美咲｢うげぇ！！｣ｺﾞﾎｺﾞﾎ

美咲｢風邪をひいてしまった…｣

美咲｢明日はバンドの練習なのに……｣

美咲｢困ったから黒服に電話だ｣

美咲｢……もしもし？風邪をひいて明日休ませて欲しいんですが……｣

黒服｢了解しました。代理の者をこちらで用意します。｣

美咲｢よろしくお願いします｣

美咲｢よっしゃ明日はぐっすり休もう｣

美咲｢ふへへ…おやすみなさーい｣

黒服(♂)｢よっしゃああああああああ！！！ミッシェル代理は俺だ俺だ俺だ！！｣

黒服(♂)｢美咲ちゃんの匂いクンカクンカするんじゃあぁ＾～｣

黒服(♀)｢殺すぞ｣

黒服(♂)｢ﾌﾋﾋ……｣

黒服(♀)｢もう代理は用意できたから、消えて、どうぞ｣

黒服(♂)｢僕が…僕がやります！！！｣

たえ｢何故お前がここにいる｣

黒服(♂)｢僕は…ミッシェルパイロット！！碇黒服です！！！｣

たえ｢神経接続を全面カットだ｣

黒服(♀)｢君らなにしてんの？(ドン引き)｣

黒服(♂)｢いやぁおたえさんいつもありがとうございます｣

たえ｢私こそ、音楽しながら出来るバイトなんてそう無いから｣

黒服(♀)｢では、明日の15時からよろしくお願いします｣

たえ｢任せて下さい、喋らなくていいんですよね？｣

黒服(♀)｢はい、ジェスチャーとかで誤魔化して下さい｣

黒服(♂)｢たえさんがミッシェル入ったのていつが最後だったっけ？｣

たえ｢1週間くらい？｣

黒服(♂)｢美咲さんちょっと練習サボりすぎてんよ～｣

黒服(♀)｢まあ付き合ってくれてるだけ感謝ですよ｣

たえ｢ミッシェルだ～｣ﾓﾌﾓﾌ

たえ｢ふふふ……｣

黒服(♂)｢ほほ＾～｣

黒服(♀)｢死んで、どうぞ｣

黒服(♂)｢可愛い(可愛い)｣

～翌日～

こころ｢さあ！練習始めるわよー！！｣

薫｢儚い……履かない……ん？｣

はぐみ｢イントネーションが変わるだけで変態になるんだなって｣

花音｢か、薫さん……(ドン引き)｣

薫｢やれやれ……｣

こころ｢薫、女の子なんだからちゃんと下着は着るのよ？｣

薫｢履かない事によって生まれる開放感……あぁ、なんて儚い……｣

たえ｢…………｣

こころ｢さあ！ミッシェルも頑張るわよ！！｣

たえ｢｣ｸﾞｯ

～練習中～

たえ｢(あれ？私踊ってるだけじゃない？)｣

こころ｢～♪｣

薫｢ああ…プリンセスこころ…なんて美しい歌声なんだ……｣

花音｢……？(美咲ちゃん？)｣

はぐみ｢難しい！！でも気合いだ！！！｣

黒服(♂)｢いやぁ、こころ様は素敵ですなぁ｣

黒服(♀)｢私語厳禁です｣ﾄﾞｺﾞｽ

黒服(♂)｢そいつァ残像でさァ｣

黒服(♀)｢しね(直球)｣

薫｢おやおや…可愛いお方がそんな事を言ってはいけないよ？｣

黒服(♀)｢し、失礼しました！！///｣

黒服(♂)｢ええやんいけるやん！！｣

薫｢…………｣ｽｯ

黒服(♂)｢(目と目が合った瞬間目を逸らされた死にたい)｣

こころ｢うーん！今日はここまで！！｣

こころ｢お疲れ様ミッシェル！！｣ｷﾞｭｰ

たえ｢(！？)｣

たえ｢……｣ｷﾞｭｰ

たえ｢……｣ﾖｼﾖｼ

こころ｢えへへ……｣

花音｢ほああ＾～(見ているだけで)癒されます～｣

薫｢｣ﾆﾔﾆﾔ

はぐみ｢こころんばっかずるい！！はぐみも！！｣

たえ｢……｣ﾖｼﾖｼ

こころ｢それじゃ、皆送っていくわよ！｣

薫｢ああ…なんて優しい……儚い……｣

黒服(♂)｢こころ様、ミッシェルはお先に帰るようはので我々が｣

黒服(♀)｢山に帰るようなので｣

たえ｢ﾌﾞﾌｫｯｱｯwww｣

黒服(♂)｢ちょwwww｣

こころ｢分かったわ！｣

薫｢そうだ、今日は皆で歩いて出かけないかい？｣

花音｢どこへ行くんですか？｣

薫｢私の家……かな……｣ﾌｯ

はぐみ｢えぇ！？｣

こころ｢唐突ね！行きましょう！！｣

黒服(♀)｢お、お待ちください！！｣

黒服(♂)｢(参ったな…美咲さんだけ行かせないのは後々に問題が出そうだ……)｣

薫｢いいだろう…？子猫ちゃん……｣

黒服(♀)｢はい……///｣

黒服(♂)｢(ああああああああアカンアカンあかん)｣

黒服(♂)｢わ、分かりました。ではそこの黒服(♀)を同伴させても？｣

薫｢ああ、構わないよ｣

黒服(♂)｢では、私も？｣

こころ｢ダメ｣ｷﾞﾛﾘ

黒服(♂)｢すいません、冗談です(白目)｣ｼｮﾝﾍﾞﾝｼﾞｮﾊﾞｰ

黒服(♂)｢では私はミッシェルを送ってきます｣

……………………

～屋敷のどこか～

たえ｢山に帰るは酷いwww｣

黒服(♂)｢あいつ偶に天然ですからwww｣

黒服(♂)｢では、バイト代の10万円です｣

たえ｢うん、ありがとう｣

黒服(♂)｢それではお家までお送りしますよ｣

たえ｢お願いします｣ﾍﾟｺﾘ

～花園家～

黒服(♂)｢ほな、また今度｣

たえ｢ばいばーい｣

たえ母｢今の誰～？｣

たえ｢友達のお父さんだよ｣

たえ母｢あら～、逃走中の鬼みたいな人だったわね～｣

たえ｢なるほど……(真顔)｣

～車の中～

黒服(♂)｢あ、もしもし美咲さん？｣

美咲｢ｺﾞﾎｺﾞﾎ…なんでしょうか？｣

黒服(♂)｢お嬢様達が瀬田様のお家にお泊まりしに行くようなんですが、来れませんか？｣

美咲｢えぇ～ｺﾞﾎｺﾞﾎ…行きますよ｣

黒服(♂)｢ありがとうございます、今から迎えに行きますね｣

美咲｢はいはい｣

黒服(♂)｢やべえ警察だやべえ｣