時雨「雨はいつかやむさ」提督「今やまなきゃいみがねえんだよおおおお!!」 (50)

流石に前回が汚すぎたためう○こネタは封印する。
艦これSSは数あれどう○こカレーを霧島に食わせたのはあれだけだろう



悲惨な前回たち
龍驤が巨乳になるやつ
?「力が欲しいか?」 龍驤「力なんかいらへん!」 - SSまとめ速報
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すっげえきったねえやつ閲覧注意
明石「提督できました!牛丼です!」 - SSまとめ速報
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静かな室内とは反対に外は大雨のオーケストラを奏でていた。


提督「あー今日は雨かー」


大淀「今日は提督は龍驤さんと一緒にお出かけの予定でしたね」


提督「おうよ。でもこの雨じゃなー…おかげであいつ拗ねて部屋から出てこねえんだよ」


大淀「それは災難でしたね」ハハハ


大淀「さてと…わたしはセントバーナードの散歩に行ってきます。」カッパの着ぐるみ


提督「…なにしてんの?」


大淀「雨の日はカッパですよ。提督知らないんですか?霧島さんからもらったんですよ」


大淀(カッパさん着ぐるみ)「あの子もたまにはいいものくれますね!」シャキーン


提督(艦娘って基本馬鹿なんだろうな)

提督「大淀も出て行っちまったし、一人ぼっちになっちまったな」


霧島「話は聞かせてもらいましたよ」ガチャ


提督「別に何も話してねーよ」


霧島「大雨で退屈していますね。そこでいいとこがあるんです」


提督「いいとこ?」


霧島「ええ、雨の日のスペシャリストがいるんですよ」


提督「スペシャリスト?」

時雨「それでここにきたんだね」


提督「急に悪いな」


時雨「別に構わないよ」


夕立「夕立も構わないっぽい!」


提督「夕立って時雨と相部屋だっけ?」


夕立「『すき家さん』事件以来吹雪ちゃんと睦月ちゃんの様子がおかしくなっちゃったっぽい」


提督「あの機械の業は深い」


霧島「それより何かしましょうよ!雨の日のスペシャリストさん!」


時雨「それってぼくのこと?」


夕立「時雨は雨の日も退屈してなさそうで、有意義な過ごし方を知っているっぽい!」


提督「そうなんだ。いつも何してるんだ?」


時雨「そうだね…雨を眺めて考え事をしているよ」


霧島「つまんねー」


夕立「おいそこのメガネ」

時雨「それじゃあ人生ゲームをやろう」


夕立「楽しそうっぽい!」


時雨「まずは職業とかからルーレットで設定していこう」


夕立「まずは夕立から!…料理店のオーナーっぽい」


時雨「似合ってるね!それじゃあぼくは…有名ファッションデザイナーだね」


提督「なかなかいい当たりだな。じゃあおれは…童貞ヒキニート…」


夕立「…」


時雨「…」


霧島「ゲハハハハハハハハハ!!司令の前職ですね!」


霧島「それではわたしはっと…超人気者のタレント」


夕立「リアルじゃ超嫌われ者っぽい」


一同「…」


時雨「やっぱり人生ゲームはやめよう!」


提督「そうだな!それがいい!」

時雨「それじゃあお話をしようよ!」


夕立「それがいいっぽい!…提督さんの話が聞きたいっぽい!」


提督「おれの?」


夕立「提督さんの初期艦は誰っぽい?」


提督「大淀」


夕立「…ちょっと提督さん任務艦は初期艦じゃないっぽい」


提督「違うんだ」


霧島「うちの司令は初期艦をやってくれる艦娘がいなくて大淀さんになったんですよ(笑)」





電『いやなのです!こんな人の下は嫌なのです!』


吹雪『私もごめん被ります!』





提督「…あれは流石に凹んだな」


霧島「ざまぁ」


夕立(こいつらさっきからなんで心に雨を降らすっぽい!?)

時雨(せっかく提督が来てくれたのに…)


時雨はこの鎮守府で数少ない提督に好意をもつ艦娘だった。


時雨「そ…そういえば最近亀を飼い始めたんだ」


提督「そうなんだ。かわいいな」


霧島「なかなか大きい亀ですね。おやこの亀が食べているのはうんk…」


提督「そこまでだ霧島、そのネタはもう禁止なんだよ」


時雨(ど…どうしようこのままじゃ空気が…)


霧島「…」


霧島「ところで朝立さん」


夕立「おい今なんつったメガネ」


霧島「朝立」


夕立「上等だその喧嘩買ってやるっぽい。表出な」


霧島「一人で出てな、外は雨ですけどね」


夕立「じゃあ大淀の部屋にするっぽい」


霧島「オッケイ。駆逐艦だろうが容赦しないですよ」


夕立「時雨、いってくるっぽい」


バタン


時雨・提督「…」ポカーン

時雨「行っちゃったね」


提督「…そうだな」


時雨「…そうだ、散歩に行こう」


提督「そうだな行くか」







提督「というわけでまずは金剛型の部屋に来たわけだが」


金剛「OH!テートク、シグレいらっしゃいネ!」


榛名「いらっしゃいませ。霧島がいつもお世話になっています」


比叡「ヒエー、これは珍しい組み合わせですね」


金剛「今日は霧島やOH淀、RJとは一緒じゃないですか?」


提督「龍驤はふて寝、大淀は犬の散歩、霧島は夕立と決闘」


比叡「またあの子は…」


榛名「お迷惑かけていませんか?」


提督「むしろ迷惑しかかけてねえよ」

↑ご迷惑だった ミスった





金剛「お菓子食べていく?」


提督「やめておくよ…それにしてもお前らはこんなにまともなのにあいつは…」


榛名「霧島にも本当は優しい心があるはずですよ」


比叡「きっと建造の時に悪い心が植えつけられただけです!」


提督「植えつけられたってなんだよロールパンナかよ」


提督「まあいっか、そろそろ行くか」


時雨「そうだね」

時雨「霧島さんのお姉さん達は普通なんだね」


提督「よその霧島もあんななのかな」


時雨「あ、あれは」




青葉「いやーこの度は木曾さんMVPおめでとうございます!」


木曾「二ヶ月前だよそれ!」


青葉「はー、そうだったんすね」ホー


木曾「なんだその返事は興味なしかよ!」


青葉「まあなんでもいいです。その時の気持ちは」


木曾「もうほとんどねえよ!…まあでもあの時は心が踊ったな」


青葉「はー、そうなんすね」ホー


木曾「お前喧嘩売ってるだろ!」


青葉「MVPの秘訣とは?」


木曾「不知火に聞けよ!二か月前のを最後にあいつ以外が取ってるの見たことねえよ!」


青葉「駆逐艦風情に負けて恥ずかしくないんすか?」


木曾「うるせえよ!」


青葉「ところでクソさん…」


木曾「木曾だよ!!」

提督「なにやってんだあいつら」


時雨「コントかな?」


提督「次はどこに…」グゥ


時雨「ごはんにしようか」グゥ



食堂


時雨「なにを食べようかな」


提督「おごってやるから好きなの食ってくれよ」


間宮「あ、提督さん時雨ちゃんこんにちは」


提督「こんにちは」


時雨「こんにちは」


間宮「今日は霧島さんたちはいないのね」


提督「そうだよ」


間宮「ホッ」


時雨(心底安堵してる)


間宮「それにしても提督さんが霧島さんたち以外といるのは珍しいわね」


提督「好きでいるんじゃないよ」

『今日は霧島やOH淀、RJとは一緒じゃないですか?』


『提督さんが霧島さんたち以外といるのは珍しいわね』


時雨(提督はいつも霧島さんたちと一緒にいて…ぼくにはあまり構ってくれなくて)


時雨(ぼくみたいな地味な子には興味がないのかな…)


提督「…ぐれ……時雨」


提督「時雨」


時雨「え、あ…なんだい提督」


提督「どうしたんだ浮かない顔して…なんかあったのか?」


時雨(それは君のせいだよ…)


時雨「ううん、なんでもないよ」


提督「そうか…ん、明石のとこについたぞ」

明石「北上さん!できましたよ」


北上「できたって、何が?」


明石「北上さんて駆逐艦どもをいつもうざがっていましたよね?」


北上「んーまあ他所のわたしはそういうのが多いらしいけどわたしは別に…」


明石「そんな北上さんに…触れるだけで駆逐艦を爆破させる装置です!」


北上「え!?」


明石「もう北上さんにセットしておきましたよ!」


北上「ええ!!?」


駆逐艦ども「あ!北上さんいた!」


明石「お、ちょうどいいですね」


電「北上さん遊んで欲しいのです。」トテトテ


北上「ま、待って今の私に触っちゃ…」


ボーン


雷「電が爆破した!?」


響「この人でなし!」

雷「北上さん…電になにをしたの?」


北上「わ…わたしじゃ」


駆逐艦ども「電のかたきー!!」ワー


北上「みんな待って!」


―不思議な装置で親しい仲間が


ボボボボーン


触れ合うたび友達減るね。         カナC-♪


北上「…」ボーゼン


響「北上さん…あなたは…」


北上「違うんだ響ちゃん」ジリ


響「いや、近づかないで」


北上「違うんだ響ちゃん!話をきいて!」ボロボロ


響「私の最後の名はヴェールヌイだ…ダスヴィダーニャ…」


ボーン


北上「今触ってなかったよ!?」


明石「いや、触るかなーと思って。前もってですね」


北上「なんで…なんで」

北上「提督…みていたの?…フフ哀れよね」


北上「ここの鎮守府って大井っちがいないじゃん?だからさ寂しかったんだ」


北上「でも駆逐艦の子達がいつもあそびに来てくれて…心の隙間を埋めてくれていたんだ」


北上「たった今全部失っちゃった…」ハハ…


北上「提督…わたしは幸福を願っちゃダメなのかなぁ」ボロボロ


北上「う…うああああああああああああああああああああああ」


その日北上は人前で初めて大声で泣いた。


明石が「えっと…涙を止めるアイテムを作ります」と言っていたので飛び蹴りしておいた。


遠くで阿武隈が何とも言えない顔をしていた。

提督「…」


時雨「…」


提督「…爆破した駆逐艦はきっと治すから」


時雨「…」


提督「ん、ここは雪風の部屋か」




テレビ「https://www.youtube.com/watch?v=T4tqMZCMO8M


雪風「雪風ざむらい今日もキリッと参ります!」キリリ


暁「ずるいわ!今日はわたしがぜんまいざむらいをやるはずよ!」


雪風「まあまあ、この必笑だんごを食べてください」


暁「もう、そんなことじゃだまされないわ…これ美味しいわ!」ニコォ


雪風「雪風が朝に間宮さんと作りました!」



雪風「あ、しれぇ!しぐれぇ!こんにちは!」


暁「こんにちは」


雪風「お二人とも元気がないですね。それならこの必笑だんごを食べましょう!」


提督「え、ありがとう」


時雨「ありがとういただくね」

提督「あ、美味しいこれ」


時雨「ほんとだ美味しい」


雪風「えっへん!」ニコニコ


暁「雪風ざむらい今日も善を施したり」


提督「もう一人はそっちの役なんだ」


雪風「次はヤヤコシヤーやりましょう!…ヤヤコシヤー」


暁「ヤヤコシヤー」


提督「ホッコリ」


時雨「ホッコリ」

提督「なんか…癒されたな」


時雨「うん、そうだね」


提督「この鎮守府にも救いはあったんだな…」


提督「それにしても雨やまねーなー」


外「ザーザー」


時雨「…そうだね」



時雨(雨が止んでしまったら提督は龍驤さんとお出かけするのかな)


時雨(雨…やんで欲しくないな。提督をもっと独り占めしていたいずっとこの時間が続けばいいのに…こんな気持ちを抱くぼくはひどい子なのかな)


提督「ここは…大淀の部屋か」


時雨「大淀さんは出かけているから今ここにいるのは…」


提督「せっかく癒されたばっかりなのに…」

夕立「ゲーム&ウォッチが出たっぽい!」


霧島「よしこれで全キャラ出ましたね」


提督「なにしてんの?」


霧島「これはこれは司令」


夕立「スマブラDXっぽい!」


霧島「大淀さんの部屋にあったのでデータを消して、今全キャラコンプリートしたところです」


提督「消してやるなよ…というか決闘してるんじゃなかったのか」


夕立「そのつもりだったけど不知火ちゃんが目を光らせてたから、スマブラをすることになったっぽい」


時雨「そうなんだ」


提督「霧島が他の艦娘と仲良くしてるの見るの一年ぶりかもしれない…」


夕立「和解したっぽい、もう同志っぽい!…ハンマーゲットー、おら逃げまどえクソメガネ野郎がああああああ!!」トゥートゥルトゥットゥ


霧島「あめぇんだよぽいぽい星人があああああ!!」


夕立「しまった掴まれたっぽい…あああああああああ崖に落されたあああああああ!!あああああくっそがああああああああああああああああ!!」


時雨「仲良い…?」


提督「スマブラはこれが基本だ」

霧島「おふたりはお散歩を?」


時雨「うん」


夕立「提督さんが時雨に浮気してると誤解されちゃったかもっぽい!」


時雨「そ…そんな//////」


提督「おいおい時雨に失礼だろ」


時雨「そんなことないよ…提督かっこいいし/////」


霧島「それはないですね」


夕立「時雨男を見る目ないっぽい」


提督「お前ら…」


夕立「有名人で例えるなら…」


霧島「ジェイソン・ステイサムですね」


夕立・霧島「「髪型だけ!」」


夕立・霧島「「ブワッハハハハハッハハハハハッハ」」ゲラゲラ


提督「いや短いだけだし!伸ばしたら大泉洋だし!」

時雨「おもったより平和だったね」


提督「あいつがあんなに大人しいのもかなり久々に見たな」


提督「いつも大人しければな…お、雨が上がったな」


時雨「そう…だね」


時雨(この時間も…終わりか)


時雨(短い間だったけど楽しかったよ)


時雨「提督は龍驤さんとでかけるの?」


提督「んー…時雨このまま二人で出かけに行かないか?」


時雨「え!?龍驤さんと出かけるんじゃないの?」


提督「それもいいけど今日はおれの暇つぶしに付き合ってくれたしさ、お礼になんか買ってやるよ」


時雨「怒られちゃうよ?」


提督「まあそうだろうけど、そんなの未来の自分に押し付けるさ」


時雨「フフ、そうだね。それじゃあ二人でお出かけしよう」






きっと後で龍驤に怒られるだろうが、そんなことは未来の自分に時雨も押し付けることにして

今はこれからもう少しだけ続く幸せな時間を楽しむことにしたのだった。

ちなみに犬の散歩に行ってきた大淀は帰って来なく

犬だけ帰ってきた。



おわり

少し休んだらおまけをかく



曙ちゃんと恐るべき第4艦隊


曙「ほら報告書よクソ提督」


提督「…あのさ、そのクソ提督ってのやめてくんない?」


曙「は?なんでよ」


提督「なんでって、わからんの?」


提督「おれお前の上、お前下」


曙「だからなによ、あんたがクソだからクソ提督って呼ばれるのよ」


提督「クソについでお前拙者に向かって『あんた』とはなんだ『あんた』とは!」


曙「拙者って何よ、ふざけるのか怒るのかどっちかにしなさいよ!」


提督「おれがクソの理由言ってみろよ!」


曙「一年以上提督続けて保有艦体数50未満、大尉、非課金…まだあるけど言う?」


提督「いやいい」


提督「大体人をクソ呼ばわりとかやめろよう○こネタ禁止なんだからよ」


曙「知らないわよ、霧島さんにはみんなクソクソ言ってるけどあれはいいの!?」


提督「あいつはマジのクソだからいいんだよ」

曙「じゃあ丁寧語で言ってあげようか?う○こ提督いやこの場合はおう○こ提督か」


曙「やーい!おう○こ提督!」


提督「てめー…う○こって言った奴がう○こだし!う○こ!う○こ!う○こ!う○こ!う○こ!うんこ!うんこ!うんこ!!!」


提督「…っていねーし!!」





提督「………………あ”あ”あ”あ”あ”」


提督「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」デンワガッシャーン


提督「ウォウ!ウォウ!ウォウ!」ドンキー下B  バンバンバンバン!!


提督「アウァウ!!アウァウ!」ドンキー横B  フォンフォン!!


提督「………………………………」ドンキーB溜  ブンブンブンブンブンブン…


提督「ア”ウ”ァ”ウァァァ!!!!!!!」B開放  ガッシャーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!


提督「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”…ま”だ”だ”…ま”だ”収”ま”ら”ね”ぇ”!!!」


提督「…」カタカタ…ッターン!


「曙 エロ」


~中略~


提督「…ふう。クソって言われても別にいいや」

大淀「本当にいいのですか?」


提督「いたのか大淀!?」


大淀「ええ最初から」


提督「ちょ、おれのマスターベーションまで見てたのかよ!」


大淀「そんなの今更ですけどね」


提督「今までもきづいてたのかよ!恥づかC!」


大淀「そんなことより曙さんのこと」


提督「あいつのことか…確かにあの態度は目に余るな」


大淀「そこで私に考えがあります」


大淀「上下関係を知らないクソ生意気な駆逐艦に教育をしてやりましょう」

曙「…で話ってなによクソ提督」


提督「まだお前クソ提督って」


曙「何よクソにクソっていって何が悪いのよ」


提督「クソじゃねーし!!!」バン


霧島「そうですよどっちかというとハゲ提督ですよ」


提督「ハゲてねーし!!」


提督「反省してるならやめておこうと思ったがもう怒った!」


提督「お前を第四艦隊に一時編入する!!」


曙「え?」


曙「…え?」




ジェノサイド鎮守府…他の提督達からはキチメガネ鎮守府と呼ばれるこの鎮守府にはある曰くがあった。


キチメガネ鎮守府の第四艦隊と演習をしてはいけない。


奴らは心を削る戦いをしてくる。
触れるもの全てを壊し、あらゆる常識を凌駕し、映るもの全てを蹂躙する。
その姿は百鬼夜行


一度演習を行ったとある鎮守府のエース艦娘はこう語る。


「あいつらやべえよ。」


その艦娘はメガネ恐怖症になったそうだ。



提督「ここってジェノサイド鎮守府って名前だったのか」


龍驤「というかキチメガネって…」

曙「第四艦隊って言ったらあの第四艦隊よね…」


曙「霧島さんに大淀さん、鳥海さんに巻雲…みんなメガネだわ」


霧島「これはこれは一時編入なさった曙さんじゃないですか」


霧島「メガネじゃねーくせにここに入るなんて生意気ですね」


曙「好きで入ったわけじゃないわよ、クソ提督が勝手にいれたんだし」


霧島「一時とはいえ一緒に戦う事になるのです。あなたに餞別としてこれを渡しましょう。」

   
   『鼻メガネ』


霧島「せいぜい作戦の時までにそれをならすことですね!」


霧島「アーッハッハッハッハッハッハ!!!」




曙「噂以上の変態だわ」 

曙(メガネっていっても変な人なのは霧島さんだけのはずよね…)


この曙は着任から日の浅い新米艦娘である。



鳥海「あら曙さんこんにちは」


巻雲「今度一緒に戦う事になるんですよねぇ」


曙「…」


鳥海「みんなからは変態艦隊と言われていますが」


巻雲「ただメガネってだけで巻き込まれた巻雲たちはほんとに迷惑しているんですよぉ」


鳥海「短い間とは思いますがよろしくお願いしますね」


そういってじゃがいもと玉ねぎのきぐるみを着て大量のにんじんとカレールゥを抱えた二人は去っていった。



曙(…まともなのは大淀さんだけか)

作戦当日


提督「よーしお前ら装備は万全か!」


鳥海「はい!いつも道理万全です!」(銀のスプーン)


巻雲「昨日鳥海さんと徹夜で準備いたしました!」(カレーライス)


曙「はぁ」(鼻メガネ)


霧島「なんだ貴様!これから戦場に行くのにそのふざけた装備はなんだ!学芸会じゃないんだぞ!!」バチコーン!!


曙(どうすりゃいいんだよ)小破


霧島「まあいいですよ…今回の相手はどちらさんです?」


提督「井茶楽部鎮守府の第一艦隊だな」


提督「あいつ艦娘たちとイチャラブしやがって前から気に食わなかったんだよね。思う存分潰してこい」


霧島「本気…出していいんですね?」


提督「平和ボケした馬鹿どもに戦争の恐ろしさを今一度思い出させてやれ」


大淀「一応相手は中将ですが」


提督「そんなもの肩書きだけだ…奴らは庭池の鯉だ。与えられるものにアホ面で口を開閉させるだけの連中だ」


提督「狩れ…戦場を知らない鯉の池に鰐をぶち込んでやる!!」


提督「色ボケ提督と艦娘共にこの世界には地獄の前線で戦うものがいるということを思い知らせてやれ!!」


一同「らああああああああああああああああ!!!」


曙(私怨…っていうか嫉妬じゃん)

井茶楽部鎮守府


色ボケ提督「今日の相手はあのキチメガネ鎮守府の第四艦隊か…」


艦娘ハ「とうとうここにも来てしまいましたか」


酷い目に遭う艦娘の名前は怒られないように伏せておきます。


艦娘ヒ「ヒエー!少し不安です」


色ボケ提督「大丈夫だお前らの力と俺の指揮能力があれば…」


艦娘カ「流石ね、期待してるわ」


艦娘ユ「無事帰れたらナデナデして欲しいっぽい!」


色ボケ「おう、わかった。無事で帰ってこいよ」


艦娘ユ「やったぽい!」


艦娘ハ「ずるいです!…榛名もお願いします。」モジモジ


艦娘カ「…」ジー


色ボケ「あーわかったわかった!お前らまとめてやってやるよ!」


艦娘カ「…気分が高揚します。」


艦娘ヒ「私は金剛お姉様に撫でてもらいます!」

演習場


曙(…帰りたい)


偉い人『よーしお前ら準備はいいかー』


偉い人『よーい…はじめええええええええ!!』


    ドン


艦娘カ「五航戦の子なんかと一緒にしないで。」ブーン


艦載機「ブーン」


艦娘カ(向こうには空母はいない…制空権は)


艦載機「あ」ガシッ


艦娘カ「!?」


霧島「舐めているんですかねこんなおもちゃで…」メキメキ


艦載機「あああああああああああああああああああ!!」バキィ


曙(艦載機掴んで壊しちゃったよ)


艦娘ヒ「ヒエエエエエエ!!は…離して!!」


鳥海「まあまあそう遠慮なさらずに」羽交い締め


巻雲「おいしいカレーですよ」カレーアーン


カレー?普通のカレーだよ 『すき家さん』のカレーじゃないよ


艦娘ハ「も…もうやめてください!降参です!もう榛名たちは戦えません!!」


大淀「いえいえ何をおっしゃりますか。戦闘はまだまだ始まったばかりです」


大淀「地獄の山手線はまだ一周もしていませんよ」


大淀「…終点まで帰れませんよ」メゲネクイ


曙(この人もやばい人っぽい)

曙(それからは悲惨だった)


曙(カレーを食べさせられ続けたり艤装を剥ぎ取られえりんぎの着ぐるみを着せられたり)


曙(気の毒になるほどの暴虐の限りを尽くされた…この艦隊が恐れられる理由がわかった)


曙(それからわたしは…)


曙「提督報告書よ」


提督「うむ、ありがとう」


提督「クソはつかねーのか?」


曙「まああんたはクソじゃないってわかったからね」


曙「あの連中をまとめ上げるのは並大抵では無理…それができるあんたの統率能力は認めてあげるわ」


提督「…そうか、そりゃよかった」







明石「クソ呼ばわりしない曙さんなんて足の折れたソニックですね!アイデンティティーの崩壊です!」


曙「うるせーよ」



おわり

その後の井茶楽部鎮守府


艦娘カ「エリンギ…良い…」エリンギのきぐるみ


艦娘ヒ「カレー…カレー…」ブツブツ


艦娘ハ「メガネ…メガネ怖い…」ブツブツ


艦娘ユ「辞表」


色ボケ「おれのハーレムがあああああああああああああ!!!!!」


霧島「ざまwwwwwwwwwww」


色ボケ「なんでいんだよ!かえれよおおおおおおお!!!」

次は誰をメインで書こうか


パンプキンジザーズのオマージュの奴続編書こうと思ってたのに
これ書いてたら脳みそプーなって書けなくなった

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年05月14日 (日) 20:29:20   ID: Uop2hJtD

ホーwww

2 :  SS好きの774さん   2018年08月28日 (火) 11:42:23   ID: MCUP9cWJ

すき

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