ブレイド&IS<インフィニット・ストラトス> 特別編 ブレイドVSブレイド (27)

この物語は、現在pixivで連載されているhanextuta原作『スーパーヒーローアルティメット戦記』が歴代平成仮面ライダーのハイパーバトルビデオシリーズをオリジナルにしたそのスペシャルをやります。
次は『ブレイド&IS<インフィニット・ストラトス>』の剣上和哉/仮面ライダーブレイド率いるチームブレイド(遠山 蓮/仮面ライダーギャレン、相澤 卓/仮面ライダーカリス、西本平治/仮面ライダーレンゲル)、
織斑一夏、ISヒロインズ(篠ノ之箒、セシリア・オルコット、凰 鈴音(ファン リンイン)、シャルロット・デュノア、ラウラ・ボーデヴィッヒ、更識楯無、更識 簪)、そして亡国機業(ファントム・タスク)のエム(M)/織斑マドカが、
『仮面ライダー剣(ブレイド) 超(ハイパー)バトルビデオ/DVD ブレイドVSブレイド』をオリジナルにした物語。


その名も『ブレイド&IS<インフィニット・ストラトス>特別編 ブレイドVSブレイド』です。どうぞ!


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OP

スーパーヒーローアルティメット戦記スペシャル5

ブレイド&IS<インフィニット・ストラトス>特別編 ブレイドVSブレイド

SS速報VIPでのオリキャラ

剣上和哉(偽者)/仮面ライダーブレイド(偽者)(イメージCV:福島潤)

トライアルEが化けた剣上の偽者で、オリジナルの『ブレイドVSブレイド』に登場する同じくトライアルEが化けた剣崎一真(偽者)と同じように赤いマフラーをしており、性格も一緒である。
だが、姿は似ているがなぜか本物とは違う声をしている。それに気づいた簪はあんなバカな勇者と同じような声だったのかと疑問に思ってしまった。
そしてブレイド(偽者)変身時にオリジナル同様に赤いマフラーに気付かれず、西本と遠山はうっかり本物の方を自らのラウザーでやってしまった・・・。

~ジャスティスナイト~

テーブルで簪はある本を読んでいた。それは白井虎太郎原作の『仮面ライダーという名の仮面』だった。

更識 簪
「『仮面ライダー。それはただの都市伝説ではなかった。私が目撃した衝撃の真実。』・・・。すごい・・・!何だか色々と分かりそう・・・!」

簪はそう言って牛乳を飲もうとしたら、剣上が現れた。しかも赤いマフラーをしていた。

更識 簪
「あれ?和哉、どうしたの?」

剣上は何かを探すため、沢山のテーブルをそれぞれ探した。

更識 簪
「あっ、何か探し物?私も手伝おうか?」

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「いや、いい・・・。」

そう言って剣上はメンバーのいる階段へと行った・・・。

更識 簪
「よかったー。こっそり借りたのがバレたわけじゃないんだ。」

何と剣上が持ってるはずのブレイバックルと♠A「CHANGE」が簪がこっそり借りていたのだ。そして簪はブレイバックルと♠A「CHANGE」のカードをテーブルの下から出し、上に置いた。

更識 簪
「(あれ?和哉ってあんなバカな勇者と同じような声してたっけ・・・?まぁ、いっか。)」

簪は今の剣上の声に気付き、違和感を覚えた。だが簪はそれは後にし、ノートパソコンを開き、キーボードを叩いた。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「・・・・・・。」

剣上は探しながらも階段を歩くも、その瞬間になぜか姿が変わる。しかもその姿は・・・トライアルEだったのだ。

一方、テーブルの方は沢山のオリジナルのブレイド達の写真が置いてあった。

更識 簪
「もっと強いカテゴリーAの力を借りて、人間は仮面ライダーに変身する。」



~仮面ライダーブレイド(剣崎一真)のこれまでの戦闘シーン~

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「だれでもライダーになれるわけじゃない。」

剣崎一真/仮面ライダーブレイド
「変身!」

『Turn Up』

「変身」の掛け声と共にブレイバックルのターンアップハンドルを引く事で「Turn Up」の電子音声と共に中心部のラウズリーダーが回転し、
ブレイドアーマーを分解した光のゲート・オリハルコンエレメントが装着者の前面に放出され、エレメントに通過する事で剣崎一真は仮面ライダーブレイドに変身する。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「エースのアンデッドとの融合係数という物が問題になるらしい。」


仮面ライダーブレイド
「ウェイッ!」

ディアーアンデッド
「アァッ!」

ブレイドはブレイラウザーでディアーアンデッドの右角を切り裂いた。

『KICK!』

ブレイドは1枚のカードをブレイラウザーのスラッシュリーダーにラウズする。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「仮面ライダーはアンデッドが封印されたカードの力で技を発動し、戦う。」

仮面ライダーブレイド
「ウェエエエエエエエエエイッ!」

ディアーアンデッド
「グッ・・・グアアアアアアッ!」

キックの能力で強化された脚力による一撃をディアーアンデッドに浴びせる。そしてディアーアンデッドはその一撃により、自爆する。


更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「キック、」

ラウズした♠5「KICK」のカードの絵のローカストアンデッドが本来の姿に戻り、ジャンプをした。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「サンダー、」

ラウズした♠6「THUNDER」のカードの絵のディアーアンデッドが本来の姿に戻り、頭部の角から雷撃が放つ。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「マッハ。」

ラウズした♠9「MACH」のカードの絵のジャガーアンデッドが本来の姿に戻り、高速移動で走る。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「3枚のカードによるブレイドの必殺技は、ライトニングソニック。」

仮面ライダーブレイド
「ウェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイッ!」

カプリコーンアンデッド
「ウッ・・・ウアッ!」

剣を地面に突き刺した後、衝撃波を発生させるほどの高速移動から跳躍し、電撃キックを喰らわせる技・ライトニングソニックでカプリコーンアンデッドに喰らわせて倒す。

それを喰らわれたカプリコーンアンデッドは自爆した。

~仮面ライダーギャレン(橘 朔也)のこれまでの戦闘シーン~

橘 朔也/仮面ライダーギャレン
「変身!」

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「橘 朔也が変身する仮面ライダーギャレン。」

『Turn Up』

「変身」の掛け声と共にギャレンバックルのターンアップハンドルを引く事で「Turn Up」の電子音声と共にラウズリーダーが回転し、
ギャレンアーマーを分解した光のゲート・オリハルコンエレメントが装着者の前面に放出され、エレメントに通過する事で橘 朔也は仮面ライダーギャレンに変身する。


『UPPER! FIRE!』

引き抜いた2枚のカードをギャレンラウザーのスラッシュリーダーにラウズする。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「人間がアンデッドを封印するために作った、ライダーシステム第一号である。」

仮面ライダーギャレン
「フアアッ!」

ゼブラアンデッド
「グオッ!」

上空から迫りくるゼブラアンデッドの腹部に炎のパワーを宿したアッパー攻撃を喰らわせて倒す。


『DROP!』

ラウズした♦5「DROP」のカードの絵のアンデッドが海からジャンプする。

『FIRE!』

ラウズした♦6「FIRE」のカードの絵のアンデッドが後ろから炎が燃え動く。

『GEMINI!』

ラウズした♦9「GEMINI」のカードの絵のアンデッドが二体に分裂した。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「ギャレンの必殺技・バーニングディバイド。」

『BURNING DIVIDE!』

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「ジェミニという分身のカードを使うのがポイント。」

仮面ライダーギャレン
「ハアアアアアアアアッ!」

ピーコックアンデッド
「グッ!」

ジェミニのカードの効果で2体に分身して相手を攪乱し、足に炎を纏うことで空中で回転した後に相手の頭部を踏みつけるように蹴り込む技・バーニングディバイドでピーコックアンデッドに喰らわせて倒す。

それを喰らわれたピーコックアンデッドは自爆する。

~仮面ライダーカリス(相川 始)のこれまでの戦闘シーン~

相川 始/仮面ライダーカリス
「変身。」

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「相川 始が変身する仮面ライダーカリス。」

『Change』

♥A「CHANGE」をカリスラウザーのバックル部分のラウザーユニットにラウズすることにより、「Change」の音声と共に相川 始は仮面ライダーカリスに変身する。


更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「仮面ライダーは、2枚以上のカードを同時にラウズすることでより強力な技を発動することができる。」

カリスは2枚のカードをスラッシュリーダーにラウズする。

『TORNADO! CHOP! SPINNING WAVE!』

シェルアンデッド
「ハアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

仮面ライダーカリス
「フッ!」

シャルアンデッド
「ウウッ、アアアアッ!」

そして竜巻に包まれながら、風の力を込めた鋭い手刀で切り裂く技・スピニングウェーブをシェルアンデッドの頭部に喰らわせて川に落とす。


『FLOAT!』

ラウズした♥4「FLOAT」のカードの絵のアンデッドが羽根で速く飛んでいる。

『DRILL!』

ラウズした♥5「DRILL」のカードの絵のアンデッドが角先のドリルを回転する。

『TORNADO!』

ラウズした♥6「TORNADO」のカードの絵のアンデッドが物凄い勢いで羽根から強い竜巻を起こす。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「カリスの必殺技・スピニングダンス。身体を高速回転させて、敵にドリルキックを浴びせる。」

センチピードアンデッド
「グッ!グワアッ!」

竜巻を纏って回転しながら空中に舞い上がり、自在に軌道を変化させながら錐揉みキックを繰り出す技・スピニングダンスでセンチピードアンデッドに喰らわせて倒す。

~仮面ライダーレンゲル(上城睦月)のこれまでの戦闘シーン~

上城睦月/仮面ライダーレンゲル
「変身!」

『Open Up』

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「上城睦月が変身する仮面ライダーレンゲル。」

「変身」の掛け声と共にレンゲルバックルのバックル部のミスリルゲートを開く事で、「Open Up」の音声と共にレンゲルクロスを分解した光のゲート・スピリチアエレメントを装着者の前面に放出、
エレメントが自動的に装着者を通過する事で上城睦月は仮面ライダーレンゲルに変身する。


『BLIZZARD!』

引き抜いた1枚のカードをスラッシュリーダーにラウズする。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「封印されているアンデッドが強ければ強いほど、カードのパワーも強くなる。」

レンゲルラウザーから放たれる猛吹雪がセンチピードアンデッドを氷漬けにした。


『BITE! BLIZZARD!』

引き抜いた2枚のカードをスラッシュリーダーにラウズする。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「レンゲルの必殺技・ブリザードクラッシュ。」

仮面ライダーレンゲル
「ウェアアアッ、ウヤッ!」

モールアンデッド
「アッ、ギヤアッ!」

吹雪に凍結させた相手に飛び込み、左右の足を使って鋏で断ち切るように粉砕する技・ブリザードクラッシュをモールアンデッドに喰らわせて倒す。

更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「猛吹雪で敵を凍らせて、凄まじいキックを喰らわせる。」

~アンデッドのこれまでの封印シーン~

レンゲルは1枚のプロパーブランクのカードをモールアンデッドに投げ、封印する。


更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「アンデッドは死なない。カードで封印する事でしか、その活動を止めることが出来ない。」


カリスは1枚のプロパーブランクのカードをオーキッドアンデッドに投げ、封印する。


ギャレンは1枚のプロパーブランクのカードをスパイダーアンデッドに投げ、封印する。


更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「封印前のカードはプロパーブランクと呼ばれる。」


ブレイドは解放されてる3枚のプロパーブランクのカードを再びローカストアンデッド、ディアーアンデッド、ジャガーアンデッドに投げ、封印する。


更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「すでにそのカテゴリーのアンデッドを封印してる場合は、何にでも使うコモンブランクを使う。」


レンゲルは1枚のコモンブランクのカードを凍りついたセンチピードアンデッドに投げる。


ブレイドは1枚のコモンブランクのカードをウルフアンデッドに投げ、封印する。そしてその封印したカードをブレイドは確認する。


更識 簪(ジャスティスナイトにて)
「上級アンデッドを封印したカードにより、ブレイドとギャレンはジャックフォームを手に入れ、さらにブレイドはキングフォームを手に入れた。」

~再びジャスティスナイト~

更識 簪
「なるほどね。考えてみたら、剣崎さん達の力が、和哉達や別々の世界の人達にも・・・。ん?」

階段の方から物凄い音がして、誰かが降りて来た。それは超振動戦乙女 ミリムにコスプレをしたかのように赤い超振動鎧を身に纏った箒だった。
しかもサイズは箒とぴったり合っており、ミリム同様に身に纏ったビキニアーマーは前側は布で覆われているが、面積がかなり小さく後ろ側はガラ空き。あと、羽の付いてある兜も被っている。

篠ノ之箒
「簪、和哉を見なかったか?」

更識 簪
「えっ?どうかしたの?」

篠ノ之箒
「私が超振動鎧を着ている途中にいきなり私の部屋に入って来たんだ。」

更識 簪
「箒の部屋に!?」

篠ノ之箒
「ああ。」

更識 簪
「それは命知らずな・・・。」

簪は箒の話を聞いて、物凄く驚き、横に振り向きながらそう言う。すると・・・。

篠ノ之箒
「フンッ!」

更識 簪
「イテッ!」

箒はイラッと来て、簪に『超振動シールド』をぶつけた。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「ただいまー。」

織斑一夏
「ただいまー。」

更識 簪
「ん?」

剣上と一夏が帰ってきた・・・。あれ?

更識 簪
「あっ、和哉!一夏!」

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「ん?」

織斑一夏
「どうした?」

簪は泣きながら剣上と一夏の所に行く。

更識 簪
「和哉・・・。私はオリジナル同様にあなたをヒーローとして語り伝えようとしていたのに・・・。ううっ・・・。」

織斑一夏
「お、おい、簪、大丈夫か?」

簪が泣きながら落ち込んでしまい、一夏はそれを見て簪の背中を撫でる。

篠ノ之箒
「・・・・・・。」

箒は物凄く怒る表情で剣上を睨む。それを見た剣上は呆れる。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「何だよ、睨むことねえだろ、そんな格好しといて。それより簪、俺のブレイバックル、また勝手に持ってたろ?借りるなら俺に許可してからにしとけよ。」

更識 簪
「あっ、それはごめん・・・。」

剣上はブレイバックルを取り戻し、簪を注意した。簪は泣きながら納得した。さらに剣上はテーブルに置いてあったオリジナルのブレイド達の写真を発見。その一枚の写真を持ち、見始める。

篠ノ之箒
「おい、和哉。いくら探し物って言ってもだな・・・!?」

箒は剣上と話してる時に誰かが現れたのを見た。それは赤いマフラーをしたもう1人の剣上だった。

篠ノ之箒
「和哉が2人・・・!?」

一夏&簪
「「・・・?うわ!?」」

箒の発言を聞こえ、一夏と簪は剣上がもう1人いたのを見て驚く。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「?・・・!」

もう1人の剣上和哉
「・・・。(ニヤッ)」

剣上も後ろに振り向き、自分がもう一人いる事に気付く。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「お前・・・何者だ!?」

その時、もう1人の剣上は左手で出し、そこから放電が流す。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「うっ!?」

篠ノ之箒
「っ!?」

一夏&簪
「「うわっ!?」」

放電が剣上が持つブレイバックルと♠Aのカードに浴びせる。そして放電が消えると・・・。

剣上&一夏&箒&簪
「「「「・・・!?」」」」

何ともう1人の剣上の手にもう一つのブレイバックルと♠Aのカードがあった。

もう一人の剣上和哉
「フッ・・・。(ニヤッ)」

もう一つのブレイバックルと♠Aのカードを手にしたもう1人の剣上がニヤリと笑う。

織斑一夏
「ブレイバックルが・・・!?」

更識 簪
「一つ増えた・・・!?」

篠ノ之箒
「ブレイバックルをコピーしたというのか・・・!?」

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「そんな・・・!」

もう一人の剣上和哉
「・・・・・・。」

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「っ!待て!」

もう一人の剣上はそのままジャスティスナイトから出て行った。剣上はもう一人の剣上を追いかける。

織斑一夏
「何がどうなってんだ・・・!?」

篠ノ之箒
「分からん・・・。だが誰かが和哉に化けているのは確かだ。」

織斑一夏
「とにかく俺達も行こう!」

篠ノ之箒
「ああ、そうだな!簪、遠山達やセシリア達にも連絡を!」

更識 簪
「分かった!」

そして一夏、箒、簪はジャスティスナイトから出て、剣上の所へと走る。

~埼玉スタジアム2002~

一方、剣上はもう1人の剣上の所へ追いかける途中で見失い、周りを警戒する。するとバイクの音が・・・。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「!?」

剣上はそのバイクの音に気付き、後ろへ振り向くと、もう1人の剣上がブルースペイダーを起動しながら剣上に向かって突進してくる。

剣上はそれを避け、もう1人の剣上はブルースペイダーを止める。しかも、もう1人の剣上にはすでにブレイバックルが装着されていた。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「お前は一体!?」

もう1人の剣上和哉
「・・・変身。」

もう1人の剣上は「変身」の掛け声をし、再びブルースペイダーを起動する。

『Turn Up』

「変身」の掛け声と共にターンアップハンドルを引く事で、「Turn Up」の電子音声と共に中心部のラウズリーダーが回転し、
ブレイドアーマーが分解した光のゲート・オリハルコンエレメントは出ず、全身が光った事で仮面ライダーブレイド(偽者)に変身する。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「くっ!」

剣上はブレイド(偽者)のブルースペイダーがまた突進してくるため、横に避けた。そしてブレイド(偽者)はブルースペイダーを走りながらジャンプする。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「くっ!」

剣上はジャンプしたブルースペイダーから下に避ける。そしてまたしてもブレイド(偽者)はブルースペイダーを走りながらジャンプ。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「うわっ!」

剣上はそれに避けられず衝突する。そしてブレイド(偽者)はブルースペイダーを止めてそのまま降りた。

仮面ライダーブレイド(偽者)
「・・・・・・。」

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「こうなった以上、倒すしかないな・・・!」

剣上は衝突しながらも、必死で立ち上がる。

剣上はブレイバックルを取り出し、♠A「CHANGE」のカードをブレイバックル中心部のラウズリーダーに装填する事でバックルからカード状のベルト・シャッフルラップが自動的に伸長しバックルが装着される。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「変身!」

『Turn Up』

「変身」の掛け声と共にターンアップハンドルを引く事で「Turn Up」の電子音声と共にリーダーが回転し、
ブレイドアーマーを分解した光のゲート・オリハルコンエレメントが装着者の前面に放出され、エレメントに通過する事で仮面ライダーブレイド(本物)に変身する。

仮面ライダーブレイド(本物)
「ハアアアアアッ、ハアッ!フンッ!ハアッ!ハアッ!」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「フンッ!ハッ!ハッ!」

2人のブレイドが同時にブレイラウザーを使い、剣戟戦が始まってしまった。

仮面ライダーブレイド(偽者)
「フンッ!」

仮面ライダーブレイド(本物)
「グッ!ハアッ!」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「グッ!」

ブレイド(偽者)が上からブレイラウザーでやろうとするも、ブレイド(本物)がブレイラウザーで阻止し、ブレイド(偽者)の腹部にキックする。

そしてブレイド(本物)はブレイラウザーのオープントレイを展開し、円形状のトレイには複数枚のカードの内の1枚を引き抜くとスラッシュリーダーにラウズする。

『BEAT!』

さらにブレイド(偽者)もブレイラウザーのオープントレイを展開し、円形状のトレイには複数枚のカードの内の1枚を引き抜くとスラッシュリーダーにラウズする。

『METAL!』

仮面ライダーブレイド(本物)
「ハアアアアアッ、ハアッ!」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「フンッ!」

仮面ライダーブレイド(本物)
「ウワッ!」

ブレイド(本物)のビートの能力で強化された腕力による一撃をブレイド(偽者)に喰らわせるが、ブレイド(偽者)のメタルの能力で一時的に体を鋼鉄化させて腕力により一撃は跳ね返された。

さらにブレイド(偽者)はブレイラウザーから1枚のカードを引き抜くとスラッシュリーダーにラウズする。

『TACKLE!』

仮面ライダーブレイド(本物)
「クッ・・・!」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「ハアアアアアッ・・・フンッ!」

仮面ライダーブレイド(本物)
「ウワッ!」

タックルの能力でブレイド(偽者)は強烈な突進攻撃をブレイド(本物)に喰らわせ、吹っ飛ばすことで別の場所に落とさせる。

篠ノ之箒
「あっ、いた!あそこだ!」

その場所に遠山、西本、セシリア、鈴、シャル、ラウラ、楯無と合流した一夏、箒、簪がいた。しかし箒はまだ超振動鎧を身に纏ったままだった。

箒が指を指した所を、遠山と西本、そしてセシリア達は見た。なんとブレイドが二人いる事に驚く。

凰 鈴音(ファン リンイン)
「ちょっと、何がどうなってんのよ!?」

シャルロット・デュノア
「和哉が2人・・・!?」

ラウラ・ボーデヴィッヒ
「一夏、箒、簪、これは一体・・・!?」

更識 簪
「私達も正直、和哉が2人いるのを見て凄くびっくりした。おそらく何者かが和哉に化けたというのは否定できない。」

セシリア・オルコット
「そういえば、オリジナルではトライアルEが剣崎一真さんに化けたというのを白凰さんから聞いた事がありますわ。」

更識楯無
「ということは、剣上君に化けたのも間違いなくトライアルEってわけね。」

篠ノ之箒
「はい。そうとしか思えません。」

織斑一夏
「でもどっちが本物で、どっちが偽者かが分からなくて・・・。」

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「・・・・・・。」

一夏たちがこう話している途中に遠山は2人のブレイドを黙って見ている。

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「いや、僕には分かった。」

織斑一夏
「えっ?うおっ!?」

西本はそう言ってレンゲルラウザーを取り出し、2人のブレイドの所へ走った。

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「こっちが偽者だ!ダアアッ!」

仮面ライダーブレイド(本物)
「イテッ!イテテテテッ・・・。」

西本は偽者のつもりが本物のブレイドの方にレンゲルラウザーで叩いてしまう。

仮面ライダーブレイド(本物)
「西本!何すんだ!うわっ!ハアッ!」

ブレイド(本物)が西本を怒鳴り、ブレイド(偽者)に突進され、反撃する。

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「えっ?本物!?ごめん、和哉・・・。申し訳ない・・・。」

西本は本物のブレイドをやってしまった事に気づき、レンゲルラウザーを捨てて、フラフラしたまま、一夏達の元へと歩いた。

仮面ライダーブレイド(本物)
「ハアッ!フンッ!ハアッ!」

ブレイド(本物)はブレイド(偽者)に何度もブレイラウザーで振り回すが、避けられる。

シャルロット・デュノア
「あっ、平治!」

凰 鈴音(ファン リンイン)
「ちょっと大丈夫!?」

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「ごめん・・・。正直僕は適当に考えすぎちゃって・・・。」

凰 鈴音(ファン リンイン)
「あんたね・・・。」

西本がこんな落ち込み方をしてるのを鈴はツッコむしかなかった・・・。

ラウラ・ボーデヴィッヒ
「これではどっちの和哉が本物なのか分からんな・・・。」

セシリア・オルコット
「どうすれば・・・。」

ラウラとセシリアにも、どちらのブレイドが本物なのか困惑してしまう・・・。

更識楯無
「簪ちゃん、偽者の方は何かおかしい所とかない?」

更識 簪
「そういえば、偽者の方は声が違ってた。」

簪は偽者の剣上の声を聞いたのを思い出した。

凰 鈴音(ファン リンイン)
「声が違ってた?」

シャルロット・デュノア
「どんな声だった?」

更識 簪
「何かこう、別の作品の主人公のバカな勇者と同じ声だった。」

篠ノ之箒
「簪、多分それは証拠にはならないと思うぞ・・・。」

更識 簪
「そうだよね・・・。」

更識楯無
「ドンマイ、簪ちゃん・・・。」

箒の発言に、簪は落ち込んでしまった。そして姉である楯無が簪の頭をなでる。

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「いや、俺は分かったぜ。」

一夏・箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・西本
「「「「「「「「「えっ?」」」」」」」」」

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「オリジナルのギャレンとブレイドである橘 朔也と剣崎一真は長い付き合いだったらしいからな。だから、どっちの剣上君が本物かもよーく分かる。」

遠山はどちらかのブレイドが本物か偽者かをずーっと見て分かったようだ。そして遠山は再び2人のブレイドを見る。

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「偽者はあいつだ!」

遠山はギャレンラウザーを取り出し、向けた先は・・・本物のブレイド。遠山はそのまま本物のブレイドにどんどん撃ち出す。

仮面ライダーブレイド(本物)
「タッ!イテッ!イテテテテッ!痛い・・・いったい・・・。」

ブレイド(本物)の臀部に当たった。すると遠山はギャレンラウザーの銃口に口を吹いた。

仮面ライダーブレイド(本物)
「遠山!てめぇ、俺にケンカ売ってんのか!?イテテッ・・・。ウオッ!」

ブレイド(本物)はそう言って立ち上がるが、ブレイド(偽者)にブレイラウザーで突進され、別の場所へと去ってしまう。

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「・・・ウソだろ!?」

凰 鈴音(ファン リンイン)
「あんたも間違ってんじゃないわよ。」

遠山は鈴にツッコまれ、落ち込んでしまう。そして一夏達と西本は落ち込んでいる遠山を連れ込んで、2人のブレイドの所へと走る。

仮面ライダーブレイド(本物)
「グウッ・・・ハアッ!」

2人のブレイドは埼玉スタジアム2002の入り口がある場所に移動し、戦っている。一夏達と遠山と西本もそこについた。

更識楯無
「難しくなってきたわね、両方の剣上君。」

織斑一夏
「はい。全くです。」


「いや、そうでもない。」

一夏・箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・西本
「「「「「「「「「「?」」」」」」」」」」

何者かの声がした。なんとそれは相澤だった。

織斑一夏
「相澤!」

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「卓!」

凰 鈴音(ファン リンイン)
「あんた一体どこ行ってたのよ?」

相澤 卓/仮面ライダーカリス
「ちょっと助っ人を連れて来てな。」

シャルロット・デュノア
「助っ人?」

そう言って相澤の後から誰かが来た。それは亡国機業(ファントム・タスク)のM(織斑マドカ)だったのだ。彼女は2人のブレイドを見ている。

ラウラ・ボーデヴィッヒ
「お前は・・・M!?」

篠ノ之箒
「おい、相澤!何で奴を連れてきた?奴はファントム・タスクの1人だ、天王寺とも手を組んでるんだぞ。」

Mを見た箒達と遠山と西本は、彼女を警戒した。

相澤 卓/仮面ライダーカリス
「だからこそだ。」

篠ノ之箒
「えっ?」

相澤 卓/仮面ライダーカリス
「俺は剣上が2人というのがいつかこうなるんじゃないと思った。だからどっちが本物かを分かる奴を探していたんだ。それでこいつしかいないと思って連れてきた。」

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「そうは言っても、こいつは・・・。」

織斑一夏
「いや、問題ないよ。」

箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・遠山・西本
「「「「「「「「はあっ!?」」」」」」」」

一夏の発言に箒達と遠山と西本は驚き、Mは一夏の方を見た。

セシリア・オルコット
「一夏さん、いいのですか!?」

凰 鈴音(ファン リンイン)
「そうよ一夏!こいつはあんたを殺そうとしてたのよ!」

織斑一夏
「確かに俺を殺そうとしたのは確かだ。でもな、例えそうだとしても今剣上が2人になった以上、彼女に手助けが必要だってわかった。だから・・・。」

更識楯無
「一夏君がそういうなら、断れないわね。」

一夏の発言に楯無は納得した。他のみんなは不安だが・・・。

篠ノ之箒
「みんな、一夏だってこう言ってるんだ。信じてみた方が手っ取り早いしな。」

セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・遠山・西本
「「「「「「「・・・そうね(だな)(だね)(ですわね)」」」」」」」

箒の一夏と楯無への賛成により、遠山と西本とセシリア達も納得し、Mは再び2人のブレイドを見た。

M/織斑マドカ
「ブレイドが2人?」

ラウラ・ボーデヴィッヒ
「どっちが本物か分かるか?」

ラウラがそう言い、Mはラウラの方を見て、次に再び2人のブレイドの方を見た。

仮面ライダーブレイド(本物)
「ハアッ!フンッ!ハッ!」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「グッ・・・。」

2人のブレイドはブレイラウザーでの剣戟戦をしている。するとMは・・・。

M/織斑マドカ
「フッ・・・簡単な事だ。」

一夏・箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・相澤・西本
「「「「「「「「「「「・・・!?」」」」」」」」」」」

Mは笑いながら、分かったようだ。そして2人のブレイドを見ながら・・・。

M/織斑マドカ
「ブレイド。」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「ん?」

仮面ライダーブレイド(本物)
「ん?」

Mが2人のブレイドを呼び、2人のブレイドは呼ばれ、Mの方を見た。

M/織斑マドカ
「右が本物だ。」

一夏・箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・相澤・西本
「「「「「「「「「「「・・・!」」」」」」」」」」」

Mがそう言って、一夏達と遠山達はブレイド(本物)の方を見た。

仮面ライダーブレイド(偽者)
「フンッ!」

仮面ライダーブレイド(本物)
「クッ・・・。」

ブレイド(偽者)はブレイド(本物)のブレイラウザーを退かし、腹部にキックをする。そしてMは去って行った。

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「蓮!」

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「おう!剣上君、これを使え!」

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「和哉!」

遠山は♦9「GEMINI」、西本は♣10「REMOTE」のそれぞれのカードをブレイド(本物)に投げ渡し、ブレイド(本物)はそれを受け取った。

仮面ライダーブレイド(本物)
「おっ!これは・・・!」

そしてブレイド(偽者)がブレイラウザーから2枚のカードを引き抜くのを見て、ブレイド(本物)は♣10「REMOTE」のカードをブレイラウザーのスラッシュリーダーにラウズする。

『REMOTE!』

リモートの効果で♠5「KICK」のカードの絵のローカストアンデッド、♠6「THUNDER」のカードの絵のディアーアンデッドが本来の姿に戻り、カードから解放する。

仮面ライダーブレイド(偽者)
「ッ!?」

ディアーアンデッド
「フンッ!」

ローカストアンデッド
「ハアッ!」

2体のアンデッドはブレイド(偽者)を襲う。パンチなどの技で決めるが、ブレイド(偽者)にキックなどされてしまう。そしてローカストアンデッドがブレイド(偽者)の体を掴んだ。

その隙にブレイド(本物)は♦9「GEMINI」のカードをブレイラウザーのスラッシュリーダーにラウズする。

『GEMINI!』

ラウズした♦9「GEMINI」のカードの絵のアンデッドが二体に分身した。そしてそのジェミニの効果でブレイドは1体から2体に分身した。

2体に分身したブレイドはそれぞれ左腕のアームズシェルに標準装備されているラウズアブゾーバーから♠Q「ABSORB」ともう1枚のカードを取り出し、♠Q「ABSORB」を中央部のインサート・リーダーに装填する。

「「ABSORB QUEEN」」

(♪~『ELEMENTS』)

電子音声と共にアブゾーバーが起動し、さらに♠J「FUSION」のカードを中央部のインサート・リーダーにラウズする。

「FUSION JUCK」

電子音声と共にアブゾーバーが起動し、さらに♠K「EVOLUTION」のカードを中央部のインサート・リーダーにラウズする。

「EVOLUTION KING」

電子音声と共にブレイド(1人目)はジャックフォームへと姿が変わる。

電子音声と共にブレイド(2人目)はスペードスートに属する全てのアンデッドと同時に融合した姿・キングフォームへと姿が変わる。

更識 簪(語り)
「Q(クイーン)のカードでラウズアブゾーバーが起動し、J(ジャック)をラウズすることで、ブレイドはジャンクフォームへと強化変身する!
そして、K(キング)のカードは、13体ものスペードスートのアンデッドと融合したキングフォームを生み出すのだ!」

こうしてジャックフォームとキングフォーム、2体のブレイドの強化変身した姿が揃った。

一夏・箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・相澤・西本
「「「「「「「「「「「・・・!」」」」」」」」」」」

シャルロット・デュノア
「ジャックフォームとキングフォームが・・・。」

更識 簪
「揃った・・・!」

一夏達と遠山達も驚きが隠せなかった・・・。するとブレイド(偽者)を襲っていたディアーアンデッドとローカストアンデッドは一夏達と遠山達の所へと行く。

一夏・箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・相澤・西本
「「「「「「「「「「「っ!」」」」」」」」」」」

セシリア・オルコット
「こっちに来ますわ!」

一夏達と遠山達はそれに気づき警戒するが、すると・・・。

篠ノ之箒
「インフィニット・スラッシャー!はあっ!」

ディアーアンデッド
「グオッ!」

ローカストアンデッド
「グアッ!」

超振動鎧を装備したままである箒は、チェーンソー状の武器・超振動剣インフィニット・スラッシャーで2体のアンデッドを切り裂き、自爆させた。

一夏・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・相澤・西本
「「「「「「「「「「「おおっ!」」」」」」」」」」」

織斑一夏
「ナイス箒!」

凰 鈴音(ファン リンイン)
「それを身に纏った甲斐があるじゃない!」

篠ノ之箒
「そ、そうか?何か照れるな・・・。」

箒の技に一夏達と遠山達は拍手し、一夏と鈴の言葉を聞き、箒は照れてしまう。

篠ノ之箒
「和哉!あとは任せた!」

仮面ライダーブレイド ジャックフォーム&仮面ライダーブレイド キングフォーム
「「サンキュー、箒。」」

ジャックフォームとキングフォームの2人のブレイドはブレイド(偽者)の方へと顔を向く。

仮面ライダーブレイド(偽者)
「グッ・・・。」

ブレイド(偽者)はジャックフォームとキングフォームのブレイドを見て、大ピンチに陥れるような態度で苦戦する。

ブレイド ジャックフォームは強化型となったブレイラウザーのオープントレイを展開し、円形状のトレイには複数枚のカードの内の2枚を引き抜くとスラッシュリーダーにラウズする。

『THUNDER!』

ラウズした♠6「THUNDER」のカードの絵のアンデッドが頭部の角から雷撃が放つ。

『SLASH!』

ラウズした♠2「SLASH」のカードの絵のアンデッドが尻尾の剣を鋭く突き出す。

『LIGHTNING SLASH!』

背中に装備された翼・オリハルコンウイングを広げると空中に飛び上がる。

仮面ライダーブレイド(偽者)
「ハッ・・・!」

仮面ライダーブレイド ジャックフォーム
「ウェアアアアアアアアアアアア!ハアッ!」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「グオッ!」

そして電撃を纏い、切れ味を増した強化型ブレイラウザーで敵を両断する技・ライトニングスラッシュをブレイド(偽者)に喰らわせる。

仮面ライダーブレイド(偽者)
「クッ・・・アアッ・・・。」

ブレイド(偽者)は物凄い大ダメージを負ってしまう。

さらにブレイド キングフォームはすでに5枚のカードをキングラウザーに装填され、

『ROYAL STRAIGHT FLUSH!』

仮面ライダーブレイド(偽者)
「クッ・・・ウウウッ・・・!」

仮面ライダーブレイド キングフォーム
「ハアッ!」

仮面ライダーブレイド(偽者)
「グアアアッ!」

そして5枚のカードに宿る力をキングラウザーに乗せてラウズしたカードが眼前に出現したと同時に突進して一刀両断する技・ロイヤルストレートフラッシュをブレイド(偽者)に喰らわせる。

技を喰らったブレイド(偽者)は元のトライアルEに戻った。

トライアルE
「アアッ・・・アッ・・・ウアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

トライアルEはそのまま倒れ、自爆した。

こうしてブレイド(本物)によるジャックフォームとキングフォームの2体の協力によって、見事に勝利した。

凰 鈴音(ファン リンイン)
「やった!」

ラウラ・ボーデヴィッヒ
「よし!」

シャルロット・デュノア
「やったね!」

更識 簪
「うん!」

更識楯無
「さすが剣上君!」

セシリア・オルコット
「お見事ですわ!」

篠ノ之箒
「ああ!」

織斑一夏
「うん!」

一夏達が喜び、遠山達も微笑んだ。

そして分身した2体のブレイドは変身を解除し、1体に戻った。

織斑一夏
「和哉!」

箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪
「「「「「「和哉(和哉君)(和哉さん)!」」」」」」

更識楯無
「剣上君!」

一夏達は剣上の所へと駆けつける。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「一夏、箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラ、簪、楯無さん、ありがとうな。」

織斑一夏
「ああ。」

剣上は一夏達に感謝をした。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「お前らもありがとうな!」

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「おう!」

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「うん!」

相澤 卓/仮面ライダーカリス
「ああ。」

遠山達にも感謝した。ところが・・・。

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「やっぱり僕のリモートのおかげで勝てたからだね。」

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「いや、俺のジェミニのおかげでしょ?」

西本平治/仮面ライダーレンゲル
「いや僕のリモート・・・。」

遠山 蓮/仮面ライダーギャレン
「いや俺のジェミニさっき分身したじゃんか!」

遠山と西本は剣上に渡したカードの事で言い争い始める。

シャルロット・デュノア
「カードの事で言い争ってるよ・・・。」

ラウラ・ボーデヴィッヒ
「全くだ・・・。」

シャルとラウラは遠山と西本を見て、呆れていた。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「そういえば、Mは?」

織斑一夏
「あれ?言われてみれば・・・。」

剣上と一夏達はMを探すため、周りを見ている。だがすぐそこにMがおり、剣上と一夏達はMの所へと走った。

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「ちょっと待ってくれ!どうして俺が本物だって分かったんだ?」

M/織斑マドカ
「反応がワンテンポ遅れた方がお前だ。トライアルの方が人間より反応が速くて適格だからな。」

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
「あっ、なるほど。ってまるで俺が鈍いみたいじゃねぇかよ!」

M/織斑マドカ
「違うのか?」

そしてMは静かに去る。

M/織斑マドカ
「私は人間を助けたりはしない。」

剣上はそれを聞いて笑顔となり、一夏達も笑顔となった。そして後ろの遠山と西本はまた言い争っており、相澤はそれを止めている・・・。

更識 簪(語り)
「こうして、今日は平和を守られたのである。」


~再びジャスティスナイト~

剣上・一夏・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・相澤・西本
「「「「「「「「「「「「ただいまー。」」」」」」」」」」」」

みんなはジャスティスナイトに帰ってくる。

セシリア・オルコット
「あっ、そうですわ!一夏さん、今ここ近くにおいしいケーキ屋さんがあるんですよ!一緒に行きませんか?」

織斑一夏
「えっ!?いや、実は・・・。」

凰 鈴音(ファン リンイン)
「ちょっと待ちなさいよ!これから私と一緒に横浜にデートする予定なのよ!」

シャルロット・デュノア
「僕だって一緒に幕張メッセに行くところだったんだよ!」

ラウラ・ボーデヴィッヒ
「いや、今日は私と広島に行くところだ!」

セシリア、鈴、シャル、ラウラが一夏でのこれからの事で言い争い、箒と剣上は呆れ、簪と楯無と遠山達は思わず笑ってしまう。


更識 簪(語り)
「だが、今ここにいる私達やその他の仲間達の物語は、さらに激しさを増していくのだ。悪の組織・ナイツオブダークネスを倒せ!頑張れ!仮面ライダーブレイド!」


そして剣上は右手に♠A~Kの13枚のカードを出す。

剣上・一夏・セシリア・鈴・シャル・ラウラ・簪・楯無・遠山・相澤・西本
「「「「「「「「「「「「バイバーイ!」」」」」」」」」」」」

剣上達と一夏達はキミに手を振ってお別れをする。



スーパーヒーローアルティメット戦記スペシャル5

ブレイド&IS<インフィニット・ストラトス> 特別編 ブレイドVSブレイド

THE END

キャスト

剣上和哉/仮面ライダーブレイド
福山 潤

遠山 蓮(仮面ライダーギャレンの変身者)
梶 裕貴

相澤 卓(仮面ライダーカリスの変身者)
吉野裕行

西本平治(仮面ライダーレンゲルの変身者)
沢城みゆき

織斑一夏
内山昴輝

篠ノ之箒
日笠陽子

セシリア・オルコット
ゆかな

凰 鈴音(ファン リンイン)
下田麻美

シャルロット・デュノア
花澤香菜

ラウラ・ボーデヴィッヒ
井上麻里奈

更識楯無
斎藤千和

更識 簪
三森すずこ

M/織斑マドカ
茅野愛衣


剣上和哉(偽者)/仮面ライダーブレイド(偽者)
福島 潤

hanextuta原作『スーパーヒーローアルティメット戦記』はPixivにて毎日連載中!ぜひ読んでください!

『スーパーヒーローアルティメット戦記』はこちら。→ http://www.pixiv.net/series.php?id=522477

『スーパーヒーローアルティメット戦記 THE MOVIE』はこちら。→ http://www.pixiv.net/series.php?id=530833

『スーパーヒーローアルティメット戦記 特別編』はこちら。→ http://www.pixiv.net/series.php?id=684197

『スーパーヒーローアルティメット戦記 番外編』はこちら。→ http://www.pixiv.net/series.php?id=530831


『ブレイド&IS<インフィニット・ストラトス>』はこちら。→ http://www.pixiv.net/series.php?id=362143

これで『ブレイド&IS<インフィニット・ストラトス>特別編 ブレイドVSブレイド』は終了です。次回もお楽しみに!

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