マクレーン「ヒーローのご褒美って知ってるかぁ?」上条「ヒーローのご褒美?」 (10)

しょ、初心者なのでな、生ぬるい目でオナシャス!(・ω・`=)ゞ



プロローグ/マクレーン編

12月初旬、ロス市警にて

職員「おはようマクレーン、所長が呼んでたぞ?今度は悲しませてやるなよ?ってか酷い有り様だな。」
ジョン「アルが?今度はなんだってんだ……今やっと幼女を家に送り届けたところで……」

数時間前、よくあるアメリカン誘拐身代事件をまたまたキズだらけになりながら帰ってきたところを呼び出されるマクレーン。

アル「お帰り、ジョン。……ひどいな、臭いぞ」
マクレーン「おいおい勘弁してくれ、せっかく仕事おえてきてフォローもなしかぁ?」
アル「ん、あぁ、そうだ。日本に興味はないかい?」
マクレーン「あぁ、ニンジャにゲイシャにスキヤキか?一度行ってみたいがこの有り様に仕事に諸々、いく機会なんかないだろな」
アル「じゃあそのまさかだ。日本の"あの"学園都市でジャッジメントという特殊な警備組織に一時的な顧問としてジョン、君がお呼ばれしてるんだ、ほら。」

さらっと封筒を差し出しにんまりと笑うアル・パウエル所長(長年あり警察所長に昇進しており、ナカトミプラザ事件以降交流があったアルは部下としてマクレーンを引き寄せていた)

アル「有給も溜まってるだろ?それも合わせて行ってこいよ、仕事ならこっちで処理しておくさ」
マクレーン「本当だ。まさかの"ファーストクラス"のチケット付きだ、良いのか?」
アル「一応仕事さ。そのあとゆっくりして帰ってきなよ。大丈夫」
マクレーン「感謝するぜぇ、アル」
アル「おっと、ハグはよしてくれ。さっさと着替えてシャワー浴びてこい!」

マクレーン『……この予定だと"クリスマス"になっちまうんだよなぁ……まぁ、日本にまで疫病神は着いてこないよな?』

/上条編プロローグ

当麻「もうすぐクリスマスだってのに上条さんはまたまた補修と追試ですよぉぉぉぉ!!!!!」
小萌先生「仕方ないのですよ、本当にこのままじゃ上条ちゃん留年なのですよ、先生ギリギリのラインで交渉してるので先生の意志をこれ以上無下にしたら知らないのです!」

上条、机の上には上の山(3列)
前には黒板の前に立ち、涙を滝のように流しながら左手にテーザーガン、右手にチョークを持ち穏やかではない小萌先生

上条「はぁ……不幸だ……」
(そう言えば不幸っていえばこの時期になにか……ああ、ジョン・マクレーン刑事がナカトミプラザ占拠を解決したんだったなぁ……)

まさかの日本にまでジョン・マクレーンの不幸は知られており、割りと有名人になっている。憐れマクレーン

小萌先生「ぼやっとしてるとさらに増やすんですよ?上からどんだけ絞られてるか少しは察してください!」
バッシュウウウウウン!!!!!
バリバリバリバリバリィ!!!

上条「せ、先生?俺に撃たないでくださいね?てか向けないでくださいね!?」
上条の後ろにはど真ん中が黒焦げになった紙のタワー。

小萌先生「それは上条ちゃん次第なのです♪」

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お久しゅうございます…仕事でヘロヘロで続き書く体力が……イピカイエー。ちょっと更新しますえ!

第1話「不幸と不幸が交わるとき」

マクレーン「さすが学園都市製、僅か5時間足らずで着くのか。ファーストクラスはいい、干渉されず……ゆっくりして……」

これで型遅れだぁ!?さすが日本だなどと一通り驚いたあとのジョンである。
どっしりとシートに身を委ね、この先に思いを馳せていた。

その同じ機内の反対、エコノミークラスにとあるうだつのあがらないメガネのひょろ男がいた。

(やややや、やってやる!やってやる!もううんざりだ、いっそみんな吹き飛んでしまえ!)

この男、つい最近に"アイツ"ほどではないが不幸が立て続き、自棄になってどことは言わないが某過激派組織に入信していた。

(タイミング的にもそろそろ海のど真ん中だ、バラッバラになっちまえ!神のご加護を!)

すっと立ち上がったあたりで機内販売が近づいてきていた。

CA「?どういたしました?」

男「!?あ、いや……!え……」

(うわ、なんてタイミングで!?いや、ちょうど良い!?ふんっ!)

ぐいっとCAを引き寄せつつ首根っこをつかみ腹に隠しておいたC4を取り出す。

男「お、お、お、お前ら!死にたくなかったら言うことをきけぇ!」

ジョン「なんだか下が騒がしいぞ……嫌な予感がするぜぇ……2度あることはなんとやらだ」

(しょんべんしようと思ったらコレだ……今度はなんだよ……ツイてねぇ)

CA「あ、え、お客様、申し訳ありません。今、下で問題が……」

ジョン「あぁ?これで文句ないか?確認とってみるか?カワイコちゃん」

ロス市警の手帳を出す。

ジョン「まだ必要かぁ?パスポートにグリーンカード、あとは……」

CA「い、いえ、ですが……」

ジョン「良いから通せクソアマ!まーたバカがバカして面倒はごめんだ!リーだかスチュアートだかスチャダラパーだか忘れたがダラスの二の舞は嫌なんだよ!」

CA「ぐ……」

ぐいっと壁にCAを押し出しつつ、腹からアルから押し付けられた.357MAGを取り出そうとして押し戻す。

ジョン「穴でも開けて最悪墜落、なんてごめんだ!何やってるか思い付くぜ、どんなアホかまずは面を拝んでやろう。」

そしてファーストからエコノミーに降りる通路を降りていく……

男「おれはうんざりしたんだよぉ!!!」

ジョン(あー、一人でやらかしたやつか、ヒトサマの邪魔すんなよな。こーゆーときにまぁ……まさに"ファースト"クラスだな?因縁ってものは怖いねぇ。クソッ)

扉を薄く開いて距離を確認。

ジョン(5mあるかないか……んじゃ行くか)

ダッシュしながら腕を振りかぶり

男「お前らは俺と……!?」

ドン!!!!

手刀を首筋に叩き落とし、機内に湿った音が響く。

ジョン「はぁー。余計なことすんなよな、イケメン野郎?……ったく、ムショん中でターキーでも出るのを祈ってな」

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