女神「今度生まれる予定の人間一覧をつらつらと眺めていたら、今世紀最大のブ男を発見してしまった件」
女神「詳細を見ると、ほんと何の取り柄もなくて、きっとこれからの人生ハードモードなんだろうなぁ」
女神「うん、可哀想だからいくつか特典をつけてやろう」
女神「頭がいいとか、腕っ節が強いとか、色々あるけど……うーん」
女神「……よっしゃ、>>2、>>3、>>4 を付与してやろう!」
女神「これでこいつの人生、ちっとはマシになるはず!!」
性犯罪を犯してもばれない能力
美女美少女に裸踊りとか動物物真似とか変態芸させる能力
テレポーテーション
天使「えっと女神様、いくらなんでも優遇しすぎでは」
天使「というか性犯罪許可証を与えたしまうと秩序が乱れて……」
女神「えいっ!」
天使「お、遅かった……」
女神「ふふふ、こいつがどんな人生を送るかちょっと楽しみだね」
天使(不安しか無いんですがそれは)
それから数年後、禁断の子、ブ男は人間の世に産まれ落ちた。
彼はすくすくと育ち、やがて14歳になった。
そう、思春期の始まり……中学二年生である。
ブ男(……俺の名はブ男。中学二年生。見ての通り物凄く出来の悪い顔に産まれてしまった)
ブ男(こんな風に俺を産んだ両親を、最初はとてつもなく恨んだものだ)
ブ男(―――そう、自分の与えられた能力に気付くまでは)
ブ男(最初にコレに気付いたのはつい先日のことだ……)
ブ男(俺は放課後、女子に呼び出されていた……)
―――数日前
委員長「おいブ男、お前を呼んだのはマドンナさんのことで話があるからだ」
マドンナ「……」
ブ男「な、なんだよ。僕とマドンナさんにほとんど接点なんて無いじゃないか……教室でも話さないし……」
委員長「そうだな、確かにそうだ」
委員長「だがマドンナさんは近頃、お前にいやらしい視線を向けられていると私に訴えてきたのだよ」
ブ男「そ、そんな! そんなことはないぞ、マドンナさん、君の勘違いだ!」
マドンナ「……」
委員長「おいブ男、いや、変態」
ブ男「なっ……!」
委員長「今すぐマドンナさんに謝れ。そして二度とマドンナさんを見つめるなッ!」
ブ男「は、はぁ!?」
身に覚えのないことで一方的に責められているうちに、
僕の中で憤怒の炎が燃え上がった。
委員長「さあ早く謝れよ変態。どうせお前が悪いに決まってる、ブサイクだしな」
ブ男「―――ッ」プツン
そして、僕の【女の子に変態芸をさせる能力】が発動したのだった。
委員長にどんな変態芸をさせる? ↓(直下)
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