【ダンガンロンパ】獄原「マッチョ戦隊?強そうだね!」【あんこ】 (593)

ダンガンロンパSSと反省がおみやげ



※ダンガンロンパSSに分類させます
※シリーズのネタバレ含む
※V3のネタバレは一章まで、それ以外禁止
※他作品、メタネタもあります

連投禁止の青春
コンマ連取りは2回まで、3回以降は繰り下がり
GM判断で不可能な安価は流す
安価は絶対、これ大事(重要)


ルールを守って楽しくデュエル




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486905173

◆どこかの世界、チュンソフ都スパイ区



??「蝶さん、おはよう。花さんもおはよう、今日もきれいだね」

??「わあ、ジョンさんはお風呂に入れてもらったんだね。嫌いなのに入れたの?すごいよ!」


おはよう!ゴン太は【獄原 ゴン太】って言うんだ。
虫さんのことが大好きな、高校生!
あ、でも昔は狼さんに育てられてたんだよ。
ちゅうがく……?とかはちゃんとは行ってないんだ……。

でも、今は家族も狼さんもいるし、みんなと幸せに暮らしてるんだよ!



獄原「おはよう、先生!」

先生「おはよう獄原。今日も元気だな」

獄原「はい!きれいな蝶さんを見かけたので、元気をもらったんです!」

先生「おお、そうか。元気なのはいいことだ!はっはっは!」


今日も普通に学校に来たんだ。
ゴン太は高校のことは大好きだよ。
家族に通わせてもらっているし、それにみんないい人だから勉強も辛くないんだ。

ほ、本当だよ?確かにゴン太はバカだけど、みんなちゃんと教えてくれるんだ!

獄原「よーし、今日もたくさんみんなと勉強しようね!」


ゴン太は高校生の生活をとっても楽しんでいるんだ。
森にいるのも楽しいけど……でも、狼さんが言ってたんだ。
ゴン太は人間だから、自分と一緒にいるよりも、ちゃんと人間のことを勉強しなさいって。

狼さんとずっと一緒にいられないわけじゃないし、ゴン太は狼さんの言うことも聞く。


……ああ、狼さんって言うのは、ゴン太が小さい頃に森で迷っちゃった時に助けてくれたんだよ。
それから長い間、狼さんはゴン太を育ててくれた。本当に優しい狼さんだよね。
ずっと一緒にいたから、ゴン太は狼さんや、虫さんや鳥さんや……いろんな生き物とお話が出来るんだ!


獄原「よーし!まずは……」


今日の授業の準備をしようとしたその時───


どがああああんっ!!


生徒1「な、なんだ!?」

獄原「……!!」

大きな爆発音が聞こえた。
ゴン太は思わず外を見たんだ。
そしたら、外で何か……暴れているのが見えたんだけど、うーん……何なのかまでは見えないかな……。

なんだか分からないけど、ここにいたら危なさそうだな、って野生のカンが騒いだ。
うん、外に出てみよう!


◆学校 グラウンド


グラウンドに出た頃には、町の方から大きな煙が上がっていた。


獄原「う、うそだ!町で何か起きたの!?」


思わず叫んじゃった。
山で火事があった時みたいな大きな煙だったから。
さまざま、鳥さんや虫さんがさざめいている。
本当になにか事件があったんだ!

どうしよう……町のひと、大丈夫かな……。
それに、もしもそれが学校に来たら……どうすればいいんだろう!


獄原「……ゴン太に力があれば……」


力があればみんなを守れるのに……!


『力が欲しいか』


獄原「……えっ?」


ゴン太に誰か話しかけてる!?
見たことない人だ……その人は>>6(ロンパシリーズで人物指名)

田中

>>6


見たことがない……不思議な格好の人だった。


??『我が名は【眼蛇夢】……【田中 眼蛇夢】、貴様を導く者だ』

獄原「がん……?」

見間違えじゃなければ、少し光っている気がする。

田中「力が欲しいか、貴様は」

獄原「うん……みんなを守る力が欲しいよ」

獄原「ゴン太はバカだけど、みんなを守るために頑張りたいんだ!」

田中「その意気やよし。ならば、貴様に人智を越えし力を授けてやろう」

田中「……来い、選ばれし戦士!」

そしてその声に合わせ、4人の男女が現れた。


セーラー服「む、我の出番か」

学ラン「ワシに出来ることがあるんじゃな!」

眉なし「壊すためではなく、守るために力を尽くそう」

覆面「……では、行きましょうか」


獄原「ちょっと待って!」

田中「どうした?」

獄原「えーっと……」


あまりにも突然すぎて、なにがなにやら……!


◆何か田中とかに質問あれば↓3まで

どうして一人牛さんがいるの?しかも二足歩行で人の言葉もしゃべれるみたいだし…

どんな力なの、後力を手に入れたらどうなるの?

その人達は一体…

>>13 >>11

獄原「あの人達はなんなの?と言うか、一人牛さんがいるんだけど……二足歩行で、人の言葉が喋れる牛さんなんてすごいよ!」

田中「きゃつは牛の化身、その名も【グレート・ゴズ】」

獄原「牛の化身?」

ゴズ「ええ、そう言うことになっていますが」

ゴズ「……自己紹介は手短に済ませましょう、今は」

田中「その方がよかろう」

獄原「えっと」

田中「彼らは、貴様と同じ【守る力を求める者達】……、俺様自身が選んだ、この世界を守るための戦士だ」

獄原「……戦士?」

田中「ああ。今この世界は、悪の力に支配されようとしている」

田中「そしてこやつら、貴様も含め、その悪を打ち砕くための存在なのだ」

獄原「そ、そうなの!?」ガビーン

田中「順に、そちらのセーラー服が【大神 さくら】、学生服は【弐大 猫丸】、そちらの黒づくめの男は【斑井 一式】」

田中「そして貴様───【獄原 ゴン太】。この五人を以て、この世界を守るのだ」


>>12


獄原「……それで、この人達も、ゴン太と同じように守る力が欲しい人なんだよね」

獄原「その力って……手に入れたらどうなっちゃうの?」

田中「過酷な運命を背負うことになる。しかし───貴様は守りたいものを守ることが出来る」

獄原「全然分からないよ!!?」

田中「そうだな……戦うためのコスチュームや武器を得られる」

獄原「えっ!?」

獄原「……そのコスチュームって言うのがあれば大丈夫なのかな」

大神「であろう……いくら我らとて、生身の攻撃が効かぬ相手にはこの力が必要だ」

獄原「そうなの!?……お、大神さんだよね、大神さんの体は……すごく、強そうなのに!」

大神「あやつらには、ただの人間の攻撃はほとんど通じぬ」

弐大「応。下っ端風情なら、簡単にノセるんじゃがのう」

獄原「そんな……じゃあ、ゴン太もその力がなきゃ敵が倒せないんだね……」

田中「致し方があるまい。奴らは本来この世界にいてはならぬ存在なのだ」

獄原「どういうこと?」

田中「……詳しい事情はやはり後にしよう……それに、奴らが先に俺様に気付いたようだ」


え?
と声を上げかけたときだった。


どがああああんっ!!


大神「……そちらから出向いたのか」

弐大「楽が出来ていいのう」

獄原「て、敵が自分から来たの!?」

田中「ああ、そうだ。奴らは貴様等の正の力に敏感に反応する」

田中「世界清浄の力を持った貴様等がじゃまで仕方がないからだ」


グラウンドにもうもうと砂煙が立ちこめる。
そして、その奥から出てきたのは───>>17(ロンパシリーズで人物指名、敵役)

真宮寺

>>17

??「……ああ、人間っていいよネ」


獄原「うわあああ!?な、なにあの人!」

田中「気を付けろ、獄原。やつは人のナリをしているが……その実、人間社会に溶け込んだ影だ」

田中「やつは人間ではないイレギュラー。そのままにしておけば世界の害悪にある」

??「ククク……随分な物言いしてくれるじゃないか、田中君」

大神「ほう、お主等は既知の仲か?」

田中「……敵陣に俺様の情報が伝わっているのは致したがないことだ……」

獄原「えっ?知り合いなの?」

??「さあ……どうだと思う?」

獄原「えっ!?」

??「改めて───僕は【真宮寺 是清】……世界を、人間を観察する者だヨ」

弐大「こやつ……空気感が違う……!」

真宮寺「ねぇ、見せてよ……僕に、世界を守る人の美しさを……!」


真宮寺って人が、構える……!


田中「さあ、貴様等も戦闘態勢を整えるのだ」

獄原「ど、どうやって!?」

田中「これを使え」

渡されたのは電子手帳のようなものだ。

田中「それを差し出せば、自ずと運命に導かれる───」

獄原「か、かけ声とかいるかな」

ゴズ「ああ、そうですね……まあ、我々はチームですから、戦隊とでも名乗りましょうか」

斑井「……戦隊か。まあ悪くはない」

弐大「何戦隊なんじゃあ?」

田中「マッチョ戦隊とでもしておけ」

獄原「締まりがなさすぎないかな?」

ゴズ「ええと……マッチョ戦隊、ですか!」


◆マッチョ戦隊ムキレンジャー(仮)の変身時のかけ声や合い言葉みたいなもの
>>23

そして速やかにおやみ

筋肉昇華

妖怪ウォッチのねちがえる回とか、ウィスベェ回とか、そう言うシリアスやりたいんですけど人が死ぬのがたいていだから、人の死なないシリアスの書き方を学びたい。私です。

>>23


ゴズ「ではみなさん、声を合わせますよ」

獄原「ど、どうしたらいいの!?」

田中「心の赴くまま、己の野生に身を委ね……叫べ!」

弐大「ウオオオオオオ!!」

獄原「な、なんだか分からないけど、叫べばいいんだね!?」


そしてゴン太達は、手帳を前に突き出した!


「「筋肉昇華!!」」


ぱああああああ……!


す、すごいよ!まるでテレビでみる戦隊ものみたいな、強そうなスーツだ!
体がどんどんスーツに包まれていく!
……そしてゴン太達は、いつの間にか完全に別人みたいになっていた。


牛「漲る筋肉!ブルレッド!」

猫「弾ける汗!キャットブルー!」

虫「猛る王者……バグイエロー!」

鬼「溢れる力……オーガピンク……」

蛇「咬む毒牙、スネークブラック」


牛「我ら!」

「「マッチョ戦隊!「ムキ「アニマ」ング」ンジャー!」バラバラじゃあああああ!!」


田中「……まあいいとしよう」

真宮寺「ククク……そんなバラバラで大丈夫かな……」

真宮寺「さて……君達のお手並みを拝見しようか」



虫「なんだか視界がちょっと暗いね!」

鬼「むぅ……体が全て覆われてしまった……」

猫「噴!だがお前さんの美しい筋肉は際立って見えるぞ、オーガピンク」

鬼「……そうか……だが、まだ鍛え方が足りぬ……」

田中(まだ足りないのか……)

蛇「全く、お前達に混じると、自分がちっぽけに感じるな」

牛「何を言っているんですか、ブラック。あなたの筋肉も美しいですよ」

蛇「よせ。お前に言われてもあまりうれしくない」

虫「そうだよ、ごん……イエローもそう思うな!」

猫「がっはっは!イエローもこう言うておる、喜ぶところは喜ぶんじゃあ、ブラック」

田中(……)



真宮寺「そろそろいいかな……」

牛「え?何がですか?」

真宮寺「……」ぱちん


真宮寺さん?が指を鳴らすと……周りからハニワみたいなのがたくさん出てきた。

あ、ハニワはこの間教えてもらったんだ!同じクラスの極寺君に!
前方後円墳と、縦穴式住居も!すごいよね、昔の人達って。


牛「イエロー、戦いますよ」

虫「あ、うん!」


◆直下コンマ末尾
小さいとやばくて、大きいとすごい
目標3 7以上だと大勝
9だともっとすごくて、0は……?
ぞろ目は7以上扱い、ただし44と66は悪い方にやばいし、00はパルプンテ

パルプンテこい

>>33
コンマ2
ん”っ(前方後円墳死)



牛「ブルパンチ!」パキャァン

猫「キャットキックじゃああああ」


うわあ、すごい……ふたりとも一気に倒していく……!


ハニワ『おりゃー』

蛇「遅い!」ひゅ

パキャァンパキャァンパキャァン


ブラックも早いね!どうやって後ろに回り込んだんだろう!


鬼「ハァァッ……!」

地面ばーん
風圧でハニワバキバキバキバキ


虫「……!?」



真宮寺「ふぅん……思ったよりもやるネ」

真宮寺「だけど、僕もただでは帰れないんだ……ヨ!」


今度は自分で飛び込んできた!

虫「う、うわっ!」

ぱしぱしぱしぱしぱし

まるで映画のワンシーンみたいな空手の応酬!
なんだったっけ、ジャッキー?
うーん、ゴン太はあんまりそう言うの詳しくないからなぁ……。

真宮寺「たあああっ!」

ばしっ

虫「わぁっ!?」


真宮寺さんがさらに攻める!
ゴン太は避けられなかったから、後ろに転んじゃったよ。
思わず尻餅付いちゃった。


真宮寺「そのまま倒れておいて、イエロー君?」

真宮寺「僕達の目的を果たすために、君達はじゃまな存在なんだヨ」

牛「僕達……と言いましたか。結局あなた達はなんなのですか?」

真宮寺「……言うと思うのかい?」

牛「機嫌がよければ」

真宮寺「なら教えてあげようか」

虫「機嫌がいいんだね!」

田中(俺様の思い描いていたのとなにか違うような……)


◆真宮寺達の真の目的とは?>>38

一味違った日本征服!(いちご味であることは教えない)

>>38

真宮寺「それなら教えてあげるヨ……僕達はひと味違った日本征服を企んでいるんだ……」


虫「な、何だって!?二本制服!?すごくいいことだね!」

真宮寺さんはみんなにたくさん制服を配りたいのかな!いい人だったんだね?

牛「?」

真宮寺「?」

虫「いっぱい服が着られるのはいいことなんじゃないの?」

猫「無ッ……?」

田中「イエロー、制服ではない……征服、つまり……支配しようとしているのだ」

虫「ええっ!?そうなの!?」

真宮寺「う、うん……そうだけど……」

虫「それはだめだよ!」

田中(よかった、間違えてただけか)

真宮寺(よかった、間違えてただけだネ)

鬼「しかして、どうして日本が標的なのだ」

真宮寺「ダーツで当たったからかな?」

蛇「そんな笑ってコラエて方式で征服先を決める悪の軍団があるか」

真宮寺「まあ僕達がそうなんだけど」

鬼「困るな……我らの日本をお主等に渡すわけにはいかない」

猫「そうじゃあ!お前さんは自分の世界に帰れ!」

真宮寺「そうも行かないヨ……」

虫「なんで?だって、真宮寺さん?には元々の世界があるんでしょ?だったら……」

真宮寺「そうもいかないのさ……」

真宮寺「僕は民俗学、つまり人の歴史を見るのが好きなんだけど……」





真宮寺「ククク、人間っていいよネ」


ハニワ部下「だからって部下までこういう感じっすか?」

土偶部下「センス、なしお」

なす部下「オレに至ってはこれなんすか?なすだけにwww」

真宮寺「……」

ハニワ部下「だいたい部下がハニワってどういう了見してんすか、オレらすぐ死ぬでしょ」

ハニワ部下「あんたがあちこち言ってる間に後ろからパリンパリン聞こえるでしょ、あれオレらだから」

真宮寺「……」

なす部下「それにさぁー、悪の軍団の幹部なのに人間っていいよネが口癖ってなんなんすかぁー?なすだけにwww」

真宮寺「……」めそめそ

土偶部下「頭、おかしい」

真宮寺「……」めそめそ





真宮寺「って感じだから軍団に僕の居場所はほぼないに等しくてネ!」

猫「等しくてネ、じゃあないぞお前さん」

蛇「というかないだろ」

虫「ヒドい話だね!なんで自分の部下にそんなこと言われるの!?」

田中「フォローしている場合か、あいつは敵だぞ」

虫「あっ、そうだった!」

真宮寺「そう言う事情があるから、僕はまず君達を排除して部下から『わぁ、すごい真宮寺さんマジカッケーっす』って言われたいんだヨ!!」

鬼「切実さが……」

牛「だからといって日本は渡せません!」

虫「そ、そうだよね!」

真宮寺「僕の為にこの日本を渡してよ!」

猫「だまらっしゃい!」

蛇「とりあえず殴ればいいのか?」

真宮寺「暴力なんて野蛮だな!」

虫「確かに!」

田中「向こうに踊らされている場合か、イエロー!?」

鬼「だが、確かに力だけで解決するのはよろしくないであろう……」

猫「むう、そうじゃのう……」

田中「なん、だと……?」

牛「でしたら、まあいったん我々の合体必殺技をお見舞いして、真宮寺さんにはお帰りいただきましょう」

真宮寺「ククク……僕を倒せるって言うのかい?」

牛「ええ、倒して見せますよ!」


◆マッチョ戦隊の合体必殺技>>48

円陣を組んで回転して発動するマッチョ・ストリーム
安価↓

>>48
だが……安価はお前だ、そう……お前なのだ……


牛「行きますよ!」

猫「応!!」

がしっ!!


全員が円陣を組んで、そして……?


ぐるんぐるんぐるん


おぉーっと!徐々に回り始めた!
まさに筋肉のメリーゴーランド、行き着く先は果たして天国か地獄か!?
組み上がった肉体の輪が、今まさにモンスターエンジンのごとく回転数を上げる!
あふれ出る汗はスプラッシュマウンテンのような有様になっております!
肉体の限界のさらに先を目指した、頂点を戴く者達だけがたどり着ける大業が、今!
我々の生きる世紀に!遂に誕生するでしょう!!


ぐるんぐるんぐるん!!


「「これが!俺達の!!」」


ごおおおおおお!!



「マッチョストリーム!!」  


ごおおおおおお!!

真宮寺「う、うおおおおおお!!」



ゴン太達は目が回りそうな勢いで回転した。すごーい!
そして強い風が起きたんだね!かっこいーい!

真宮寺……君?はぐるぐる回って、目が回っちゃったみたい。


真宮寺「かい……かん……」しゅわわわわ


なんだかちょっと女の子っぽくなってた。
そして真宮寺君は「今度は覚えてろヨ!ククク、三流みたいでいいよネ」っていいながら帰っちゃった。
結局最初の煙とか何だったのか聞けないまんまだったな……。



しゅううう


弐大「無ッ、戦いが終わるとアレも解除されてしまうんか」

斑井「何気に入ってるんだよ……」

田中「……」←もう何も言えない

獄原「色々あったけど、とにかく地球を守れたんだね!」

斑井「守れたのは日本だけだ。それに、今度は、とあいつは言った。また来るつもりだぞ」

大神「何度来ようと我らのぱわぁで倒すだけよ」

ゴズ「その通りです!我々は日本のために戦うんです、みなさん!」

弐大「……それはいいんだがの、その」

獄原「ん?どうしたの?弐大……さん?」

弐大「よぉ考えたら、お前さんらと自己紹介ちゃんとしとらんかったなと思うての」

大神「……」

獄原「……」

ゴズ「……」

斑井「……」

田中「……確かに……!!」


こうしてゴン太達は……戦隊として戦うことになったんだ……。

◇そのころの真宮寺さん


真宮寺「くっ、殺せ!」

ハニワ部下「何言ってんすか」

真宮寺「ククク、一度言ってみたかったんだヨ」

ハニワ部下「ほんとつっかえねーなテメーは」

真宮寺「……」

なす部下「女性になってるってどういうことっすか」

真宮寺「ま、まぁ一時的なものだヨ。彼らは命を取ることはしないだろうし」

ハニワ部下「は?命?あの粗ちんが?」

真宮寺「……」

土偶部下「そろそろ、やめたら」

真宮寺「……」めそめそ

ハニワ部下「あとー、オレハニワにするのやめてくださいって言いましたよねー」

真宮寺「……」しくしくしく

なす部下「まあ、次頑張りましょ、先輩」

真宮寺「うん……」しくしくしく


◆数時間後、ゴズさんの店


じゅう


ゴズ「クレープ焼きましたよ!」

斑井「カフェかよ!?」

弐大「うまい」もちもち

ゴズ「私特製の生地ですからね」はいどーぞ

斑井「……」


獄原「なんでこうなったんだっけ」

大神「我らはもっと自分達のことを知るべきだ、となり」

大神「我がすうぃーつを食べたい、と言ってこうなった」

獄原「そうだったね!あ、バナナは抜いてね」

ゴズ「はいはい!」

斑井「これは……なんだ、どういうことだ……」苦悶中

田中「斑井、貴様もこの特異点に気付いているのか……」苦悶中

獄原「あ、それで……何か話し合いするんだったよね」


◆なんの話するんだっけ?
1:戦隊の名前のことだっけ?
2:みんなの特技のことだっけ?
3:田中君の素性についてだっけ?
4:その他、自由回答

>>61

3

>>61


獄原「田中君の素性についてだっけ?」

ゴズ「ああ、そう言えばそうでしたね!」

田中「その前にもっと話すべきことがあると思うが」

大神「だが、我らには興味深いのだ。お主は何者なのだ?」

田中「……遂に語らざるを得ないか」

獄原「じゃあ、教えてくれるんだね!」

ゴズ「ほら、あなたもクレープ。どうですか?」

田中「ああ、いただこう。だが……、その前に話をさせてくれ」

弐大「のう、二枚目はないんかのう」

ゴズ「ああ、今すぐ焼きますね」じゅう

斑井「これでいいのか……」

大神「おお、中にあんこが入っている……こんなものもあるのか」

田中「おい、俺様の話を」

獄原「田中君、虫さんは好き?」

田中「ええい!話を聞けぇい!」

獄原「虫さんが……嫌いなの……?」ゴォォッ

田中「……好きです……」ぐすっ


◆田中君は結局何者なんでしょうか?
1:悪の組織に作られた改造人間だ!
2:日本を守るために現れた神の化身だ!
3:概念だ!何の?……考えるな、感じろ
4:そのた、敵と関わりがあるかもしれないしなくてもいい

>>64

組織を裏切った元組織の人

>>64


大神「して、田中よ。お主は何者なのだ」

田中「……俺様は、以前は奴らの仲間だった」

ゴズ「なんですって!?」クレープ生地ばりーっ

田中「元は奴らの人間だったと言うわけだ」

獄原「それがどうしてゴン太達を助けてくれることになったの?」

田中「ああ……奴らのやり方に、吐き気を催す邪悪を感じてな……!」

斑井「まあ攻撃仕掛ける先をダーツで選ぶ連中ならそうもなるか」

田中「それにトイレ掃除もダーツで選んでいたのだ!それがなぜか俺様ばかりに……!」

斑井「随分平和だなお前等」

弐大「トイレをきれいにするのは、己の心をきれいにするようなもんじゃぞ?」

大神「うむ、我もそう聞いている」

獄原「そうなの!?そんなこと考えたこともなかったよ!!」

ゴズ「しかし大変でしたね。トイレ掃除ばかり……」

田中「ああ……そんな奴らに嫌気がさして、俺様は世界に飛び出したのだ……」

獄原「それなら、教えてよ。田中君」

田中「な、なんだ?」

獄原「やつら、やつらって言うけど……結局どんな人達なの……?」


◆悪の組織の名前>>68
シリアスでもギャグでも大丈夫

ギャリアス

>>68


田中「奴らの名は【ギャリアス】」

ゴズ「ギャリアス……!」

獄原「どこかで聞いたことあるような……」

田中「そう、奴らは自らの名に似たものをどんどん世間に浸透させ、そして」

田中「いつの間にか日本を征服しようとしているんだ……!」

弐大「な、なんじゃってー!?」

斑井「しかしそんなことが可能なのか?」

田中「刷り込み、と言うやつだな」

獄原「あ、卵からふ化した直後に見た人を親だと思っちゃう、みたいなことだね!」

田中「まぁ違うが合ってるような違うような……」

大神「そうやり、徐々に我らの精神をギャリアスに染め、やがては日本征服を成し遂げようとしておるのだな」

弐大「なんと言う……既に始まっておるんか……!」

ゴズ「由々しき事態ですね」

獄原「そうだね……日本征服なんてされたら、ゴン太もきっと虫さんと遊べなくなっちゃうし……」

斑井「とにかく、俺も守るべきものがなくなるのは困る。力を貸そう」

田中「ああ、頼む」

ゴズ「ところで、敵は真宮寺と言う人以外にもいるのですよね」

田中「ああ、だが……」

ゴズ「その首領……ドンはどんな人なんですか?」

田中「……」


◆悪の組織【ギャリアス】の首領、つまり大ボス>>73(ロンパシリーズから)

そして漆黒のおやみ


王馬

俺の占いが正しければギャグ+シリアスでギャリアスだべ。間違いねーべ。

まったりと進めるべ。俺は敵じゃねーべ。実際敵か味方か分からんとこだべ。

>>73


田中「やつは恐ろしい……」

ゴズ「と、言いますと」

田中「……ギャリアスの首領の名は【王馬 小吉】」

田中「全てを煙に巻いてしまう、嘘の塊のような男だ」

大神「嘘の塊……とは?どういうことなのだ」

田中「奴の言葉は空虚。しかし時に説得力を持ち、何が嘘で何が真実か分からないような話し方をする」

田中「本当に何を考えているのか、俺様の第三の目(サードアイ)を使っても読み切れないのだ」

獄原「えっ!?なんだか分からないけど……すごい人なんだね!」

田中「故に奴の真の目的も、実際日本侵略なのかどうか分からんのだ……」

弐大「ふぅむ……手っ取り早いのは、その本人と話すことなんじゃがのう」

田中「それならば問題ない」

弐大「無?」




田中「俺と奴はLINEを交換している」

斑井「だいぶフランクだなお前等」

田中「今でも毎日スタンプの送り合いをしているのだ」

斑井「裏切り者にスタンプ送る首領大丈夫か」

獄原「田中君と王馬君は仲がいいんだね!」

ゴズ「それで終わらせていい話なんでしょうか……」

大神「ひとまず、我らがやるべきことはひとつであろう」

弐大「応、この町を守る。それだけじゃあ」

\ライーン/

田中「……む、これは……!」

獄原「ど、どうしたの!?」

首領王馬
やっほー!田中ちゃん!
真宮寺ちゃんを退けたんだって?すごい!
悔しくないよ、これはほんとだからね。
でも俺も悪の首領だからさー、
あんまり負けたくないんだよね。
真宮寺ちゃんはやる気満々だし、
何日か後にまたそっちに行くかも知れないよ?
ししし、これは嘘かな?本当かな?
それとあんまり邪魔したら殺すから。
俺の夢を壊さないでよー!うえーん!
じゃーねー!
             19:25 既読




田中「奴は……本気だ!」

斑井「全然本気感が伝わってこないんだが」

獄原「ええっ!?あんまり邪魔したら田中君が殺されちゃうよ!どうしよう!」

大神「殺されぬように我らが守るだけよ……!」

獄原「! そっか、そうだね!」

斑井「これ俺だけズレてるのか?」


こうしてゴン太達は、
日本の未来と田中君の命
ふたつの大切な守るものができたんだ。
だから、ゴン太達は絶対に負けられない!
そうだよね!


弐大「では、必要になれば召集があると言うことでいいんじゃな?」

田中「ああ。俺様の声が貴様等をここに呼び出すだろう」

ゴズ「ああ、私の店がアジトに決定ですか!?」

田中「できれば数時間来れ。地下に施設を構えたい」

大神「随分と本格的だな……」

弐大「早速取りかかろうかのう!!」

獄原「どんな施設なのかな、気になるね!」

ゴズ「ああ私の店が……」

斑井「なんか、ごめんな……」



◆日常パートですね。気分的に2話です。
1:誰かと話す(人物指定)
2:学生生活を楽しむ
3:戦隊としての力を磨く
4:そのた

>>87

ksk

2

全何話予定なの?

>>87
>>88


◆翌日


がららら

獄原「おはよう!」


生徒達「お、おはよう!」

生徒1「なあ、昨日の爆発のこと聞いたか?」

獄原「あ、街の方から聞こえた音だよね!なんだったの?」

生徒4「なんか、ただの水蒸気爆発だったんだって」

生徒8「ほんと人騒がせだよな、水蒸気爆発とかさー」

生徒2「びっくりしたもんな、鯨の爆発かと思って!」

獄原「そっか……水蒸気爆発だったんだ。悪い人が起こした爆発とかではなかったんだね」

生徒1「死者ゼロけが人ゼロ、壊れたのはナントカカントカ……名前忘れたけど、なんかのビルだけだってさ」

獄原「ビルが!?大変だね!」

生徒3「でもあそこ、確かへんな噂なかった?」

生徒6「あー、『いい年こいた大人とかがこぞって集まって謎の秘密結社を名乗って入ってた』とかな」

獄原「えっ!?そうなの!?」

生徒3「怖いよねー」


からからから


先生「みんな、静かにしなさい!」

生徒達「おはようございます、先生!」

先生「はい、おはようございます。早速だけど……」

先生「実は、転校生が来ることになりました!」

獄原「えっ!?転校生!?」

先生「紹介します。入っておいで!」

からからから


◆こんなタイミングで転校生ですって。誰だろ?
1:実はギャリアス幹部(シリーズから指名)
2:どう見てもいい年こいた大人(シリーズ大人キャラで指名)
3:まさかの田中
4:この件とは全く関係なく転校生
5:オリキャラ錬成(笑)
6:そのた

>>92

>>89
特に決まってません。全ては安価の赴くままに

1
澪田

>>92


転校生「こんちゃーっす!!」

生徒達「!?」

転校生「あ、おはようございまむ!の時間だったっす!てへぺろ♡」

先生「紹介しよう、【澪田 唯吹】さんです」

澪田「はいはーい!澪田唯吹の澪にー、澪田唯吹の田にー、澪田唯吹の唯にー、澪田唯吹の吹でー、」

澪田「澪田 唯吹って名前っす!よろしくっす!」

がやがやわいわい
生徒達「わーかわいい」「どこ住み?LINEヤってる?」「君は音楽ができるフレンズなんだね!」

先生「澪田さんは……そこの、生徒8のとなりの席を使ってくれ」

澪田「りょーかいっすよ。それじゃ失礼してと……」

すたすた
こけっ

澪田「たはー!何もないところで転んじゃったっす!」

どっわはは

獄原「大丈夫!?怪我とかしてない!?」

澪田「およよ、優しいんすね!」

獄原「そんなことないよ。無事を確認するのは、紳士として当然だからね」

澪田「ありがとっす、怪我はないっすよ。えーっと……?」

獄原「ゴン太はゴン太って呼んでくれたらいいよ!」

澪田「うっはー!なんすかその覚えやすいキャッチーな名前!よろしくっす、ゴン太ちゃん!」

ゴン太「うん、これからよろしくね!」

澪田「いやー、それにしてもいきなりかっこわるいとこ見られたっすね……」てへらん

獄原「あ、澪田さん。何か落としてるよ?」
ひょい


つ【ギャリアス戦闘員大集合プリクラ】


獄原「!?」

澪田「おっと!なんてもん落としたんすかね、唯吹ったらダイタン!」ぺい

獄原「え、えーっと今のは……」

澪田「そっす、コスプレーヤー達の集いっす!」

獄原「そっか、コスプレイヤーさん達だったんだね!」

澪田「そうなんっすよ!だから今見たもののことは忘れるっすよ!」

獄原「えっと、それって澪田さんの……大胆かつシックな色合いで纏められたおパンティのこと?」

澪田「うきゃーっ!そっちも見られてたっすか!忘れてください(早口)」

獄原「うん、分かったよ!」


ギャリアスと戦った翌日、ゴン太の教室に転校生が来たんだ。
澪田さん、って言って、音楽が大好きな人なんだって!
……すごく派手な下着を着てたけど、それはもう忘れるんだ。
だってゴン太は紳士だからね、約束は守らないと。
だから下着のことを思い出してしまうゴン太は最低なんだ……。
どうしよう、このままじゃゴン太のツノが甲虫王者になっちゃうよ……。


◆なんやかんやで昼休み


獄原「ふう、今日の授業も大変だったな……」

がぢゃ

獄原「あ……」


授業が終わって、やっとお昼の時間。
そう言えば、何かしようとしていた気がする。
田中君にもらった電子手帳を取り出した。
なんか、この手帳はいろんな人と連絡が取れる、便利な機能が付いているんだって!
あとは死の間際のメッセージを録画できる遺言機能とか、ありがとうメッセージを射出する光学レーザーとか!
すごいよね!

獄原「ええっと、これでみんなに連絡出来るんだっけ……」


◆昼休みです。
1:誰かに連絡しよう
2:他の教室に行こう
3:音楽室に行こう
4:屋上に行こう
5:そのた
他キャラとの遭遇判定あり。各目標コンマ40以上
>>96

1
さくらちゃん
どんなフレンズだろー?

>>96


獄原「あ、そうだ!」


ぽちぽち
慣れないなあ、こう言うのは……。
でも、こうして、こうして……できた!
これで音声通話ができるはず!


ぴぴーっ


大神『……獄原か』

獄原「こんにちは、大神さん!」

大神『ふ……昨日ぶりだったな。して、なにかあったのか?』

獄原「ううん、大神さんが気になったから、連絡してみたんだ」

大神『そうだったのか……』

ごくごくごく

大神『ッ、ふ……我は今、とある場所にいる』

『おいおいおい』『死ぬわあいつ』

獄原「ええっ!?大神さん、死んじゃうの……?」

大神『阿呆、我が死ぬわけがないだろう?』

『ほう……炭酸抜きコーラですか』

獄原「? コーラってしゅわしゅわしてるのに、しゅわしゅわを抜いたの?」

大神『ああ……この方がカロリーの効率が良いからな……』

獄原「そうなんだ……知らなかった……」

大神『と言うわけで、我はとある者と仕合う……つまり、戦うのだ』

大神『お主は無事か?』

獄原「うん、転校生が来たくらいで、特になにもないよ!」

大神『そうか……む、すまぬ。もう時間だ……また連絡をくれ、獄原よ』


ぴっ


そう言えば昨日、大神さんは、強い人を捜し求めてるって言ってたな……。
それで今日も試合をするんだね。
すごいなぁ。

……ゴン太も何か出来ることがあるはずだ!

よーし!今日は放課後、何かしてみよう!


◆ですって。何するのかな?
1:虫さんや鳥さんから情報収集
2:アルバイトをしてみよう
3:崩壊したビルに行ってみよう
4:そのた

>>100

3

>>100


……崩壊したビルに行ってみよう!
そしたら何か分かるかもしれないしね!
もしかしたら誰かいるかもしれないし……。


◆放課後


獄原「みんな、またね!」

生徒1「お前どっかいくの?」

獄原「うん……少し、気になることがあるんだ。日本の平和の為に必要だから、ゴン太は行くよ!」

すたすたすた

生徒4「あいつ、たまに意味分かんないことあるよな」

生徒7「新しい希望だよね」

生徒9「ああいうとこ、嫌いじゃないワ……ふふっ」

澪田「……」


◆→倒壊したビル跡地


すたすた


獄原「わあ……」


さすがにあちこちに立ち入り禁止の看板がたくさんでている。
ビルがあった辺りは、ビニールシートで覆われてるみたいだね。
……でも、周りに誰もいない。どうしてだろう?
ふつう、こう言う時って、危ないから警備員さんがいるものだと思うんだけど……。

それに、この辺りから虫さんの声も鳥さんの声もしない。
なんだろう、不思議な……不気味な感じがしてきたな……。


獄原「うーん、このビルは何があってこうなっちゃったのかな……」

ちょっと周りの誰かに話を聞いてみよう!
そしたら何があったか分かるかもしれない。
それに、これがギャリアスに繋がる証拠になるかもしれないしね。


◆誰に話を聞こうかな……?
1:変な腕時計をした小学生がいるね
2:明らかに死んだ魚の目をしてる落ち込んでいるおじさんがいるよ
3:人生が終わったって顔をした変な髪型の人が座ってるな
4:すごく大柄なお兄さんが立ってる

>>103

3

>>103
なぜそこでコンマ77を出した!言え!


??「はぁ……」


ん?
すぐ近くに、人生が終わったって顔をした変な髪型の人が座ってるな。
……きっとビルのことを知ってるに違いない。
ちょっと話を聞いてみようかな?


獄原「……ええと、あの!」

??「うおっ!?な、なな……なんだべ、人が人生の瀬戸際に立たされてるって時に!」

獄原「えっ!?そうなの!ご、ごめんなさい……」

??「……いや、そこまで申し訳なさそうにしなくても……」

獄原「でも、すごく大変なんだよね?そんな時に声をかけちゃって……ごめんなさい!」

??「なんか調子狂うべ……」

獄原「えっ!?ご、ごめんなさい!」

??「おーし、一旦落ち着けっての。いいか?声かけられたんはそんな気にしてねーから」

獄原「……ほんとに?!ありがとうございます!」

??「そんで、何だ?俺に声かけたってことは、なんか聞きたいことでもあったんか?」

獄原「あ、それは……」

そこで、ゴン太は素直にこのビルのことが聞きたいって言ったよ。
紳士は素直に話すものなんだ。
嘘とか、そう言うのを言ったところで、相手から変に思われるだけだからね。

??「……なるほどな。このビルは昨日突然ぶっ壊れたんだ。リアルな話、俺が避難指示を出してなかったら、誰か怪我してたべ」

獄原「えっ!?あなたがみんなを避難させたの?」

??「まあな。ビルがぶっ壊れるのは直前に分かったから、理由は説明出来んかったけど……」

え?この人……ビルが壊れるのを知ってたの?

獄原「ちょっと待って!」

??「うお、な、なんだよ……」

獄原「なんでビルが壊れることが分かったの?」

??「ああ、それはな……俺の【占い】のおかげだ」

獄原「占い……?」

??「おっと、名前を名乗ってなかったな。俺はこういうもんだ」

すると、その人はよれよれになった上着から、一枚の名刺を差し出してきた。
ええと……?

獄原「……【葉隠 康比呂】さん?」

葉隠「だべ。実際、このビルで占いをしてたべ」

獄原「そうなんだ、すごいね!」無自覚煽り

葉隠「そして俺は、あの日脳内にビビッと来たイメージを元に全員避難させたってわけだ……」

話を聞くと、この人はインスピレーションで占いをする人らしい。
……インスピレーション?虫の知らせみたいなものかな……。
とにかく、すごい人らしい。
それで、さっきまで落ち込んでたのは……
事務所ごとビルが崩壊したから、金庫も一緒に潰れてしまって……


葉隠「ほぼ一文無しだべ。実際お先真っ暗だ……」

獄原「そうだったんだ……大変ですね……」

ゴン太は紳士だから、なんとかしてあげたいけど……。


◆……なんか胡散臭いけど、かわいそうだなぁ。
1:ビルのがれきの中に入ろう!と提案
2:ギャリアスって知ってる?
3:とりあえずゴズさんちにつれてく
4:そのた

>>108
コンマ77なのでだいたいのことは実行出来るはず。

>>108


獄原「あ、そうだ!」

葉隠「ん?」


◆→スパイ区 純喫茶パワーボム


葉隠「……」

ゴズ「……」

獄原「……」

すぽっ

ゴズ「……なるほど」

葉隠「いやいやちょっと待って今までなんで覆面してたんだべ」

ゴズ「いや、ちょっと人見知りがありましてね」

獄原「人の目を見るのが恥ずかしいんだよね!仕方ないよね!」

葉隠「そう言うことなんかこれ!?」

ゴズ「さて、事情は分かりました。貴方をこちらで雇いましょう」

葉隠「へ!?」

獄原「それに力も貸してくれそうだし、きっといい人だよ!」

ゴズ「だといいんですがね。何かおかしいことをしたら雪崩式スープレックスを見舞いますので、そのつもりで」

獄原「ゴン太はDDTがみたいな!」

ゴズ「それでもかまいませんね」

葉隠「……」


すたすた……


田中「む?何者だ貴様。俺様達の因果律にどうやって交わった」

葉隠「ごめんなんて!?」


ええっと……
ゴズさんは話を聞いて、葉隠さんを喫茶店においてくれることになった。
そこで働いたり占いしたりするらしい。
今度、クレープついでにひとりで来てみようかな……。

それと、お店の地下の改造も終わったらしくて、その下で田中君が寝ているんだって。
すごくかっこいい場所になってるみたいだけど、まだゴン太達は入れないよ。

◆という訳でその夜


獄原「……そう言うわけなんだ」

大神「なるほどな」

弐大「しかし、そのビルとギャリアスの関係は分からず終いか……」

獄原「うん。でも多分、何か関係してるとは思うんだけど……」


夜になって、みんなで集まったよ。
このお店は二階建てになってて、下がお店で上はゴズさんのおうちなんだ。
今は上で葉隠さんが爆睡してるよ。

ゴン太達は、閉店したお店の中で今日一日の情報を交換した。


斑井「その辺の事情なら俺が掴んだ」

獄原「え?」

斑井「その倒壊したビルは【第三塔和ビル】と言う名前でな」

弐大「第三塔和ビル……どこかで聞いたのう」

斑井「ああ、最近とある芸能事務所が入ったばかりのビルだ」

斑井「そこの管理人は、最近権利を親から譲られたばかりのボンボン、【塔和 灰慈】と言う奴だ」

斑井「だがセキュリティはしっかりしていた。だから、どうして水蒸気爆発が起きたのかは分からないってよ」

ゴズ「物騒な世の中になりましたね」

獄原「芸能事務所ってどんなところ?」

大神「うむ。テレビのすたぁや音楽家などが所属する場所だな」

斑井「確か事務所の名前は【紅茶時間】とかそんな名前だったような……」

弐大「なんじゃあそのギリギリな名前の事務所は……」

ゴズ「訴えられたら一発ですね」

獄原「あ、そう言えばもう一つ報告があったんだ!」

大神「ん?なんだ、獄原よ」

獄原「実はゴン太のクラスに、転校生が来たんだ!」

斑井「ほう、お前学生なのか。どこの学校だ?」

獄原「えっと……公立才囚学園ってところ……」

弐大「ほう、お前さん才囚か!ワシと大神は希望ヶ峰じゃあ」

あ、確かチュンソフ都にいくつかある高校のひとつだよね!いいなぁ。

大神「うむ。才囚の話は聞いている……なんでも、随分強い学生がいるともな」

獄原「強い?……誰のことだろう……」

極寺君かな……?

ゴズ「そう言えば斑井君、君は学生ではないのですか?」

斑井「学生兼、ボディガードみたいなものだ。普段は色々な者を守っている」

大神「そうか……我らも似たようなものだがな」

弐大「そうじゃのう。ワシ等もあまり学業に強く打ち込むことは多くないからの」

ゴズ「そうだったんですか……」

獄原「えっと……」

ゴズ「ああ、そう言えば転校生の話でしたね」

獄原「うん。澪田さんって人が転校してきたんだよ」

弐大「……澪田?それは【澪田 唯吹】と言うやつじゃないかのう?」

獄原「え?そうだけど……あ、知り合いなの?」

弐大「少しだけのう……じゃがやつはプロミュージシャンでのう。バンドとしての仕事が多く休学していたような……」

斑井「……なあ、その澪田の事務所って」

弐大「ああ、【紅茶時間】……」

ゴズ「……少しつながりが見えてきましたね」

獄原「ん?えっと……どういうこと?」

ゴズ「こうは考えられませんか?」

ゴズ「……紅茶時間と言う事務所はギャリアスの一派で、日本侵略の一端として、あちこちのビルを爆破している、とか」

獄原「ええっ!?」

弐大「それはさすがに穿ちすぎじゃあないかのう?」

斑井「だが、明らかにタイミングがおかしいだろ」

大神「ふむ……狙ったような爆発、そして転校……にわかに偶然で片づけにくいのも事実か」

獄原「これがギャリアスの陰謀ってこと?」

ゴズ「可能性があるだけですよ。確定ではありませんか……」

斑井「可能性がある以上、もっと探る必要があるだろうな」

獄原「そうだね……」


もしも、それが本当だとしたら……ひどいよね。
いろんな人が働いているビルが突然無くなっちゃって……。
いろんな人が困ることになる。
それに、あのビルの屋上によく集まってた鳥さんも困ってた。
何とかこの事件を解かなくちゃ!


ゴズ「獄原君、君は澪田さんと言う人と少し仲良くなってみてください」

獄原「え?」

ゴズ「虎穴に入らずんば虎児を得ず」

ゴズ「これも何かの縁です。貴方が彼女を助けられるかもしれません」

斑井「ああ。それにお前の正体に、やつは気付いていないはずだ。今だからこそ出来ることだ」

獄原「うん……ゴン太はバカだから、ちょっと自信ないけど……やってみるよ!」

大神「我は周りの伝に様々なことを伺ってみよう」

弐大「ワシもコネはいくつかあるからのう、情報収集をしておくか」

斑井「そうしてくれ。俺にもいくつかやることがある」

ゴズ「私も……そうですね。みなさん、無理だけはしないでくださいよ」


◆そろそろ解散かな?
1:誰かに話しかける
2:次のギャリアス出現を話し合う
3:葉隠を起こす
4:田中を呼んでみる
5:そのた(帰る前に寄り道とか)

>>115

4
組織の情報や理念・構成員について
知ってるだけ全て話してもらう

>>115
これは大草原不回避


獄原「その前に、ゴン太達はもっと情報が必要じゃないかな?」

ゴズ「それは……ギャリアスについて、ですか」

獄原「うん。ゴン太達はギャリアスが何なのかあんまり知らないよね?」

大神「そうだな……」

弐大「では田中に聞いてみるかの?」

ゴズ「ですが、彼が抜けてから構成が変わっている可能性もありますよ?」

弐大「それはそれ、これはこれじゃろうて」

斑井「聞いてみる価値はあるだろう。田中はどこにいる?」


田中「俺様ならここにいる」


全員が振り返った。
お店の奥のほう、バックヤードに繋がる扉の前に田中君はいた。


田中「少し話し声がしたので、魂の赴くままに訪れたが……俺様に何か用だったのか?」

ゴズ「ええ。ギャリアスについてもっと詳しく教えて欲しいんです」

田中「ギャリアスについて?」

\ライーン/

斑井「おいお前王馬とLINEしてる場合か」

田中「仕方がないだろう!奴は敵味方以前に盟友だぞ!」

ゴズ「それはいいんですが……」


◆結局ギャリアスってどんな構成よ?
構成員何人とか、幹部何人とか、二つ名とか
そう言った情報↓3くらいまででもらってミックスしますよ

田中「そうだな……ギャリアス構成員が何人なのか、正確に把握している人間はおそらくひとりもいない」

ゴズ「え……?」

弐大「それだけ大きな軍団と言うことか」

田中「一説には千人とも、百万人ともいうが……王馬自身も何人か分かっていないのだ」

獄原「そんな……」

田中「理由はいくつかあるが……まあ、そうだな」

田中「面接に合格すれば誰でもギャリアス構成員になれるからだろうか」

斑井「面接!?」

田中「ああ。一芸だったり多人数だったり、方法は様々だが面接に受かれば誰でも入れる構成だ」

田中「繁忙期だと百万人はいるかもしれないな」

斑井「待て繁忙期ってなんだ、そんなバイトみたいに」

獄原「でも、芸能事務所が一派かもしれないって話だったよね?」

弐大「なんと!つまり……本当にアルバイトでどこかに潜り込んでいる可能性もあるのか!」

斑井「存外バカに出来ない話になってきたな」

田中「途中で辞める者も多いからな。日本侵略などハードルが低いと言う者もいる」

獄原「うーん、そうなのかな?」

ゴズ「しかし、それは確かに出入りが激しいでしょうね……」

田中「幹部自体は4人だ」

大神「それは分かっているのか……!」

田中「ああ。四門を守る4人の幹部がおり、それぞれに二つ名が付いている、はずだ」

田中「俺様がいたときと構成が変わっているし、真宮寺とやらも俺様は初見だ。二つ名も俺様には分からない」

田中「恐らく各幹部の直属の部下自体は3桁台だろう」

ゴズ「それでも数百人ですか、数が多すぎますね!」

獄原「ゴン太達だけで何とかなるのかな?」

田中「分からん。あちこちでサブリミナルや刷り込みを行っているギャリアスだ」

田中「もしかするとすでに俺様達の世界に潜り込んでいることも考えられなくない」

獄原「澪田さんも幹部なのかな……」

ゴズ「それは有り得るでしょうね」

弐大「だが、だとしたらもう獄原が敵だとばれてるんじゃあないか?」

ゴズ「それもあるかもしれません。もしくは、支配するための町を調査しているとか」

大神「なぜこのチュンソフ都が標的になったのだ……」

田中「それは、もしや俺様のせいかもしれん」

大神「……なに?」

田中「俺様の潜んでいる街だから、だ」

田中「やつらにとって俺様は邪魔で仕方がない存在だからな。王馬に居場所をLINEした記憶はないんだが」

斑井「おおかたお前のケータイの電波から位置情報を割り出したんだろ」

田中「だろうな」

ゴズ「考えることは山積みですが、今日はもう夜も遅いですし」

獄原「え?……あ!」

ほんとだ!話してたらもう夜だよ!
……かえって宿題やらないと……!

獄原「また、明日!」

大神「ああ、また明日だ」


◆そう言う訳で別れました。翌日です。
目標コンマは50
それ以下でなんか事件

男女カップル失踪事件

>>130
62、セーフ


◆翌日


ざわざわざわ


生徒1「へぇー、そうなんだー!」

澪田「今度唯吹のライブに来てくださいっす!」


あれから澪田さんはみんなと普通に話をしていた。
それから、いろんな話を聞いたんだ。
昔はバンドを組んでいたこと、最近になって解散したこと。
今はひとりでシンガーソングライターとして活動してること。
最近事務所が移動したんだけど、その移動先があのビルだったこと。
壊れちゃった事務所は今、仮設の建物に入っていること。
それと、今度ライブをする事になっていること。


獄原「澪田さん、ミュージシャンだったんだね!」

澪田「そうなんすよ!唯吹には音楽が一番なんすから!」

獄原「そっか、ゴン太も虫さんがいちばんだから、似てるかもね」

澪田「虫?」

獄原「うん、ゴン太は虫さんについて詳しいんだ」

生徒2「ちまたじゃ『狼に育てられた少年』の方が有名だけどな」

澪田「……狼に?」

獄原「うん、ゴン太は……」





澪田「そ、そうだったんすね……大変だったっすね……!」

獄原「あ、べ、別に大丈夫だよ?元の家族とも和解済みだしね?」

生徒3「色々重いよゴン太……」

生徒9「ほんとかわいいんだから……」

澪田「その話聞いてたら、新曲がかけそうな気がしてきたっす!」

獄原「えっ!?本当に!?」

澪田「そっすね、タイトルはー……【三国駅にいるカブトムシのボーイフレンド】!」

獄原「色々とアウトじゃないかなそれ」


ざわざわ……


◆放課後


こうして平和に一日終わった。
よかった、今日はギャリアスは来なかったんだね。


澪田「おっ、ゴン太ちゃーん!」

獄原「あれ?澪田さん?」

澪田「さっきは渡し忘れちゃって……今度のライブのチケットっす!」

そう言って澪田さんはチケットを出してきた。
えっ、でもこれって……

澪田「ふっふっふ……ふが4つ……」

澪田「そのチケットは、本来機材が入る予定だった席が偶然開いて出来た席のチケットっす」

澪田「だから元々一般販売されてないんっすよ」

獄原「そ、そうなの?」

澪田「で、ゴン太ちゃんとはもっと仲良くなりたいっすから、それを渡すっす」

澪田「一応、お友達と来られるように2枚あるっすよ」

獄原「わあ……ありがとう!絶対に行くよ!」

ライブは数日後。
それまで何もないといいんだけど……。


◆さて、放課後だぞ!
1:誰かをライブに誘う
2:どこかに行く
3:ゴズさんちに行く
4:そのた

>>134

1さくらちゃんをデートに誘いドキドキさせてやるぞ!

>>134


そうだ!大神さんはこういうの、好きかな?


ぷるるる


大神『我だ……獄原か』

獄原「こんにちは、大神さん!」

大神『ふ、お主はいつも力に溢れているな……』

獄原「そんなことないよ。ゴン太も疲れたら疲れちゃうんだから」

大神『ああ、そうか……我も力が出ぬことはある……』

獄原「それはとにかくとして、大神さん!」

大神『ぬ?』

獄原「あの、音楽とかって興味ある……かな?」

大神『……音楽とな?』


◆それから数日後
◆→スパイ区 某ホール


大神「ここか……」

獄原「うん、そのはず」

ゴン太達は、街にある大きなホールに来ていた。
いろんな出し物をやっているホールなんだけど、今日は澪田さんのワンマンライブなんだって。

大神「しかし、我でよかったのか?獄原よ」

獄原「ん?なんで?」

大神「お主の友人にも、この手のものを好む者はいるだろう?」 

大神「それがなぜ我なのだ?」

獄原「うーん、なんでだろう……でも、大神さんと見たかったんだ、このライブを」

大神「……よせ、我の気概になく照れてしまう」

獄原「なんだか、まるでデートみたいだね?」

大神「……!」

獄原「でも、ゴン太がちゃんとエスコートするよ。紳士だからね」

大神「……ふ、では今日一日はお主に任せてみるとするか」

大神「紳士よ、我に新たな世界を見せてくれ」

獄原「もちろんだよ!」


ふたりであれこれ、売店とか見回ってから席に着いた。
澪田さんの人気はゴン太はあまり知らなかったけど、
実はものすごい人気者だってことが分かった。
観客は超満員。
席のない会場だったら、どれだけ後ろから押されていたか……。


獄原「楽しみだね!」

ライブが始まるまでは席で落ち着いて座っていられそうだ。
大神さんはあちこち、興味深そうに見回している。
普段はセーラー服だけど、場に合わせてくれたのか、あまりみない服を来ていた。
スウェット?……いや、違うなぁ、ゴン太はこの服のことなんて呼ぶのか分かんないや。

大神「ああ、一体どんなライブになるやら」


それからしばらくして、アナウンスが鳴り響く。
まもなく開演の時間になると。

しばらくすると……わくわくしているゴン太達の前で、幕が上がった。


◆判定
普通のライブになる目標80
40~79の間で、ギャリアス活動する澪田
それ以下だと真宮寺リベンジ
なおぞろ目だと……?
直下

>>137
勤しむ澪田


澪田「みんなー!今日は唯吹のライブに来てくれてありがとっす!」

澪田「つーわけでどんどん曲を弾いちまうんで、みんなむせび泣きながら聞くんすよー!」

ジャアアアアアン(喋ったらバンドが楽器鳴らしてくれる、なんかライブによくあるやつ)

わああああああ!!


そして幕は上がった、んだけど。


なんか、なんだろう……すごく大きな音を聞いているはずなのに、とても眠い。
目が開けていられないような眠さを感じた。
足下もぐらぐらするし、だんだん……目の前が真っ暗になりそうだよ。

その暗闇の中で聞こえてくる言葉が……頭の中に入ってくる……?

ギャリアス……、ギャリアス……?


大神「……気付いたか?獄原」

獄原「……え?」


そこでゴン太ははっとして、目を覚ました。

大神「澪田め、なかなかやるな」


ステージでは未だ澪田さんが大きな音でライブを続けている。
けれど、観客側はその半分以上が眠るように席に座ってしまっていた。
これって、一体……?


大神「分からぬ。だが、恐らく催眠の一種だ」

獄原「催眠……?」

大神「お主も意識が遠のきそうにならなかったか?」

獄原「あ、うん……すごく眠くて目を開けてられなかったよ……」

大神「さらにその後、脳内に響いたギャリアスの言葉……つまり、奴は音楽を以てこの会場の客を洗脳しようとしている」

獄原「!」

大神「これが澪田の能力なのだろうな」


見れば確かに、あちこちでギャリアスの言葉が聞こえてきた。
そん、な……やっぱり澪田さんは敵だったのか……。


大神「仕方があるまい。止めるぞ、獄原」

獄原「……う、うん!」


でも、ステージに上がろうとしてもガードマンに止められちゃうかもしれないし……!


◆このままじゃみんな洗脳されちゃうよ!
1:その辺にあるものをステージ上に投げ込む
2:ステージ裏まで移動して電気を落とす
3:機材まで移動して音楽を止める
4:建物のブレーカーそのものを落とす
5:そのた

無事に遂行できる目標コンマは55
>>141

1

>>141
ちょっと危ない


獄原「……危ないけど仕方ないよね!」

まず演奏を止めてもらわなきゃ!
うーん、でもどうしたら……あ!
なぜかこんなところにガラス玉がある!
そうだ、これをステージに投げれば……。

獄原「オオオオオオオ!!」

全力で投げ込むストレート!
野球選手には遠く及ばないだろうけど、それでもそれなりの速度でガラス玉は飛んでいった。
どこかから悲鳴が聞こえた気がするけど、気のせいだよね?

よし、このガラス玉がアンプとかに当たれば……!


ばぎゃああああんっ


大神「ふむ」

投げた玉は見事にアンプに命中して、音をかき消した。
澪田さんは鳩が豆鉄砲食らったような顔して驚いている。


「どこだ!」「誰かが演奏を邪魔したぞ!」

獄原「ッ!もう気付かれてる!」

大神「仕方があるまい」


あちこちから声がして、ゴン太達はその場を逃げ出す前に見つかってしまった。
ライブスタッフみたいな人達にいつの間にか取り囲まれている……!!

スタッフ「お客様ァ?そう言う行為は危険ですので……」

ぐわわわわっ!

ギター部下「おやめくださぁい!!」

手下達「ギャリー!ギャリー!!」

ざざざざ!


大神「ざっと30はいるか……」

獄原「変身しないとダメかな?」

大神「否。こやつらには我の拳が効く」

獄原「それなら、ゴン太も戦うよ!」

大神「ふ、背後は任せよう」


動けない場所で戦う必要はない。
けど、このままじゃ逃げられない!

ゴン太達は、席からむりやりジャンプして、少し開けた通路に飛び込んだ。
幸いそんなに距離も離れてないし、イスの背を渡っていけばすぐにたどり着けた。
場所的には、ちょうど会場の中間辺りに位置している。
両サイドにそれぞれ、外に出るための扉があるから、どちらかから出られれば一番なんだけどな……。


ベース部下「逃がすな!ここで退治しろ!」

手下「ぎゃり!」

手下「ギャーリー!」

黒い人型みたいのに囲まれている。
でも、これなら素手で倒せるらしいし……。


◆追加で判定
無傷で切り抜ける目標は40
ついでに数字がでかければでかいほど敵に深手を負わせる
ただし低いとオーガが……
直下

だべべ

>>144
よろしい


大神「フンッ!!」

どごおおお!!

大神「体の中心を狙って放つのだ、獄原。さすればやつらとて敵うまい」

獄原「うん、分かった!」

どんっ

手下「ぎゃー……」さらさら

手下「ぐああああ!」さらさら

ギター部下「なにィ!?」

ドラム部下「くそっ!うおおお!」

ギター部下「ま、待てドラム!」

大神「……破ァッ!!」

ぱぁぁぁぁんっ!!

ギター部下「ど、ドラムーーーっ!!」

獄原「とうっ、ご、ごめんね!えい!」

手下「ぐああ」「ぎゃりー!」さらさら


大神「よし、包囲を抜けた!こちらに走るのだ、獄原!」

獄原「う、うん!」


囲まれていたゴン太達は、敵をなぎ倒して走り出した。
よし、これなら外に出られそうだ。


◆→会場の外、ホール玄関


がちゃっ!

大神「ッ、鍵がかかっているのか!」

獄原「閉じこめられてるの?」

大神「そう言うことになるな」


ゴン太と大神さんは、玄関前で足止めされてしまった。
もちろんパワーで壊すことも考えたんだけど、
紳士として、鍵を破壊するのを躊躇ってしまった。

それに、今このホールから逃げ出して、それでどうするんだろう?
中にはまだ観客がたくさんいる。
このままじゃみんな洗脳されてしまうんだ!
だから、ゴン太達が態勢を立て直して、みんなを助けないと……!


大神「連絡は出来そうか?」

獄原「うん!」

手帳を開いて、田中君に呼びかける。

獄原「田中君!大変だ、澪田さんがやっぱり敵だった!」

田中『やはり、か……』

獄原「え?知ってたの?」

田中『懸念が当たった、と言うのと……予言があったからな』

獄原「よげん?」

田中『既にのこりの3人も、貴様のいる場所に向かっている』

田中『そしてこの俺様もまた、貴様等に力を与えるために向かっているところだ』

獄原「ほんとに?ありがとう!……あ、でも玄関に鍵がかかってて」

田中『それも問題ない。鍵は開くことが可能だ』

獄原「そうなの?」

田中『ああ。貴様等はまず雑魚を片しておけ。そのままでは問題があるだろう』

獄原「……分かった!」


◆到着まで少々。
1:周辺の敵を倒しておこう
2:変身して、ホール内に戻ろう
3:そのた

>>149

2

>>149


獄原「大神さん、行こう!」

大神「ああ、あい分かった」

「「筋肉昇華!」」

しゅおおおーーーっ!!





バンッ!

ギター部下「……ぁあ?何だオメーらは」


鬼「通りすがりの」
虫「マッチョだ!」


ギター部下「!?」

ベース部下「唯吹さん!そのまま曲を続けて!」

澪田「もちのロンっすよ!」

くっそー、このままじゃみんな洗脳されちゃうよ!

鬼「まずは露払い!」

ごぉっ!

大神さん……いやオーガピンクは、正剣突きを繰り出した。
その拳の威力や、遠く離れた敵にまで空気の拳があたるほどだ。す、すごい……!

ギター部下「ちっ!なんだテメーらは……!」

鬼「お主等を阻むものよ……イエロー!ステージを頼む!」

虫「うん!そうだ、音楽を止めなきゃ……」


◆何か武器は……武器はないのか!
1:レディバードボム!とか……
2:ホーネットニードル!とか……
3:スパイダーネット!とか?
4:他になんか虫さんの力を借りれそうなもの

>>152

1

今日はそこまでだべ、リアルな話眠いけど寝れねーだけだべ。

実際、低速進行だべ。

>>152


鬼「遠距離から狙うのだ!」

虫「う、うん!」

がさがさ

虫「……そうだ!これだ!」


ゴン太はスーツのベルト辺りをぽちっと押した。
なんかとっても便利な仕組みがあるらしくて、すぐさまゴン太の手に武器が現れたんだ!


虫「行って、天道虫さん……『天道爆撃(レディバードボム)』!!」

びしゅんっ!!


この天道虫さんはすごいんだ。
なんでも、科学的なあれこれだから、ゴン太にはよく分からないんだけど……。
でも、自分で標的を探して、爆発することが出来るんだよ!


虫「アンプを壊すんだ!」

ビィィィィィ

澪田「ち……!」

部下達「させるかああああ!!」


部下の人達が一斉に天道虫さんを追いかけた。
けど、天道虫さんには追いつかなかったんだ!

天道虫さん型の爆弾、って言うのも、ちょっと良心が痛む。
でも、天道虫さんの力を借りられてるみたいで、ゴン太は少し嬉しいな。


虫「いけええええ!!」

澪田「う……!」


カッ


ちゅどおおおおおおん



澪田「ッ!?」


鬼「よし!」

虫「やったね!」


見事命中。
しっかりと天道虫さん達は、アンプを破壊してくれた。
これで演奏はずっとしてられないはずだ!


鬼「……我も負けていられんな!ふんっ!」

どごおおっ

手下「「「サヨナラ!!」」」ちゅどーん


ギター部下「ちっ……!」

ベース部下「こいつら……」

鬼「無駄な抵抗は止めるのだ。今すぐ……このホールの人間を解放しろ!」

澪田「それは出来ないっす!」

虫「……どうして!」

澪田「日本征服のためっすよ」

澪田「そして、この日本を……はぴはぴ☆できゅーと☆でバリバリ最強ナンバーワンな国にするんす!!」

虫「そんな……」

澪田「あんまり邪魔するなら、本気出すっすよ!」


◆ふたりじゃ敵いそうもない!
1:全力を出して応戦
2:逃げつつ増援を待つ
3:部下を蹴散らす
4:そのた

>>158

>>158

鬼「澪田にはふたりがかりで挑んでも今は勝てまい」

虫「!」

大神さんが、意外にもあっさり負けを認めた。
いや、強い人だからこそ、勇気と無謀の違いが分かるんだろう。
そのあときりっと視線を周りに戻した大神さんは、

鬼「されど、我らには力がある。故にこの大群を蹴散らそう」

虫「……うん、分かった!」

澪田「ちょっと!唯吹は無視っすか!?」

鬼「ああ、無視をさせてもらおう」

澪田「そんなのいやっす!唯吹も構って!!」

ギャイイイインッ

虫「! べ、別なアンプ!?これが澪田さんの能力なの!?」

鬼「ひるむな!まずは蹴散らすぞ!」

虫「……分かった!」

ベース部下「俺達がお前に負けるとでも」

鬼「思っている!」

ごうっ

ベース部下「な───」


ごぼぁぁぁぁぁあああっ!!


ベース部下「」

虫「つ、潰れちゃった……!?」

手下達「おりゃあーー」

鬼「……『極烈正拳(ストレート)』」

ぶぉんっ!!

ただの正拳が、世界中の風を震わせるようにうなった!
そこから繰り出された破壊の衝撃波と、そして鎌鼬のようなうねる風の束に……手下達は一気に消えていく。


ギター部下「な……」

虫「こっちにもいるんだよ!」すたっ

ギター部下「はっ!?」

虫「ごめんね、でも……紳士はみんなを守らなきゃいけないんだ!」


あんまり暴力なんてよくないんだけど、ゴン太も戦わなきゃ。
ギターを持ってる部下さんをパンチしたら、その場に転がっちゃったよ。
……力加減しなくて……ごめん!


どがあああああん

ごしゃあああああぬ


澪田「修繕費いくら取られると思ってんすか……」


「さぁな。だが、命と引き替えかもしれねーぞ」


澪田「!?」ばっ!


蛇「……ちっ、さすがにバレたか」しゃばっ


鬼「! ブラック!」

虫「と言うことは……」

牛「 私 が 来 た ! ! 」


猫「そしてワシものう」


澪田「出たっすね……唯吹達の邪魔者!」

牛「そう言うことになりますね」

澪田「なにものっすか、名乗れ!」


牛「漲る筋肉!ブルレッド!」

猫「弾ける汗!キャットブルー!」

虫「猛る王者……バグイエロー!」

鬼「溢れる力……オーガピンク……」

蛇「咬む毒牙、スネークブラック」


牛「我ら!」



「マッチョ戦隊!「ム「シリカ「ニマ」ンヌ」ジャー」またバラバラじゃあああああ!」


ちゅどおおおおおおん



澪田「マッチョ戦隊……ムキムキンジャー……?」

蛇「ダサいなそれ」

牛「もうそれでいいんじゃないですか?」

虫「いいの!?」


◆やっと戦闘だ!
1:ここは正攻法のバトルを
2:公平にあっち向いてホイで戦おう
3:奇襲(ずんだ餅)
4:何か良からぬことをする
5:そのた

>>164
だいたいのバトルはなあなあで終わります。優しい世界。

3
ずんだ美味いぞアタック

>>164


澪田「しかしこれで全員っすか、たっはー!5人て!どこの北のSMAP?」

牛「その話題はセンシティブです、触れるのをやめなさい」

蛇「意外と気にしいだなあんた」

澪田「っつーか、これなら唯吹、負ける気しねーんすけど!」

鬼「ほう……?だが、我らは数で勝るのだぞ。部下も消えた今、どう戦うのだ」

澪田「それなら唯吹には音楽が……」

猫「ここにずんだがあるぞ」

澪田「……え?」

猫「こういう時は先に勝負を決めたもんの勝ちじゃあ、ほれ!ずんだを食うんじゃあああああ!!」

澪田「うっそだろオイ!?」


◆奇襲!!(どどん)
成功の基準は55、直下

無敵だ!!!

>>166
澪田って強いのでは



猫「はっはっは!行くぞ澪田!」

澪田「……食欲のリズム!」ギャンッ

猫「!?」

がふがふがふがふがふ

蛇「な!?す、すごい勢いでずんだが消えていく!?」

虫「そんな……こ、こっちから仕掛けたのに、対処されたってこと?」

鬼「ああ、やはり澪田……こやつ、侮れない」

ぷはー

澪田「そらそうっすよ!【北の角鬼】と呼ばれたこの唯吹が、ずんだ嫌いなわけないっすよ!」

蛇「こいつまさか!」

牛「東北出身……!?」

蛇「……いやそれもあるけども」

澪田「ひゃはーっ!次は唯吹が仕掛けていいんすよね!?」

鬼「くるぞ、構えろ!」

虫「……うんっ!」


◆耐えろ!
目標40

へや

>>169
よろしい


澪田「惨劇のリズム!」ギャンッ


途端に───

しゅんしゅんしゅんしゅん


ずばっ

鬼「ぐ、っ!?」

蛇「オーガ!くっ、何が起きてる!」

ずばあああ

牛「うおっ!?」

虫「うわあ!」

ずばばばば

猫「ぬぅっ!これは……鎌鼬か!?」


澪田「さっきそっちのピンクちゃんがやってたっすけど、あんなのぬるぬるっすよ!」

ギャギャギャギャ

澪田「切り裂くってのはこうするんす!」


ひゅっ!


鬼「ぐ、ぬぅぅっ!?」ずばっ

虫「ピンク!」

がくっ

牛「く……これでは反撃できません……」

澪田「ひゃはーっ!このまま完勝っすよー!」


まず、い……!
ゴン太の方にも、風は来てる。
さっきのなんて、比じゃないくらいだ。
大神さんが作ってた衝撃波でも勝てないかもしれない。
でも、どうしてこんなものが出来るんだろう?

……きっと、音が空気を振動させて伝わるからだ。
つまり、音が出せる限り、澪田さんはゴン太達を攻撃する手段があり続ける。

って、そんなのどうしたらいいんだよ!?


澪田「うっきゃあああああ!!」

ギャイイイインッ


ずばばばばばば

蛇「ぐおおおっ!」

猫「ぬぅっ、このままでは……」

蛇「……仕方がない、奥の手を使う……か!」

しゅばっ

鬼「いかん、ブラック!」


どがああああああん


虫「!? ブラック!!」

ひときわ大きな風の塊に、ブラックがぶつかる。
空中で大きくはね飛ばされたブラックは、そのまま後ろの方に飛んでいってしまった。
観客がまだ寝静まっている方だ……!

虫「そ、そんな……」

澪田「いえーい!まずはひとり倒したっす!あとは順番に……」

そのとき。


「誰が倒されたって?」


牛「!?」

いや、そんなはずはないよ。
だってそっちがわに飛んだはずじゃ……

と言おうとしたゴン太達を置いて、
ステージ上にブラック、斑井さんが立っていた。


蛇「……で?誰が倒されたんだ」

澪田「な、え?ど、どうやってこっちに」

蛇「俺は不死身でな」

澪田「それは答えになってないっす……」

ぶちん

澪田「!?」

蛇「アンプとの接続コードを切らせてもらった。これでお前はギターでの攻撃は出来ないよな」

澪田「う、わ……」

牛「なんだか分かりませんがナイスです、ブラック!」

虫「よーし、ここから反撃だよ!」


◆やっと倒せるかな?
1:みんなの攻撃で弱らせよう。
2:ブラックに倒してもらおう
3:必殺技だ!
4:新しい必殺技だ!
5:そのた

>>175

5
今度は全員がかりでずんだを投げよう

>>175


蛇「みんな、ずんだは持ったか!」

猫「応!」

澪田「え?えっ?」

鬼「すまぬ、澪田よ……このずんだ餅で倒されてくれ」

澪田「ちょっと何言ってるか……」

虫「がんばろうね!」

澪田「な、待ってくださいっす、なんかこの流れやばい」

蛇「すまないな、やられてくれ」

牛「では、行きますよ!」

猫「これだけの大群はさすがに無理でしょう!」

鬼「質量で押し切るのみ!」

虫「いけー!!」

澪田「待っ───」


◆ずんだぱわー
直下、目標は20
こっからさらに低速。あんまり期待せずゆっくり見てってね。

結局昨日無理でした!!仕切り直して行こうか!!

>>177
行くぜっ!


虫「まずひとつ!」

澪田「くっ!」ばくばく

牛「もうひとつ!」

澪田「う……!」ばくばく

猫「さらに倍!」

澪田「まだまだぁ!」

鬼「……」

澪田「……ううう!」


蛇「……」ばくばく

虫「自分で食べてるの!?」

蛇「いや、問題ない」

虫「?」


さささっ


澪田「え?これって───」


ブラックの幻影?
たくさんいるみたいにみえるけど……!


猫「な、これは……!!」


蛇「隠し玉の超必殺だよ」

どどどどどどど

たくさんのブラックが、澪田さんにずんだを送り込んでいる!?
うわ、すごい……。

澪田「あぶあぶあぶあぶ……。」

……おぼれてない?!

蛇「ずんだの海に沈め」

澪田「うぎゃあああああ!!」


ちゅどおおおおおんっ


虫「倒したの?」

鬼「……うむ……?」

なんだか分からないうちに爆発したけど……これで終わったのかな?



澪田「……う……」



◆やったか!?

直下目標60以上
行かなかったら戦隊もの特有のアレ

やったか?はやってないフラグ

>>182

やった


澪田「まだまだ……ま……」


ざざざ


『澪田ちゃん、もういいよー』

澪田「ワカッタッスー!」

虫「えっ?」

澪田「あっ、スーパーの特売の時間だ!」

澪田「それじゃみんな、ばいなら!!」

ちゅどおおおおおんっ


しゅうう……


弐大「……えーと?」

大神「終わったようだな」

獄原「ああ……うん……」


ざわざわざわさ


「おい、なんか会場がめちゃくちゃになってるぞ」

「み、澪田さんは!?澪田唯吹さんは!?」

「いない!なんでだよ!!」

「ぶひいいいいい僕のいぶきちいいいい」


ゴズ「……えーと」

斑井「……帰るぞ」


「そこの君たち、いつからここにいたんですか。チケットは?」

斑井「マジで帰るぞ」

獄原「えっ!?う、うん……」

大神「我らはともかくお主等は捕まると面倒だからな」


◆その日の夜


からんからん


田中「やったようだな」

ゴズ「ええ、やっとひとり倒したようです」

大神「これで相手の幹部は残り3人だな」

田中「これでこの世界の平和は守られることとなるだろう」

獄原「そうだね。でもこれからもっと大変なことになるかもしれないんでしょ?」

斑井「ああ、敵はもっと強くなることも考えられる」

弐大「応……ワシ等ももっと強くならんとな」

澪田「そうっすね。あと3人はまじめに強いっすから」

獄原「やっぱりそうなんだね」

田中「どんな奴らがいるのだ?」

澪田「実は唯吹もそんなに知らないんすよ。出入りが激しくって……」

弐大「やはりバイト感覚ということなんじゃな」

大神「むう、中の人間でも把握できておらぬとは……」

斑井「え?ちょっと待って、なにこれ」


◆なんか大団円ですね。たぶん次3話ですよ。
1:ゴン太の休日回
2:大神と弐大回
3:みんなの新技作る回
4:そのた

>>189

3

>>189

◆別日


田中「貴様等、気が弛んでいるのではないか」


ゴズ「何がです?」ゴリゴリゴリゴリ

田中「貴様等は新しい敵とまたしても対峙することになるのだぞ」

澪田「そっすよ?唯吹より強いんすよ?」

斑井「あのさ……ひとつ聞こうと思ったんだけど」

ゴズ「……」ゴリゴリゴリゴリ

大神「うむ?何があった?」 

獄原「特に変なことはないと思うけど……」

澪田「そっすよね?」

葉隠「だべ?」

斑井「おいおい待て待て増えたぞ、俺の懸念増えたぞ今」

ゴズ「まあいいではないですか」ゴリゴリゴリゴリ

斑井「であんたのそれは何だ」

ゴズ「これはコーヒー豆を牽いています」ゴリゴリゴリゴリ

斑井「今じゃなきゃダメかそれは!!」

弐大「しかしこのお店は喫茶店じゃぞ?そりゃあ明日の仕込みもあるじゃろうて」

ゴズ「いえこれは葉隠さんに飲ませる用です」

斑井「なんかすごいズレてんだよねぇ俺とお前等の感性がね、心の距離が」

澪田「唯吹もコーヒー飲みたいっすけどブラックがダメで……」

ゴズ「ははは、子供はコーヒーは止めておきましょうね」

斑井「あのさぁ、ちょっとさぁ」

獄原「それで、ゴン太達が弛んでいるってのは何?」

斑井「おい普通に話するなお前」

田中「ああ。貴様等はまだ力が足りないからだ」

田中「貴様等に足りないのは早さ、そして必殺技」

弐大「必殺技……!」

大神「我の拳が必殺技だ」

田中「そう言えるのは今だけだろう」

澪田「そっすね。ちやんと技がないと、倒せないと思うっすよ?」

ゴズ「プロレスと同じですね」ゴリゴリゴリゴリ

斑井「うん、もういいぞ豆。ちょっと多くないか」

ごぽごぽごぽごぽ

田中「コーヒーを作っている最中済まないな」

斑井「おい」

葉隠「リアルな話、今日は絶好の練習日和なんだ。今やれば確実に必殺技が出来るべ」

ゴズ「おお、それはいいですね」

獄原「わあ、いい話を聞いたよ!それは必殺技を作るのには最高だよ!」

斑井「あの……」

澪田「つーわけで、早速移動するっす!」

弐大「しかし、何で移動するんじゃあ?」

田中「徒歩だ」

弐大「応!そりゃあええのう!!」

大神「ああ、体を鍛えられるだろうな」

斑井「……」


◆それから大体5時間


ゴズ「到着しましたね、スパイ区にあるとある山奥に」

斑井「……」ぜーはー

弐大「ここまで来るのもいい運動だったのう!!」

獄原「久しぶりにちょっと汗をかいちゃったかな……いい山だね、ここ!」

田中「……」ぜえぜえ

澪田「風の力で浮いてるの楽でいいっすね」

田中「なっ貴様……」

大神「さて、これからどうするのだ?」

田中「こ、れから……と、とっく……」ぜーはー

斑井「だいぶ疲れてるなお前……」ぜーはー

葉隠「」チーン

大神「こやつもいい重りになった」

獄原「人を重りにして体を鍛えるなんて、初めての発想だったよ!!」

弐大「この山ならばいい岩がたくさんあるだろうて。岩を使えばさらに効率的に鍛えられるぞ!」

ゴズ「ええ、そうですね。まずは100キロから始めてみましょうか」

田中「……正気か……」ぜーぜー

ゴズ「それに必殺技も考えないとね……」


◆で、必殺技だって。ゴン太の必殺技はどんなものにしよう?
1:決まれば倒せる一撃必殺!
2:たくさんのひとを倒す!
3:遠くの敵にも当たる!
4:紳士としてみんなを護る技!
5:そのた

>>195

4

>>195


獄原「……ゴン太は紳士だから……みんなを護る必殺技が欲しいな!」

ゴズ「なるほど」

田中「必殺……必ず殺す……その相手は敵の技と言うわけか……」はあはあ


斑井「……ふぅ、なるほど……」

獄原「変かな?」

大神「否。お主の選ぶ道は、茨の道だぞ……それでも行くのか、獄原よ」

獄原「……うん。ゴン太はみんなを護りたい」

大神「なるほど、その意気やよし」

弐大「ではみんなで特訓じゃああああ!!」

澪田「ナイスっすね!」

獄原「でも、なにを特訓すればいいのかな?」

ゴズ「そうですね……」


◆特訓内容選択。ちょっと技が変わるぞ!
1:滝に打たれてみよう
2:みんなの攻撃を受けてみよう
3:熱湯に入ろう
4:とにかくビルドアップ
5:そのた

>>198

3
絶対に押すなよ

>>198
そう言いながらあなたクリティカルだもの……


獄原「あ、そうだ!熱湯に入ってみるのはどうかな!」

大神「む?」

獄原「熱湯に入れば、我慢を覚えられると思うんだ!」

弐大「なるほどのう」

獄原「名案じゃないかな!」

大神「よくぞ言った、獄原よ。早速準備するか」

澪田「あいあいさーっす!!」

葉隠「まず火をつけねーとな……」しゅしゅっ

斑井「どっから突っ込めばいいんだ……俺は……」

獄原「つっこむ?何を?」

ゴズ「下ネタでしょうか……いけませんよ、まだ昼です」

斑井「下ネタじゃないしもうすぐ日が落ちるだろ……」

しゅっぼぼぼぼぼ

葉隠「出来たべ!」

ゴズ「! 早いですね!」

大神「慣れている人間でも、ひどい時には数時間、数日かかると言うのにな」

弐大「火は出来たのう。次は水じゃな?」

獄原「入れ物がないね……あ、岩を削る?」

斑井「……」

田中「ふっ、それは俺様に任せよ!」

すぴーんっ!

ゴズ「! これはドラム缶!!」

田中「ふ、こういうこともあろうと準備しておいてよかった……!」

澪田「これに水を入れるんすね。水は唯吹が風で運ぶっすよ!」

斑井「……うん、順調ならいいんだ、別に」

◆で、

ぐつぐつぐつ


ゴズ「煮えましたね」

葉隠「完全に地獄の釜だろあれ」

斑井「誰か火ぃ止めろよ」

澪田「風よ吹けー!」

ひゅおおごおおおおぱちぱち

斑井「火を大きくするな!!」

ぐつぐつぐつ

斑井「ああどうすんだよ、完全に熱湯だ……」

獄原「よし、入るね!」

田中「正気か!?貴様の身が!」

獄原「ううん、大丈夫!」

大神「しかし……無茶はしてはならぬ!」

獄原「それでも……護りたい物があるんだ!」

澪田「かっけーっす!マジでかっけーっすよ、ゴン太ちゃん!」

ゴズ「獄原君……怪我だけはしないでくださいね!」

獄原「うん!気をつけるね!」


ざぶんっっ!


田中「!!」

斑井「マジか頭まで行ったぞ」


ぐつぐつぐつ……


ぐうう、熱い!熱くて溶けちゃいそうだ!
でも、耐えなきゃ……ゴン太は強くなるんだ。
もうだれも、傷つけさせないんだ……。

ゴン太はみんなを護るんだ!!


かっ!!


◆新技披露。その名も>>204

ギガホーン

>>204


ごぼっ……!!



獄原「……『甲虫護角(ギガホーン)』ッ!!」


ごばあああああ!!


どっぱあああああああんっっ!!



ゴズ「お、おお!水が!」

葉隠「あちい!!」

澪田「これが……必殺技……!」


ゴン太は、気がついたら大きな角そのものになっていた。
……うーん、その言い方は正しくないような気もするけど、そうなったんだ。
大きな角が地面からめっきりと生えているような感じ、かな。
両腕を体の前で構えて、ゴン太自身が角になったような気持ちでいた。
その角は長さも横幅も充分で、みんなを護るための強い技だってよく分かった。


獄原「やった……必殺技が出来たよ!」

ゴズ「ええ、合格です」

弐大「新たな力を得たんじゃな、獄原!」

獄原「うん……みんなありがとう!」

澪田「これはなかなか強そうっすね」

澪田「だけど、次の相手にはもしかしたら敵わないかもしれないっすよ?」

大神「なんと……!ではどのようなヤツが来るのだ?」

澪田「唯吹も知ってたら教えてあげたいんすけど、マジで知らないんすよね……」

斑井「そうか……残念だな……(真顔)」

その後は、早かった。
ほかのみんなも続々と必殺技を編み出していったんだ。

大神さんは、大きな拳を作る技。

弐大君は、仲間の能力を高める技。

ゴズさんは、頭属性無敵で一定方向ステージ上を進んで、敵を掴んで空中からたたき落とすガード不能のコマンド投げ技。

斑井「……俺は別に、必殺技はいらない」

で、斑井さんは特に必要ないって言って何もしなかった。

澪田「唯吹も必殺技出来たっす!」

斑井「おいお前は強くなるな」

葉隠「出来た……最高の必殺技が!」

斑井「戦わないだろお前は。と言うかなぜ付いてきた」

田中「見せるしかあるまいな、俺様の奥義」

斑井「趣旨が変わったぞ」

獄原「でもこれでみんな必殺技が使えるようになったね!」

大神「ああ、喜ばしいことだ」

斑井「そうか……?」

大神「これで澪田も葉隠も己の身を守れるようになったのだからな」

弐大「そうじゃのう!成長するのはいいことじゃあ!がっはっは!!」

獄原「そうなの!?」

澪田「いや、そう言うベクトルじゃないんすけど……」

ゴズ「さて、帰りましょうか?」

大神「おお、そうであった。夜が明けるまでには戻れるであろうな」

斑井「それって夜通し歩くってことかよ!?」


◆必殺技回、まさかの終了?
1:折角だし全体必殺も覚えたい
2:そこに通りがかったギャリアス幹部
3:突然クマが出た
4:そのた(帰る)

>>210

1
ドラゴンボールのフュージョン的な技(ロボ枠)

>>210


獄原「待って!」

そう言えばひとつ気になったことがあった。
確か、最初に街を壊したのは真宮寺君だった。
だけど、あのとき学校から見た影は真宮寺君よりも明らかに大きかったはずだ。

つまり、敵には大きな仲間がいるのかも!


獄原「ゴン太達じゃ、大きな敵には勝てないよ……」

田中「ふふ……」

大神「何を笑う、田中よ?」

田中「そう言うと思ってな。貴様等のために……ひとつ考えたことがあるのだ」

澪田「それって、なんすか?」

田中「合体必殺だ」

弐大「ほう、つまりワシ等全員が合体するんじゃな!!」

田中「ああ。ただし予算がない」

大神「ふむ?」

ゴズ「つまり、己等でなんとか合体してくれと言うことですね」

斑井「合体しない方が強くない?」

葉隠「いや、今のオメーらならヤレる。気持ちをひとつにして……」

葉隠「マッチョキングを呼び出すんだ!!」

斑井「なにその気持ち悪ぃ呼び名は!!マッチョキングってなに!!」

獄原「なるほど、そうだね!」

斑井「なんで伝わるんだよ!!」

弐大「こいつかのう?」

キング「あ、こんちは」

斑井「もういるし!つーかちっせぇ!!」

田中「さあ、貴様等の力をひとつに合わせるのだ!!」


◆……で、結局どうなった?
1:全員がマッチョキングに集結
2:すごくかっこいいロボになる
3:竜になる
4:でっかいゴン太だよ!
5:そのた

>>214
そして黄金のおやみ

3
乙み

いやー、なんか言おうとしてたな。また何か忘れたぞ……。
それにしてもアレです、ワタクシの戦隊物知識の少なさがどんどんバレていく。

>>214

田中「貴様等の力を見せてみろォォォォ」



弐大「噴ッッッッッ!!」

大神「オオオオオッッ!!」

斑井「いやいやちょっ……」

獄原「ああああああ!!」

ゴズ「気合いだぁぁぁぁぁ!!」

斑井「それ違うヤツだろ!!??」


     カ  ッ      





筋竜『我を呼んだか……』
ゴゴゴゴゴゴゴ



田中「……なんか出た」

斑井「予想外過ぎて引いてんじゃねーか」

キング「あ、ども」

大神「お主はまだいたのか……」

獄原「すごい、おっきな竜だね……!」

ゴズ「マッチョドラゴン……マチョゴン……ですね!」

斑井「絶妙にネーミングセンスが死んでるなお前等ほんとに」

筋竜『我はマッチョドラゴン……』

斑井「受け入れた!?」

葉隠「ギャルのパンティおくれーっ!!」

筋竜『我はそう言うのはちょっと……募集してない……』

獄原「えっ!?そうなの!?」

弐大「さすがに正義の味方がギャルのおパンティはいかんじゃろう」

大神「……」

田中「ふ、ふはははッ!貴様等の力の集合体、これこそがこのマッチョドラゴン!」

筋竜『我は……すべての軟弱な人間を鍛え上げるもの……』

筋竜『厳しい食事制限、トレーニング、そのた諸々を行い確実に結果にコミットさせる』

澪田「このドラゴンちゃんは何ザップなのかな?」

筋竜『そう言うのは……知らぬ』

斑井「こいつほんとに大丈夫かよ」

獄原「でも、ゴン太達の力で生み出された生き物なんだよ」

ゴズ「ええ。我々五人と愉快な仲間達の力が入っているはずです」

葉隠「?」
澪田「??」

斑井「ああ、そういう」

弐大「どのくらい強いのか、是非見てみたいもんじゃのう」

筋竜『……任せろ』

大神「だが、あまり暴れると山にも迷惑であろう」

獄原「そうだね。虫さんや鹿さんが大変な目に遭っちゃうよ」

筋竜『そこは安心しろ』

獄原「え?」

筋竜『動物が比較的存在せず、かつかなり厳しい急勾配で、むしろ登山客めがけて落ちてきそうな岩石をなぎ払う』

斑井「ずいぶんまたピンポイントに!」

筋竜『ハァッ!!』


ぴちゅっ

……ぼぼぼぼぼぼぼぼ!!!!


弐大「……え」


ゴン太達の前で……山の、木々のない岩石が……
崩壊していく……!
細かく砕かれ、バラバラになり、土のように細かくなり、そして大地に降り注いでいく……


この間、大体3時間!!!


……ミンミンミンミン


斑井「すっかり夜じゃねーか!!」


◆修行回、終わりです。そして次回、
1:雑魚敵におそわれる
2:新たな味方が現れる?回
3:ゴン太の学校でなんか起きる回
4:そのた

>>221

2

>>221

◆数日後 放課後


獄原「先生、また明日!」

先生「ああ、明日な獄原。」

生徒達「部活行こうぜ!」「今日バイトだわー」「やっべ、塾が……」

ざわざわざわ


今日も学校が終わったよ。
やっぱり勉強って楽しいね!
……ゴン太はバカだから、あんまり理解できてないんだけど……、
でも、やっぱり知らないことを教えてもらえるのは、楽しいな!

それで、ゴン太はこの学校では、普段は美術部に入ってる。
えっと、ゴン太の描く虫さんや動物さんの絵が、みんな好きなんだって。

(※このレスのコンマが70を下回った時、人物絵は下手。低ければ低いほど下手)

でも、今日は特に部活動もないみたいだから、
まっすぐおうちに帰ろう。
そして、明日もしかしたら敵がくるかもしれない、
ってことを考えて、とりあえず腕立て伏せ?ってやつをやろう!
この前、大神さんに教わったんだ!


すたすた


獄原「ええっと、あれ?虫さんが今日はやけに多いな……」


校舎の外に出て気付いたんだけど、なんだか騒いでいるようにも思える。
虫の知らせ、ってやつかな?

>>223
45→人物画はそうとう下手



獄原「どうしたの?」


こっちに飛んできた虫さんに様子を聞いてみるよ。
え?ほんとに?
なんでも、よく分からない集団が、何かを街の方でやってるらしいんだけど、分からないんだって。
ええっ!?分からないの!?
でも、もしギャリアスだったら困るよね。
……行ってみよう!


◆チュンソフ都 スパイ区中央


すたすた

獄原「……え?!」


そこには前にも見たような戦闘員らしき人たちがたくさんいた。
黒いスーツを着込んだ人達、って言ったらいいのかな。
そして……その人達が、公園を荒らしている!
子供達が楽しく遊べる環境を作るのが、みんなの役目なのに……!


獄原「お、お前達!何をしてるんだ!」


ちょっとかっこよく叫んでみたよ。


戦闘員「ぎゃ……」「ぎゃりー……」「ぎゃ」

獄原「……か、かかってこい!」


でも多勢に無勢、数じゃ負けちゃうよ……
……そのとき!


◆誰かが!ゴン太を!!助けて!!
くれたけど、だれだお前!>>226

豚神

>>226


ばきいいいんっ!!

戦闘員「ぎゃー!?」どさ


獄原「えっ!?」


??「俺よりも早く動けるはずなのに、どうしてコマ送りみたいに止まっている?」

戦闘員「……ぎゃー!!」どどど

??「足りないな」

しゅっ!

獄原「え……!?」

どどど

戦闘員「ぎゃー!?」「ぎゃり!」「ぎゃっ……!!」

しゅうううう


な、なに!?
すごい大きな陰が、木の方から降りてきた!と思ったら……いつの間にか、戦闘員がばたばた倒れていく!


??「全く。カロリーが足りないからこうなるんだ」

??「おおかたゼロカロリーにこだわっているんだろうな」

戦闘員「……」

??「だが、力こそパワー、カロリーはパワーだ」

しゅっ!!

??「遅いぞ」

戦闘員「ぎゃ!?」

どっがあああああ!!


獄原「……」ぽけー


えっと……?

??「覚えておくんだな」

??「贅沢は味方、カロリーは友、ダイエットとタニタは親の仇だ」

戦闘員「ぎゃあああああ!!??」

??「ふんっ!!」

ごばああああっ

しゅうううう……


獄原「……」ぽつねん

??「終わったか……全く、低脂肪乳のように無駄な生き物だった」

獄原「……」

低脂肪乳ってじゃまなんだ……。
じゃなくて!なんなのこの人!
よく見たら、ゴン太達とよく似たスーツを着ているような、いないような?

獄原「あ、あの!」

??「悪いが、俺はお前と群れる気は今のところない」

獄原「……え?」

??「俺が導くべきものが見つかったら、また会おう」

しゅんっ


獄原「……」ぱふーん


い、行っちゃった。
……何者なの?あの人は!


◆ええと、あの人はだれ?
1:街で聞き込み調査する
2:田中に聞いてみる
3:学園で友達になった十神白夜君の家に行ってみる
4:そのた

>>232

1

>>232


◆街の中


Q:これを見たことがありますか?
(すごく大きいナニカのシルエット)


20代女性・会社員
「えー!?なんだろこれ。なんかどっかで見たことあります。えっ……家?www」

20代女性・アパレル関係
「多分だけどこれさ、ダメなやつだよね、こうやって出したら。えっ、だって、えっ?」

40代男性・会社員
「っはははwww ずいぶん元気ですねwwwびっくりしちゃうなぁwww」

10代女性・高校生
「えー?わかんなーい、【放送禁止用語】??」

70代男性・自営業
「……ああ、あのね、昔は私もね、こんなものが、ありましたけどね……」



獄原「うーん、誰も知らないみたいだなぁ」


どうしよう。あれが誰なのか分からないよ……。


獄原「すいません、この人しりませ」

メガネ「ししっしらないわよ!こんなやつ!!」

獄原「……そうですか……」しょぼん


街で聞き込みしても誰も知らなさそうだ……。
ど、どうしよう……?


◆成功率ちょいマシバージョン
1:もっと街で聞き込む
2:どさまわりしてみる
3:田中になんとかしてもらう
4:ステーキハウスで待ち伏せ
5:そのた

>>238
そして一瞬のおやみ

4
乙み

ボクだって……もっとギャグの才能がほしいよ……!!

やるけどいるべか。

>>238


獄原「あ、そうだ!」


◆街のステーキハウス 29獣(ニクジュー)


ささっ!


獄原「ここならきっと……!」


ダイエットとタニタが親の仇、ローカロリーは無の境地……そんなことを言う人なら、きっとここにいるはず。
だから、ゴン太はお肉やさんの前で見張ることにしたんだ!
もしかしたら、これから来るところをみられるかもしれないし!


すたすた

獄原「」!



太い人「ふん……カロリーが俺を呼んでいる……」すたすた



獄原「あ、あの人!間違いない……」

獄原(さっきゴン太を助けてくれた人だ!!)

獄原(でも声をかけたら逃げられちゃうかなぁ……)



太い人「……」ちらっ

獄原(?)

太い人「俺は逃げも隠れもしない……ふん」

からんからん……


獄原(何か言ってからお店に入ったよ……?)


◆これは……恋の予感?
1:突☆入
2:様子をうかがう
3:潜入する
4:そのた

>>243

1

>>243
にゃんにゃん


獄原「ここは男らしく、紳士らしく正面突破だよね!」

いざ、突入!





からんからん


「いらっしゃいませ、お客様」

獄原「えーと……ひとりです」

「あっつあつのおひとり様はいりまぁす!」

「「「ジュウウウウウ!!」」」

獄原(この店大丈夫かな)


すたすたすとん


太い人「! お前は」

獄原「あれ?どこかで……会った……よね」

太い人「まさかお前だったとはな。俺をつけてきていたのが」

獄原「ええっ!?バレてたの!?」

太い人「俺に分からない訳がないだろう」

太い人「……俺に何か用か。まさかお前の仲間になれなんて言うつもりじゃないだろうな」

獄原「ええっと……」

獄原「……違うよ。さっきはありがとうって、まずそれを言いたくって」

太い人「! 礼儀をわきまえた男だな……俺はそう言う奴は好きだ」

獄原「それと、聞きたいことがあって……」

太い人「なんだ?」


◆なにを聞こう……?
1:あなたは何者?
2:どうしてあのスーツを?
3:どうやったらそんなに強くなるの?
4:ゴン太も鍛えてほしいんだ!
5:そのた

>>246
ぞろ目補正乗りまーす。

>>246


獄原「どうしてあのスーツを持ってるの?」

太い人「不思議か?」

獄原「う、うん……」

太い人「あれはとある民間企業に作らせた、対外敵用戦闘スーツだ」

太い人「他に着られるやつがいなかったからな。仕方がなく、俺自身が能力のテストをしている」

うーんと……?
誰でも着られる、量産型のスーツってことかな?

太い人「普通の一般人が、このスーツを着ることで……あの化け物と対峙することが出来るようになる」

太い人「そして俺は、すべての一般人にこのスーツが行き渡るようにするため、日々能力をデータに残していると言うわけだ」

獄原「へえ……す、すごいんだね!」

太い人「ところで、」

獄原「え?」

太い人「戦闘用スーツを知っているということは、お前も戦闘をしたことがあるようだな」

獄原「あ、それは……」

太い人「お前もあのスーツを持っているのか?」

獄原「……うん、人にもらったものなんだけどね」

太い人「もしや……【オリジン】なのか……」

獄原「オリジン?」

太い人「ああ、このスーツの元になったもの、全ての始まり……コピーではない本物だ」

獄原「そ、そんなものゴン太は持ってないよ!」

太い人「……ステーキを食べたら、外に出るぞ」

ジュウウウウウ


◆それからたっぷり30分後、ダンディ公園


すた……


太い人「さあ、見せてもらおうか。お前のスーツを」

獄原「う、うん……」


見せて大丈夫なのかな……。
田中君に聞けなかったけど……いいよね。
ごめんね、みんな!


獄原「筋肉昇華!」ぱああああ

太い人「! このパルス、やはり!」


あれ?太い人が何かを構えている!


太い人「脂肪輪廻!」ぱああああ

獄原「!?」


かっ


しゅううううっ


虫「猛る王者!バグイエロー!」

豚「貪る閃光!ホッグシルバー!」


虫「!?」

豚「名乗り忘れたな、ゴン太とやら。俺は【十神 白夜】」

豚「全てのカロリーを手中に収める男だ!」

虫「え?え??」

豚「……さあ、お前の力、見せてみろ!」


◆せ、戦闘!?
1:とにかく避けよう
2:虫系武器を使って逃げよう
3:ほどほどに戦おう
4:全力の技をぶつけよう

>>250
無傷目標60

4

>>250
31 厳しいか……?



しゅっ……


虫「消えた!?」

ばごぉっ!

虫「……!?」

豚「遅い!後ろだ!」

虫「くっ……」くるっ

しゅん

虫「い、いない!」

豚「今度は───」

ずっ

虫「! 足払い!!」

ず……っ

虫(まずい、転ぶ……っ!)

だんっ!

虫「ぐ、」

豚「持ちこたえたつもりか?」すっ

虫「……あ!?」

ど、ごぉぉぉっ

虫「か、はっ……!」

虫(早い……あの、体なのに……!)

虫(転ぶのを我慢したところに、お腹に膝蹴り……!それも、すごく、痛い……!)

ざざざざざ!

虫(……ゴン太は紳士だ……紳士なんだ!)

虫(ゴン太は紳士だから我慢できた……紳士じゃなかったらもう我慢できてなかった)

豚「何もしないまま終わるつもりか?」

虫「……まさか、そんなわけないよ!」


十神君……って人なんだよね。
ゴン太を本気で倒すつもりだ。
なら、ゴン太も負けられない……!
ゴン太は、街のみんなを守るために!


虫「負けられないから!」ガッ

豚「さあ、次はどうする!」

しゅっ

虫「だけど!」ぶんっ

がっ

豚「! 俺の方向が分かったのか」がしっ

虫「野生のカンだよ……狼さん譲りのね!」

豚「こいつ……!」しゅっ

虫「『天道爆撃』!」びしゅんっ!

豚「!」

ビィィィィィィ

虫(天道虫さんを、ゴン太の周りに配置する!)

虫(そしてガードしながら距離を詰めるんだ!)

だだだだだっ

豚「無駄だ!」

しゅ

虫(え?!)

ぱしぱしぱしちゅどぉぉおんっ

虫(! 天道虫さんが!)

豚「……隙が大きい!」

虫「うわっ!」

どごっ

虫「……また、一発!」

豚「もろに入っただろう?お前といえど、そう何度も我慢は出来ないに違いない」

虫「……!」

虫「天道虫さんを倒した方法はまだ分からないけど、ゴン太は負けない……!」

豚「やってみろ!」

しゅっ

虫(また消えた!早い移動なのか、それとも!)

くんっ

虫(! 感じる……横だ!)

虫「そこっ!」がっ

どごおおおっ

虫「よし!はじめて手応えが」

ぱしぃんっ!

虫「───!?」

虫(背中をたたかれた!?どうやって!)

ざささざ

豚「……まだまだ!」

ぱぱぱぱん

虫「ぐぅぅぅっ!?見えない武器で攻撃されてる!?」

しゅんっ!

豚「取った!背後!」

虫「これ以上はさせない……」


虫(そうだ、ゴン太は負けられないんだ)

虫(十神君にも、ゴン太の力をみてもらって……)

虫(そして……)



虫「───『甲虫護角(ギガホーン)』ッッッ!」

豚「な、これは───うわああああ!!」






獄原「はぁ、はぁ……」

立ってるだけでやっとだ……。

十神「……見事だ、ゴン太」

獄原「ありがとう……」

お互いがお互い、もはやスーツを維持できなかった。
そして、ふたりとも息が上がってるし、体中痛かった。
……もう、やめようよ。ゴン太達が戦っても意味はないんだから。


十神「なかなか面白かったぞ、ゴン太」

獄原「だけど、戦うなんて……」

十神「ふん、それはお前の覚悟を試したんだ」

獄原「……覚悟?」

十神「世の中はいい人間ばかりじゃないんだ」

十神「こうしてスーツを手に入れて、悪用しているやつがいるかもしれないだろう」

獄原「えっ……!」

十神「それが俺だったらどうするつもりだったんだ」

獄原「……ううん、十神君は違うって分かってたから……」

十神「……お前は本当に素直なバカだな」

獄原「バカなんだよね……」

十神「まあいい。お前は俺が導くべきだろう」

獄原「え?」

十神「だから、そのうちまた会おう」くるっ

獄原「あ、待ってよ!」

すたすた……


追いかけられないし、十神君がいなくなるところを黙って見送った。
あーあ……でも、これでよかったのかな……。


\♪~~~/


獄原「ん?あ、スマホ!」

ぴっ

獄原「ご、ごめんね!連絡しなくて!」


実は、今のゴン太の家には───


◆多分ヒロイン?
論破シリーズから1~最大でも3名、ゴン太と同居している人>>257

春川 七海

>>257


『あ、獄原。何してんの?』

獄原「ごめん!ちょっと……友達と山で遊んでたんだ!」

『何それ……まあアンタらしいけど。ちゃんと連絡しないと、七海もびっくりするでしょ』


実は今、ゴン太の家には、義理のお父さんとお母さんはいない。
そのご両親の娘さんが、【七海 千秋】さん。
同年代の友達があんまりいない、ってお父さんは言ってたけど。
……その七海さんと仲がいいのが、この電話をしてきた【春川 魔姫】さん。
ふたりは今、ゴン太と一緒に住んでるんだ。


春川『ご飯作って待ってるから、さっさと帰ってきて。私もあんまり待てないんだ』

獄原「うん、帰るよ!」


ふたりとも高校生。同じ学園に通ってるけど、あんまり話は出来ない。
そもそも、話すると変な噂になる、って春川さんが言ってたし……。
……一緒に住んでるのがみんなにバレてるから、別にいいんじゃないのかな……。


七海『……ゴン太君、おうちで待ってるよ』


◆いえ

がちゃ


獄原「ごめん、ただいま!」

春川「あ、おかえり獄原。ご飯もあるし、お風呂も沸いてるから」

春川「それと、今日のご飯。あんたが食べたがってたから生姜焼きだから」

獄原「……ありがとう!」

七海「おかえりなさーい、ぽちぽちっと」

獄原「あ、七海さんも。ただいま!」

春川「って言うか、服汚れ過ぎじゃないの?」

獄原「ううん、大丈夫……ちょっと山で歩きすぎたんだ!」

七海「そっか。そう言うことも……あるよね」

獄原「うん!じゃあご飯を食べようかな!」


ゴン太はこの幸せを守りたい。
ふたりを守りたいんだ……。

町の人も、みんなも……!


春川「……ほんと、最近帰り遅くない?なんかしてるの?」

獄原「ううん、最近友達がたくさん出来たんだ!」

春川「……ふーん。別にいいけどさ」

七海「ゴン太君。外の人と遊ぶのもいいけど、私とも遊んでよ」

獄原「もちろんだよ!」


◆ハッピーライフ。そして次回、
1:ヒロイン捕まる回
2:真宮寺リベンジ回
3:なんか生き抜き回
4:そのた

>>263

2

ゴン太だとハーレムになっても全くウザくない
やっぱり天使やな

>>263


◆都内某所


<ドッドッドッ ドンッキー
<ドンキーホーッテー♪


真宮寺「……」

王馬「ふーん……」

真宮寺「……だめ、だったかな?」

王馬「うん、いいよー。つまらなくないし?」

真宮寺「クックック……キミはやっぱり面白い人だネ」

王馬「別に?俺はただ、つまらない世界が嫌いなだけなんだよね」

王馬「真宮寺ちゃんが楽しんでくれるんならそれだけでオッケーってことで!」

真宮寺「それならいいんだけど……」

王馬「あ、majica持ってます」ぴ

真宮寺「レシートくださいネ」

王馬「よっしゃーやすくなった!やっぱカードは作って正解だったじゃーん!」

真宮寺「1円も有効活用したヨ」


◆十神と戦って数日後 純喫茶パワーボム


やっほー、田中ちゃん!
実は、真宮寺ちゃんがリベンジしたいって
言ってるんだよねー。
田中ちゃん達を付き合わせて
悪いんだけどさ、戦ってくれない?
場所はこっちで指定して、
マップもつけておくからさ。
ここに来てくれればいいから!
あ、約束をぶっちぎるとか言う
つまらないことしないでよ?
          19:37 既読



田中「というわけで」

斑井「お前さぁ?恥ずかしくないの?敵にLINEで呼び出されて」

田中「それはやむなし」

ゴズ「店に来るよりはマシじゃあないでしょうか」

獄原「そうだね。お店を荒らされたら大変だよ!」

斑井「そうなんだけどな?いや……まあいい」

大神「それで、行くのか?」

田中「行かない訳にはいかないだろう」

弐大「そうだのう……何か他のものに迷惑がかかってはまずいしのう」

獄原「じゃあ、みんなで行こう!準備してさ!」

ゴズ「そうですね!」


◆準備しよう。
1:コーヒーを持って行こう
2:澪田と葉隠も連れて行こう
3:クレープつくるよ!
4:と、見せかけてゴズさんに先に行ってもらうよ
5:そのた

>>267

そして愛と情熱のおやみ

乙み
2

崇め称えよ(ゆっくり終日やります)

>>267


獄原「あっ、でも行くなら澪田さんと葉隠さんも連れて行こうよ!」

田中「頭数が揃うのはいいことだからな」

斑井「なんか違う気がするんだが」

ゴズ「では人数分のサンドウィッチも用意しましょうね」

田中「明日の10時半で、了解……と」ぽち

大神「ゆっくり準備を出来てよいスケジュールだな」

斑井「これなに?俺だけおかしいの?」

弐大「だが突然じゃからのう、澪田達は……」


    [澪田☆いぶきち]

了解っすー!
         20:13 既読


    [葉隠✹]
明日なら暇だべ。
実際、占いで仕事休めって出たからな。
         20:20 既読


田中「大丈夫なようだ」

斑井「お前等さあ!!!」

獄原「じゃあ、今日は一旦帰って、また明日だね!」


葉隠?の?とはなんぞ

◆家


がちゃ


獄原「ただいま」

春川「獄原、お帰り。友達と遊ぶのもいいけど、七海も忘れないでよ?」


七海さんはあまり体が強くないんだ。
だから、ほとんど外出しない、らしい。
それに……何か秘密があるらしいんだけど、

その秘密が明かされるのはもっと後で、

そしてそれが
ギャリアスと大きく関わっている
と言うことに気付くのは、
もっと後だったんだ……


って言って置けば伏線になるよね。ゴン太は紳士だからこういうことも出来るんだよ。


七海「おかえり。どうしたの?」

獄原「実は、明日友達と遠足に行くんだ」

七海「ほんと?楽しそうだね」

七海「……よかったら、外の写真を撮ってきてほしいな」

獄原「うん!鳥さんの写真をたくさん撮ってくるね!」

春川「あのさ、獄原……」

獄原「うん。春川さんには、外の綺麗なお花さんの写真を撮ってくるよ」

獄原「虫さんは……ちょっとだけにしておくね」


最初の日、虫さんが好きだ嫌いだで大喧嘩したことを思い出す。
春川さんも七海さんも、あんまり虫さんが好きじゃないんだって。
最初はゴン太もとっても悲しかったけど……紳士は相手の好き嫌いも許容するんだ。
それに、春川さんにビンタされたからね。
泣きながら。
その後驚いてるゴン太の太い首をチョークスリーパーして本気でオトそうとしてきた春川さんは怖かったよ。
……そうなりたくはないから本当に虫さんはちょっとだけにするんだ……。


獄原「……明日は楽しんでくるよ!」

春川「ははっ、ほんとあんたって子供みたいにはしゃぐね」


◆で、次の日 都内の公園


王馬「あっ!来てくれたんだ!へっへー、やっぱり来てくれたら嬉しいな」

田中「ふん、貴様の昂揚がこの空気からも伝わってくるわ……だが手は抜かんぞ」

王馬「ほんと田中ちゃんって、恥ずかしがりだよね。俺そんな田中ちゃんも好きだよ、嘘だけど」

田中「それで俺様のアストラルフィールドを貫通できると思っているのか?舐めるな下郎」

ドドドドド


ゴズ「舌戦、ですね」

獄原「接戦?」

澪田「とりあえずまずサンドウィッチ食べるっすよ!」

弐大「いや、まず手を拭くんじゃ!」

大神「汚れた手では飯は食えぬ」

葉隠「だべ。これ使えって」

澪田「おっ!康比呂ちゃん、気が利くぅ!」


田中「まずは貴様も腹ごしらえをするんだ」よっこいしょ

王馬「だよねー、腹が減っては戦は出来ないし?」よいしょ

斑井「!!!???」

王馬「わ、いいね。この卵とマヨネーズ。田中ちゃんのセンスのなさが垣間見えるし!」

ゴズ「それは私が作りました」

王馬「」

真宮寺「いただいているヨ」

獄原「みんなでピクニックって楽しいね!」

斑井「あたまいたい……」


◆ご飯を食べたら……
1:トランプやろうよ!
2:まずは花火っすよ
3:いっぺん寝るべ
4:……戦わないの!?

>>279

>>275
へんな記号だったんですけど、?は?で面白いので?で行きましょう

1

>>279


◆それからしばらく


獄原「お腹いっぱいだね!」

葉隠「っし、天気もいいし昼寝すっか……」すぅっ

大神「否、トランプをしよう」

真宮寺「へぇ、君もトランプが好きなんだネ」

大神「ああ、かつては【大貧民の大神】と噂になったものよ……」

弐大「何!?あれがお前さんだったのか!!」

斑井「噂になるレベルの弱さじゃねーか」

獄原「うん、やろうよ!」

王馬「もちろん闇のゲームだよね?俺、負け知らずだから心配しなくていいよ!………………嘘だけど(涙目)」

斑井「お前も弱いんだな!?」

澪田「いいっすね、頑張るっすよー!」

真宮寺「クックック、ついに【北の角鬼】である僕の真価を見せる時が来たようだネ」

斑井「北の角鬼、何人いるんだよ!!!!」

ゴズ「では、全力で戦いましょう!」

獄原「そうだね。負けられない!」

真宮寺「クックック……さあ、見せてよ……君たちの全力を!」


◆じゃ、やろーぜ
↓3連携、トータルコンマ100以上でいい勝負、120以上で完勝、150以上だと……?

ほい

>>283-285
トータル101、ギリいい勝負になってる


勝負は白熱した!


真宮寺「クックック……まさかルールを知らないなんて……」

大神「くそっ!Jを出したら小さい数字を出さなければならなくなるなど、知らぬ!存ぜぬ!省みぬ!!」

弐大「じゃがのう!」

しゃっ!

王馬「何……!?」

獄原「あっ!8を出したらその場のカードを全部消せるんだよね!」



斑井「なんで俺達は敵と大富豪してるんだ?」

田中「貴様の番だぞ、斑井」

斑井「……ああ、分かったけど分かったけどよ!!」ぺい

王馬「それにしても田中ちゃんって、優しいね。俺にこんなに手を抜いてくれるんだもん」

田中「バカを言うな。俺様が手を抜いているのではない……わざとこうしてやっているんだ」

ゴズ「それを手を抜くと言うのでは……?」

弐大「まともな意見じゃああああ!!」

大神「ぬぅっ!ここはこれ!」

しゃっ

真宮寺「くっ!縛りを入れてくるなんて!!」


◆で


真宮寺「君もなかなか強いけど……まだ僕は負けていないヨ」

弐大「無ぅ、頑固なやつじゃあ」

斑井「実際、お前か大神だからな、ずっと負けてたのは」

葉隠「ぐー……」

田中「こやつ、バリアーを張っていたのか!?」←寝てる葉隠に驚いてる

澪田「おろ?バリアー?」←真宮寺の話かなと思ってる

獄原「ど、どうしよう!」←真宮寺のことだと思ってる

王馬「さっすが真宮寺ちゃん!」

真宮寺「は?」

ゴズ「やはりこうなるのですね……仕方がない!」

「「筋肉昇華!」」

真宮寺「いいね、分かりやすくて……じゃあ、決着をつけようか」


ざざっ!

猫「ちぃ、結局暴力に頼るのはよくないじゃろうて!」

蛇「言ってる場合か!全力でやるぞ」

虫「でもバリアーがあるんだよ!!」

蛇「……」


◆ファイッ!!
1:全員でいっぺんに戦う
2:全力の必殺技で瞬殺する
3:大富豪する
4:そのた

>>289

3
大富豪的なノリでトランプ使ったその場限りの新技だ!

寝てましたよね。
>>289

牛「ではこちらもバリアーを張ればいいのですよ!」

虫「えっ!?」

鬼「なるほど……目には目を!」

猫「歯には歯をじゃああああ!!」

澪田「行くっすよ!唯吹達の最新作!!」

虫「……そ、そうだね!」

ごおおおお!!

真宮寺「むっ!?この……力は……!!」



 世 紀 末 大 革 命 ! ! 
(ひんみんだけどかーどがあればかんけいないよね!!)
 

真宮寺「こ、こんな力……!」

真宮寺「で、データにはなかったヨ、まさか……成長して……!」


どがあああああああんっっっ



◆やったか!?
直下コンマ目標50
気が弛んどる+15

やってない

完全にやってたのを見たので安心して未来に帰れます。おやすみなさい。

今日明日無駄に忙しいのでお休みでーす

誰もいないからやらないよ。嘘だけどね。

>>291
89+15
やりすぎちゃったんじゃ☆

しゅうううんっ……


獄原「やったか!?」

斑井「またお前それを……」





真宮寺?「アタイを倒すなんて、なかなかでちゅね……」




斑井「」

王馬「うわーーーーーんっっ!!!真宮寺ちゃんがバカになっちゃったよぉーーーーー!!!」

真宮寺?「でちゅが、これはまだ終わりではないでちゅよ!」

真宮寺?「アタイの他に、あと5人の幹部がいるんでチュから!!」

田中「ふ、増えている!?」

獄原「そうなの!?」

真宮寺?「アタイはロケの時間だから失礼するわよ!!」

斑井「待てお前誰だよ!!!」

すたこらさっさ

澪田「あ、逃げるっす!」


こけっ


真宮寺?「」!?

田中「何!?」

大神「転んだ!?いったいなにが……」


葉隠「ぐはっ……」

真宮寺?「こ、こいつ!あたしのじゃまを!!」


斑井「ああ、そういう……躓いたのね……」


こうしてゴン太達は真宮寺君に虫さんをあげてこの会は終わったんだ……。


◆終わりましたね。終わりです。
次回は!
1:田中のストーキングする回
2:ゴン太とヒロイン回
3:王馬の一日回
4:そのた

>>306

3

>>306

王馬「うわーーん!!ばーかばーか!もう田中ちゃんも真宮寺ちゃんも知らない!」

王馬「俺はひとりで先に帰るから、みんなはのんびり歩いてくればいいじゃん!」ばっ

獄原「あっ、待って!でも王馬君が大ボスなら、今倒せば……」

王馬「は?」

獄原「え?ど、どうしたの?」

弐大「無ッ?なにやら様子が」

王馬「俺が倒されるわけないじゃん」

獄原「ど、どうしてそんな怖い顔してるの?」

田中「よせ!離れろ!!」

大神「獄原に何をするつもりだ!」

王馬「別に。何もしないよ?でもさ」


王馬「獄原、ゴン太ね。覚えておくよ」

王馬「お前、つまらなくなさそうだから、絶対いつか俺が何とかする」

王馬「俺が誰だと思ってんの?【ギャリアス】の頂点、リーダーだよ?」


斑井「ッ……!?」

獄原「な、なに……すごい、殺気……!」

王馬「だから震えて寝とけよばーーーーーーーか!!!」

獄原「!?」

真宮寺?「ああっ、待っとくれアンタ!」

王馬「誰だよお前気持ち悪いな!!悪いけど!真宮寺ちゃんには悪いけどさ!!」


◆その日の夜、ギャリアス本拠地


王馬「ただいまー……」

がちゃ


王馬「……はあ」

どさ

王馬「誰もいないじゃん……つまらないな……」

王馬「……」ぴっ


\何言うてまんの/

\いやそこに!いるじゃないですか!/

\そんなわけ……ほんまや!/
どっわはは


王馬「……はあ……ほんと、この世界ってつまらないよね」

王馬「もっとみんな、毎日笑顔で楽しく、つまらなくない生活すればいいのに……」

王馬「……」

王馬「……」

王馬「……飯食お」ぺりぺり

王馬「いっただっきまーす!!」


がちゃっ!!


王馬「!?」くるっ



◆王馬をちゃんと面倒見てくれそうなやつをシリーズから指名>>310
たぶん幹部ですね

キルミ

>>310
安心と安定のキルミー



「またコンビニ弁当みたいなものを一人で食べるつもりかしら」

王馬「そうだけどー?」

「そう言うことをしているから、背が伸びないのではないかしら」

王馬「それとこれは関係ないじゃん!!」

「いいえ、関係のあることよ。栄養素の偏りがあるとうまく成長できないもの」

「そして私は、【あの方】から貴方を正しくあるために制御するための存在。分かっているわよね?」

王馬「う……」

「それに、貴方も【あの方】には逆らえない。なら、【あの方】の直属の配下である私の言葉もなるべく聞いて欲しいのだけれど」

王馬「……うう、分かったよ、【東条】ちゃん……」

かつんっ!

東条「そう言ってもらえるといいのよ、王馬君」

東条「貴方のすべての面倒は、私が必ず見てみせる。それが私の生き方だから」

さっ!

東条「まずはこれを食べて頂戴」

王馬「何これ?」

東条「サプリメントよ」

王馬「サプリメント!?」

◆数時間後


東条「遅い!」かぁっん!

王馬「わわっ!」

東条「貴方が強くないとどうなると思っているの!?」

王馬「そうだけど」

東条「手を抜かないで!」

王馬「つまらないから手なんて抜いてないよ!嘘だけどさ!」

かああああんっ!

東条「次!」しゅ

王馬「わあっ、東条ちゃん俺が死ぬから止めてええええ」


◆さらに数時間後


東条「今のこのスパイ区のウィークポイントをまとめた資料よ。見て頂戴」

王馬「……」

東条「複数幹部が探し回っていて、こことここ、そしてここが……」

王馬「……」かきかき

東条「それに、あの時のホールもまだ直っていないわ。アレを応用して……」

王馬「見てみて東条ちゃん!」

東条「……? どうしたの?」

王馬「こことここ、線で結んだらタコみたいじゃない?」

東条「ええそうね」すぱぁぁぁぁんっ

王馬「」





王馬「しんどい……ほんとつまらない……」

王馬「俺だって頂点なんだから、もっと楽したいんだけど!!」

王馬「仕方ないな……あいつと遊ぼ……」


◆王馬の友達、田中以外で>>316
既出キャラでも大丈夫かな

百田

>>316
さすがの百田さんやで



◆都内某所


王馬「へへーんっ、やっぱ暇だった」

「暇じゃねーよ!オレは宇宙に轟く【百田 解斗】だぜ!?オメーと会ってねー時は大変なんだよ!」

王馬「でも俺が呼んだら来てくれたじゃん」

百田「無視したら電話100回するだろうが!」

王馬「するよ?だって暇だし、百田ちゃんのこと好きだし」

百田「オレはオメーのことそんな好きじゃねんだよ」

王馬「またまた!とにかく遊ぼうよ!」

百田「遊ぶっつっても今日はなにすんだ?」





ぴしゅんぴしゅん


王馬「いえーい!卵げっとー!」

百田「悪のリーダーがスマホの引っ張りゲーにハマってるって聞いたらいくらかの人間が卒倒するぞ」

王馬「課金厨だしね」(※課金アイテムを買いまくる人)

百田「オメーちったぁマシになれよ!」

王馬「え?いいじゃん、刹那的な方が楽しいよ」

百田「……」

ぴしゅんぴしゅん

王馬「どうせみんな死ぬんだから、死ぬ前にあれこれ焦ったってダメなんだし」

ぴしゅんぴしゅん


◆数時間後


王馬「よーし!ちゃんと育った育った」すーっ

百田「っつーか、オメーさ」

王馬「んー?」

百田「どうすんだよ、これから」

王馬「滅ぼすよ、悪い奴は」

百田「……ああ」

王馬「だってつまんないから。」

百田「……それでいいのか?」

王馬「うん?」

ぴしゅんぴしゅん

百田「テメーはそれでよかったのか?」

王馬「俺に選ぶ権利あったと思ってるの?」

百田「質問に質問返してんじゃねーよ」

王馬「……」

ぴしゅんぴしゅん

百田「オメーは……」

王馬「百田ちゃん」

百田「……あん?」

王馬「それ以上聞いたら殺すから」

百田「……」

王馬「……」

ぴしゅんぴしゅん


王馬「……なんで黙るの、つまんねーの」

ぴしゅんぴしゅん

王馬「あーあ……ほら、適正使ってくんないから、負けちゃった。」


◆他に見たい王馬の姿(なんかしてるとことか)
>>320

やられっぱなしじゃつまらないという訳でキルミーにイタズラじゃ

キルミーへの悪戯が思い付かないので寝ます!!!おやみ

まーたこんな時間だべ!!いや、別にサボってねーぞ、ほんとだべ。実際バミューダトライアn(カット)

>>320


王馬「このままじゃつまんないよね」

王馬「そうだ!東条ちゃんにいたずらしよう!!」





東条「ふう……さて、料理を準備しなければ……」

がちゃ

びよよーん

東条「!? ッ、虫!?」

つ『虫のおもちゃ』

東条「……不衛生ね、捨てましょう」ぽい





東条「部屋を掃除しに行くわ」こつこつ

がしっ

東条「あら?」

ロープが足首にがしーっ
そのまま宙づりしゃーっ!!

東条「ま、まさかこれは!!」


わーお♡


東条「くっ……でもこれも滅私奉公よ!」しゅっ!

わざと服をしゃらんらーん
わーお♡

東条「くっ、殺せ!」


◆王馬の部屋


東条「全く……」きい

東条「こんなことを考えるのは王馬君しかあり得ないわね」すたすた

東条「部屋に変なものをたくさん持っているからだわ」がちゃがちゃ

東条「一度片づけましょう」じゃらららら

東条「本当にあの子はいたずらっ子なんだから」どろどろ

東条「私をこんなに遊ばせてどうしたいのかしらね」ずんどこべろんちょ

東条「……」ばさばさ

東条「……」エロ本まっぷたつ





王馬「……」

ぴろーん


王馬「!」


[ギャリアスの♡なかまたち]

:未来の幹部☆
合コン行ったったったったwww
お持ち帰り成功www
         20:06 既読39

:ペガサス55号
マジで!?いいなぁ、どこの子?
         20:07 既読39

:地味
あれ他のチームの子だろ、止めとけ
マジで悪いことは言わないから
         20:10 既読39

:おーま☆
えっ待って俺呼ばれてないんだけど
         20:12 既読39

:わっしょい
俺も呼ばれてないぞ!
どういうことだ説明しろ
         20:13 既読39

:未来の幹部☆
すんませんwww
バイト先の友達と行ってましたwww
         20:16 既読39


王馬「ギャリアスはバイトじゃないのかよー!泣いちゃうよー!……っと」ぽち

王馬「……はあ、仕方ないな……みんなで遊んでるっぽいとこいこ」


王馬小吉はしがないボスである……。
世間への怒りが、彼を動かしているのだ……。


◆何だこの話!!次回は
1:新たな幹部回
2:倒壊したビルの回
3:アレ回
4:そのた

>>327

3

>>327

◆それから数日、純喫茶パワーボム


 ぐ き ぃ っ 

ゴズ「はわわぁ!!」


どさっ


弐大「無ッ、どうしたんじゃあ?ゴズの旦那」

ゴズ「その呼び方止めてください……あたた……」

弐大「も、もしや!」

ゴズ「……ええ、やってしまいました……」


ゴズ「 ぎ っ く り 腰 ! ! 」


ぎっくり腰とは!
海外では『魔女の一撃』とも呼ばれることがある、突発的な腰痛!
その痛みは激しく、動くこともままならない!
笑うなんて以ての外である!!


ゴズ「ぐ、ああ……」

弐大「な、なんちゅうことじゃあ……」

ゴズ「これは……痛い、痛いですよ……」ぐったり

弐大「参りましたのう」

弐大「……応、そうじゃあ!」

ゴズ「?」

ずいっ!

ゴズ「お、おおっ!?」

弐大「上に連れて行く……」

ゴズ「い、いえ、そんな……あたたたた!」

弐大「無理はしたらいかんと言われますぞ?」

ゴズ「……はい……」しゅーん



◆で、パワーボム二階


どさ


ゴズ「いたた……ああ、いたた……」

弐大「全く、仕方がありませんな」

ぐいっ

ゴズ「え?」

弐大「ワシがその痛みを軽くします」

ゴズ「……え?え??」

弐大「いつもコーヒー飲ましてもらっとるしのう、こういうところで返していかんと」

ゴズ「ちょっと、待───」


あーん♡♡♡


ゴズ「っ……そ、そんな……すごいっ、こんなものが……」

ゴズ「っ、う、うああっ!?」

弐大「ほう、ここも凝っておる」

ぐいぐい

ゴズ「ふ、ふああっ……!!」

弐大「あとこことここも」

ぐいぐい

ゴズ「い、いけません!いけませんそれだけは───」



◆ゴズさんの闇の人格ログイン判定
直下45以下

そして安定と安心のおやみ
明日これないかも

乙み

のんびりやります

>>331
闇の人格現れずセーフ



弐大「仕上げじゃあ!!」


もにもにもにもにも
むちゅもちゅ


ゴズ「あ、ああ、あ……っ、そんな……」

ゴズ「こんなの初めてぇ……♡」わーお♡



どすどすどす


田中「貴様等、先程から何の思念を飛ばしt」



ゴズ「あ、あっ……」ぴくんぴくん

弐大「気持ちよかったかのう……?」




田中「……」

田中「……」

弐大「無?」

田中「……俺様はいかような魂の持ち主も否定しない」

弐大「ほう、そうか!お前さんもやるか?田中」

田中「よせ、止めろ、俺様はまだこの俗世に体が慣れてn」


<あああああーーーーっ♡


弐大「ふう……これで体のこりもほぐれるじゃろうて」

弐大「さて……」


からんからん


弐大「無?」


◆客かのう?
1:そこにゴズさんのお友達が!
2:なぜか十神が!
3:アスリートが!(ただしコンマ低いと男)
4:お客さんが!
>>336

2

>>336


弐大「客人か?しかし……」


ゴズ「」ぴくぴく
田中「」


弐大「仕方がないのう……」


どすどすどす





弐大「応、客人。すまんのう、生憎……」


十神「……せ」

弐大「無ッ?」

十神「カロリーをよこせ……!」

弐大「か、かろりー?」

十神「何でもいい、肉や魚、ラーメン二郎などを俺に寄越せ!」

弐大「じゃ、じゃがのう、ここは喫茶店……」

十神「いいからカロリーだっ!!」かっ

弐大「」!?


◆それから数分後


がつがつがつ


弐大(すまんのうゴズさんよ)

弐大(喫茶店に良くある軽食メニューをあれこれ作ってしもうた)


がつがつがつ


弐大(しかしこのカレー、本当に旨いぞ)

弐大(名付けて『スープレックスカレー』……なるほど、確かに叩きつけられるような衝撃が走る)


がつがつがつ


弐大(それにこのドリンク、『俺の毒霧』)

弐大(抹茶ベースだが飲みやすくアレンジされとる……なかなかの手練れよの)



ごくっ……


十神「やっと落ち着いた……礼を言おう、助かったぞ凡人」

弐大「ほ、ほう……?」

十神「……会計はいい、金ならあるからな」どさ


つ【100万円の束(^^)】


弐大「」


十神「力を蓄えることが出来た……これなら何とかなるか……」ふうふう

弐大「……あ、あの……」

十神「足りないか?」もういっこぽい

弐大「!?」


◆タニタは親の仇
1:なにがあったか聞く
2:料理の感想を聞く
3:お金を返す
4:そのた

>>340

1

>>340

◆それからしばらく


ゴズ「」わなわなわな


弐大「で、なにがあったんじゃあ?」

十神「ふん、本当なら話す義理はない……んだが、まあ飯をもらったからな」

十神「街に変出者が現れた」

ゴズ「え?」

十神「それが、どうもこの街を侵略しようとしているらしい。俺も戦っていたんだが」

弐大(ふむう、ゴン太が言うていたのはこやつのことだろうか)

弐大(確か、巨躯の男が助けてくれたとか……)

十神「途中でエネルギーが切れてしまってな……それでここに来たんだ」

十神「助かった、主人。それとお前」

弐大「ああ?あ……まあよかったのう」

十神「だが、このままではまた街が危ない!」

ゴズ「こ、この店の近くに来ているのですか?」ぷるぷる

十神「いや、まだ大丈夫だが、いずれ」

弐大「ちい……っ、ワシらもなんとかせにゃあ!」

十神「うるさいぞ。俺に任せておけ」

がたんっ

弐大「じゃが、お前さんはどこへ」

十神「戦いだ」

ざっ


十神「俺が導いてやる」


からんからん……


ゴズ「行ってしまいましたね」

弐大「ワシ等も後を……」

がくんっ

ゴズ「っ!」

弐大「!? あ、あんた、まだ腰が!」

ゴズ「面目ない……」

弐大「ゴズさん、あんたを置いていくわけにいかん……くっ、すまん!」


ざざざ


獄原『どうしたの?弐大君!』

弐大「ゴン太!街にギャリアスが出とる!」

弐大「現場には……おそらく、でかい男がおるじゃろう!」

獄原『! 十神君……!』

弐大「なんじゃと?」

獄原『わかった、行ってみるよ!街だね!!』


弐大「……すまんのう、ゴン太」

ゴズ「私も、こんなことになっていなければ……!」

弐大「あんたは無理しちゃあいかん」

ゴズ「う……」

弐大「さっき少しアレをしたからのう、良くはなってるじゃろうが……」

弐大「動いたらいかんぞ、ゴズさんよ」


弐大(……ゴン太……!)


◆そのころ、街


十神「はあああっ!!」


ばぎゃあああ!


「「「ぎゃりいいいいい」」」


十神「……ふう、ふう……」

十神「……ち、これで倒したか……?」


しゅっ!


十神「ち!」ごろん

どがぁ!

十神「……まだいるのか!」


「ぎゃり」「……ぎゃりぅ……」「ぎゃっ!」


十神「どこまで……!」

十神「やはり……出し惜しみしている場合じゃあないな……!」がしゃっ!


十神「本物を見せてやろう……【脂肪遊戯】……!」ひゅいいいいい……





たったったっ

獄原「はあ、はあ……!」

獄原「……街の中……多分、このあたりに!」


どさっ!

獄原「!」

十神「がはっ!」

獄原「……十神君!?」


◆十神ぴんち。誰がやったんや
シリーズからひとり指名>>345

十六夜

>>345


十神「くそっ、俺は……」


「止めておけ。お前じゃ勝てない」


十神「だが、まだッ……!」

??「それがお前の本気、なんだろう?」

十神「……」

??「まさか奥の手を持っているとは思わなかったが……しかし、俺にも戦う理由がある」

??「お前に……俺は負けない。新しく、おいちい未来のためにな!」


獄原「待って!!」

??「……誰だ」

獄原「その人はゴン太の友達だよ!あんまりひどいことをしないで!」

十神「! ……獄原」

??「ほう、こいつが……」

斬ッ!

十神「ぐあっ!」

獄原「……!」

??「さあ、どうする。俺はこいつを攻撃したぞ」

??「お前は俺をどうする、」

??「倒すか?それとも……」


獄原「……ごめんなさいさせる……!!」こおおおお


じゃっ!

獄原「筋肉昇華!」きいいいい

??「……そうか、お前が」

しゅん

虫「十神君から離れろおっ!」

ぶん

??「そんな攻撃は当たらん」すか

十神「待て獄原!そいつは!」

??「……」ひゅ

虫「!」

ざくっ

十神「ぐ……!」

虫「十神君!」

十神「……俺には、構うな……一人では勝てない!」

虫「だけど……十神君はもう戦う力もないのに……!それを狙うなんて!」

??「戦いの基本は、倒せるときに倒すだろう」

虫「……っあああ!!」

ぶん

??「だから当たらないって」


……いいい


??「!?」

??(大振りな攻撃をしているフリをして……この爆弾みたいなものを撒いていた!?)


虫「いけ!てんとう虫さん!!」

??「く……!」



どがああああああんっっっ


虫「……どうだ!」

十神「今の内に逃げろ、獄原!」

虫「でも、まだ十神君に謝ってない!」

十神「そんなことはどうだっていい、今は───」



??「多少驚いたが、こんなものか」



虫「───!?」ばっ

十神「まさか、無傷!?」


??「……こんなものか、お前は」

??「驚きだな。守る者がいる者は、もっと強くあるべきだろう」

??「……お前にはまだ守る資格などない」


びゅっ


虫(なに?何かを投げて……)


ざくざくざく!!


虫「う、あああ!?」

虫(投げるのは見えたのに、避けられなかった!なんで、こんな……)



??「お前では俺には勝てない。あきらめろ」



◆ちょっと強いぞこいつ。
1:全力で逃げる
2:ギガホーンだ!
3:新武器?
4:そのた

>>351

3

>>351


虫(……勝てない?ゴン太……は?)

虫(この人に……勝てない?)


ぐぐぐ……


虫(……違う。ゴン太なら勝てる)


??「まだ立ち上がるのか」

虫「負けるわけにはいかないからね!」

十神「獄原!」

虫「ゴン太が……世界を、みんなを守る……」

がざざ

虫「そのために!ゴン太は負けられないんだよ!!」


ざっ!

十神「お前、それは……」


虫(ゴン太だって日々成長している)

虫(前になかった武器を新しく手に入れている)

虫(だから、今度はこれで!)



◆新武器だ!
1:カブトムシさんソード
2:ムカデさんチェーン
3:カマキリさんカマ!
4:そのた

>>354

1

なんで寝落ちなんかしたんっすかね?

>>354


虫「……『カブトムシさんソード(仮)』!」しゃっ!


??「!?」

十神「腰から……角のような剣が!?」


虫「名前はまだ決まってないけど……この剣なら、君を倒せる!」

??「その意志……強いんだな」

??「仕方がない……俺も出そう、例の武器を」

じゃらっ!

??「『燃焼剣ブレイズブレイド』」がじゃ

十神「こっちはなんだ……まるで鉄板みたいな剣を!」


??「この剣は俺が作った最高傑作……電源を入れれば、内部が高温になり、なんやかんやで剣そのものの威力を高める」

虫「ご、ゴン太の剣だって!カブトムシさんから得られた力であーだこーだなって強くなるんだ!」

十神「なるほど、さっぱり分からん」

??「全力でかかってこい!」

虫「……うおおおおおお!!」


◆やれるか!?判定
目標65以上
あっちっちソード-10

やれるもんか

>>357
45-10 やれてない


がきいいいいんっ!

十神「! 獄原!剣が……」


虫「……やっぱり、まだ……」

??「終わりだ」ひゅ

虫(くそ……っ!)





















女性「ちょっとどこふらついてるの、よいちゃん!!!!!!!」




十神「!?」

??「……」ぴた

ずかずかずかずか

女性「ほんと何してんのよいちゃん!ルルカがご飯作って待ってるのに!」ぷんぷん

よいちゃん「……それはその……」

女性「だいたい、その剣はまだ使う予定じゃなかったんじゃないの!?流流歌のために一番のところで使ってくれるんでしょ!」

女性「初対面の謎の子をどちゃくそやっつけるために作ったんじゃないんでしょー!?」ぷんぷん

よいちゃん「ルルカ……流流歌、聞いてくれ」

女性「それに、流流歌が頼んでた卵は!?」

よいちゃん「ああ、それならここに」

女性「おっそい!!ちゃんと新鮮な卵を使わなきゃ、ケーキが死んじゃうでしょ!!」


十神「……」

しゅぱあああ

獄原「……えっと……?」

女性「あ、ごめんねアンタら。よいちゃん、ちょっと頑固なところあるからさ」

女性「でも許してあげてほしいんだ~☆悪気はないんだよ?」

獄原「そうなの?」

よいちゃん「悪気がなければ日本侵略はしないと……」

女性「だまらっしゃい!!」

よいちゃん「」

女性「とりあえずここは痛み分け、ってことでさ。そこのデブもごめんね?」

十神「謝っている気がしないんだが」

よいちゃん「……帰ろう」

女性「そうだよ!流流歌とよいちゃんの愛の巣に帰ろう♡」

ずかずかずかずか



獄原「……なんだったのあれ」

十神「知らん」

獄原「しかも武器置いていってるけど」

十神「もらっておけばいいんじゃないか?」


◆あっけない幕切れ───
1:喫茶店に帰ろう
2:十神を口説いてみよう
3:よいちゃんを追いかけよう
4:そのた

>>361

2

>>361


獄原「……でも、これで分かったはずだよ。ゴン太達はまだ弱い」

十神「……」

獄原「でも、もし協力する事が出来たら」

十神「」!

獄原「ゴン太にはまだ4人……といろいろ仲間がいるし、十神君にも友達がいるでしょ?」

獄原「みんなの力を合わせれば、きっと勝てるんじゃないかって、そう思うんだ!」

十神「……ふむ」

獄原「あ、も、もちろんずっと一緒にって訳じゃないよ」

獄原「それこそ、ゴン太が十神君の足を引っ張っちゃうかもしれないし……」

十神「……」

獄原「それに、スーツのオリジナルを探してたんでしょ?」

十神「それは確かにそうだが……」

獄原「だったら、ゴン太の仲間にスーツのオリジナルを持ってる人がいるから、一緒に会いに行こうよ!」

十神「だが、それは……」

ひょい

十神「」!?

獄原「じゃ、行こう?」

十神「おい、ばか離せ、俺はまだ……」

獄原「でも、怪我してるじゃないか!」

十神「……!」

獄原「ちゃんと怪我は治さないと、だめだよ……」


◆で、パワーボム


からんからん


ゴズ「」

田中「」


弐大「おお、お前さんは……」

獄原「ごめんね、ゴン太……負けちゃったよ!」

十神「……俺も、だ」

弐大「そうか……街で暴れていたやつだのう?」

十神「ああ……強かった」

獄原「こんな変な武器も使うし」じゃらら

十神「本当にもらってきたのか」


◆家のよいちゃん

よいちゃん「あ、ブレイズブレイド忘れた」

るるか「誰それ、新しい女?」


十神「とにかく、アレは幹部クラスだろう。間違いない」

十神「また戦えば、全滅は目に見えている」

十神「そこで、だ。俺の力を貸してやろう」

獄原「ん?」

弐大「つまり、お前さんは……」

十神「一時的にだが、お前達と共同戦線を組んでやると言ったんだ」

獄原「……ほんとに!?ありがとう、十神君!」がしっ

十神「やめろ抱きつくなまだ体がアッーーーー」ごきぃ

弐大「仕方がない……お前さんもアレをやるか……」


あーーーん♡



◆なんだこれ。次回は?
1:お待たせ。デート回だよ
2:街でなんか事件が起きるよ
3:女装回
4:そのた

>>365

3

ゴツいヤツしかいないのに誰が女装すんだ

>>365
なんか戦隊物にはよくあるらしいですよ


◆それから多分3日後


春川「あ、獄原。ちょっといい?」

獄原「うん、どうしたの?」

春川「……七海をね、外で歩かせたいんだけど」

春川「ほら、七海って……人見知りすごいでしょ?」

獄原「そう言えば……うん、そうだけど……」

春川「それでさ、まずは友達を作りたいんだけど」

獄原「」!?

春川「あんた、女の子の友達いる?」

獄原「……少なくとも、家に来てくれる友達はいないかな……(←実は何人かいるけどゴン太が気付いてない)」

春川「はあ……仕方がないか……私も友達らしい友達はいないし……」

春川「むしろ、男でもいいからさ、七海が話せるような友達いないの?」


◆と言うわけでパワーボム


獄原「と言うわけで女の子になってくれないかな!!」

ゴズ「」
田中「」
弐大「」
葉隠「」


大神「我では怖がられてしまうか……」

澪田「唯吹ならなんとか……」

獄原「辞めておこう!一応敵だし!」

澪田「そうっすね!」

斑井「お前等のそう言うところ、俺好きだよ」


◆じゃあ、やってみようか。
1:ゴズさん!素顔なら……
2:斑井さん!化粧すれば……
3:……あきらめよう(真顔)
4:ん?今から街で女の子を捜してくればいいのでは?(名案)
>>368

>>368

獄原「でも、このままじゃ解決になってないよ!」

弐大「そうだのう……ワシらが行ったところで驚かれるだけか」

大神「むう……どうしたものか……」


葉隠「女の子探してくればいいんじゃね?」

斑井「おお、ナイスアイデア」

弐大「お前さんどうした?風邪でも引いたか?」

斑井「俺が間違ってるんじゃないぞ、普段はお前等が間違ってるんだ」

大神「だが……いい案であることは間違いない」

弐大「そうかのう……」

ゴズ「ですね!さあ、やってみましょう!」

獄原「うん!なにごともやってみないとね!」


◆で、街


大神「と言ったはいいものの」

ざわざわざわ

田中「……風が泣いている」

弐大「ワシ等を避けておらんか?」

葉隠「いや、きっとこれはまたいい感じの出会いの予感なんだべ!」

獄原「そうなのかな?……うーんと、」


◆そこにいい感じの……>>371が!
(ただし女装回なので男性で)

そしてドラゴンおやみゲート

報告します。キラーキラー2巻やっと買えました、報告以上です。スレ更新に戻ります。

>>371


そこにいい感じの───


大神「む、あやつはどうだ?」

弐大「無?どいつじゃあ?」

獄原「あ……す、すごいね、ゴン太達を見ても驚かないんだ」


謎の少年「……なんだあんたら……?」


葉隠「ちょっといい話があるんだけど、聞かねーか?」

少年「……うさんくせーな。」

弐大「やっぱりそうなるのう」

田中「ええい、御託はいい!貴様に眠りし力を貸すのだ、芽吹いた新星!」

大神「うむ、実はこういう事情があって……」





少年「お前さんはバカなんじゃねーか?」

ゴズ(とんでもない正論)

少年「それに俺が行く必要がねーだろうが」

獄原「……ううん、君じゃなきゃダメなんだ」

少年「あん?」

獄原「君だからこそ……ゴン太達はお願いできるんだよ!」

少年「……」

獄原「お願い……君じゃなきゃダメなんだよ」

獄原「女の子でも男の子でもなく……君が必要なんだ!」

少年「……」

少年「……ふっ」

弐大「無?何を笑っておるんじゃあ?」

少年「……いや、ばかげたことを言ってはいるけどよ……まっすぐすぎてよ、目が」

斑井「……あれ?俺達はそもそも女を捜してたんじゃなかったのか……」

澪田「今いいとこだから黙ってて」

斑井「え?なんで?」


少年「俺も昔は、そんな目をしたヤツとよく戦ったもんだ……ははっ、何年前の話なんだかな……」

少年「今やそんな情熱を失って、ただひたすら生きてるだけだった……だけどよ、」

くるっ

獄原「?」

少年「あんたの目の輝き、信用したくなった。いいだろう、俺で出来ることがあるんなら、協力してやるよ」

田中「盟約を交わす気ができたと言うことか……その貴様の高貴な魂に敬意を評して、その名を記憶してやる」

少年「俺は【星 竜馬】……ただのガキだよ」



斑井「おい、澪田」

澪田「なんすか!黙ってて!」

斑井「いや、あいつの足!」

澪田「え?」

斑井「なんか鎖みてーなのついてねーか?」

澪田「キノセイダヨ」

斑井「……おい澪田」

澪田「キノセイダヨ」


星「で、俺は何をすればいいんだ?」

獄原「女装して欲しいんだ!」

ゴズ「いきなりそんなことを頼んでも了承してくれるわけが」

星「分かった」

ゴズ「」!?


◆相変わらずだな、越……じゃなくて星リョーマ。
女装判定、直下コンマ
高ければ高いほどカズレーザー

もふ

素晴らしいヨ!

>>378
お前さんもすばらしいにゃーん

>>377
コンマ90 もはやTGC


◆それから数十分



星♀「これでいいか?」てーん


葉隠「正直イきかけたべ」

ゴズ「そうですね、逝ってもらいましょう」

斑井「うっそだろお前……お前さっきのやつか!?」

星♀「ああ、そうだが」じゃらじゃら

獄原「足に鎖が付いてるから間違いなく星君だよ!」

斑井「やっぱ幻覚じゃなかったなー、それほんとに付いてたんだ」

大神「ふむ……お主、その変装技術は見事なり」

星♀「誉めんじゃねーよ。ただちょっと某所に忍び込むために練習したものが花開いただけだぜ」

弐大「こ、これがあれば……行けるのではないか?お前さんの友人とやら!」

獄原「うん……そうだね!」

澪田「唯吹も行っていいっすか?」

獄原「澪田さんは敵だからダメだよ」

澪田「そっすね!!!」

葉隠「なんつか、ほんとに敵なんか?オメー」

澪田「え?敵っすよ?」

ゴズ「ええ、敵ですね」

斑井「葉隠、お前も目を覚ましてくれ」

大神「与太話はよい。獄原よ、お主の友人に連絡を取るべきではないか?」

獄原「……うん、してくるよ!」


◆で、獄原んち


がちゃ


獄原「ただいまー!」

どたどたどた


春川「あ、お帰り獄原。で、そっちが……」

星♀「……」

獄原「声と顔はかなりダンディだけど、いい人だよ!」

星♀「うるせーな」

春川「」びくぅっ

星♀「ああ、悪ぃな。ちょっとばかし声が……あー、ダンディだから」

春川「調子に乗らないで」殺気

獄原「春川さん!や、やめてよ、怖い顔しないで!」

春川「……ごめん、獄原」

獄原「とにかく、七海さんと遊ぼう?星く……星さん」

星♀「そうだな……ん?いや、……そうね(イケボ)」

春川「ごめんちょっと面白くなってきた」





がちゃ


獄原「七海さん!今日は友達を連れてきたよ!」

七海「……ん?ゴン太君のお友達……?」ぴこぴこ

獄原「うん!」

星♀「……こんばんは」

七海「おおっ、この……かっこよさがあふれる豪華な声!段ボールに隠れそうだよね!」

星♀「段ボール……」ぴくっ

獄原「」!?

星♀「……ああ、まあ悪くはない」

七海「ほんとに!?」がばっ

七海「じゃあさ、一緒にやろうよ。ひとり用のゲームだけど、私がルート指示するからどんどん進んでって!」

七海「すごい楽しいんだよ、あのゲーム。誰にも見つからないようにしなきゃいけないし」

がちゃがちゃ


星♀「……これはいい感じなのか?」

獄原「うん!すっごい喜んでるよ!」

星♀「そうか……」

獄原「自分からゲームを引っ張り出して他人とやろうとするなんて、初めて見たんだから!」





七海「そこ!」

星♀「!」

ピコーー ! ーーン

七海「あー、また見つかっちゃったよ。そこはぎりぎりまで段ボールでかわして、全員ばらけた後にダッシュして、一人だけ後ろから倒すと最速なんだ」

星♀「そ、そうなのか……」


獄原(七海さんに友達ができた……うれしいなぁ)


七海「じゃあ、次は気分を変えて大乱闘しない?」ウィイイイイイ

星♀「! またあの段ボールのやつがいるじゃねーか」

獄原「懐かしいね!あれで七海さんがずっと勝ち続けてたんだったっけ……ソニックで」

七海「みんなに足りないもの……それはなによりも早さが足りない」

星♀「くう……」



かちかちかちかかち


春川「……七海、知らない人と話できるようになったんだね」

春川「ま、いいんじゃないかな。ゲームがきっかけだけど」

春川「これで、引きこもりも解消してくれたら……」

春川「……ううん、私はどこまで獄原に期待してるんだろう」

春川「……でも……」



こうしてゴン太達はなんだかんだオールナイトで99機制大乱闘をやりまくり、深夜三時を越えたあたりで七海さんが場外にダッシュするようになったからみんなで寝た。
星君は結局男であることをあかさずに、七海さんとライン交換して帰った。


星「ふん……この世界もまだまだ捨てたもんじゃねーな……」


◆不穏?次回は……
1:ついにギャリアス第三の刺客が!
2:砂場で澪田と大神が戦う話
3:花見
4:そのた(無理がない範囲で)
5:唐突なシリアス回

>>383

2

おーけー、お休みみんな。

やる?

>>383

◆翌日


ざっ


「うわああああん!」「びえええ」


大神「───叫び声、鳴き声が聞こえる……」


だっだっだっだっだ!


大神「我の力を求む声がする……!」

ばっ!

ごろごろごろどぐしゃああああ



大神「!」


◆ダンディ公園


子供たち「「公園が乗っ取られちゃったよぉ~」」


大神「何……!?このような子らを泣かせるものがいるのか!」


澪田「ここにいるぞ!」ばばーん

大神「!?」

澪田「ふっふっふ……唯吹のじゃまはさせねーっすよ」

大神「おのれ、やはり貴様敵だったか……!」

澪田「あ、待つっす、待ってっす!」

大神「問答無用……!」

澪田「待って!今滑り台が完成するから!」

大神「そんなもの……何?」

澪田「砂で作った滑り台が……」

大神「!?」

澪田「せっかく業者まで入れて本気で作ったんすから、待ってくださいっすよ」

大神「なんのために!?」

澪田「日本征服……?」

大神「……ならば許せん……!」

澪田「でもでも唯吹はみんなをけがさせるつもりとか微塵もないっすから!待っ」

大神「ふんぬっっっっ!!」



どごしゃああああああ


ぎゃぼーーーーーっ






澪田「やっぱふつうに砂場で遊ぶのが一番たのしいっすね」

大神「であろう?子供達もお主に懐いておる」

こども「きゃっきゃっ」ぺたぺた

澪田「あのー……」

大神「む?」

澪田「それで唯吹はいつ、この砂場から引っこ抜いてもらえるんすかね……」

大神「しばらくは無理と心得よ。そこで反省するのだな」ぺたぺた

澪田「ううっ……砂の重みで立ち上がれないっすよ既に……」


……さざざさ


大神「……何か音がしたような」

こども「気のせいだよお兄ちゃん」「きゃっきゃっ」

澪田「……いや、確かにしたっす」

大神「やはり……どこからだ?」


ドトトドドドドドトトドト


澪田「……逃げろォーーーッ!下だァァーーーーーッ!」ドドドドド


どばあああああんっ


真宮寺「ふう……やっとここまで来れたヨ」がば


澪田「」!?

大神「何ィ!?貴様……」

真宮寺「ああ、以前はどうも……あのとき以来だネ」

真宮寺「悪いけど、この砂場は僕の基地にさせてもらうヨ」

大神「何を言っている……ここは子供達の場所だ!」

澪田「そっすよ!是清ちゃんみたいな、何してるかわかんない住所不定無職の住む場所じゃないっすよ!!」

真宮寺「ああうんそうだネ」ぐさああああっ

澪田「意外とメンタル弱かった」


◆真宮寺討伐。
1:澪田と手を組む
2:子供の協力を得る
3:力(たいわ)する
4:そのた
>>390

2

>>390


大神「子供達!」

こども「うん!」「わかった!」

真宮寺「ん?何をしようと言うのかな……」


こども「やーい!変態!」「変なチャックのやつ!」

真宮寺「……」

こども「ロリコン!」「シスコン!」「へんなヤツ!」「気持ち悪いロリコン」

真宮寺「……」ぴきぴき

こども「軍服!」「考古学ロリコン!」「地味にセンス悪いヤツ!」


真宮寺「僕のセンスは悪くないっっ!!」


大神「よくやった」

真宮寺「君達は倒すッッッ!!」

大神「これでやつは激高している、チャンスだぞ」

澪田「……」まだ埋まってる


◆チャンス!
1:真宮寺を埋めよう
2:ここをキャンプ地としよう
3:必殺技やろう
4:さらに子供で煽る
5:そのた

>>393

缶けりで勝負!

>>393


真宮寺「くっ……!」

大神「では真宮寺よ……」




大神「缶けりで勝負だ!」

澪田「おおっ!」

真宮寺「なんだって……!?」


真宮寺「缶けり!それは危険なスポーツ!」

真宮寺「一節によれば、その発祥はとある村の奥地」

真宮寺「……そこでは、病死した者の骨を蹴ることによって、その病を村から追い出せると信じられていたんだヨ」

真宮寺「さらにはその骨を茹でたりなんだり色々していたんだ」

真宮寺「だからこそこれは危険な遊技なんだ……!」


大神「これは骨ではないから安心しろ」かーんっ

真宮寺「ああっ」


かーん
かーんっ

真宮寺「僕の守りが一切通じないなんて……」


かーんっ




真宮寺「こどもくん、見つけたヨ!」

澪田「隙ありぃ!」

かーんっ

真宮寺「くっ!またか!」

大神「ふっ……お主の限界はその程度だ。そろそろ征服を諦めるのだな」

真宮寺「……おいそれと諦めるわけにはいかないんだよ、僕は」

大神「む……?」

真宮寺「僕にはね、約束があるんだ───」






王馬「ねー、真宮寺ちゃん」

真宮寺「なんだい?」

王馬「この日本が征服出来たら、真宮寺ちゃんにこの三億の水晶玉をあげるよ」

真宮寺「え?」

王馬「それとこのわら人形と、金色の模擬刀と、あと【禁則事項】を」うねうね

真宮寺「頑張るヨ」





真宮寺「と言うわけで!」

大神「動機が不純だな!」

真宮寺「あと病弱な姉さんのあれこれとか!」

大神「取って付けたように!!」


◆真宮寺にとどめを刺そうぜ。
直下40以上。ちなみにとどめを刺しても真宮寺は死にません

そしてごめんあんどおやみ

明日出来たらやるーーーー

『砲丸』が『頭』に『命中』した……?い、いったいなぜ……はっ!
あの時確かにッ!僕は一緒にあの部屋にいたんだッ!そして仕掛けを作ることに気付かなかったッ!!
逃げろジョニィ!新手のスタンド攻撃だァァァーーーーッ!!


出来心です。

>>396
直下24



大神「我の全力を受けるがいいッ!」

真宮寺「っ……!!」


大神流・聖剣突き


どごぉッ

真宮寺「ぐ、ふっ……!!」

澪田「決まった!」

子供「倒した!」

解説の飛田(殺した……ッ!!)


大神「ち……手応えがなかった」

澪田「へ?」

真宮寺「ふふ……ここで死ぬわけには行かないからネ」

すたっ!

真宮寺「悪いけど、ボクは逃げさせてもらうヨ」

大神「……待て!」

真宮寺「どうせ次に僕の出番はないさ……3人目、新たな敵に震えて眠るといいよ」

大神「どう言う……」

真宮寺「砂かけ!」ばっ

澪田「あっ!待て是清ちゃん!」

大神「良い、澪田。ヤツは逃がせ」

澪田「でも!」

大神「……」





真宮寺「……姉さん」

どうしたの?

真宮寺「あの子……本当にいい子だろう?」

そうね、是清

真宮寺「あの子も姉さんのお友達になってくれたらよかったんだけど、」

真宮寺「そうも行かないみたいだネ」

仕方がないわ、是清
彼女には彼女の人生があるもの

真宮寺「だけど……」

姉さんはいいのよ、その気持ちだけで十分
あなたが幸せになってくれることが一番よ

真宮寺「姉さん……」

もう夜よ、眠りなさい

真宮寺「……おやすみ……」

ええ、おやすみ是清





がちゃ……


七海「ほっ、ほっ」ぴこぴこ

星「ぐっ、やるじゃねーか……」

春川「あれ、あんた来てたんだ。確か」

星「俺の事はどうでもいいだろ」

ちゅどおおおんっ

星「な……お、俺のスネーク!スネェェェェェク!!」

七海「君もスネークだけどね」

春川「……で、なんで遊んでるの?」

七海「私が呼んだんだ。なんか、獄原君は忙しいらしくって」

春川「忙しい?」





獄原「……うーん」


そんな中、ゴン太は美術室にいたよ。
部長がゴン太を呼んだからね。
そろそろ新作を見たいからって。
だから本当なら虫さんを見に帰りたかったんだけど、とりあえず絵を描くことにしたんだ。


獄原「猫さんはこう……だよね」さらさら

獄原「ここに耳……それと、足がこう……」

獄原「色はこれとこれ乗せて……」ぺた

獄原「ね?簡単でしょ?」


と、色々やってたのに、いつの間にか部長も誰もいなくなっていたんだ。
部室からだよ?ひどいよね?

……いいや、おかしい。
ゴン太は耳はいいんだ。目もそれなりだけど、耳もなかなかにいいんだけどさ。
でも、誰もこの部屋を出ていった音は聞こえなかった。


獄原「……みんな、どこ?」


ゴン太に気付かれないように、外に出た?
いや……


獄原「学園に……誰もいない……?」


こつ……こつ……


獄原「」!


◆いつのまにかスタンド攻撃が。
誰だ!誰だ?シリーズから(派生作品可能)指名>>404
ただしコンマが80以上だと隠しキャラ

顔だけなら悪くないハイジ

>>404


こつ……


獄原「誰!?」


見た。
見えた。
ゴン太の目は、調べたら視力6.5だとかなんだとか……ほんとかな。
え?普段付けてるメガネ?目を保護するためのものだよ!

……それはともかく!


そこに、男の人がいた。
あの人、どこかで見た気がしたんだけど……どこだったっけ……?


男性「見つけたぜ、獄原ゴン太だな」

獄原「だとしたら何なの……!」

男性「倒す。オレの理想のためだ」

獄原「え?」

男性「ここまで言ってまだ分かんねーのか?」


男の人は、男の人にしては長い髪を左手でさらっと流した。
(ゴン太も髪の毛は長いけど、あんなにさらさらはしてないね)
あれ?右手、怪我してるんだ。ギプスを填めてつるしている。


男性「オレはオメーの敵だ」

獄原「……ダメだよ!怪我してる人とは戦えない!」

男性「あ?何言ってんだ」

獄原「敵だからってそんなのダメに決まってる!」

獄原「そんなの紳士じゃない、ゴン太は本物の紳士になりたいんだ!」

男性「……紳士ってのは、ただ優しい生き物なのか?」

獄原「え?」

男性「オレが戦うっつってんだぞ?本気でだ」

男性「人の本気を無碍にするのが紳士なのか?」

獄原「……!」

男性「さあ、来い獄原。オメーを倒せばオレは……」

獄原「やるしか……ないの……?」


瞬間、男の人は素早く走り出していた。
無限のように長い廊下に、彼は溶けてしまいそうに見える。


獄原「ッ、ま、待って!そんな……」

ど、ごっ

獄原「く……」

男性「! 浅い!」

獄原「この間、しこたまおなかをたたかれたばっかりだからね!」

ばいんっ

男性「筋肉で弾き返したのか!」

獄原「それより、やっぱりおかしいよ!ゴン太とあなたが戦う理由がない!」

男性「……あるんだよ、オメーは気付いてないだけでな!」

獄原「え……?」

男性「ちっ、めんどくせーから説明してやるか……」

男性「オレは【塔和 灰慈】。とある財閥の御曹司、くらいに思ってくれりゃいい」

獄原「塔和?……あれ、それどこかで……」


ーーーーーーーーーーーーーーー

斑井「その倒壊したビルは【第三塔和ビル】と言う名前でな」

弐大「第三塔和ビル……どこかで聞いたのう」

斑井「ああ、最近とある芸能事務所が入ったばかりのビルだ」

斑井「そこの管理人は、最近権利を親から譲られたばかりのボンボン、【塔和 灰慈】と言う奴だ」

斑井「だがセキュリティはしっかりしていた。だから、どうして水蒸気爆発が起きたのかは分からないってよ」

ゴズ「物騒な世の中になりましたね」

ーーーーーーーーーーーーーーー


獄原「! 第三塔和ビル……この間爆発した!」

灰慈「あん?なんだ、分かってんじゃねーか」

獄原「……どういうこと?」

灰慈「オレは言われたんだ。オメーを倒せばビルを元通りにしてもらえるってな!」

灰慈「そのために訳分かんねーガキから『固有空間を作る能力』をもらって、オメーをひとりきりにしたってわけだ!」

灰慈「そしてオメーを最終的に空間に閉じ込め、ぶち倒してやる予定なんだからな!!」

獄原「それってビル元に戻してもらうよりもすごくない!?」

灰慈「いいから戦え……『ヤツ』が来る前にな!」

獄原「やつ?」

灰慈「気にしてんじゃねぇ!!」


◆戦闘判定、直下
目標60

ズラ

>>408
01 超絶やばい


灰慈「オラァッ!」

早い。
十神君なんて、比じゃないくらいだ。
いや、むしろあの体型であれだけ走れる十神君って何者───


獄原「っ、あああ!」

目の前から灰慈さんが消える。
とたん、体中が焼けるみたいに熱くなった。
山火事に巻き込まれそうになった時に味わった熱さに似ている。

獄原「や、めて!」

ゴン太の右手は空を切った。
同時に、背後に回っている灰慈さんの回し蹴りが、わき腹に刺さった。

獄原「……っ!!」

強い。圧倒的に。
それなのに、この人がこだわっているのは、ビルを元通りにしてもらうこと……。
覚悟がある人は……強くなれる、ってこと……なのかな……。

獄原「……!」

灰慈「どうした獄原ァ!悪党を倒してるんだろ!!」

獄原「でもあなたは悪党じゃない……」

灰慈「そんなことを言ってる場合か、オメーは!」

さらに灰慈さんはかかと落としをしようと───かかと落とし?

はっ、と上を見る。
廊下が、さっきよりも広くなっている!
天井もものすごく高く、広く……それに、なによりも……!
灰慈さんは『空中を歩くことが出来る』!

獄原「っ、ガアアアッ!!」

脳天を突き割るようなかかと落とし。
それでもゴン太は倒れるわけにはいかない。

灰慈「いい加減寝てろ……ここはオレの城なんだ!」

獄原「!? それって」

どういう……と言い掛けて、ゴン太は動けなくなったんだ。

気が付いたら、ゴン太の体が廊下の壁に埋まっていた。
な、なにこれ!?
腕も足も、壁の中に入ってる!

むしろ、これじゃ変身も出来ないよ!?

灰慈「これで終わりだろ」

獄原「でも、ゴン太は……」

灰慈「アホか」

獄原「……」

灰慈「オレはオメーを殺す気で戦ってるんだぞ?なんでそれをそんな顔してみてやがる……!」

獄原「……」


この人は、自分がもらったばかりのビルが壊れて、地獄みたいな顔をしていたはずだ。
その人が、悪い人にそそのかされて……ゴン太を倒そうとしてるだけなんだ……。
だから、灰慈さんは悪くない!
悪いのは、そんなことをさせてる人なんだ……!!

そして、悪くない人を殴るのは紳士じゃない。
たとえそれが間違っていたとしても、ゴン太はそんなことしたくない!

だから、灰慈さんと戦う理由がないよ……。


灰慈「……もういい。死んでくれ」

獄原「だけど……」

灰慈「……?」

獄原「死んであげる理由にもならない……!」

獄原「お願いだよ、灰慈さん……考え直して……!」

灰慈「……は?」


◆説得してみよう。
1:助けてくれたら女の子を紹介するよ!
2:ゴン太がビルを建てるよ!
3:お金を稼ごうよ!
4:王馬くんを倒そうよ!
5:その他(だいたいなんでもおっけー)

>>412

5
ビル崩壊の真相を暴こう

>>412


獄原「……そもそも、どうしてビルは壊れたの!?」

灰慈「オレも詳しい原因は知らねーに決まってるだろ!」

獄原「」!

灰慈「オレだって、その前日もビルの安全点検をして……そんで、その当日だって相続の手続きどうこう終わったばっかりだ」

灰慈「テナントの連中に挨拶周りの最中だったんだよ……」


◇回想


灰慈「期待されるってのもめんどくせーが……まあ、オレなら問題ねーだろう」

灰慈「こことここは挨拶に行ったから、あとはあそこに……」

どたどたどたどた

「大変だ大変だべーーー!!」

「今すぐ全員避難するべ!」

灰慈「あ?あー、オメーは確か……」

「いいか!しばらく後に『ボイラー室が爆発』するべ!だからさっさとビルを出るべ!」

灰慈「……何?だが、そんな異常は昨日も、さっきも確認されて……」


ドォーーー……ン


ぐらぐらぐらぐら

灰慈「!?」

「落ち着け!落ち着けっての、オメーらはそっち!ああ、中央階段に行け!押し合うな!」

灰慈「な、何が起きて……」

ドーンドーンドーン

灰慈「!? 複数箇所!?」

灰慈(爆弾!?いや、だが……そんなもん……)

灰慈(テナントの連中がやった!?そんな、そんなわけ……)

ドーンドーンドーン
ぐらぐらぐらぐら

「バカやろう!ビルが崩れんぞ!逃げろ!!」

灰慈「……え?」


どがあああああ……




灰慈「何が水蒸気爆発だ……あんなもんが水蒸気爆発な訳がねーだろう」

灰慈「それに、仮に原因がボイラー室にあったところで、複数箇所からの爆発音が聞こえるのはおかしい」

灰慈「聞きゃああの時全員を避難させてたのは占い師だってな。どうやって知ったのかはしらねーが」

灰慈「……むしろあいつが犯人なんじゃねーのか……?」

獄原「そんなことないよ!あの人が【ギャリアス】の幹部だとでも言いたいの!?」

灰慈「! そういや、オレに話しかけてきたあのガキ……あいつもギャリアスどうこう言ってたな……」

灰慈「……オメーは何か知ってるのか、このビルの爆発について」

獄原「それは……」


ここで話すべきだろうか?
うーん……すべてしゃべって、灰慈さんが納得してくれるとも思わないし、それに……
あの人に容疑がかかるのはあまりいただけないと思うんだけど。
でも……。


獄原「ゴン太も水蒸気爆発ってしか聞いてないから、詳しくは……」

灰慈「そうか……」

……おかしいよね。
灰慈さんの話が本当なら、ただの水蒸気爆発なわけがない。
そうだ、やっぱり有り得ないよ!


◆さて、なんて答えようか。
1:爆発の原因はギャリアスなんだよ!
2:犯人を捜そうよ!
3:テナントの人も困ってたよ!
4:そのた

>>416

2

>>416


獄原「犯人を捜そうよ!」

灰慈「!」

獄原「このままじゃ、灰慈さんだって満足しないでしょ!?」

獄原「ゴン太が倒されて、ビルが戻ってきて……本当にそれでいいの?」

灰慈「ちっ、……そんなことは、分かってんだよ……」

獄原「だったら」

灰慈「だがなぁ!大人には体面っつーもんもあるんだ!そうそう理想ばかりも追ってらんねーんだよ」

灰慈「今すぐどうにかしねーとならねーんだ、オレは……!」

獄原「……なおさら、落ち着いてよ、灰慈さん」

灰慈「分かってる、分かってるよ、オレが間違ってる……」

獄原「……」

灰慈「……」

一瞬の沈黙だった。
灰慈さんは諦めたように、ううん……決意したように、ゴン太を解放した。

獄原「!」

灰慈「すまねーな、頭に血が上ってたみてーで」

獄原「ううん、分かってくれたなら……」

灰慈「だが、」

獄原「え?」

灰慈「犯人が見つからなかったら……その時は」

獄原「ぜ、絶対に見つけるからね!絶対に!」


こうして、ゴン太達にまた新しい仲間が加わることになった……。


◆次回!
1:ついに新たな刺客が!
2:ギャリアスの上位部隊が明らかに!
3:ゴズさん回
4:そのた

>>420
そして猫おやすみヘルパー

4
ネコネコ回

ねこねこかわいい

◆いつものように純喫茶パワーボム



大神「……にゃあ」 

弐大「にゃあああああああッッ!!」

葉隠「大変だなオメーらにゃー」

澪田「圧巻っすね」

斑井「むしろお前がこうなれよ、なんでお前は平気なんだよ」

ゴズ「ええと……私が洗い物をしている間に何が起きて……これは一体?」


田中「説明してやろう!」

田中「俺様の魂の波長を調整していた時だった……突然、魔界より産み落とされし塵が俺様の身を覆ったのだ」

田中「風属性魔法を使うことにより、その塵からは解放されたのだが、」

田中「運悪く俺様の魂の波長が別な術を引き起こし、こうなった」

獄原「つまり、技が変な風に出ちゃったんだね!」

斑井「そうならそう言え」


澪田「唯吹はちょっとのっぴきならない事情で外にいたから無事だったんす」

澪田「けど、コーヒーを待ってたさくらちゃんと猫丸ちゃん、一式ちゃんに、キャラが薄いことを危惧した康比呂ちゃんが」

葉隠「おい」

澪田「なんか分かんないけど猫耳猫しっぽの状態っすね」

獄原「そうだったんだね、ゴン太も通信を聞いて慌ててきたから分かってなかったよ……」

斑井「つーかかわいくねーだろこれ……需要間違えすぎだ」

大神「確かにそうだな。我に猫の耳を生やしたとて、力が付くわけでもあるまい」

獄原「えーと、どうしたらいいのかな?」

田中「待て、しかして希望せよ」

ゴズ「それはいいんですが、」

斑井「よくねーぞゴズさん。それよりなんであんたはこうなってないんだ」

ゴズ「私の店は純喫茶なんですよ?こう……」

田中「! 魔物が闊歩する場所になってはならんのか!」

獄原「飲食店に猫はさすがにだめなの?」

澪田「猫カフェってのもあるっすよ?」

弐大「じゃが今のワシらは猫耳猫しっぽ人間じゃからのう」

斑井「かわいくもねーし、猫でもないからダメだろ」

澪田「さくらちゃんはかわいいと思うんすけどね」

葉隠「んで、これいつ元に戻るんだ?」

田中「ふふ、それなんだが……」

田中「……」

大神「田中?」

田中「……」

田中「……生憎、俺様も突然生み出された魔術には疎くてな……」

大神「つまり?」

獄原「すぐに戻せないってことじゃないかな」

斑井「むしろ『原因が分からんから戻せない』って言ってるように聞こえるんだが?」

ゴズ「困りますよ!毛がコーヒーに入ったりでもしたら!」

斑井「そういうとこは結構自然な悩みなんだな」

大神「では、我らは何をすれば良い?」

弐大「応、そうじゃあ。問題解決のためにワシラで出来ることがあるんなら言うんじゃあ!」

田中「ううむ……」

ゴズ「でしたら……」


◆このやろう。ねこ回だ。
1:田中を殴ろう(名案)
2:街に出よう
3:猫カフェで猫を学ぼう
4:写メを王馬に送っておこう
5:そのた

>>425

3

>>425


ゴズ「その猫カフェとやらに行って、猫を学びましょう!」

斑井「……マジで?」


◆都内の猫カフェ ニャンニャンタイム


ちりんちりん

店員「いらっしゃいませ!ここには30種類以上の猫ちゃんがいますよ!」

ゴズ「おお、それはよかった。猫を見るには持って来いですな」

店員「後ろの方々は猫ちゃんが大好きなんですね!」

斑井「はは、ええまあ……」

大神「にゃあ……」

獄原「猫さんと対面できるんだね!」

店員「店内のシステムですが、おひとり様60分1500円でワンドリンク付きで……」









ちりんちりん


弐大「さあ、猫じゃあ!!」



星「眠いの?眠いんでちゅか?(CV大塚明夫)」

星「ミルク飲んで眠くなったんだねー(CV大塚明夫)」

星「おーうよちよちよち(CV大塚明夫)」なでなでなで

星「遊ぶか?遊びたいんだね?ほーら、これは何かなー?(CV大塚明夫)」

星「ほら、羽だ……追いかけろ……捕まえろ、捕まえろ……」ひょいひょい



弐大「無ッ?お前さん、以前の」

獄原「あ、星君!」

星「……ちっ、見られちまったみてーだな」

澪田「唯吹ならハラキリレベルの恥ずかしい映像っす」

弐大「なんじゃあ、お前さん猫が好きなんか」

星「……別にいいじゃねーか、俺が何を好きだろうとよ」

斑井「いや、今聞きたいのはそこじゃなくてだな」

星「あ?ところであんたら、何つけてんだ。恥ずかしくないのか大人連中が」

獄原「みんな学生だから大人ではないよ!」

ゴズ「それにはずかしくありません!そうでしょう!」

大神「う、うむ……///」

斑井「圧倒的に照れてるな」


田中「そうだ……こちらに来い……俺様と盟約を交あっいった引っかかれた」


星「何しに来た。俺のニャンニャンタイムを邪魔しにきたのか?」

澪田「さらっとニャンニャンタイムって言ったっすよ」

葉隠「澪田っちでギリ許されるレベルだべ」

ゴズ「そうでしょうか……わりと痛いような……」

星「おい、それは今いいだろ、別に」

獄原「うーんと……かくかくしかじかで……」

星「ねこねこかわいい……何?そんなのにわかに信じられると思うのか?」

大神「信用してもらわねばならんのだ」ふりふり

星「……」

獄原「猫カフェなら猫のことを学べるかなと思ったんだけど……」


◆猫と何をしよっか?
1:圧倒的添い寝
2:爆発的おあそび
3:反抗的食事
4:そのた

>>429

2

>>429


獄原「よし、まずは猫さんと遊ぶぞー!!」





星「猫ってのは、ハンターだ。だから目を合わせすぎれば狙われる」

星「奴らとコミュニケーションを取る方法は簡単だ。ゆっくり目を瞑れ」

獄原「ゆっくり?」

星「まばたきをするんだ。すごくゆっくりだがな」

田中「それが奴らに取っての心層を知るための手段であり、技術なのだ」

ゴズ「田中君、手から血がでていますよ」

大神「……」ぱちぱち

ねこ「んにゃーん♡」

星「あとは猫じゃらし、だな。使い方は誤るなよ」

星「こいつらには狩りの本能が眠ってるんだ……だから手を抜いたりするんじゃねーぞ」

獄原「うん、分かった!」

澪田「こうしてこうして……」ふりふり

澪田「えい!」ぴゅっ

ねこ「んなぁ」がしっ

弐大「おお!狩り遊びと言うやつじゃな!」

星「ああ。無理させるな、無理すんな。猫は自由気ままだからな……」





澪田「だいぶみんな慣れてきたっすね」ふりふり

星「慣れれば可愛いもんだろう?」

澪田「そっすね!」

葉隠「猫っつーのは昼間よく寝る子だから寝子→ねこなんだろ?」

星「そういう説もあるな。まあ、間違いではねーと思うぜ」ふりふり

弐大「にゃあああああああッッ!!」がしっ

獄原「あ、ダメだよ弐大君!君が捕まえたら意味がないじゃないか!」

弐大「しかしのう、どうも我慢できん……」

斑井「猫丸だけに猫の気持ちがよく分かるってか」

弐大「そうかもしれんのう!にゃっはっは!」

澪田「わかりやすくキャラチェンジしてるっすよ」

大神「無理もないだろうな」

田中「猫を学べば、きゃつらの術を解けると思ったが……しかし、俺様の脳内にはビジョンが浮かばない……」

獄原「え?まだダメなの?」

田中「どうしたものか……」


◆コンマ判定やで。
直下70以上で田中が奇跡を起こすよ!ただし下回ると

>>432
58 おっと


田中「何か、閃くようなつよい衝撃があれば違うのだがな……」

獄原「強い衝撃?いや、そんなこと言われても」


ちゅどおおおおん


葉隠「んあ?何の音だ?」

星「外……か?」

澪田「外っすね。何かが爆発したみたいな音だったっすけど」

田中「! もしやギャリアスでは!?」

獄原「……」

そういえば、前回灰慈さんと戦った時に聞いた……ヤツと言う言葉。
結局あの後出会うことはなかったけど……。

もしも、そのヤツが、ギャリアスの人だったら?

獄原「……急ごう!澪田さん、場所分かるかな?」

澪田「当然っす、案内するっすよ!」

大神「猫の平和を守るためにも……やらねばなるまい!」

星「そうかい。俺は猫と戯れてるぜ」

弐大「ぐっ!素直にうらやましいのう!!」

ゴズ「しかし、街を守る方が先です!」





だっだっだっ……


ゴズ「……こちらなんですか?」

澪田「間違いねーっすよ!」

獄原「確かに……すごく分かりにくいけど、何かの破片が見えるね……」

獄原「一体何が爆発したらこうなるんだろう……?」


◆新たな敵だ!
さて、それは一体誰でしょうか?
指名>>435
ただしコンマ奇数なら白銀、偶数ならカムクラ

桑田

コンマぞろ目って書き忘れたのな。またしてもうっかりさんめ。

>>435


「もういっちょー!」

ちゅどおおおおん


獄原「!?」


「ゴミ掃除するオレって、マキシマムかっこいーっす!!」


澪田「あ!あなたは……」

弐大「知り合いか?」

澪田「いや、なんとなくそんな気がしただけっす、たぶん知り合いではないっす」

澪田「っつか唯吹の知り合いにあんな変な人はいねーっすから」

「泣くよオレ」

獄原「君は誰だ!」

「オレ?オレこそはギャリ……ギャリなんとかっつーバイトの【北の赤鬼】!」

「夢に向かって真っ赤に燃える、【桑田 怜恩】様だっつーの!」
 
斑井「おいなんだ、お前んとこは北しかいないのか」

田中「あの王馬のすることだからな……」

澪田「ああ、あり得る……」

桑田「ちょっと待って?冷め過ぎじゃないオメーら?」

獄原「街を汚すようなことは許さないぞ!」

桑田「……おっ、いい感じにバトルしてくれそうなヤツいるじゃねーか!よし、やるぞ!」

つ硬球

弐大「」ぴくっ

大神「む……」

桑田「オレの武器はこのボール!こいつでどんどん街のゴミをぶっ壊してやるよ!」

獄原「ゴミ……?」

桑田「そう、たとえば───」

桑田「あそこにいる、外だってのに人目もはばからずイチャコラ扱いてるリア充どもとかなぁぁぁぁ!!」

斑井「ああ、それはゴミだわ」

葉隠「ですね……」

獄原「そうなの!?」

桑田「おりゃああああああ」

がしっ

桑田「……!?」

弐大「……」

桑田「う、おっ!?お、おいおっさん、手ぇはなせこら、」

弐大「……寄越せ」

桑田「あ?」


弐大「そのボールをワシに寄越せぇぇぇぇぇぇッッッ!!!」


桑田「」ぞくっ

大神「我にも……くれぬか……」

桑田「増えた!?なんなのオメーら!!」

獄原「そうか!ふたりとも猫の気分になっちゃってるんだ!」

斑井「だからあのボールがほしくてたまらないと?」

田中「なるほど……」

葉隠「なんか見えそうか?」

田中「うむ、後少しで……」

桑田「っつかさ、ふたりがかりでオレのボール取ろうとするのやめて!!」

ぽろっ

桑田「あっ」

大神「もらった!」ぱし

桑田「ちょっ……オレのボール返せよ!」

大神「ごろにゃん……」ころころ

桑田「ちっくしょ」

弐大「まだボールがあるじゃろう!?」

こそこそごそごそ

桑田「ってどこに手ぇ入れてんだよオメーはっ、や、やめ」


カッキィーーーン☆


桑田「それはオレのゴールデンボぐはああああああっっ!!!」

どさっ

桑田「」チーン


弐大「どこにもなかった……」

大神「ごろにゃん……」



斑井「こうして悪は滅んだ(ナレーション)」

澪田「今回マジで意味わかんないっすね」

田中「……むっ!そうだ、これだ!」

葉隠「何が?」

田中「貴様らを元に戻すことが出来るかもしれん!試せ!」


このあと田中君は金的の衝撃でみんなを元に戻した。
やっぱり田中君ってすごいね!
それとこの桑田君って人はなんだったんだろう……瞬殺だし、変身もしてないんだけど……いいのかな……。





ライーン



王馬「ふーん……そっか、桑田ちゃんもダメだったんだ」

王馬「参ったなー、ほんと参っちゃったな」

東条「本当にそう思うなら、使うしかないんじゃないかしら?」

王馬「え?あの最終兵器?」

東条「ええ。それがあなたの望みを叶えるものならば」

王馬「やだやだやだぁー!あんなの使ったらぜんぜんつまんないよーーー!!」

王馬「……でも仕方がないよね。準備だけしておいて」

東条「ええ、もちろん……え?」

王馬「どうしたの?」

東条「い、いいえ、何でもないわ」

王馬「……そっか、別にいいけどさ」

王馬「それとも、あの人に声をかけた方がいいかな?」

東条「まさか……あなた、【キラーキラー】を動かすつもりなの!?」

王馬「……さーて、どうでしょうか?」


◆と、何かを匂わせながら。次回
1:カムクラがふらふらする回
2:ゴズのコーヒー飲む回
3:ぜんっぜん関係ない話の回
4:真の十神回

>>443
あと>>444はやるかもしれないしやらないかもしれない

4

王馬が家出をする

>>444
王馬「全部、言っちゃうね(嘘だけど)」

>>443





こつこつこつ……



「ふん、この街も相変わらずだな……」

「あいつはなにをしているやら……なぜ俺がこんな心配をしなければならない……」

「だが、まあいいだろう……そろそろ結果もでる頃だ」


こつこつこつ……


◆スパイ区 とある道


獄原「今日はお休みだからね!」

春川「だからって別に私の買い物に付き合わなくてもいいのに……」

春川「最近、なんか忙しいんでしょ?無理しなくてもいいのに」

獄原「ううん、今日は何もないんだ。だからたぶん、このまま1日何もないと思うよ」

春川「……ふーん?」 

獄原「呼ばれたり、呼ばれなかったりなんだ。部活みたいに」

春川「ああ、あのあんたの才能を無駄遣いしてる部活ね」

獄原「無駄遣いじゃないよ!ゴン太の虫さんの絵はすごく誉めてもらったし!」

春川「そう?でもすぐ掲示を剥がしたじゃん」

獄原「それは……ちょっと悲しかったけど、これから虫さんのよさが分かる人が増えてくれればいいよ」

春川「あんたって本当に……」

ざっ

春川「……!」

獄原「? 春川さん、どうしたの?」

春川「……」



こつこつこつ……


獄原「……?」


ゴン太達の前から、誰かが歩いてくる。
どこかで見たことあるような、けど、どこでも見たことないような、そんな人だ。
どこでみたんだっけ……?


男性「おい……」

春川「……何」

男性「声をかけただけだ。そもそも、俺の姿を見ただけでその殺気。なぜそんなに殺気立っている」

春川「……条件反射だよ。イヤなヤツ見ると勝手になるだけ」

男性「そうか。ところで、この街に来るのが、俺は久しぶりでな。案内でも頼みたかったんだが」

男性「その様子じゃ無理そうだな。仕方がないか」


◆うーん、どこで見たんだろう……
1:「どこかでお会いしましたっけ?」
2:道案内を引き受けよう
3:春川をなだめよう
4:そのた

>>448

2

>>448


獄原「あ、ううん。ゴン太が道案内するよ」

春川「獄原!」

獄原「あ、だ、ダメだった?」

春川「……いや、ううん。私が無理なんだし、あと道案内出来るの、あんたしかいないもんね」

春川「ごめん、私は買い物するから」

獄原「ううん、ごめん!一緒に行けなくて」

春川「気にしなくていいよ。今日もあんまり遅くならないでね?」

すたすたすた


男性「あらゆる女は俺になびくもんなんだがな。俺を知らないなら仕方がないか」

男性「……それよりも、お前が獄原ゴン太か。偶然だが、手間が省けた」

獄原「え?ゴン太のこと知ってるの?」

男性「ああ、知っている。こうして対面するのは初めて、だがな」

男性「とりあえず、お前の『仲間』のところに案内してもらおうか」

獄原「……ちょっと待って、何の話?」

男性「分かっているんだろう?」


仲間……って、もしかして、戦隊のみんなのことかな?
でも、この人は何で知ってるの?
それに……どうしてゴン太のことを知ってるの?
ど、どうしよう、信用してもいいのかな……。


◆うーん、うーん?
1:パワーボムに行こうか
2:もっと話をしようよ!
3:結局誰なの?
4:もしかしてゴン太を森から救ってくれた……?
>>451

4

>>451


獄原「……もしかして、ゴン太を森から救ってくれた……?」

男性「……」

獄原「そうなんでしょ?ゴン太を森から出してくれた人、それがあなたなんだ」

獄原「森はもちろん、ゴン太には楽しい場所だった。だけど、いつまでもらいられる場所でもなかった」

獄原「その、ゴン太を……森から出してくれた、それが君なんじゃないの!?」

男性「だとしたらどうする?」

獄原「どうするもこうするも……つまり、ゴン太をおうちに置いてくれてる、七海さんとも関係があるってことでしょ?」

男性「……」

獄原「聞きたいことが山ほどあるよ……それに、この街にいる変な人たちも……」

獄原「……君は何者なの?」

男性「答えてやると思うのか」

獄原「……」

男性「それと、お前を森から出したのは俺ではない」

獄原「え……?」

男性「俺の知り合いではあるが、俺ではない。俺が力を貸したわけでもない」

男性「お前のことを聞いていた、そいつがお前を探し出して山から出しただけだ」

男性「……だから俺は別にお前の恩人でもなんでもない」

獄原「そうなの……?」

だとしたらなんでゴン太を知ってるんだろう?

男性「だとしたら、なぜ俺がお前を知っていると思う?」

獄原「え?」

男性「可能性はいくつかあるだろう、お前の言葉で答えは出せるか?」

獄原「ええっと……」

男性「……ふん、別にお前とこんなクイズをするために来た訳じゃないんだがな」

男性「あまりお前を困らせても悪いだろう、先に俺の目的を教えてやる」

獄原「え?も、目的……」

男性「ああ。俺は『とあるスーツ』を作っている」

獄原「……スーツ?」

とあるスーツ……も、もしかして……!
あれ?うーん……そうか、この既視感の正体が分かったぞ。
この人、似てるんだ!十神君に!

男性「そのスーツの持ち主に……会いに行くと言うわけだ。ついでに、お前達の持つ【オリジン】を見る」

獄原「……」

十神君の知り合い?
でも、そんなこと一言も……あ、でもあれは民間企業が作ってるって言ってたし……。
つまり、この人は民間企業の人ってことかな……?

男性「お前達のことは、そのスーツ保持者から逐一聞いている」

男性「そろそろ俺自身が出向く時だったからな」

獄原「……」

この人は……誰なんだ……?



1:十神君のこと知ってるの!?
2:スーツをどうするつもりなの?
3:パワーボムへ行こう
4:ギャリアスについて聞こう
5:そのた

>>455

安価下!!!
そしてすまん、おやみだべ

2

今日から本能寺だ……イベント走らなきゃ……

>>456


獄原「スーツをどうするつもりなの?」

男性「どうする?それはどういう意味だ?」

男性「まさか【オリジン】を取られるとか、そんなことを妄想したか?馬鹿は根っから馬鹿のようだな」

獄原「え……?」

男性「俺はお前達の力など借りん。俺は、俺の力でこのスーツを完成させ、俺達であの外敵を倒す」

男性「だからこそだ。俺の作ったスーツが偽物だとか、そう言うふざけたことを言うやつも世の中にはいるからな」

男性「俺自身がオリジンを確かめ、自分で作ったスーツとの相違点を確認する」

獄原「か、確認するだけなんだ?」

男性「よい部分があれば取り入れ、悪い部分があれば切り捨てる。こんなもの、常識だ」

獄原「……」

悪い人ではなさそうだ。
だけど、信用してもいいのかな。
春川さんのカンってあんまり外れたことないし。
……ゴン太の一存で、スーツを見せるかどうかなんて決められないとおもうんだけど……。

男性「で?お前の答えは?」

獄原「……」

男性「あまり俺を待たせるなよ。実力行使をしてもいいんだ」


◆なんだこのめがね野郎……。
1:一回田中に連絡する
2:素直に案内する
3:十神との関係を聞く
4:そのた

>>460

1

>>460
んー、イヤなコンマだ


獄原「ちょ、ちょっと待って!知らない人をいきなり連れて行っても、誰って話になるよ!」

男性「……それもそうか。俺のことを知らんようだしな」

誰なんだろう……ほんとに……。

獄原「一回電話してきてもいいかな?」





田中『断る』

獄原「な、なんで!?」

田中『どこの馬の骨とも分からんものに、オレ様の力を見せびらかす趣味はない』

田中『それと、だ。そいつは本当に信用なるのか?』

獄原「え?どういうこと?」

田中『何者かも名乗らんのだろう、やつらのスパイである可能性も考えられるではないか』

ゴズ『珍しくまともなことを言いますね』

獄原「だけど……」

田中『せめて名を名乗るのは礼儀ではないのか、そこの黄金を纏いし男よ』


男性「……遅いぞ」

田中『覗き趣味か?随分と魔力を漏らしているようだが』

ゴズ『あ、ハンズフリーに切り替えてください、ゴン太君』

獄原「分かった!」

田中『で、貴様が俺のスーツを見たいと言う男か?』

男性「電話先か……俺がいるとよく分かったな」

田中『足音を聞けば分かるに決まっているだろう』

獄原「そうなの?!」

ゴズ『分からなかったんですね』

田中『せめて貴様がどこの何者か、そのくらい言うべきではないのか?』

男性「……言えば気が済むのか?」

田中『いや、それから貴様をどうするべきか考える』

男性「俺は【十神 白夜】。都を支える【十神財閥】の次期後継者だ」

獄原「なんだ、それならそうと名乗ってくれたら……」

獄原「……」


……ん?


獄原「……えーと、十神君……?」

十神「そうだ」

獄原「あれ、でも十神君は」

十神「今までお前が会っていたのは俺の偽物だ」

獄原「?」

十神「俺自身がスーツを試着するはずだったんだが、そうも行かない事情があって」

十神「それであいつに俺を名乗らせていた」

獄原「???」

十神「はぁ……こんな説明、お前達愚民にするつもりはなかったんだがな」

十神「それで、どうするそこの電話の男。俺をそこに招くか?」

田中『……いや、ますます信用ならんな』

ゴズ『まあ、そうでしょうね』

獄原「?????」ぷしゅうううう


ちょっと何言ってるか分からないぞ……?


十神「おい、お前……おい!何をぼさっと……は?」



どさ




……。

…………。

…………………………。


がばっ!


獄原「あっ!」


ゴズ「大丈夫でしたか?」

十神「全く、あそこで倒れるとは……」

田中「ううむ……やむなし……」


◆純喫茶パワーボム


獄原「……ご、ゴン太はあのあと……」

十神「頭から湯気を出しながら倒れた」

獄原「」!?

田中「俺様はこいつが結界の内部に進入するのを拒んだが、獄原……貴様が人質とあっては仕方がなかった」

ゴズ「それで話を聞いたら、すごくいい人でしたよ?この方」

獄原「……え?話してたの?」

ゴズ「はい。『汚い道を歩きたくないから』と言う理由で自費で清掃業者を雇ったり、」

十神「俺の踏む道が汚いのが許せんだけだ」

ゴズ「『腹が減ったらすぐ食事がしたい』と言って財閥のビルに大きなレストランを入れたり、」

十神「ランチタイムはビュッフェスタイルだ」

ゴズ「それから『俺のいる街の空が濁るのを許さん』と言って排気ガス削減に積極的に取りくんだり、」

十神「省エネルギー社会への一歩を踏み出しただけだ」

田中「自分の為と言いながら社会の役立つことをしてしまっている……」

獄原「すごいね!?」ががーん


◆で、本題は……?
1:十神にスーツ見せよっか
2:結局ニセ十神ってなんなの……
3:葉隠(じっけんだい)あげるから帰ってよ
4:そのた

>>465

2

>>465


獄原「……? 結局、あの十神君……の偽物?ってなんなの?」

十神「うちの社員だ」

獄原「」!?

十神「十神財閥の経営する【ワダツミインダストリ】」

十神「そこの開発者の1人、名前は不明」

ゴズ「なるほど、マスクマンのような者ですね」

獄原「ち、違うと思うなぁ」

十神「適当にワダツミとかでも呼べばいい」

十神「……俺の声を完璧に再現し、俺の志に共感した、もっとも優れた人材だ」

田中「なん……だと……?」


というわけで、十神君の偽物の正体もはっきりして、お互いなんとか安心できた。
でも、やっぱり田中君は本物のスーツを見せることは拒んでいる。
だって、技術を真似されるかもしれないんだからね。
気持ちはとっても分かるよ。


十神「ふん、貴様らこそ、俺の作ったスーツの出来映えに目を白黒させるんだな」

田中「ほざけ凡人。魔力も持たぬ貴様が……」

十神「これが俺のスーツ……【第53式戦闘特化型汎用改造スーツ】、略して【はっくん】だ」

獄原「かなり略したね」

十神「このはっくんには……とある機能がある。それは」


◆とがみのちからってすげー!
はっくんにあって、オリジンにない機能
↓3までで候補、コンマ一番低いヤツ

パックンマックンの真似が結構うまい

>>469
ほんとにいらねーやつじゃねーか!!




十神「パックンマックンの真似が結構上手くなる!!」


獄原「」
ゴズ「」
田中「」


十神「……おい、聞いていたのか」

ゴズ「え、ええ。聞いてはいましたが」

十神「なら崇めろ」

ゴズ「す、すごぉい(棒)」

田中「びっくりしたぁ(棒)」

十神「ええい!なぜ皆そんな顔をするのだ!?」

十神「結構上手くなるんだぞ!?それもパックンだけではなくマックンもだ!」

ゴズ「記憶にねぇんだよそんなヤツはよぉォォォ!!??」

十神「」!?

田中「」!?

獄原「ご、ゴズさん……?」

ゴズ「オレはなぁ!ほとんどのことは笑ってやり過ごせるんだよ、だが!」

ゴズ「そう言う意味わかんねーやつはだいっきらいなんだよ!!表出ろおらぁ!!」

十神「な、なに!?」


◆で、




十神「」

ゴズ「なぁ……こんな機能いらねーよな?なぁ……」

ゴズ「水染みてるしよぉ。なぁ……なぁ……」

十神「……」


獄原「説教されてるね」

田中「う、うむ……しかも、水が染みるのか……」


ゴズ「スーツの意味ねーよなぁ?なぁ……」

十神「今後改善して……」

ゴズ「……」

十神「……そ、早急に直す」

ゴズ「そう、それでいい」

十神「……」


獄原「もうゴン太、十神君を見てられないよ……」

田中「なぜだろうな、俺様の視界も滲んできた」


このあと十神君は、見られないように隠れて泣いた。
田中君に見つかってた。


それと、十神君はゴン太達に力を貸してくれるみたいだ。
よかったね!
戦う理由も必要もないし……。


十神「……」ぐすん

田中「……まあ、気を持ち直せ」


◆次回。
1:最後の四天王現る!
2:もうこっちから王馬のとこ行かない?
3:キラーキラーのおさんぽ回
4:そのた

>>473

>>473


◆数日後


葉隠「もうこっちから王馬っちんとこ行かない?」

ゴズ「そんなまた、適当な……」

澪田「っつーか、そこでみんなが勝ったら大団円っすよ?もう終わっちまうんすよ!?」

田中「そう言霊を紡ぐ時点で終わる余地がないから安心しろ」

十神「ふん、なにをぐだぐだ言っている」

獄原「あ、十神君!」

弐大「こやつが本物の?十神とやらか……」しげしげ

大神「随分筋肉が少ないな、運動はしているのか」

十神「お前と一緒にするな……これでも一流のトレーナーを付けて強化しているんだ……」

葉隠「王馬っちの居場所って分かんねーの?」

田中「分かるぞ」

斑井「……」

獄原「すごいね!分かるんだ!……って、斑井さんどうしたの?」

斑井「いや……すこし疲れたんだ……」

十神「それならこちらから乗り込めばいいじゃないか」

澪田「ほんとに終わっちゃうっすか!?」

田中「分からん」


田中「やつらにはもう一つ上の存在がいるとも噂されているからな」


弐大「ほう?」

田中「だが、あるかないかも分からん。俺様自身噂でしか聞いていない」

田中「行ってみるしかあるまいが……」

獄原「大丈夫!なにもないよ!たぶん!」


◆スパイ区 某ファミレス


田中「ここが本拠地につながる入り口だ」

弐大「どう見てもファミレスじゃがのう……」

田中「案ずるな」

十神「なるほどな……」

獄原「? 十神君、何か分かったの?」

十神「ああ、この入り口には特殊な仕掛けがある」

田中「左様。これをとある方法で開けば、本物の入り口が現れるのだが……」

大神「その方法とは?」

田中「……献血だ」

ゴズ「予想外にいいことでしたね」

獄原「日本征服ってなんなんだろう!?」

十神「もうそれは俺にも分からん」

葉隠「……え?すんのか、献血……」




1:葉隠は犠牲になったのだ
2:何か別な方法で……!
3:パワープレイ(物理)する
4:そのた

>>477

1

>>477


獄原「……ごめん!」どん

葉隠「へ」

扉の隣にあったボタンぽちー
開かなかった扉がぷしゅー
扉の奥から謎のバブルヘッドナースしゃきーん

葉隠「」 ! ? 

そのまま奥へとご案内
あーんどいかがわしいこと




にぎゃああああああああ





ぷしゅうううう……




田中「聖なる扉は開かれた……」

斑井「なあ、もう……ああいいわ、言いたいことありすぎてもう逆に言えねーしいいわ」

斑井「……なあ、なんでこんなことになったんだ……?」

獄原「ゴン太も分からないよ……?」



◆扉の奥


こつこつこつ……


田中「……さて」

獄原「この階段は何?」

田中「ああ、王馬の部屋につながる階段だ」

斑井「玄関から即ボス!?」

田中「それがあいつの部屋なのだ」

大神「ある種、理に適ってはいるか。一番強いものが外敵を払えば、それでいいわけだからな」

斑井「それは王馬が強かったら、だろ」

澪田「大丈夫っすよ、小吉ちゃんは強いっすから」

獄原「やっぱり敵だったんだね……」

十神「こいつ……敵なのか!?」

ゴズ「ええ、実はそうなんです……」


こつこつこつ……


弐大「にしても、階段が長いのう」

田中「ああ。健康維持のためだ」

十神「なるほど。そこからまず組織を生かしていくのか」

獄原「山登りみたいで楽しいね!」

斑井「どこがだ。それに今は下ってるんだぞ」

斑井「……下ってる?ってことは、地下にいるのか……」

田中「常に酸欠気味だ」

澪田「苦しいっすよね!!」

十神「改装しろ」


こつこつこつ……


◆そろそろ出口かな?
1:玄関開けたらすぐラスボス
2:そこはほら、あれがいるから
3:謎のスタジオがある
4:そのた

>>482

長い廊下が続いているぞ

>>482


田中「そろそろ……」

弐大「扉が!」

こつこつこつ……

大神「と、言うことは……この先に」

弐大「そうじゃな、恐らくはヤツがおるじゃろう」

田中「……」

十神「気を引き締めろ。何が起きてもおかしくない」

獄原「そうだね!」

がしっ

ゴズ「開けますよ」


ぎいい……

















斑井「まだ廊下じゃねーか!?」




弐大「じゃのう」

大神「だな」

田中「やつはそう言う男だからな」

獄原「……ってことは……!」


◆ごめんなさい、ね。
直下、何かが起きますけど、コンマで判定ね。えーと、30以下でなんか起きます。
そしてね。野球見てました。よかった。おやすみ。

きらきらきらきら……輝くの……

>>484
直下35 なにもおきない


『あははー!何か起きると思った?残念!何も起こりませんでした!』


田中「この声……王馬!」

獄原「どこから喋ってるの!?」

十神「スピーカーか……放送設備もあるんだな」

『うん、まあこれがないとシフト管理とか出来ないからさ』

斑井「マジでバイトじゃねーか」

『って言うか澪田ちゃんはずっとそっちなんだね!?』

澪田「めんごめんご。小吉ちゃんの邪魔をするほうが面白いんじゃないかなって思っちゃったんっす」

『ああ、いいよ。つまらなくないんならそっちの方がいいに決まってるじゃない!』

『でも俺もこのままだとつまらないから、遊ばせてもらうからね!』

弐大「この長い廊下で何をするつもりなんじゃあ?」

田中「……」

十神「まずいな……前から一気に敵に押し寄せられたら、俺達では……」

獄原「でも、何人も並んで立てるようなスペースがあんまりないし、囲まれることはないんじゃないかな?」

澪田「なんでこんな狭いんすかね、ほんと」

斑井「俺達が大柄なこともあると思うぞ、そこはほんと」

『まず前から敵は来ないよ』

弐大「言うてしまうんか?!」

ゴズ「ナメられていますね」

『違うんだ、バイトが何人かやめて人が足りないんだよ……』

斑井「バイトって言ったなお前今言ったろ」

『それにさっき誰か献血に来ちゃったからさぁ、俺の部屋にある献血設備も使われてるし』

田中「あの大がかりな装置、まだ貴様は部屋に置いていたのか?」

獄原「それより、献血に行ったのって」

十神「ああ、あの胡散臭いやつか」

『ねえねえ、その胡散臭い人のせいで押入に閉じこめられてる俺の心境考えて?』

大神「お主……押入にいるのか……?」

田中「ああ。部屋全体を覆うほどに大きい献血装置を使っているからな。部屋に部外者の王馬の居場所はない」

斑井「こいつ世知辛すぎない?!」

『そう言うわけで、これからみんなには俺がどこにいるか探してもらいます!』

『見つかったらゲーム終了ね。日本征服をやめることを考えてあげてもいいこともなくもないよ?』

獄原「つまりどっち?」

澪田「スイカには塩をかけると甘くなるみたいなことじゃないっすか?」

斑井「全然違う」

『ちなみにこの廊下には2000個の扉があります、嘘だけどね!』


ぶつっ


ゴズ「彼に踊らされているのは些か不満ですが、しかし乗り越えなければラストバトル自体が起きないと言うことですか……」

弐大「面倒なことになったのう」

大神「だが……どこかにやつはいる。捜し当てるぞ」


◆プロジェクト シラミプレス
↓3レスまででコンマ連携
00を100として、150以上で発見

>>489-491
30+48+20


ゴズ「……とにかくまずは開けてみましょう」

田中「それしかあるまい」





がちゃ


山田「ふひ……尊い……AB最高……」かりかりかり

白銀「……ほんまそれな……最高だよ……」

山田「やはりぼくにも紙とインクを同人誌に変える才能があったんですな」

白銀「よかったじゃん。そしてわたしは同人誌のキャラを現実に呼び出す才能があるよ。これロベルトにも勝てそう」

山田「ん、しかしここはやはりA殿のaをもっと大きく逞しく♂描いて……」

白銀「あ、山田くん、トーン貼っておいたよ」

山田「さすが白銀つむぎ氏、手先が起用で世界が仰天」

白銀「ナツメロだよそれ」

山田「ところでこいつを見てくれ。これをどう思う?」

白銀「すごく……大きいです……」


ばたん





ゴズ「あれはなんだったんですか?」

斑井「ちょっとなに言ってるか分からない」

獄原「あのね!山田君?って言う人が、男の人のおち」

弐大「それ以上は言うたらいかんぞッッッ!」



がちゃ

おさげの女の子「きゃー!のび太さんのエッチ!」ぱちーん




がちゃ

弓矢のおっさん「この一撃を放てばたちまち体は砕け散るだろう」ぐぎぎぎ



がちゃ

なぞのいきもの「……めろんぱん」








大神「あれこれ開いたが、どこにもおらなんだ」

大神「我の精神統一では、確かにこの辺りにやつの気配を感じるのだがな」

澪田「唯吹の耳にも聞こえるんっすよ、小吉ちゃんの声」

十神「ならばなぜどこにもいない……!?」

斑井「……残すは、あの一番前の大きな扉と、」

獄原「うん。その両脇にある小さい扉だね」

田中「あと三つ……か。やつがそのうちのどれかにいるのだろうか……」




1:まんなかのとても大きな扉を開ける
2:右のもったりした扉を開ける
3:左の焼け焦げた扉を開ける
4:開けずに帰って勝手に最終回やらない?
5:そのた

>>495

>>495

獄原「こっちな気がする!」

十神「その扉は何か危険な予感がするぞ、やめておけ───」

がちゃ


カムクラ(※体育座り)「……」



獄原「誰?」

澪田「唯吹も知らなんだ……」

大神「猛者であることは見て分かるのだが……」


カムクラ「……」

カムクラ「……」すくっ

十神「! 俺達と戦うつもりか!」

カムクラ「……いえ、あの……」

弐大「な、なんじゃあ、かかってこい!」

ゴズ「致し方がありませんね!」

カムクラ「あの……その、ちょっとあの、眩しいので」

十神「……なに?」

獄原「お昼だから眩しいよ?廊下もすごい光ってるし」

カムクラ「眩しいので扉を閉めてください」

獄原「うん、分かった!」

ばたん!



獄原「……」

斑井「……敵なのか?」

田中「今は何者でもないだろうな……」

獄原「そんなに眩しいかなぁ……」

斑井「と言うか、明らかに真ん中じゃないのかこれ。目立ってるだろ」




1:まんなかのとても大きな扉を開ける
2:右のもったりした扉を開ける
3:もっかい焼け焦げた扉を開ける
4:開けずに帰って勝手に最終回やらない?
5:そのた

>>498

2

>>498


獄原「わかった、これだね!」

がちゃ

斑井「馬鹿、そっちは右───」


王馬「あ」

弐大「おった!!」

大神「ここは押入だったのか……」

田中「……お前と言うヤツは」

王馬「なんだよー、真ん中に突入したみんなが東条ちゃんと戦うって言うかなりつまらなくない展開が待ちかまえてたり」

王馬「反対側の扉にはカムクライズルっていうとんでもなく危ないヤツがいるから、そいつにぎたんぎたんにされるのを期待したのに……」

田中「? あいつはカムクラと言うのか?」

ゴズ「ずいぶん眩しそうにしてましたが……」

王馬「え?もしかして会った?」

ゴズ「ええ、会いました」

王馬「眩しそうにしてた?」

ゴズ「してました……」

王馬「あいつほんと根っからの引きこもりだな!!」

澪田「引きこもりって言うんだああいうの……」

獄原「とにかく、これでラスボス戦なんだね!」

王馬「ああ、このあと新たな敵がいるとかそう言う展開があったような気がしたけど気のせいだった」

王馬「それから、献血に来た彼が実は君達に送ったスパイだったとか!」

獄原「!?」

王馬「四天王は五人いるとか!」

獄原「!!??」

王馬「オレの作らせた最高傑作、キーボが既に街を破壊し始めているとか!」

獄原「!!!???」

王馬「そう言う設定があった気がしたけど気のせいだったし、キーボってなに?おもちゃ?」

ゴズ「お前が言い出したんだろうが!!」

弐大「ううむ、しかし嘘の割に設定が妙にリアルではないか?」

田中「危険だ。それがヤツのやり方なのだからな」

獄原「葉隠君はスパイだったのかなぁ……」

斑井「ごめん、もうどっちでもいい」

王馬「さあ、始めようよ……闇のゲームをさぁぁぁぁっ!!」




1:腕力で潰す
2:必殺技で潰す
3:潰す(物理)
4:そのた

>>502

4
そろそろ今週の鉄○のオ○フェンズが始まるから一回帰る

>>502


田中「待った」

王馬「オレのターン!」

田中「今週の鉄○のオ○フェンズが始まるから帰る」

王馬「うんいいよ!!」

斑井「いいの!?」

澪田「あ、唯吹も美容室予約してたっす」

斑井「今のタイミングで思い出すことですかそれ!」

獄原「ゴン太は特に約束事とかないんだけど、どうしたらいいかな?」

王馬「それならゴン太はオレと遊べばいいじゃん……闇のゲームでね!」

獄原「ごめん!ゴン太は馬鹿だから、闇のゲームって言うのは分からないんだ!!」

ゴズ「分かる人いるんですか?」

大神「ああ、あれは危険な遊技だ……」

斑井「意外なところにいた!?」

大神「顔や体の崩壊がたびたび起きたり、顔芸で遊ぶこととなる……」

田中「なんと恐ろしい遊技よ……!」

弐大「ところでもう帰っていいんかのう?」

十神「ちっ、仕方がない……この辺りでフォアグラが食べられる店はないか?」

斑井「そんなもんねーよ!!!」


ざわざわぞろぞろ……




王馬「えっ!?マジで帰るの!?オレ、寂しさで死んじゃうよ!!!」



1:そしてエンドロールが流れ始める。現実は非情である。
2:何事もなかったかのように次回
3:仕方がないのでちょっとだけ遊んで帰る
>>506

1

>>506


(突然流れるいい感じのおんがく)


王馬「えっ!?待ってオレまだなんの活躍もしてないんですけど、それは!?」


マッチョ戦隊 (名前仮)レンジャー


王馬「えっ、なにこれ!?」


出演


王馬「エンドロール!?やめてよオレのところに流さないでよ!まだ終わってないから!」


主人公/バグイエロー 獄原ゴン太

店主/ブルレッド   グレート・ゴズ

キャットブルー    弐大猫丸

オーガピンク     大神さくら

スネークブラック   斑井一式(他)


王馬「だから!………他ってなに!?他になにがあるの!?」

王馬「オレ突っ込み役とか慣れてないんだからやらせないでよ!!ちょっとねぇ!!」


ギャリアス首領    王馬小吉


王馬「いや無理だなオレじゃ止められない!ああもうこれ終わるわ!」


幹部/北の修羅    東条斬美


王馬「へぇ修羅だったんだ………修羅だったんだ!?初耳なんですけど!?」

幹部/北の角鬼    澪田唯吹

幹部/北の角鬼    真宮寺是清


王馬「かぶってる!今気付いた!え、何で言ってくんないのオレに!」


幹部/バイトリーダー 桑田怜恩


王馬「そんでもう肩書きどこやったの!?北の○○じゃなかったの!?オレそんな適当だった!?」


幹部/変態      山田一二三


王馬「そんな幹部雇った記憶ないですけど!」


元幹部/北の虎狼   田中眼蛇夢


王馬「田中ちゃんの肩書きかっこよすぎない!?なにそれ?オレ知らないよ?」

東条「あら、なにをしているのかしら、王馬君」

王馬「あ、東条ちゃん!いいところに……」


スーツ保持者     (名前不明)


王馬「と、ごらんの有様なんだよー!うわあぁぁぁぁん!!やっとスポットライト当たったのに!!」

東条「あら、終わるのね」


スーツ開発者     十神白夜

ストーカー      腐川冬子


王馬「終わるのねじゃなくて……!」

東条「いいじゃない、やらせてあげれば」


ビル管理者      塔和灰慈

謎の占い師      葉隠康比呂





真のギャリアス首領  七海千秋


東条「!?」

王馬「!?」 



スタッフ





王馬「マジで終わらせようとしてるんだけどさ、これどうやってあらがったらいいと思う?」

東条「そうね……」

白銀「マジレスするとね」

王馬「誰だよお前ぇぇぇぇん!!」

白銀「エンドロール中に復活して止めさしにくるボスとかいるらしいから、別に無視しちゃっていいんじゃないかな」

王馬「! 天才!!」

東条「そうなのかしら………」

王馬「じゃあオレは田中ちゃん追いかけてくるね!後は任せた!!」

東条「あっ、ま、待ちなさい王馬君、あなたはこれから稽古が……」

王馬「しーらない!へっへー!!」


☆俺達の戦いはこれからだ───!!


ご愛読ありがとうございました!
1巻は4月6日、2巻は4月13日発売です!
ダベミ先生の次回作にご期待ください!!

悪のりしすぎた。反省している。

1:よし、何事もなかったかのように次回だ。
2:よし、忘れよう。次のネタ出しだ。
3:そのた

まあ↓5くらいでゆるゆると多数決。

◆なんやかんやあってその日の夜


七海「……」ぽちぽちぽち

七海「……」ぽち


七海「そっか、また失敗したんだね」

かしゃん


七海「ゲームだったら、またやり直せばいい」

七海「でもキミはゲームじゃない。でしょ?」

七海「ゲームオーバーだよ、王馬君」

七海「こうして隠れながら、キミに顔を見せないようにして指令を与えてたのに、ほんとがっかり」


びー……


七海「……」


びー……



七海「もう……こうなったら……私が行くしかないのかな……」



真の首領編   開幕───






こんにちは!
あ、これを見ている人はこんばんはなのかな、ゴン太だよ!
覚えてるかな?
獄原ゴン太だよ!!

ゴン太達は一旦はギャリアスを倒したってことになってるよ。
なんでかな?


白銀「なんでだろうね?」

獄原「誰!?」ざっ

白銀「あ、地味すぎて気付かれてなかったね。ごめんね?クラスメイトだよ?」

獄原「……」


こんな人いたっけ……?
と、とにかく、王馬君も東条さん?も、
ギャリアスのみんなもバラバラになったらしい。

これでやっと日本征服の野望を打ち砕いたんだ!


……そう思っていたんだ。
あの時までは。



白銀「そう言えば獄原くん、こんな手紙が来てたよ」

獄原「え?」

ぱらっ


『日本は 手に入れる まもなく すべて終わる』


獄原「ど、どういう意味……?!」


◆その日の夕方、純喫茶パワーボム


王馬「うん、真の首領だね」

獄原「そんな人がいるの!?」

田中「王馬もまた、誰かからの指令をウケていただけ……傀儡だったのだ」

王馬「田中ちゃん、変換おかしくない?」

田中「そんなことはない」

十神「だが、もう問題はあるまい。俺も協力してやるんだからな」

灰慈「それに俺もいるぜ」

獄原「ごめん!!いつからいたの!?」

ゴズ「常連さんなんですよ」ははは

田中「それはともかく、問題は山積みだな」

獄原「……うん、まず真の首領が誰なのか分からないし……」

王馬「そもそも倒せる相手かどうかも分かんないよね」

ゴズ「我々は一体どうしたらいいんでしょう……」


◆と言うわけで早くも詰まった。
1:聞き込み調査だ!
2:十神財閥の力でこう、ね?
3:王馬がついぽろっと……
4:そのた

>>524

3

>>524


王馬「だよね、だよね!やっぱりなにも分からないことにはさ、どうしようもないよね」

獄原「でもゴン太も誰もラスボスは分からないし……」

ゴズ「あら、そうなんですか」

十神「なんだそれは」

灰慈「ラスボスが分かれば話は確かに早いが……」

王馬「そうだよねー……でもさぁ、結構定番じゃない?黒幕は主人公の近くにいる人的なさぁ」

獄原「え?」

王馬「え?」

獄原「なんの話?」

王馬「なんだっけ、七海さんみたいな名前の人、ゴン太の近くにいねーの?」

獄原「……」

灰慈「……」

十神「……」

ゴズ「……いるんですね……」

田中「もろにネタバレ、と言うヤツだな」


獄原「ご、ゴン太は信じないよ……そんなの!」


◆何か王馬が裏切ったぞ。
1:王馬を追求
2:おうちに帰ろう
3:一回寝よう。
4:ゴズさん!コーヒーちょうだい!
5:そのた

>>527
そして輝くウルトラおやみ

時間がない……それもこれもモンスターハンターがおもしろいせいです。私は悪くない。
レンキンタル振りながらやるよー

>>527



獄原「ゴズさん!コーヒーちょうだい!」

ゴズ「え?ええ……」


かた

獄原「七海さんが大ボスだったなんて認めない、ゴン太認めないよ!」

ごくごくごくごくごく

獄原「にがい!!!!」

田中「漆黒の闇に飲まれていたからな」

灰慈「素直にブラックって言えねぇのかよ」


王馬「え?あ、ごめんごめん、ゴン太はおバカちゃんだから素直に信じられないよね!」

獄原「そうだよ!むしろそれが真実ならゴン太ば馬鹿でいい!」

十神「だが、これではっきりしたことがある」

獄原「え?」

十神「倒すべき悪が、見つかったという訳だ」

ゴズ「……ですね……」

灰慈「で?どうやって、いつ倒すんだ?さすがに戦隊ものっぽいことしてーんだろ?」

獄原「それは……確かに……」

田中「変化自体ほとんどやっていないしな」

十神「王馬とやら、やつの弱点はないのか」

王馬「知らない。太陽光とか?」

十神「吸血鬼か」

灰慈「そら真祖の吸血鬼だけだろ。ハーフなら克服してる可能性がある」

ゴズ「それに他人に招かれないと家に入れないらしいですし」

獄原「ニンニクも苦手なんだよね!」

王馬「ごめんなんの話?」

獄原「でも、それなら七海さんはいつから悪の首領なの?」

王馬「それも知らない。あれじゃない?実は両親とともに出かけてるとか!」

灰慈「まさか、七海は……」

獄原「ああ!ご家族で旅行してるんだね!」

ゴズ「平和」

田中「亡くなっているなどではなくてよかったな」

十神「……それと、洗いざらい吐け。隠してることがあるなら全部な!」

王馬「え?お、おれ、かかかかかかかくしごとなななななんてしししてななななな」

田中「因果律の乱れを感じる」

獄原「ほんとだ!ゴン太でも分かる!!」

灰慈「これは誰にでも分かるだろ……」





王馬「」ぷしゅう


十神「……スパイか……」

ゴズ「それに、『キーボ』なる謎の機械も気になりますね」

ニセ十神「それは俺が調べた」

田中「ど、ドッペルゲンガーか!?」

十神「こいつは俺のニセモノだ、名前はまだない」

ニセ十神「どうも名無しです、ただの十神のファンだ」

灰慈「それで?」

王馬「みんなよくこの状況で冷静でいられるね、俺もうびっくりしすぎてなんか疲れたんだけど……」

ななし「キーボと言うのは最新鋭のアンドロイドだった」

キーボ「食事や排泄は出来ませんが、みなさんと同じように成長するんです、どうです?すごいでしょう!えっへん!」

灰慈「これがそのキーボか?」

王馬「え?なに、普通にもういる……いるじゃん!なにしてんのキー坊!?」

キーボ「いえ、この方から『王馬クンが呼んでいる』と聞いたので……」

王馬「疑えよ!なんだよそのピュアさ!そんなだからポンコツって言われるんだよ!」

獄原「て、鉄の塊が立って歩いて動いて話してる……!?」

王馬「お前はまずそっからなの!?」

キーボ「すごいでしょう!えっへん!」

王馬「それはもういいんだよ……あのさぁ!オレ、ツッコミって柄じゃないからさぁ!!」

田中「どのような刻印を刻めば、物質に魂を与えることが出来るのだ……?」

十神「原初(オリジン)の魂か、もっとも機械にそんなものありはしないだろうが」

キーボ「失礼ですね!せっかくひとつ情報を持ってきたのに!」

獄原「……情報?」

キーボ「ええ!実は七海さんを倒す方法を知っているんです」

田中「!?」

王馬「!?」

ゴズ「……それは?」

キーボ「はい!七海さんを倒すには>>534

スマブラで勝つ

>>534
お、コンマ99だ。すごい


王馬「へぇー……なんとかなりそうじゃない?」


獄原「無理だ……ッ!!」


王馬「え?」

獄原「あの七海さんにゲームで勝つなんて無理だよ……そんなの、無理に決まってる……」

十神「諦めるのか?まだ土俵にも立っていないだろう」

獄原「え?」

灰慈「いいこと言うじゃねーか。確かにな、試してもねぇのに諦めるのは早いんじゃねーか?」

獄原「だけど……」

ゴズ「それなら、何とかして勝つ方法を考えればいいんですよ」

獄原「ゲームで勝つ方法なんて、ゲーム練習するしかないに決まってるでしょ!」

王馬「あと動画みたり、上手い人のプレイを参考にしたり?」

※格ゲーあるある

ゴズ「なるほど……?」

十神「それなら俺の姉を使え。『書記』としては有能でな、やつならどんなことも書き記してくれるだろう」

灰慈「うちの義妹も呼ぶか、頭はいいからな。対策考えてくれると思うけど」

田中「では俺様の眩い同胞(ピカチュウ)も呼び顕さなければな」

獄原「み、みんな……!」


王馬「なんかすっごいいい感じになってるけど、これほんとにラスボス戦?」


◆で、数時間後


弐大「急に呼び出されるからビックリしたじゃろう」

キーボ「仕方がないですよ、これから本拠地に乗り込むんですから」

獄原「ゴン太のおうちだけどね」

澪田「みんなでゴン太ちゃんのおうちに行くなんて楽しみっす!」

獄原「澪田さんは敵だから入っちゃだめだよ?」

葉隠「麦茶飲ませてもらうべ!」

獄原「葉隠君も敵だから入っちゃだめだよ」

王馬「なんなのその徹底ぶり」

斑井「今更言いっこなしだ」

獄原「あと王馬君もだめだからね」

王馬「あれ?オレ敵だったっけ?」

獄原「違うの!?」

大神「合っている。そいつは敵だぞ」

忍「十神の姉です。白夜様isGOD」

最中「ロリコンおにいちゃんの義理の妹です。モノクマ作るね」

斑井「帰れ」


がちゃ


獄原「ただいまー」


◆そのとき家では、
1:春川が男を連れ込んでいた
2:七海が星とスマブラやってた
3:ダンスダンスレボリューションが行われていた
4:そのた

>>540

1

>>540


「おっ!オメー、なかなか料理が上手くなったんじゃねーか?さすがハルマキ、オレが信じたオメーは天才だな!」

「そ、そんなことないよ、まだ中身も生焼けだし、表面焦げてるし……その……」


十神「……ん?」


がちゃ……


百田「んなことねーよ、こんなうめーオムライス食ったのメイド喫茶以来だぜ!」

春川「私に内緒でメイド喫茶行ったの……?」ごごご

百田「ちち、ちげーよ!あれは王馬のヤローが誘ってくるから……あれ?王馬?」

春川「え?」


王馬「」

百田「……」

春川「……」

王馬「……うそつき」

百田「ち、ちが、これは」

王馬「百田ちゃん、彼女いないってイってたじゃん!!だからリア充にくいからとりあえず日本潰そうって言ったオレのこと誉めてくれたじゃんうそつき!!!」

春川「私と百田は別に恋人じゃないよ?」

百田「お、おう、そうなんだよ(棒読み)」

キーボ「あれは残念がってますね」

忍「奇遇ですね、私の内蔵型リアルタイム情報端末【ボルヘス】もそう告げています」

王馬「うわああああああんもう絶望しました十神さんのファンやめます」

十神「なぜだ!?」

獄原「敵だからおうち入っちゃだめだよ!?王馬君!」

王馬「そんなこと言ってられっかよ!お前が!泣くまで!殴るのを!やめない!」ぶんぶんぶん

百田「誤解すんなって王馬。確かに俺はハルマキのオムライスを食った」

大神「そこは認めるのか……」

百田「だが、俺達は残念ながら恋人じゃない。だからお前のことは裏切ってない」

春川「うん、私も別に百田のこと、いいやつだなとか、ちょっと気になるとか、つきあってやらなくもないとか、全然思ってないし」

キーボ「脈アリの言い方ですね!」

灰慈「どっちを潰せばいいんだ?」

斑井「もうどっちも潰さね?」

獄原「だめだよ!?」

春川「って言うかなにこの大所帯。もしかして七海の秘密に気づいたの?」

獄原「! ってことは、実は知ってたの!?」

春川「もちろんだよ。だけど、別に味方するわけじゃない」

獄原「……え?」

春川「私は、純粋に七海と友達になりたいって思っただけだから」

十神「……随分おかしなことを言うんだな」

春川「おかしいって、私も分かってる。だけど、そうしたいんだよ」

春川「……お願い、止められるなら、七海を止めて」

弐大「春川、お前さん……」


七海「話は聞かせてもらったよ!!」ばばーん

斑井「ラスボス自ら来ちゃったよ!?」

王馬「なんか乗り越える障害とか普通あるよね!?いきなりラスボス戦入っちゃうの!?」

ゴズ「突っ込みも渋滞していますね……」

十神「それはしらん」

獄原「……答えて、七海さん。ギャリアスのドンだったって本当なの?」

七海「ふふ、実はね……そうなんだ」

七海「今日は本当なら王馬君を消しに行くところだったんだけど、ちょっと狩りが忙しくてね……」かちかちかちかち

七海「情弱はレンキンに目を奪われてるけど最強はブレイヴ、はっきりわかんだね」かちかちかちかきーん

大神「なかなかの手練れの動き……あれは見事よ」

斑井「誉めてる場合か。……あいつとどうやって戦えばいいって?」

キーボ「スマブラです」

十神「勝算はあるのか?」

ゴズ「ええ、我々もスーツを纏えば反応速度は上がりますから……!」

獄原「最後の戦いだね!」

七海「え?そんなにスマブラしたいの?」

こごごごご……

斑井「う……!?な、なんだ、空気が重苦しく……」

弐大「ヤツのプレッシャーかのう……」

葉隠「麦茶ないんか……」

ななし「肉ならあるのか?」

王馬「シャラップ!!」


◆勝てるかな?
直下70以上

お?

はい獄原くん終了~(ドラの音)

>>545
コンマ95



勝利コンマ70以上







えっ





えっ




しゅうううう……


牛「最終決戦ですよ!」

猫「やるんじゃああああ!!」

七海「いいよ……始めようよ、闇のゲームをね!」




◆で、数分後


七海「」


虫「そりゃ3対1で勝てたらすごいよ」

猫「当たり前だったな」

蛇「まあ、そうだよな」

七海「……も、もう一回!」

鬼「もうやめておかないか」

七海「もっかい!もっかい!!」


◆で、数分後


七海「」


忍「……ボルヘスを使わなくても分かります、大敗でした」

キーボ「そうですね。ところでコンセントありませんか?充電したいんですが、ボクを」

獄原「そこにあるよ!」

キーボ「ありがとうございます!」

七海「も、もっかい!!もっかい!!」

蛇「ゲーセンであったまって連コするゲーマーかよ」

※フィクションです

七海「くそー、次は勝つ!!」






七海「負けたよ……燃え尽きたよ、真っ白に」


獄原「七海さん……」

鬼「最後は目も当てられなかったぞ」

蛇「最後まさかタイマンですら負けるとは思わなかった」

王馬「ほら、頭来てると何も見えなくなるから……」

蛇「ああ、そう言う……」


七海「た、確かに私は負けたけど、悪は滅びないから!」


王馬「ほら、なんかよくあるせりふ言い出しちゃったし……」

獄原「なんか……ごめんね、みんな……」

七海「て言うか、まだ終わってないよ!」

獄原「もうやめよう?負けたんだよ、七海さんは」

七海「分かってるけど……」



1:そしてエンディングへ
2:七海がなんか長々語り始める
3:そのた

>>553

2
割と痴話喧嘩に発展しそうな内容

>>553
痴話喧嘩とは、夫婦や恋人同士の間で起こる、たわいもない喧嘩の事。 傍から見れば、確かにたわいもないというか、しょうもない喧嘩なのかもしれませんが、当の本人達にとっては真剣そのもの!
(ネット抜粋)



十神「聞かせろ。どうしてこんなことをたくらんだのか」

七海「私はね……友達と仲直りしたかったんだ」

王馬「え?七海ちゃんに友達がいたの?」

獄原「失礼なこと言うね!?」

春川「まあ、そうだよね。私以外にもいたんだよ、ひとり」





その友達はね、自分が普通であることに普通に絶望して、普通じゃなくなりたいことに異常だったんだ。
その日も私と彼は、一緒にゲームをしていたんだよ……


ピコピコぴこ


日向「七海、目玉焼きには醤油だよな」

七海「ううん、ソースかな」

日向「……醤油だろ?」

七海「ソースだよ。おいしいよ?」

日向「何言ってるんだよ……お前、おかしくなっちまったのか……?」

七海「日向君こそ、変なこと言わないでよ。ソースの方がおいしいよ」

日向「は?」








七海「で仲直りできなかったから日本滅ぼそうかなって」

獄原「は……?」

七海「私もね、結構頑張ったんだよ!」

ゴズ「痴話喧嘩に発展って言うか既に発展してますよね、発展!って画面に書いてありましたよね」

獄原「って言うか、それで滅ぼそうとか思ったのおかしくない!?」

七海「みんな目玉焼きにソースをかける日本にしたかったんだよ!」

十神「目玉焼きはオリーブオイルだろう」

灰慈「はあ?おまえはもこみちか」

獄原「目玉焼きには蜂蜜かな」

王馬「虫じゃねーか!!」

葉隠「虫は目玉焼き食わねーべ」

斑井「そこはマジレスすんなよ!!」

七海「くそっ……もう日本を征服できない……!」

十神「……なんだか分からんが終わったのか?」

忍「はい、既に敵は意志を喪失しています。勝敗は決したと言ってもいいでしょう。ひゃっほう」

獄原「……七海さん……」


◆まあ、最後に七海になんか一言言ってあげてください。
それじゃあ、自由回答よろしくぅ!
>>558

僕はね、醤油をかける実家の母親と塩胡椒をかける実家の父親から産まれたんだ

そして物心ついた頃から我が家では醤油を少しと塩胡椒を少しかけて目玉焼きを食べている

つまりそういうことなんだよ……

>>558
>>557


獄原「な、七海さん……あの……」

ななし「僕はね……」

斑井「そのせりふお前のかよ!?」


ななし「僕はね、醤油をかける実家の母親と塩胡椒をかける実家の父親から産まれたんだ。
そして物心ついた頃から我が家では醤油を少しと塩胡椒を少しかけて目玉焼きを食べている……!

つまりそういうことなんだよ……!!」


王馬「ごめん、なんでそのせりふお前が言ったのか分かんない」

葉隠「つまりマヤ文明が崩壊したのはだな」

王馬「そんな話してねーよ!!」

七海「そっか……そうだね、そうなんだね……」

灰慈「なんか分かったのか?」

七海「うん、ソースと醤油をいい感じに分けてかければいいんだよ!!」

獄原「解決だね!」

斑井「いいのかほんとに!?」


そうして悪は滅びた!
そして、日本に平和が訪れたのだった───



なんということでしょう。意外!それは目玉焼き!!と言うわけでなんだかあれですけど終わっちまいました。やっぱりコンマの力には勝てなかったよ。
ご参加の方、ご覧の方、ご愛読ありがとうございました!次回作にご期待ください!

……てなわけでネタだしします。

なんかのパロやりたいなって思ってたんすよ。
でも今出来そうなのって
鬼滅の刃
ブリーチ(最近大判コミックで読んでる)
ノブナガン(ちょっと前にアニメ化した)
とかなもんです。

それかモノクマの逆襲風なRPGとかどんなもんじゃいって思ってましたけど、ステータス管理が出来ないんだよボク。

おはようございまぁす……じゃじゃじゃじゃじゃじゃあ!早速ですけどネタ決めしましょうかぁ。
三連休?知るかそんなもん!こっちはねえ、休みはないんだよ!


死の運命から逃れるやつ
無安価の何か(これから考えます)
キラーキラーメインでなんか
V3メインでなんか(要ネタバレ)
RPG(前回2番手?)

この辺から決めますよぉ。他にあるなら今のうちですよぉ。
はいー、じゃぁー、投票ぉー!

勘違いするんじゃないぞぉ、ぼかぁねぇ、出来ればネタバレなんかしたくないんだぁ……だが!さすがに設定資料集が発売されたら、ぼかぁ徐々に徐々に解禁していくぞぉ……。

と言う訳なので集計。みんなありがとね。
何図書スレ 開 幕 だ 

他決めることあれば都度。

それとペルソナスレはいつかやる、いつかやると言い続けている以上もう確実にやりたいので、やります。何図書の後に。

ペルソナはガチンコ管理するとマジで無理なので、いろいろ簡略化させまくります。
ステはある程度決めて、本家の10分の1サイズくらいでやれたらなぁ。戦闘については昔の妖怪スレみたいなのが一番理想。
あと多分持ちペルソナとかは確実に被るので過去作に登場したペルソナとかは多分無視。
メインキャラは円卓の騎士とか持たせたいけど円卓ってペルソナ的にありなのか、教えて偉い人。

解釈がんばってミスったSIRENと言う件もあり、本当に悔いばかり残っております。
クロス先をヘボくしない、キャラをヘボくしない、それに全力を注いでがんばります……。


と長々語ったけど天海スレ建ててくるわいな。まだネタバレ禁止ね。天海スレも。

次スレ♡
【ダンガンロンパ】天海「何で死の運命から逃れられないんっすかね」【あんこ】
【ダンガンロンパ】天海「何で死の運命から逃れられないんっすかね」【あんこ】 - SSまとめ速報
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