切札ジョー「ねえ、父ちゃんの友達ってことはデュエマできるんだよね?」【DM】 (25)


※アニメVSRFの45話 べんちゃんとのデュエマ後にぶっちゃけ戦があったら
※3月25日から適用される新ルール(http://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange2017/)を取り入れてみました


【勉 達也宅】


ジョー「はぁー、べんちゃんとのデュエマ楽しかった!」

べんちゃん「そうかい、楽しんでもらえたようでよかったよ」

ぶっちゃけ「べんちゃんも立ち直れたみたいでよかったんだな」

ヨーデル「ジョーくんに負けてすぐは大人げなく取り乱していたレヒ」

べんちゃん「あはは、面目ないな……」

ホカベン「べんちゃん先生でも不貞腐れるときはあるべ」

ぶっちゃけ「べんちゃんはクールに見えて結構感情的になりやすいんだな」

ジョー「そういえばさ、べんちゃん以外の3人も父ちゃんの友達だしデュエマできるんだよね?」

ヨーデル「もちろんレヒ」

ホカベン「でも、残念だけど俺は今日カードを持ってきてないべ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489241143


ぶっちゃけ「俺はデッキ1つだけだけど持ってきてるんだな」

ジョー「じゃあやろう! えっと、解説役の……」

ぶっちゃけ「武家 茶太郎って名前なんだな。それに俺は解説役じゃないんだな!」←解説役

ヨーデル「僕たちからはぶっちゃけって呼ばれてるレヒ」←ワラマキさん

べんちゃん「勝太くんのせいですっかり解説役扱いだね……」←バカでハゲてる

ホカベン「刷り込みって恐ろしいべ」←やられやく

ジョー「じゃあぶっちゃけ、今からデュエマやろう!」

ぶっちゃけ「でも、さっきのべんちゃんのアドバイスはどうするんだな?」

ジョー「文明や種族を絞った方がいいって言ってたけど……今日はあまりのカード持ってきてないしデッキいじれないや」

ヨーデル「それなら、べんちゃんから少しカードを借りてデッキに入れてみるのはどうレヒ?」

ぶっちゃけ「ここはべんちゃんの家だから使ってないカードも沢山あるんだな」

べんちゃん「じゃあ、余りのカードを取ってくるからジョーくんは少し待っててくれないかな」

ジョー「うん、わかった!」


ホカベン「でも、文明や種族を絞るって言ったってどうするんだべ?」

ヨーデル「ジョーくんのデッキを種族デッキに変えていくのは大変レヒ」

ぶっちゃけ「今の5文明デッキから、試しに文明を1つ減らしてみるくらいが丁度だと思うんだな」

ホカベン「それなら今のジョーくんのデッキから大きく変えなくても済むべ」

ジョー「でも、文明を1つ減らすっていってもどの文明を外せばいいの?」

ホカベン「ジョーくんの切り札を使いたいなら火文明を残すのは確定だべ」

ぶっちゃけ「ぶっちゃけ、10マナ溜めたいならマナ増やしが得意な自然文明は大事なんだな」

ヨーデル「ジョーくんのデッキはシールド・トリガーが多いみたいだから、シールドを増やせる光文明もおすすめレヒ」

ジョー「ええと、なくすのは水文明か闇文明ってこと?」

ぶっちゃけ「消去法でいくとそうなるんだな」

ヨーデル「ジョーくんはどっちを残したいレヒ?」

ジョー「いきなり言われても、うーん……」

ホカベン「水は手札補充が得意で、闇は相手の邪魔が得意な文明だべ」

ぶっちゃけ「ジョーくんは手札補充と妨害のどっちの方がいいと思うんだな?」

ジョー(べんちゃんとデュエマしたときは途中で手札が切れちゃったんだよな……よーし!)


ジョー「手札を増やした方がうまくいく気がするから、水文明を使うよ!」

ホカベン「使う文明が決まったべな」

ヨーデル「べんちゃんが戻ってくる前に闇文明のカードをデッキから抜いておくレヒ」

ぶっちゃけ「そういえば、べんちゃんとのデュエマで自分で書いたカードを使ってたけど、ああいったのは他にもあるんだな?」

ジョー「さっきのジョリー・ザ・ジョニー Joeだけだけど……そうだ!」

ぶっちゃけ(あっ、なんか余計なこと言っちゃった気がするんだな)

ジョー「べんちゃんが戻ってくるまでの間に別のカードをもう1枚作っちゃお!」

ヨーデル(どこからともなく白紙のカードが出てきたレヒ!?)

ホカベン(この子、色鉛筆のセットをいつも持ち歩いてるべか?)

ぶっちゃけ「あ、あんまり強すぎるカードにならないようにしてほしいんだな……」


ジョー「コストは7で、パワーは5000で、よし、でき――」

べんちゃん「お待たせ。使ってないカードを持ってきたよ」

ぶっちゃけ「おっ、やっと来たんだな」

ホカベン「試しに闇文明を抜いて4文明のデッキにしてみることにしたべ」

ヨーデル「ジョーくんはコストの高いカードを切り札にしてるから、マナと手札を整えるカードがほしいレヒ」

べんちゃん「じゃあ、手札を減らさずにマナを増やしたりできる水と自然の多色カードを入れてみようか」

ジョー「他にも何枚かカードを入れて……できた!」

ぶっちゃけ「それじゃあ始めるんだな」

ジョー「うん!」

ジョー、ぶっちゃけ「「デュエマ! スタート!」」


ジョー「雪精 ホルデガンスを召喚。山札の一番上のサイバー・P・ゴーピーをマナゾーンに置くよ」

ジョー「これでマナゾーンに4文明が揃った! ターンエンド!」

ナレ太郎「序盤はお互いに静かな滑り出し。お互いにホルデガンスを出しているため、マナの数は互角」

ナレ太郎「それぞれクリーチャーを2体ずつ出しており、バトルゾーンにおいてもほぼ互角の戦いだァー!」

ジョー
盾5
マナ4(ドドンギャス、マスター・スパーク、イフリート・ハンド、サイバー・P・ゴーピー)
墓地0
手札3
山札26
場2(ミタラス四兄弟、ホルデガンス)

ぶっちゃけ
盾5
マナ4(ザンヴァッカ、ナチュラル・トラップ、Rev.タイマン、ベルベール)
墓地1(トレジャー・マップ)
手札2
山札26
場2(サエポヨ、ホルデガンス)


ぶっちゃけ ターン4


ぶっちゃけ「早いけどそろそろ仕掛けるんだな!」

ぶっちゃけ「このドローは重いんだな! でも俺は引くんだな! 見せてやる! ハラグログログログロ……グロー!」

ぶっちゃけ「来たんだな! まずは、霞み妖精ジャスミンをマナに置き――」

ぶっちゃけ「――4マナ、雪精 マリニャンを召喚なんだな!」

ジョー「またアイドルみたいなクリーチャーが出てきた……!」

ぶっちゃけ「これでバトルゾーンにスノーフェアリーが3体揃ったんだな!」

ホカベン「スノーフェアリーが3体……あのクリーチャーが来るべ!」

ぶっちゃけ「武家類武士目 ステージュラをコストを支払わずに召喚するんだな!」

ジョー「ええーなんで!? なんかコスト7のクリーチャーがいきなり出てきたんだけど!?」

べんちゃん「あれはグラビティ・ゼロといって、条件を満たすとタダで召喚できる能力を持ってるんだよ」

ヨーデル「ステージュラの場合はスノーフェアリーが3体揃うことが条件レヒ」

ジョー(そっか、ぶっちゃけのデッキもべんちゃんのと同じで種族を揃えたデッキなんだ……)

ぶっちゃけ「行くんだな! まずは、雪精 サエポヨでシールドを攻撃なんだな!」

ホカベン「さっそくマリニャンの能力が発動するべ!」

ぶっちゃけ「自分の山札の上をめくって、それがクリーチャーなら手札に加わり、それ以外ならマナになるんだな!」

ぶっちゃけ「山札の上は雪精 ジャーベル! クリーチャーだから手札に加えるんだな!」

ジョー「えっと、サエポヨはパワー2000だから……パワー2000のミタラス四兄弟でブロックするよ!」

ぶっちゃけ「相打ちにはさせないんだな! ステージュラの能力を発動!」

ジョー「えっ!?」

ぶっちゃけ「コイツは自分のスノーフェアリーがバトルするとき、そのバトルを肩代わりする能力を持ってるんだな!」

ステージュラ11000
VS
ミタラス四兄弟2000

ぶっちゃけ「ミタラス四兄弟を破壊なんだな!」


ジョー「お、俺のブロッカーが~!」

ぶっちゃけ(ジョーくんのデッキには10マナの巨大クリーチャーが入ってるから、出されないように短期決戦を目指すんだな)

ぶっちゃけ「さらに、ホルデガンスでシールドを1枚ブレイクするんだな!」(盾5→4)

ジョー「うっ……でも来た! シールド・トリガーだ!」

ぶっちゃけ「いきなりなんだな!?」

ジョー「フェアリー・シャワーを発動! ……えっと、山札の上2枚を見て1枚を手札に、1枚をマナにするのか」

ホカベン「手札を減らさずにマナが増やせるカードだべ」

べんちゃん「僕が貸してあげたカードだね」

ジョー「雪精 ティンクルをマナに置いて、もう片方を手札に加えるよ!」

ぶっちゃけ「ターンエンドなんだな」


盾5 マナ5 墓地1 手札1 山札24 場(サエポヨ、ホルデガンス、マリニャン、ステージュラ)


ジョー ターン4


ジョー「俺のターン、ドロー!」

ジョー「交錯の翼 アキューラをマナに置いて6マナ! 爆竜 バトラッシュ・ナックルを召喚!」

ホカベン「お、勝太くんもよく使ってたカードだべ」

ジョー「いっくよー! バトラッシュ・ナックルの能力で雪精 マリニャンを――」

ぶっちゃけ「――パワー11000のステージュラとバトルすることになるからやめた方がいいと思うんだな」

ジョー「ああーっ、そいつの能力のこと忘れてた~!」

べんちゃん「バトラッシュの能力は任意の能力だから、使いたくなければ使わないことも可能だよ」

ジョー「じゃあ、使わないでただのパワー6000として出すよ……」

ヨーデル「強制的に発動する効果じゃなくてよかったレヒ……」

ジョー「うげ、クリーチャーを1体も減らせなかった……ターンエンドするよ」


盾4 マナ6 墓地2 手札3 山札23 場(ホルデガンス、バトラッシュ)


ぶっちゃけ ターン5


ぶっちゃけ「俺のターン、ドローなんだな!」

ぶっちゃけ「今引いた剛勇妖精フレッシュ・レモンをマナにして、雪精 ジャーベルを召喚なんだな!」

ホカベン「自然文明にしては珍しい、手札補充ができるクリーチャーだべ!」

ぶっちゃけ「能力で山札の上の雪精 ホルデガンスを手札に加え、残った3マナでそのホルデガンスを召喚するんだな!」

ジョー「うわわ、2ターン続けてクリーチャーが2体出てきた……!」

ぶっちゃけ「ホルデガンスの能力で山札の一番上の剛勇妖精ピーチ・プリンセスをマナに置くんだな」

ヨーデル「マナの枚数でもぶっちゃけが優位に立ったレヒ!」

ぶっちゃけ「このまま押し切るんだな! まずはステージュラでシールドを攻撃するんだな!」

ホカベン「マリニャンの能力がまた発動するべ!」

ヨーデル「山札の上は革命の巨石……呪文カードだからマナゾーンに置かれるレヒ!」

ぶっちゃけ「ステージュラでシールドをWブレイクなんだな!」(盾4→2)

ジョー「えっと、シールドを一度にブレイクされるときは1枚ずつめくって確認して……」

べんちゃん「それなんだけど、今度から複数ブレイクのときは全て一度に手札に加えることになったんだ」

ジョー「え、そうなの?」

ホカベン「そうだべ。だから今までと違ってシールド・トリガーを好きな順番で使えるようになったんだべ」

べんちゃん「ただ、呪文の能力→クリーチャーの能力の順番で解決しないといけないから注意が必要だね」

ヨーデル「さっそくシールドをめくってみるレヒ!」

ジョー「よーし、シールド・トリガー来いッ!」


シールドチェック ×

シールドチェック ×

ジョー「ええー!? 今のは呪文とクリーチャーのシールド・トリガーが1枚ずつ出る流れじゃないのー!?」

ぶっちゃけ「さらに、ホルデガンスでシールドをブレイクするんだな!」(盾2→1)

ジョー「今度こそ来たー! シールド・トリガー発動! 破壊者 シュトルムを召喚!」

べんちゃん「あ、あのカードは……!」

ジョー「能力でマリニャン、サエポヨ、ホルデガンスの3体を一斉に破壊だ!」

ぶっちゃけ「ああー! 攻撃できるクリーチャーが2体とも倒されちゃったんだな!」

ヨーデル「しかも出したばかりのホルデガンスまで巻き添えにされたレヒ!」

ぶっちゃけ「ぐぬぬ……ターンエンドなんだな」


盾5 マナ8 墓地4 手札0 山札20 場(ホルデガンス、ジャーベル、ステージュラ)


ジョー ターン5


ジョー「俺のターン、ドロー!」

ジョー「メテオ・チャージャーをマナに置いて7マナ! 俺はこいつを出す!」

ジョー「新たなるジョニー! ジョニー・ザ・ビギニングを召喚!」

べんちゃん「ええ!? 僕が見たのとは違う手書きのカード!?」(※公式戦で使えます)

ヨーデル「さっきべんちゃんがカードを取りに行っている間にジョーくんが書いたレヒ」

ぶっちゃけ「い、一体どんな能力を持ってるんだな!?」

ジョー「このジョニーは、出したターンすぐにシールドを攻撃できる!」

ぶっちゃけ「なんだ、ただのスピードアタッカーなんだな――」

べんちゃん「――いや、そうとも限らないみたいだよ」

ぶっちゃけ「なんだな!?」

ジョー「引き金は二度引かねえ、一発で決めるぜ」

ジョー「いっけー! ジョニーでぶっちゃけのシールドをマスター・ブレイク!」(盾5→4)

ぶっちゃけ「マスター・ブレイカー……? ってシールドブレイクと一緒にステージュラが破壊されたんだな!?」


ホカベン「一体何が起こったんだべ!?」

ジョー「ジョニーは孤独のガンマン。一度の引き金でクリーチャーとシールドを一度に貫くんだ!」

べんちゃん「なるほど、マスター・ブレイカーはシールドブレイクとともにクリーチャーをも破壊する能力なんだね」

ヨーデル「今のでスノーフェアリーを守っていたステージュラが破壊されたレヒ!」

ぶっちゃけ「くっ……シールド・トリガーは出なかったんだな」

ジョー「ここから反撃だ! シュトルムでホルデガンスを攻撃!」

シュトルム3000
VS
ホルデガンス1000

ぶっちゃけ「ぐっ……クリーチャーがジャーベルだけになっちゃったんだな!?」

ジョー「この隙にシールドを割るよ! バトラッシュ・ナックルでWブレイク!」(盾4→2)

ぶっちゃけ「やられっぱなしじゃいられないんだな!」

ぶっちゃけ「エリカッチュは……俺の嫁ー! せいっ、せいっ、せいっ、せいっ、せーいっ!」


ぶっちゃけ「来たんだな! 革命2を発動! S・トリガー! 雪精 エリカッチュを召喚なんだな!」

ジョー「革命2ってなんだ?」

ホカベン「自分のシールドが2枚以下のときに発動する能力のことだべ」

ジョー「え? シールドに攻撃したときはまだシールドが4枚だったから能力は使えないんじゃないの?」

べんちゃん「いや、シールド・トリガーは手札から使う能力だから、Wブレイクでシールドが減った後に発動するんだ」

ヨーデル「シールドが4枚から2枚に減った後に発動するから、革命2の条件も問題なく満たされるレヒ」

ぶっちゃけ「そういうことなんだな! そして、エリカッチュの能力でジョーくんのホルデガンスをマナに送るんだな!」

ジョー「攻撃できるクリーチャーがいなくなっちゃった……ターンエンドするしかないや」


盾1 マナ8 墓地2 手札4 山札22 場(バトラッシュ、シュトルム、ジョニー)


ぶっちゃけ ターン6


ぶっちゃけ「ジョーくんのシールドは1枚、俺の攻撃クリーチャーは2体! チャンスなんだな!」

ぶっちゃけ「俺はデキる! カモになれる! そうなんだな。俺のアツきハラグロ愛よ、カモられまくれーッ!」

ぶっちゃけ「引いたんだな! まずは霞み妖精ジャスミンをマナに置き、2マナ! 愛嬌妖精サエポヨを召喚するんだな!」

ジョー「さっきシュトルムで破壊したのと似たようなクリーチャーだ!」

ぶっちゃけ「そして7マナ! サエポヨを革命類突進目 トリケラXに進化させるんだな!」

ジョー「し、進化クリーチャーってことはこのターン中にすぐ攻撃してくるんだよね……?」

ホカベン「しかも、アイツは攻撃するとき自分よりパワーの小さいクリーチャー1体をマナ送りにしてしまうんだべ」

ジョー「パワー9000ってことは……バトラッシュ・ナックルもやられちゃうじゃん!」

ぶっちゃけ「よく見るんだな。シールドが2枚以下のときトリケラXのパワーは+9000されQブレイカーになるんだな!」

ジョー「パワー9000が2倍ってことは……パワー18000!?」

ホカベン「さすが力自慢の自然文明だべ」

ヨーデル「この状況……ジョーくんの最後のシールドがシールド・トリガーじゃなかったらぶっちゃけの勝ちレヒ」

べんちゃん「でも、ジョーくんのデッキはシールド・トリガーが多めに入ってるし勝負はまだ分からないと思うな」

ぶっちゃけ(その通りなんだな。このまま一斉攻撃してもトドメを刺せる気が全然しないから安全策をとるんだな)

ぶっちゃけ「行くんだな! トリケラXでバトラッシュ・ナックルをマナ送りにしつつジョニーを攻撃なんだな!」

トリケラX 18000
VS
ジョニー・ザ・ビギニング5000


ぶっちゃけ「ジョニー・ザ・ビギニングを破壊なんだな!」

ジョー「クリーチャーが一度に2体もいなくなっちゃった!」

ぶっちゃけ「さらに、エリカッチュで最後のシールドを攻撃するんだな!」(盾1→0)

べんちゃん「シールド・トリガーが出なければジョーくんの負け……!」

ジョー「来い……来た! シールド・トリガー! ヘブンズ・ダブルテイル発動!」

ぶっちゃけ「や、やっぱり入ってたんだな!」

ジョー「2体タップとシールド追加を選べるから、シールド追加の方を使うよ!」(盾0→1)

ヨーデル「ブレイク前の状態に戻っちゃったレヒ!」

ぶっちゃけ「ぐっ、そのシールドもジャーベルでブレイクするんだな!」(盾0→1)

ジョー「ちぇっ、今度はシールド・トリガーじゃなかったよ」

ぶっちゃけ「ターンエンドなんだな」


盾2 マナ9 墓地6 手札0 山札19 場(ジャーベル、エリカッチュ、トリケラX)


ジョー ターン6


ジョー「相手にはパワー18000のクリーチャー……ピンチだけど、すげーわくわくするんだ!」

ジョー「俺の風、ビュービュー吹いてきたぜ! 行っくぞぉー!」

ジョー「バッキューン! ズッキューン! ドッキューン! ドロー!」

ジョー「きたぁー! まずはクリムゾン・チャージャーをマナに置き、呪文、フェアリー・ギフトを発動!」

べんちゃん「あれは、次に召喚するクリーチャーのコストを3下げる呪文カード!」

ホカベン「確か殿堂入りしてて1枚しか入れられないんだべ」

ジョー「俺の切り札! ジョリー・ザ・ジョニー Joeをコストを下げて召喚!」

ヨーデル「べんちゃんとのデュエマでも活躍したカードレヒ!」

ジョー「引き金は二度引かねえ、一発が全てだ」

ジョー「ジョニーの能力を発動! コイツ以外のクリーチャーをぜんぶ破壊だぁー!」

ぶっちゃけ「さ、3体とも一度にやられたんだなー!」

ホカベン「でもジョーくんのシュトルムも巻き添えになっちゃったべ」

ジョー「そして、残った2マナで団子の玉 ミタラス四兄弟を召喚!」

べんちゃん「なるほど、フェアリー・ギフトでコストを下げた分、ブロッカーを出すためのマナが残っていたんだね」

ジョー「いっけージョニー! ジョリー・ザ・ジョニー Joeで残りのシールドをぜんぶブレイク!」(盾2→0)

ヨーデル「ぶっちゃけの手札は0枚……あの2枚のシールドの中身次第で次のターンの動きが決まるレヒ!」


ぶっちゃけ「来たんだな!手札に加わるX-girlsを墓地に置き、天真妖精オチャッピィをストライク・バックで召喚するんだな!」

ジョー「えっ? シールド・トリガーでもないのにクリーチャーが出てきた!?」

ホカベン「ストライク・バックっていう能力だべ」

べんちゃん「条件を満たすカードがシールドから手札に加わるとき、それを捨てることで手札から使うことができるんだ」

ぶっちゃけ「オチャッピィは自然文明のカードを捨てることが条件だから、一緒にブレイクされたX-girlsを捨てて能力を使ったんだな」

ヨーデル「ブレイクが同時になったおかげで今までより発動させやすくなった場面もあるレヒ」

べんちゃん「逆に使いづらくなった場面もあるんだけどね……」

ぶっちゃけ「オチャッピィの能力で墓地のトリケラXをマナゾーンに置くんだな」

ジョー「俺のターンなのにクリーチャーとマナを増やされた……」

ホカベン「しかも次のターンにオチャッピィは攻撃できるべ」

ヨーデル「ミタラスを出せてなかったらぶっちゃけの勝ちがほぼ決まってたレヒ……」

ジョー「あ、危なかった……ターンエンド」


盾0 マナ10 墓地6 手札2 山札20 場(ジョリー・ザ・ジョニー Joe、ミタラス)


ぶっちゃけ ターン7


べんちゃん「ぶっちゃけがジョーくんのブロッカーを除去できれば、オチャッピィの直接攻撃が決まってぶっちゃけの勝ち……」

ホカベン「できなければジョーくんにターンが回って、そのままジョーくんの勝ちだべ」

ぶっちゃけ「うおおおおおお! ここまで来たからには勝ってやるんだな!」

ヨーデル「す、すごい気合レヒ……!」

ぶっちゃけ「このドローは重いんだな! でも俺は引くんだな!」

ぶっちゃけ「見せてやる! ハラグログログログロ……ってありゃ!? なんだな!?」


ハラグロドロー 失敗!


べんちゃん「ぶっちゃけの気合が霧散した……?」

ホカベン「気合を入れ過ぎて空回りしちゃったべか……?」

ぶっちゃけ「引いたカードは、雪精 チャケなんだな……」

べんちゃん「自分のシールドを守れるクリーチャーだけど……」

ヨーデル「シールドがなくなった今では手遅れレヒ」

ぶっちゃけ「うっ、ううう……チャケを召喚してターンエンドなんだな」


盾0 マナ10 墓地10 手札0 山札18 場(オチャッピィ、チャケ)


ジョー ターン7


ジョー「よっしゃー俺のターン、ドロー!」

ジョー「音速 スパナーを置いて11マナ! これだけマナがあれば色々できるもんね!」

ジョー「まずは3マナでエナジー・ライト発動! 能力で2枚引く!」

ジョー「次に3マナでピアラ・ハートを召喚! ぶっちゃけのオチャッピィを破壊するよ!」

ヨーデル「なけなしのクリーチャーが減らされちゃったレヒ……」

ぶっちゃけ「そして残った5マナで召喚! スピードアタッカーのメガ・キリキリ・ドラゴン!」

ぶっちゃけ「か、完全にオーバーキルなんだな……」

ジョー「いっけー! ジョリー・ザ・ジョニー Joeでぶっちゃけにトドメだ!」

ジョー「引き金は二度引かねえ、一発が全てだ」

ぶっちゃけ「ってそれ2回目なんだなぁぁぁ!」

ジョー「よっしゃー! 上出来っ!」


切札ジョー 勝利!


ジョー「やったー! また勝ったー!」

ぶっちゃけ「ううう、大人になってもやっぱり俺は負けるんだな……」

ジョー「ぶっちゃけ、一緒にデュエマしてくれてありがとう。とっても楽しかったよ」

べんちゃん「ジョーくん……また機会があったら一緒にデュエマするんだな」

ジョー「うん!」

ホカベン「それで、4文明デッキにしてみてどうだったべ?」

ジョー「べんちゃんとのデュエマのときよりカードが使いやすくなった気がするよ!」

べんちゃん「さらに文明を減らして3文明デッキにしたりとかいろいろ試してみるといいよ」

ジョー「でも、また文明を減らしたらできることがますます減っちゃうよ?」

べんちゃん「いや、単色のカードでも色々なことができるカードがあるんだよ」

ホカベン「どんなのがあるんだべ?」

べんちゃん「例えば自然文明でも、剛撃古龍テラネスクやライフプラン・チャージャーは手札とマナを一度に増やせるんだ」

ジョー「えっ、自然だけでもさっきのフェアリー・シャワーみたいなことができるの!?」

べんちゃん「そういうこと。他にもこういったカードはいくつかあるから、色々なカードを試してみるといいよ」

ホカベン「家には勝太くんやるるちゃんの余ってるカードが沢山あると思うから、探してみるといいべ」

ジョー「うん、わかった! みんな、色々とありがとうね!」

ヨーデル「ジョーくんには頑張ってどんどん強くなってほしいレヒ!」


ジョー「あーあ、でも、結局父ちゃんがどこに行ったかは分からなかったなー」

ヨーデル「ああ、そういえばレオ君なら勝太の居場所が分かるかもレヒ」

ぶっちゃけ・ホカベン「「ああ! 確かに!」」

ジョー「レオ?」

べんちゃん「彼も勝太くんの友達の一人なんだ」

ホカベン「るるちゃんに聞いてみればレオくんのことも何か知ってるかもしれないべ」

ジョー「わかった! 家に帰ったら母ちゃんにレオについて聞いてみるよ!」

ぶっちゃけ「気をつけて帰るんだな」

ジョー「べんちゃん、お邪魔しましたー!」

べんちゃん「何かあったらいつでも遊びにおいでよ」

ジョー「うん! 今度もまた勝ってやるさ!」

ヨーデル「ふふ、僕たち大人も負けてられないレヒ」

ぶっちゃけ「次は返りうちにしてやるんだな!」


ナレ太郎「こうして、ジョーのデュエマづくしな一日は終わるのであった……」


アニメ46話に続く……

以上でこの話は終わりです
ジョーのカードが多く登場する次の弾が今から楽しみですね
では依頼出してきます

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