勇者「強くてワールド作成から」(47)

勇者「もう飽きた…」

この世界は広い、この世界は無限に続いている、この世界には終わりがない。
…終わりがないのである。

勇者「ねぇ、飽きないの?神様」

僕は知っている、この世界は神が作っている、その神は僕の望む世界を作ってくれる。
でも、僕はもう疲れてしまった。
魔王が出て、僕が生まれ、仲間を集め魔王を倒しに行く。
この繰り返しを違う世界で繰り返すだけ。
街も、人も、世界が違えば全てが最初からになるのに、僕だけが前の世界の全てを持って生まれてくる。
少し前に魔王になった事もあった。
結果は悲惨だった。僕を倒しに来た勇者は僕を倒すことができなかった。
だから、世界をリセットした。

勇者「神様、僕にその力をください。そして、僕を仲間の剣士にしてください」

願いは…叶った。

剣士「何もないなぁ…んー、まず最初の街と魔王城、あとスライムかな…」

僕が思うだけですぐにそこに街が立った。

剣士「さてと、あとは勇者に会ってから、シナリオを決めて行くか…初期装備は…こんなもんかな」


勇者♀「お母さん…お父さんのためにも必ず、魔王を倒してみせます!」
勇者母「体に気をつけてね?ポーションは?武器は?」
勇者♀「もぉ!お母さん心配性すぎ!これでもパパの子供なんだよ!行って来ます!」
勇者母「そうね、行ってらっしゃい。何かあったらすぐ戻って来なさいね」

勇者はひらひらと手を振った

剣士「初々しくていいなぁ…しかし、設定とかはオートなんだ…」

勇者「あ!剣士さんだ!私ね、今日から旅に出るんだよ、ついて来てくれるよね…?」

剣士「え、あぁ、うん、一緒にいくよ!(俺のこと知ってるのか…)」

勇者「えへへ、ありがとう…剣士さんが一緒なら心強いなぁ」

剣士「まあ、任せとけよ。まずはそこのスライムあたりで経験を積むのがいいんじゃないか?」

勇者「そ、そうだね!初めての魔物退治…よーし!頑張るぞぉ!」

スライムがあらわれた!

剣士「…まぁ、俺が先に行動することになるわな…ステータスALL999+だし…」

勇者「?剣士さん、どうかしましたか?」

剣士「いや、なんでもない…ここは…補助魔法かな」

勇者のステータスが上がった!

勇者「攻撃しないんですか?というか、剣士さん、剣士なのに魔法使えるんですね!」

剣士「ん、まぁちょっとだけね?勇者、攻撃して!」

勇者「はい!」

勇者の攻撃!スライムに1378ダメージを与えた!
戦闘に勝利した!勇者は経験値8もらった!
勇者のレベルが上がった!

勇者「わっ!すごーい!レベルアップしましたよー!」

剣士(銅の剣+中級ステアップなのにこんなダメージでるのか…まぁ、ダメージを可視化してないから勇者ちゃんには分からないんだろうけど…)

剣士(次の街…うーん、お城とか立ってるの作ろう)

剣士「レベルアップおめでとう!さて、次の街に向けていこうか!ここからだとあそこに見える城下町かな?」

勇者「そうですね!王様にも挨拶しないと…」

剣士「んじゃ、いこーか(ゴブリンクラスのモンスター、色違いスライムくらい追加しよう)」

勇者「そういえば、剣士さんはレベル上げないんですか?戦闘苦しくなっちゃいますよ?」

剣士「あぁ、俺は仲間だから最初からある程度レベル高いから平気、装備も鋼だからね」

勇者「え!ずるいです!私も欲しいです!」

剣士(最初のダンジョン追加…ボスなし蜘蛛とかコウモリとかの武器とか手に入るやつ)

剣士「ちょっと寄り道になるけど洞窟に行けば落ちてるらしいよ、行く?」

勇者「なるほど…今はゴールド大切ですもんね…行きましょう」

剣士「でも、もう少しレベルあげようか、lv4あればコウモリとか蜘蛛も大丈夫だと思うから」

勇者「蜘蛛でるんですか!?私昆虫系モンスター嫌いなんですよね…はぁ」

剣士「勇者がそんなのでどうするのさ、蜘蛛なんてまだ可愛いもんだよ、この後ゾンビとかもっとグロテスクなモンスターが…」

勇者「ゾンビ!?け、剣士さん?私のこと驚かせようとわざと言ってるんですか!?」

剣士「あはは、ごめんごめん、でもゾンビは本当。ただゾンビ対策の装備とかもあるから買い物とか宝箱拾うの忘れないようにしないとね」

勇者のレベルが上がった!
勇者はため切りを覚えた!

勇者「みてください!新しい技を覚えましたよ!1ターン攻撃を止めて威力2.5倍の攻撃ですって!」

剣士「戦士系統の技だね、勇者ちゃん、溜めずにその力を1回に2回攻撃にすることとかできるんじゃないの?」

勇者「お、おぉ!そんな技があるんですね!」

剣士「力少し抜いて、こんな感じに…」
ブンブン…
勇者「こ、こうですか?」
ブンブン…ブンブン

勇者は連続切りを覚えた!

剣士(スキル継承が出来るのは助かるな…ただ、あんまり実力差を見せつけないようにしないと、あの時みたいに…)

勇者「ふふふ!これが勇者の血筋ですよー!才能はあるんです!…って、どうしたんですか?」

剣士「いや、なんでもない。そろそろ初ダンジョンに行ってみようか」

勇者「も、もう蜘蛛なんか怖くないぞ!かかってこぉい!」

蜘蛛達があらわれた。

勇者「……あの、剣士さん?つかぬ事をうかがいますが、炎の魔法とか使えたりしないですよねー…?」

剣士「やっぱり苦手なの?」

勇者「あの目!!みてください!真っ赤ですよ!あれは強い攻撃性、相手への威嚇を表してるんです!それにあの毛むくじゃらな足!あれは洞窟の中の壁や天井を這い回るように…あんなのが3体!!!正気じゃないです!!」

剣士「仕方ないか…全体火炎」

蜘蛛達に6789ダメージを与えた。
戦闘に勝利した。

剣士「でも、こんなことしてても勇者はレベル上がらないぞ?いいのか?」

勇者「良くないです…でも、どうしても蜘蛛は無理なんです…小さい頃のトラウマで…」

剣士(小さい頃…ねぇ…あの街が出来てまだ、1時間もたってないはずなのに、勇者にはそれ以前の記憶まであるのか…羨ましいかぎりだ)

勇者「また黄昏てる…おいてっちゃいますよー?」

剣士「一人で蜘蛛倒せるの?」

勇者「…いじわる」

そう言うと勇者はぴったりとくっついて来た。

剣士「魔法の基礎はわかるよね?」

勇者「はい、魔素の流れを感じとり、呪文などでイメージを具現化させて放つ…ですよね?」

剣士「そうそう。あとはどれくらいの魔力で出すか、なんだけど…勇者ちゃんはどんな火の魔法が覚えたいの?」

勇者「えっと、粉塵爆破とか…なんて…無理ですよね?」

剣士「自信持ちなよ、勇者ちゃんはどんな職業にもなれるし、どんな魔法も技も使えるんだからさ」

勇者「えっ!?そ、そんなにすごいんですか?勇者の血筋って…」

剣士「それだけ特別なんだよ。絵本の中の天界人の血筋を引いてたり…なんて話が現実だったー、なんてのもあるかもよ?」

勇者「その絵本読んだことあります、天界人の王子様が人間のお姫様と恋に落ちて戦争になっちゃう話ですよね…」

剣士「勇者の血筋にしか使えない魔法のアイテムとかだってあるかもしれないよ?」

勇者「ふふ、以外に剣士さんってロマンチストなんですね?」

剣士(まぁ、その手の武器なんて、エンディング後のよくわからない裏で操ってましたー、みたいなボスのところにあったり、そのボスも持ってる武器だったりの方が強いって言う悲しい代物なんだけど…)

勇者「火の玉ー!火の玉ー!」

剣士「って、人が物思いに更けてる中、先を行かない!そして覚えたからって火の玉連発しない!魔力も体力もかなりギリギリだし…」

勇者「だ、だって今のままだと剣士さんに追いつくまで…」

剣士「回復術と魔力移行!」

勇者「わっ!ありがとうございます!」

剣士「俺に追いつこうとか考えないでいいから、どの道この世界は俺だけじゃ救えないの。勇者ちゃんには勇者ちゃんにしか出来ないことがあるんだから、無茶しないの」

勇者「はい…」

勇者「私の事…弱いからって見捨てないでくださいね…?頑張りますから…」

剣士「誰も最初から強くないよ、俺だって昔は木の棒でスライム叩いて死にそうになってたし」

勇者「剣士さんが!?今の剣士さんからだと想像つかないですね…」

剣士「話してる間に奥にたどり着いたね、宝箱だらけだ、開けてみるといいよ」

勇者「どうです!この装備!全部鋼!!ちょっとは勇者にみえますか?」

剣士「見えるよ!…ん?あそこの壁奥に行けそうだよ」

勇者「あ!本当だ!…なにがあるんでしょうね?」

勇者は経験の靴を手に入れた。

剣士(いやいやいや、早すぎるだろ…歩くごとに経験値アップは中盤くらいに、こんな靴はいたって今のレベルだと耐性とかの装備の方が戦闘効率がー…ってなってからだろ…)

勇者「わぁ!この靴すごいですよ!足踏みするだけで経験をつめそうです!」

勇者は高速足踏みでレベルが1上がった!

剣士「さて、そろそろ次の街に行きますか…勇者ちゃん手を握って」

勇者「手…ですか?あの、それは、えっと…そう!動きづらくなりません?そ、それに今は洞窟の中、敵がいつ来るかわかりませんし!あ、いや、剣士さんが嫌いだからとかでは無くて…」

剣士「?洞窟から出るんだよ。転移魔法はわかるよね?」

勇者「あ、あぁー!転移魔法!知ってますとも!えぇ!別に理由がなく手を握りたかったとかそんなんじ…」

剣士「転移魔法!」

勇者「……おえぇ」

剣士「喋りながら転移するから…大丈夫?」

勇者「ぐすん…剣士さんのいじわる…」

剣士「落ち着いた?」

勇者「はい…にしても、空綺麗ですねー。なんか何時間も洞窟の中にいた気がします…」

剣士「洞窟とかに入るとそんなもんだよね…いったいこのダンジョンに何時間迷ってるんだーって」

勇者「そういうものですか?」

剣士「そーそー。あとは街で買ったばかりの装備拾ったりね…」

勇者「あの街に売ってましたよね、たしか…鋼の剣1.500ゴールドでしたっけ?」

剣士「まぁ、結果としてお金払わずゲットできたんだし、良かったよね」

勇者「剣士さんの情報のおかげです!あっ!モンスターです!」

色スライムがあらわれた
勇者の攻撃!150ダメージを与えた!
戦闘に勝利した!
勇者は経験値40もらった!

勇者「ふぅ…戦闘にも慣れてきましたね」

剣士「そうだね、城下町ももうすぐだし、早く行って今日は宿屋に泊まろうか」

勇者「えっ!?手を握った次は宿屋ですか!?男女が同じ部屋に二人きり…そうなってしまうと…」

剣士「どうかしたの?」

勇者「けけけけけ剣士さん、わたわた私も覚悟をききき決めました…」

剣士「えっ…野宿するの?いいよ、ゴールドなら出すから宿屋の方がいいでしょ?」

勇者「野宿!?剣士さん野外も好きなのですか…?」

剣士「野外?変な言い方するね…まぁ、外は外で星も見れるしね、でも今日は宿屋ね」

勇者「は、はいぃ…優しくお願いします…」

城下町の宿屋

宿屋「いらっしゃい、泊まるのかい?80ゴールドだよ」

剣士「部屋別々で、彼女にはロイヤルスイートルームで」

宿屋「一般は80ゴールド、ロイヤルスイートルームは1.800ゴールドだよ」

剣士「ここに2.500ある、残りは彼女に使ってくれ」

勇者「えっ!?剣士さん何してるんですかそんな大金…それに私は一緒でも…というか一緒だと思ってたのに…」

剣士「こんな汗臭いし男臭い剣士となんか泊まるときくらい別でもいいんだよ」

勇者「よくないです!それに剣士さんは臭くないです!」

剣士「じゃ、鍵もらってくよ。文句なら明日聞くから、じゃあね」

宿屋「勇者殿はあの剣士のことを好きなのですかな?」

勇者「す…好き…なの…かな…幼い時から面倒見てくれた近所のお兄さんって感じの人だから…よ、よくわからないです…でも…好きだと思います」

宿屋「それなら、剣士残りは言うことを聞いておやり。不器用だけど、なんだかんだ勇者殿の事が気になるのですよ、きっと」

勇者「ありがとうございます…では私も部屋に行きますね…」

勇者「そっか…剣士さんは私のこと大事に思ってくれてるのかな…?」

勇者「でも、今日の剣士さんすごくカッコよかったなぁ…小さい頃よく遊んだけど、その後、剣士さんは王国騎士になってからは、風の噂でしか話は聞かなかっけど…」

勇者「私のために戻ってきてくれて、一緒に魔王退治についてきてくれて、その上こんなにふかふかなベッドまで…でも、鈍感は相変わらずなんだよねぇ…はぁ…」

勇者「王国一の騎士…かぁ…足引っ張らないように頑張らないと…」


剣士「さて、どうしたもんかな…魔王は今のステータスから変動しない事を条件に自由行動開始、魔物のレベルも勇者のレベルプラスマイナス5までなら作成可能、ダンジョンの作成も可能追加っと…」

剣士「仲間は…どうしようかな…入ると経験値効率が…うーん…保留かな」

剣士「あ、経験値が美味しいモンスター!これ絶対だわ」

剣士「あとジョブチェンジ、伝説の武具、モンスターに対する耐性が鍛えられるお店をこの街へ…こんなところかな」

ちなみに、質問なんですけど恋愛要素いりますか?

チュンチュン

勇者「あ、おはようございます!昨日はすみませんでした」

剣士「いや、気にすることはないよ」

勇者「剣士さんは疲れしっかりとれました?」

剣士「しっかり寝たから大丈夫だよ」

勇者「なら、良かったです!王様に会いに行きましょう!」

剣士「王様に魔王退治の事を伝えないとな」

兵士「おや?剣士!剣士じゃないか!!」

剣士(また、変なイベントが来たぞ…)

兵士「と言うことはそちらの少女が勇者殿か…剣士、お前はこの国一の騎士だ、勇者の事を頼むぞ」

剣士「(なるほど、そう言う設定か)あぁ、わかせておけ」

勇者「この世界の平和のために…頑張らせていただきます!」

兵士「ありがとう、君はこの世界の希望だ…死ぬんじゃないぞ」

剣士(意識してなかったがこの場合勇者が死んだらどうなるんだ…?記憶の保持は…)

王「あー、こほんっ!!私が、この国の、王である、でー…して…あるからに…」

剣士(なんでこうも意味のない話を長々と続けられるんだ…勇者はしっかり聞いてるけど、聞く意味ほとんどないんだけどなぁ…)

王「実は先日、この近辺の森に怪鳥が出たと言う報告があり、まずは勇者には~を倒してもらいたい」

剣士(なるほど…先に次のダンジョン

王「あー、こほんっ!!私が、この国の、王である、でー…して…あるからに…」

剣士(なんでこうも意味のない話を長々と続けられるんだ…勇者はしっかり聞いてるけど、聞く意味ほとんどないんだけどなぁ…)

王「実は先日、この近辺の森に怪鳥が出たと言う報告があり、まずは勇者には怪鳥を倒してもらいたい」

剣士(なるほど…先に次のダンジョンはもう魔王が用意してくれたのか…これは助かる)

勇者「わかりました、必ずや森の怪鳥を倒してまいります!」

王「うむ、この城にある道具は自由に使って構わんぞ!それと、剣士…」

剣士「はい…王様…」

王様「お前はもう少しだけ私の話を聞きなさい、お前の腕は知っているが、そんな態度では勇者に迷惑がかかるぞ、しゃきっとせい!」

剣士「はっ!ご忠告痛み入ります(いちいちそんな事言うのかよ…)」

王「では、お前たちの帰りまっとるぞ!」

勇者「うわぁ!すっごい広い森!空気は美味しいし、最高だね!」

剣士「森といえば鳥、虫、動物、植物系のモンスターが多いな…」

勇者「虫!?虫って言いましたか!?今!!連続で虫ですか!!」

剣士「まぁまぁ…火の玉あるしなんとかなるよ」

勇者「うぅ…嫌だぁ~…魔王は私の弱点を知ってるんだぁ~…嫌がらせだぁ…」

ヨロイカブトが現れた!

勇者「ふっ!掛かったな!私は貴様らなぞ怖くないぞ!」

ヨロイカブトは仲間を呼んだ!

巨大ミミズが現れた!
人食い蟻が現れた!
火炎芋虫が現れた!

勇者「………カブトムシ、クワガタムシくらいならいけるのに…うぅ」
剣士「それって虫ほとんどダメなんじゃ…」

剣士「全体火炎」

火炎芋虫はHPが回復した
他の魔物を倒した!

剣士「まぁ、そうなるわな…」

勇者「いーやーだー!にーげーる!かーえーるー!」

勇者は逃げ出した!
しかし回り込まれた!

勇者「…あ」

火炎芋虫の火の玉!
勇者に18ダメージを与えた!

勇者「熱っ…あうぅ…」

忍者「手裏剣投げ!」

剣士の真上から声がした

火炎芋虫に9999ダメージ!
火炎芋虫を倒した!
戦闘に勝利した!
勇者のレベルが上がった!
勇者は守護壁を覚えた!

勇者「え?何が起こったの?」

剣士(ここに来てイベント戦闘か…なんかこいつそのうち裏切ったり、洗脳されたりしそう…)

剣士「助かったよー!ありがとう!」

忍者「お前たち!なぜこの森に入った!今この森には怪鳥がおり危険なのだぞ!早々に立たされ!」

勇者「私は勇者といいます!私たちは王様に怪鳥を倒すよう頼まれてここに来ました!」

忍者「ふっ、笑わせるお前のような弱者が勇者な訳なかろう!勇者の名を偽るニセモノめ!勝負!」

戦士(なるほど…ここで負け戦か…しかしわざと負けるのは面倒だ…)

戦士は忍刀チザクラを装備した!

戦士の連続切り!52回当たった!
忍者に9999ダメージを与えた!
戦闘に勝利した。

レアアイテム!忍者の勲章を手に入れた!

勇者「くっ…こんなところで…負ける…わけには…」

剣士(一回も行動させてないのに、勇者のHPが1になっている…俺もなぜか跪くこと…)

忍者「ふっ…勇者を偽るからだ…む?そのペンダントは…まさか…!」

勇者はその場に倒れた…

ホーホー…

剣士「う…うーん…」

忍者「気がついたか…勇者はまだ気がつかないか…」

剣士「どうして、俺たちを助けたんだ?」

忍者「勇者のペンダントだよ、あのペンダントは過去の英雄が身につけていたペンダントだ…真に勇気があるものだけに授けられる、英雄のペンダント…」

勇者「っ…あ…!忍者…!」

忍者「気がついたか…済まないことをした…お前は間違いなく本物の勇者だ…お詫びの印にこれをやろう」

勇者はカタナを手に入れた!

忍者「無名だが、切れ味は保証する…それから、今日はもう遅い、夜は危険だ…夜警は私に任せてお前たちは休め…」

とりあえず、今日はここまでにします…
好きなように書いてみます!
思いつきとかで書いているのでおかしかったらごめんなさいorz
ちなみに、モチーフはドラクエとかffとかそのたごちゃ混ぜな世界なので適当です。
ちなみに、剣士は50ループ以上してます。
その中には銃で戦う世界とか、近未来RPGなどもあり、各世界の武器や魔法を使いたい放題使えます。

ちなみに忍刀チザクラは人型魔物特攻待ち…ダメージ表記は9999でストップしてたが、連続攻撃なので、倒れなかった場合
9999ダメージを与えた!
9999ダメージを与えた!
…と続く

勇者「これがカタナ…東の国に伝わる秘術の塊…」

ブゥンブゥン…
シュパパパパ…

勇者「軽いうえ、威力も高い…」

勇者は首狩り、居合斬り、精神統一を覚えた!

剣士(武器にもスキルが宿ってるのか…聖剣エクスカリバーとか、勇者の剣とかどんなスキルなんだろ…気になる)

忍者「武器にもそれぞれ技や特技を覚えていることがある、だがそれは武器のスキルだ。自分のものにするためにはそのスキルをたくさん使うことだ」

剣士(唐突なチュートリアルきたー!なるほどね…つまりたくさん使えば武器のスキルを覚えられると…)

勇者「なるほど…スキルを極めていくのも強くなる道なんですね!」

忍者「そらから、私も怪鳥を倒すまでの間、勇者についていくと決めた、いやとはいわせんぞ?」

忍者が仲間になった。

忍者「…剣士お前は一体何者だ…?」

勇者に聞こえない声をかけてきた

剣士「見ての通りの剣士だけど?」

忍者「そんなわけはない、貴様が見せた幻は圧倒的すぎた…忍の里にある刀で私を目に見えない速度で連続で切りつけたのだ…あれが現実だったのなら今頃…」

剣士「…元王国騎士団筆頭、剣士だ」

ここで本当の事を伝える必要はない…
だが、嘘は言っていない

忍者「通りで…私はお前に勝てないと思い不意打ちをさせてもらった…」

勇者「剣士さん!忍者さん!あれ!」

そこには異様なほど大きい鳥の巣…そして卵があった。

剣士(触ったら戦闘になるやつだ…間違いなく触ったら戦闘になるやつだ…露骨すぎる…)

剣士「全体回復術、魔力付与」

全員のHPとMPが回復した!

目の前を調べる

すると森の奥から奇声が聞こえた

怪鳥「キャーオォ!」

バサバサと大きな羽ばたきをしながらこちらに向かってくる!

怪鳥が現れた!

勇者「これが国王が言ってた…!」

剣士は味方全体に補助魔法をかけた!

勇者「居合斬り!」

怪鳥に1800ダメージを与えた!

怪鳥を倒した!
勇者と忍者のレベルが上がった!
勇者は中級火炎を覚えた!

剣士(…どーすんのこれ…この調子だと敵みんな瞬殺されていく…)

勇者「ふぅ…苦しい戦いでしたね!」

コメントありがとうございます!
遅筆な上に行き当たりで書いてるので遅くなってしまってすみません…

剣士(はぁ…もしも勇者に俺と同じような立場があったなら…)

あまりの退屈な戦いにそんなことを思ってしまった。
それは、思ってはいけない事だった。

勇者「…!あの…剣士さん…」

剣士「ん?どうした?勇者」

勇者「あなたのステータス…なんでそんなに高いんですか?」

剣士「えっ?いや…」

剣士は勇者のまさかの問いに驚いた。
世界に縛られているものはレベルであったり、ステータス、ダメージを可視化することは不可能なのだ

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