて申し訳ないですが、ジードがやるのホント予定外だったんで……


次回

神崎蘭子「もっと高く!」 ウルトラマンティガ「TAKE ME HIGHER」

アニメ2期ではなかった蘭子ちゃん回となります。宜しくお願いします!!

黒井「なぜ私を出さんのだ!」
天ヶ瀬「俺たちジュピターの出番をよこしやがれ!」
御手洗「そーだ!そーだ!」
伊集院「北斗繋がりでお願いしますよ。」

765プロを出さないなんて、両澤以下だな。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年09月23日 (土) 03:46:23   ID: OnGV01Kp

続きまだですか?

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