フリーザ「ほう?本当に我がフリーザ軍で働くんだね?」悟空「ああ 働かしてくれ」 (33)

悟空「そのかわり、条件がいくつかある 聞いてくれるか?」

フリーザ「ま、条件次第だね」

悟空「ひとつ、給料は地球単位の通貨にしてくれ」

フリーザ「それは当然だよ・・・言われなくてもみんなにそうしてる」

悟空「気前がいいんだな」

フリーザ「ふっふっふ こう見えてもぼくはやさしいんだ」

フリーザ「それで、まだ条件はあるんだろう?」

悟空「ふたつ、たまの夜勤はあってもいいが基本的には毎日家に帰らしてくれ」

フリーザ「それは君の仕事ぶり次第さ・・・」

悟空「みっつ、あのギニューって奴の・・・
そうだな・・・・・・・・・15倍の給料にしてくれ
条件はこれで最後だ」

フリーザ「ほう・・・?最後のはちょっと面白いね ぼくを挑発しているのかな?」

悟空「ふざけても挑発でもねえさ
おめえもわかってるだろ?オラはあのギニューってやつの軽く15倍の気は出せる
あいつの15倍分の働きをするんだ
給料も15倍ってのが当然だろ?」

フリーザ「・・・検討はしといてあげるよ」

悟空「すまねえな」

フリーザ「その代わり、ぼくからも条件がある」

悟空「なんだ?」

フリーザ「その一、働くにあたってぼくを敬い敬語を使うこと
ほんの少しでも敵意を感じたら殺すからね」

悟空「まあ・・・努力はするさ」

フリーザ「その二、絶対に命令に背かないこと
背いた瞬間、そこに埋まってるベジータみたいになるよ」

悟空「働くんならそいつは当然だろ・・・?」

フリーザ「交渉は成立かな?」

悟空「みてえだな」

握手ガチッ!

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フリーザ「さて、いまの瞬間君はぼくの部下になったわけだ」

悟空「敬意ってのは建前でもいいんだろ?」

フリーザ「おい・・・・・・敬語を使え猿・・・・・・・・・!
・・・まあぼくは人の心までは強制しないさ」

悟空「悪・・・申し訳ありません」

フリーザ「さて・・・じゃあ変身を解除しようか・・・意外とエネルギー使うんだよこの姿」シュン

悟空「へえ、おめえ・・・・・・フリーザ様って普段はそんな姿なんだな」

フリーザ「・・・・・・・・・まずは敬語を覚えなさい」

フリーザ「さあソンゴクウさん、初めての仕事をやってもらいましょうかねぇ」

悟空「ん?なんですか?金もらえるんならなんでもどうぞ」

フリーザ「あなたが知りうる限りのこの星に来た地球人を全員殺しなさい」

悟空「・・・・・・・・・仕事ならしょうがねえな」

ギュン

クリリン「ん?悟空!どうなった!?フリーザはなぜ第一形態に戻ったんだ!?もしかして仲間にしちゃったのか?」

悟空「・・・すまねえクリリン」

クリリン「へ・・・・・・・・・?」

ピッコロ「!! 逃げろクリリン!!」

ガギッ!!

クリリン「かっ・・・・・・っはっ・・・・・・!!」

悟空「・・・」

ピッコロ「貴様、孫悟空じゃないな!」シャッ!

ガシッ!

悟空「オラは孫悟空さ・・・サイヤの星で生まれ地球で育ったフリーザ軍で働く孫悟空だ」

ピッコロ「な・・・なんだと・・・・・・!!」

悟飯「そ、そんな・・・それってどういう・・・」

悟空「悟飯・・・おめえやチチのことを思ってのことなんだ」

悟空「地球に帰ったらもっとでっけえ家買ってうめえもんいっぱい食おうな!」

悟空「さて・・・・・・と、ブルマの気はさがしにくいな・・・・・・見っけたぞ!」ギュン!


フリーザ「おや?妙ですね・・・ハゲを一匹殺しただけでどこかに行ってしまった・・・」

フリーザ「はっ・・・そうか命令は『地球人を全員』だからナメック星人やサイヤ人はカウントしなかったのか」

フリーザ「チィっ融通がききませんね
しょうがない、わたしが直々に殺すとしますか」

悟空「ブルマ!」シュタッ

ブルマ「ヒィッ!って孫くん!?来てたのね!!」

悟空「ああ」

ブルマ「あれ?みんなとは合流してないの?聞いてるでしょ?いま大変なことになってて・・・」

悟空「いや、もう一段落ついたんだ」

ブルマ「あら、そうだったの!さすが孫くんね!」

悟空「あとはおめえが死ぬだけだ」キィィ

ブルマ「え…」

カッ
ドーーン・・・

悟空「さて、任務成功ってとこか!給料はどんくらい入んのかな」

悟空「ん!?フリーザ様の気が高まってる・・・・・・!?まさか・・・・・・!!」

ギュンッ!!


 
フリーザ(第二形態)「ハッハッハッハッハ!!!死ね死ね死ね死ね死ね死ねぇぇーーーー!!!」

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!

ピッコロ「ぐあっ・・・・・・っ!!くっ・・・!」

悟飯「うう・・・・・・ピ、ピッコロさーーーーん!! !?うぎゃっ!!」

ピッコロ「フ・・・フリーザの野郎・・・遊んでやがる・・・」

悟飯「も、もうだめ・・・だ・・・・・・・・・」


悟空「フリーーザーーーーーー!!!」

ピッコロ「!!」

悟飯「!!おとうさん!」

フリーザ(第二形態)「部下に呼び捨てされる覚えはないぞ!!!」ズオッ!!

悟空「ぐおっ!!」

フリーザ(第二形態)「その生意気な態度は気に入らんな・・・・・・見直さんと解雇して殺してしまうぞ」

悟空「す、すまねえ・・・いやすみませんでした・・・」

悟空「だけどよ、その子供はオラの子供なんで見逃してやってくれないですか?」

フリーザ(第二形態)「フッフッフ・・・そうだな・・・愛する家族の死は軍兵の士気に影響を及ぼすのも確か・・・」

悟空「!じゃ、じゃあ見逃してくれんですね!」

フリーザ(第二形態)「フッ」

ピッ

悟飯「ぐふっ・・・・・・・・・・・・?」

フリーザ(第二形態)「おっとすまん間違えて撃ってしまったよ」

フリーザ(第一形態に戻る)シュン

悟空「・・・・・・・・・!!」

フリーザ「おっと、初めに言ったように少しでも敵意を向けてみてください・・・どうなるかわかりますね?」

悟空「・・・・・・・・・・・・・・・」

フリーザ「あなたは非常に徹する必要がありますね・・・たとえ家族が殺されても冷静でいられるくらいのね」

悟空「・・・・・・・・・敵意なんかないですよ」

フリーザ「ほう!いい傾向ですね ではあのナメック星人もあなたが殺してあげてください」

悟空「お安いごようです」

フリーザ「成長しましたね孫悟空さん、報酬はちゃんと弾みましょうか」


悟空「すまねえなピッコロ」

ピッコロ「き、貴様・・・正気か・・・?」

悟空「あの世行ったらヤムチャと天津飯と餃子とクリリンとブルマと悟飯に謝っておいてくれ」

ピッコロ「チィッ!」ボオッ!

ガッ!ガシッ!ズン!!

ピッコロ「かはっ・・・・・・・・・!!」

悟空「ほんとにウデ上げたなピッコロ・・・また戦えてうれしかったぞ」キィィィイイ

ピッコロ「ち・・・・・・ちく・・・しょう」


ズドオオオオオオオオオ・・・・・・オオオオン

悟空「ちょっとやりすぎちまったかな」


フリーザ「お見事でしたよ孫悟空さん
あれ程の達人をこんなに圧倒的に倒せるのは今までフリーザ軍には私以外いなかった・・・
歓迎しますよ」

悟空「・・・・・・ああ、ありがとうございます」

ギニューの戦闘力は10何万ぐらいだから悟空は軽く150万は出せるのか
あれフリーザより強くね?

>>8
その辺のくだりは割と適当だったけど今調べたらギニューの戦闘力は最大120000でフリーザ戦の悟空の戦闘力は300万だった
これが超サイヤ人になると1億5000万になるらしい
やばいなサイヤ人もフリーザも

フリーザ「残念ながら不老不死を手に入れることはなりませんでしたが有能な兵士を手に入れることができたのでよしとしましょうか・・・」

孫悟空「ん?ドラゴンボールはどうなったんですか?」

フリーザ「ただの石になってしまいましたよ・・・」

孫悟空(ん・・・?それは一年経ったら元にもどるんじゃねえのか?知らねえのか?
まあ教えねえ方がいいかもな・・・・・・)

フリーザ「今日はあなたには専用の戦闘服と宇宙船を支給しましょう・・・それと尻尾の再生もね
今日はそれが済んだら帰ってもいいですよ」

孫悟空「どうやってフリーザ軍拠点の星に戻るんですか?」

フリーザ「そうですね・・・わたしの宇宙船はベジータが壊してしまったし・・・
あなたが乗ってきた宇宙船、2人以上乗れますか?」

孫悟空「なるほど!とにかく広いから何人でも入れます」

フリーザ「それでは行きましょうか」

>>11
適当だったのかよ

悟空のギニュー戦の戦闘力が9万、界王拳をフリーザ戦で20倍使ったから180万
ギニューの12万の15倍

そういう勘違いをしてるのかと思ったのに

まあがんばって

>>13
ありがとう
混乱させてすまん
数字関係じゃ結構適当なとこあるから許してね

ー惑星フリーザー

フリーザ「着きました ここが私たちの拠点です」

悟空「今は夜なんですか?」

フリーザ「ナメック星や地球とは太陽のシステムが少しばかりちがうんですよ」

悟空「へえ~」


フリーザ「今日は新人を連れてきましたよ」

フリーザ兵「はっ!」

フリーザ「彼は今日からドドリアザーボンに代わる私の直属の部下、孫悟空さんです」

フリーザ兵「わかりました!フリーザ様、孫悟空様、こちらへどうぞ!」

悟空「あ、あのさ・・・オラの方が後輩だってのになんで"さん"付けなんですか?」

フリーザ「ここでは入った順ではなく強い者順に地位が決まってるんですよ」

フリーザ兵「採寸完了しました!」

フリーザ兵「孫悟空様!戦闘服は新型のスタンダード型でよろしいでしょうか!?カスタムやカスタムカラーも選択できますが!」

悟空「あ、ああ・・・よくわかんねえけど普通のでいいよ」

フリーザ兵「スカウターのカラーをお選びください!」

悟空「え?あの強さ測るやつ?そんならいらねえや」

フリーザ兵「え・・・?はぁ・・・」

フリーザ「駄目ですよ孫悟空さん、スカウターは通信機の役割も果たします 強制着用が義務づけられているんですよ」

悟空「そ、そうなんですか・・・じゃあ色はなんでもいいや」

フリーザ「では私とお揃いのパープルでいいですね」

フリーザ兵「はっ!」

フリーザ兵「宇宙船のサイズやタイプをお選びください!」

フリーザ「故郷の地球は宇宙交流があまり盛んではないのでコンパクトな方がいいでしょう
丸型の宇宙ポッドをお勧めします」

悟空「んじゃ、それで」

フリーザ兵「はっ!」

フリーザ「それとこの人はサイヤ人なのに尻尾が抜けてしまっている
生やしてあげてください」

フリーザ兵「かしこまりました!さ、こちらへ」

悟空「あっ、神様が二度と生えないようにしちゃったからもう駄目だと思う…」

フリーザ兵「はぁ・・・」

フリーザ「・・・そうですか そんなことが・・・ まあ一応試してみなさい」

悟空「わかりました」

悟空「やっぱ生えなかったです」

フリーザ「そうですか・・・それなら仕方ないですね まああなたなら大猿にならなくても大丈夫でしょう」

フリーザ「それより新品の戦闘服とスカウターと宇宙ポッドが出来上がりましたよ
試してみてはいかがですか?」ニコッ

悟空「あ、じ、じゃあちょっと来てみるかな」ゴソゴソ


フリーザ「うん!よく似合いますね」

悟空「軽いし思った以上に動きやすいな!こりゃあいいや!」

フリーザ「ではこちらが契約金です すこし多くなりますが現金でのお渡しになります」

悟空「おほっ!ありがとうございます」

フリーザ「じゃあ宇宙ポッドの使い方を教わったら今日はもう帰ってもいいですよ
明日からそうですね・・・地球時間で午前8:00には毎日ここについていて下さい」

悟空「わかりました」



ぎーーーー・・・ん
ずどぉん!!

悟空「ひゅーっ!やっと地球に帰ってきたかぁー!」

悟空「さて、仕事も見っかったし早いとこチチを安心させてやんねえとな」

ビュン!

悟空「おーいチチー!けえったぞー」

チチ「悟飯ちゃん!おかえりなさいだ」ガチャッ!

チチ「ってあれ?悟空さ、悟飯ちゃんは一緒じゃないだか?」

悟空「え・・・?あ、ああ!オラだけ先に帰ってきたんだ・・・」

チチ「そうだったか まあ悟空さだけでもいいべ!ちょうど夕食出来上がってるだ!」

悟空「うほーっラッキィー!」

悟空「ところでよチチ、いいしらせがあるんだ」

チチ「ん?なんだ?」

悟空「オラついに働くことになったんだ!」

チチ「ぶーーーーっ」

悟空「これが契約金らしい、ほれ」ヒョイ

チチ「な・・・・・・なんだべこの大金・・・・・・悟空さが・・・仕事を・・・・・・・・・?」バターン

悟空「ああ!チチ!しっかりしろって!チチ!チチ!」

今日はこの辺で終わりにしとこ

また明日か明後日か明明後日か

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