ビスマルク「マリアンヌ、様…!」
怒りと、悲しみ。自身の不甲斐無さ故の結末。無惨な姿の愛機を見据え、不覚にも涙を溜めながらそう呟かずには居られなかった。
あれ程苦労して、手に入れた我が愛機だと言うのに、現実は無情に尽きる。
何故だ、何故こんな事にー!?
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マリアンヌ「はいはい、解ったから大の大人がロボットを抱えながら泣かないの。誰得なんてレベルじゃないわよ、それ」
ビスマルク「マリアンヌ様、ギャラハッドの鞘が、鞘が!」
ビスマルク「まだ開けて五分なのですよ、マリアンヌ様あっ」
ビスマルク「ようやく、ようやく手に入れたというのに!」
マリアンヌ「新品未開封だったわよね。ルルーシュに頼んで買い直しなさい。むしろ中古の方が良くないかしら?」
ビスマルク、ロボット魂ギャラハッドを抱えながら号泣である。
モニカ「何事ですか、ヴァルトシュタイン卿。大声を上げて」
マリアンヌ「最近買ったギャラハッドが壊れちゃったのよ。可動部だから修復は難しいわね」
モニカ「そんな事で号泣ですか。私のフローレンスはまだ出てないんですよ!」
ビスマルク「小遣いを貯めて購入にこぎつけたと言うのに、これはあんまりではないか!」
ルキアーノ「自慢して回るからですよヴァルトシュタイン卿。バチが当たりましたね。やれラウンズ最強だのと無駄に自慢して」
ドロテア「作例すらない私の機体はいったい…」
マリアンヌ「ともかく、そのギャラハッドは背部ユニットは使い物にならないわね。いっそオズに出てきたランス装備にしてしまったら?」
ビスマルク「おお…流石はマリアンヌ様、なかなかの妙案にございます」
ルキアーノ「最強なのに強度は最弱なんですねえ」
モニカ「ブラッドリー卿、少し空気を読みなさい。」
ルキアーノ「クルシェフスキー卿とエルンスト卿を読んでどうしろと?」
モニカ・ドロテア「「表出ろドリル野郎」」
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