これはドラゴンボール最終回の日から一年後の物語である・・・
ーSE991方位774ZX ラアキ星ー
ラアキ星人「ん?なんだあれは…」
ラアキ星人「ひっ!な、なんだ!?ば、化物だ!」
フッ
『ひとつ聞く・・・質問に答えろ・・・』
ラアキ星人「しゃ、しゃべれるのか!?」
『宇宙で最も戦闘達者な生物はなんだ?』
ラアキ星人「な…なにを……?う、宇宙………?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
カッ
ズッ
ドーーーーーーー・・・・・・ン!!
ゴゴゴゴゴ
ラアキ星は消滅した………
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489418497
悟空「よーーし!!いいぞ!」ガッ!ガスッ!
ウーブ「うおおおーっ!!」シャッ!ズバッ!
悟空「よしっ休憩すっか!」
悟空「ははっ!やっぱすげえや!たった1年でここまで伸びるとはなー!」
ウーブ「はあっはあっはあっ」
ウーブ「で、でもまだまだ悟空師匠には敵いません…」
悟空「なーに言ってんだ!そろそろ追いつかれっかもな!オラの息子といい勝負しそうだ」
ウーブ「そ…そうかなあ」
悟空「とりあえずメシにすっか!」
悟空「ぷはー食った食った!そうだ!そろそろカリン様に頼んどいた仙豆が出来あがる頃かもな」
ウーブ「仙豆…?」
悟空「おめえきっと驚くぞ~カリン塔いってもらってくる!あとはおめえひとりで修行しててくれ」
ウーブ「は…はい」
ー界王神界ー
老界王神「おい……」
キビト神「はい?どうかしましたか?」
老界王神「なにか…こう…感じんか?」
キビト神「は……はあ…?と、特には何も……」
老界王神「!」
老界王神「おいっ!SE991方位の宇宙周辺を見るんじゃ!!」
キビト神「え……?あ…………!!」
キビト神「ひっひどい……!!!ほ、星が一つも見当たらないじゃないですか!な、なぜ!?」
老界王神「………!!来るぞっ!!!」
シュンッ!!
キビト神「なっ……!!?か、界王神界に下界の者が……!?」
『やはりここは居心地が悪いな・・・ん・・・?』
老界王神「きっ貴様は!!!!」
『お、お前・・・封印が解かれたのか・・・』
『時間が無い・・・手短に聞くぞ』
『界王神・・・ゼットソードに封じ込めた貴様を解放した者は誰だ・・・・・・』
老界王神「な…なぜそんなことをきく……」
『現在の宇宙一の戦士を殺すためだ』
老界王神(く………わしやキビト神では戦力不足すぎる……どのみち頼るしかないか)
老界王神「………サイヤ人じゃ…戦闘民族のサイヤ人が今宇宙で一番強いといえよう」
『フン…数万年も経って素直になったらしいな』
『そのサイヤ人はどこにいるん…!しまっ…』
フッ…
キビト神「な、なにもしていないのに消えてしまった……!!」
老界王神「奴が界王神界にいられるのは3分間が限度なんじゃ…奴は結界を無理矢理こじ開けて来よるからの」
キビト神「や…やつは一体何者なんですか…?SE991の宇宙もやつが…?」
老界王神「…いったいなぜ………」
ーカリン塔ー
カリン「ほれこれ仙豆じゃ」
悟空「サンキュー!悪いな」
カリン「それにしてもチビだったお前が貧困な子に修行だなんて粋なことしよるわい」
悟空「へへ…ほんとはよ、力を解放したウーブと一対一で戦いてえってのが目的なんだ」
カリン「お前らしいのう」
《悟空!悟空よ!》
悟空「ん?なんだ?誰だっ?」
《界王神じゃ!お前ちょっと界王神界に来い!》
悟空「え?いやオラの瞬間移動では界王神界には行けねえんだ」
カリン「誰と話してるんだ?」
悟空「界王神様だ」
カリン「え…」
《じゃあキビト神を迎えに行かせるそのままカリン塔で待っとれ!》
悟空「ど どうしたんだよ?またなんかあったのか…?」
《詳しいことは界王神界でじゃ!》
シュンッ
キビト神「悟空さん」
悟空「おっ悪いな界王神さま」
カリン「こっ…このお方が界王神様……ひぇ~…これはこれは」ペコペコ
悟空「じゃあなカリン様!仙豆サンキュな!」
シュンッ
ー界王神界ー
キビト神「連れてきましたよ悟空さん」
老界王神「来たか!」
悟空「どうしたんだ界王神さま」
老界王神「だいたい察しはついとるじゃろうが…倒してほしい相手がいる」
悟空「やっぱそうか…やべえ相手なのか?」
老界王神「いや…魔人ブウほど強くはない……はずじゃ」
悟空「何者だ?」
老界王神「相手の名はフォピエン…ワシをゼットソードに封印した張本人じゃ」
老界王神「その昔……ワシが現役の界王神だったころじゃ」
老界王神「そのフォピエンは宇宙征服を目論んでいた…当時奴は間違いなく宇宙一の力を持っておったしな……そこまでなら放っておいてもよかったんじゃがこの界王神界の存在に気づいてしまった」
老界王神「そうしてどういうわけか奴は界王神界に侵入してきおった…その時に居合わせたのがワシと東の界王神じゃ」
老界王神「東の界王神はフォピエンと戦ったが決着はつかず、他の界王神たちもやってきたのでフォピエンは下界に引き返した」
老界王神「その後界王神界に結界を張ったんじゃが…ワシの潜在能力解放の能力を知った奴はワシを封じ込めた…3分もあればできる」
老界王神「まあ結局わしの力でパワーアップした東の界王神がフォピエンを倒したのを封印されたワシは見てたんじゃが」
キビト神「そ……そんなことが…」
悟空「って…東の界王神がフォピエンを倒したんだろ?復活したのか?」
老界王神「わからん…だが事実やつは生きていた……」
老界王神「既にフォピエンにはお前らのことをことを話した!きっちり倒してくれ!」
悟空「よーしワクワクしてきたぞ」
悟空「で、そいつはいつ来るんだ?」
老界王神「まあサイヤ人なんて有名だしな…一週間以内には地球につくんじゃないかな」
キビト神「し、しかし一週間放っておいたら宇宙が半分くらい無くなってしまうのでは…?」
老界王神「……そ、それもそうじゃな」
悟空「界王神さま、今すぐフォピエンを地球に呼んでくれ」
キビト神「う……ん…………み、見つからない……奴が見つかりません!」
老界王神「なに?そんなわけが……………ほんとうだ…」
悟空「ど…どういうことだ?」
老界王神「まったくわからんが…おとなしく待つしかないということじゃ……」
悟空「くそ……」
悟空「悟飯ー!」
悟飯「あ!お父さん!ひさしぶりじゃないですか!」
悟空「ちょっと話があるんだ」
悟飯「……?」
悟飯「だ…大丈夫なんですかそれ…」
悟空「オラの方はたぶん大丈夫だ
ブウの時よりずいぶん鍛えて強くなってるし生身のままでも超サイヤ人3がだいぶ平気になった」
悟空「だが万が一オラが駄目だった場合はウーブに任せようと思ってる」
悟飯「い!?ウーブくん!?お父さんがダメならウーブくんにやれるわけないじゃないですか!」
悟空「いや、あいつの潜在能力はすげえ
オラを凌ぐと思っていいだろう」
悟空「けどあいつはまだ若いからな
それでもあいつが殺されそうになっちまったらおめえが止めに入ってくれ」
悟飯「そんな……じ…じゃあ僕も少し修行しといた方がいいのかな」
悟空「でも多分大丈夫!オラは負けねえ」
悟空「それじゃオラはウーブん家に戻っからな!チチによろしく行っといてくれー!」バッ
悟飯「あっはい!じゃあ」
ヒューー
悟空「あっ!そうだ!一応言っとかなきゃな」
ヒューーー
悟空「オッス!」
ブルマ「あらー?孫くんじゃない!どうしたの?めずらしー!一年ぶりじゃない?」
悟空「ベジータいるか?」
ブルマ「トレーニング室よ!あいつトレーニング室かダイニングにしかいないわよ!」
悟空「そっかサンキュ!」
ートレーニング室ー
ベジータ「ハァッハァッハァッ」
ベジータ「・・・ん?」
悟空「ようベジータ 熱心だな」
ベジータ「フン…カカロットか……どうした?何の用だ」
悟空「オラ一週間以内に強え奴と戦うかもしんねえんだけど、割り込んだりして邪魔すんなよ?」
ベジータ「なに…?強い奴と戦う?どういうことだ 説明しろ」
悟空「実はこれこれこういう訳で……」
ベジータ「ふん、そんなことか…くだらん」
悟空「久々に本気で戦えそうだからワクワクしちまってよ!」
ベジータ「昔の界王神ですら倒せた相手がそこまで強いわけないだろう
あまり期待しないことだな」
悟空「ま、とにかく邪魔だけはすんなよ!」
ベジータ「待てカカロット!その戦いが終わったらオレとやりやがれ!」
悟空「え?」
ベジータ「心配するな もう貴様には負けん…自信がある」
ベジータ「俺の最終目標はずっと貴様だ!いいかげん決着をつけるぞ」
悟空「…ああ!」
悟空「さーて言うこと言ったし早くウーブん家帰んなきゃな!腹減った~」ヒューーー
ズズズズズズズ
ズズズズズズズズ・・・
ドドドドドドドドドドドドドドドド
悟空「!?」
悟空「な…なんだ!?この地響きは…!だ…大地が揺れている……!」
悟空「ついに来たのか?」
悟空「だ…だが邪悪な強い気は特に感じられない…………これはただの地震か…?」
ドガーーーーーーン
ナレーター⦅突然地球に響いた爆発音…
この爆発が意味するものは…?
そして宇宙は大丈夫なのか!?
次回へ続く……!⦆
老界王神を封印したのはビルスだし、超はなしの設定と書いた方がいいかと。
>>12
マジですか
超はきらいだから見てないんだよねサンクス
超やGTや劇場版やアニメオリジナルは全然知らないのでそのへんの設定などは完全無視で行きます
あくまで原作至上主義ということでお願いします
キャー
たすけてくれぇぇ!!
ぎゃあああーー
クリリン「な…なんだ!?街で突然大爆発が………!テロか!?」
『ん・・・?お前はなかなかのパワーを持っているではないか・・・・・・』
クリリン「! だ だれだ!?」
『ふん!』バッ!
握った拳を開いた瞬間、遠くで大爆発が起こった
ドガーーーン!!
クリリン「!?」
クリリン「お…お前がこの一件の犯人か!!」サッ!
警戒し、構えをとるクリリン
『貴様・・・・・・サイヤ人の住む星を知らんか・・・?』
クリリン「サ……サイヤ人…!!」
『知っている反応だな・・・教えてもらおう』
クリリン「な…なんの用だ……!何者なんだお前は…」
クリリン(こいつ…気配はまったく感じない……あえて消しているのか?それともてんでたいしたことはないのか…?)
『早く答えろ・・・・・・さもなくばこの星の所要都市をじわじわと破壊していくぞ・・・』
クリリン(取り押さえなければ…!)
クリリン「そうはさせるかっ!!」
バッ
『ふうっ・・・』
シュッ
バギッッ!ッ!!!
クリリン「ぶはあっ!!!」ズザザ…!
クリリン「かっ…!………っは!」
クリリン(こ…こいつ………なんてパンチを…………)
クリリン(いや…それよりも…………)
『気を失わない程度に抑えた・・・早く答えろ』バッ!
ドガーーーーン!!!!
クリリン「ま…街が……!」
クリリン「わ…わかった……会わせる………」
『会わせる・・・?サイヤ人を知っているのか!』
クリリン「……?あ、ああ……俺の仲間だ」
『なんと・・・・・・偶然に巡り会えるとはな・・・!よかろう、今すぐ会わせろ』
クリリン「つ、ついてきてくれ…」
ヒュー
クリリン(こいつ……とんでもない力を持っている…………こりゃ悟空たちに頼るしかねえや……)
クリリン(それと…こいつ、気を持っていない……!)
ー悟空の家ー
クリリン「こ、こんちは」ドンドン
ガチャ
悟飯「はい…ってクリリンさんじゃないですか どうしたんですか?」
クリリン「なあ……やっぱここに悟空っていないよな?」
悟飯「え……?さ さっきまでいましたけどすぐ帰っちゃいました……お父さんに用が?」
悟飯「………ところで後ろの方は誰なんですか?空とんでたみたいですけど」
クリリン「お前…心当たりないのか…」
悟飯「え?はい…」
『・・・お前がサイヤ人か?』
悟飯「え…………?な、なんでそのことを…?」
『お前か・・・・・・』ニヤリ
悟飯「え…」
ボグッッ!!!!!!
悟飯「ぐはあぁっ!!」
ドズッ
『覚悟しろ・・・・・・今から貴様ごとこの星を消す・・・・・・・・・・・・!!』
悟飯「は……!?」
悟飯(ま……まさか…………こいつがお父さんの言ってたフォピエンとかいう…!)
悟飯「くそっ!今は僕がやるしかないのか!」ボオッ!
最大出力の変身、いわゆる超サイヤ人2になった悟飯
悟飯「クリリンさん!お父さんを探しに行ってください!」
クリリン「お、おう!」フラフラヒュー
『・・・貴様の父もサイヤ人なのか?』
悟飯「…そうだ」
『貴様とどっちが強い・・・?』
悟飯「それは間違いなくお父さんだろうな」
『チッ・・・・・・ハズレか・・・なら貴様をさっさと殺して貴様の父親を探しに行くとするか』
悟飯「勘違いするなよ……オレが弱いというわけではないぞ…………」ニヤリ
悟空(なんだ………?今度はあっちの方で突然でかい気が……これは…悟飯の気だ………!)
悟空「ど…どうなってやがんだ?なぜ悟飯がこんなに気を…?それもひとりで…」
悟空「しゅ 修行してんのかなぁ でもさっきの爆発もあったし……」
悟空「よし!悟飯のとこに行ってみっか!」
悟飯「うおおおお!!」
ガッ!
バシッ!ブン!
悟飯「父さんには悪いが、ここで片をつけてやる!かめはめ……!」
キッ
悟飯「!」
『どうした・・・?撃ってみろよ』
悟飯「プチッ 波ァァァァーーーー!!!!」
カッ
ズーーー・・・ン
悟飯「ふうっ、…なんてことない奴だったな」
『うしろだ』
悟飯「!!」(っ…!なんてスピードだ…っ)
『死ね』グッ
シュンッ
悟空「ん!?」
『!?』ピタッ
悟飯「お……おとうさん!!!」
悟空「ご…悟飯………!やっぱおめえ戦ってたのか…」
悟飯「は はい…あ、危ないところでした……」
悟空「で、こいつがフォピエンか?」
『・・・・・・・・・』
『いかにもそうだ・・・何故俺の名を知っている・・・?』
悟空「界王神のじっちゃんから聞いたんだ」
『なるほど・・・・・・と、いうことは貴様が界王神を封印から解いた本人というわけか』
悟空「ん?いや、それはあっちの悟飯だ」
悟飯「…………」
『・・・・・・・・・ククッ・・・』
『ハハハッ!ハハハハハハッ!ハーッハッハッハッハ!』
悟飯「な、なにがおかしい!」
『いやなに・・・可笑しいのではない・・・・・・嬉しいのだよ・・・・・・・・・まさかここまで・・・』
悟飯「は……?」
『余計な話はいい・・・・・・俺は貴様を倒して正真正銘の宇宙一を再び証明する』
悟空「そいつぁいいな…」
ボオッ!!
悟空「………だが、そうは簡単にいかねえんじゃねえか…?」
悟空「場所を変えよう!ついてこい!」ギュン!
『チッ』ギュン!
悟飯「ぼ…僕も・・・」ギュン!
ギューーーン
悟空「悟飯!これ食っとけ!」ヒュッ
悟飯「え?」ぱしっ!
悟飯「仙豆……ありがとうございます」もむもむ…ゴクンッ
悟空「安心しろ おめえとの戦い中にゃそれ食わねえし2対1でやる気もねえ」
『・・・それはどうも・・・・・・』
悟空(このへんならいいか)
悟空「降りるぞ!」
スタッ!スタタッ!
悟飯「おとうさん…それ超サイヤ人2でしょ……?なんで3じゃないんですか?」
悟空「ああ…まずは様子見だ……本気でやりすぎたら地球がぶっ壊れかねねえしな」
悟飯「なるほど………でも油断しないでくださいね あいつとんでもなく強い……」
悟空「ああ…」
『行くぞ!』
悟空「来い!」
ナレーター⦅遂に始まった旧宇宙最強VS現宇宙最強!!
果たして悟空は勝てるのだろうか…!?
そしてフォピエンの正体は…!?
次回へ続く………!⦆
フォピエン『はああ・・・・・・!!』
悟空「くそっ!気が読めねえからどの程度なのかわかんねえ!」
フォピエン『フッ』ニヤリ
バッ!
悟空「!」
ガッ
フォピエン『ほう・・・!受けたか・・・面白い』
悟空「へへ…やるな!久々にワクワクするぞ!」
フォピエン『俺はウズウズしてるよ・・・・・・早く殺してやりたくてね』
グオッ!!
バシッ!
悟空「うおおっ!!」ブンッ
悟空「波ァーーーッッッ!!」
フォピエンの振ったパンチを受け止め、上空に投げると間髪入れずにかめはめ波を放った
フォピエン『くっ・・・!』キッ
フォピエン『かああっ!!』
バァンッ!!
悟空「き……気合いだけでオラのかめはめ波を け…消し飛ばしやがった……!」
フォピエン『ふん・・・・・・!』スタッ
悟空「すまねえ!オラはっきり言ってお前のことをナメてた」
フォピエン『実力を知ってもらえて光栄だな・・・』
悟空「じゃ、オラも実力を見せようかな……!」
悟飯「お…お父さん、ついに超サイヤ人3になるつもりだ…」
悟空「かああっ……!!」
グゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
フォピエン『・・・? ほう・・・』
フォピエン『隙だらけだ・・・が待ってやるとしよう』
悟空「へ………へへ…すまねえ…な………」
グアアアアアアアアアアア・・・
カッ!!
バチバチッ バチッ バチバチバチッ …!
悟空「さて…じゃ互いに本気でやろうぜ…」
フォピエン『なるほど・・・これは素晴らしい
復活した俺にふさわしい相手だ・・・』
悟空「…」バッ!
ズバッ!バシッ!!ガッズドッッ!
激しい攻撃の応酬が繰り返される
フォピエン『はあっ!!』ボンッ!
悟空「くっ…!」バシッ!!
フォピエン『あれをはね返しやがった・・・!』
悟空「くらえっ…!」
バキッ!!
フォピエン『ぐっ・・・!ああ!!』ボグッ!
悟空からのパンチを頬に受けながら膝で脇腹を蹴り上げた
悟空「ぐはっ……!くっ…」
悟空(こ…こいつ………ほんとにやるぞ………もしかしたら魔人ブウなんかより強えかもしれねえ…………)
悟飯「す……すごい……………
あのお父さんと互角だ……!!」
悟飯「お父さんもブウと戦った6年前に比べても圧倒的に強くなっているのに…」
悟空「かめはめ…波っ!!」
フォピエン『!』
巨大なかめはめ波を紙一重で避けたフォピエンはそれを放った悟空の方を向き直した
フォピエン『!?いない!』
シュンッ
フォピエン『うしろかぁ!』サッ!
ブン!
悟空「くそっ…!」
バキッッ!!
瞬間移動で後ろに回り渾身の一撃を放とうとするも避けられてしまった悟空は
一瞬の隙を突かれ、逆に攻撃されてしまう
悟空「ぐおお…っ!!」ギューーン
ズズーーーン・・・
悟飯「お……お父さーーーん!!!」
地面に思い切り叩きつけられた悟空を呼ぶも反応はない
フォピエン『おしまいだ…星ごとなくなれ!』キィィイィ………
悟飯「よせっ!!」
ズボッ
悟空「かめはめ波ァーーー!!」
ばっ!!
カッ!!!
地面から突然姿を現し、放ったかめはめ波がフォピエンに直撃した
悟空「はあ……はあ………」
悟飯「や…やった!」
フォピエン『・・・・・・ハァ…ハァ…』
悟空・悟飯「!」
フォピエン『ふ・・・不死身か貴様は・・・』
悟空「そ…………それはオレのセリフだぜ……ま…まったくよ………」
フォピエン『・・・・・・ダメだ』
悟空「え?」
フォピエン『これでは駄目なのだ・・・・・・』
悟空「……?」
フォピエン『ま・・・まるで互角だ・・・・・・
オ・・・オレが圧倒的に勝利しなければ無意味なのだ・・・・・・!!
これでは運のいい方が勝ちだ・・・』
悟空「…ゴタゴタ言ってねえでよ、さっさと続きやろうぜ」サッ
フォピエン『・・・・・・・・・』
フォピエン『ここでは一旦退こう・・・』
悟空「なっ…!?」
フォピエン『次に会った時には必ず圧倒的な差を見せて殺してくれよう!』バッ!
悟空「おい!どういうつもりだ!」
フォピエン『・・・・・・』ギューーン
悟飯「い……行ってしまった………」
悟空「くっ…!気を感じねえから追えねえ…もうどこにいるのかもわかんねえ」
悟飯「………なぜ急に逃げたんでしょう…?」
悟空「…わかんねえ……だけど圧倒的に勝たなきゃ駄目だとか言ってたな」
悟飯「じゃあ修行し直して数年後にまた来るということでしょうか?」
悟空「多分な……」
悟空「……よし!ならオラももっともっと修行してあいつを一発で倒せるようになってやる!」
クリリン「おーーい!やっぱいま戦ってたの悟空かー」
悟飯「あ!クリリンさん忘れてた…お父さんを探しに行ってたんだ……」
悟空「わりいな!もう戦っちまったんだ」
クリリン「勝ったのか!悟空お前本気出したろ!そんなすげえ相手だったのか?」
悟空「ああ、とんでもねえ奴だった…勝つ前にどっか行っちまったんだ」
クリリン「え?どういうことだよ…っていうかそもそもあいつ何者なんだ?」
悟空「ああ 実は………」
クリリン「へぇ……そんなことが…」
悟空「そのとんでもねえ奴がまたいつやってくるかわかんねえからな…」
クリリン「わかった気をつけとくよ…」
翌日
悟空「よし!今日はこんなとこでいいだろ」
ウーブ「は、はい!」
悟空「んじゃ、今日もオラ行くとこあるから先にメシ食ってていいぞ」
悟空「界王神さまーー!迎えに来てくれー!!おーーーい!!」
シーーーーーン・・・
シュンッ
悟空「おっ悪いな」
キビト神「いえ…なにかあったんですか?」
悟空「ああ……」
シュンッ
老界王神「どうしたんだ悟空 いつフォピエンがやってくるかわからんのにこんな」
悟空「あいつなら昨日来た」
老界王神・キビト神「何ィっ!?」
悟空「そのことを話しに来たんだ」
老界王神「ま………まさか…そんなに強くなっとったのか…」
悟空「ああ…魔人ブウは超えてたと思う」
キビト神「そ・・・そんなに・・・」
老界王神「わしの記憶じゃダーブラとやらより少し上くらいの実力だったはずだが……」
悟空「まあ何千年も経てば強くなっててもおかしくねえさ」
老界王神「それはそうだが…………それにしても奴が生きていたこと自体おかしい…」
悟空「昨日は取り逃しちまったけど、またやってきた時には絶対倒すからさ…」
シュンッ!
キビト神「あ…あ…………」
悟空「フォ……フォピエン!!」
老界王神「!!」
フォピエン『・・・!サ・・・サイヤ人・・・!なぜここに・・・?・・・・・・やはりそうか・・・』
老界王神「な……なにしにきた……!」
フォピエン『貴様が余計なことをしないようにしにきたのだ・・・!』
バッ!
老界王神「!!」
悟空「あぶねえっ!」バンッ!
カッ!!!
老界王神「…………!」
キビト神「…………!」
悟空「あ……………あ…………!」
ドッ!!
フォピエン『ち・・・・・なんてことだ・・・楽しみがひとつ減ってしまった・・・』
キビト神「ご………悟空さんが封印されてしまった!!!」
老界王神「く……」
フォピエン『次こそは貴様の番だ界王神…』
ふっ…
キビト神「あ…消えた………」
老界王神「あ…あぶないところだった……結界を貼っておいて本当によかった」
キビト神「そ…それよりも悟空さんが……ゼットソードに…………」
ナレーター⦅フォピエンによって封印されてしまった悟空!
宇宙はフォピエンのものになってしまうのか!?
そして深まるフォピエンの謎は!?
次回へ続く………!⦆
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