これは『ガールズ&パンツァー』と『ハイスクール・フリート』のクロスです。
西住みほが大洗ではなく横須賀女子海洋学校に転校するという話。
学園艦は存在します。
低地がほとんど沈んだ事で学園艦が建造されたみたいな感じで。
基本、台本形式。たまに地の文がはいるかも?
問題はみほの通称が来まらないこと。みっちゃんだと砲術員と被るんですよね
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ピピピピピピピ
みほ「――あ、んぅ」
ガソガソガソ
みほ「あ、そっか。もう家じゃないんだ!」
みほ(今日から私が通う学校は、横須賀女子海洋学校……)
みほ(神奈川県横須賀市にあるブルーマーメイドを育成する学校)
みほ(前の学校でちょっとあって一から学ぶため、一年生からやり直す事になった)
ドンッ
みほ「あ、ご、ごめんなさい」
?「ううん。私こそごめんなさい。猫見ててよそ見しちゃってて」
天真爛漫な少女とみほは、お互いに謝り、別れた。
真雪『学校長の宗谷真雪です』
学校長の話が終わると、所属する艦と組み分けが張り出される。
みほは自分の名前を探す。
みほ(私が乗る艦は……晴風か。とりあえず艦へ向かおう)
晴風に到着して集合する部屋へと向かった。
もう何名かは到着しており、知り合い同士で話し合いもしている
みほ「……」
みほ(友達、出来ると良いなぁ)
それからしばらくすると徐々にクラスメイト達が集まり、最後に指導教官が入室してきて挨拶をする。
みほ「猫?」
「あれ? 五十六」
「ネ、コ」
「可愛い~」
「うわぁ、ま、またぁ。お前がっ、……いえ、艦長が連れてきたんですか?」
「勝手に乗り込んだみたい」
カンカンカン
「ああ、出港準備しないとっ」
明乃「改めまして、艦長の岬明乃です。よろしくね」
ましろ「副長の宗谷ましろだ」
幸子「私は書記の納沙幸子です」
みほ「えっと、戦術長の西住みほ、です」
芽依「水雷長の西崎芽依よ」
鈴「すみません~。遅れましたっ。わ、私は航海長の知床鈴です。えっと、貴方は?」
明乃「砲術委員の立石志摩さん。だよね」
志摩「ぅぃ」
明乃「それじゃあ皆定位置について。出港準備!」
みほ(ここから、新しい学校生活が始まるんだ……)
出発してからしばらく経つと、エンジントラブルにより春風は一時停止することになった
ましろ「機関長。修理にはどれぐらいかかる」
麻侖『2時間でなんとか動かしてみせるってんだ』
ましろ「よろしく頼む」
ましろ「はぁ。出港早々にエンジントラブルとは。ついてない」
明乃「八木さんに通信して貰って遅れることになるって教官に」
幸子「分かりました」
ましろ「そういえば戦術長、砲術長、水雷長は?」
明乃「あ、シロちゃんが席を外している間に、エンジントラブルで不安になったからって、念のため砲手とかが正常に動くか確認しに行ったよ」
ましろ「……艦長。シロちゃんではなく、副長やましろと呼んで下さい」
明乃「あははは。気を付けます」
みほ「晴風は自動化されているとはいえ、最後は動かすのは人だから。チェックはしておかないと」
志摩「ぅぃ」
みほ「それじゃあ、志摩さんは砲術科のみんなとチェックをお願いするね」
みほ「終わったら艦長か副長に報告して」
志摩「……ぅ、うぃ」
みほ(あ、そっか、志摩さんは人見知りするタイプ。わ、私も人の事は言えないけど……。どうしよう)
芽依「あ、じゃあ、タマは私と一緒に行こうか」
志摩「ぅぃ」
みほ(砲術科と水雷科が仲良くする事は良いことだよね)
芽依「みほはどうする?」
みほ「……異常確認は2人にお願いしようかな。ちょっとしておきたいことが残ってるから」
芽依「分かった。じゃ、また後で」
みほ「うん」
志摩「ぅぃ」
みほ「……はぁ」
みほ(する事はないんだけどね。今のところは)
みほ(人付き合いに、私、臆病になってる……)
みほ(だからこそ、先生がこの学校を進めてくれたんだけど)
みほ「結局、お姉ちゃんにも、エリカさんにも、赤星さんにも、お別れ、言えなかったな……」
みほ(エリカさんとは、最後、ダメだったけど)
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