神様「安価で他のSSの世界に異世界転生して下さい」(119)

神様「安価で他のSSの世界に異世界転生して下さい」

男「……ここ、は?」

神様「数レス分過ごしたら、迎えを寄越しますので」

男「いや、誰ですか? 俺確か死んだ筈なんですけど」

神様「神の皆様、現行スレ限定でお願いしますね」

男「誰に向かって話しているんですか?」

神様「うるさい! 説明してるんだから聞いてよ!!」

男「うわっ! いや、だからなんですか、その異世界転生って。というよりあなたは誰なんですか」

神様「だーかーら! 私は神様であなたは死んだから他のSSに数レス分異世界転生するの!」

男「ははは、神様って。おいおい」

神様「……1レスでエタってるSSに飛ばしてもいいんですよ?」

男「なにそれ、なんか未来も希望も無い気がする・・・・・・」

男「あの、異世界転生って……最近ネット小説の題材でやけに多かった薄ら寒いジャンルのあれってことですか?」

神様「はい、そうです」

男「何で俺がそんなことしないといけないんですか? ほら、天国とか地獄とか、そういうところに連れて行ってくれるんじゃないんですか?」

神様「あははは、そんなこと信じてたんですか? いや、ふふ・・・・・・夢があって良いですね」

男「だって神様はいるじゃないか!」

神様「え? 当たり前じゃないですか」

男「はあ……とりあえず分かったんですけど、何で俺がそんなことしないといけないんですか?」

神様「もっと偉い神様達の余興です。遊びです。神々の黄昏です」

男「それって世界の終わりって意味なんじゃ」

神様「冗談の通じない人ですねー、そんなにエタってるSSに飛ばされたいんですか?」

男「だから怖いってそれ! 意味わかんないけど」

神様「安心してください。皆さんが満足したら、ちゃんと良い世界に飛ばしてあげますから」

男「え、そうなの?」

神様「そうですよぉ? 魔王の居る世界に転生して伝説の勇者になるのも良いですし、何故かあなたがモテまくる世界でハーレムを作っても良いですよ」

男「それは希望が持てるなぁ」

神様「転生先で死ななければですけどね」ボソ

男「え? なんですって?」

神様「なんでもありません。それでは神の皆さん!! 安価をはじめますよー!」

男「いや、死ぬって言いましたよね!?」

神様「最初の安価はー! ジャジャン、>>4です!」

男「>>4って、なんですかそのSSにありそうな名前の世界は」

神様「だからSSなんですって。私は実況解説を勤めますので、楽しい異世界ライフをお過ごし下さい! そーれ」

男「ちょ、押すなって! あーれー」

ヒューン

魔王「その顔を曇らせてやる」
魔王「その顔を曇らせてやる」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1488269352/)

※魔王「その顔を曇らせてやる」

神様『実況は超美貌のアイドル系神こと、わたくし神様が勤めます。さあ、男が異世界に辿りついたようです!』

神様「ニコニコ」

魔王「くっ…」

男「……あの」

神様『男、困惑の表情を浮かべております。……ぶっあははは! これ、1レスしかないじゃないですか!』

神様「またいつでも挑戦しに来るといいですよ」ニコニコ

魔王「お、おぼえておれ!!」タッタッタッタ

男「あ、まってくださいよー」タッタッタッタ

神様『男、撤退する魔王の後に続きます! いやあ、どう思いますか? 解説の天使ちゃん』

天使『……男は、二人がこの世界の神様と魔王であるということに気づいていない』

神様『あははは! 馬鹿ですよ、これは』

天使『神様、笑いすぎ』

神様『いや、ははは、だって……それでは男の後を追ってみましょう!』

神殿前、荒野

魔王「うう……ぐす、ぐす。どうしても神様が倒せない……」

神様『これは……』

天使『泣いている』

神様『えー状況から察するに、もう何度も神様に挑み続けているのでしょう。大の大人の涙、これは痛いですね』

天使『……そこまで大人でもない。人間の寿命で換算すれば、ティーンエイジャー』

神様『おおっと! ここで男が歩み寄った!』

男「……喧嘩かい?」

神様『やはり気づいていない!! この世界の命運を分ける聖戦を喧嘩で片付けましたー!!』

天使『危機感が、足りない』

魔王「だ、誰だ!!」

男「な! 杖なんて向けるなよ、危ないだろ。 いや、通りすがりのものなんだけどさ」

魔王「ならばさっさと消えよ!」

男「そう怒るなって。なんだかよくわからないけど、酷いよな、あいつ。お前があんなに必死な顔してるのに、ニコニコしててさ」

神様『ぶっ! あははは。そういう解釈かー!』

天使『神様、うるさい』

魔王「……そうなんだよ、私がこんなに頑張っているのに。あいつ、傷一つつかないんだ」

神様『神様だからねぇ』

天使『そう』

男「よしよし」

神様『おおっと!? 男、おもむろに魔王の頭を撫でました!!』

天使『魔王を、いじめられっこだと思っている』

神様『見た目は男より年下に見えますからね!』

魔王「……わかってくれるのか?」

男「ああ、もちろんだ。俺も部下の残業過多を役員に直談判した時に、同じような顔をされたよ」

魔王「やく、いん?」

男「ああ。会社の中でいう、神様みたいなもんだ」

魔王「神だと!? では、貴様も神に挑んだことがあるのか!?」

男「え? ああ、そうそう。そうなるな」

魔王「それは失礼した! まさかこの醜い精霊達の平和な大地に、まだ同志が居たとは」

男「ははは、それは大げさだよ。でもとりあえず、俺は君の味方ってこと、で……いいんだよな? そういう世界だもんな?」

神様『男、魔王が勝てば世界が終わることに気づいているのでしょうか!?』

天使『……正義の反対は、また別の正義。どちらについても、それは正しい』

神様『……パワポケ7かな? 天使ちゃん』

天使『……違う、これは私の――』

神様『黒野鉄斎だよね?』

天使『違う』

神様『……さあ、男が魔王側に加勢しました! これはどうなってしまうのでしょうか!』

天使『……』ピコピコ プレイボール! ストラーイク!

魔王城

魔王「なんと! 武力に意味はないと!?」

男「そうそう、殴って解決する問題なんてないんだよ。
相手がどんな相手であれ、話し合うことが大切だ。交渉はね、立派な戦いの一つなんだよ」

魔王「第17代魔王としてこの世を統治することはや200年、
どんな魔界の文献にも、そのようなことは書いていなかった。まさか、あなたは名のある賢者なのでは!?」

男「あはは、いや、そんな」

神様『男、映画や小説で聞きかじった台詞を捲し立てております!! これは痛い!!』

天使『……言っていることは、そうおかしくもない』

魔王「ですが……私は血で血を洗う戦しか知らぬ故、今更新しい戦の作法など……」

男「大丈夫だよ、ようはあいつに取り上げられた土地を半分だけでも返して欲しいんだろう?」

魔王「むう、出来れば全てと言いたいところだが……それが男氏の言う“オトシドコロ”であれば、仕方あるまい」

男「そうそう。自分の意見ばかり押し付けてもニコニコされるだからね。じゃあ、早速取り掛かろうか」

魔王「私は、なにをすれば?」

男「サラリーマンをなめるなよー? 契約ごとは任せてくれ」

魔王「おお、なんと頼もしい! 賢者・サラリーマンよ!」

神殿

魔王「神!」タッタッタッタ

神様「また、来ましたか。何度やっても無駄ですよ? あなたを創ったのは私なんですから」ニコニコ

魔王「今日は戦いにきたのではない」

神様「……?」

魔王「“セッタイ”だ!」

神様『おおーっと!? 神殿内に煌びやかなドレスを着た魔物娘達がなだれ込んできたぁぁ!』

天使『……これで喜ぶのは、親父』

魔王「酒も肉も女も沢山用意したぞ! さあ、とにかく一献交わそうじゃないか!」

神様「いや、私は、その」

魔王「むう、遠慮するでない! さあさあ!!」

神様『これは!! 神様たじろいています!!』

天使『……はじめての女と酒に動揺……神様は、童貞』

神様『ちょっと! 私と同じ名前なんだからあんまり酷いこといわないでよ!!』


魔物娘「ねーえ、神様。大地を返して欲しいの」

神様「い、いや。それはいけません。ヒック。それは、いや」フラ、フラ

魔王「やあ神様、楽しんでいますかな?」

神様「あ、ああ。このような宴は、はじめてです。ヒック。し、しかし、だからと言って大地を返す訳には」

魔王「えーっと」ゴソゴソ

神様『おおーっと、あれはなんでしょう!?』

天使『賢者・サラリーマンに授けられし、原稿』

魔王「えーと、“私に一度チャンスを下さい、決して後悔はさせません。ジヒョウを、お預かり下さい”」

神様「ジヒョウ? ヒック。いや、しかし」フラ、フラ

魔王「えーと膝をついて頭を垂れて、“お願い致します、大地も半分でよいのです。何卒、何卒”」

神様「むう……」フラ、フラ

男「あの、事情はよくわからないのですが、大の大人がここまでしているのですし、ここで譲歩されてはいかがでしょう」

神様「君は……?」

男「それに、ここで彼女と懇意にしておけば……またこの宴に招待するそうですよ?」コソコソ

神様「な、なんと!!」

神様『男、これは汚いです!! まるで昭和の繁華街にタイムスリップしたようです!!』

天使『……いつの世も、男は変態』


魔王城

魔王「本当にありがとう! 賢者・サラリーマンよ!! 君のおかげで、大地の半分を取り返すことができた!!」

男「いや、そんな」

魔王「これでまた人間界侵攻が出来ます! どうかその暁には、世界の半分をお受け取り下さい!!」

男「……え? 人間界? 世界の半分? いやいやいや! いらないですよ!」

魔王「な、なんて無欲な方なんだ! あなたの名はこの魔界で永遠に語り継がれることでしょう! 賢者・サラリーマンよ!」

男「あれ? なにこれ……もしかして君、魔王か何かなの?」

魔王「いかにも! 私は第17代魔王です!! いやあ、本当にありがとう!!」

男「うそぉぉぉぉ!?」

神様『えいっ!』

男「うおっ!? 身体がどんどん消えていく!?」

天使『……ここらで、たいじょーう』

魔王「け、賢者様!? いずこへ!?」

男「あーれー」

シューン

※魔王「その顔を曇らせてやる」終

神様「おお 男! しんでしまうとは なにごとだ!
 しかたのない やつだな。 おまえに もう いちど きかいを あたえよう!
 たたかいで キズついたときは まちにもどり
 やどやに とまって キズをかいふくさせるのだぞ。
 ふたたび このようなことが おこらぬことを わしは いのっている!」

男「うわっ! いや、死んでないし。いや、死んだけどさ」

神様「おかえり、男さん」

男「あの……魔王に助太刀しちゃったんだけど」

神様「あーいいのいいの。別の世界の話だし」

男「いい、のか?」

神様「こんな感じで異世界にどんどん飛んでいってもらいますよー?」

男「いや、ちょっと休ませてくれよ!」

神様「さーて、それでは神様の皆さん、安価をとりますよー?」

男「おい」

神様「次の安価はージャジャン、>>19です!」

男「>>19って、今度はもう少しまともな場所なんだろーな」

神様「え、知らない。では>>19の世界へ、ゴー!!」ドン

男「うわっ! あーれー」

ヒューン

触手「こんにちは」俺「はい」

※他板でも読めればいいですよー

どんなSSでもいいですよ



※触手「こんにちは」俺「はい」

魔界、魔王城

神様『さぁ、男が異世界に着い……こ、ここは』

天使『……これは、ラブ、ホテ――』

神様『だぁぁぁ! やめい!』

男「……ラブホテルの部屋みたいなところだなぁ」

神様『もういい!! さ、さあ気を取り直して! 男、ラブホテルのような部屋にたどり着きました!』

魔王「え、誰!?」

男「あ、あの……すいません。気づいたらここに居たっていうか、異世界転生っていうか」

魔王「へえ、ふーん。ああ、そうかそうか、大変だったね」ニコ

男「え? あの、なんで近づいてくるんですか?」

魔王「えぇー? 近いかなぁ?」ニコ

男「いや、近い近い近い! ちょっ、やめ! あの、いやー、あはは、あの」

魔王「そんなに近くないじゃん」ズイ

男「あの、耳に、息……かかってます」

魔王「かーわいー♥」

神様『じ、自主規制! 自主規制しますよこれは!!』

人間界 俺の家


魔王「おいーっす! セックスしてるー?」

俺「なんだ、また来たのか。丁度新婚セックスしようとしていたところだ」

触手ちゃん「ちょっと!」

俺「え、したくないの?」

触手ちゃん「いや、したくない、とは……言ってないけど。妊娠中だし」

神様『ストップストップストーップ! なんだこの世界はぁぁ!!』

天使『男の、姿が、見えない』

魔王「なんかさー、飽きたよね」

俺「え? ちんこに?」

魔王「そう、ちんこに」

神様『俺選手、直球だ!』

天使『ストラーイク』

魔王「なんていうか、マンネリぎみじゃんかー最近」

俺「まあ、俺も触手ちゃんがセックスさせてくれないからちょっと欲求不満だ」

触手ちゃん「に、妊娠してるからしかたないでしょっ!」

魔王「でね、結婚のお祝いってことで、新しいおもちゃを連れてきたよ」

触手ちゃん「連れてきた!?」

俺「と、とうとう俺も妻子持ちとして不倫をする時がきたのか!!」

触手ちゃん「むう」

魔王「まあー触手ちゃんが居るから不倫は駄目だろうけど、これなら大丈夫でしょ!」

神様『……お、おと、男、は、磔にされております! きゃー!!』

天使『……あれは、亀甲しば――』

神様『こらー!!』

男「ハッ! ここ、は……? なんじゃこりゃああぁぁぁ!!」

神様『……』気絶

天使『……目覚めの、一発』

魔王「男なら、触手ちゃんも許してくれるでしょ?♥」

触手ちゃん「そ、そういう問題なの?」

男「いや、なんですかこれ!? 解いて下さいよ!! 一体何をする気ですか!?」

魔王「え? セックスだけど」

男「    」

俺「なんだ、どこかで捕まえてきたのか?」

魔王「ううん、城で拾った」

男「いやいやいやいや!! 捕まったんですよ!! あなた人間ですよね!? 早く解いて下さい!」

俺「……うーん」ジロジロ

魔王「どう?」

俺「いけるわ、俺」

男「うそぉぉぉぉ!? いや、この人とセックスするんですか!? 無理ですって!」

俺「あー……拒んでるのは結構興奮するな」

魔王「でしょー? 私も最近新しいプレイを開発したかったし、丁度良い実験材料かと思って」

男「ちょっと! 何持ってるんですかそれ!? 太い!!」

魔王「入れるんだよ」ニコ

男「何処に!?」

俺「あれだな、女装とか似合いそう」

天使『この世界の貞操観念は、緩い』

神様『ハッ! すいません、気絶してました! 今はどんな状きょ……あれは入らないって!!』

天使『何事も、挑戦』

触手ちゃん「……」もじもじ

俺「なんだ、触手ちゃんも興奮してるんじゃないか」

魔王「じゃあまずは一本目いれてみようかぁ♥」

男「一本目!?」

天使『……ワク、テカ』

神様『これは流石にまずいです! てーい!』

俺「な、なんかこいつ透明になってるぞ」

魔王「え、スケルトン? はじめてなんですけど!」

男「ひぃぃぃ!」

シューン

※触手「こんにちは」俺「はい」終

神様「おお 男! しんでしまうとは なさけない…。
 そなたに もういちど きかいを あたえよう。
 ふたたび このようなことが ないようにな。 では ゆけ! 男よ!」

男「おいこら。ゆけー! じゃねえだろ」

神様「な、なにかなー?」

男「おかしいだろ! ほんとに死ぬかと思ったぞ!? あれは、あれは入らないって!」

神様「きゃ、きゃー男さんのえっちー♥」

男「さっき知ったように♥を使うな! もしかして、ああいう異世界もあるの?」

神様「はい、ありますよ」ニコ

男「その笑顔もやめて! トラウマになったよ!!」

神様「す、すいませんって。ああいう世界は極力無しにしますから」

男「ほんっとに、頼むぞ!? 色んな意味で死ぬから!」

神様「さあ気を取り直して! 次の安価、いきましょー!!」

男「ほんとにお休みはくれないんですね」

天使「人生に、休みなど、ない」

男「うおっ! 誰ですか!」

天使「解説の、天使」

神様「次の安価はー、ジャジャン! >>37です!」

男「頼む、神様! どうか平和な世界を!」

神様「え、私が決めているんじゃないし!」ドン

男「うわっ! あーれー」

ヒューン

天使「……再安価は、私の直下」ピコピコ サブマシンガン!

男「念願のセクサロイドを手に入れたぞ!」メイド型「膣温は3000度」

街中、道路

神様『さあ、男が異世界に到着しました!』

天使『タイトルが、既に不穏』

転生男「いって! あれ……? これ、道路じゃないか?」

神様『どうやら男の居た場所によく似た世界のようです!』

天使『転生男、映画化されそうな名前』

神様『男が二人だとややこしいですからね! 緊急処置です』

プップー! キィィィ! ガシャン

転生男「うわぁ!? あ、れ?」

神様『おおっと急展開だ!! 突然道路に現れた男を交わした車がクラッシュー!』

天使『ビットイン、しないと』


転生男「だ、大丈夫ですか!?」タッタッタッタ

「大丈夫だ、仕事に向かわないと」

転生男「仕事って、ボロボロじゃないですか!」

「構わない……ガハッ!」

転生男「早く救急車を呼びましょう!」

「仕事に支障が出てしまう、それは、駄目だ」

転生男「……仕事って?」

「この、積荷を……客の所に届けなくては」

転生男「え、と……この大きな箱をですか?」

「そうだ。この、住所に……闇市場に流された粗悪品を、買ってしまった客が居る。頼む、俺の代わりに、なんとか」

転生男「わ、分かりました! 必ず届けます!」

「あ、ああ……あの客は、きっと困っている……なんたって……膣圧が……」ガク

転生男「しっかりしてくださいー!!」

天使『えんだーいやー』

神様『男、何やら怪しげな箱を届けることになりました! それにしても重そうな箱です!』

男のマンション、階段

転生男「ぜえ、ぜえ。重い、なんて重さなんだ……ん?」ドシ、ドシ

管理人「こんばんはー、あれ、宅配便の方ですか?」

転生男「は、はい……あの、男さんの部屋は、どちらですか?」

管理人「はい、丁度この上の階ですよ! それにしても重そうなは……まさか! 二人目!?」

転生男「え、あの……二人目ってどういう」

管理人「ひゃあ! ご、ごめんなさい! ごゆっくりー!!」タッタッタッタ


転生男「ちょっと! ……なんだったんだ?」ドシ、ドシ

ピーンポーン

男「ん、誰だろう……また管理人さんか!? ごめん、ちょっと隠れて!!」

メイド型「むしろその方が、ご主人様も興奮されるのでは?」

男「そんなオプションはいらないって! ほら、早く!!」

ガチャリ

転生男「ぜえ、ぜえ……ど、どーも」

男「え? あの、どちら様ですか?」

転生男「えーと」ゴソゴソ

神様『男、血に塗れたメモを取り出しました!』

天使『どらまちっく』

転生男「えー、この度は当社が開発した商品をお買い上げ頂き、ありがとうございます。
誠に申し訳ございません。もうお気づきのことと存じますが、お客様に購入して頂いた商品は、闇市場に流れた粗悪品です」

男「は、はあ」

転生男「つきましては、当社のアフターサービスとして、正規品との無料交換をさせて頂きます。
どうぞ、これからも当社のサービスをご利用下さいませ……だ、そうです」

ピピ、プシ

男「え? こ、この箱は!」

プシュウウウウ

転生男「うわっゲホ、ゲホ……なんだこの煙……箱が、開いた?」

神様『なんだこの光は!? どうなってしまうのかー!?』

天使『ターミネーターっぽい登場』

「……この度はご注文いただきまして誠にありがとうございます」

「初めまして。本日より夜のお供をさせていただきます……人妻型セクサロイドです」

「勿論、夜と言わず昼と言わず……いつ如何なる時でも何なりと……お好きなようにお申し付けください――」

「――あ、な、た♪」ニコ

男「ひ、人妻型だと……?」ゴクリ

神様『また危ない世界だー!!』

転生男「また危ない世界だー!!」

天使「……ユニゾン」

――――
―――
――


男「とりあえず、これ……粗茶ですが」コト

転生男「あ、どうも」

人妻型「あら、そんなこと私がするのに」ニコ

男(か、管理人さんに似た美人だァァァ! 無防備に開いた胸元エロい! エロいよォォ!!)

メイド型「……」

人妻型「本来なら30000ページに及ぶ利用規約を読んで貰うのだけれど、メイド型の情報を転用出来るから大丈夫よ、あなた」ニコ

男(や、優しい……何て寛大な母性だろう)

人妻型「それでは、あなたの指紋、掌紋、静脈、骨格、心拍数、脳波の登録を行いますね、こっちに来て下さい」

男「いや、まだうちに置くって決めた訳でもな――」

人妻型「もう! 恥かしがり屋なんだから。ほら、おいで?」ポンポン

男「ひ、膝枕ッ!?」

転生男「いや、もう帰っていいの? これ」

天使『バックホーム!』

神様『さあ天使ちゃんの野球好きはともかく! 男、早々に棄権を申し出ています! しかし認められません!』

人妻型「私の膝の上、どう?」ニコ

男「あ、温かいです」

人妻型「これで全てのスキャンが出来るから、その……直ぐに、出来るよ?」

男(に、新妻の恥じらいまでついているのか……)

男「えっと……ちょっと聞きたいことがあ――」

人妻型「あ、膣温は38度よ」ニコ

男「完璧じゃねーか!!」

メイド型「……」

男「あ……」

メイド型「……お喜びになられて、幸いです。ご主人様」

男「いや、その……」

メイド型「私は、廃棄処分でよろしいでしょうか?」

人妻型「そうね。規約によれば、粗悪品は事故防止の為に廃棄が義務づけられてるわよ?」ニコ

メイド型「……それでは、私はこれで失礼させて頂きます」スタ、スタ

男「……ちょっと待てよ!」ダッ

転生男「ここは、昼ドラの世界なのか?」

天使『むしろ、キムタクに、よく似ている』

男「人妻型さん……ごめん、あなたをうちでは引き取れません」

人妻型「……どうして? だって、そんな粗悪品じゃまともにセッ○○なんか!」

神様『自主規制だ! 自主規制が入りました!!』

天使『もう、遅い』

男「……こいつは、メイド型は……粗悪品じゃないです」

メイド型「……」

男「こいつは俺の……セクサロイドです」

転生男「いい、話だ」ウル

神様『おおっと! 良い話だがセクサロイド発言で台無しだぁぁ!!』

天使『神様、空気を読もう』

人妻型「待ってよ! 私、沢山機能があるのよ!? ほら、この男の人とセッ○○して寝取りプレイだって出来るんだから!!」

転生男「ほえ!?」

神様『ここで男が絡んできたー!!』

天使『情熱的な性格』

男「俺はセクサロイドに欲情する変態です。
……でも! 他に良い女が居たからってメイド型を捨てるような、そんな酷い男にはなれません」

人妻「……お優しいのですね……あなたと一時でも過ごせて、私は幸せでした」ニコ

メイド型「ご主人様……」

男「……な、なんだよ」

メイド型「3Pも可能ですが?」

転生男「ぶほっ!?」

メイド型「? お望みでしたら、4Pも可能です」

神様『は、話が混乱しますので!! ここで男は退場させましょう!! ていっ!』

転生男「お、俺の感動と事故った男の漢気を返せよー!!」

シューン

※男「念願のセクサロイドを手に入れたぞ!」メイド型「膣温は3000度」 終

神様「おお 男! しんでしまうとは かわいそう。
 あなたに もういちど きかいを あたえましょう!」

男「……いや、どうなってるんだよこれ」

神様「え? なんでしょうか」

男「何でさっきの人妻型セクサロイドも一緒に来ているんだよ!!」

人妻型「あら? うふふ」ニコ

神様「だってさっきの世界に居てもどうしようもないじゃないですか!」

男「ここに居たってどうしようもねえよ!!」

天使「男だったら、妾の一人や二人」

男「いやいやいや!」

人妻型「あ、ごめんなさい。あの方の脳波を認識したから、他の男性には欲情できないの」ニコ

神様「残念でしたね!」ニコ

男「いや残念じゃないってば! つーかさ、さっきこういう世界はやめてって言ったよな?」

神様「こういう世界って?」

男「おかしいだろ! 変態の巣窟の次は近未来変態ツアーだぞ!? どんなレパートリーだよ」

天使「SSは、大体こんなもの」

神様「そうそう! あんまり欲ばると、エタSS地獄を見せますよ?」

男「わかったよ! くそっ」

神様「では、早速次の安価に行ってみよう!」

天使「ぱちぱち」

神様「次の安価はー、ジャカジャン! >>60です!」

男「ここは、まともなんだろうな?」

神様「え? さあ……」ドン

男「うわっ! あーれー」

ヒューン

男「安価ガチャ」

※男「安価ガチャ」

1 :以下、男が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:03:09 ID:GZLUfnR6

男「うわぁ! え? なにこれ……文しかないぞ。どこかもかしこも文だけだ」



2 :以下、神様が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:04:28 ID:KamIkaMi

おおっと! この世界は文だけで構成されているようだ!!



3 :以下、天使が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:04:55 ID:teNSi815

新参、乙



4 :以下、男が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:05:34 ID:GZLUfnR6

男「え? 安価、ガチャ? ガチャガチャのことか?」

男「とりあえず回してみるか」

ガチャン

出てきた景品>>下1

5 :以下、天使が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:06:02 ID:teNSi815

人妻型セクサロイド



6 :以下、男が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:06:20 ID:GZLUfnR6

男「うわっ!」

人妻型「あれ? どうして私はここに居るのかしら」

男「え、これが景品?」

人妻型「ごめんなさい、何度も言うけど……あなたには欲情できないの」ニコ

男「分かってますって!!」



7 :以下、神様が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:07:17 ID:KamIkaMi

wwwwwww




8 :以下、天使が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:08:33 ID:teNSi815

ワロタwww

9 :以下、男が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:09:54 ID:GZLUfnR6

男「き、きえた……なんだったんだ今のは」

男「よし、気を取り直してもう一回やるか」

ガチャン

出てきた景品>>下1




10 :以下、天使が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:10:10 ID:teNSi815

セクサロイドに二度振られた男www
安価なら下



11 :以下、神様が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:11:17 ID:KamIkaMi

魔王

12 :以下、男が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:12:00 ID:GZLUfnR6

魔王「あれぇ? さっきの玩具じゃん!」

男「ひえっ!?」

魔王「ねえまたあのスケルトンやってくれる? リアル断面図とか、最高なんだけど♥♥♥」

男「やらないですから! スケルトンもやらないです!!」

魔王「ねえ、どうして逃げるの? 気持ち良いこと、嫌い?」ズイ

男「あ、あああ! 近い近い近い!!」




13 :以下、神様が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:13:46 ID:KamIkaMi

きゃあああああ!! これは駄目だって!! ガク・・・・・・(気絶)

14 :以下、天使が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 19:14:08 ID:teNSi815

自分で、撒いた種



15 :以下、神様が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 21:14:23 ID:KamIkaMi

ハッ!! ていっ!



16 :以下、男が深夜にお送りします:2017/03/03(金) 21:15:00 ID:GZLUfnR6

男「汚された……汚されたよ……」

魔王「はあ、はあ……凄かったね♥」

男「もう、お婿に行けない……死んでるけど」

ヒューン

魔王「あっ! また消えちゃうのー?」


※男「安価ガチャ」 終


神様「おお 男! しんでしまうとは しかたのない やつじゃな!」
 もう いちど やってみるか?(はい/いいえ)

男「やらねえよ!! 2時間も放置しやがって!!」

神様「いやあ、すいません。気絶していました……昨日はお楽しみでしたね」

男「たのしくなんか!! た、たたた……」ガクガク

天使「四本目は、きつかったと思う」

男「ひぃぃぃ! やめろ! 思い出させないでくれ!」

神様「一体誰が得をするんでしょうね、男さんのピンクシーンって」

男「俺が不幸になることだけは確かだよ!!」

神様「さあ! 気を取り直して次の安価に行きましょうか」ニコ

男「もう、どこでも良い……どこへなりとも連れて行ってくれ」

天使「やけくそ」

神様「おっ! 男さん気合入ってますねぇ!! 次の安価はージャジャン! >>70です!」

男「……平和な未来が、待っているよね?」

神様「……さあ?」ドン

男「あーれー」

ヒューン

剣士「Lv46、臨時PT募集ー」勇者「レ、レベ?りんなんだって?」

※すいません。
上位掲載の現行スレの方がよく見られているので、読んでいて元ネタが分かり易いと思ったのですが、
マナー違反になるようでしたら現行スレは禁止にしましょうか?
無許可クロスは、そもそも二次創作SS自体が無許可で成り立っているものなのでアリだと認識していたのですが、
マナー的に問題があればやめておきます。

※では作者さんから直接訴えがない限り、リスペクトしながら書きますね。

※剣士「Lv46、臨時PT募集ー」勇者「レ、レベ?りんなんだって?」

男「いってぇ……頭から落ちたぞ……ここは、草原?」

神様「おおっとぉぉ! 男、いきなりダメージを受けたぁ!!」

男「……いや、なにやってるの? こんなところで」

神様「ひゃあっ! 男さんまだ転生していないんですか!?」

男「してると思うけど。ここ、草原だし」

神様「お、おおっと……? まさかの神様も同行する展開です!!」

男「動揺してるなぁ」

天使「ここはゲームの世界。私達はパーティ」

神様「何で私達まで来ちゃうの!?」

天使「数合わせ。勇者にはお供がいる」

男「お、俺が勇者なのか!?」

天使「違う」

男「え?」

勇者「草原か……しかし見た事の無い景色だな」

勇者「一体どうなっているんだ……俺は確か、ボスクラスの魔物と戦っていて」

勇者「そうだ……戦闘中に突然光に飲み込まれて……」

勇者「転移魔法の類だろうか……」

天使「彼が勇者」

男「あー……じゃあ俺はなに?」

天使「遊び人」

男「……」

天使「遊び人」

男「2回言わなくても聞こえてるよ!!」

神様「おおっと! 男、遊び人にジョブチェンジだ!!」

男「いや、うるさいから。え? いつもそうやって俺の苦労を実況してるのか!?」

神様「え? あはははーそんな訳ないじゃないですかー!」

天使「している」

神様「ちょっと!!」

勇者「ん? 君達は……? ああ、村の人たちかい?
ここはモンスターの気配がするから、早く帰った方がいいよ」

神様「勇者、ゲームの世界に飛ばされてもその優しさを忘れない!!」

男「なに、ずっとそんな感じでいくの?」

天使「この設定、どこかでみた。死んだ男、異世界に転生、神様も同こ――」

神様「みてないから! 気のせいだよ、天使ちゃん」

男「いや、確かアニメで――」

神様「見てないですよ」ニコ

男「わかった、わかったからその笑顔はやめて」

―― [戦 闘 開 始] ――

勇者「!? 空中に文字が!」

男「!? 空中に文字が!」

神様「さすがは同じ異世界転生者! 驚くポイントが同じだぁぁ!!」

ゴブリンA「ゲッ」ザッ

ゴブリンB「ゲッゲゲ」ザザッ

勇者「お前ら、早く逃げろ!」

天使「私と神様は天使と神様、この男は一度死んで異世界転生をしている男。今は遊び人。
このゲームの世界に転生した勇者であるあなたをPT募集している剣士のところに連れて行くのが、
天使である私と神様と今は遊び人である異世界転生した男のやること」

勇者「え、は?」

男「と、突然流暢に話し始めたら何て分かりづらいことを言うんだ!!」

天使「つまり、私達はパーティ」

ゴブリン「ゲゲ」ブンッ

勇者「危ないっ!」

天使「メラ」

ボオォォォォォォォォォ!!!

神様「おおっとぉぉ!! 周囲が灼熱の炎に包まれた!! これが本当にメラなのかぁ!?」

勇者「す、すげえ」

男「す、すげえ」

天使「似たもの同士」

―― [戦 闘 終 了] ――

[草むら]

勇者「えーと、つまり……俺は元居た世界からげーむっていう異世界に飛ばされたってことでいいのか?」スタ、スタ

天使「厳密に言えば、ゲームの世界を模した、SSの世界に、飛ばされた」スタ、スタ

男「いや、余計に混乱させるだけだと思うぞ」スタ、スタ

天使「遊び人に発言権はない」

男「か、カーストがあるのね」

神様「えーなんか虫とかいるよー、神殿に帰りたいですよう」

天使「神様は、温室育ち」

天使「止まって」

男「なんだ!? またモンスターか!!」

天使「草むらを不用意に歩くと、ポケ○ンが出る。手持ちのポ○モンがない以上、迂闊に遭遇は、出来ない」

男「いや、○ケモンは出ないと思うぞ」

天使「なぜ、ここはゲームの世界」

男「ポケモンは別のゲームだから」

天使「ハッ!」

男「どうした!?」

天使「まさか、デジモ○?」

男「出ないよ」

宝箱「」パァ

勇者「!? た、宝箱が現れた? 本当にどうなっているんだここは」

神様「テレレーン。宝箱を見つけた!」

男「……そういうこともしてくるのか」

神様「隙あらばですよ!」

勇者「とりあえず開けてみるか」カチッ

勇者「? 金貨と肉? ゴブリンの肉か……これは棍棒?」

天使「ハッ!」

男「どうした!?」

天使「ゴブリンの皮を、剥ぎ忘れた。素材は、とても大事」

男「そういうゲームでもないからな?」

[風の城下町 南広場]

勇者「また文字が浮いている……だが地名が分かり易いのは有難いな」

男「で、ここで勇者さんを待っている剣士がいるんだろ?」

天使「そう、SSの流れに沿って、勇者を引き渡す、それがルール」

神様「ねえ、私なんだか空気なんですけど」

男「たまには辛い目にあえ」

剣士「ジョブ剣士でLv46、臨時PT空きありませんかー」

男「あれじゃないか? 頭の上に書いてあるし」

剣士「え? 何その装備、格好良い! うっわぁすっごい……超レア級ですか?!」

勇者「え? レ? い、いや、まあ鍛冶師に特注したものだが」

剣士「え?! 生産装備?! へえぇぇ見た事無いや、レア素材のかなぁ」

男「おお、向こうから寄ってきたぞ!」

剣士「他の人達も見たこと無い装備つけてるし。良かったらPT入れてもらえませんか?」

天使「断る」

男「おえっ!? なんでだよ」

神様「勇者と2人で言ってもらわないと話がおかしくなるんですよ」ヒソヒソ

男「あ、ああなるほど」ヒソヒソ

天使「むしろ、勇者一人を、あなたのPTに入れるべき」

剣士「……それ、いじめですか? 何があったのかは分からないですけど、PTメン省くのはよくないですよ」

男「ま、まずいぞ! 変な展開になってきた!」ヒソヒソ

神様「大丈夫です! 天使ちゃんが上手くやりますよ」

天使「お前に、そんなことを、言われる、謂れは、ない」

男「凄い怒ってるぞ!」ヒソヒソ!

神様「天使ちゃん無礼者には厳しいんですよ!」ヒソヒソ!

剣士「口喧嘩をしても仕方ないので、決闘しますか?」

天使「望むところ」

[闘技場]

神様「さぁ! まさかの天使ちゃん対剣士の決闘だぁぁー!! どうですか、解説の男さん」

男「実況してる場合じゃないだろ!」

剣士「一つ賭けていいですか」

天使「構わない」

剣士「僕が勝ったら、勇者さんをPTから省くようなことはしないで下さい」

男「省かれなきゃいけないんだって!!」

天使「分かった」

剣士「あなたが勝ったら何をあげればいいですか? 金? 装備?」

天使「そんなことを、悩む必要は、ない」

剣士「?」

天使「私が、勝つとき、お前には、何も残らない。身体すらも」

神様「さぁぁぁ盛り上がって参りましたぁぁ!!」

男「まずいって! あのメラみただろ!? ほんとに消し炭にされるぞ!」

神様「天使ちゃんは流石にそこまでしませんよ。剣士さんが消えたらSSが破綻する訳ですから」

天使「消し炭に、する」

神様「駄目ぇぇぇ!!」

―― [戦 闘 開 始] ――

剣士「」タッタッタッタ

男「……ゲームとはいえ、鎧姿の男が無言真顔で直進はシュールだな」

天使「メラ」

ボォォォォォォォ!!

神様「まずいまずいまずい! SS終わっちゃう!!」

男「あ、れ? 火が消えた」

勇者「もういいでしょ、天使さん。そんなの当てたら、死ぬよ?」

男「……勇者さん」

天使「説明した、これはゲーム、死なない」

勇者「俺にとっては現実だ。ゲームとはいえ、人が死ぬのを俺は見たくない」

男「かっこ、いいけど……これもどっかで見たことあるなぁ。確かソード、アー」

神様「見てないですよ」ニコ

男「はい」

天使「この戦いは、これで終わり」

剣士「え、なんですか今の。バグ?」

天使「私から生き延びた報酬を、あげる」

神様「パラッ、パッ、パッパッパー。剣士は、勇者を手に入れた」

剣士「いや、どういうことですか?」

勇者「……とりあえず、俺達は仲間になったってことだ」

天使「だが、気を、抜くな、第二、第三の、天使が」

神様「はい、もういこーね、天使ちゃん」

男「あの、冒険頑張って下さい!」

剣士「あ、落ちですか? あの、フレ申請」

男「いや、いいからいいから! じゃあまた何処かで!」

シューン

剣士「消えた……またバグ?」

※剣士「Lv46、臨時PT募集ー」勇者「レ、レベ?りんなんだって?」終

神様「おお 男! しんでしまうとは あわれなり!
 そなたに もういちど きかいを あたえよう!」

男「いや、お前も一緒に行ってたから」

神様「あははー。今回はやけに天使ちゃんが出てましたね」

天使「目立ち、たかった」

男「なんていうか、俺はモブキャラだったな」

天使「遊び人、だから」

男「あ、はい」

神様「おっ吉報ですよ!」

男「ん?」

神様「そろそろこのお話しはアウトかもしれないというお達しが!」

男「おお!! じゃあ、まさか!」

神様「ええ、男さんには今まで頑張って頂いたので、好きな異世界に転生してあげましょう!」

天使「くーつか」

男「あ、ありがてぇ。これでもう太い物を入れられない世界に行ける!」

神様「……あーそれなんですが」

男「え?」

神様「現行SSから選んでください」

男「……え?」

神様「ですから、これから行く異世界を、現行SSスレから選んで下さい」

男「あー……いやだ」

神様「ルールです」ニコ

男「いやだよ! だって何処もかしこも変態の巣窟だったろ!」

神様「エタりますよ?」

男「……分かりました」

神様「じゃあ、安価で決めますか?」

男「それだけは絶対に嫌だ!」

神様「ゆっくり考えて下さいね、なんなら、ここでもいいですし」

男「なんだよそのフラグ」

天使「俺達の、戦いは、はじまった、ばかりだ」

※色々と論争が起こっていたので、ここで締めます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

もし自分の書いてるスレがここで上げられたとして嬉しい気持ちしか湧かなそうだし
いるかどうかもわからない「このスレを見て不快になる元スレの書き手」を気にする必要があるかは正直疑問だな

ここまで見てみた上だと、少なくとも内容やキャラを破綻させる芸風じゃなさそうだし
本人も作品をリスペクトした上で書くって言ってる
その上で実際に実害(?)が発生したのなら、その時に改めて是非を問えば良いように思える

>>107
少なくとも俺はやだよ、勝手に新キャラ増やされたり勝手に問題解決されそうになったり勝手にシリアスにされてどう楽しめと
こっちの趣味に勝手に土足で入ってくんじゃないよ、なんで誰とも知らない他人に俺のssを辱められにゃならんのだ

>>109
そちらがあげたような状況って上に有りましたっけ?
いまいち該当する箇所が分からないんですが

と言うか元スレに出向いて書いてる訳でもなし、そちらがこのスレを見なければ済む話ではあるけども
それを言ったら話が違ってくるので、取り敢えずそちらのスレが万が一ここで挙げられたらストップかければ良いのでは?
そちらが本当に書き手さんとして、そちらの書いているスレが挙げられるとは限らない訳だし

まぁここまで書いたけど、外野がここまで騒がしいと書くのも面倒になりそうだし
このスレに関しては落としてしまって、時期を改めてまた別スレでやるのが良いのかも?

どちらにせよ読んでる側の一人としては楽しめたので、また次があるなら楽しみにしてるっす

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