【進撃SS】フェイ「行くよ、みんな!」ライナー「はい、戦士長!」 (4)

※最新巻までのネタバレ注意
原作最新巻まで読んである前提で書いています。


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パラディ島 境界線


ジーク「……みんな、準備はいいかい?」


ライナー「はい」

ベルトルト「いよいよこの日が来た…」

アニ「戦士長、号令を」


ライナー「戦士長!」

ベルトルト「戦士長!」

アニ「戦士長」


ジーク「…」





ジーク「…フェイ戦士長!」


フェイ「そんな戦士長戦士長呼ばないでよ、照れるなぁ//」エヘエヘ

ジーク「いや、照れるじゃなくて号令してくださいって」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491901929

フェイ「えー…我々は今、始祖の巨人奪還及び壁内人類殲滅作戦としてここまで来ていますが…」

ジーク「…」



フェイ「…ふふ…はは、あーはっはっは!」

ライナー「戦士長、歯にもやしが挟まっています」

フェイ「レディの歯を見てんじゃないわよ」

ジーク「そうだぞライナー、戦士長に土下座しろ」

ライナー「そこまで怒らなくても…」

フェイ「…私はずっとこの日を待ちわびていた。運よく生き残りその後長い年月をかけ目覚め…マーレの飼い犬を演じ続けてきた」


フェイ「そして遂に私は戦士に選ばれここまで来た!パラディ島まで来ちゃえばマーレ人は居ない!こっからはどうしようが私の自由って事だ!」

フェイ「みんな、マーレは嫌いか!!」

ライナー「嫌いです!」

ベルトルト「嫌いです!」

アニ「嫌いです」

ジーク「マーレ人もパラディ島に居るエルディア人も嫌いです!」

フェイ「よし、私についてこい!」

ジーク「…俺の糞親父もこのパラディ島に送られたんだよな。死んだか巨人になってうろついてるか運よく生き延びてるかは知らねえが…」

ジーク「グリシャの野郎生きてたら巨人になって踏み潰してやるかも知れん」

フェイ「こら、いくら可愛いジークでもそんなことしたら許さないよ。怒りも最もだけど、すぐ暴力使うのは駄目」

ジーク「…戦士長が言うなら仕方ない」

フェイ「私達の目的はあくまでもパラディ島のエルディア人と協力すること!そりゃ私達置いて島に逃げたような奴等に恨みもあるでしょうけど、今は抑えよう!」

ジーク「はっ、わかりました」

アニ「そんな平和主義な戦士長が好きです」

ライナー「しかし、戦士長…壁に到着した後はどうするんです?」

ベルトルト「そうだね…僕らの話を素直に聞き入れるとは思えない」

フェイ「そうなのよねえ、どうしよう」

ライナー「考えてなかったんかい!!」

フェイ「まあ、なるようになるでしょう。まずは壁まで行きましょう」

フェイ「では副長先頭頼みます。無知性を近付かせないようにお願いしてね!」

ジーク「お任せを」

フェイ「そしてライナー、アニは後方の守りベルトルトは私の巨人に乗せてあげるわ。超大型巨人で歩きたいならそれでもいいけど」

ベルトルト「いえ、乗せてください」

フェイ「では出発!」バッ


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