「……そろそろかな」
「……ん」
「はぁい、今開けるよ」
「いらっしゃい」
「キミがボクの家に来るのは久々だね」
「どういう風の吹き回しなんだい?」
↓2
「これは……?」
「……あぁ、そっか」
「そういえば、今日はそういう日だったね」
「そのためにわざわざ来たの?」
「ふふ、キミにも可愛いところがあるんだね」
「開けてもいい?」
「……ダメでも開けちゃう」
ボクっ娘へプレゼント
↓1−2
ペアの指輪(自分とボクっ娘の分)
「これは……指輪?」
「右と左で対になってるんだね」
「……んしょ」
「ぴったりだ。いつの間に調べてたの?」
「……可愛い」
「キミも付けてみて?」
「……」
「んふふ、お揃い」
↓2
「……おや?」
「まだそこに何か、入ってるね」
「えー、なになに……」
【口に出すのは気恥ずかしいので】
【こうして文にさせて頂きます】
【いつもありがとう、そして……】
「そして……?」
「途中で終わっちゃってるじゃないか」
「そして、何?ふふ」
↓2
↑
今回で最後になりそうな気がするけど
「……結婚」
「結婚、かあ」
「あ、うぅん。違うんだ」
「嫌とかそういうんじゃなくて……」
「なんというか、こう……イメージが沸かなくてさ」
「今まで通りにはいかなくなりそうな、そんな気がするんだ」
「考え過ぎかな、あはは」
↓2
どう答えればいいか迷う。「そんなメガティブに考えるなよ。俺はお前と結婚しても今のような幸せな日々を過ごせると信じているぞ」とか?
安価下
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