勇者「俺は仮面ライダー>>3だ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496806711
龍騎
勇者「さて、早速魔王を倒しにいきたいところだが···仲間が欲しいな、酒場にでもいってみるか」
酒場
戦士「お前、仲間が欲しいのか?だったら俺を雇ってみないか?」
勇者「あぁ、雇ってやりたいところだが···」
戦士「なんだ?俺に不満でもあるのか?なんだったら模擬戦で俺の強さをその身で感じてみるか?」
勇者「あぁ、だがこんなところでやるのもあれだ、外でやろう」
数分後
戦士「」チーン
ざわ・・・ざわ・・・
モブA「おい、アイツ戦士を倒しやがったぞ!」
モブB「しかも変な鎧つけてたな!なんだあれ!?」
モブC「嫌いじゃないわ!嫌いじゃないわ!」
勇者「なんだ、言うほどでも無かったな」
???「あの、すいません」
勇者「ん?」
僧侶「貴方、勇者様ですよね?実は、私も魔王退治に行きたいのですが仲間がいなくて···」
勇者「俺の仲間になろうってか?でもお前、見るからに弱そうだな」
僧侶「甘く見ないでください!私も仮面ライダーなんですよ!」
勇者「なに?お前が?」
僧侶「はい!仮面ライダー>>6です!」
G4
勇者「信じ難いな···」
僧侶「事実です!なんなら試してみますか?」
勇者「いや、いい。その話が本当なら色々と面倒だ、ついてこい」
僧侶「はい!」
森
勇者「はぁ···はぁ···」
僧侶「もう疲れたんですか?まだまだこれからですよ?」
勇者「お前···何時間···いや、何日歩いたと思ってるんだ···」
僧侶「まだ1日だけですけど」
勇者「丸1日も休憩無しで歩ける奴がどこにいるんだ!」
僧侶「ここに二人いるじゃないですか」
勇者「あぁもう無理、限界だ」ドサッ
僧侶「勇者さん、倒れてる場合じゃないですよ···強敵です」
勇者「何!?」ガバッ
>>9「····」
怪人でもいいです
クモ男
蜘蛛男「ククク···魔王様の命により、貴様らを始末する!」
勇者「魔王の手下か···ならば容赦はしない!」スッ
僧侶「勇者様、ちょっと待っててくださいね!」ダッ
勇者「え?あ、おい待て!····って危なっ!」シュンッ
蜘蛛男「くくく···仲間に見放されたようだな···」
勇者「アイツ···逃げやがったのか?まぁいい、鏡鏡·········しまった」
蜘蛛男「終わりだ勇者!死ねィ!」シュバッ
(何者かが地面に着地する音)
G4「お待たせしました、勇者様!」
勇者「!?」
蜘蛛男「おわっ!?何者だ、貴様!」
G4「通りすがりの仮面ライダーです!覚えておけ!」ズドン
蜘蛛男「ぐあああああああああ!!!」チュドーン
勇者「お前···本当に仮面ライダーだったのか···」
G4「まだ信じてなかったんですか···まぁいいです、ちょっと待っててくださいね」ダッ
勇者「あ、おい!···はぁ」
数分後
僧侶「戻ってきました」
勇者「早いな···よし行くか」
僧侶「はい!」
短いですが用事があるので今回はここまでとします
今後の楽しみになりそう
>>12
そう言って頂けると嬉しいです
初ssなのでgdgdかもしれませんが暖かい目で見守ってくれれば幸いです
少し時間ができたので酉テストも含め少しだけ
勇者「しかしこの森···いつになったら抜けるんだ?」
僧侶「あと少しです!頑張りましょう勇者様!」
勇者「お前のあと少しは全く信用できんな···ん?あれは···」
僧侶「どうしたんです?」
勇者「おい僧侶、向こうを見ろ」
勇者達がいる反対側
女騎士「くっ、殺せ!」
オーク「ぐへへ、そうはいかん···」
僧侶「おぉ!生くっころですよ!初めて見ました!感動です!」
勇者「(生くっころ···?)何言ってるか知らんが、助けに行くぞ」
僧侶「えぇ···これからが見物なのに···」
勇者「あぁもう!俺1人でいく!お前、何か反射物は持ってるか?」
僧侶「手鏡ならありますけど」
勇者「それでいい、貸せ」
僧侶「はい」スッ
勇者「よし···そこまでだ!」パシッ
女騎士「!?」
オーク「あぁん?なんだぁ?貴様は···」
勇者「お前に名乗る名などない、変身!」シャキーン
龍騎「しゃあっ!行くぞ!」
女騎士「待て!何者か知らんが助けなどいらん!私一人で十分だ!」
龍騎「いやお前さっき思い切り『くっ、殺せ!』って言ってたじゃん」
女騎士「そんな事言った覚えなどない!退け!」
龍騎「あぁもう、ダメだコイツ···僧侶頼むぞ!」ガシッポイ
女騎士「えっ、きゃあっ!!」ヒューン
僧侶「おぉっと!もう、人使いが荒いですね···」パシッ
女騎士「な、なんだお前は!?離せ!」
僧侶「ぐへへ、そうはいきません」
龍騎「さて、面倒だしさっさと終わらせるぞ」
オーク「戯れ言を抜かすな!死ねィ!」シュバッ
龍騎「よっと」シュン ソードベント
龍騎「とりゃあっ!!」ズザシュ
オーク「バカな···ぐあああぁぁぁぁ···」ドサッ
女騎士「つ、強い···」
勇者「ふぅ、大丈夫か?」
女騎士「くっ···!離せ!」ダッ
僧侶「あっ」
勇者「あっおい!····ったくなんなんだアイツ」
女騎士「私は···国王の娘だからと言って甘やかされてきたが、ちっとも強くない···!」
女騎士「誰も守れた事もない···私は守られてばっかりだ···!クソッ!強く···なりたい···!」ゲシッ
女騎士「きゃっ!?なんだ!?何かにつまづいて···これは···?」
女騎士が拾った物とは?>>20
これから3~4日は書けないと思うので少し遠くしておきます
鯛焼き名人アルティメットforms
女騎士「なんだこれは···鎧か···?見たことがないデザインだな···」
女騎士「はっ···!まさかこれはさっきの男と同じ力···!?」
女騎士「通りで変なデザインだと思った···武器はこの鉄板か···?」
女騎士「こ、これさえあれば····私も強くなれる···!」
その頃
勇者「はぁ···まぁいい、あんな奴ほっといてさっさとこの森を抜けるぞ」
僧侶「前から思ってたんですけど勇者様ってとても勇者とは思えない性格ですよね」
勇者「勝手に走ってったのはアイツだし一応襲われてるとこは助けただろ」
僧侶「まぁいいですけど」
勇者「お前こそとても僧侶とは思えんな···っておわっ!?」シュバッ
蜘蛛男「くくく····復讐をしにきたぞ仮面ライダー!」
勇者「お前生きてたのか···というか復活するのはえーよ、またボコられたいのか?」
僧侶「やったのは私ですけどね···」
蜘蛛男「今回は俺1人だと思うなよ···強力な助っ人を連れてきたのさ!さぁこい!>>29!」
サイタンク
サイタンク「ブァウー!!」
勇者「仕方ねぇ・・・付き合ってやるよ、変身!」シャキーン
僧侶「待っててくださいね!」バッ
龍騎「っしゃっ!いくぞ、ドラァ!」ブゥン
サイタンク「ぬぅん!!」ドカッ
龍騎「何···!?ぐわっ!」ドサッ
サイタンク「ワハハハハ!死ねぇ!」ブン
G4「うりゃあ!」ドン
サイタンク「ぐっ!チッ···!」
G4「大丈夫ですか勇者様!」
龍騎「あぁ、だがこのサイタンクとやら···中々の強敵だ。気を付けろ」
蜘蛛男「ククク···いいぞぉ!そのまま奴らを葬ってしまえサイタンク!」
???「待て!」
蜘蛛男「む?誰だ貴様は!」
女騎士(鯛焼き名人装備)「私だ!」バァーン
龍騎「女騎士···?」
G4「なんですかその格好は!?」
女騎士「わからないのか?これは貴様らと同じ力、即ち仮面ライダーだ!」ドヤァ
G4「えぇ・・・」
女騎士「貴様ら、どうやらピンチのようだな、私が加勢してやる!くらえ怪人!」
サイタンク「むっ!?」バッ
女騎士「アルティメットフォーム!スペシャルターボ!!」カチッ
女騎士「とりゃああああぁぁぁ!!!」ガァン
サイタンク「···ククク、ワハハハハ!それがどうした小娘!そんなものただの玩具に過ぎん!!」
女騎士「なっ!?馬鹿な···効いてないだと···!?」
サイタンク「フフフ、勇者からなぶり殺しにしてやろうと考えていたが」
サイタンク「貴様から殺してやる!死ねィ小娘!!」ブゥン
龍騎「くっ···!」ドン
女騎士「きゃっ!?」
龍騎「ぐわああああ!!」ドサァ
G4「勇者様!?」
サイタンク「フフフ、愚かな男だ、小娘1人の為にその身を投げ出すとは···」
龍騎「愚か、だと···?違うな、これが人の···ハァ···ハァ···在り方だ」
G4「大丈夫ですか勇者様!?」
龍騎「あぁ···大丈夫だ、戦える。いくぞ僧侶」
女騎士「私も···私も戦う!」
龍騎「ダメだ、下がっていろ」
女騎士「そんな···」
サイタンク「何度立ち上がっても無駄だ!このサイタンクの前ではな!どりゃぁぁぁ!!」ドドドドド
G4「うりゃああぁぁ!!」ズドォン
サイタンク「ぐはぁ···!何···!?つ、角が···!!」
龍騎「一気に決める!」シュンッ ファイナルベント
ドラグレッダー「ギャオオォォォン!!」
龍騎「はぁぁ···ハァッ!!」ビュンッ
龍騎「とりゃああっ!!!」グオォォォン
サイタンク「ぐわああああああ!!!」ズドォォォン
蜘蛛男「ば、馬鹿な!?あのサイタンクが···!くっ、覚えていろ!」ダッ
勇者「ふぅ、中々の強敵だったな」
G4「そうですね」
勇者「さて、女騎士···面倒な事をしてくれたな」
女騎士「そんな···私は···私はただ···」
勇者「いや、お前を責めるつもりない」
女騎士「え?」
勇者「ただ、無理に強くあろうとするな。人間というのは戦いの中で自然と強くなっていくものだ」
女騎士「・・・」
勇者「ただ、あの怪人に立ち向かった勇気は褒めてやるよ。じゃあな」ザッ
女騎士「待て!」
勇者「ん?」
女騎士「私も···私も貴様の旅についていく!」
勇者「そうか···お前は本当に強くなりたいんだな」
女騎士「···あぁ」
勇者「···勝手にしろ」
女騎士「···!あぁ!」パァァァ
僧侶「さて、仲間も増えたところで先に進みましょう勇者様!」
勇者「···そうだな」
数時間後
勇者「光が見えてきたな···そろそろ森を抜けるぞ!」
女騎士「はぁ···はぁ···やっとか···」
僧侶「まぁ、こんなもんですかね」
勇者「お前本当に人間か?」
僧侶「失礼ですね、れっきとした人間ですよ」
勇者「とてもそうとは思えんのだがな···」
更に数分後
勇者「やっと森を抜けたな」
女騎士「草原だ、そよ風が気持ちいいな」
勇者「ここから少し歩けば町がある、宿で休めるぞ」
僧侶「やったー!お風呂にも入れる!」
その頃 某国
側近「国王様!皇女様の居場所がわかりました!」
国王「何!?それは本当か!?」
側近「えぇ!発見した兵士によると二人の男女と一緒にいたそうです!」
国王「まさか誘拐か!?」
側近「恐らくそう思われます」
国王「クソッ!なんとしても娘を取り返すのじゃ!」
側近「了解しました!」
???「私にお任せください国王様」
国王「おぉ!ソナタは!やってくれるのか!?」
戦士「えぇ、私にかかればすぐに皇女様を取り返す事が可能です」
国王「よし!頼んだぞ戦士よ!」
戦士「承りました」ニヤァ
ちょっと休憩
夜に再開します
僧侶「着きましたよ!町です!」
勇者「そうだな」
女騎士「賑やかで良い場所だな」
僧侶「それでは私は早速宿屋のチェックインを済ませてきます!」ビュー
勇者「本当に行動力が半端ない奴だな···」
女騎士「私も少しこの町を見てまわりたいのだが···いいだろうか?」
勇者「あぁ、構わん」
女騎士「本当か!?ありがとう!」タッタッタッ
勇者「女騎士も中々だな、女というのはこんな奴らばかりなのか···?」
勇者「まぁいい、俺も少し町を見てまわり···」
???「待て」
勇者「む?」
戦士「ククク、また会ったな勇者よ···」
勇者「お前は······誰だ?」
戦士「」ズコー
戦士「忘れたのか!戦士だ!戦士!あの時の酒場の!」
勇者「あぁ、あの弱かった奴か」
戦士「今の俺を嘗めるなよ?ククク、俺も仮面ライダーの力を手にいれたのだよ···」
勇者「なんだと?」
戦士「あの屈辱を味わって以来、俺は貴様に復讐することだけを考え生きてきた···」
戦士「今の俺はただの戦士ではない!仮面ライダー>>40だ!」
すいません、眠いので寝ます
ライオトルーパー
勇者「ライオトルーパーだと?」
戦士「あぁ、これで俺も貴様に対抗できる···ついでに女騎士も王国に渡して貰うぞ」
勇者「女騎士を···?どういうことだ?」
戦士「知らなかったのか?いいか、女騎士はなぁ···王族の人間なんだよ」
勇者「何だと?」
戦士「そして俺は貴様を倒し、いずれは女騎士と結婚し次期国王となる!!」
戦士「ククク····我ながら良い作戦だ···」
勇者「寝言は寝て言えマヌケが」カシン
戦士「フン、ほざけ···変身!」カシン コンプリート
勇者「変身!」シャキーン
ライオトルーパー「行くぞオラァ!」スチャ ダッ
龍騎「すぐ終わらせてやる···!」ダッ
ざわ・・・ざわ・・・
女騎士「なんだこの騒ぎは·····!?」
ライオトルーパー「ぐわあああっ!?くっ····!」
龍騎「どうした?その程度か?」
女騎士「あれは勇者と···誰だ!?」
ライオトルーパー「···!(アイツは···!)」ニヤッ
ライオトルーパー「こっちにこい!」ガシッ
女騎士「きゃっ!?」
龍騎「!?」
ライオトルーパー「フハハハハハ!近付くな!コイツがどうなってもいいのか!?」シャキン
女騎士「何だ貴様は!?離せ!」
龍騎「くっ···卑怯な真似を···!」
ライオトルーパー「(ククク···!これで最早俺が勝ったも同然···!)お前ら!やっちまえ!」
ライオトルーパー達「」ゾロゾロ···
ライオトルーパー「コイツの命が惜しけりゃ抵抗すんじゃねぇぞ勇者さんよぉ?」
ライオトルーパーB「オラァ!」ガキィン
龍騎「ぐわっ!」
ライオトルーパーC「」ガキィン ガキィン
龍騎「ぐわああああっ!!!」
ライオトルーパー「クックックッ···良い格好だなぁ勇者様?」
女騎士「卑怯者!」
ライオトルーパー「テメェは黙ってろ!」ゲシッ
女騎士「ぐふっ!?」
龍騎「女騎士!?···ぐわぁぁ!?」
ライオトルーパー「よっしゃあ!!トドメは俺が刺してやるぜ···!」
???「····」ドスッ
ライオトルーパー「ゲボッ!?」ピューン
一同「!?」
ライオトルーパー「グハッ!?な、何だ···何者だ貴様はァ!!」ガバッ
>>43「····」
既出のキャラでも可
それ以外ならライダー名でお願いします
仮面ライダーバース
バース「·····」
ライオトルーパー「貴様は···仮面ライダーだと?」
ライオトルーパー「チッ···何者か知らんが俺の計画を邪魔しやがって、殺してやる···」シャキン
ライオトルーパー「死ねぇ!!」ダッ
バース「」カシャン ガガガガガ
ライオトルーパー「グハァッ!?くっ···なんだこれは···ぐわっ!」ドサッ
ライオトルーパー「(クソッ!面倒くせぇ···ここは一旦ずらかるか···)」
龍騎「はぁ···はぁ···」シュンッ ファイナルベント
ライオトルーパー「しまった!?お前ら!何してる!はやくソイツを殺れ!!」
ライオトルーパー達「···!」ダッ
龍騎「はぁぁぁ···ハァッ!」ビュンッ
龍騎「おりゃあああああああ!!!」ズオォォ
ライオトルーパー達「ぐわあああああ!!!」ズドォーン
龍騎「はぁ···はぁ···」シャキン
女騎士「勇者!」
勇者「女騎士···無事か?」
女騎士「あぁ···それより勇者が!」
勇者「俺は大丈夫だ···おいお前!」
バース「·····」
勇者「····何者だ?」
バース「·····」ザッ
勇者「あ、おい待て!」
バース「·····」タッタッタッタッ
勇者「一体何者なんだアイツは····」
女騎士「さぁな···私にもさっぱりだ」
勇者「···ところで女騎士」
女騎士「なんだ?」
勇者「さっきの戦士から聞いたんだが···」
勇者「女騎士···お前が国王の娘だというのは、本当か?」
女騎士「なっ!?···そ、それは···」
女騎士「····本当だ」
勇者「やっぱりか···何故黙ってた?」
女騎士「訊かれなかったからだ」
勇者「訳が分からん···正直、俺は今混乱してるんだ」
僧侶「あ、いたいた!勇者様~!女騎士さ~ん!」
勇者「丁度僧侶も来たとこだ、詳しい話は宿で聞こう」
女騎士「あ、あぁ···」
宿
僧侶「なるほど···女騎士さんは王族だったと···」
女騎士「隠しててすまん···」
勇者「で、どういう経緯で家出したんだ王女様?」
女騎士「そ、その呼び方はやめろ!今まで通り女騎士でいい!」
女騎士「家出した理由は···その、『強くなりたかった』っていうのと···」
女騎士「今までの暮らしが嫌になったからだ。何をするにも制限がある···」
勇者「はぁ···まぁ傍から見れば子どもの用な理由だが···」
勇者「王族ってのはかなり大変な生活らしいから、家出に踏み切るのも仕方ない事なのかもな」
僧侶「確か王女様は16歳、思春期真っ只中ですしね」
勇者「あぁ、ただ···娘が勇者のもとにいるってのがわかってれば国王は俺達に攻撃などさせないはず···」
僧侶「えぇ、恐らく国王は騙されてますね」
女騎士「騙されているとしたら誰に?さっきの戦士か?」
勇者「いや、奴は頭が悪い···騙しているとしたら国王に直接近付ける奴だな。例えば側近とか」
僧侶「参謀とかですね」
女騎士「父上は人を疑う事を知らない、父上に近付ける者なら誰にでも騙されている可能性はあるな」
勇者「そうか···とりあえず、これからは王国の刺客も相手にすることは覚悟しないとな···」
僧侶「ですね」
その頃 某国
側近「はっくしょいっ!!」
側近「むむ···風邪か?」ズビー
側近「ところで参謀、王女様は本当に無事なのか?」
側近「勿論貴様もだが、死なれてもらってはわたくしの首までもがとぶ」
参謀「えぇえぇ、無事ですとも···あの戦士を信じて下され···」
参謀「(所詮アイツは役立たずの使い捨ての駒だが···)」
参謀「おっともう会議の時間です···では私はこれで···」バタン
側近「あ、あぁ···」
参謀「(戦士が帰ってきたな···手ぶらで。しかも全身傷だらけ、わざわざ動員した兵士は全滅ときた)」コツンコツン
参謀「(まぁ元よりアイツに期待など1ミリもしてないが)」コツンコツン
参謀「(あのマヌケは王女を取り返せば次期国王になれると思い込んでいる···これ以上なく扱い易いものだ)」ギィ···
参謀「お持たせ致しました。参謀でございます」ペコリ
右大臣「おぉ参謀!きたか!」
参謀「えぇ。それでは会議を開始致しましょう」ニヤッ
翌日
女騎士「むっ···朝か···」ムクッ
僧侶「zzZ···」
勇者「起きたか」
女騎士「早起きだな勇者は···」
勇者「まぁな。僧侶を起こせ、昼にはこの町を出るぞ」
女騎士「あぁ···おい起きろ、僧侶。朝だぞ?」
僧侶「zzZ···ん~....あと五分~....」
勇者「起 き ろ ッ ! !」
僧侶「!?」ガバッ
女騎士「!?」ビクッ
勇者「さっさと支度しろ、ここを出るぞ」
僧侶「は、はいぃ~!!」セッセッ
女騎士「なんで最初から勇者が起こさなかったんだ?」
勇者「面倒だからだ」
女騎士「は、はぁ···」
そして昼頃
勇者「結構良い町だったな」
女騎士「そうだな、買い物も沢山出来た」
僧侶「私もです!」
勇者「さて···町を出て早速で悪いんだが····敵だ」
僧侶「この遭遇率は異常ですね」
勇者「まぁ仮面ライダーの力を持ってる者は魔王も真っ先に潰したがっているだろうからな」
››48「····」
勇者「さて、いつも通り倒すとするか···」シュウィーン
僧侶「勇者様、装着してくるので待っててくださいね!」バッ
勇者「あぁ、変身!」シャキーン
女騎士「(何か嫌な予感がするが···気のせいだろうか)」
龍騎「とりゃっ!!」
シャドームーン「フンッ···」シュンッ
龍騎「はっ!(中々速いな····)」バッ
龍騎「はぁぁぁぁ!!!」ソードベント
龍騎「とりゃあっ!!」カキィン
シャドームーン「ハッ!」カキィン
G4「お待たせ致しました!!」ズドン
シャドームーン「フンッ····ハァッ!!」ガキィン シュンッ
龍騎「ぐわあああああ!!?」ズドォン
G4「勇者様!?(今のを避けるなんて···)」
G4「ハッ!?」
シャドームーン「フンッ!!」ガキィン
G4「らあっ!?」ドサァ
シャドームーン「どうした、この程度か」
龍騎「くっ···!(こいつ···今までのやつらとはまるで違う!)」
???「とらぁっ!!」ガガガガガ
シャドームーン「むっ!?」キキキキキキィン
一同「!?」
バース「お前ら!ここは俺に任せろ!」ガガガガガ
龍騎「お前は昨日の···一体何者なんだ!?」
バース「いいからさっさと行け!!」ガガガガガ
龍騎「わかった···お前ら行くぞ!」
G4「はい!」
女騎士「あ、あぁ!」
数十分後
龍騎「はぁ···はぁ····」シャキィン
僧侶「逃げ切りましたね」
女騎士「はぁ···はぁ···そう、だな····」
勇者「ひたすら走ってたらもう次の町が見えてるぞ···」
僧侶「そうですね」
僧侶「あの町はあらゆる国から猛者達が腕試しにやってくるそうですよ」
女騎士「闘技場が有名な町って事だな」
勇者「お前ら···あのライダーの正体とかあの怪人の事とか他に考える事はないのか···」
僧侶「あまり考えすぎても逆に謎が深まるだけですよ」
勇者「まぁそうかもしれんが」
僧侶「そんな事より早く行きましょう!」
勇者「やけにノリノリだな···」
さらに数分後
僧侶「着きましたよ勇者様!」
勇者「なんでそんなにテンション高いんだ?」
勇者「正直俺はさっきの事が気になって気が気じゃないんだが」
僧侶「ふふふ···それはですねぇ」
僧侶「闘技大会トーナメントの優勝商品である、ベルトを入手するためです!」
女騎士「!?」
勇者「ベルトだと!?」
僧侶「はい。しかし何のベルトかは優勝してからのお楽しみ、とのことです」
勇者「まぁ別に俺はいらんが、もし入手できれば···」
僧侶「女騎士さんが主戦力になる可能性がありますね」
女騎士「!!?」
僧侶「どうします女騎士さん、出ますか?」
女騎士「嫌だ」
勇者「」ズコー
僧侶「ナズェ!?」
女騎士「そんな大きい大会だから仮面ライダーが参加してる可能性があるだろ?」
女騎士「生身でライダーに敵うわけがないだろう」
勇者「ヘタレな意見だが確かにそうだ」
女騎士「代わりにどちらかがでてくれ」
勇者「はぁ···見損なったz僧侶「私がでましょう」···は?」
僧侶「勇者様、そんな説教してる場合じゃないですよ」
僧侶「我々は魔王を倒さなければいけない宿命にあります」
僧侶「そんなときに戦力は効率よくなるべく沢山入手すべきです」
僧侶「なので私がでます。女騎士さんがヘタレかどうかは置いといて」
女騎士「むっ」
勇者「はぁ···勝手にしろ」
僧侶「では早速参加受付へ行ってきます」
数時間後
実況「さぁやってまいりました第7538315回闘技大会トーナメント!」
実況「実況はこの私、解説は解説さんでお送りします!」
解説「よろしく頼む」
実況「それでは一回戦です!」
実況「赤コーナーは名も無き村からやってきた少女。仮面ライダーG4こと、僧侶さんです!」
観客「ワー」
G4「(いきなり対戦ですか···しかも相手は)」
実況「青コーナー、この町出身の大会常連!仮面ライダー>>53こと、戦士Bです!」
解説「この世界に様々なライダーが存在するのも全てディケイドのせいだ!おのれディケイドォォォォ!!」
G4「(仮面ライダー···)」
レーザー
戦士B「いきなり相手が仮面ライダーか···自分も容赦はしないぞ」バクソウバイク!!
戦士B「変身」ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム?アイムアカメンライダー
レーザー(Lv.1)「行くぞ」
G4「おや、二頭身とは。可愛らしい」
レーザー(Lv.1)「あまり嘗めないほうがいい」ギリギリチャンバラ!!
G4「むむ?」
レーザー(Lv.1)「三速」ガシャット!レベルアッープ!!ギリギリギリギリチャンバラ!!
レーザー(Lv.3)「さぁ、振り切るぜ」ガシャコンスパロー!
G4「姿が変わった···フォームチェンジですか」ガシャ
レーザー(3)「らぁッ!!」ドスッ
G4「おわっ!?」HIT!HIT!
G4「中々やりますね···ならば私も!」ズドォン!!ズドドドドドド!!ドゴォーン
G4「容赦無しです」キリッ
実況「おぉっと!ここでG4怒涛の攻撃!爆煙で相手が見えないが!?」
解説「元々G4は装着者に多大なデメリットもあった筈なんだが···」
解説「彼女は長時間使いこなしているな。これも全てディケイドのせいだ···!!」
キメワザ!!ドラゴナイト!クリティカルストライク!!
G4「ぬっ!?」
レーザー(5)「らぁッ!!!」
G4「るらあああああああっ!!?」ドゴォーン
実況「おぉっと後ろです!レーザーはレベルアップし後ろに回り込んでいた!!」
レーザー(5)「ふん···どうだ」
ズドドドドドド!!!
レーザー(5)「なっ!!?」ドゴォーン
実況「これは急展開だ!!会場が爆煙に包まれた!!どっちだ!?勝者はどっちだぁ!!?」
戦士B「うっ···」ドサァ
G4「はぁ···はぁ···」
実況「決着です!!勝者はぁ!G4こと僧侶だぁぁぁぁ!!」
観客「ワァァァァ!!」
解説「大体僧侶って回復役じゃなかったのか」
戦士B「くっ···いい勝負だったぜ。自分も楽しめた」ガシッ
G4「私もです」ガシッ
数時間後
実況「さて、大会も準決勝までやって参りました」
実況「続いての試合は、なんと本日二回目の仮面ライダー同士の決闘です!」
解説「おのれディケイド!貴様が現れたせいでこの世界も破壊されてしまった!!」
実況「赤コーナーは仮面ライダー>>57の魔法使い!」
実況「対する青コーナーは仮面ライダー>>59、剣士です!!」
観客「ワー」
選手待機室
僧侶「(準決勝を勝ち上がりました)」
僧侶「(この試合の勝者と戦う事になるのでしっかりと観戦しなければ)」
メイジ(青)
黒影トルーパー
実況「それでは試合開始です!」
魔法使い「行くぞ···」ドライバーオン ナウ シャバドゥビタッチヘーンシン
剣士「フン!!」マツボックリ! ロック オン
魔法使い「変身」シャバドゥビタッチヘーンシン チェンジ ナウ
剣士「変身!」ソイヤッ! マツボックリアームズ イチゲキインザシャドウ!!
メイジ(青)「さぁ、終わりの時だ」
黒影トルーパー「いざ尋常に勝負!ハァン!」ブン
メイジ「とりゃ!」コネクト ナウ
黒影トルーパー「流石魔法使いといったところだ!」ガキィン
メイジ「そちらは剣士とは言い難いけどな!おりゃ!」ガァン ズガン
黒影トルーパー「むぅ!にん!」カキィン
メイジ「おりゃあああああ!!」タッタッタッタ
黒影トルーパー「てぇぇぇぇい!!」ダッ
ズザシュッ
下1コンマ勝者判定
偶数ならメイジ 奇数なら黒影トルーパー 00なら···?
黒影トルーパー「····うっ」
メイジ「····」ドサッ
実況「決着が着きました!勝者は黒影トルーパーこと剣士です!!」
観客「ワァァァァ」
黒影トルーパー「ふぅ···危なかった、ほら。立てるか?」
魔法使い「あぁ、すまない···いい試合だった」
黒影トルーパー「そうだな」
選手待機室
僧侶「う~ん正直そこまで強くはない気が···ですが油断せずにいきましょう!」
さらに数十分後
実況「さぁこの大会もいよいよ大詰めです!」
実況「この決勝まで勝ち上がってきた猛者達、果たして勝利はどちらの手に!?」
実況「赤コーナー、今まで圧倒的な強さで決勝まで上がってきた···G4こと、僧侶!」
観客「ワァァァァ」
実況「青コーナー、黒影トルーパーこと、剣士!」
観客「ウェーーーイ」
実況「それでは、試合開始です!」
黒影トルーパー「うおおおおおおおおお!!」イチゲキインザシャドウ!
G4「」ズドォンズドドドドドドガガガガガガガ
黒影トルーパー「うわあああああああああ!!!」ドゴォーン
G4「あら」
実況「終わったああああああああああ!!!!」
観客「うわああああああああ!!!」
実況「優勝者は、僧侶だあああああ!!」
解説「おのれディケイド···黒影トルーパーじゃG4に敵うわけがないじゃないか!」
数十分後
主催者「優勝者。僧侶、君にこのベルトと···栄光のトロフィーを贈呈する」
僧侶「ありがとうございます!」
観客「」パチパチパチパチ
女騎士「やったぁ私のベルトだ!」
勇者「やれやれ···」
主催者「その代わり···君の命を頂こう!」ズジャァァァ
僧侶「!?」
勇者「!?」
女騎士「!?」
キャァァァァ ウワァァァァ バケモノダアアアア ミナサンオチツイテヒナンヲ!!
主催者は何の怪人だった?>>63
ゲノムス
勇者「この大会の主催者までもが怪人だったとは···変身!」シャキーン
戦士B「自分らも加勢するぜ!」バクソウバイク!ガシャット!レベルアーップ!バクソウドクソウゲキソウボウソウバクソウバイク!!
剣士「変身!」ソイヤッマツボックリアームズイチゲキインザシャドウ
魔法使い「変身」チェンジ ナウ
ゲノムス「こちらも俺1人だと思うなよ···」
ゾロゾロ···
蜘蛛男「くくく···」
サイタンク「ブァウー!勇者!今度こそ貴様を倒す!!」
さらに>>66、>>67、>>68怪人登場
ピラザウルス
ホッパードーパント
コックローチドーパント
龍騎「行くぞ!」
レーザー「待て!自分に乗れ!」
龍騎「な、なんだお前···バイクになってるぞ」
レーザー「そういうライダーなんだいいから乗れ名人!」
龍騎「わかった、乗ってやるよ」ドサッ
レーザー「飛ばすぜ!」
コックローチドーパント「らぁぁぁ!!!」カサカサ···
ホッパードーパント「とりゃああ!!」ドスッ
ピラザウルス「ふははは!喰らうがいい!ウルトラパンチ!」
影松「うわああああ!!!」ドゴォーン
メイジ「くっ···!」
龍騎「させるか!」ガシャット!キメワザ!バクソウクリティカルストライク!!
コックローチドーパント「むっ!?」カサカサ
ホッパードーパント「ぐわああああ!」ドゴォーン
メイジ「すまない···」
龍騎「いいんだ、それより剣士の手当てを」
メイジ「わかった」
サイタンク「くらえぃ勇者ピラザウルスとの合体技だ!」ドドドド
ピラザウルス「どりゃあああ!!!」
ゲノムス「隙だらけなんだよ!」ドォン
龍騎「しまっ!?ぐわああああ!?」ドォン
レーザー「うわあああああ!!」ガッシューン
僧侶「(このままではまずい···)女騎士さん!このベルトを!!」ブン
女騎士「え、きゃっ!?」ガシッ
女騎士「このベルトは···」
>>73女騎士が手にしたベルトとは?
イクサベルト
女騎士「こ···これは····」ガシャッ
僧侶「全く···ベルトを渡してしまうなんて···あなた達もバカですね」
女騎士「感覚で理解できた···こうやって使うのか!」ピロン レディ フィストオン
イクサ「怪人共!その命···神に還しなさい」コノセカイーニ ヤーミガアレーバ
蜘蛛男「なぁんだお前は?」ヒーカリトイーウ ワーナヲシカーケテー
イクサ「てやぁっ!!」ドォーン
蜘蛛男「ぬおぉぉ!?クッ···」
龍騎「うっく···む?このカードは···」サバイブレッカ
>>76「そのカードを渡したのは私···受け取るがいい」
龍騎「お前は···!?」
シャドームーン
龍騎「お前はあの時の···!?」
シャドームーン「我が名はシャドームーン。覚えておくがいい」
龍騎「お前···魔王の手先じゃなかったのか!?」
龍騎「それにこのカードは···」
シャドームーン「そのカードはサバイブ烈火」ガシャン...ガシャン...
龍騎「待て!どこに行く!お前は何者なんだ!?」シュゥン
シャドームーン「今変化したソイツにアドベントカードをセットしてみろ···」ガシャン...ガシャン...
ピラザウルス「貴様!待て!」バッ
シャドームーン「フンッ!!」ズザシュ
ピラザウルス「ぐおぉ···なんだ、と····」シュゥゥゥゥ...
ピラザウルス「ぐわあああああああああ!!!」ドガーン
龍騎「相変わらず強い···奴は敵なのか?それとも」
サイタンク「隙ありぃ!!」ズオッ
G4「勇者様危ない!」ドンッ
龍騎「ぬおっ!?」
G4「ふん!」ガシッ
サイタンク「ば、ばかな···この俺様の突進を防ぐだと···」ググ...
龍騎「迷ってる暇はないな···先程ドラグバイザーが変化していたな」ドラグバイザーツバイ
龍騎「これにアドベントカードか···」シュゥン サバイブ シャキィーン
龍騎サバイブ「これは···姿が変化している」
コックローチドーパント「·····」カサカサ...
龍騎サバイブ「うおりゃっ!!」ヴォウ
コックローチドーパント「ぎゃあああああ!?」ヴォォォォォウ
G4「つ、強い...」ブン
サイタンク「ぬおおおお!?」ドゴォン
龍騎サバイブ「とどめだ!」シュゥン ソードベント
龍騎サバイブ「おりゃああああっ!!!」ザン
コックローチドーパント「ぐおおおおおお!!!」ドゴォン
G4「えい」ズドン
サイタンク「ぬわあああああ!!?」ドゴォン
イクサ「これで終わりだ!」イクサカリバー ライズアップ
蜘蛛男「ぐあああああああ!!!」ズオオォォォン
ゲノムス「チッ、これではこちらが不利か···覚えてろ」シュゥン
龍騎サバイブ「最後の1人には逃げられたか」シャキーン
G4「ゆ、勇者様!なんですかそれ!超カッコよかったじゃないですか!」キラキラ
戦士B「あぁ、自分らも口開けて見てたぞ。なぁ?」
魔法使い「そうだな、とても驚いた」
剣士「あぁ···」
ワー ワー
女騎士「あ、あのぅ」
女騎士「私は?」
翌日
勇者「さて、この町ともおさらばだ」
僧侶「本当にトラブルばっかですね」
女騎士「全くだ···」
勇者「トラブルばかりで悪いが···次が魔王城に着くまでの最大の難関になるかもしれん」
女騎士「えぇ!?」
勇者「多分だけどな。これから通る場所では王国軍と帝国軍の戦争が行われている」
女騎士「戦争...」
勇者「これは避けられない。気を引き締めていくぞ」
僧侶「おー!」
戦場
勇者「気を付けろ、正規の軍には勿論仮面ライダーが存在する」
勇者「その上帝国軍というのはかなり乱暴な人間が多いと聞く。中立勢力でも見境なく攻撃してくる必要がある」
僧侶「勇者様···」
勇者「なんだ」
僧侶「この近くの森にエルフの村がありますよ!?早く避難させないと帝国軍が!?」
女騎士「エルフの村なんて地図に載ってないぞ?」
僧侶「ここのエルフの村は地図には載っていない場所なんです!私はここに小さい頃来たことがあります!帝国軍の人達に見つかったら大変です!」
勇者「仕方ない、行くか」
エルフの村
キャアァァァ!! ウワァァァ!!! ダレカタスケテェェェ!!
帝国軍人A「くひひ···こいつは中々に綺麗だな、奴隷として売り飛ばせば···」
帝国軍人B「おぉ!頭いいなお前!だがその前に···」
エルフ娘「ひ···ひぃ、誰か、助けて···」
ドンッ
帝国軍人B「ぐわあああああああああ!!!?」ドゴォーン
帝国軍人A「Bィィィ!?どうした!?」
龍騎「一足遅かったようだ···」
G4「うおおおお私のエルフに手を出すなあああああ!!!」ズガガガ
軍人A「ぐわあああああ!!?」
イクサ「大丈夫か?」
エルフ娘「はっはい...」
イクサ「他のエルフにも早く手当てをしなくては···」
帝国軍隊長「王国軍か···邪魔をしおって。この力で捻り潰してやる」
龍騎「隊長クラスでライダーの力を···」
↓2 敵隊長が変身するライダーまたは怪人
隊長「変身」ソイヤッ メロンアームズ テンカゴメン
勇者「お前らは雑魚共の始末と村人の手当てを」シャキーン
G4「分かりました!」バコン
帝国軍人C「ぐえっ」ドサッ
イクサ「もう大丈夫だぞ」
幼女エルフ「ふぇぇ...こわかったよぉ...」
エルフ母「あ、あなたたちは一体!?」
イクサ「すまないが今はそんな事答えてる場合じゃないんだ」
斬月「はぁぁぁ!」ガキィン
龍騎「隊長だけあって並みの強さではないか」ガキィン
斬月「この俺をなめて貰っては困る」ググ
龍騎「はぁ!」ブン
斬月「何ッ!?」
龍騎「一気に終わらせる!」ファイナルベント
斬月「チッ!」
龍騎「おりゃあああああ!!」ドゴォン
龍騎「ふぅ···むっ?」
帝国軍人D「」チーン
龍騎「こ、こいつは...」
龍騎「隊長には逃げられたか...」
G4「勇者様!こっちは終わりました!」
女騎士「村人の手当ても完了した」シュゥゥン
龍騎「そうか...残念ながら隊長には逃げられたみたいだ」シャキーン
G4「そうですか···でも死人が出なかっただけ良かったです」
勇者「そうだな、お前らはエルフを戦場を抜けた先にある街に避難させろ」
G4「勇者様は?」
勇者「俺は帝国軍に喧嘩売ってくる」
女騎士「流石に1人で行くのは無茶だろう!?それに王国軍にもお前の命を狙っている者が···!」
勇者「喧嘩売るといっても隊長をぶっ飛ばすだけだから安心しろ」
女騎士「しかし···!」
G4「女騎士さん、行きましょう」
女騎士「お前まで···!」
勇者「それじゃあ次の街で合流だな」
G4「はい」
女騎士「勇者···!」
帝国軍本陣
隊長「···と、いうことであります」
帝国軍大将「なるほど···勇者を名乗る賊か···」
大将「仕方あるまい、例の力を持つ者を二人連れていくがいい」
隊長「はっ!適切な措置感謝致します!」ビシッ
戦場
勇者「さて···さっきの奴は恐らく大将に嘘の報告でもしに行ったんだろう」
勇者「帝国本陣に向かって歩いていればその内仲間を連れて襲ってくるだろうな。多分」
王国軍兵士「なんだお前は!?見たところ帝国軍でもなさそうだが···」
勇者「戦場カメラマンです」
兵士「カメラはどこに···?」
勇者「それが今爆風で落としてしまって···」
兵士「そ、そうなのか···?大変だな」
勇者「えぇ、だからこうして探しているのです」
隊長「見つけたぞ!」ズザシュ
兵士「ぐおぉ!?」ドサッ
勇者「早いじゃないか」
隊長「ふっ···今度は三対一だ、流石に敵うまい」
勇者「中々に卑怯じゃないか」
隊長「何とでも言え!ゆくぞ傭兵A!傭兵B!変身!」メロンアームズ テンカゴメン
↓2 傭兵Aが変身するライダーまたは怪人 ↓3 傭兵Bが変身するライダーまたは怪人
エラスモテリウムオルフェノク「グオオオオオオッ!!!」
勇者「うおっ!?でけぇっ!!」
ヒトデヒットラー「ヒットラー!!」
斬月「ふふふ···どうだ」
勇者「まさか連れが二人とも化け物だったとはな···(流石にキツイな···)」
勇者「だがやるしかねぇ!変身!!」シャキーン
龍騎「ハァッ!!」ソードベント
斬月「フンッ!」ガキィン ガキィン
ヒトデヒットラー「ふっははははは!後ろががら空きだぁぁぁ!!」ブンッ
龍騎「おらぁぁぁ!!!」グルン ガキィン
ヒトデヒットラー「むおぉっ!!?」ドスッ
斬月「ぬっ···らああああ!!」ブン
龍騎「ハァッ!!」ブン
エラスモテリウムオルフェノク「オオオオオッ!!!」グオン
龍騎「ぐああああっ!?」ドォーン
龍騎「チィ····ッ!!」サバイブ
龍騎サバイブ「おりゃああああ!!!」ボォウ
ヒトデヒットラー「グハッ!?むぅ···」ドン
斬月「中々粘るじゃないか···だが流石に勇者といえど、三人相手はキツイだろう?」
龍騎サバイブ「クソが···!」
斬月「フッ、ハハハハ!!我々に歯向かった罰だよ···死んでもらおう」メロンスパーキング!
斬月「ハァァァ!!」ズオオォン
ガキィン!!
龍騎サバイブ「!?」
斬月「むっ!?なんだ···!?弾かれただと?」
シュゥゥゥ···
↓2「·····」
斬月「貴様···何者だ!!」
既出のキャラでも新キャラでもいいです
龍騎サバイブ「あ、あの姿は···まさか···!」
先代勇者「おばあちゃんが言っていた···俺は天の道を往き、全てを司る男···」
先代勇者「先代、勇者だ···」
斬月「せ、先代の勇者だとぉ!?ま、まさか···奴は先代魔王を倒し、隠居していた筈では···」
先代勇者「勘違いしているようだが···天が呼ぶ限り、俺はどこにでも現れる」
斬月「戯れ言を!貴様が先代勇者な訳がない!!お前ら、やれ!!」
ヒトデヒットラー「ヒトデヒットラー!!」ブオッ
エラスモテリウムオルフェノク「オオオオオ!!!」
先代勇者「変身」ヘンシン
ヒトデヒットラー「ぬっ!?」ガキィン
カブト(マスクドフォーム)「ふん」グワッ ズドドドド
ヒトデヒットラー「ぬぅ!小癪な···」
斬月「ハァッ!!」ブン
エラスモテリウムオルフェノク「グオオオオオッ!!」ドォン
カブト「キャストオフ」キャストオフ
斬月「くっ!?ぐわっ!!」ズドン
エラスモテリウムオルフェノク「オオオオオ!!」
斬月「何···!?き、消えた···!?いや、潰されたと考えるのが妥当か···」
龍騎サバイブ「(あの姿、そしてあのライダーは···!間違いなく先代だ···!)」
斬月「ふ、ふはははは!残念だったな勇者!先代様とやらは死んでしまったぞ!!」
ヒトデヒットラー「ぐわああああああ!!?」ドゴォーン
斬月「!?」
斬月「よ、傭兵Bが死んだ···どういう事だ!?」
カブト(ライダーフォーム)「俺だ」シュゥゥゥン
斬月「ば、バカな!?」
龍騎サバイブ「せ、先代···」
カブト「どうやらお前が今の勇者な様だな」
カブト「こんな奴らに苦戦しているとは···呆れたな」
龍騎サバイブ「相手は全員そこらの魔物なんて比じゃない程の化け物で、三対一だろう!?」
カブト「···いいか、勇者ならばどれ程理不尽な戦いでも乗り越えなければならない」
カブト「俺は先代魔王を倒しに行く過程で、苦戦したことなど一度もない」
龍騎サバイブ「アンタがおかしいだけだろう!!それとも敵が弱かったのか!?」
カブト「お前は自分が最強だという自覚がないからそうなる」
カブト「よく見ておけ、本当の太陽の輝きがどんなものか···!」
斬月「くっ!さっきから馬鹿にしやがって···!ぶっ殺してやる!!」メロンオーレ
カブト「クロックアップ」クロックアップ
カブト「ふっ!はっ!ハァッ!」ドスドスドス
斬月「」ドスドスドス
カブト「······」ワン トゥー スリー
カブト「ライダー···キック!」ライダーキック
クロックオーバー
斬月「うわあああああああああ!!!」ドゴォーン
龍騎サバイブ「またもや一瞬で···!」
エラスモテリウムオルフェノク「オオオオオオオオオ!!!」ドォン ドォン
カブト「残りはお前がやってみろ」
龍騎サバイブ「チッ!言われなくても!!」シュートベント
エラスモテリウムオルフェノク「オオオオオオオオオ!?」ドォン ドォン
龍騎サバイブ「はぁぁぁぁ!!!」ファイナルベント
ドラグレッダー「ギャアアァァァ!!!」ガシャァン
龍騎サバイブ「おりゃああぁぁぁぁ!!!」ズドォン ズドォン
エラスモテリウムオルフェノク「オオオオオオオオオ!!?」ドォン ドォン
龍騎サバイブ「らぁぁぁぁ!!!」ブゥン ズゴォン
エラスモテリウムオルフェノク「オオオオオオオオオ!!!」ドゴォォン
龍騎サバイブ「はぁ···はぁ···」シャキーン
勇者「どうだ···これくらいは···」
シーン
勇者「い、いない?」
街
女騎士「勇者···遅いな」
僧侶「そうでもないですよ?まだそんなに···」
女騎士「どうしてお前はそこまで余裕ぶっこいていられるんだ!!」バン
女騎士「勇者の事が心配じゃないのか!?」
僧侶「···だって私、勇者様の事、信じてますから···」
僧侶「あの人なら必ず戻ってこられるって···」
女騎士「····むぅ」
勇者「ようお前ら、待たせたな」
僧侶「ゆ、勇者様!」バッ
女騎士「勇者!」ダキッ
勇者「抱き着くな、甲冑が当たって痛い」
女騎士「勇者!!本当に心配したんだぞ!?」
勇者「お前はお袋か···でもまぁ、正直今回のは危ないと思ったがな」
僧侶「そうなんですか?」
勇者「あぁ···一対三で、しかも相手はライダーに怪人に、巨大な灰色」
女騎士「やはり帝国は強力な手駒を数多く所持しているだけあるな···」
僧侶「しかし逆転勝ちしたと···流石勇者様です!」
勇者「いや、実は先代の勇者に助けられてな···」
女騎士「先代勇者だと!?確か先代は隠居して···」
勇者「それは本人曰くデマらしい、あの人と話したのは初めてだが···なんというか···」
勇者「嵐の様な変人だった」
僧侶「まぁ確かに、天才には変人が多いと聞きますからね···」
女騎士「私もあってみたかったな、先代勇者」
勇者「やめておけ、振り回されるだけだぞ···」
僧侶「それはともかく、勇者様。この街は魔王城までの折り返し地点です」
勇者「そうだな···ここを抜ければ敵はより一層強いものが待ち構えているだろう」
女騎士「あぁ、覚悟は既に出来ている」
勇者「よし、それじゃあ行くか」
帝国
帝王「なるほど、そやつはその賊にやられたと」
大将「はっ!申し訳ございませぬ、私という指揮官がいながら···!」
帝王「もうよい、下がれ」
大将「はっ!失礼致します」
帝王「(勇者を名乗る賊···恐らくそやつは本物の勇者だな···)」
帝王「(我は魔王から力を分けて貰っている身、魔王を倒されては困る)」
帝王「おい側近、賊の居場所を突き止め刺客を送れ」
帝王側近「了解致しました」
王国
参謀「側近はクーデターを企てていた裏切り者だ!捕らえろ!」
国王側近「離せ!ワシは何もやってない!裏切り者はソイツの方だ!!」
国王「まさかお主が···信頼しておったのに、残念じゃ···」
側近「国王様!違います!私はこいつにはめられたのです!私は何もしてない!」
参謀「側近を牢獄に連れていけ」
兵士「はっ!」ズルズル
側近「離せぇぇぇ!!!」ズルズル
参謀「まさか奴がクーデターを企てていたとは···しかし、これで国王様の安寧も保たれました」
国王「あぁ、それと我が娘の件じゃが···」
参謀「それならこの私めにお任せください、必ずや王女様を取り戻してご覧にいれます」
参謀「(最早王国は私の手の内···邪魔者は次々と消えていく····フフフ)」ニヤァ
すいません、王国=>>33の某国で脳内補完お願いします
今回はここまでとします
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